JP2001101907A - 照明器具およびシステム天井 - Google Patents

照明器具およびシステム天井

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JP2001101907A JP27622799A JP27622799A JP2001101907A JP 2001101907 A JP2001101907 A JP 2001101907A JP 27622799 A JP27622799 A JP 27622799A JP 27622799 A JP27622799 A JP 27622799A JP 2001101907 A JP2001101907 A JP 2001101907A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】器具本体の小型軽量化を図ると共に、空気流通
用開口から天井裏スペースを見えにくくする。 【解決手段】反射面4aおよび背面を有する反射体本
体、反射体本体の端部に形成されてなり枠の一辺を構成
し得る枠部分4b,4cおよび枠部分に対向するととも
に反射体本体の背面側に形成される空気流通用スリット
部を有する反射板4;前記反射体の枠部分とともに枠を
構成する枠部分3a1,3b1および枠部分に対向して
構成される空気流通用スリット部を有し、反射体側部方
向に配設された一対の端板3a,3bを含んで構成され
る器具本体3と;反射板に光学的に対向して配設される
蛍光ランプと;ランプを点灯する点灯装置7aと;を具
備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井に張設される
天井板に、照明器具や空調設備の吹出口または吸込口等
を埋設するシステム天井およびこのシステム天井に配設
される照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、システム天井は、天井下地であ
る天井スラブに吊りボルト等により吊設された断面形状
がほぼT形の複数のTバーを格子状や平行等に組み付
け、これらTバーにより格子状や平行に囲まれた空間
に、天井板と共に照明器具や空調設備の吹出口、吸込口
等を配置して、これらの外縁部をTバーの外縁部上に落
とし込み固定してこれら照明器具や空調設備等を天井板
とほぼ面一に埋設して外観上の美観の向上等を図ってい
る。
【0003】この種のシステム天井に取付けられる従来
の照明器具としては、例えば特許第2594160号の
特許公報や意匠登録第927387号の類似1、同類似
3の意匠公報に掲載されたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の照明器具では、反射体を収容する器具本体が有蓋
角筒状であり、一対の端板と、これら一対の端板の両端
部どうしを連結する一対の側板と、これら一対の端板と
一対の側板とにより形成される矩形枠の開口両端の一端
を閉じる蓋部と、を備えているので、照明器具本体の大
型重量化とコストアップを招くという課題がある。
【0005】また、システム天井の場合は、天井スラブ
に吊設した吊りボルトにさらに複数のTバーを吊設して
格子状等に組み付けてから、これらTバー上に照明器具
を載置固定するので、吊りボルトに直接照明器具を取付
ける場合に比して、Tバーの重量分だけ吊りボルトの荷
重負荷が増大するために照明器具の軽量化が要請されて
いる。
【0006】さらに、上記意匠登録第927387号の
類似3では空調用吹出口を器具本体に形成しているが、
この空調用吹出口とこの吹出口の天井裏側開口とがほぼ
直状に連通しているので、この空調用吹出口を下から見
上げたときに、天井裏の暗い空間の一部が見えてしま
い、美観を低下させるという課題がある。
【0007】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、器具本体の小型軽量化を図るこ
とができるうえに、空気流通用開口から天井裏スペース
が見えにくくすることができる照明器具を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、反射
面および背面を有する反射体本体、反射体本体の端部に
形成されてなり枠の一辺を構成し得る枠部分および枠部
分に対向するとともに反射体本体の背面側に形成される
空気流通用スリット部を有する反射体;前記反射体の枠
部分とともに枠を構成する枠部分および枠部分に対向し
て構成される空気流通用スリット部を有し、反射体側部
方向に配設された一対の端板を含んで構成される器具本
体と;反射体に光学的に対向して配設されるランプと;
ランプを点灯する点灯装置と;を具備していることを特
徴とする照明器具である。
【0009】この発明によれば、照明器具の枠を、器具
本体の枠部分と反射体の枠部分とにより形成し、反射体
の一部を器具本体の枠の一部として兼用するので、その
分器具本体の部品点数を削減することができる。このた
めに、照明器具の小型軽量化を図ることができる。ま
た、反射体の枠部分と器具本体の枠部分の背面側に空気
流通用スリット部を形成しているので、照明器具を下方
から見上げたときに、空気流通用スリット部を器具本体
側と反射体側の各枠部分により見えにくくすることがで
きる。また、空気流通用スリット部を通して室内空気を
天井裏スペース側に吸込むことができるので、空調用吸
込口装置を別途システム天井に設ける必要がない。この
ために、このシステム天井の施工工事が簡単になり、コ
スト低減を図ることができる。
【0010】請求項2の発明は、点灯装置を収容する放
熱スリットを備えたケーシングを、その放熱スリット
に、空気流通用スリット部を通る空気が通風するように
配設していることを特徴とする請求項1記載の照明器具
である。
【0011】この発明によれば、請求項1記載の発明の
作用効果に加えて、点灯装置のケーシングの放熱用スリ
ットに、空気流通用スリットを通る空気が通風するの
で、点灯装置の放熱効率を向上させることができる。
【0012】請求項3の発明は、器具本体は、その天井
側に、空調設備の吹出ダクトを取付けるための取付手段
を備えていることを特徴とする請求項1または2記載の
照明器具である。
【0013】この発明によれば、請求項1または2に記
載の発明の作用効果に加えて、空調設備の吹出ダクトを
器具本体の取付手段により容易かつ確実に固定すること
ができる。
【0014】請求項4の発明は、ランプが着脱自在に装
着されて電気的に接続されるランプソケットを予め点灯
装置に電気的に接続している配線を、その配線方向を案
内する一方器具本体に取付けられるガイド板に予め固定
してなるランプソケットモジュール板を具備しているこ
とを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一に記載の
照明器具である。
【0015】この発明によれば、請求項1ないし3のい
ずれか一に記載の発明の作用効果に加えて、ランプソケ
ットと点灯装置とを予め接続した配線を予めガイド板に
取付けておいてモジュール化(複合部品化)したランプ
ソケットモジュールを備えているので、このランプソケ
ットモジュールを器具本体に取付ける一工程によりラン
プソケットと点灯装置とを天井裏で接続し配線する工程
を省略することができ、これら配線の接続と配線作業の
作業性を向上させることができる。
【0016】請求項5の発明は、ランプを軸方向と径方
向で覆い、その軸方向に沿う幅方向両端部を、ランプに
近接して最も高輝度となる反射面の高輝度部と、ランプ
からの光が照射される器具本体の開口枠の隅を結ぶ線と
水平線とでなす角度を越える位置まで延在させる大きさ
に形成される制光体を具備していることを特徴とする請
求項1ないし4のいずれか一に記載の照明器具である。
【0017】この発明によれば、請求項1ないし4のい
ずれか一に記載の発明の作用効果に加えて、ランプに近
接対向してグレアを生ずる反射面の高輝度部と器具本体
の開口枠の隅とを結ぶ線と水平線とでなす角度を超える
位置まで制光体の幅方向端部が延在しているので、この
制光体により反射面の高輝度部を十分に覆うことができ
る。このために、グレアを防止ないし低減することがで
きる。
【0018】請求項6の発明は、制光体は、その幅方向
一端部における軸方向両側端に、一対の端板の対向面に
それぞれ突設された係止ピンにそれぞれ揺動自在かつ着
脱自在に係合する係合凹部を形成する一方、幅方向他端
部における軸方向両側端に、一対の端板の対向面にそれ
ぞれ形成された係合凹部に出入自在に挿入されるスピン
ドルおよびこのスピンドルの出入位置を係脱自在に保持
するホルダーを備えたラッチ機構をそれぞれ設けている
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一に記載
の照明器具である。
【0019】この発明によれば、請求項1ないし5のい
ずれか一に記載の発明の作用効果に加えて、制光体をラ
ンプの上方または下方で開き、ランプを器具本体から取
り外すことにより、ランプを器具本体から容易に取り外
すことができる。
【0020】請求項7の発明は、天井側に配設されて頭
部とこの頭部よりも細い首部とを備えた器具取付部材に
係脱自在に係止される係止金具を具備し、この係止金具
は、器具本体の側壁外面に固着されて器具取付部材の頭
部を出入自在に挿入させる挿入部を有し、この挿入部
は、器具取付部材の頭部を出入させる開口端部と、この
挿入部内に挿入された器具取付部材の頭部頂面に当接し
て照明器具の荷重を器具取付部材に負荷させる当接部
と、器具本体の側壁外面と対向する上記器具取付部材の
内側面と反対側の外側面を覆う側面部と、挿入部の開口
端部にて器具取付部材の首部側へ湾出するように器具本
体の外側壁に突設された円弧状突部と対向する位置に
て、挿入部内方へ折曲されてこの開口端部を狭くする折
曲端部と、を備えていることを特徴とする請求項1ない
し6のいずれか一に記載の照明器具である。
【0021】この発明によれば、請求項1ないし6のい
ずれか一に記載の発明の作用効果に加えて、係止金具の
当接部により照明器具の荷重を器具取付部材に負荷させ
るので、この照明器具の荷重を器具取付部材により支持
することができる。また、係止金具の側面部により器具
取付部材の外側面を覆っているので、照明器具が横方向
へ外れるのを防止することができる。
【0022】さらに、係止金具の開口端部の折曲端部と
円弧状突部とにより開口端部の開口幅を縮小しているの
で、一旦挿入部内に挿入された器具取付部材の頭部がこ
の挿入部から外れるのを防止することができる。さらに
また、円弧状突部が器具取付部材の首部にて、その内側
へ円弧状に湾出しているので、器具取付部材の頭部が挿
入部から外れるのを防止することができる。
【0023】請求項8の発明は、天井側に配設される器
具取付部材と;反射面および背面を有する反射体本体、
反射体本体の端部に形成されてなり枠の−辺を構成し得
る枠部分および枠部分に対向するとともに反射体本体の
背面側に形成される空気流通用スリット部を有し、前記
スリット部が下方側から見えにくくなるように前記枠部
分が前記器具取付部材に対向されてなる反射体;前記反
射体の枠部分とともに枠を構成する枠部分および枠部分
に対向して構成される空気流通用スリット部を有し、反
射体側部方向に配設された一対の端板を有してなり、前
記スリット部が下方側から見えにくくなるように前記枠
部分が前記器具取付部材に載置されてなる器具本体と;
反射体に光学的に対向して配設されるランプと;天井側
に配設され、ランプを点灯する点灯装置と;を具備して
いることを特徴とするシステム天井である。
【0024】この発明によれば、請求項1記載の照明器
具を具備しているので、請求項1の発明とほぼ同様の作
用効果を奏することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1〜
図13に基づいて説明する。なお、これらの図中、同一
または相当部分には同一符号を付している。
【0026】図1は本発明の第1の実施形態に係る照明
器具1を、格子状に組付けられた器具取付部材の一例で
ある4本のTバー2,2により形成された矩形の取付空
間内に配置して各Tバー2の各辺縁上に載置固定した状
態の仰視図であり、図2はこの図1のTバーを削除した
ときの照明器具1のみの正面図、図3は照明器具1の底
面図である。
【0027】これらの図に示すように、各Tバー2は断
面形状が例えばほぼT状をなし、図示しない天井下地で
ある天井スラブに吊りボルト等により吊設されて図示し
ない複数の矩形の取付空間を形成し、各取付空間内には
図示しない天井板や空調設備、照明器具1などを配置し
て各Tバー2の各辺縁上に落し込み固定することによ
り、空調設備や照明器具1、天井板等を固定し、これら
空調設備や照明器具を、その下面が天井板とほぼ面一に
なるように埋設してシステム天井を構成するようになっ
ている。
【0028】図1、図2に示すように照明器具1は、器
具本体3に円弧状に湾曲した反射体である反射板4を配
設している。器具本体3はその図1中左右方向に所定の
間隔を置いて一対の端板3a,3bを対向配置し、これ
ら端板3a,3bは例えば金属製横長平板の図1中下端
部を除く、上端部と左右両端部とをそれぞれ内方(対向
側)へほぼ直角に折曲する一方、図1中下端部の長手方
向中間部を図2、図3に示すように水平方向外方にほぼ
直角にそれぞれ所定長折曲して両者がほぼ面一の枠部分
3a1,3b2をそれぞれ形成している。さらに、これ
ら一対の端板3a,3bどうし間には反射板4を介在さ
せてこれら端板3a,3bどうしを連結し、この反射板
4の天井スラブS側の上面がいわば器具本体3の上蓋を
形成する一方、反射板4の幅方向両側部(図1では左右
両側部)が器具本体3の両側面部を形成している。
【0029】すなわち、反射板4は、その軸方向両端
(図1では上下端)を器具本体3の一対の端板3a,3
bの内面に当接させた状態で固定し、天井スラブSに対
向する図示しない室内床面側の底面側を開口させてい
る。
【0030】また、反射板4は、その凹弧状内面を例え
ば白色等の反射面4aに形成する一方、幅方向両端部
を、各端板3a,3bの開口側の枠部分3a1,3b1
にほぼ面一になるように水平方向内方にほぼ直角に所定
長折曲して枠部分4b,4cをそれぞれ形成し、これら
各枠部分3a1,3b1,4b,4cにより器具本体3
の1つの矩形の開口枠3eを形成している。
【0031】そして、図3と図4に示すように各枠部分
3a1,3b1,4b,4cの背面側(天井スラブS
側)には、各枠部分3a1,3b1,4b,4cにほぼ
平行の細長い気流通用スリット5a,5b,5c,5d
をそれぞれ形成している。各空気流通用スリット5a〜
5dは、まず、各端板3a,3bと反射板4の各枠部分
3a1,3b1,4b,4cの各外端部を図2,図4,
図7に示すように図中上方(天井スラブS側)へほぼ直
角に折曲して終端させる。次に、これら各枠部分3a
1,3b1,4b,4cの背面側(図2,図4,図7で
は上側)へ所定間隔を置いて断面形状がほぼL字状の目
隠し板6をそれぞれ配設している。一対の端板3a,3
bの外側方に配設される図3中左右一対の目隠し板6
は、一対の端板3a,3bの外側面に固着される一方、
反射板4の枠部分4b,4cの外側方に配設される目隠
し板6は、その長手方向両端が一対の端板3a,3bの
図3中上下両端部内面に固着される。
【0032】すなわち、図4に示すように各目隠し板6
はそのL字垂直部6aを一対の端板3a,3bの外面下
部に固着する一方、各L字水平部6bの各枠部分3a1
〜4cの直上に、対応する内端部にて、その板厚方向に
貫通する平面形状が細長矩形の開口である空気流通用ス
リット5a〜5dを各枠部分3a1〜4cにほぼ平行に
並設している。また、L字水平部6bの幅方向外端部は
各枠部分3a1〜4cの鉤状先端部3a2,3b2,4
b1,4b2よりも水平方向外方へ延出してから下方
(床面側)へほぼ直角に折曲して、下向き開口の鉤状先
端部6cをそれぞれ形成し、これら各鉤状先端部6cと
各枠部分3a1〜4cの垂直部3a2,3b2,4b
1,4b2上端と幅方向に所定の間隙をおいて対向配置
し、その間隙を下開口6にそれぞれ形成している。これ
により、各下面開口6dが各枠部分3a1〜4cの外側
にそれぞれ配設される。しかも、図4に示すようにこれ
ら各下面開口6と空気流通用スリット5a〜5dとを連
通させて天井スラブS側空間に連通させる吸込通風路6
eをそれぞれ形成すると共に、この吸込口通風路6eを
ほぼ直角に曲げる屈曲部を形成している。したがって、
床面上からこの照明器具1の各下面開口6dを見上げた
時に、各吸込口通風路6aの屈曲部の底部をなす目隠し
板6の一部が見えるだけであるので、各下面開口6eと
各空気流通用スリット5a〜5dを通して天井スラブS
側の暗い空間が黒く見えるのを防止することができるの
で、外観上の美観を向上させることができる。
【0033】また、図5に示すように器具本体3の一対
の端板3a,3bの一方、例えば3aの長手方向中間部
の内面に、例えば2個のソケット8a,8bを端板3a
の長手方向に並べて装着している。これらソケット8
a,8bには例えばU字形状の2本のツインコンパクト
形蛍光ランプ9a,9bの口金が着脱自在に装着されて
電気的に接続され、反射板4の凹弧状反射面4aの幅方
向ほぼ中間部にて軸方向にほぼ平行に配置されるように
なっている。なお、これらソケット8a,8bは1台以
上であればよく、蛍光ランプ9a,9bも1本以上であ
ればよく、形状も直管形でもその他の形状のものでもよ
い。
【0034】また、他方の端板3bの長手方向(図5で
は上下方向)ほぼ中間部の内面にランプホルダ10を取
付けており、このランプホルダ10により各蛍光ランプ
9a,9bの自由端部に着脱自在に装着されてこれを支
持するようになっている。
【0035】そして図3、図5に示すように一対の端板
3a,3bの図3中上下両端部には、器具本体3が格子
状に組み付けられたTバー2の各内縁部上に落し込まれ
たときに、これらTバー2の上部に係脱自在に係合され
る鉤状の係止金具11,11,11,11を、その鉤状
開口を床面側に向けた状態で固着している。なお、図1
中、符号7は一対の端板3a,3bの長手方向両端部間
に横架されるL字状の取付板であり、そのL字水平部の
内面に点灯装置7aが取付けられる。点灯装置7aは蛍
光ランプ9a,9bを点,消灯させるものであり、図示
しない複数の放熱スリットを穿設したケーシング内にイ
ンバータ等を収容しており、この放熱スリットが空気流
通用スリット5a〜5dの少なくともいずれかの通風路
6eの途中または出口を臨む位置に設置される。
【0036】また、図3,図6に示すように蛍光ランプ
9a,9bの反射板4の反対側を覆う制光体である円弧
状のパンチングメタル12を一対の端板3a,4b間に
開閉自在かつ着脱自在に設けている。
【0037】パンチングメタル12は、円弧板状の本体
12aの各外縁部以外の箇所に、板厚方向に貫通する多
数の小孔12bを穿設しており、図5,図7に示すよう
にパンチングメタル12の幅方向一端部における長手方
向両端部には、各端板3a,3bの内面に内方へ突出す
るようにそれぞれほぼ直角に突設された一対の係止ピン
14,14に開閉自在かつ着脱自在に係合する係合凹部
15,15をそれぞれ形成する一方、その幅方向他端部
における軸方向面端部にはラッチ機構16を設けてい
る。
【0038】ラッチ機構16は、一方の端板3aの内面
に形成された図示しない凹部に係脱自在に挿脱されるス
ピンドル16aと、このストピンドル16aを軸方向に
進退自在かつその進退位置を係止自在に保持させる図示
しないホルダと、スピンドル16aに垂直方向に植設さ
れたピン状のつまみ16bとを具備している。なお、図
5中符号13は、図示しないAC電源コードやアース線
等が接続されるソケット端子台であり、器具本体3の一
方の側板3dに埋設される。このソケット端子台13の
内面側は図示しない配線により点灯装置に電気的に接続
される。また、図7中符号17は反射板14の軸方向両
端を各端板3a,3bに固着するためのL形片である。
【0039】したがって、この照明器具1によれば、そ
の器具本体3を、複数のTバー2の組付けにより格子状
に形成された複数の矩形状の取付空間のうち、所定の取
付空間内に落し込むと、器具本体2の各係止金具11が
各Tバー2上部に係合して固定される。したがって、天
井スラブSに複数のTバー2を吊りボルト等により吊設
し、これらTバー2に天井板を張設して天井裏スペース
を閉塞する前に、Tバー2上に器具本体3を載置固定で
きるので、器具本体3のTバー2上への据付作業と配線
作業の作業性を向上させることができる。
【0040】そして、蛍光ランプ9a,9bからの直接
光の一部は円弧板状の反射板4により反射されて反射光
として底面開口枠3eから室内へ照射される一方、直接
光の他の一部はパンチングメタル12の多数の小孔を通
る際に拡散されて柔らかい直接光として室内へ照射され
る。
【0041】また、天井スラブS側の天井裏スペースは
図示しない空調設備により負圧状態にあるので、照明器
具1の下方の室内空気が照射器具1の各下面開口6dか
ら吸い込まれて通風路6e、各空気流通用スリット5a
〜5dを経て天井裏スペースへ通風され、空調設備に吸
い込まれる。
【0042】したがって、照明器具1の空気流通用スリ
ット5a〜5dと別途に空調用吸込口装置を天井に配設
する必要がないので、天井施工工事の作業性の向上を図
ることができる。また、照明器具1の空気流通用スリッ
ト5a〜5dの通風路6eを通る通風が点灯装置7のケ
ーシングの放熱用スリットに通風するように点灯装置7
を配置しているので、この点灯装置7を適度に冷却する
ことができる。さらに、器具本体3の空気流通風スリッ
ト5a〜5dを空気が通風するので、器具本体3自体を
適度に冷却することができる。このために、この器具本
体3内に配設される蛍光ランプ9a,9bを適度に冷却
することができるので、その過熱による発光効率の低下
を防止することができる。
【0043】さらに、各枠部分3a1〜4dの直上に各
空気流通用スリット5a〜5dを配設したので、照明器
具1を下から見上げたときに、各空気流通用スリット5
a〜5dを通して暗い天井裏スペースの一部が黒く見え
るのを遮蔽して外観上の美観の向上を図ることができ
る。
【0044】また、パンチングメタル12を器具本体3
に開閉自在かつ着脱自在に設けているので、このパンチ
ングメタル12を開放または取り外すことにより、蛍光
ランプ9a,9bのソケット8a,8bからの取外し、
または取付を簡単かつ迅速に行なうことができる。
【0045】図8は本発明の第2の実施形態に係る照明
器具1Aを、格子状に組み付けられた複数のTバー2上
に配置した状態の仰視図、図9はこのTバー2を削除し
た照明器具1Aの正面図、図10は同底面図である。
【0046】これらの図に示すように照明器具1Aは、
上記照明器具1の2本の蛍光ランプ9a,9b同士を一
対の端板3a,3bの各長手方向両端部側へ離間させて
配置すると共に、2つの円弧状反射板4d,4eを離間
配置し、これら両反射板4d,4e間の間に所定大の矩
形の空調用吹出口21を反射板4d,4eの軸方向ほぼ
全長に亘って形成した点に主な特徴を有する。
【0047】すなわち、図11,図12にも示すように
一対の端板3a,3bの長手方向両端部間に、図8中左
右一対の円弧状の反射板4d,4eを軸方向に配置固定
する一方、一方の端板3aの長手方向両端部の内面に、
一対のソケット8a,8bをそれぞれ離間させて配設
し、これらソケット8a,8bに装着される蛍光ランプ
9a,9bが各反射板4d,4eの幅方向ほぼ中間部、
つまり凹弧面の内底部下に位置させるようになってい
る。また、これら蛍光ランプ9a,9bをそれぞれ覆う
円弧状のパンチングメタル12c,12dが器具本体3
に着脱自在に取り付けられる。すなわち、各パンチング
メタル12c,12dは、上記パンチングメタル12と
同様に凹弧状内面を白色等の反射面12aに形成する一
方、図10に示すように各パンチングメタル12c,1
2dの軸方向両端部に化粧止めねじ22,22のねじ軸
部を挿通せしめる挿通孔を形成している。一方、図11
に示すように、左右一対の端板3a,3bの各長手方向
両端部の内面には図11中左右一対の取付耳23を固着
し、これら取付耳23のねじ孔23aに化粧止めねじ2
2のねじ軸部をそれぞれねじ止めることにより各パンチ
ングメタル12b,12cを器具本体3に着脱自在に装
着するようになっている。
【0048】さらに、各反射板4b,4cの内底部上に
は、蛍光ランプ9a,9bのU字状先端部を着脱自在に
保持するランプホルダ24がそれぞれ配設されている。
【0049】そして、図8,図9等により示すように一
対の端板3a,3bの長手方向一端部間の上面上には横
方向に細長の角筒状の点灯装置用ケーシング25を配設
する一方、一方の端板、例えば3aの上面上には、モジ
ュール板26を装着している。
【0050】点灯装置用ケーシング25は蛍光ランプ9
a,9bを点,消灯させる図示しないインバータ等を収
容しており、このケーシング25の底面等には図示しな
い放熱用のスリットを形成している。この点灯装置用ケ
ーシング25は、その放熱スリットに、上記吸込通風路
6eを通る空気が通風する位置に配設されている。
【0051】一方、ランプソケットモジュール板26は
各ソケット8a,8bと点灯装置とを予め接続している
図示しない配線を、その配線方向を案内する平板状のガ
イド板に予め取付けておくことによりモジュール(複合
部品)化したものである。
【0052】図12は、各パンチングメタル12c,1
2dの幅方向両端部が図中一点鎖線で示す器具本体3の
遮光角αを超える二点鎖線で示す角度βをさらに超える
位置まで延在している状態を示している。
【0053】すなわち、角度βは、蛍光ランプ9a,9
bに近接する反射板4d,4eの反射面4aが蛍光ラン
プ9a,9bに近接しているために最も高輝度になる2
点の高輝度点と照明器具1Aの各照射開口3eの隅とを
結ぶ線と水平線とによりなす角度であって、グレアを発
生させる領域を示している。
【0054】したがって、各パンチングメタル12c,
12dの幅方向両端部が角度βを超える位置まで延在し
ているので、反射板4d,4eのグレア領域を十分に覆
うことができる。このためにグレアを防止することがで
きる。
【0055】図13は上記照明器具1または1Aの各係
止金具11に器具取付部材であるTバー2を係止させた
状態の部分拡大縦断面図である。この図13に示すよう
に各係止金具11は、例えば金属製帯状板をクランク状
に形成してなる金具本体11aの長手方向一端部に固着
部11bを形成する一方、その他端部に、Tバー2の頭
部2aを出入自在に挿入させる挿入部11cを形成して
いる。
【0056】Tバー2は例えば金属製平板を2枚に折り
重ねて形成され、その折返し端部(図13中上端部)に
ほぼ縦長角筒状の頭部2aを形成する一方、その他端部
に図中横長角筒状の底部2bを形成し、これら底部2b
と頭部2aとを、これらよりも細い首部をなす連接部2
cにより一体に形成している。また、Tバー頭部2a
は、その図13中下部のあご部2a1を、図中下方に向
けて漸次縮径するテーパ面に形成している。
【0057】一方、係止金具11の固着部11bは、器
具本体3の一端の端板3a,3bの長手方向両端部に
て、これら端板3a,3b同士の対向方向である内側へ
ほぼ直角に折曲されて器具本体3の側壁の一部をなす側
壁外面3fの下部に固着されるものであり、図示しない
取付ねじを挿通させる取付項11b1を形成している。
【0058】そして、係止金具11の挿入部11cは、
固着部11bの図13中下端部から外側方へほぼ垂直に
立ち上がるように折曲されて、Tバー2の頭部2aの頂
面と当接して照明器具1,1Aの荷重をTバー2の頭部
2aに負荷させる当接部11c1と、この当接部11c
1の外端から図13中下方へ向けてほぼ直角に折曲され
て側壁外面3fとほぼ平行に延伸してTバー頭部2aの
外側面の外側を所定のクリアランスを置いて覆う側面部
11c2と、この側面部11c2の図13中下端部にて
Tバー頭部2aを出入自在に挿入させる開口端部11c
3と、を一端に連成しており、この開口端部11c3は
Tバー2側へ所定角度で折曲されている。
【0059】この開口端部11c3に対向する側壁外面
3fには、Tバー頭部2aのテーパ状のあご部2a1の
若干下方にて円弧状に湾出する円弧状突部3f1が切り
起こし等により突設されている。
【0060】次に、このように構成された各係止金具1
1によりTバー2に係止させる方法の一例を説明する。
【0061】まず、例えば格子状等に組み付けられた各
Tバー2の頭部2a上方に、各係止金具11の開口端部
11c3の開口が位置するように位置合せしてから、照
明器具1または1Aを各Tバー2上に落し込む。
【0062】すると、照明器具1または1Aの自重によ
り、Tバー2の頭部2aが各係止金具11の開口端部1
1c3の開口から挿入部11c内に挿入されるが、その
挿入の際、各Tバー頭部2aは開口端部11c3の折曲
端部と円弧状突部3f1とより両側から挟まれて若干弾
性変形して挿入され、挿入部11cの当接部11c1の
内面にTバー頭部2aの頂面に当接する。
【0063】このとき、Tバー2の底部2bの肩部が一
対の端板3a,3bの図13中下端面に当接して、その
荷重を支持するようになっている。
【0064】各係止金具11はこのように構成されてい
るので、Tバー2の頭部2aと底部2bの肩部とにより
照明器具1または1Aの荷重を支持することができる。
また、各係止金具11の側面部11c2によりTバー頭
部2aの外側面を覆っているので、照明器具1,1Aが
横方向へ外れるのを防止することができるとともに、そ
の側面部11c2とTバー頭部2a外側面との間にクリ
アランスを設けているので、Tバー頭部2aの挿入部2
cへの挿入を容易に行なうことができる。
【0065】さらに、各係止金具11の開口端部11c
3の折曲端部と円弧状突部3f1とにより開口端部11
c3の開口幅を縮小しているので、一旦挿入部2c内に
挿入されたTバー2aがこの挿入部2cの開口から図1
3中上下方向に外れるのを防止することができる。さら
にまた、円弧状突部3f1がTバー頭部2aのあご部2
a1の若干下方にて、そのあご部2a1側へ円弧状に湾
出しているので、Tバー頭部2aが挿入部11cから外
れるのを防止することができる一方、あご部2a1が円
弧状突部3f1の円弧面に対応するテーパ面に形成され
ているので、照明器具1,1Aを図13中上方へ強く引
き上げることにより、照明器具1,1AをTバー2から
強制的に取り外すこともできる。
【0066】そして、図14にも示すように空調用吹出
口21の長手方向中間部には平面形状が矩形の空調用吹
出口装置27を取り付け、この空調用吹出口装置27か
ら空調用空気を吹き出すようになっている。この空調用
吹出口装置27の両側には空調用吹出口21の他の部分
を閉じる閉鎖板28,28をそれぞれ取り付けている。
また、空調用吹出口21の天井スラブS側端部には、こ
の空調用吹出口21に図示しない空調設備のフレキシブ
ルダクト等のダクトの先端部を固定するための取付金具
を設けている。このために、空調設備のフレキシブルダ
クト等のダクトを器具本体3の空調用吹出口21の所定
の取付箇所に容易かつ確実に取り付けることができ、別
途取付具を用意する必要がない。
【0067】そして、この照明器具1Aによれば、上記
照明器具1とほぼ同様の作用効果を奏するうえに、空調
用吹出口装置27から図中白矢印で示すように空調空気
を室内へ吹き出すことができる。一方、室内空気は器具
本体3の各辺の各下面開口6dおよび空気流通用スリッ
ト5a〜5dから吸い込まれ空調設備に吸い込まれるの
で、室内を空調することがができる。
【0068】したがって、この照明器具1Aによれば、
空調空気吸込口装置と空調空気吹出口装置とをこの照明
器具1Aと別途設ける必要がないので、システム天井を
形成する天井施工工事の作業性を向上させることができ
る。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本願の請求項1の発
明は、照明器具の枠を、器具本体の枠部分と反射体の枠
部分とにより形成し、反射体の一部を器具本体の枠の一
部として兼用するので、その分器具本体の部品点数を削
減することができる。このために、器具本体の小型軽量
化を図ることができる。また、反射体の枠部分と器具本
体の枠部分の背面側に空気流通用スリット部を形成して
いるので、照明器具を下方から見上げたときに、空気流
通用スリット部を器具本体側と反射体側の各枠部分によ
り見えにくくすることができる。また、空気流通用スリ
ット部を通して室内空気を天井裏スペース側に吸込むこ
とができるので、空調用吸込口装置を別途システム天井
に設ける必要がない。このために、このシステム天井の
施工工事が簡単になり、コスト低減を図ることができ
る。
【0070】本願の請求項2の発明によれば、請求項1
記載の発明の作用効果に加えて、点灯装置のケーシング
の放熱用スリットに、空気流通用スリットを通る空気が
通風するので、点灯装置の放熱効率を向上させることが
できる。
【0071】本願の請求項3の発明によれば、請求項1
または2に記載の発明の作用効果に加えて、空調設備の
吹出ダクトを器具本体の取付手段により容易かつ確実に
固定することができる。
【0072】本願の請求項4の発明によれば、請求項1
ないし3のいずれか一に記載の発明の作用効果に加え
て、ランプソケットと点灯装置とを予め接続した配線を
予めガイド板に取付けておいてモジュール化(複合部品
化)したランプソケットモジュールを備えているので、
このランプソケットモジュールを器具本体に取付ける一
工程によりランプソケットと点灯装置とを天井裏で接続
し配線する工程を省略することができ、これら配線の接
続と配線作業の作業性を向上させることができる。
【0073】本願の請求項5の発明によれば、請求項1
ないし4のいずれか一に記載の発明の作用効果に加え
て、ランプに近接対向してグレアを生ずる反射面の高輝
度部と器具本体の開口枠の隅とを結ぶ線と水平線とでな
す角度を超える位置まで制光体の幅方向端部が延在して
いるので、この制光体により反射面の高輝度部を十分に
覆うことができる。このために、グレアを防止ないし低
減することができる。
【0074】本願の請求項6の発明によれば、この発明
によれば、請求項1ないし5のいずれか一に記載の発明
の作用効果に加えて制光体をランプの上方または下方で
開き、ランプを器具本体から取り外すことにより、ラン
プを器具本体から容易に取り外すことができる。
【0075】本願の請求項7の発明によれば、請求項1
ないし6のいずれか一に記載の発明の作用効果に加え
て、係止金具の当接部により照明器具の荷重を器具取付
部材に負荷させるので、この照明器具の荷重を器具取付
部材により支持することができる。また、係止金具の側
面部により器具取付部材の外側面を覆っているので、照
明器具が横方向へ外れるのを防止することができる。
【0076】さらに、係止金具の開口端部の折曲端部と
円弧状突部とにより開口端部の開口幅を縮小しているの
で、一旦挿入部内に挿入された器具取付部材の頭部がこ
の挿入部から外れるのを防止することができる。さらに
また、円弧状突部が器具取付部材の首部にて、その内側
へ円弧状に湾出しているので、器具取付部材の頭部が挿
入部から外れるのを防止することができる。
【0077】本願の請求項8の発明によれば、請求項1
記載の照明器具を具備しているので、請求項1の発明と
ほぼ同様の作用効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る照明器具をTバ
ー上に据え付けた状態の仰視図。
【図2】図1で示す照明器具の正面図。
【図3】図1で示す照明器具の底面図。
【図4】図3のIV−IV線縦断面図。
【図5】図3のパンチングメタルを取り外した状態の底
面図。
【図6】図3の照明器具の側面図。
【図7】内部機構を省略した図2のVII−VII線断
面図。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る照明器具をTバ
ー上に据え付けた状態の仰視図。
【図9】図8で示す照明器具の正面図。
【図10】図8で示す照明器具の底面図。
【図11】図10のパンチングメタルを取り外した状態
の部分拡大底面図。
【図12】図9のXII−XII線断面図。
【図13】本実施形態に係る照明器具の各係止部とTバ
ーとの係止状態の部分拡大縦断面図。
【図14】図8等で示す照明器具の作用を示す仰視図。
【符号の説明】 1,1A 照明器具 2 Tバー 3 器具本体 3a,3b 一対の端板 3a1,3b1 一対の端板の枠部分 3e 底面開口 4,4d,4e 反射板 4a 反射面 4b,4c 反射板の枠部分 5a,5b,5c,5d 空気流通用スリット 6d 下面開口 7a 点灯装置 8a,8b ソケット 9a,9b 蛍光ランプ 10 ランプホルダ 11 係止金具 11a 係止金具の金具本体 11b 係止金具の固着部 11c 係止金具の挿入部 11c1 係止金具の挿入部の当接部 11c2 係止金具の挿入部の側面部 11c3 係止金具の挿入部の開口端部 12,12c,12d パンチングメタル 12b 小孔 13 ソケット端子台 14 係止ピン 15 係合凹部 16 ラッチ機構 21 空調用吹出口 25 点灯装置のケーシング 26 モジュール板 27 空調用吹出口装置 28 閉鎖板
フロントページの続き (72)発明者 隈川 ひろ子 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内 (72)発明者 吉森 進 東京都港区赤坂1丁目12番32号 森ビル株 式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射面および背面を有する反射体本体、
    反射体本体の端部に形成されてなり枠の一辺を構成し得
    る枠部分および枠部分に対向するとともに反射体本体の
    背面側に形成される空気流通用スリット部を有する反射
    体;前記反射体の枠部分とともに枠を構成する枠部分お
    よび枠部分に対向して構成される空気流通用スリット部
    を有し、反射体側部方向に配設された一対の端板を含ん
    で構成される器具本体と;反射体に光学的に対向して配
    設されるランプと;ランプを点灯する点灯装置と;を具
    備していることを特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】 点灯装置を収容する放熱スリットを備え
    たケーシングを、その放熱スリットに、空気流通用スリ
    ット部を通る空気が通風するように配設していることを
    特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 【請求項3】 器具本体は、その天井側に、空調設備の
    吹出ダクトを取付けるための取付手段を備えていること
    を特徴とする請求項1または2に記載の照明器具。
  4. 【請求項4】 ランプが着脱自在に装着されて電気的に
    接続されるランプソケットを予め点灯装置に電気的に接
    続している配線を、その配線方向を案内する一方器具本
    体に取付けられるガイド板に予め固定してなるランプソ
    ケットモジュール板を具備していることを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれか一に記載の照明器具。
  5. 【請求項5】 ランプを軸方向と径方向とで覆い、その
    軸方向に沿う幅方向両端部を、ランプに近接して最も高
    輝度となる反射面の高輝度部と、ランプからの光が照射
    される器具本体の開口枠の隅を結ぶ線と水平線とでなす
    角度を越える位置まで延在させる大きさに形成されてい
    る制光体を具備していることを特徴とする請求項1ない
    し4のいずれか一に記載の照明器具。
  6. 【請求項6】 制光体は、その幅方向一端部における軸
    方向両側端に、一対の端板の対向面にそれぞれ突設され
    た係止ピンにそれぞれ揺動自在かつ着脱自在に係合する
    係合凹部を形成する一方、幅方向他端部における軸方向
    両側端に、一対の端板の対向面にそれぞれ形成された係
    合凹部に出入自在に挿入されるスピンドルおよびこのス
    ピンドルの出入位置を係脱自在に保持するホルダーを備
    えたラッチ機構をそれぞれ設けていることを特徴とする
    請求項5記載の照明器具。
  7. 【請求項7】 天井側に配設されて頭部とこの頭部より
    も細い首部とを備えた器具取付部材に係脱自在に係止さ
    れる係止金具を具備し、この係止金具は、器具本体の側
    壁外面に固着されて器具取付部材の頭部を出入自在に挿
    入させる挿入部を有し、この挿入部は、器具取付部材の
    頭部を出入させる開口端部と、この挿入部内に挿入され
    た器具取付部材の頭部頂面に当接して照明器具の荷重を
    器具取付部材に負荷させる当接部と、器具本体の側壁外
    面と対向する上記器具取付部材の内側面と反対側の外側
    面を覆う側面部と、挿入部の開口端部にて器具取付部材
    の首部側へ湾出するように器具本体の外側壁に突設され
    た円弧状突部と対向する位置にて、挿入部内方へ折曲さ
    れてこの開口端部を狭くする折曲端部と、を備えている
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一に記載
    の照明器具。
  8. 【請求項8】 天井側に配設される器具取付部材と;反
    射面および背面を有する反射体本体、反射体本体の端部
    に形成されてなり枠の−辺を構成し得る枠部分および枠
    部分に対向するとともに反射体本体の背面側に形成され
    る空気流通用スリット部を有し、前記スリット部が下方
    側から見えにくくなるように前記枠部分が前記器具取付
    部材に対向されてなる反射体;前記反射体の枠部分とと
    もに枠を構成する枠部分および枠部分に対向して構成さ
    れる空気流通用スリット部を有し、反射体側部方向に配
    設された一対の端板を有してなり、前記スリット部が下
    方側から見えにくくなるように前記枠部分が前記器具取
    付部材に載置されてなる器具本体と;反射体に光学的に
    対向して配設されるランプと;天井側に配設され、ラン
    プを点灯する点灯装置と;を具備していることを特徴と
    するシステム天井。
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