JPH0613841U - 殺菌装置 - Google Patents

殺菌装置

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JPH0613841U
JPH0613841U JP5254692U JP5254692U JPH0613841U JP H0613841 U JPH0613841 U JP H0613841U JP 5254692 U JP5254692 U JP 5254692U JP 5254692 U JP5254692 U JP 5254692U JP H0613841 U JPH0613841 U JP H0613841U
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JP
Japan
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air
sterilizing
lamp
sterilization
attached
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JP5254692U
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English (en)
Inventor
明男 加藤
康伸 住吉
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0613841U publication Critical patent/JPH0613841U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 殺菌効率の向上が図れるとともに、一般の照
明器具の増設や取り換えを簡単に行うことができる殺菌
装置を提供する。 【構成】 殺菌装置の器具本体1内に配置される殺菌ラ
ンプ2は、送風機7によって器具本体1内に取り込まれ
る空気の流れ方向に対して垂直姿勢に配置されるととも
に、この流れ方向に対して蛇行配置されている。このた
め、器具本体1内の空気流が適度に攪拌されて乱流が生
じるとともに、殺菌ランプ2から照射される紫外線の強
度が各ランプ間で一定になるようにしているので、空気
が器具本体1内のどこを通ってもムラなく空気が殺菌さ
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ダクトを形成する器具本体内に取り込まれた空気を殺菌ランプか ら照射される紫外線によって殺菌する殺菌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、空調設備等において、送風機によりダクト内に空気を取り込み、取り込 んだ空気を殺菌ランプから照射される紫外線によって殺菌するようにした殺菌装 置が使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の殺菌装置では、図11に示すように、ダクト30内に取 り込まれた空気に紫外線を照射する殺菌ランプ31が、空気の流れに平行して設 置されており、ランプの抵抗が少なく空気流を妨げないかわりに、流れが一定に なるため、比較的紫外線を強くうける中心部とダクトの隅とで殺菌率にムラが生 じやすいという問題点があった。
【0004】 また、殺菌ランプ31の両端に設けるソケット32が、図12に示すように、 空気の流れを妨げるとともに、ソケット32の裏側に紫外線が届きにくくなるこ とや、ソケット32に接続する電線33を紫外線から保護するためのカバー34 が必要になって殺菌効果が低下するという問題点があった。 また、従来の殺菌装置では殺菌ランプの他に照明器具を一体構造にして組み込 んでいたため、異なる種類の照明器具を取り付けたり、殺菌ランプだけを取り付 けるということができなかった。
【0005】 したがって、この考案の目的は、殺菌効率の向上が図れるとともに、一般の照 明器具の増設や取り換えを簡単に行うことができる殺菌装置を提供することであ る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案の殺菌装置は、上記課題を解決するために、吸気口と排気口が形成さ れた器具本体内に空気を取り入れる送風機と、器具本体内に取り入れた空気を紫 外線によって殺菌する殺菌ランプとが設けられた殺菌装置に対し、次のような構 成を採用している。
【0007】 請求項1記載の殺菌装置は、殺菌ランプを器具本体内の空気の流れ方向に対し て垂直姿勢に複数配置するとともに、流れ方向に対して蛇行配置するようにして いる。 請求項2記載の殺菌装置は、器具本体の吸気口および排気口をそれぞれ延長す る延長ダクト部と照明器具を取り付けることができる開口凹部とが形成された増 設ユニット枠を器具本体に付設している。
【0008】
【作用】
請求項1の構成によれば、殺菌ランプが器具本体内の空気の流れ方向に対して 垂直姿勢にかつ蛇行して配置されているので、殺菌ランプが空気の流れを適度に 攪拌することになって乱流を生じさせる。また、殺菌ランプは蛇行配置されるの で、各殺菌ランプから照射される紫外線の強度が器具本体の内面並びに殺菌ラン プ間で均等になる。このため、攪拌され乱流が生じた空気に対し照射される紫外 線の照射強度が均等になって、ムラなく器具本体内に取り込まれた空気の殺菌を 行うことができる。
【0009】 請求項2の構成によれば、器具本体の吸気口および排気口をそれぞれ延長する 延長ダクト部と照明器具を取り付けることができる開口凹部とが形成された増設 ユニット枠を器具本体に付設しているので、増設ユニット枠の開口凹部に照明器 具を取り付ければ、殺菌機能とともに照明機能を発揮する装置として構成できる 。しかも、設置箇所に応じて種々の照明器具の取り付け、取り換えを行うことが できる。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の実施例について図面を参照しながら説明する。 〔第1の実施例〕 図1はこの考案の第1の実施例である殺菌装置の構成を示す斜視図で、器具本 体1内に複数の殺菌ランプ2が配置され、上面にカバー3を取り付けることによ って器具本体1がダクトとして構成される。器具本体1の両端部には、吸気口5 および排気口6が形成され、吸気口5内に送風機7が設けられている。
【0011】 殺菌ランプ2は、図1および図2の断面図に示すように、送風機7によって器 具本体1内に取り込まれる空気の流れ方向に対して垂直姿勢に配置されるととも に、この流れ方向に対して蛇行配置されている。殺菌ランプ2をこのように配置 することにより、器具本体1内の空気流が適度に攪拌されて乱流が生じる。また 、殺菌ランプ2の蛇行配置を図3に示すように、殺菌ランプ2から照射される紫 外線の強度が各ランプ間で一定になるようにしているので、空気がどのエリアを 通っても均等に紫外線が照射される。
【0012】 このため、乱流が生じた空気に対して均等に紫外線が照射されるので、ムラな く空気の殺菌が行われ、殺菌を効率よく実施することができる。 また、殺菌ランプ2の取り付けを図4に示すように、器具本体1の側面に段差 部8を形成し、この段差部8にソケット9を設置して行っているので、ソケット 9自体が空気の流れを妨げ、紫外線が届きにくい部位が生じないように配置され ている。ソケット9への配線は、図5に示すように、この段差部8の凹部側に沿 って行われるので、電線保護カバーを別途設ける必要がなく、スペースの有効利 用も図られている。 〔第2の実施例〕 図6はこの考案の第2の実施例である殺菌装置の構成を示す断面図で、内部に 殺菌ランプ11が設けられた器具本体10が天井に設置された状態を示す。器具 本体10の下部には増設ユニット枠15が付設されている。
【0013】 増設ユニット枠15は、器具本体11の吸気口12および排気口13に適合し 各空気の流通部を延長する延長ダクト部16,17が形成されている。また、こ れら延長ダクト部16,17の間には開口凹部18が形成されている。増設ユニ ット枠15は器具本体10の下部に取り付けるので、別に埋め込み穴を設ける必 要がなく、天井の空間部を利用して両者を簡単に取り付けることができる。図7 に増設ユニット枠15を器具本体10の下部に取り付ける際の状態を一部斜視図 として示す。
【0014】 この増設ユニット枠15の開口凹部18には、照明器具としての蛍光ランプ1 9が取り付けられている。この蛍光ランプ19は、図8に示すように、まず、蛍 光ランプ取付枠20を開口凹部18に嵌合させて取り付け、この蛍光ランプ取付 枠20に設けたソケット21に装着される。蛍光ランプ19の前面にはパネル2 2が設けられている。
【0015】 殺菌装置として単独で設置されている場合でも、上記したように増設ユニット 枠15を器具本体10の下部に取付け、増設ユニット枠15の開口凹部18に照 明器具を増設すれば、殺菌機能とともに照明機能を発揮する装置として簡単に構 成することができる。また、照明器具を取り付けた場合、器具本体10が放熱板 の役目を果たすことになる。取り付けた蛍光ランプ19の取り換えは、開口部か ら容易に行うこともでき、設置箇所に応じて殺菌機能に照明機能を簡単に追加し て使い分けることができる。
【0016】 照明器具としては、図9に示すような下面開放型の蛍光ランプ23や、図10 に示すようなダウンライト24等種々のものを取り付けることができる。
【0017】
【考案の効果】
この考案の殺菌装置によれば、殺菌ランプが器具本体内の空気の流れ方向に対 して垂直姿勢にかつ蛇行して配置されているので、殺菌ランプが空気の流れを適 度に攪拌することになって乱流を生じさせる。また、各殺菌ランプから照射され る紫外線の強度が器具本体の内面並びに殺菌ランプ間で均等になるように蛇行配 置されるので、攪拌され乱流が生じた空気に対しムラなく紫外線が照射され、器 具本体内に取り込まれた空気の殺菌を効率よく行うことができる。
【0018】 また、器具本体の吸気口および排気口をそれぞれ延長する延長ダクト部と照明 器具を取り付けることができる開口凹部とが形成された増設ユニット枠を器具本 体に付設しているので、増設ユニット枠の開口凹部に照明器具を取り付ければ、 殺菌機能とともに照明機能を発揮できる装置として簡単に構成することができる 。また、設置箇所に応じて種々の照明器具の取り付け、取り換えを簡単に行うこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施例の構成を示す斜視図で
ある。
【図2】第1の実施例の構成を示す断面図である。
【図3】殺菌ランプ間の紫外線強度の関係を説明するた
めの図である。
【図4】殺菌ランプの取付け部の構成を示す斜視図であ
る。
【図5】殺菌ランプの取付け状態を示す断面図である。
【図6】第2の実施例の構成を示す断面図である。
【図7】増設ユニット枠を器具本体に取り付ける状態を
示す図である。
【図8】照明器具取付枠を増設ユニット枠に取り付ける
状態を示す図である。
【図9】第2の実施例における変形例を示す断面図であ
る。
【図10】第2の実施例における変形例を示す断面図であ
る。
【図11】従来例における殺菌ランプの取り付け状態を示
す斜視図である。
【図12】従来例におけるソケットの設置状態を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 器具本体 2 殺菌ランプ 5 吸気口 6 排気口 7 送風機 10 器具本体 11 殺菌ランプ 12 吸気口 13 排気口 15 増設ユニット枠 16,17 延長ダクト部 18 開口凹部 19 蛍光ランプ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気口と排気口が形成された器具本体
    に、器具本体内に空気を取り入れる送風機と、器具本体
    内に取り入れた空気を紫外線によって殺菌する殺菌ラン
    プとを設けた殺菌装置であって、 前記殺菌ランプを器具本体内の空気の流れ方向に対して
    垂直姿勢に配置するとともに、流れ方向に対して蛇行配
    置したことを特徴とする殺菌装置。
  2. 【請求項2】 吸気口と排気口が形成された器具本体
    に、器具本体内に空気を取り入れる送風機と、器具本体
    内に取り入れた空気を紫外線によって殺菌する殺菌ラン
    プとを設けた殺菌装置であって、 前記器具本体の吸気口および排気口をそれぞれ延長する
    延長ダクト部と照明器具を取り付けることができる開口
    凹部とが形成された増設ユニット枠を、前記器具本体に
    付設したことを特徴とする殺菌装置。
JP5254692U 1992-07-27 1992-07-27 殺菌装置 Pending JPH0613841U (ja)

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JP5254692U JPH0613841U (ja) 1992-07-27 1992-07-27 殺菌装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5043097U (ja) * 1973-08-17 1975-05-01
JPS57135662U (ja) * 1981-02-20 1982-08-24
WO2011049047A1 (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 株式会社豊振科学産業所 照明兼空気清浄器
JP2013103032A (ja) * 2011-11-15 2013-05-30 Eneforest Kk パネル型殺菌装置
CN114688479A (zh) * 2020-12-30 2022-07-01 欧普照明股份有限公司 一种杀菌灯

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