JP2002048360A - 熱搬送装置 - Google Patents

熱搬送装置

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JP2002048360A
JP2002048360A JP2000237013A JP2000237013A JP2002048360A JP 2002048360 A JP2002048360 A JP 2002048360A JP 2000237013 A JP2000237013 A JP 2000237013A JP 2000237013 A JP2000237013 A JP 2000237013A JP 2002048360 A JP2002048360 A JP 2002048360A
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JP
Japan
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heat
cooling
heat medium
cold storage
cold
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Application number
JP2000237013A
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English (en)
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Hiroshi Uno
浩 宇野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 採冷時は冷却手段の運転エネルギを不必要に
すること。 【解決手段】 冷却手段11により熱媒を冷却する熱交
換手段12と、熱媒を搬送する熱媒強制循環手段13
と、冷却された熱媒を冷却放熱する放熱手段14により
冷却され、蓄冷する蓄冷手段16を設け、蓄冷時は、冷
却手段11の運転で熱媒を循環して蓄冷を行い、蓄冷量
が所定値に到達すると、冷却手段11を停止させるとと
もに熱媒強制循環手段13も停止し、着脱自在継ぎ手1
7を分離して蓄冷手段16より冷却放熱させて採冷を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷却手段で熱媒を冷
却し、その熱媒を循環させて蓄冷材に蓄冷させ、採冷を
行う熱搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の熱搬送装置としては、特
開平6−220705号公報に記載されているものがあ
る。通風式電子冷却ユニットを背中の中央部に備え、表
地と裏地の間にキルティングなどの方法によって形成し
た空気流通路をほぼ全面に巡らし、その空気流通路の両
端を前記通風式電子冷却ユニットの冷却側空気吐出口と
空気吸込口に接続し、空気吸込口と衣服の空気流通路の
接続部には空気抵抗を設け、さらに空気抵抗と空気吸込
口の間に外気に面する開孔を設けて通気口を設けた電子
冷却加熱機能並びに通気の機能を備えた衣服を構成した
ものである。
【0003】この構成における動作、作用について説明
する。通風式電子冷却ユニットの送風機を運転すると、
外気に面する開孔から外気を吸込み、衣服の空気流通路
の末端には空気流に対する適度な抵抗があるため空気流
通路は与圧され、膨張して空気の流通循環は円滑にな
り、かつこの与圧によって循環空気の一部は前記の通気
性のある布地などを利用して作った通気口から衣服の内
部へと流出することになる。この状態で前記通風式電子
冷却ユニットの電子冷却素子に適度な直流電圧を印加す
れば、フィンからの熱伝導によって循環空気は冷却さ
れ、また取り入れられた外気も同時に冷却されてその一
部は前記衣服の内面の通気口から流出し、適温となって
着衣者の体と衣服裏地との間の通気を保ちながら袖口あ
るいは襟元などの衣服の開口部から衣服の外部へと流れ
去る。
【0004】一方、前記通風式電子冷却ユニットの加熱
側を通風した空気は冷却ユニットにて発生した熱を取り
去って昇温し衣服の後背部上方へ排出される。さらに、
印加電圧の極性を逆にして接続してやれば、電子冷却素
子の熱流方向も逆転するので、循環空気は加熱され温風
となるため、寒冷の環境の中での衣服としても使用でき
るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の装置では、送風機により空気流通路を与圧し
て膨張させて空気の流通循環を円滑にし衣服の内部へと
流出させているため、温度分布は改善されているが、送
風機を運転しなければならず、空気流通路が折れ曲がる
と空気の流通循環が妨げられ、装置を装着した使用者は
極端な動きができなかった。さらに電子冷却ユニット及
び送風機も電力で起動されるため、電力源が必要とな
り、蓄電池では重量、容積が大きくなり携帯用装置とし
ては不向きであるという問題も有していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、冷却手段と、この冷却手段により熱媒を冷
却する熱交換手段と、熱媒を搬送する熱媒強制循環手段
と、前記熱交換手段で冷却された熱媒を循環させて冷却
放熱する放熱手段と、前記熱媒強制循環手段、前記熱交
換手段、前記放熱手段を接続して熱媒を循環する熱媒通
路と、前記放熱手段により冷却され、蓄冷する蓄冷手段
と、前記熱媒通路の途中に設けて熱媒通路を分離・着脱
する着脱自在継ぎ手とを備え、採冷する部分に少なくと
も、蓄冷手段、放熱手段、これに接続した熱媒通路を配
置し、残りはユニット部分として配置し、蓄冷手段に蓄
冷する場合は、冷却手段を運転し、熱媒強制循環手段に
より熱媒を循環して蓄冷手段に蓄冷を行い、蓄冷量が所
定値に到達すると、冷却手段と熱媒強制循環手段を停止
し、着脱自在継ぎ手により採冷する部分とユニット部分
を分離し、採冷する部分は蓄冷手段を冷却放熱させて採
冷を行うものである。
【0007】上記発明によれば、運転操作をすると、冷
却手段は冷却運転をはじめ、熱媒強制循環手段は熱媒通
路で熱媒を搬送させる。熱交換手段に搬送された熱媒は
冷却手段により冷却され、次に放熱手段に搬送される。
放熱手段により、蓄冷手段を冷却して蓄冷をし、熱媒通
路を循環して再び、熱交換手段に戻る。蓄冷手段の蓄冷
量が所定値に到達すると、冷却手段と熱媒強制循環手段
を停止し、着脱自在継ぎ手を分離して採冷する部分とユ
ニット部分を分離させる。採冷する部分は蓄冷手段を冷
却放熱させて採冷を行う。
【0008】そして、採冷時は冷却手段を運転する必要
がないため、駆動するためのエネルギー、例えば電気、
ガスなどが不要となり、携帯用などの機器として具体化
でき、移動が自在にできる。
【0009】また、採冷時はユニット部分を分離できる
ため、軽量になり、移動が容易になる。その上、所要容
積も小さくなり、衣服が出っ張るとか、背中に背負うこ
ともなく、通常と何ら変わらない。
【0010】また、蓄冷手段は潜熱を用いると、採冷能
力も大きく、快適性が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に係る熱搬送装
置は、冷却手段と、この冷却手段により熱媒を冷却する
熱交換手段と、熱媒を搬送する熱媒強制循環手段と、前
記熱交換手段で冷却された熱媒を循環させて冷却放熱す
る放熱手段と、前記熱媒強制循環手段、前記熱交換手
段、前記放熱手段を接続して熱媒を循環する熱媒通路
と、前記放熱手段により冷却され、蓄冷する蓄冷手段
と、前記熱媒通路の途中に設けて熱媒通路を分離・着脱
する着脱自在継ぎ手とを備え、採冷する部分に少なくと
も、蓄冷手段、放熱手段、これに接続した熱媒通路を配
置し、残りはユニット部分として配置し、蓄冷手段に蓄
冷する場合は、冷却手段を運転し、熱媒強制循環手段に
より熱媒を循環して蓄冷手段に蓄冷を行い、蓄冷量が所
定値に到達すると、冷却手段と熱媒強制循環手段を停止
し、着脱自在継ぎ手により採冷する部分とユニット部分
を分離し、採冷する部分は蓄冷手段を冷却放熱させて採
冷を行う。
【0012】そして、採冷時は冷却手段を運転する必要
がないため、駆動するためのエネルギー、例えば電気、
ガスなどが不要となり、携帯用などの機器として具体化
でき、移動が自在にできる。また、採冷時はユニット部
分を分離できるため、軽量になり、移動が容易になる。
その上、所要容積も小さくなり、衣服が出っ張るとか、
背中に背負うこともなく、通常と何ら変わらない。ま
た、蓄冷手段は潜熱を用いると、採冷能力も大きく、快
適性が向上する。
【0013】本発明の請求項2に係る熱搬送装置は、冷
却手段と、この冷却手段により直接、冷却されて蓄冷す
る蓄冷手段と、前記冷却手段の高温側の廃熱を熱媒に熱
交換する廃熱熱交換手段と、廃熱熱交換手段で熱交換し
た熱媒を搬送する廃熱熱媒強制循環手段と、この廃熱熱
交換手段で熱交換した廃熱を放熱する廃熱放熱手段と、
前記廃熱熱媒強制循環手段、前記廃熱熱交換手段、前記
廃熱放熱手段を接続し、熱媒を循環させる廃熱熱媒通路
と、この廃熱熱媒通路を分離・着脱する着脱自在継ぎ手
とを備え、採冷する部分に少なくとも、蓄冷手段、冷却
手段、これに接続した廃熱熱媒通路を配置し、残りはユ
ニット部分として配置し、蓄冷手段に蓄冷する場合は、
冷却手段を運転して蓄冷を行い、蓄冷量が所定値に到達
すると、冷却手段と廃熱熱媒強制循環手段を停止し、着
脱自在継ぎ手により採冷する部分とユニット部分を分離
し、採冷する部分は蓄冷手段より冷却放熱させて採冷を
行うものである。
【0014】そして、運転操作をすると、冷却手段は冷
却運転をはじめ、蓄冷手段を冷却して蓄冷を行う。蓄冷
量が所定値に到達すると、冷却手段と廃熱熱媒強制循環
手段を停止し、着脱自在継ぎ手により採冷する部分とユ
ニット部分を分離し、採冷する部分は蓄冷手段より冷却
放熱させて採冷を行うものである。
【0015】そして、採冷時は冷却手段を運転する必要
がないため、冷却手段を駆動するためのエネルギー、例
えば電気、ガスなどが不要となり、熱媒強制循環手段を
駆動する少ないエネルギー量でよく、携帯用などの機器
と具体化でき、移動が自在にできる。また、採冷時はユ
ニット部分を分離できるため、軽量になり、移動が容易
になる。その上、所要容積も小さくなり、衣服が出っ張
るとか、背中に背負うこともなく、通常と何ら変わらな
い。
【0016】本発明の請求項3に係る熱搬送装置は、冷
却手段と、この冷却手段で冷却された蓄冷用熱媒で蓄冷
する蓄冷手段と、前記冷却手段と前記蓄冷手段を接続し
て蓄冷用熱媒が循環する蓄冷用熱媒通路と、この蓄冷用
熱媒通路の途中に設けて、蓄冷用熱媒通路を分離・着脱
する着脱自在継ぎ手と、前記蓄冷手段により熱媒を冷却
する熱交換手段と、冷却された熱媒を放熱させて採冷を
行う放熱手段と、熱媒を搬送する熱媒強制循環手段と、
熱交換手段、熱媒強制循環手段、放熱手段を接続して熱
媒が循環する熱媒通路とを備え、採冷する部分に少なく
とも、熱交換手段、熱媒強制循環手段、放熱手段と、こ
れらを接続した熱媒通路と、蓄冷手段と廃熱熱媒通路を
配置し、残りはユニット部分として配置し、蓄冷手段に
蓄冷する場合は、冷却手段を運転して蓄冷を行い、蓄冷
量が所定値に到達すると、冷却手段を停止させ、着脱自
在継ぎ手により採冷する部分とユニット部分を分離し、
熱媒強制循環手段を運転して蓄冷手段から熱媒に冷却熱
交換を行い、放熱手段で冷却放熱させて採冷を行うもの
である。また、上記発明によれば、運転操作をすると、
冷却手段は冷却運転をはじめ、冷却された蓄冷用熱媒が
蓄冷用熱媒通路を循環して蓄冷手段を蓄冷する。蓄冷量
が所定値に到達すると、冷却手段を停止させ、着脱自在
継ぎ手により採冷する部分とユニット部分を分離し、熱
媒強制循環手段を運転して蓄冷手段から熱媒に冷却熱交
換を行い、放熱手段で冷却放熱させて採冷を行うもので
ある。
【0017】そして、採冷時は冷却手段を運転する必要
がないため、冷却手段を駆動するためのエネルギー、例
えば電気、ガスなどが不要となり、熱媒強制循環手段を
駆動する少ないエネルギー量でよく、携帯用などの機器
と具体化でき、移動が自在にできる。
【0018】また、熱媒強制循環手段により、熱媒を搬
送できるため、放熱手段を好みの場所に設けることで好
みの場所の採冷ができ、しかも蓄冷手段に潜熱を用いる
と、採冷能力も大きく、快適性が大幅に向上する。
【0019】本発明の請求項4に係る熱搬送装置は、温
度差に応じて電力を発生する熱電気変換手段と、この熱
電気変換手段に熱を与える燃焼手段と、前記熱電気変換
手段を介して伝わる熱により熱媒と熱交換する熱交換手
段とを設け、前記熱電気変換手段の発電力により熱媒強
制循環手段を駆動させるものである。
【0020】そして、上記発明によれば、蓄冷手段の蓄
冷量が所定値に到達し、冷却手段の運転を停止すると同
時に、熱媒強制循環手段を駆動する発電をするために、
燃焼手段が燃焼をする。熱電気変換手段は燃焼手段の燃
焼熱をその高温面に受熱して低温面から熱交換手段へ伝
熱し、高温面と低温面との温度差に応じた電力を発生す
る。発電力が熱媒強制循環手段を駆動できる値に到達す
ると熱媒強制循環手段が駆動し熱媒を搬送し、熱交換手
段で熱媒を冷却させて放熱手段へ送り、放熱手段から採
冷を行なう。
【0021】また、蓄冷時にこの発電で冷却手段を駆動
することも可能である。そして、採冷時には冷却手段に
加え、熱媒強制循環手段を駆動するエネルギーも必要が
なくなり、携帯用などの機器として具体化でき、移動が
自在にできる。さらに、蓄冷時にこの発電で冷却手段を
駆動すれば、電気エネルギーを用いずに採冷が可能にな
る。
【0022】本発明の請求項5に係る熱搬送装置は、熱
媒通路と放熱手段は屈曲自在で可とう性を有し、衣服に
収納され、人体の採冷に用いられるものである。
【0023】そして、上記発明によれば、人体の動作に
合わせて、熱媒通路と放熱手段は屈曲自在に曲がり、熱
媒を搬送し採冷を行う。また、採冷時の行動に何ら違和
感がなく、採冷を行うため、携帯用の採冷衣服として快
適性が向上できる。
【0024】本発明の請求項6に係る熱搬送装置は、蓄
冷手段は2枚の屈曲自在のシートを袋状に互いに融着し
て形成し、この袋状内部に蓄冷材を充填し、身体の動作
に合わせて融着部で自在に曲がるようにした蓄冷材収納
連結袋としたものである。また、上記発明によれば、蓄
冷手段に潜熱蓄熱を用いた場合、蓄冷量が十分ある間は
固体状態であるが、蓄冷材収納連結袋の融着部が自在に
曲がる。
【0025】そして、人体の動作に合わせて、蓄冷手段
は屈曲自在に曲がり、採冷時の行動に何ら違和感がな
く、携帯用の採冷衣服として快適性が向上できる。
【0026】本発明の請求項7に係る熱搬送装置は、蓄
冷手段は蓄冷材収納連結袋を2層にして重ね、その2層
の間に屈曲自在で可とう性を有する熱媒通路を配設して
蓄冷手段に冷却し蓄冷する場合は放熱手段とし、蓄冷手
段から熱媒を冷却する場合は熱交換手段としたものであ
る。
【0027】そして、上記発明によれば、放熱手段とす
る場合は、蓄冷材収納連結袋は衣服の形態に合わせ形状
になっているが、熱媒通路も屈曲自在でその形状に合わ
せているため、冷却して蓄冷することができる。また、
熱交換手段で用いる場合も、蓄冷材収納連結袋は衣服の
形態に合わせ形状で固体状態になっているが、熱媒通路
も屈曲自在でその形状に合わせるため、熱交換して熱媒
を冷却することができる。また、形状自在で効率よく、
放熱、受熱することができる。
【0028】本発明の請求項8に係る熱搬送装置は、冷
却手段はペルチェ効果を用いたペルチェ素子より構成し
たものである。
【0029】そして、上記発明によれば、ペルチェ素子
は通常、その高温面と低温面は平板であるため、容易に
蓄冷手段を直接、冷却できる。また、採冷する部分に複
数の蓄冷手段を設けた場合には、個々の蓄冷手段に対応
して、複数のペルチェ素子を設けて蓄冷をすることがで
き、快適性が向上する。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0031】(実施例1)図1は本発明の実施例1の熱
搬送装置の構成図を示す。
【0032】図1において、11は冷却手段、12は熱
交換手段であり、冷却手段11により熱媒を冷却熱交換
する。13は熱媒を搬送する熱媒強制循環手段、14は
放熱手段で熱交換手段12で熱交換し、冷却された熱媒
を循環させて冷却放熱する。15は熱媒通路であり、前
記熱媒強制循環手段13、前記熱交換手段12、前記放
熱手段14を接続して熱媒を循環させる。16は蓄冷手
段で前記放熱手段14により冷却され、蓄冷し、採冷に
用いる。17は着脱自在継ぎ手で、前記熱媒通路15の
途中に設けて熱媒通路15を分離・着脱する。
【0033】18は制御手段で蓄冷手段16に蓄冷する
場合は、冷却手段11を運転し、熱媒強制循環手段13
により熱媒を循環して蓄冷手段16に蓄冷を行い、蓄冷
手段16の蓄冷量が所定値に到達すると、冷却手段11
を停止させるとともに前記熱媒強制循環手段13も停止
する。19は廃熱用ファンで冷却手段11より出される
熱を温風として排出する。20はユニット部分で本実施
例では、冷却手段11、熱交換手段12、熱媒強制循環
手段13、制御手段18、廃熱用ファン19を収納して
いる。21は電源プラグで、冷却手段11、熱媒強制循
環手段13、廃熱用ファン19などの駆動エネルギーと
して電力を制御手段18に供給している。22は採冷す
る部分であり、利用形態は種々のものがある。なお、本
実施例では熱媒通路15自体を放熱手段14としてい
る。
【0034】次に動作、作用について説明する。運転操
作をすると、冷却手段11は冷却運転をはじめ、熱媒強
制循環手段13は熱媒通路15で熱媒を搬送させる。熱
交換手段12に搬送された熱媒は冷却手段11により冷
却され、次に放熱手段14に搬送される。放熱手段14
により、蓄冷手段16を冷却して蓄冷をし、熱媒通路1
5を循環して再び、熱交換手段12に戻る。蓄冷手段1
6の蓄冷量が所定値に到達すると、冷却手段11と熱媒
強制循環手段13を停止し、着脱自在継ぎ手17を分離
して採冷する部分22とユニット部分20を分離させ
る。採冷する部分22は蓄冷手段16を冷却放熱させて
採冷を行うものである。
【0035】そして、採冷時は冷却手段11を運転する
必要がないため、駆動するためのエネルギー、例えば電
気、ガスなどが不要となり、携帯用などの機器と具体化
でき、移動が自在にできる。
【0036】また、採冷時はユニット部分20を分離す
るため、軽量になり、移動が容易になる。その上、所要
容積も小さくなり、衣服が出っ張るとか、背中に背負う
こともなく、通常と何ら変わらない。 また、蓄冷手段
16は潜熱を用いると、採冷能力も大きく、快適性が向
上する。
【0037】(実施例2)図2は本発明の実施例2の熱
搬送装置の構成図である。
【0038】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。
【0039】実施例1と異なる点は、冷却手段11と、
この冷却手段11により直接、冷却されて蓄冷する蓄冷
手段16と、前記冷却手段11の高温側の廃熱を熱媒に
熱交換する廃熱熱交換手段23と、廃熱熱交換手段23
で熱交換した熱媒を搬送する廃熱熱媒強制循環手段24
と、この廃熱熱交換手段23で熱交換した廃熱を放熱す
る廃熱放熱手段25と、前記廃熱熱媒強制循環手段2
4、前記廃熱熱交換手段23、前記廃熱放熱手段25を
接続し、熱媒を循環させる廃熱熱媒通路26と、この廃
熱熱媒通路を分離・着脱する着脱自在継ぎ手17とを備
え、採冷する部分22に少なくとも、蓄冷手段16、冷
却手段11、これに接続した廃熱熱媒通路26を配置
し、残りはユニット部分20として配置し、蓄冷手段1
6に蓄冷する場合は、冷却手段11を運転して蓄冷を行
い、蓄冷量が所定値に到達すると、冷却手段11と廃熱
熱媒強制循環手段24を停止し、着脱自在継ぎ手により
採冷する部分22とユニット部分20を分離し、採冷す
る部分22は蓄冷手段16より冷却放熱させて採冷を行
うところである。
【0040】次に動作、作用について説明する。運転操
作をすると、冷却手段11は冷却運転をはじめ、蓄冷手
段16を冷却して蓄冷を行う。蓄冷量が所定値に到達す
ると、冷却手段11と廃熱熱媒強制循環手段24を停止
し、着脱自在継ぎ手により採冷する部分22とユニット
部分20を分離し、採冷する部分22は蓄冷手段16よ
り冷却放熱させて採冷を行うものである。
【0041】そして、採冷時は冷却手段11を運転する
必要がないため、冷却手段11を駆動するためのエネル
ギー、例えば電気、ガスなどが不要となり、熱媒強制循
環手段13を駆動する少ないエネルギー量でよく、携帯
用などの機器と具体化でき、移動が自在にできる。
【0042】また、採冷時はユニット部分20を分離で
きるため、軽量になり、移動が容易になる。その上、所
要容積も小さくなり、衣服が出っ張るとか、背中に背負
うこともなく、通常と何ら変わらない。
【0043】(実施例3)図3は本発明の実施例3の熱
搬送装置の構成図である。
【0044】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。
【0045】実施例1と異なる点は、冷却手段11と、
この冷却手段11で冷却された蓄冷用熱媒で蓄冷する蓄
冷手段16と、前記冷却手段11と前記蓄冷手段16を
接続して蓄冷用熱媒が循環する蓄冷用熱媒通路27と、
この蓄冷用熱媒通路27の途中に設けて、蓄冷用熱媒通
路27を分離・着脱する着脱自在継ぎ手17と、前記蓄
冷手段16により熱媒を冷却する熱交換手段12と、冷
却された熱媒を放熱させて採冷を行う放熱手段14と、
熱媒を搬送する熱媒強制循環手段13と、熱交換手段1
2、熱媒強制循環手段13、放熱手段14を接続して熱
媒が循環する熱媒通路15とを備え、採冷する部分22
に少なくとも、熱交換手段12、熱媒強制循環手段1
3、放熱手段14と、これらを接続した熱媒通路15
と、蓄冷手段16と廃熱熱媒通路26を配置し、残りは
ユニット部分20として配置し、蓄冷手段16に蓄冷す
る場合は、冷却手段11を運転して蓄冷を行い、蓄冷量
が所定値に到達すると、冷却手段11を停止させ、着脱
自在継ぎ手により採冷する部分22とユニット部分20
を分離し、熱媒強制循環手段13を運転して蓄冷手段1
6から熱媒に冷却熱交換を行い、放熱手段14で冷却放
熱させて採冷を行うところである。28は蓄冷用熱媒を
循環させる蓄冷用熱媒強制循環手段である。29は駆動
電源で例えば、電池を用いて熱媒強制循環手段13を運
転する。
【0046】次に動作、作用について説明する。運転操
作をすると、冷却手段11は冷却運転をはじめ、冷却さ
れた蓄冷用熱媒が蓄冷用熱媒通路27を循環して蓄冷手
段16を蓄冷する。蓄冷量が所定値に到達すると、冷却
手段11を停止させ、着脱自在継ぎ手により採冷する部
分22とユニット部分20を分離し、熱媒強制循環手段
13を運転して蓄冷手段16から熱媒に冷却熱交換を行
い、放熱手段14で冷却放熱させて採冷を行うものであ
る。
【0047】そして、採冷時は冷却手段11を運転する
必要がないため、冷却手段11を駆動するためのエネル
ギー、例えば電気、ガスなどが不要となり、熱媒強制循
環手段13を駆動する少ないエネルギー量でよく、携帯
用などの機器と具体化でき、移動が自在にできる。
【0048】また、熱媒強制循環手段13により、熱媒
を搬送できるため、放熱手段14を好みの場所に設ける
ことで好みの場所の採冷ができ、しかも蓄冷手段16に
潜熱を用いると、採冷能力も大きく、快適性が大幅に向
上する。
【0049】(実施例4)図4は本発明の実施例4の熱
搬送装置の構成図である。
【0050】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。
【0051】実施例1と異なる点は、温度差に応じて電
力を発生する熱電気変換手段30と、この熱電気変換手
段30に熱を与える燃焼手段31と、前記熱電気変換手
段30を介して伝わる熱により熱媒と熱交換する発電部
熱交換手段32とを設け、前記熱電気変換手段30の発
電力により熱媒強制循環手段13を駆動させるようにし
たところである。なお、33は高温面、34は低温面で
ある。
【0052】次に動作、作用について説明する。蓄冷手
段16の蓄冷量が所定値に到達し、冷却手段11の運転
を停止すると同時に、熱媒強制循環手段13を駆動する
発電をするために、燃焼手段31が燃焼をする。熱電気
変換手段30は燃焼手段31の燃焼熱をその高温面33
に受熱して低温面34から熱交換手段12へ伝熱し、高
温面33と低温面34との温度差に応じた電力を発生す
る。発電力が熱媒強制循環手段13を駆動できる値に到
達すると熱媒強制循環手段13が駆動し熱媒を搬送し、
熱交換手段12で熱媒を冷却させて放熱手段14へ送
り、放熱手段14から採冷を行なう。
【0053】また、蓄冷時にこの発電で冷却手段11を
駆動することも可能である。
【0054】そして、採冷時には冷却手段11に加え、
熱媒強制循環手段13を駆動するエネルギーも必要がな
くなり、携帯用などの機器として具体化でき、移動が自
在にできる。
【0055】また、蓄冷時にこの発電で冷却手段11を
駆動すれば、電気エネルギーを用いずに採冷が可能にな
る。
【0056】(実施例5)図1は本発明の実施例5の熱
搬送装置の構成図である。
【0057】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。
【0058】実施例1と異なる点は、熱媒通路15と放
熱手段14は屈曲自在で可とう性を有し、衣服に収納さ
れ、人体の採冷に用いられるようにしたところであり、
一例として、ゴムチューブ35を用い、放熱手段14は
熱媒通路15自体で兼用させている。
【0059】次に動作、作用について説明する。人体の
動作に合わせて、熱媒通路15と放熱手段14は屈曲自
在に曲がり、熱媒を搬送し採冷を行う。
【0060】そして、採冷時の行動に何ら違和感がな
く、採冷を行うため、携帯用の採冷衣服として快適性が
向上できる。
【0061】(実施例6)図5は本発明の実施例6の熱
搬送装置の構成図である。
【0062】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0063】実施例1と異なる点は、蓄冷手段16は2
枚の屈曲自在のシート36を袋状に互いに融着して形成
し、この袋状内部に蓄冷材37を充填し、身体の動作に
合わせて融着部38で自在に曲がるようにした蓄冷材収
納連結袋39としたところである。
【0064】次に動作、作用について説明する。蓄冷手
段16に潜熱蓄熱を用いた場合、蓄冷量が十分ある間は
固体状態であるが、蓄冷材収納連結袋39の融着部38
が自在に曲がる。
【0065】そして、人体の動作に合わせて、蓄冷手段
16は屈曲自在に曲がり、採冷時の行動に何ら違和感が
なく、携帯用の採冷衣服として快適性が向上できる。
【0066】(実施例7)図6は本発明の実施例7の熱
搬送装置の構成図である。
【0067】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。
【0068】実施例1と異なる点は、蓄冷手段16は蓄
冷材収納連結袋39を2層にして重ね、その2層の間に
屈曲自在で可とう性を有する熱媒通路15を配設して蓄
冷手段16に冷却し蓄冷する場合は放熱手段14とし、
蓄冷手段16から熱媒を冷却する場合は熱交換手段12
としたところである。なお、熱媒通路15はゴムチュー
ブ35用いている。
【0069】次に動作、作用について説明する。放熱手
段14とする場合は、蓄冷材収納連結袋39は衣服の形
態に合わせ形状になっているが、熱媒通路15も屈曲自
在でその形状に合わせているため、冷却して蓄冷するこ
とができる。また、熱交換手段12で用いる場合も、蓄
冷材収納連結袋39は衣服の形態に合わせ形状で固体状
態になっているが、熱媒通路15も屈曲自在でその形状
に合わせるため、熱交換して熱媒を冷却することができ
る。そして、形状自在で効率よく、放熱、受熱すること
ができる。
【0070】(実施例8)図2は本発明の実施例8の熱
搬送装置の構成図である。
【0071】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。
【0072】実施例1と異なる点は、冷却手段はペルチ
ェ効果を用いたペルチェ素子40より構成したところで
ある。
【0073】そして、上記発明によれば、ペルチェ素子
40は通常、その高温面33と低温面34は平板である
ため、容易に蓄冷手段16を直接、冷却できる。
【0074】また、採冷する部分に複数の蓄冷手段16
を設けた場合には、個々の蓄冷手段16に対応して、複
数のペルチェ素子40を設けて蓄冷をすることができ、
快適性が向上する。
【0075】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に係る熱
搬送装置は、採冷時は冷却手段を運転する必要がないた
め、駆動するためのエネルギー、例えば電気、ガスなど
が不要となり、携帯用などの機器として具体化でき、移
動が自在にできる。また、採冷時はユニット部分を分離
できるため、軽量になり、移動が容易になる。その上、
所要容積も小さくなり、衣服が出っ張るとか、背中に背
負うこともなく、通常と何ら変わらない。さらに、蓄冷
手段は潜熱を用いると、採冷能力も大きく、快適性が向
上する。
【0076】また、請求項2に係る熱搬送装置は、採冷
時は冷却手段を運転する必要がないため、冷却手段を駆
動するためのエネルギー、例えば電気、ガスなどが不要
となり、熱媒強制循環手段を駆動する少ないエネルギー
量でよく、携帯用などの機器と具体化でき、移動が自在
にできる。また、採冷時はユニット部分を分離できるた
め、軽量になり、移動が容易になる。その上、所要容積
も小さくなり、衣服が出っ張るとか、背中に背負うこと
もなく、通常と何ら変わらない。
【0077】また、請求項3に係る熱搬送装置は、採冷
時は冷却手段を運転する必要がないため、冷却手段を駆
動するためのエネルギー、例えば電気、ガスなどが不要
となり、熱媒強制循環手段を駆動する少ないエネルギー
量でよく、携帯用などの機器と具体化でき、移動が自在
にできる。また、熱媒強制循環手段により、熱媒を搬送
できるため、放熱手段を好みの場所に設けることで好み
の場所の採冷ができ、しかも蓄冷手段に潜熱を用いる
と、採冷能力も大きく、快適性が大幅に向上する。
【0078】また、請求項4に係る熱搬送装置は、採冷
時には冷却手段に加え、熱媒強制循環手段を駆動するエ
ネルギーも必要がなくなり、携帯用などの機器として具
体化でき、移動が自在にできる。また、蓄冷時にこの発
電で冷却手段を駆動すれば、電気エネルギーを用いずに
採冷が可能になる。
【0079】また、請求項5に係る熱搬送装置は、採冷
時の行動に何ら違和感がなく、採冷を行うため、携帯用
の採冷衣服として快適性が向上できる。
【0080】また、請求項6に係る熱搬送装置は、人体
の動作に合わせて、蓄冷手段は屈曲自在に曲がり、採冷
時の行動に何ら違和感がなく、携帯用の採冷衣服として
快適性が向上できる。
【0081】また、請求項7に係る熱搬送装置は、形状
自在で効率よく、放熱、受熱することができる。
【0082】また、請求項8に係る熱搬送装置は、冷却
手段はペルチェ効果を用いたペルチェ素子より構成した
ために、ペルチェ素子は通常、その高温面と低温面は平
板であるため、容易に蓄冷手段を直接、冷却できる。ま
た、採冷する部分に複数の蓄冷手段を設けた場合には、
個々の蓄冷手段に対応して、複数のペルチェ素子を設け
て蓄冷をすることができ、快適性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1および実施例5における熱搬
送装置の構成図
【図2】本発明の実施例2および実施例8における熱搬
送装置の構成図
【図3】本発明の実施例3における熱搬送装置の構成図
【図4】本発明の実施例4における熱搬送装置の構成図
【図5】本発明の実施例6における熱搬送装置の要部構
成図
【図6】本発明の実施例7における熱搬送装置の要部構
成図
【符号の説明】
11 冷却手段 12 熱交換手段 13 熱媒強制循環手段 14 放熱手段 15 熱媒通路 16 蓄冷手段 17 着脱自在継ぎ手 18 制御手段 19 廃熱用ファン 20 ユニット部分 21 電源プラグ 22 採冷する部分 23 廃熱熱交換手段 24 廃熱熱媒強制循環手段 25 廃熱放熱手段 26 廃熱熱媒通路 27 蓄冷用熱媒通路 28 蓄冷用熱媒強制循環手段 29 駆動電源 30 熱電気変換手段 31 燃焼手段 32 発電部熱交換手段 33 高温面 34 低温面 35 ゴムチューブ 36 シート 37 蓄冷材 38 融着部 39 蓄冷材収納連結袋 40 ペルチェ素子

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却手段と、この冷却手段により熱媒を
    冷却する熱交換手段と、熱媒を搬送する熱媒強制循環手
    段と、前記熱交換手段で冷却された熱媒を循環させて冷
    却放熱する放熱手段と、前記熱媒強制循環手段、前記熱
    交換手段、前記放熱手段を接続して熱媒を循環する熱媒
    通路と、前記放熱手段により冷却され、蓄冷する蓄冷手
    段と、前記熱媒通路の途中に設けて熱媒通路を分離・着
    脱する着脱自在継ぎ手とを備え、採冷する部分に少なく
    とも、蓄冷手段、放熱手段、これに接続した熱媒通路を
    配置し、残りはユニット部として配置し、前記蓄冷手段
    に蓄冷する場合は、前記冷却手段を運転し、前記熱媒強
    制循環手段により熱媒を循環して前記蓄冷手段に蓄冷を
    行い、蓄冷量が所定値に到達すると、前記冷却手段と熱
    媒強制循環手段を停止し、前記着脱自在継ぎ手により採
    冷する部分と前記ユニット部を分離し、採冷する部分は
    前記蓄冷手段を冷却放熱させて採冷を行う熱搬送装置。
  2. 【請求項2】 冷却手段と、この冷却手段により直接、
    冷却されて蓄冷する蓄冷手段と、前記冷却手段の高温側
    の廃熱を熱媒に熱交換する廃熱熱交換手段と、廃熱熱交
    換手段で熱交換した熱媒を搬送する廃熱熱媒強制循環手
    段と、この廃熱熱交換手段で熱交換した廃熱を放熱する
    廃熱放熱手段と、前記廃熱熱媒強制循環手段、前記廃熱
    熱交換手段及び前記廃熱放熱手段を接続し、熱媒を循環
    させる廃熱熱媒通路と、この廃熱熱媒通路を分離・着脱
    する着脱自在継ぎ手とを備え、採冷する部分に少なくと
    も、蓄冷手段、冷却手段、これに接続した廃熱熱媒通路
    を配置し、残りはユニット部分として配置し、前記蓄冷
    手段に蓄冷する場合は、前記冷却手段を運転して蓄冷を
    行い、蓄冷量が所定値に到達すると、前記冷却手段と前
    記廃熱熱媒強制循環手段を停止し、着脱自在継ぎ手によ
    り採冷する部分とユニット部分を分離し、採冷する部分
    は前記蓄冷手段より冷却放熱させて採冷を行う熱搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 冷却手段と、この冷却手段で冷却された
    蓄冷用熱媒で蓄冷する蓄冷手段と、前記冷却手段と前記
    蓄冷手段を接続して蓄冷用熱媒が循環する蓄冷用熱媒通
    路と、この蓄冷用熱媒通路の途中に設けて、蓄冷用熱媒
    通路を分離・着脱する着脱自在継ぎ手と、前記蓄冷手段
    により熱媒を冷却する熱交換手段と、冷却された熱媒を
    放熱させて採冷を行う放熱手段と、熱媒を搬送する熱媒
    強制循環手段と、熱交換手段、熱媒強制循環手段、放熱
    手段を接続して熱媒が循環する熱媒通路とを備え、採冷
    する部分に少なくとも、熱交換手段、熱媒強制循環手
    段、放熱手段と、これらを接続した熱媒通路と、蓄冷手
    段と廃熱熱媒通路を配置し、残りはユニット部として配
    置し、前記蓄冷手段に蓄冷する場合は、前記冷却手段を
    運転して蓄冷を行い、蓄冷量が所定値に到達すると、前
    記冷却手段を停止させ、着脱自在継ぎ手により採冷する
    部分とユニット部を分離し、前記熱媒強制循環手段を運
    転して前記蓄冷手段から熱媒に冷却熱交換を行い、前記
    0放熱手段で冷却放熱させて採冷を行う熱搬送装置。
  4. 【請求項4】 温度差に応じて電力を発生する熱電気変
    換手段と、この熱電気変換手段に熱を与える燃焼手段
    と、前記熱電気変換手段を介して伝わる熱により熱媒と
    熱交換する熱交換手段とを設け、前記熱電気変換手段の
    発電力により熱媒強制循環手段を駆動させる請求項3記
    載の熱搬送装置。
  5. 【請求項5】 放熱手段と熱媒通路は屈曲自在で可とう
    性を有し、衣服に収納され、人体の採冷に用いる請求項
    1〜4のいずれか1項に記載の熱搬送装置。
  6. 【請求項6】 蓄冷手段は2枚の屈曲自在のシートを袋
    状に互いに融着して形成し、この袋状内部に蓄冷材を充
    填し、身体の動作に合わせて融着部で自在に曲がる蓄冷
    材収納連結袋とした請求項1〜4のいずれか1項に記載
    の熱搬送装置。
  7. 【請求項7】 蓄冷手段は蓄冷材収納連結袋を2層にし
    て重ね、その2層の間に屈曲自在で可とう性を有する熱
    媒通路を配設し、蓄冷手段を冷却して蓄冷する場合は放
    熱手段とし、蓄冷手段から熱媒を冷却する場合は熱交換
    手段とした請求項6記載の熱搬送装置。
  8. 【請求項8】 冷却手段はペルチェ効果を用いたペルチ
    ェ素子より構成した請求項1〜4のいずれか1項に記載
    の熱搬送装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006518424A (ja) * 2003-01-14 2006-08-10 ハービー・マーク・アール パーソナル冷却兼加熱システム
CN100408949C (zh) * 2006-09-29 2008-08-06 北京工业大学 热能存储单元结构式冷服装置
KR101180381B1 (ko) 2011-01-19 2012-09-10 주식회사 이티나스코 잠열 축열팩을 이용한 개인 휴대형 냉난방 유니트
WO2019109709A1 (zh) * 2017-12-08 2019-06-13 青岛海尔空调器有限总公司 用于空调衣的冷热量补给设备

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