JP2001101339A - 文字認識装置を使用したデータ処理システム - Google Patents

文字認識装置を使用したデータ処理システム

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JP2001101339A
JP2001101339A JP27786699A JP27786699A JP2001101339A JP 2001101339 A JP2001101339 A JP 2001101339A JP 27786699 A JP27786699 A JP 27786699A JP 27786699 A JP27786699 A JP 27786699A JP 2001101339 A JP2001101339 A JP 2001101339A
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JP
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JP27786699A
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Inventor
Shuichi Iwata
修一 岩田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熟練オペレータも、未熟練オペレータも、オ
ペレーションの難易にかかわらず、同様に処理を行なっ
ていたため、処理効率が悪かった。 【解決手段】 オペレータの熟練度に応じて処理を振り
分けるため、全体の作業効率を向上させることを可能と
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字認識装置(以下O
CRと称す)を使用したデータ処理システム、例えば、
ファクシミリOCRシステム(以下FAX−OCRと称
す)等のデータ修正オペレータへのデータ配信処理にお
いて、所定のオペレータへレベルに応じたデータを配信
する機能に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、OCRを使用してデータ処理する
システムでは、OCRの不読、誤読を修正するオペレー
タが複数存在した場合でも、それぞれのオペレータの熟
練度とデータの取扱い安さを無視していた。即ち経験豊
富な熟練オペレータにも経験不足の未熟練オペレータや
修正能力の低いオペレータにも個々のデータの修正しや
すさ、つまりOCRによる認識結果の認識率の高いも
の、低いものも関係無く、均等平等にデータを配信して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うなシステムであると、例えば経験不足の未熟練オペレ
ータや修正能力の低いオペレータにもOCRの認識結果
が低認識率、即ち修正箇所の多いデータが配信されてし
まい、当該オペレータはデータ修正するのに多大な時間
と精神的負担を費やしてしまうと同時に、修正誤りを発
生させる可能性が高くなってしまう。このようなシステ
ムでは、全体として、OCRの認識結果が低認識率つま
り修正箇所の多いデータは、熟練オペレータが処理し、
OCRの認識結果が高認識率つまり修正箇所が少ないデ
ータは、未熟練オペレータや能力の低いオペレータが修
正することの方が、作業時間も短縮し、オペレータの精
神的負担、修正ミスも減ることになる。本発明では、こ
のようにデータを配信させるような仕組みを設計し、作
業時間の短縮、オペレータの精神的負担や修正ミスの減
少を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め本発明では、 所定の事項を記載した帳票を文字認識
装置にて機械的に文字認識し、文字認識の結果、不読若
しくは誤読となった文字をオペレータが正しく修正し、
データを作成する文字認識装置を使用したデータ処理シ
ステムにおいて、複数のオペレータに対し、文字認識処
理の結果に基づき文字認識の結果のデータを配信するこ
ととした。さらに具体的に言うと所定の事項を記載した
帳票を文字認識装置にて機械的に文字認識し、文字認識
の結果、不読若しくは誤読となった文字をオペレータが
正しく修正し、データを作成する文字認識装置を使用し
たデータ処理システムにおいて、オペレータ熟練度を数
値で表した熟練レベルの範囲をそれぞれのオペレータに
設定する熟練レベル範囲設定手段と、文字認識結果の認
識率を前記熟練レベルに対応した数値に換算する熟練レ
ベル換算手段と文字認識結果データを前記熟練レベルに
換算された数値により所定の熟練レベル範囲設定がなさ
れたオペレータへ配信する熟練レベル別配信手段とを備
えることとした。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。説明に際して金融機関における為替振
込処理用のFAX−OCRシステムを例にするが、本発
明はそれに限定されたものではない。
【0006】第1図は、本発明の実施例を示すFAX−
OCRシステムのシステム構成図である。本システムは
複数の営業店10内のFAX11及び電話機12と集中
センタ20に設置されている処理システムとを公衆網を
介して接続し、処理システムとホストコンピュータ30
とを専用回線で接続したネットワークで構成されてい
る。
【0007】営業店10では、顧客が記入した振込依頼
書を窓口で受付け、営業店員が所定の確認を行い、FA
X11にて振込依頼書のイメージデータを前記集中セン
タ20に設置された処理システムに送信する。
【0008】集中センタ20には、処理システムとして
FAXサーバ21、ファイルサーバ22、文字認識装置
23(Caractor Read Unit:以下CRU)、修正クライア
ント24、検証クライアント25、通信ゲートウエイ2
6が備えられ、それぞれLAN27にて接続されてい
る。
【0009】FAXサーバ21は、営業店10のFAX
11と直接公衆網によって接続されイメージデータの送
受信を行う。さらにFAX11又は電話機12からのプ
ッシュボタン(以下PB)操作により送信されたPB信
号の認識、及び音声データを保有し、FAX11や電話
機12に対して音声出力をすることができる。
【0010】ファイルサーバ22は、本処理システムの
メインコントロール装置として処理システム上の他の各
機器の制御を行うと共に本処理システム上で必要となる
各種データをデータベース(以下DB)として保存管理す
る。例えば、本発明で特徴的に使用される帳票認識結果
DB、配信可能状態DB、オペレータ熟練レベル情報D
B及び図示しない以下のDB即ち、営業店からFAXサ
ーバ21で受信した振込依頼書のイメージデータを保有
するイメージデータDB、該データの文字認識結果デー
タを保有する文字認識結果DB、修正クライアントでの
修正を終えたデータを保有する修正済データDB等を保
有している。
【0011】CRU23は、受信したイメージデータの
内容の文字認識処理を行い、文字認識結果として認識結
果の文字コードデータをファイルサーバ22に渡す。い
わゆるOCR装置である。修正クライアント24は、順
次、イメージデータDBに保存された振込依頼書のイメ
ージデータとその文字認識結果を表示部に表示し、文字
認識結果が正しいか否かをオペレータに確認させ、文字
認識結果を修正させた後、修正済データDBに結果を保
存する。検証クライアント25は、修正クライアントに
より確認、修正された修正済データDBの修正済データ
とイメージデータを表示部に表示し、認識及び修正結果
が正しいかをオペレータに最終確認させる。
【0012】通信ゲートウエイ26は、ホストコンピュ
ータ30との間の通信を制御する。検証クライアントに
てオペレータが最終確認した後は、当該取引データを通
信ゲートウエイ26を通じてホストコンピュータに送信
する。
【0013】図2は、帳票認識結果DBの内容を表して
いる。帳票の認識結果の認識率の範囲と、後で熟練レベ
ルに換算される得点を属性として対応付けている。ここ
で実績データ有りとは、過去に同じ内容の帳票があった
場合をいう。即ち本システムではある項目をキーデータ
として帳票の内容を実績データとして図示しない実績マ
スタファイルに保存しておくことにより再度同内容の帳
票が認識されたときは実績データを実績マスタファイル
から取り出し認識結果とする。このため実際の認識結果
より信頼性の高いデータとなり、オペレータの修正が最
もしやすい場合となる。尚、このDBの各値は、この図
の値に限らなくてもよい。さらに各値は設定自由とし、
特に限定しない方法にて運用において設定を行えるもの
とする。
【0014】図3は、金融機関名認識結果DBの内容で
ある。本実施例のシステムでは、帳票上の金融機関名は
漢字認識をすることとしている。そしてより認識率を向
上させるため、全国に存在する金融機関の名称を金融機
関名ファイルなるものに持ち、認識結果と比較させなが
ら金融機関名を決定することとしている。本DBは認識
時の金融機関ファイルによる金融機関名のヒットタイミ
ングと、得点を対応づけたものである。詳細は割愛する
が若い候補文字にてヒットした方が誤読がすくなく、従
って修正もし易くなる。尚、このDBに関しても各値
は、この図の値に限らなくてもよく、設定も限定しない
方法にて運用上行えるものとする。
【0015】次に図4を用いて、各取引帳票への熟練レ
ベル設定処理を説明する。 S41:営業店10のFAX11より送信された帳票イ
メージデータはFAXサーバ21で受信しファイルサー
バ22にて保存される。 S42:CRUにてファイルサーバ22に保存されてい
る帳票イメージデータの文字認識処理を行なう。 S43:文字認識処理の結果、実績マスタファイルを検
索する。 S44:実績データがあればS45、無ければS46に
行く。 S45:帳票認識結果DBより「実績データ有り」の得
点をその帳票の得点(熟練レベル)としてS49へ行く。
【0016】S46:帳票認識結果DBより認識結果の
認識率範囲の得点をリードする。 S47:金融機関名認識結果DBより金融機関名ヒット
タイミングの得点をリードする。 S48:S46とS47の得点を加算しそれをその帳票
の得点(熟練レベル)とする。 S49:配信可能状態DBに加え、修正クライアントへ
の配信可能状態とする。尚、図5は配信可能状態DBの
内容であり、本DBでは帳票データと熟練レベルの対応
づけを保存している。
【0017】図6は、オペレータ熟練レベル情報DBで
あり、各オペレータIDとそれに対する熟練レベルの範
囲の情報を持つ。オペレータIDは、特に限定しない方
法で各修正クライアントに1名づつ設定される。すなわ
ち次に説明する図7のクライアント配信手順により、前
述の配信可能状態となった帳票の熟練レベルに応じて本
DBで設定された熟練レベル範囲のオペレータの使用す
る修正クライアントへ配信されるのである。尚、本DB
においても設定は図6記載の内容に限らず、特に限定し
ない方法にて、運用上値を設定できるものとする。
【0018】次に図7により修正クライアントへの配信
手順について説明する。 S71:修正クライアントにて操作開始のオペレーショ
ンを行なう。 S72:オペレータ熟練レベル情報DBより本クライア
ントを使用するオペレータの熟練レベル情報をリードす
る。(この時既に、限定しない方法でシステムは本修正
クライアントでオペレーションするオペレータIDを管
理している) S73:修正クライアントは、データ配信要求を行い、
この時、配信可能状態DBを参照する。 S74:本クライアントのオペレータの熟練レベルの帳
票がなければ、S73にもどり再び、データ配信要求を
行なう。本クライアントのオペレータの熟練レベルの帳
票があればS75へ。 S75:該当帳票のデータの配信を受け、修正オペレー
ションを行なう。以上のようにすることにより、熟練レ
ベルの高いオペレータには、認識結果の認識率が悪く、
即ち修正箇所の多い帳票の修正処理を行なえるよう、逆
に熟練レベルの低いオペレータは修正箇所の少ない帳票
の修正処理を行なえるよになり各自オペレータの熟練度
に応じた帳票を担当できるようになる。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば以下の効果が期待できる。即ち、複数のオペレータ
が処理を行なう場合、各オペレータの熟練度に応じた修
正難易の帳票の処理を自動的に担当できるようにしたの
で、全体的な処理効率が上がり、また熟練度の低いオペ
レータの精神的負荷も減り、オペレーションのミスも減
少する。尚、オペレータの熟練レベルの設定を変更する
ことを可能としているので、新人オペレータは熟練レベ
ルを徐々に上げながら、無理なくシステムに馴れて行く
事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示すFAX−OCRシステムのシステ
ム構成図である。
【図2】帳票認識結果データベースの内容図である。
【図3】金融機関名認識結果データベースの内容図であ
る。
【図4】取引帳票への熟練レベル設定処理フロー図であ
る。
【図5】配信可能状態データベースの内容図である。
【図6】オペレータ熟練レベル情報データベース図であ
る。
【図7】修正クライアントへの配信手順フロー図であ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の事項を記載した帳票を文字認識装
    置にて機械的に文字認識し、文字認識の結果、不読若し
    くは誤読となった文字をオペレータが正しく修正し、デ
    ータを作成する文字認識装置を使用したデータ処理シス
    テムにおいて、 複数のオペレータに対し、文字認識処理の結果に基づき
    文字認識の結果のデータを配信する文字認識装置を使用
    したデータ処理システム。
  2. 【請求項2】 所定の事項を記載した帳票を文字認識装
    置にて機械的に文字認識し、文字認識の結果、不読若し
    くは誤読となった文字をオペレータが正しく修正し、デ
    ータを作成する文字認識装置を使用したデータ処理シス
    テムにおいて、 オペレータ熟練度を数値で表した熟練レベルの範囲をそ
    れぞれのオペレータに設定する熟練レベル範囲設定手段
    と、 文字認識結果の認識率を前記熟練レベルに対応した数値
    に換算する熟練レベル換算手段と文字認識結果データを
    前記熟練レベルに換算された数値により所定の熟練レベ
    ル範囲設定がなされたオペレータへ配信する熟練レベル
    別配信手段とを備えた文字認識装置を使用したデータ処
    理システム。
JP27786699A 1999-09-30 1999-09-30 文字認識装置を使用したデータ処理システム Pending JP2001101339A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011076407A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Oki Electric Industry Co Ltd 帳票処理システム
JP2016071805A (ja) * 2014-10-01 2016-05-09 富士通株式会社 処理依頼方法、処理依頼プログラム、および処理依頼システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011076407A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Oki Electric Industry Co Ltd 帳票処理システム
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Effective date: 20060929

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20061013