JP2001100678A - 誘導灯システム - Google Patents

誘導灯システム

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JP2001100678A
JP2001100678A JP27342299A JP27342299A JP2001100678A JP 2001100678 A JP2001100678 A JP 2001100678A JP 27342299 A JP27342299 A JP 27342299A JP 27342299 A JP27342299 A JP 27342299A JP 2001100678 A JP2001100678 A JP 2001100678A
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JP
Japan
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guide light
entrance
inlets
display
danger
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Application number
JP27342299A
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English (en)
Inventor
Hirotsugu Araki
宏嗣 荒木
Mizuhito Ida
瑞人 井田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常表示された指示方向に危険がある場合
に、通常表示された指示方向の避難出入口に危険がある
場合に、安全な出口方向を知ることができ適切に避難で
きる誘導灯システムを提供すること。 【解決手段】 建物内の複数の出入口に取り付けられ災
害時に発生する出入口通過に関する危険情報21を検知
する危険検知手段1と、災害時の最適避難出入口および
他の避難可能な出入口を記憶させた記憶手段2と、危険
情報21に基づいて最適避難出入口の安全性を判断し、
最適避難出入口が危険である場合に、他の出入口の中か
ら安全な出入口を選択する制御手段3と、通常時に最適
避難出入口を通常表示20するとともに、最適避難出入
口が危険である場合の安全な他の出入口方向へ変更表示
22する表示手段4を前面に備えた誘導灯5と、を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の廊下や出入
口の壁面に配設され、火災、地震等の災害時に避難誘導
を行う誘導灯システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、誘導灯は、建築基準法に基づき該
当する建物の廊下や出入口の壁面に配設され、前面に災
害時の避難方向を示す矢印や避難出口であることを示す
表示シンボルなどが印刷されている。
【0003】このような誘導灯として、特開平4−25
8989号公報に記載された誘導灯が提案されている。
この誘導灯は、その指示方向に火災等の危険が発生して
いる場合には、内部に設けたセンサーあるいは各所に配
置したセンサーに連動させ、指示方向側に赤色、危険の
文字、炎の絵などの危険を表象表示している。
【0004】このような誘導灯では、危険を検知するセ
ンサーに連動させて危険を表象するので、危険方向を知
らせ、正しい避難径路を示すことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の誘導灯では、通常表示された指示方向に危険がある
場合に危険表示により危険であるということは認知でき
るが、この場合安全な出口方向がわからず適切に避難で
きないという問題がある。
【0006】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、通常表示された指示方向
に危険がある場合に、通常表示された指示方向の避難出
入口に危険がある場合に、安全な出口方向を知ることが
でき適切に避難できる誘導灯システムを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、建物内の複数の出入口に
取り付けられ災害時に発生する出入口通過に関する危険
情報を検知する危険検知手段と、災害時の最適避難出入
口および他の避難可能な出入口を記憶させた記憶手段
と、危険情報に基づいて最適避難出入口の安全性を判断
し、最適避難出入口が危険である場合に、他の出入口の
中から安全な出入口を選択する制御手段と、通常時に最
適避難出入口への誘導表示を表示するとともに、最適避
難出入口が危険である場合に、誘導表示を安全な他の出
入口方向へ変更表示する表示手段と、を備えてなること
を特徴として構成している。
【0008】このような誘導灯システムでは、災害時に
危険検知手段により検知された危険情報に基づいて、制
御手段により最適避難出入口の安全性を判断し、最適避
難出入口が危険である場合に、他の出入口の中から安全
な出入口を選択し、表示手段によりこの選択された出入
口に誘導表示を変更表示するため、通常表示された指示
方向の最適避難出入口に危険がある場合に、安全な出入
口方向を知ることができ適切に避難できる。
【0009】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の発明において、災害を火事とし危険検出手段とし
て、炎検知センサを用いることを特徴として構成してい
る。
【0010】このような誘導灯システムでは、最適避難
出入口付近で火事が発生したときに、炎検知センサで炎
を検知するため、火事の危険情報を知ることができる。
【0011】また、請求項3記載の発明では、請求項2
記載の発明において、建物内の複数の出入口に煙又はガ
ス検知センサを備え、制御手段により選択された出入口
に煙又はガスを発生している場合に、煙又はガスの付加
情報を表示手段に表示させることを特徴として構成して
いる。
【0012】このような誘導灯システムでは、制御手段
により選択された出入口に煙又はガスが発生している場
合に、煙又はガス検知センサによりこの出入口付近での
煙又はガスの付加情報を知ることができるため、煙又は
ガスに対する安全行動の必要性を知ることができる。
【0013】また、請求項4記載の発明では、請求項1
乃至3記載の発明において、記憶手段が、各誘導灯の避
難可能な出入口を誘導灯と避難出入口との位置関係によ
り、より避難に適した出入口を順位を付けて記憶してい
るとともに、この順位に基づいて制御手段が安全な出入
口を選択することを特徴として構成している。
【0014】このような誘導灯システムでは、最適避難
出入口が危険である場合に、記憶手段に記憶された順位
に基づきより避難に適した出入口への誘導表示を行うた
め、より適切に避難できる出入口を知ることができる。
【0015】また、請求項5記載の発明では、請求項1
乃至4記載の発明において、災害時の危険情報を表示手
段に表示させることを特徴として構成している。
【0016】このような誘導灯システムでは、表示手段
が災害時の危険情報を表示するため、災害の箇所を知る
ことができ、落ち着いて避難できる。
【0017】また、請求項6記載の発明では、請求項1
乃至5記載の発明において、誘導灯周囲の人体を検知し
て制御手段に検知信号を送信する人体検知手段を誘導灯
近傍に設け、人がいる場合に表示手段による表示変更を
行うことを特徴として構成している。
【0018】このような誘導灯システムでは、人体検知
手段により、誘導灯周囲の人体を検知し、人がいる場合
に表示手段による表示変更を行うため、人がいない時は
表示変更しないことができ、表示変更による電力損失を
軽減できる。
【0019】また、請求項7記載の発明では、請求項6
記載の発明において、人体検知手段を人の声を検知する
音声検知センサにより形成してなることを特徴として構
成している。
【0020】このような誘導灯システムでは、人体検知
手段を人の声を検知する音声検知センサにより形成して
いるため、煙などの影響を受けずに、人の声を検知する
ことができる。
【0021】また、請求項8記載の発明では、請求項1
乃至7記載の発明において、誘導灯を壁面の対向位置に
配置し、表示手段の表示内容をこの壁面に拡大投影表示
する投影装置を誘導灯に設けてなることを特徴として構
成している。
【0022】このような誘導灯システムでは、誘導灯に
設けた投影装置により、対向する壁面に表示手段の表示
内容を拡大投影表示するため、表示内容を拡大して見易
くなっている。
【0023】また、請求項9記載の発明では、請求項8
記載の発明において、安全な出入口方向への誘導表示を
壁面の誘導方向に走査表示させるレーザー照射装置を誘
導灯に設けてなることを特徴として構成している。
【0024】このような誘導灯システムでは、誘導灯に
設けたレーザー照射装置により、安全な出入口方向への
誘導表示を壁面の誘導方向に走査表示しているため、誘
導方向が分かりやすくなっている。
【0025】また、請求項10記載の発明では、請求項
1乃至9記載の発明において、壁面の誘導灯周囲部にエ
アー流通口を設け、壁内部にエアー流通口と流通する流
通路を設け、この流通路内にエアー流通口からのエアー
排気又は吸気を行うエアーブロー装置を設けてなること
を特徴として構成している。
【0026】このような誘導灯システムでは、壁面の誘
導灯周囲部にエアー流通口を設け、壁内部にエアー流通
口と流通する流通路を設け、この流通路内にエアー流通
口からのエアー排気又は吸気を行うエアーブロー装置を
設けているため、エアーブロー装置により流通路を通し
てエアー流通口から壁面付近へのエアーの吹き出し又は
吸い込みができ、壁面付近の煙を除去して表示手段の視
認性が向上している。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態のを図1乃至図
5に基づいて以下に説明する。
【0028】図1は、本発明の実施形態の誘導灯システ
ムを示す説明図である。また、図2は、同上の誘導灯シ
ステムにおける誘導灯5を示す斜視図である。また、図
3は、同上の誘導灯システムの動作を示すフローチャー
ト図である。
【0029】図1乃至図3に示すように、この誘導灯シ
ステムは、建物内の複数の出入口に取り付けられ災害時
に発生する出入口通過に関する危険情報21を検知する
危険検知手段1と、災害時の最適避難出入口および他の
避難可能な出入口を記憶させた記憶手段2と、危険情報
21に基づいて最適避難出入口の安全性を判断し、最適
避難出入口が危険である場合に、他の出入口の中から安
全な出入口を選択する制御手段3と、通常時に最適避難
出入口を通常表示20するとともに、最適避難出入口が
危険である場合の安全な他の出入口方向へ変更表示22
する表示手段4を前面に備えた誘導灯5と、を備えてい
る。
【0030】また、災害を火事とし危険検出手段とし
て、炎検知センサを用いている。また、建物内の複数の
出入口に煙又はガス検知センサ7を備え、制御手段3に
より選択された出入口に煙又はガスを発生している場合
に、煙又はガスの付加情報を表示手段4に表示させてい
る。また、記憶手段2が、各誘導灯5の避難可能な出入
口を誘導灯5と避難出入口との位置関係により、より避
難に適した出入口を順位を付けて記憶しているととも
に、この順位に基づいて制御手段3が安全な出入口を選
択している。また、災害時の危険情報21を表示手段4
に表示させている。また、誘導灯5周囲の人体を検知し
て制御手段3に検知信号を送信する人体検知手段8を誘
導灯5近傍に設け、人がいる場合に表示手段4による表
示変更を行っている。また、人体検知手段8を人の声を
検知する音声検知センサにより形成している。
【0031】危険検出手段は、炎検知センサを用い、例
えば炎から発せられる紫外線を検知する紫外線検知セン
サなどから形成されている。この紫外線検知センサは建
物内から外部へ通じる通用口、非常出口などの出入口近
辺の天井や壁面25などに取り付けられており、出入口
近辺で発生する火災を検知するようになっている。検知
信号は、所定の基準値よりも紫外線の検出量が多いとき
に検知信号がonになるように設定されている。この紫
外線検知センサは制御装置に電気接続され、検知信号が
制御装置に伝えられる。
【0032】記憶手段2は、災害時の最適避難出入口お
よび他の避難可能な出入口を記憶している。最適避難出
入口は、避難しやすいよう誘導灯5に最も近い出入口が
設定され、他の避難可能な出入口は建物の同じ階の最適
避難出入口よりも遠い出入口が設定されている。他の避
難可能な出入口が複数ある場合は、優先順位を付けて記
憶している。優先順位は、誘導灯5と出入口との位置関
係により、より避難に適した出入口の順、例えば出入口
が誘導灯5に近い順に順位付けられている。この記憶手
段2は制御手段3に電気接続されている。
【0033】制御手段3は、危険情報21に基づいて最
適避難出入口の安全性を判断する。この判断では、検知
信号がonのときすなわち火災を検知した場合は危険、
検知信号がoffのときすなわち火災を検知しない場合
は安全としている。最適避難出入口が危険と判断した場
合は、他の出入口の中から危険情報21が安全である出
入口を選択する。安全な出入口が複数ある場合は優先順
位に基づき、優先順位の高い方を選択する。
【0034】誘導灯5は、横長の略直方体形状に形成さ
れ、前面に液晶パネルからなる表示手段4が具備されて
いる。この誘導灯5は、建物の廊下の壁面25や出入口
の上方に取り付けられており、表示手段4への通電や制
御信号を行う電線が誘導灯5ケースから天井へ壁面25
に向かうパイプ管内に収納され、天井裏や壁裏の通路に
配線され、制御手段3や電源に接続されている。
【0035】図2に示すように、表示手段4は、誘導灯
5が建物の廊下壁面25に配設される場合、通常時すな
わち危険検知手段1が危険情報21を検知しないとき
は、最適避難出入口の方向を示す矢印および人が駆ける
絵シンボルなどの通常表示20が表示されている。ま
た、災害発生時すなわち危険検知手段1が危険情報21
を検知したときは、通常表示20が液晶パネル内で縮小
表示され、空いたスペースに危険情報21を検知した危
険検出手段の配置場所、この場合北側階段および災害の
種類、この場合火災発生などの危険情報21が表示され
る。このとき、(a)に示すように、制御手段3により
最適避難出入口が安全と判断されたときは、危険情報2
1を表示するのみである。また、(b)に示すように、
制御手段3により最適避難出入口が危険と判断されて他
の安全な出入口が選択された場合は、避難方向を示す矢
印の向きが選択された出入口の方向に変更表示22され
る。
【0036】また、この誘導灯システムでは、建物内の
複数の出入口に煙およびガス検知センサ6、7が備えら
れている。この、煙検知センサ6は、例えば一対の受光
・発光素子を対向配置したフォトセンサから形成され、
受光・発光素子間の煙により受光素子の受光量が減少す
ることを利用して煙を検知できる。また、ガス検知セン
サ7は、一般に使用される有電圧検出器などを用いれば
よい。これらの煙およびガス検知センサ6、7は、制御
手段3に接続されて検知信号を制御手段3に通信してい
る。そして、制御手段3に選択された出入口に取り付け
られた煙又はガス検知センサ6、7の検知信号がonの
ときは、表示手段4に煙又はガスの発生を示すマークを
表示する。
【0037】また、誘導灯5周囲の人体を検知する人体
検知手段8としては、例えば、CCDカメラ、人体熱を
検知する赤外線センサ、人の声を検出する音声検知セン
サ、フォトセンサなどにより形成することができる。こ
の場合、誘導灯5下部に音声検知センサを取り付けてい
る。この人体検知手段8により検知信号は制御手段3に
送信され、制御手段3は、人が検知された場合にのみ表
示手段4による表示変更を行うよう表示手段4を制御す
る。
【0038】このような誘導灯システムでは、災害時に
危険検知手段1により検知された危険情報21に基づい
て、制御手段3により最適避難出入口の安全性を判断
し、最適避難出入口が危険である場合に、他の出入口の
中から安全な出入口を選択し、表示手段4によりこの選
択された出入口に誘導表示を変更表示22するため、通
常表示20された指示方向の最適避難出入口に危険があ
る場合に、安全な出入口方向を知ることができ適切に避
難できる。また、最適避難出入口付近で火事が発生した
ときに、炎検知センサで炎を検知するため、火事の危険
情報21を知ることができる。また、制御手段3により
選択された出入口に煙又はガスが発生している場合に、
煙又はガス検知センサ7によりこの出入口付近での煙又
はガスの付加情報を知ることができるため、煙又はガス
に対する安全行動の必要性を知ることができる。また、
最適避難出入口が危険である場合に、記憶手段2に記憶
された順位に基づきより避難に適した出入口への誘導表
示を行うため、より適切に避難できる出入口を知ること
ができる。また、表示手段4が災害時の危険情報21を
表示するため、災害の箇所を知ることができ、落ち着い
て避難できる。人体検知手段8により、誘導灯5周囲の
人体を検知し、人がいる場合に表示手段4による表示変
更を行うため、人がいない時は表示変更しないことがで
き、表示変更による電力損失を軽減できる。また、人体
検知手段8を人の声を検知する音声検知センサにより形
成しているため、煙などの影響を受けずに、人の声を検
知することができる。
【0039】図4は、本発明の実施形態の同上と異なる
誘導灯システムを示す説明図である。
【0040】この誘導灯システムは、同上の誘導灯シス
テムと同様の構成を有している。異なる点は、誘導灯5
を壁面25の対向位置に配置し、表示手段4の表示内容
をこの壁面25に拡大投影表示26する投影装置を誘導
灯5に設けていることである。さらに、安全な出入口方
向への誘導表示を壁面25の誘導方向に走査表示させる
レーザー照射装置を誘導灯5に設けている。
【0041】誘導灯5は、建物の廊下の対向する壁面2
5の一方に取り付けられ、投影装置は、他方の壁面25
に通常時や災害時の表示を拡大投影して表示している。
さらに、レーザー照射装置は、レーザー照射により他方
の壁面25に誘導方向を示す矢印のマークを表示し、こ
のレーザー照射方向を矢印の進行方向に繰り返し走査さ
せている。
【0042】このような誘導灯システムでは、誘導灯5
に設けた投影装置により、対向する壁面25に表示手段
の表示内容を拡大投影表示26するため、表示内容を拡
大して見易くなっている。また、誘導灯5に設けたレー
ザー照射装置により、安全な出入口方向への誘導表示を
壁面25の誘導方向に走査表示しているため、誘導方向
が分かりやすくなっている。
【0043】図5は、本発明の実施形態の同上と異なる
誘導灯システムを示す説明図である。
【0044】この誘導灯システムは、同上の誘導灯シス
テムと同様の構成を有している。異なる点は、壁面25
の誘導灯5周囲部にエアー流通口9を設け、壁内部にエ
アー流通口9と流通する流通路10を設け、この流通路
10内にエアー流通口9からのエアー27の排気又は吸
気を行うエアーブロー装置11を設けていることであ
る。
【0045】投影装置により投影図が表示される壁面2
5の相当部分の周囲に横孔、縦孔からなる複数のエアー
流通口9が設けられている。エアーブロー装置11は、
ポンプなどから形成され、壁面25裏方に配設されてお
り、流通路10を介してエアー27をエアー流通口9に
排気又は吸気自在に形成されている。また、エアーブロ
ー装置11は、建物の壁面25に内設された外部通路を
介して建物外部に開口したエアー27ダクトに通じてお
り、流通路10からの排気又は吸気をエアーダクトから
行うことができる。
【0046】このような誘導灯システムでは、壁面25
の誘導灯5周囲部にエアー流通口9を設け、壁内部にエ
アー流通口9と流通する流通路10を設け、この流通路
10内にエアー流通口9からのエアー27排気又は吸気
を行うエアーブロー装置11を設けているため、エアー
ブロー装置11により流通路10を通してエアー流通口
9から壁面25付近へのエアー27の吹き出し又は吸い
込みができ、壁面25付近の煙を除去して表示手段の視
認性が向上している。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、災害時に危険
検知手段により検知された危険情報に基づいて、制御手
段により最適避難出入口の安全性を判断し、最適避難出
入口が危険である場合に、他の出入口の中から安全な出
入口を選択し、表示手段によりこの選択された出入口に
誘導表示を変更表示するため、通常表示された指示方向
の最適避難出入口に危険がある場合に、安全な出入口方
向を知ることができ適切に避難できる。
【0048】また、請求項2記載の発明では、最適避難
出入口付近で火事が発生したときに、炎検知センサで炎
を検知するため、火事の危険情報を知ることができる。
【0049】また、請求項3記載の発明では、制御手段
により選択された出入口に煙又はガスが発生している場
合に、煙又はガス検知センサによりこの出入口付近での
煙又はガスの付加情報を知ることができるため、煙又は
ガスに対する安全行動の必要性を知ることができる。
【0050】また、請求項4記載の発明では、最適避難
出入口が危険である場合に、記憶手段に記憶された順位
に基づきより避難に適した出入口への誘導表示を行うた
め、より適切に避難できる出入口を知ることができる。
【0051】また、請求項5記載の発明では、表示手段
が災害時の危険情報を表示するため、災害の箇所を知る
ことができ、落ち着いて避難できる。
【0052】また、請求項6記載の発明では、人体検知
手段により、誘導灯周囲の人体を検知し、人がいる場合
に表示手段による表示変更を行うため、人がいない時は
表示変更しないことができ、表示変更による電力損失を
軽減できる。
【0053】また、請求項7記載の発明では、人体検知
手段を人の声を検知する音声検知センサにより形成して
いるため、煙などの影響を受けずに、人の声を検知する
ことができる。
【0054】また、請求項8記載の発明では、誘導灯に
設けた投影装置により、対向する壁面に表示手段の表示
内容を拡大投影表示するため、表示内容を拡大して見易
くなっている。
【0055】また、請求項9記載の発明では、誘導灯に
設けたレーザー照射装置により、安全な出入口方向への
誘導表示を壁面の誘導方向に走査表示しているため、誘
導方向が分かりやすくなっている。
【0056】また、請求項10記載の発明では、壁面の
誘導灯周囲部にエアー流通口を設け、壁内部にエアー流
通口と流通する流通路を設け、この流通路内にエアー流
通口からのエアーの排気又は吸気を行うエアーブロー装
置を設けているため、エアーブロー装置により流通路を
通してエアー流通口から壁面付近へのエアーの吹き出し
又は吸い込みができ、壁面付近の煙を除去して表示手段
の視認性が向上している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の誘導灯システムを示す説明
図である。
【図2】同上の誘導灯システムにおける誘導灯を示す斜
視図である。
【図3】同上の誘導灯システムの動作を示すフローチャ
ート図である。
【図4】本発明の実施形態の同上と異なる誘導灯システ
ムを示す説明図である。
【図5】本発明の実施形態の同上と異なる誘導灯システ
ムを示す説明図である。
【符号の説明】
1 危険検知手段 2 記憶手段 3 制御手段 4 表示手段 5 誘導灯 6 煙検知センサ 7 ガス検知センサ 8 人体検知手段 9 エアー流通口 10 流通路 11 エアーブロー装置 20 通常表示 21 危険情報 22 変更表示 25 壁面 26 投影表示 27 エアー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C096 AA01 AA21 BA01 BA05 BB23 BC15 CB01 CB10 CJ13 DA10 DC04 DC10 DC12 DC14 DC29 FA03 5G405 AA01 AA08 AB02 AB03 AB05 CA21 CA28 CA60

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物内の複数の出入口に取り付けられ災
    害時に発生する出入口通過に関する危険情報を検知する
    危険検知手段と、災害時の最適避難出入口および他の避
    難可能な出入口を記憶させた記憶手段と、危険情報に基
    づいて最適避難出入口の安全性を判断し、最適避難出入
    口が危険である場合に、他の出入口の中から安全な出入
    口を選択する制御手段と、通常時に最適避難出入口を通
    常表示するとともに、最適避難出入口が危険である場合
    の安全な他の出入口方向へ変更表示する表示手段を前面
    に備えた誘導灯と、を備えてなることを特徴とする誘導
    灯システム。
  2. 【請求項2】 災害を火事とし危険検出手段として、炎
    検知センサを用いることを特徴とする請求項1記載の誘
    導灯システム。
  3. 【請求項3】 建物内の複数の出入口に煙又はガス検知
    センサを備え、制御手段により選択された出入口に煙又
    はガスを発生している場合に、煙又はガスの付加情報を
    表示手段に表示させることを特徴とする請求項2記載の
    誘導灯システム。
  4. 【請求項4】 記憶手段が、各誘導灯の避難可能な出入
    口を誘導灯と避難出入口との位置関係により、より避難
    に適した出入口を順位を付けて記憶しているとともに、
    この順位に基づいて制御手段が安全な出入口を選択する
    ことを特徴とする請求項1乃至3記載の誘導灯システ
    ム。
  5. 【請求項5】 災害時の危険情報を表示手段に表示させ
    ることを特徴とする請求項1乃至4記載の誘導灯システ
    ム。
  6. 【請求項6】 誘導灯周囲の人体を検知して制御手段に
    検知信号を送信する人体検知手段を誘導灯近傍に設け、
    人がいる場合に表示手段による表示変更を行うことを特
    徴とする請求項1乃至5記載の誘導灯システム。
  7. 【請求項7】 人体検知手段を人の声を検知する音声検
    知センサにより形成してなることを特徴する請求項6記
    載の誘導灯システム。
  8. 【請求項8】 誘導灯を壁面の対向位置に配置し、表示
    手段の表示内容をこの壁面に拡大投影表示する投影装置
    を誘導灯に設けてなることを特徴とする請求項1乃至7
    記載の誘導灯システム。
  9. 【請求項9】 安全な出入口方向への誘導表示を壁面の
    誘導方向に走査表示させるレーザー照射装置を誘導灯に
    設けてなることを特徴とする請求項8記載の誘導灯シス
    テム。
  10. 【請求項10】 壁面の誘導灯周囲部にエアー流通口を
    設け、壁内部にエアー流通口と流通する流通路を設け、
    この流通路内にエアー流通口からのエアー排気又は吸気
    を行うエアーブロー装置を設けてなることを特徴とする
    請求項1乃至9記載の誘導灯システム。
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