JP2001101803A - 信号再生装置および方法、並びに記録媒体 - Google Patents

信号再生装置および方法、並びに記録媒体

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JP2001101803A
JP2001101803A JP27843499A JP27843499A JP2001101803A JP 2001101803 A JP2001101803 A JP 2001101803A JP 27843499 A JP27843499 A JP 27843499A JP 27843499 A JP27843499 A JP 27843499A JP 2001101803 A JP2001101803 A JP 2001101803A
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Takahiro Yamazaki
孝浩 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 意図的にリップシンクのオフセット幅を調整
する。 【解決手段】 オーディオ遅延部7は、制御部14から
入力されるオフセット幅をビデオ遅延部10と共通の所
定の遅延時間に加算した時間だけ、オーディオデコーダ
6から入力される音声信号を遅延した後、ディジタルア
ナログコンバータ8に出力する。ビデオ遅延部10は、
ビデオデコーダ9から入力される映像信号を所定の遅延
時間だけ遅延した後、ミキサ11に出力する。コマンド
入力部13は、入力される遅延コマンド、当該遅延コマ
ンドとともに指定されるリップシンクのオフセット幅等
を受け付けて制御部14に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、AV信号再生装置
および方法、並びに記録媒体に関し、特に、映像と音声
の同期を意図的にオフセットして再生することができる
ようにしたAV信号再生装置および方法、並びに記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカセットテープやDVD(Digital Ve
rsatile Disc)のような記録媒体に記録されている映画
などのAV(Audio and Video)コンテンツを再生して視
聴するとき、映像の表示タイミングと音声の放音タイミ
ングの同期(いわゆる、リップシンク)がずれていたら
視聴者は違和感を感じてしまう。
【0003】リップシンクのずれが生ずる原因として
は、例えば、記録媒体に記録されているAVコンテンツ
自身に問題がある場合と、記録されているAVコンテン
ツは正常であっても再生環境に問題がある場合が考えら
れる。
【0004】記録媒体に記録されているAVコンテンツ
そのものに問題がある場合とは、例えば、映画が作成さ
れる過程、映画フィルムからNTSC方式等の電気信号が生
成される過程、当該電気信号がMPEG(Moving Picture Ex
perts Group)2方式等によってエンコードされる過程等
において、リップシンクのずれが生じてしまい、その状
態で記録媒体に記録されていることを指す。
【0005】再生環境に問題がある場合とは、例えば、
エンコードされているAVコンテンツを読み出してデコ
ードするDVDプレーヤ等の再生装置自身に問題がある場
合、再生装置から出力された段階においてはリップシン
クが正常であっても、DVDプレーヤ等の後段のディスプ
レイにおける画像処理によって映像の表示が遅れる場
合、DVDプレーヤ等の後段のディジタルサウンドプロセ
ッサ等における音響処理によって音声の放音が遅れる場
合などを指す。
【0006】また、正常なリップシンクで再生された映
像と音声であっても、視聴者とスピーカの距離が大きく
離れている場合、当該視聴者にとっては、光速で届く映
像に対して、音速で届く音声が遅れてしまうので違和感
を生じさせてしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】なお、上述したような
各原因に対しては、それぞれ個別に対策が施されている
が、当該対策の不具合などにより、リップシンクのずれ
が生じることがある。そのような場合、ユーザ(視聴
者)がリップシンクをオフセット幅を任意に調整するこ
とができれば便利であるが、未だそのような機能を有す
る再生装置は存在しない。
【0008】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、映像信号の出力タイミングまたは音声信号
の出力タイミングを指定される時間だけ遅延させること
により、意図的にリップシンクのオフセット幅を調整で
きるようにするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の信号再
生装置は、オフセット幅を入力する入力手段と、記録媒
体から複数の信号を読み出す読み出し手段と、読み出し
手段が読み出した信号を第1の信号と第2の信号に分離
する分離手段と、第1の信号と第2の信号とを同期させ
る同期手段と、入力されたオフセット情報に対応して、
同期手段による第1の信号と第2の信号との同期をオフ
セットするオフセット手段とを含むことを特徴とする。
【0010】前記オフセット手段は、映像信号に対して
相対的に音声信号を遅延、または先行させるようにする
ことができる。
【0011】請求項1に記載の信号再生装置は、入力さ
れたオフセット情報の表示を制御する表示制御手段をさ
らに含むことができる。
【0012】請求項5に記載の信号再生方法は、オフセ
ット幅を入力する入力ステップと、記録媒体から複数の
信号を読み出す読み出しステップと、読み出しステップ
の処理で読み出された信号を第1の信号と第2の信号に
分離する分離ステップと、第1の信号と第2の信号とを
同期させる同期ステップと、入力されたオフセット情報
に対応して、同期ステップの処理による第1の信号と第
2の信号との同期をオフセットするオフセットステップ
とを含むことを特徴とする。
【0013】請求項6に記載の記録媒体のプログラム
は、オフセット幅を入力する入力ステップと、情報記録
媒体から複数の信号を読み出す読み出しステップと、読
み出しステップの処理で読み出された信号を第1の信号
と第2の信号に分離する分離ステップと、第1の信号と
第2の信号とを同期させる同期ステップと、入力された
オフセット情報に対応して、同期ステップの処理による
第1の信号と第2の信号との同期をオフセットするオフ
セットステップとを含むことを特徴とする。
【0014】請求項1に記載の信号再生装置、請求項5
に記載の信号再生方法、および請求項6に記載の記録媒
体のプログラムにおいては、オフセット幅が入力され、
記録媒体から複数の信号が読み出されて、読み出された
信号が第1の信号と第2の信号に分離される。さらに、
第1の信号と第2の信号とが同期されて、入力されたオ
フセット情報に対応して、第1の信号と第2の信号との
同期がオフセットされる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明を適用したDVDプレーヤの
構成例について、図1を参照して説明する。このDVDプ
レーヤは、DVD1に記録されているAVコンテンツを再
生し、得られる映像信号および音声信号を、それぞれ、
ディスプレイまたはスピーカ(いずれも不図示)に出力
するものである。
【0016】DVD1には、MPEG2方式でエンコードされ
た映像信号と音声信号が記録されている。光学ピックア
ップ2は、DVD1の半径方法に移動しながら、DVD1にレ
ーザ光を照射し、その反射光を受光して電気信号に変換
し、RFアンプ3に出力する。RFアンプ3は、光学ピ
ックアップ2から入力される電気信号をRF信号に変換
して信号処理部4に出力する。信号処理部4は、RFア
ンプ3から入力されるRF信号に復調処理および誤り訂
正処理等を施して、得られたデータストリームをデマル
チプレクサ5に出力する。デマルチプレクサ5は、信号
処理部4から入力されるデータストリームをオーディオ
データ、ビデオデータ、および制御データ(MPEGで規定
されるPCR(Program Clock Reference)等)に分離して、
オーディオデータをオーディオデコーダ6に出力し、ビ
デオデータをビデオデコーダ9に出力し、制御データを
制御部14に出力する。
【0017】オーディオデコーダ6は、デマルチプレク
サ5からのオーディオデータをMPEGデコードして、得ら
れる音声信号をオーディオ遅延部7に出力する。オーデ
ィオ遅延部7は、制御部14から入力されるオフセット
幅をビデオ遅延部10と共通の所定の遅延時間に加算し
た時間だけ、オーディオデコーダ6から入力される音声
信号を内蔵するメモリを用いて遅延した後、ディジタル
アナログコンバータ(DAC)8に出力する。ディジタルア
ナログコンバータ8は、オーディオ遅延部7から入力さ
れるディジタルの音声信号をアナログ信号に変換して、
後段の例えばスピーカ(不図示)に出力する。
【0018】ビデオデコーダ9は、デマルチプレクサ5
からのビデオデータをMPEGデコードして、得られる映像
信号をビデオ遅延部10に出力する。ビデオ遅延部10
は、ビデオデコーダ9から入力される映像信号を所定の
遅延時間だけ、内蔵するメモリを用いて遅延した後、ミ
キサ(MIX)11に出力する。ミキサ11は、ビデオ遅延
部10から入力される映像信号に、制御部14から適宜
入力される遅延状態表示画像(詳細は後述する)の信号
を重畳して、ディジタルアナログコンバータ12に出力
する。ディジタルアナログコンバータ12は、ミキサ1
1から入力される遅延状態表示画像が重畳されたディジ
タルの映像信号をアナログ信号に変換して、後段の例え
ばディスプレイ(不図示)に出力する。
【0019】なお、オーディオデコーダ6とビデオデコ
ーダ9のMPEGデコードは、制御部14からの制御に基づ
いて、対応するオーディオデータとビデオデータが同時
に行われるようになされている。オーディオ遅延部7に
内蔵されるメモリとビデオ遅延部10に内蔵されるメモ
リを一体化させてもかまわない。
【0020】コマンド入力部13は、数字ボタンや数値
の増減を指示するボタンを含む操作ボタン等で構成され
るユーザインタフェースであり、入力される再生開始コ
マンドや遅延コマンド、当該遅延コマンドとともに指定
されるリップシンクのオフセット幅等を受け付けて制御
部14に供給する。
【0021】ここで、遅延コマンドとは、ユーザが視聴
中の映像と音声のリップシンクがずれていると感じたと
きに、意図的にリップシンクのオフセットを指示するコ
マンドであり、同時にリップシンクのオフセット幅も指
定する。オフセット幅の指定は、例えば、映像信号を基
準とする音声信号の遅延量を所定の時間単位で指定す
る。なお、音声信号の遅延量として負の量を指定するこ
とにより、音声信号に対して映像信号を相対的に遅延さ
せることも可能である。
【0022】制御部14は、ドライブ15を制御して、
磁気ディスク16、光ディスク17、光磁気ディスク1
8、または半導体メモリ19に記憶されている制御用プ
ログラムを読み出し、読み出した制御用プログラムに基
づき、また、コマンド入力部13から入力されるユーザ
からのコマンド等およびデマルチプレクサ5から入力さ
れる制御データに対応してDVDプレーヤの各部を制御す
る。制御部14はまた、遅延状態表示画像のデータを生
成して、ミキサ11または表示部22に出力する。表示
部22は、制御部14から入力される当該DVDプレーヤ
の動作状況を表示するLCD等の表示デバイスである。
【0023】サーボ20は、制御部14からの制御に基
づいて、スピンドルモータ21の回転速度を制御し、光
学ピックアップ2の移動を制御する。スピンドルモータ
21は、DVD1を回転駆動する。
【0024】次に、DVDプレーヤの動作について、図2
のフローチャートを参照して説明する。この再生処理
は、ユーザからの再生開始コマンドに対応して開始され
る。
【0025】ステップS1において、光学ピックアップ
2は、スピンドルモータ21によって回転駆動されてい
るDVD1からAVデータに相当する信号を読み出し、R
Fアンプ3に出力する。RFアンプ3は、入力された信
号をRF信号に変換して信号処理部4に出力する。
【0026】ステップS2において、信号処理部4は、
入力されたRF信号に復調処理および誤り訂正処理等を
施して、得られたデータストリームをデマルチプレクサ
5に出力する。ステップS3において、デマルチプレク
サ5は、信号処理部4からのデータストリームをオーデ
ィオデータ、ビデオデータ、および制御データに分離
し、それぞれを、対応するオーディオデコーダ6、ビデ
オデコーダ9、または制御部14に出力する。
【0027】ステップS4において、オーディオデコー
ダ6は、デマルチプレクサ5からのオーディオデータを
MPEGデコードして、得られた音声信号をオーディオ遅延
部7に出力する。これと同時に、ビデオデコーダ9は、
前記オーディオデータに対応するビデオデータをMPEGデ
コードして、得られた映像信号をビデオ遅延部10に出
力する。
【0028】ステップS5において、制御部14は、ユ
ーザから遅延コマンドが入力されたか否かを判定する。
遅延コマンドが入力されたと判定された場合、ステップ
S6に進む。
【0029】なお、ユーザは、例えば、図3に示すの
対応のように、映像信号に対して音声信号が遅れている
と感じたときや、反対に、同図のの対応のように、映
像信号に対して音声信号が先行していると感じたときに
遅延コマンドを入力する。なお、実際には、図3に示す
の対応においては、音声信号の再生時刻が正しくて映
像信号の再生時刻が遅れている状態であり、図3に示す
の対応においては、映像信号の再生時刻が正しくて音
声信号の再生時刻が遅れている状態であるが、ユーザ
は、映像信号を基準として音声信号のオフセット幅を入
力する。例えば、図3に示すの対応においては、音声
信号の遅延量としてマイナス1フレーム分のオフセット
幅を指定する。また、図3に示すの対応においては、
音声信号の遅延量としてプラス1フレーム分のオフセッ
ト幅を指定する。
【0030】図2に戻り、ステップS6において、制御
部14は、ユーザから指定されたリップシンクのオフセ
ット幅の情報をオーディオ遅延部7を伝達する。これに
対応して、オーディオ遅延部7は、制御部14から入力
されたオフセット幅に相当する時間だけ、オーディオデ
コーダ6から入力された音声信号を遅延する。
【0031】ステップS7において、ビデオ遅延部10
は、ビデオデコーダ9から入力された映像信号を所定の
遅延時間だけ遅延した後、ミキサ11に出力する。オー
ディオ遅延部7は、ビデオ遅延部10と共通の所定の遅
延時間だけ、オーディオデコーダ6から入力された音声
信号を遅延した後、ディジタルアナログコンバータ8に
出力する。遅延されたビデオ信号は、ミキサ11で遅延
状態表示画像が重畳されて、ディジタルアナログコンバ
ータ12でアナログ信号に変換されて、後段のディスプ
レイに表示される。これと同時に、遅延された音声信号
は、ディジタルアナログコンバータ8で、アナログ信号
に変換されてスピーカから放音される。
【0032】ステップS8において、制御部14は、再
生終了コマンドが入力されたか否かを判定し、再生終了
コマンドが入力されたと判定するまで、ステップS1に
戻り、それ以降の処理を繰り返す。再生終了コマンドが
入力されたと判定された場合、再生処理は終了される。
【0033】なお、ステップS5において、遅延コマン
ドが入力されていないと判定された場合、ステップS6
はスキップされる。
【0034】次に、遅延状態表示画像について説明す
る。遅延状態表示画像は、表示部22に表示される、ユ
ーザが指定したオフセット幅を示す画像であり、適宜、
ミキサ11で映像信号に重畳されてディスプレイにも表
示される。遅延状態表示画像の一例を図4に示す。図4
(A)は、音声信号のオフセット幅をプラス150ミリ秒
に指定したときの表示例である。図4(B)は、音声信号
のオフセット幅を0ミリ秒に指定したときの表示例であ
る。図4(C)は、音声信号のオフセット幅をマイナス2
00ミリ秒に指定したときの表示例である。なお、同図
において、□は映像信号の出力タイミングを示し、△は
前記映像信号に対応する音声信号の出力タイミングを示
し、○は映像信号の出力タイミングと対応する音声信号
の出力タイミングとの一致を示している。
【0035】このように、指定されているオフセット幅
を知覚的に示すことにより、遅延コマンドが設定中であ
ることを、ユーザが忘却してしまうことを抑止すること
が可能となる。
【0036】以上のように、本発明を適用したDVDプレ
ーヤは、意図的にリップシンクのオフセット幅を設定で
きるので、例えば、DVDプレーヤから出力された画像信
号および音声信号のそれぞれに異なる時間を要する複雑
な画像処理、または音響処理を施して表示、放音する場
合等においても、視聴するときのリップシンクを同期さ
せることが可能となる。
【0037】また、視聴者とスピーカの距離が大きく離
れている場合などは、オフセット幅にマイナスの値を入
力して、映像信号を基準として音声信号を先行して出力
すれば、スピーカから遠方に位置する視聴者の違和感を
なくすることができる。
【0038】本実施の形態においては、映像信号を基準
として音声信号のオフセット幅を指定するようにしてい
るが、音声信号を基準として映像信号のオフセット幅を
指定するようにしてもよい。
【0039】また、本実施の形態においては、映像信号
に対して音声信号を遅延または先行するようにしている
が、これは、音声信号のデータ量が映像信号に比べて約
1/10であることに起因し、音声信号を基準として映
像信号を遅延または先行させる場合に比べて、オーディ
オ遅延部7およびビデオ遅延部10に用いるメモリの容
量を小さくすることができるからである。ただし、音声
信号を基準として映像信号を遅延または先行させるよう
にしてもかなわない。
【0040】また、本実施の形態においては、遅延コマ
ンドを入力するたびに、オフセット幅を入力するように
しているが、予め設定したオフセット幅を選択するよう
にしてもよい。
【0041】さらに、本発明は、DVDプレーヤに限ら
ず、映像信号と音声信号を同期させて出力するあらゆる
AV装置に適用することが可能である。
【0042】ところで、上述した一連の処理は、ハード
ウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェア
により実行させることもできる。一連の処理をソフトウ
ェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構
成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれ
ているコンピュータ、または、各種のプログラムをイン
ストールすることで、各種の機能を実行することが可能
な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録
媒体からインストールされる。
【0043】この記録媒体は、図1に示すように、コン
ピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するため
に配布される、プログラムが記録されている磁気ディス
ク16(フロッピディスクを含む)、光ディスク17
(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digit
al Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク18(M
D(Mini Disc)を含む)、もしくは半導体メモリ19な
どよりなるパッケージメディアにより構成されるだけで
なく、コンピュータに予め組み込まれた状態でユーザに
提供される、プログラムが記録されているROMや記憶部
に含まれるハードディスクなどで構成される。
【0044】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0045】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の信号再
生装置、請求項5に記載の信号再生方法、および請求項
6に記載の記録媒体のプログラムによれば、入力された
オフセット情報に対応して、第1の信号と第2の信号に
対応する映像信号との同期をオフセットするようにした
ので、意図的にリップシンクのオフセット幅を調整する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるDVDプレーヤの構
成例を示すブロック図である。
【図2】DVDプレーヤの再生処理を説明するフローチャ
ートである。
【図3】オフセット幅を説明するための図である。
【図4】遅延状態表示画像の表示例を示す図である。
【符号の説明】
6 オーディオデコーダ, 7 オーディオ遅延部,
9 ビデオデコーダ,10 ビデオ遅延部, 13 コ
マンド入力部, 14 制御部, 16 磁気ディス
ク, 17 光ディスク, 18 光磁気ディスク,
19 半導体メモリ ,22 表示部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録されている同期して再生
    されるべき複数の信号を再生する信号再生装置におい
    て、 オフセット幅を入力する入力手段と、 前記記録媒体から複数の前記信号を読み出す読み出し手
    段と、 前記読み出し手段が読み出した前記信号を第1の信号と
    第2の信号に分離する分離手段と、 前記第1の信号と前記第2の信号とを同期させる同期手
    段と、 入力されたオフセット情報に対応して、前記同期手段に
    よる前記第1の信号と前記第2の信号との同期をオフセ
    ットするオフセット手段とを含むことを特徴とする信号
    再生装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の信号は、音声信号であり、 前記第2の信号は、映像信号であることを特徴とする請
    求項1に記載の信号再生装置。
  3. 【請求項3】 前記オフセット手段は、前記映像信号に
    対して相対的に前記音声信号を遅延、または先行させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の信号再生装置。
  4. 【請求項4】 前記入力されたオフセット情報の表示を
    制御する表示制御手段をさらに含むことを特徴とする請
    求項1に記載の信号再生装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体に記録されている同期して再生
    されるべき複数の信号を再生する信号再生装置の信号再
    生方法において、 オフセット幅を入力する入力ステップと、 前記記録媒体から複数の前記信号を読み出す読み出しス
    テップと、 前記読み出しステップの処理で読み出された前記信号を
    第1の信号と第2の信号に分離する分離ステップと、 前記第1の信号と前記第2の信号とを同期させる同期ス
    テップと、 入力されたオフセット情報に対応して、前記同期ステッ
    プの処理による前記第1の信号と前記第2の信号との同
    期をオフセットするオフセットステップとを含むことを
    特徴とする信号再生方法。
  6. 【請求項6】 情報記録媒体に記録されている同期して
    再生されるべき複数の信号を再生する信号再生用のプロ
    グラムであって、 オフセット幅を入力する入力ステップと、 前記情報記録媒体から複数の前記信号を読み出す読み出
    しステップと、 前記読み出しステップの処理で読み出された前記信号を
    第1の信号と第2の信号に分離する分離ステップと、 前記第1の信号と前記第2の信号とを同期させる同期ス
    テップと、 入力されたオフセット情報に対応して、前記同期ステッ
    プの処理による前記第1の信号と前記第2の信号との同
    期をオフセットするオフセットステップとを含むことを
    特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが
    記録されている記録媒体。
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