JP2001103002A - 携帯端末装置 - Google Patents
携帯端末装置Info
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- JP2001103002A JP2001103002A JP28035199A JP28035199A JP2001103002A JP 2001103002 A JP2001103002 A JP 2001103002A JP 28035199 A JP28035199 A JP 28035199A JP 28035199 A JP28035199 A JP 28035199A JP 2001103002 A JP2001103002 A JP 2001103002A
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Abstract
持できる携帯端末装置を提供する。 【解決手段】携帯端末装置近傍の視覚情報をカメラ10
3により取得し、この視覚情報より携帯端末装置を基準
とする電波伝搬環境を電波伝搬環境判断部108により
判断し、その判断結果に基づきアンテナ制御部109が
アンテナ101,102により送受信する電波の偏波な
どの制御を行う。
Description
利用される携帯端末装置に係り、特に端末に取り付けら
れているカメラにより端末の使用環境や使用状況を把握
してアンテナの制御を行う携帯端末装置に関する。
る移動体通信用の送受信端末である。図15に、従来の
携帯端末装置の例を示す。この携帯端末装置では、端末
筐体12の外部に突出しているアンテナ10と筐体12
の内部に設けられたアンテナ11を用いて送受信を行っ
ている。そして、受信時にはアンテナ10,11の受信
信号のうち強度の強い方を選択して受信部へ伝達させる
選択ダイバーシチが一般的に行われている。
パスなどによるフェージング環境下において、受信信号
レベルが時間軸上で、あるいは端末装置の移動等による
位置変化により空間軸上で著しく劣化することを防止す
ることができ、通信回線の遮断を防ぐことが可能とな
る。
波であり、マルチパスがあったとしても垂直偏波成分が
大きいため、端末装置としても垂直偏波成分を受信する
ことが望まれる。しかし、通常は端末装置を手で持ち傾
けて使用することが多いために端末装置自体が傾いてし
まい、垂直偏波で動作するアンテナがただ一つしかない
場合には、偏波損失が発生してしまう。このような場合
には、図15の構成において例えばアンテナ10を垂直
偏波用、アンテナ11を水平偏波用として選択ダイバー
シチを行うことにより、受信信号が途絶えることを防ぐ
ことができる。
は、二つのアンテナ10,11による選択ダイバーシチ
方式を用いることによって、マルチパス/フェージング
環境への対策になり、また、携帯端末装置の使用状態
(姿勢)が変化しても、良好な受信を行うことが可能で
ある。
た従来の携帯端末装置では、以下のような課題が残され
ている。
いて選択ダイバーシチを用いた場合には、干渉波と所望
波を含めた受信信号強度(受信電力)に基づきアンテナ
の選択を行うために、必ずしも良好な通話品質は得られ
ない。特に、干渉波電力の方が大きい場合には通信回線
の遮断、通話品質の劣化などが起こる。
ンテナで送信するしか方法が無い。送信時には、送信電
波の偏波を相手通信局の偏波(一般的には、垂直偏波)
に合われることが望ましいが、端末装置をどのように傾
けて使用しているかわからない状況下では、たとえ二つ
の偏波成分に対応するアンテナがあったとしても、いず
れのアンテナを送信に使用すればよいかの的確な判断は
できない。
境で用いても通信回線が維持できるようにするため、マ
ージンを含めた設計・製造が必要になる。例えば、送信
電力に関しては、最悪の状況を想定してあらかじめ大き
な電力を設定しておくことが行われている。しかし、通
常の比較的良好な環境下で使用する場合には、このよう
な大きな送信電力を設定することは無駄に電池を消耗す
るなどの問題があり、また必要以上に強い電波が出過ぎ
ていることになるため、他の通信エリアヘの干渉になる
などの問題もある。
解決するためになされたもので、受信系においては干渉
波を抑圧するようなアンテナ制御ができ、送信系におい
ては使用状況、使用環境等に応じて最適な偏波制御や送
信電力制御を行うことができる携帯端末装置を提供する
ことを目的とする。
め、本発明は固体撮像素子などを用いたカメラを備えた
携帯端末装置において、本来は主として携帯端末装置の
ユーザ自身などの人物を撮影して、その画像情報を蓄積
したり相手方に伝送するために設けられたカメラを携帯
端末装置近傍の視覚情報の検知に用い、この視覚情報か
ら携帯端末装置を基準とする電波伝搬環境を判断し、こ
の判断結果に基づきアンテナ制御を行うようにしたこと
を特徴とする。
の視覚情報(画像情報)を取得し、この情報から携帯端
末装置を基準とする電波伝搬環境を推定して判断し、こ
の結果からアンテナの制御を行うことによって、アンテ
ナを電波伝搬環境に最適な状態に設定して良好な送受信
が可能となる。カメラにより得られた視覚情報(画像情
報から携帯端末装置を基準とする電波伝搬環境を判断す
る処理は、携帯端末装置内で行ってもよいし、後述する
ように外部システムで行ってもよい。
の判断結果に基づくアンテナの制御の具体的な内容とし
ては、以下の態様が挙げられる。 (a)カメラによって得られた視覚情報より携帯端末装
置の地面に対する姿勢を携帯端末装置を基準とする電波
伝搬環境として判断し、この判断結果に基づいて、アン
テナより送信または受信する電波の偏波を変化させる。
これによって、推定された所望の偏波に合わせるように
アンテナを制御して、携帯電端末装置の姿勢によらず、
常に所望の偏波成分の送信または受信が可能となる。
り携帯端末装置の通信相手の方向を携帯端末装置を基準
とする電波伝搬環境として判断し、この判断結果に基づ
いて、アンテナより送信または受信する指向性を変化さ
せる。これにより、推定された送受信すべき方向にビー
ムが向くようにアンテナを制御し、所望の方向への電波
の送信または所望の方向からの電波の受信を行うことが
可能となる。
て、アンテナより送信する電波の電力を変化させる。こ
れにより、推定された送信すべき送信電力値に基づいて
アンテナから送信される電力値を変化させることができ
る。
し、これらの各アンテナ素子の励振振幅および励振位相
を所定の励振制御アルゴリズムにより設定可能に構成さ
れる場合、電波伝搬環境の判断結果に基づいて励振制御
アルゴリズムを変更させるようにする。このように励振
制御アルゴリズムにより最適な励振振幅、励振位相を推
定し、これを各アンテナ素子に設定することにより、合
成されたアンテナパターンを電波伝搬環境に応じて最適
にすることができる。
施の形態を説明する。 (第1の実施形態)図1に、本発明の第1の実施形態に
係る携帯端末装置を示す。端末筐体105の外側に、垂
直偏波アンテナ101と水平偏波アンテナ102が設け
られる。垂直偏波アンテナ101としては、ダイポール
アンテナ、モノポールアンテナ、ロッドアンテナを用い
ることができる。水平偏波アンテナ102としては、こ
れら線状のアンテナの他に、逆Fアンテナやスロットア
ンテナなどを用いることができる。本実施形態は、二つ
の偏波で動作ができることがポイントであり、アンテナ
の方式は問わず、また外付けアンテナではなく、筐体内
部に内蔵されていても構わない。
ージセンサややCMOSイメージセンサ等の固体撮像素
子を用いたカメラ103、液晶ディスプレイなどで構成
される表示部104、操作キー106,107及びマイ
ク、スピーカ、外部接続端子などが設けられる。
を取得し、これを通信相手に送信するために本来設けら
れているものであるが、本実施形態はカメラ103によ
り端末装置近傍の環境をモニタし、ここで取得したデー
タから端末装置を基準とした電波伝搬環境を推定して判
断し、この判断結果に基づきアンテナ101,102の
選択制御(偏波制御)を行うことが特徴である。もちろ
ん、カメラ103は通常の画像情報取得のための用途と
端末装置近傍の環境をモニタする用途のために併用でき
る。
示す。カメラ103により取得したデータは、電波伝搬
環境判断部108へ伝達され、これにより電波伝搬環境
判断部108が端末装置を基準とする端末装置近傍の電
波伝搬環境を推定により判断し、この判断結果に基づい
てアンテナ制御部109がアンテナ101,アンテナ1
02の制御を行う。この結果、アンテナ101,102
を介して送受信部110により良好な状態で送受信され
ることになる。なお、カメラ102によるモニタは通信
中に常時行ってもよいし、定期的に行ってよい。
御を行うことができなかったのに対して、本実施形態で
はカメラ103により端末装置を中心とする電波伝搬環
境を判断して、それに基づき最適なアンテナ制御が行え
ることが可能となり、端末装置の使用状況等に関係なく
常に良好な通信環境、通信品質を維持できる。
情報端末装置)において一般的に搭載されていくと予想
されることを考えると、本発明の構成により特に高コス
ト化するわけでは無いので、今後のマルチメディア化対
応の無線端末としての利用価値は高い。
ついて説明する。本実施形態においては、垂直偏波アン
テナ101と水平偏波アンテナ102を有しており、こ
れらの端末アンテナにより送受信する電波の偏波の制御
を行うことができる。なお、端末アンテナにおける垂直
偏波、水平偏波は端末装置を基準にして考えるものとす
る。
置近傍の画像データを取得し、これを電波伝搬環境判断
部108へ伝達して、電波伝搬環境判断部108におい
て画像データにより端末装置の姿勢、つまり端末装置が
置かれている空間的な状態、具体的には端末装置が地面
に対して垂直になっているか、水平になっているか、あ
る角度で傾いているかなどを推定する。
デバイス技術の進歩により、画像データはディジタルデ
ータ化され、パターン認識等の技術によりカメラが取得
した端末装置近傍の画像データから鉛直方向が画像の中
でどちらの方向か推定でき、これから端末装置が鉛直方
向に対してどう傾いているかが容易に分かる。
画像の中でどちら方向にあるか(例えば明るさの違いに
より認識可能)、(b)太陽が見える場合にどこに見え
るか(太陽の位置が分かれば、それにより鉛直方向がお
およそ推定でき、また磁気ジャイロや時計などと連動さ
せればもっと精度良く推定できる)などを認識すること
により、端末装置の傾き等を推定できるし、(c)ビル
や電信柱、車など必ず地面に対して垂直に立っている物
体をパターン認識等により識別することによって、これ
らの画像の中での位置・方向の関係から、端末装置の置
かれている状態を推定できる。同様に、室内において
も、天井の位置や柱の位置などをパターン認識等で識別
することにより、端末装置の位置・方向を推定できる。
る推定も可能である。すなわち、端末装置をもって通信
しようとするユーザが歩きながら、もしくは車中などで
使用した場合、カメラに写る背景が移動するような状況
になる。この場合、MPEGエンコーダなどで実施され
ている動きベクトルの検出を行えば、通常、通信者の移
動は水平方向であるため、その動きベクトルの方向が水
平方向と一致することになり、こうして検出された画像
中での水平方向から、端末装置の位置・傾きを検出でき
ることになる。
断結果)により、端末装置の鉛直方向に対する傾きを検
出できれば、端末アンテナとして動作させるべき偏波の
方向が分かる。例えば、垂直偏波の電波を送信しようと
する場合、本実施形態のようにアンテナ制御部109に
より二つの異なる偏波のアンテナ101,102を制御
して、電波伝搬環境に合った送受信アンテナを構成する
ことが可能となる。
けるアンテナ制御部109の具体例を説明する。図3に
示すアンテナ制御部109はスイッチ111で構成さ
れ、このスイッチ111により垂直偏波アンテナ101
と水平偏波アンテナ102のうち、所望の偏波に近い方
を選択するようにしたものである。この場合、電波伝搬
環境判断部108からアンテナ制御部109へ入力され
るアンテナ制御信号は、アンテナ切換え信号となる。
テナにより送受信される偏波を所望の偏波方向に一致さ
せるように制御する構成例であり、分配比可変の可変電
力分配器112により構成される。可変電力分配器11
2により、電波伝搬環境判断部108からアンテナ制御
部109へ入力されるアンテナ制御信号(この場合は、
分配比信号)に基づき、垂直偏波アンテナ101と水平
偏波アンテナ102に設定される電力の分配比が制御さ
れる。
て45°傾いた方向の成分であるとすると、垂直偏波ア
ンテナ101と水平偏波アンテナ102を等電力かつ同
位相で励振することにより、このような偏波でアンテナ
を動作させることができる。同様に、電力比を変化させ
ることにより任意の偏波を実現できる。
ている。図4における可変電力分配器112は、ハイブ
リッド結合器113,114と可変移相器116,11
7を図5のように接続することにより実現でき、可変移
相器116,117に設定する移相量を変化させること
により任意の分配比を実現できる。この場合、電波伝搬
環境判断部108からアンテナ制御部109へ入力され
るアンテナ制御信号は、実際には二つの可変移相器に与
える励振位相信号となる。なお、ハイブリッド結合器1
14の一方のポートは使用せず、ここでの不要な反射を
防ぐために、無反射終端115を接続する。
により取得したデータにより端末装置の鉛直方向からの
傾きを検出し、この結果を基に端末アンテナとして動作
させるべき偏波を形成することによって、以下のような
効果が得られる。 (1)端末装置を使用する場合に、鉛直方向に対してど
のように傾けるかは、その使用環境によりまちまちであ
る。しかし、本実施形態によれば、いかなる場合におい
ても、常に送受信する電波の偏波に一致するようにアン
テナを動作させることができる。従って、偏波の違いに
より損失を低減でき、良好な通信回線を維持することが
できる。また、偏波損失が少なくなる分、従来よりも送
信電力を低くしたり、受信機の性能を低くしてもよくな
るため、安価な部品により端末装置の無線部を製造する
ことができ、端末装置の低コスト化にも有効である。 (2)携帯情報端末装置のように、時には電話のように
耳と口に当てて使用する状況もあれば、机に置いて使用
する場合もあるように、一つの端末装置で様々な使い方
が生じるが、このような場合に本実施形態の構成は特に
有効である。 (3)送信において所望の偏波に合わせて電波を送信す
る、一種の送信ダイバーシチを実現できるため、従来の
ように不要な偏波成分をアンテナから放射しないことに
なり、他の無線基地局や端末装置に対する干渉を低減さ
せることができる。また、このように全体の干渉量を低
減できれば、通信容量、つまりはユーザの収容能力を増
加させることもでき、電波資源の有効活用の点でも効果
がある。
な変更を行っても本発明の効果は同様である。
水平偏波の2本のアンテナを使用する例を示したが、ア
ンテナ本数は2本以上でも構わない。例えば、アンテナ
を3本用いて、XYZの直交座標系の各軸の方向に対応
する偏波成分で動作するアンテナを用意しても構わな
い。すなわち、図1に示した構成ではアンテナ101が
垂直偏波(X軸方向偏波)アンテナ、アンテナ102が
水平偏波(Y軸方向偏波)アンテナであるから、この他
にZ軸方向の偏波成分で動作するアンテナを用意すれば
よいことになる。また、ここで個々のアンテナの偏波を
必ずしも直交させる必要は無い。
く、円偏波として動作させ、二つのアンテナの一方を右
旋円偏波、もう一方を左旋円偏波としても構わない。例
えば、衛星通信などにおいては円偏波を用いるシステム
が多いが、屋外など衛星が直接見通せる状況において
は、実際に衛星から送受信している偏波成分に合わせ、
またビル影や屋内など直接波が見えず、反射波により通
信回線を維持しようとする場合には、その反射の影響を
加味して逆偏波になるように制御することが有効と考え
られる。
で動作するアンテナを別個に設けていたが、これに代え
て見かけは一つのアンテナであるが、二つの偏波を同時
に動作させるアンテナを用いても良い。例えば、マイク
ロストリップアンテナなどを用いて、給電点を別々にす
ることにより、このようなアンテナを形成することがで
きる。
の方向の画像情報を取得し、これらのデータを総合的に
処理して、端末装置の位置・傾きを判断するようにして
も良い。
ず、回転、平行移動などができるような機構を設けても
良い。この場合、カメラの向いている方向を機械的なセ
ンサ等により認識し、これを反映して端末装置の位置・
傾きを判断するようにする。
方向の画像データを複数取得し、これらを総合的に処理
して端末装置の位置・傾きを判断するようにしても良
い。
の実施形態に係る携帯端末装置を示す。この携帯端末装
置は、例えば携帯情報端末装置や無線機を内蔵したパー
ソナルコンピュータである。端末筐体120の外側に端
末アンテナとして複数のアンテナ124,125,12
6,127が設けられる。図6の例では4素子アンテナ
の例を示しているが、アンテナの数はこれ以外でも構わ
ない。また、図6ではアンテナとしてマイクロストリッ
プアンテナなど平面アンテナの例を示しているが、他の
アンテナ方式を用いても良いし、外付けアンテナではな
く、筐体内部に内蔵されていても構わない。
ディスプレイなどで構成される表示部122、操作キー
121、などの他、マイク、スピーカ、外部接続端子な
どが設けられる点は、第1の実施形態と同様である。
を取得し、これを通信相手に送信するために本来設けら
れているものであるが、本実施形態ではカメラ123に
より端末装置近傍の環境をモニタし、ここで取得したデ
ータから電波伝搬環境を推定し、この結果に基づきアン
テナの指向性の制御を行うことが特徴である。第1の実
施形態と同様、カメラ123は通常の画像情報取得のた
めの用途と端末装置近傍の環境をモニタする用途のため
に併用できる。
図を示す。カメラ123により取得されたデータは、電
波伝搬環境判断部129へ伝達され、これにより端末装
置近傍の電波伝搬環境を推定し、この推定結果に基づき
アンテナ制御部128がアンテナ124,125,12
6,127の制御を行う。これにより、アンテナ12
4,125,126,127を介して送受信部130に
より送受信する電波の指向性を良好な形状にすることが
できる。
においてはアンテナの指向性制御が行えなかったのに対
して、本実施形態ではカメラ123により端末装置近傍
の電波伝搬環境を推定してビームを向けるべき方向を認
識し、それに基づき最適なアンテナ制御を行うことが可
能となり、端末装置の使用状況等に関係なく常に良好な
通信環境、通信品質を維持できる。
ナ制御について説明する。図6の第2の実施形態におい
ては、第1の実施形態より多数のアンテナ124,12
5,126,127を有しており、これによって送受信
する電波の指向性の制御を行うことができる。
置近傍の画像データを取得し、これを電波伝搬環境判断
部129へ伝達して、電波伝搬環境判断部128におい
て画像データにより端末装置に対して形成すべきビーム
の方向を推定する。
によってカメラが取得した端末装置近傍の画像データか
ら基地局などの通信相手局を見つけ出し、その方向を推
定する。この場合、通信相手局の存在をパターン認識な
どにより容易に判別できるように、通信相手局の施設等
に色をつけたり、例えばバーコードのようなパターンを
表示したりすれば、その判断が容易になる。
るが、端末装置の使用環境が屋内であった場合、基本的
に電波は窓を介して伝搬するはずであるから、画像デー
タからパターン認識等により窓を抽出、推定して、その
方向をビームの向けるべき方向と判断することができ
る。
である場合、第1の実施形態で説明したように、太陽や
空の方向などによりおおよその衛星の方向が推定できる
し、時計や磁気ジャイロなどと併用して高精度に推定す
ることも可能である。
断結果)により、端末装置から送受信すべきアンテナビ
ームの方向を検出でき、端末アンテナとして動作させる
べき指向性が分かる。従って、端末装置の使用環境に合
った送受信アンテナを構成することが可能となる。図8
及び図9に、この場合のアンテナ構成の具体的な例を示
す。
32,133,134として無指向性ではなく、互いに
異なる方向にビームが向くような指向性を有するアンテ
ナを用いている。そして、アンテナ131,132,1
33,134の中から所望のビーム方向に近いアンテナ
をスイッチ135により選択するものである。この場
合、電波伝搬環境判断部129からアンテナ制御部12
8へ入力されるアンテナ制御信号は、アンテナ切換え信
号となる。
けるためには、機械的にアンテナの向きを変えてもよい
し、サブアレイ化などによりビーム方向を変えてもよ
い。
42,143,144に対して設定する励振位相を各々
のアンテナと分配/合成器149との間に接続された可
変移相器145,146,147,148により変更す
ることによって、合成指向性を所望の方向に向けること
ができるように構成されている。電波伝搬環境判断部1
29からアンテナ制御部128へ入力されるアンテナ制
御信号は、各可変移相器145,146,147,14
8に対して設定する励振位相量となる。
性制御の例を示したが、この構成以外に例えば送受信信
号をベースバンド領域のディジタル信号に変換し、DB
F(ディジタルビームフォーマ)として構成しても良
い。この場合、位相制御は実際にはソフトウェア的に設
定されることになる。
により取得したデータにより端末装置から電波を送受信
するアンテナのビーム方向を検出し、この結果を基に端
末アンテナとして動作させるべき指向性を形成するた
め、以下のような効果を得ることができる。
ンテナが向けるべきビームの方向は使用状況によりまち
まちである。従来の技術では、このようなビーム方向を
認識することはできなかったが、本実施形態の構成によ
ると所望の方向ヘビームを向けることが送信、受信のど
ちらの場合に対しても可能である。従って、アンテナの
放射電力を基地局方向に効率良く送信することができ、
良好な通信回線を維持できたり、通信エリアを広げたり
することができる。
ことが無く、他の端末装置や基地局に対する干渉を低減
できる。このため、ユーザー収容能力を増加させること
もでき、電波資源の有効活用の点からも効果が大きい。
することができ、通信品質の向上の他、受信機の性能を
低くしても回線が維持できるため、安価な部品により端
末無線部を製造することができ、端末装置の低コスト化
にも有効である。
な変更を行っても同様の効果が得られる。
テナ方式は、ここに示した限りではない。
数台用意し、各々で別個の方向の画像情報を取得してこ
れらのデータを総合的に処理し、端末装置の位置・傾き
を判断するようにしても良い。
に、回転、平行移動などができるような機構を設けても
良いし、カメラを機械的に駆動して異なる方向の画像デ
ータを自動的に複数取得し、これらを総合的に処理して
端末装置のビーム方向を判断するようにしても良い。
3の実施形態に係る携帯端末装置を示す。端末筐体24
2の外側にアンテナ241、カメラ243、表示部24
4、操作キー245,246などの他、マイク、スピー
カ、外部接続端子などが設けられる。
ク図を示す。カメラ243により取得したデータは、電
波伝搬環境判断部247へ伝達され、これにより端末装
置近傍の電波伝搬環境を推定し、この推定結果に基づい
てアンテナ241と送受信部250の間に挿入された可
変利得増幅器248の利得制御を行う構成となってい
る。
においてはアンテナの制御が行えなかったものが、カメ
ラ243により端末装置近傍の電波伝搬環境を推定する
ことにより、アンテナ241に接続される可変利得増幅
器248の利得制御を行うことで、端末装置の使用状況
等に関係なく常に良好な通信環境、通信品質および良好
な待ち受け状態を維持できる。
2により端末装置近傍の画像データを取得し、これを電
波伝搬環境判断部247へ伝達して、電波伝搬環境判断
部247において画像データにより端末装置の置かれて
いる空間的な環境、つまり通し環境で電波を送受信し易
いか、鞄の中などに収納されており電波を送受信しにく
い状態がなどを推定する。
ら、環境が屋外が屋内かなどの判断は可能であるし、鞄
の中などでは全く何も見えない状態であるので、そのよ
うな状況の判断は容易である。さらに、パターン認識等
により、マルチパス環境下、基地局と見通し環境にある
かどうかなどの判断も可能である。
結果)により、アンテナから送信する電波の送信電力の
制御を行うことが可能となり、送信電力を必要とする環
境では可変電力増幅器の送信電力を高くし、それ以外の
環境では送信電力をセーブすることができる。
ルが低い環境下では増幅器利得を上げるなど、増幅器の
性能を最大限に生かすような制御を行い、逆に受信環境
が良好であると判断できる場合には増幅器の性能を落と
して利用し、消費電力等をセーブするようにできる。
かれている電波伝搬環境を推定し、この結果から可変利
得増幅器248の最適な利得制御を行うことにより、以
下のような効果が期待できる。
等の消費を最小限にできる。従って、通信継続時間や待
ち受け時間を長くできる効果がある。また、端末装置の
電池を小さなものとすることができ、端末装置の小型・
軽量化、低コスト化に有効である。
の送信が可能となる。従って、不要な電波を送信するこ
とを避けることができ、他の基地局や端末装置への干渉
を低減することができる。
4の実施形態に係る携帯端末装置を示す。この携帯端末
装置は、例えば携帯情報端末装置や無線機を内蔵したパ
ーソナルコンピュータであり、端末筐体157の外付け
もしくは内蔵された複数のアンテナ151,152,1
53(図12の例では3素子アンテナの例を示すが、ア
ンテナ素子の数はこれ以外でも構わない)が設けられ
る。アンテナ素子方式、偏波等は特に問わない。アンテ
ナ以外に、端末筐体上にはカメラ155、表示部15
4、操作キー156などの他、マイク、スピーカ、外部
接続端子などが設けられる。
し、これを通信相手に送信するために本来設けられてい
るものであるが、本実施形態ではこのカメラ155によ
り端末装置近傍の環境をモニタし、ここで取得したデー
タから電波伝搬環境を推定して、その結果に基づきアン
テナの指向性の制御を行うことが特徴である。勿論、こ
れまでの実施形態と同様、カメラ155は通常の画像情
報取得のための用途と端末装置近傍の環境をモニタする
用途のために併用できる。
ク図を示す。カメラ155により取得したデータは、電
波伝搬環境判断部173へ伝達され、これにより端末装
置近傍の電波伝搬環境を推定し、この推定結果に基づき
アンテナ制御部172がアンテナ151,152,15
3の制御を行う。この結果、アンテナ151,152,
153を介して送受信部が送受信する電波の指向性を良
好な形状にすることができる。さらに、アンテナ制御部
172による制御の仕方によっては、時々刻々と変化す
る電波伝搬環境に応じて適応的にアンテナ指向性を変化
させることも可能である。
成回路171により行われ、この中でアンテナ151,
152,153と分配/合成器170との間に挿入され
た可変利得増幅器164,165,166及び可変移相
器167,168,169により、各アンテナの励振振
幅及び励振位相を設定することにより、アンテナの合成
指向性を変化させることができる。
周波数帯もしくはIF(中間)周波数帯などアナログ領
域で実現される場合の構成例である。IFの場合、周波
数変換器、フィルタ等が必要になるが、本発明の基本な
構成は同じであるので、図では省略している。
域で実現する場合の例である。カメラ155により取得
したデータは電波伝搬環境判断部173へ伝達され、こ
れにより端末装置近傍の電波伝搬環境を推定し、この推
定結果に基づきアンテナ制御部220がアンテナ15
1,152,153の制御を行う。この結果、送受信部
がアンテナ151,152,153を介して送受信する
電波の指向性を良好な形状にすることができる。さら
に、アンテナ制御部220による制御の仕方によって
は、時々刻々と変化する電波伝搬環境に応じて適応的に
アンテナ指向性を変化させることも可能である。
ム形成回路(DBF)216により行われる。図14
は、一例として受信系での構成を示している。送信系の
場合、信号の伝達方向が逆になるだけである。アンテナ
151,152,153で受信された受信信号は、各々
のアンテナに接続された増幅器201,202,203
で増幅された後、ミクサ204,205,206におい
て分配器208で分配されたLO(ローカル)発振器2
07の出力信号と乗算され、その乗算出力のうち低い周
波数成分がフィルタで切り出されることにより、周波数
変換される。ここで周波数変換された信号はべ一スバン
ド(BB)帯でも、IF帯でも構わない。さらに、ここ
でI,Qの成分の直交検波を行っても構わない。
212,213,214によりそれそれディジタル信号
に変換され、ディジタル信号領域において重み付け器2
12,213,214で各アンテナからの受信信号に重
み付けが行われた後、合成器215で合成される。ここ
で、DBF216をDSP(ディジタル信号処理装置)
などで構成すれば、DBFの中のアンテナ制御部22
0、重み付け器212,213,214および合成器2
15などはソフトウェア的に実現できる。
けるアンテナ重み付け量(各アンテナ素子に与える励振
振幅と励振位相をまとめたもの)をどのように決定する
かが重要になるが、様々な目的に応じて様々な励振ウェ
イト決定アルゴリズムを用いることが可能となる。
り、従来では送信および受信においてはアンテナの指向
性制御が行えなかったものが、カメラにより端末装置脇
純とした近傍の電波伝搬環境を推定し、その環境に応じ
た最適な指向性制御を行うことが可能となる。これによ
り、端末装置の使用状況等に関係なく常に良好な通信環
境、通信品質を維持できる。
ナ制御について説明する。図12、図13、図14に示
した構成において、先ずカメラ155により端末装置近
傍の画像データを取得し、これを電波伝搬環境判断部1
73へ伝達して画像データにより端末装置においてどの
ような指向性制御が最適かを推定する。例えば、パター
ン認識等の技術によりカメラが取得した端末装置近傍の
画像データからマルチパスやフェージングが起こりやす
い環境か、起こりにくい環境かが推定できる。
端末装置近傍の画像データからパターン認識などにより
建物などを認識することによって、屋外で見通しが良い
(障害物が見えない)環境であったり、基地局などの通
信相手局が直接見えている見通し環境であれば、単純に
ビームを基地局に向けるなどの制御を行えば良い。
グが発生することが電波伝搬環境判断部から判断できた
場合には、マルチパス/フェージング対策としてアンテ
ナダイバーシチ処理を行うような制御信号をアンテナ制
御部へ送ったり、または、所望波以外の干渉波抑圧を行
うアダプティブヌル制御のための制御信号をアンテナ制
御部に送る。
も、画像処理により干渉波の数をおおまかに推定し(例
えば、電波を反射するビルの数などにより干渉波数を推
定する)、干渉波の数に応じてアダプティブヌル制御の
アルゴリズムを変更するような制御信号をアンテナ制御
部へ送出する。
背景の移動速度を推定することにより、フェージング環
境下におけるドップラー周波数を推定し、この状況に合
ったアンテナ制御アルゴリズムをアンテナ制御部へ送出
することもできる。
それに基づき最適なアンテナ制御方法(アンテナ制御ア
ルゴリズム)を判断する。例えば、アンテナ制御部17
2,220ではダイバーシチ合成、アダプティブビーム
制御、アダプティブヌル制御などのアルゴリズムを複数
記憶しており、その中で電波伝搬環境判断部により指示
されたアルゴリズムを選択して動作させ、最適な励振ウ
ェイトを求め、これを各アンテナ素子に設定することが
可能となる。
取得したデータにより端末装置の置かれている電波伝搬
環境を推定し、この状況下で最適なアンテナ制御を選択
して、ここで求められる励振ウェイトを設定することが
可能であるため、以下のような効果が得られる。
ず、常時、最適な通信環境を設定できる。特に、どのよ
うなフェージング/マルチパス環境かを推定し、その環
境に合った励振ウェイト設定アルゴリズムを設定できる
ため、最適な適応パターン成形のために励振ウェイトの
最適化、収束の高速化(最速化)などが可能になり、リ
アルタイムに処理をさせる上で有効である。従って、通
信品質の向上の他、処理の俊敏性、信頼性の上での効果
も大きい。
外からの不要な干渉波を抑圧する場合にも同様であり、
さらにこの場合には干渉波成分を低減できることによ
り、カバレッジ内で収容できるユーザ(端末)数を増加
させることも可能になり、周波数資源の有効活用の観点
からも効果が大きい。
れた視覚情報に基づく携帯端末装置を基準とした電波伝
搬環境の判断処理を携帯端末装置の内部で行ったが、カ
メラで得られた視覚情報(画像情報)を基地局などの携
帯端末装置外のシステムに伝送してもよい。この場合、
その外部システム内で電波伝搬環境の判断処理を行い、
この判断結果ないしはそれに基づくアンテナ制御信号を
携帯端末装置に返送する構成とする。
る構成とすることにより、携帯端末装置の処理負担を緩
和することができる。また、このような構成を採用する
場合、端末装置のカメラで得られた視覚情報を圧縮して
外部システムに伝送することにより、伝送時間を短縮で
きる。携帯端末装置にMPEG、JPEGなどの圧縮エ
ンコーダが内蔵されている場合、そのエンコーダを外部
システムに伝送する視覚情報の圧縮に利用することが可
能である。
受信する電波の偏波、ビーム方向、電力レベル、アンテ
ナパターン等を認識することはできなかったのに対し
て、本発明の携帯端末装置によれば最適な偏波、ビーム
方向、送信電力、アンテナパターンで電波の送受信が可
能となる。
な環境に対して最適なアンテナ制御を行うことが可能と
なり、通信回線の品質の向上、送信電力の効率的な利
用、他の通信エリアや端末装置への与干渉の低減、耐干
渉性能の向上などの効果を期待することができる。
信頼性の向上、無線システムの収容能力の向上、周波数
資源の有効活用、端末装置の小型・軽量・低コスト化な
どの効果も期待できる。
の外観図
ブロック図
を示すブロック図
成例を示すブロック図
を示すブロック図
の外観図
ブロック図
を示すブロック図
成例を示すブロック図
置の外観図
すブロック図
置の外観図
示すブロック図
例を示すブロック図
51〜153,241…アンテナ 103,125,243,155…カメラ 105,120,242,157…筐体 108,129,247,173…電波伝搬環境判断部 109,128,172,220…アンテナ制御部 110,130,250…送受信部 111,135…スイッチ 112…可変電力分配器 113,114…ハイブリッド回路 116,117,145〜148,167〜169…可
変移相器 149,170,215…分配/合成器 248,164〜166…可変電力増幅器 171,216…ビーム形成回路 212〜214…重み付け器
Claims (6)
- 【請求項1】カメラを備えた携帯端末装置において、 カメラで携帯端末装置近傍の視覚情報を検知し、この視
覚情報よる該携帯端末装置を基準とする電波伝搬環境の
判断結果に基づいて、電波を送受信するためのアンテナ
の制御を行う構成としたことを特徴とする携帯端末装
置。 - 【請求項2】携帯端末装置近傍の視覚情報を検知するカ
メラと、 前記視覚情報より該携帯端末装置を基準とする電波伝搬
環境を判断する電波伝搬環境判断手段と、 電波を送受信するためのアンテナと、 前記電波伝搬環境判断手段の判断結果に基づいて前記ア
ンテナの制御を行うアンテナ制御手段とを有することを
特徴とする携帯端末装置。 - 【請求項3】前記電波伝搬環境判断手段は、前記視覚情
報より携帯端末装置の地面に対する姿勢を該携帯端末装
置を基準とする電波伝搬環境として判断し、 前記アンテナ制御手段は、前記電波伝搬環境判断手段の
判断結果に基づいて前記アンテナより送信または受信す
る電波の偏波を変化させることを特徴とする請求項2記
載の携帯端末装置。 - 【請求項4】前記電波伝搬環境判断手段は、前記視覚情
報より携帯端末装置の通信相手の方向を該携帯端末装置
を基準とする電波伝搬環境として判断し、 前記アンテナ制御手段は、前記電波伝搬環境判断手段の
判断結果に基づいて前記アンテナより送信または受信す
る指向性を変化させることを特徴とする請求項2記載の
携帯端末装置。 - 【請求項5】前記アンテナ制御手段は、前記電波伝搬環
境判断手段の判断結果に基づいて前記アンテナより送信
する電波の電力を変化させることを特徴とする請求項2
記載の携帯端末装置。 - 【請求項6】前記アンテナは複数のアンテナ素子を有
し、これらの各アンテナ素子の励振振幅および励振位相
を所定の励振制御アルゴリズムにより設定可能に構成さ
れ、 前記アンテナ制御手段は、前記電波伝搬環境判断手段の
判断結果に基づいて前記励振制御アルゴリズムを変更さ
せることを特徴とする請求項2記載の携帯端末装置。
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