JP2001100123A - ディスプレイ素子及びディスプレイ装置 - Google Patents

ディスプレイ素子及びディスプレイ装置

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JP2001100123A JP2000229646A JP2000229646A JP2001100123A JP 2001100123 A JP2001100123 A JP 2001100123A JP 2000229646 A JP2000229646 A JP 2000229646A JP 2000229646 A JP2000229646 A JP 2000229646A JP 2001100123 A JP2001100123 A JP 2001100123A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 応答速度が速く、消費電力が小さく、小型化
することができ、画面輝度が大きく、カラー画面でも、
画素数を白黒画面に比して増加させる必要がない、ディ
スプレイ装置を実現すること。 【解決手段】圧電体膜11と、圧電体膜11の両面のそ
れぞれ少なくとも一部を被覆する少なくとも1対の電極
12,13とを有するアクチュエータ部10と、光が導
入される光導波板1とを有してなり、電極12,13を
通してアクチュエータ部10へ電圧を印加してアクチュ
エータ部10の静止と変位を行なわせ、変位伝達部5の
光導波板1への接触、離隔を制御することにより、光導
波板1の所定部位の漏光を制御するディスプレイ素子。
これらのディスプレイ素子を複数配設して構成されるデ
ィスプレイ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、消費電力が小さ
く、画面輝度の大きなディスプレイ素子及びこのディス
プレイ素子を用いたディスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来から、ディスプレイ装置として、
CRT(カソードレイチューブ)、液晶が知られてい
る。CRTとしては、通常のテレビが知られているが、
画面は明るいものの、消費電力が大きく、また画面の大
きさに比較してディスプレイ装置全体の奥行が大きくな
るという問題がある。
【0003】 一方、液晶はディスプレイが小型化で
き、消費電力が小さいという利点があるものの、画面の
輝度が劣り、画面視野角度が狭いという問題がある。さ
らに、これらCRT及び液晶は、カラー画面にする場
合、画素数が白黒画面に比べて3倍になり、装置が複雑
になり、消費電力がかさみ、コストアップが避けられな
いという問題もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、従来のディスプレイ装置の問題を解決し、消費電力
が小さく、しかも小型化でき、さらに画面輝度の大きな
ディスプレイ素子及びディスプレイ装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 即ち、本発明によれ
ば、圧電体膜と、該圧電体膜の両面のそれぞれ少なくと
も一部を被覆する少なくとも1対の電極とを有するアク
チュエータ部と、該1対の電極のいずれか一方の電極に
接して該アクチュエータ部を支持する振動部と、該振動
部が振動できるように該振動部を固定する固定部と、該
アクチュエータ部に接続する変位伝達部と、該変位伝達
部に近接して配置され、光が導入される光導波板と、を
有してなり、前記電極を通して前記アクチュエータ部へ
電圧を印加して前記アクチュエータ部の静止と変位を行
なわせ、前記変位伝達部の前記光導波板への接触、離隔
を制御することにより、前記光導波板の所定部位の漏光
を制御することを特徴とするディスプレイ素子(発明
A)、が提供される。
【0006】 本発明においては、振動部及び固定部が
一体となって、セラミックスからなる基体を構成し、基
体には、振動部が肉薄になるように空所が形成されてい
ることが好ましい。また、本発明によれば、上記のディ
スプレイ素子を複数配設して構成され、電極を通してア
クチュエータ部へ電圧を印加してアクチュエータ部の静
止と変位を行なわせ、変位伝達部の光導波板への接触、
離隔を制御することにより、光導波板の所定部位の漏光
を制御することを特徴とするディスプレイ装置(発明
B)、が提供される。
【0007】 更に、本発明によれば、セラミックスか
らなる圧電体層と電極層が夫々複数積層されてなる積層
圧電体を有する積層アクチュエータ部と、該積層アクチ
ュエータ部を固定する固定部と、該積層アクチュエータ
部に接続する変位伝達部と、該変位伝達部に近接して配
置され、光が導入される光導波板と、を有してなり、前
記電極層を通して前記積層アクチュエータ部へ電圧を印
加して前記積層アクチュエータ部の静止と変位を行なわ
せ、前記変位伝達部の前記光導波板への接触、離隔を制
御することにより、前記光導波板の所定部位の漏光を制
御することを特徴とするディスプレイ素子(発明C)、
が提供される。
【0008】 更にまた、本発明によれば、発明Cのデ
ィスプレイ素子を複数配設して構成され、電極層を通し
て積層アクチュエータ部へ電圧を印加して積層アクチュ
エータ部の静止と変位を行なわせ、変位伝達部の光導波
板への接触、離隔を制御することにより、光導波板の所
定部位の漏光を制御することを特徴とするディスプレイ
装置(発明D)、が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】 本発明の基本原理を図1に基づ
いて説明する。光導波板1の端部から導入される光2
は、光導波板1の屈折率の大きさを調節することによ
り、全ての光2が光導波板1の前面3および背面4にお
いて透過することなく全反射する。この状態において、
光導波板1の背面4に任意の物体(本発明では、変位伝
達部)5が光の波長以下の距離で接触すると、それまで
全反射していた光2は、光導波板1の背面4の物体5の
表面まで透過する。このように、一旦物体5の表面に到
達した光2は、物体5の表面で反射して散乱光6とし
て、再度光導波板1の中に侵入するが、散乱光6の一部
は再度光導波板1の中で全反射するが、散乱光6の大部
分は反射することなく、光導波板1の前面3を透過する
ことになる。
【0010】 以上のことから明らかなように、光導波
板1の背面4にある物体5の接触の有無により、光導波
板1の前面3における光2の発光(漏光)の有無を制御
することができる。ここで、上記した発光の有無、即
ち、オン−オフを行なう単位を画素と考えれば、この画
素を縦横に複数配設し、画素のオン−オフを制御するこ
とにより、従来のCRT、液晶と同様に、任意の文字、
図形等を表示することができる。
【0011】 次に、本発明をカラー画面に適用する場
合について説明する。人間の色の認識は、視覚神経に残
存する三原色の混合によって行なわれると考えられてい
る。そうとすると、同時に三原色の混合を行なう現行の
カラー表示と同様な作用、効果が、人間の視覚中におい
て達成される。本発明における発色の基本原理は以下の
通りである。発色の基本は、色の三原色であるR
(赤)、G(緑)、B(青)の混合方式で規定される。
【0012】 ここで、発色させる周期をTとして、R
GBの最大発光時間を3分割することを考える。図2に
示すように、RGBの発光時間の比率が1:1:1であ
れば、白色光となり、図3に示すように、RGBの発光
時間の比率が4:1:5であれば、その比率に対応した
色になる。従って、発色させる時間の制御は、図1を参
照すれば、光導波板1と変位伝達部5との接触時間を発
色させる周期に同期させて、三原色の発光時間を制御し
てもよいし、三原色の発光時間を発色させる周期に同期
させて、光導波板1と変位伝達部5との接触時間を制御
することもできる。従って、本発明においては、カラー
画面にする場合であっても、画素数を白黒画面の場合に
比して増加させる必要がないという利点がある。
【0013】
【実施例】 以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳
細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限られるも
のではない。図1は本発明に係るディスプレイ素子(発
明A)の一実施例を示す概要図で、左側の素子が通常状
態、右側の素子が励起状態を示している。図1におい
て、アクチュエータ部10は、セラミックスからなる圧
電体膜11と、この圧電体膜11の各々の面を被覆する
1対の電極12,13とから構成されている。また、ア
クチュエータ部10の下部には、振動部14及び固定部
15からなる基体16が配設され、アクチュエータ部1
0の下部電極13は振動部14と接触して、振動部14
により該アクチュエータ部10が直接支持されている。
【0014】 基体16は振動部14及び固定部15が
一体となってセラミックスから構成されることが好まし
く、さらに基体16には、振動部14が肉薄になるよう
に凹部17が形成されていることが好ましい。ここで、
固定部15は、振動部14の外周を囲むように位置す
る。なお、振動部14と固定部15とは一体である必要
はなく、例えば、金属である固定部15が、セラミック
スである別個の振動部14を固定していてもよい。固定
部15が金属の場合、固定部15に接続する振動部14
の表面をメタライズし、そのメタライズ層を固定部15
にろうづけする。固定部15は、ステンレス鋼、鉄等の
金属を用いてもよい。また、固定部15は、振動部14
の外周を囲むように位置するが、振動部14の全周に亙
って固定部15に保持されている必要はなく、振動部1
4の少なくとも一部にて固定部15に保持されていれば
よい。図1では、振動部14の一部にて固定部15に保
持されている。
【0015】 アクチュエータ部10の上部電極12に
は、光導波板1との接触面積を所定に大きくするため変
位伝達部5が接続されており、図1の例では、その変位
伝達部5は、アクチュエータ部10が静止している通常
状態において、光導波板1に近接して配置され、励起状
態において光導波板1に光の波長以下の距離で接触する
ように配置されている。図1では、変位伝達部5が断面
三角形の部材からなる場合を示している。
【0016】 図4は本発明に係るディスプレイ素子の
他の実施例を示すもので、変位伝達部5が板部材5aと
球状部材5bからなる場合を示している。更に、図5は
本発明に係るディスプレイ素子の更に他の実施例を示す
もので、変位伝達部5が板部材5aと球状部材5bから
なることは図4の例と同様であるが、さらにアクチュエ
ータ部10と基体16との位置関係を、図1、図4と逆
にした場合を示している。なお図5の場合にあっては、
固定部15が振動部14に必ずしも接着されている必要
は無く、単に接触した状態にあっても構わない。また、
図8に示す実施例は図4の実施例と同一の位置関係を示
すものであるが、アクチュエータ部10の変位方向を図
4の実施例と逆方向にしたものである。
【0017】 更に、図9は本発明に係るディスプレイ
素子のさらに別の実施例を示すもので、圧電体膜11と
電極12、13からなるアクチュエータ部10が、一つ
のディスプレイ素子中において複数の部分から成り、し
かも振動部14が薄板部30とその間に厚板部31を配
した構成からなる例を示している。このような構成とす
ることで、薄板部30の大きさを効果的に小さくするこ
とができ、好ましい。また、図1、図4及び図5の場合
には、変位伝達部5は、アクチュエータ部10が静止し
ている通常状態において、光導波板1に近接して配置さ
れ、励起状態において光導波板1に光の波長以下の距離
で接触するように配置されている例を示すものである
が、その逆に、図8、図9に示されるように、アクチュ
エータ部10が静止している状態では、変位伝達部5が
光導波板1に光の波長以下の距離で接触し、励起状態に
おいては、変位伝達部5が光導波板1に近接して配置
(離隔)されるように構成することも勿論可能である。
なお、これら変位伝達部5の光導波板1への接触、離隔
は、圧電体の分極方向と駆動電界の方向によって適宜制
御することが可能である。
【0018】 図6は、本発明に係るディスプレイ素子
(発明C)の積層アクチュエータ部の一例を示すもの
で、積層アクチュエータ部20は、セラミックスからな
る圧電体層21と電極層22,23が夫々複数積層され
てなる積層圧電体24とから構成されている。ここで、
電極層は、陽極として機能しそれぞれ複数の層が連結し
ている形態の陽極電極22と、陰極として機能しそれぞ
れ複数の層が連結している形態の陰極電極23とからな
っている。陽極電極22と陰極電極23を形成する夫々
の複数層は、交互に同一の極性となるように接続する。
【0019】 上記のように構成される積層圧電体24
は、変位の方向が積層方向に対して平行な場合と直角な
場合とがあり、図6の場合、積層方向はY方向というこ
とになる。変位方向がY方向の場合、積層圧電体24の
形状は積層面の大きさに比較してY方向に大きくする必
要がある。変位量は各圧電体層21の厚み方向での変位
量の合計となり、発生力も積層数の合計となる。一方、
変位方向がX方向の場合、積層圧電体24の形状は積層
面の大きさに比較してY方向が小さくなるようにする必
要がある。換言すると、X方向に長くする必要がある。
変位量は各圧電体層21の変位量そのものとなり、積層
数が発生力に比例する。
【0020】 なお、図6、図7に示すように、Y方向
の変位を利用して圧電体層21の分極方向と駆動電界の
方向を同一にする場合には、変位伝達部5が通常状態で
光導波板1から離れた状態とする。一方、圧電体層21
の分極方向と駆動電界の方向を逆にする場合には、変位
伝達部5が通常状態で光導波板1に接触した状態にする
ことが必要である。換言すれば、励起状態では、変位伝
達部5が光導波板1から離隔した状態になることが必要
であって、励起状態が発光していない状態となる。図6
に示す発明Cに係るディスプレイ素子(発明C)の積層
アクチュエータ部20は、発明Aのような振動部は必要
なく、固定部25により支持される。
【0021】 次に、ディスプレイ素子を構成する各部
を説明する。アクチュエータ部10が励起すると、即
ち、上下電極12,13に、図示しないリード部を通じ
て電圧印加が行なわれると、圧電体膜11がその厚さ方
向に屈曲変位が発現し、それに連動して振動部14が上
下方向、即ち、光導波板1及び凹部17の方向に振動す
る。振動に好適な形状のため、振動部14は、板形状で
あることが好ましく、この場合、板の厚さは、1〜10
0μmであることが好ましく、3〜50μmが更に好ま
しく、5〜20μmが更になお好ましい。
【0022】 振動部14は、高耐熱性材料であること
が好ましい。アクチュエータ部10を有機接着剤等の耐
熱性に劣る材料を介することなく、直接振動部14が支
持する際、少なくとも圧電体膜11の形成時に振動部1
4が変質しないようにするため、振動部14は、高耐熱
性材料であることが好ましい。また、振動部14は、こ
れに直接支持されるアクチュエータ部10の上下電極1
2,13及びこれらに接続されるリード、リード端子等
が振動部14の表面に形成される際には、上下電極1
2,13の電気的な分離をするために、振動部14は電
気絶縁材料であることが好ましい。従って、振動部14
は高耐熱性の金属或いはその金属表面をガラス等のセラ
ミックスで被覆したホーロー等の材料であってもよい
が、セラミックスが最適である。
【0023】 振動部14を構成するセラミックスとし
ては、例えば、安定化された酸化ジルコニウム、酸化ア
ルミニウム、酸化マグネシウム、ムライト、窒化アルミ
ニウム、窒化珪素、ガラス等を用いることができる。安
定化された酸化ジルコニウムは、振動部が薄くても機械
強度が高いこと、靱性が高いこと、圧電体膜及び電極と
化学反応性が小さいこと等のため、特に好ましい。安定
化された酸化ジルコニウムとは、安定化酸化ジルコニウ
ム及び部分安定化酸化ジルコニウムを包含する。安定化
された酸化ジルコニウムでは、立方晶等の結晶構造をと
るので、相転移を起こさない。一方、酸化ジルコニウム
は、1000℃前後で、単斜晶と正方晶とで相転移し、
この相転移のときクラックが発生する場合がある。安定
化された酸化ジルコニウムは、酸化カルシウム、酸化マ
グネシウム、酸化イットリウム、酸化スカンジウム、酸
化イッテルビウム、酸化セリウム又は希土類金属の酸化
物等の安定化剤を、1〜30モル%含有する。振動部の
機械強度を高めるため、安定化剤が、酸化イットリウム
を含有することが好ましい。このとき、酸化イットリウ
ムは、好ましくは1.5〜6モル%含有し、更に好まし
くは2〜4モル%含有する。更に、結晶相は、立方晶+
単斜晶の混合相、正方晶+単斜晶の混合相、立方晶+正
方晶+単斜晶の混合相などであってもよいが、中でも主
たる結晶相が、正方晶、または正方晶+立方晶の混合相
としたものが、強度、靱性、耐久性の観点から最も好ま
しい。
【0024】 振動部14を構成するセラミックスが、
0.5〜5重量%の酸化珪素を含有することが好まし
く、1〜3重量%の酸化珪素を含有することが更に好ま
しい。これは、アクチュエータ部10を熱処理して形成
するとき、酸化珪素が、振動部14とアクチュエータ部
10との過剰な反応を避けて、良好なアクチュエータ特
性を得ることができる。また、振動部14がセラミック
スからなるとき、多数の結晶粒が振動部を構成するが、
振動部の機械強度を高めるため、結晶粒の平均粒径は、
0.05〜2μmであることが好ましく、0.1〜1μ
mであることが更に好ましい。
【0025】 固定部15は、振動部14が振動できる
ように、振動部14の少なくとも一部を固定する。図1
の実施態様では、固定部15は、セラミックスからなる
ことが好ましいが、振動部14の材料と同一のセラミッ
クスでもよいし、異なっていてもよい。固定部15を構
成するセラミックスとしては、振動部14の材料と同様
に、例えば、安定化された酸化ジルコニウム、酸化アル
ミニウム、酸化マグネシウム、ムライト、窒化アルミニ
ウム、窒化珪素、ガラス等を用いることができる。
【0026】 凹部17の形状は特に制限されない。凹
部17の水平断面又は垂直断面の形状は、例えば、円
形、楕円形、若しくは、正方形及び長方形を含む多角
形、又は、これらの形状を組み合わせた複合形状であっ
てもよい。しかし、多角形等の形状のとき、コーナーが
丸みを帯びるように縁どりされていることが好ましい。
【0027】 アクチュエータ部10は、圧電体膜11
と、この圧電体膜11の一つの表面11sの少なくとも
一部を被覆する上部電極12と、圧電体膜11の他の表
面11tの少なくとも一部を被覆する下部電極13とか
ら構成される。下部電極13は、振動部14の表面14
sの少なくとも一部を被覆する。圧電体膜11は、上部
電極12,下部電極13へ電圧を印加することにより屈
曲変位を発生するものであり、この場合、圧電体膜11
は、その厚さ方向に屈曲変位が発現するものであること
が好ましい。圧電体膜11が屈曲変位することにより、
振動部14と共に変位伝達部5が圧電体膜11の膜厚さ
の方向に振動し、変位伝達部5が光導波板1に接触す
る。
【0028】 圧電体膜11の厚さは、5〜100μm
であることが好ましく、5〜50μmが更に好ましく、
5〜30μmが更になお好ましい。圧電体膜11には、
好適には圧電性セラミックスを用いることができるが、
電歪セラミックス又は強誘電体セラミックスであっても
よく、更には、分極処理が必要な材料であっても必要が
ない材料であってもよい。更にまた、セラミックスに限
定されず、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)に代表さ
れる高分子からなる圧電体ないしはこれら高分子とセラ
ミックスの複合体であっても良い。圧電体膜11に用い
るセラミックスは、例えば、ジルコン酸鉛、マグネシウ
ムニオブ酸鉛、ニッケルニオブ酸鉛、亜鉛ニオブ酸鉛、
マンガンニオブ酸鉛、アンチモンスズ酸鉛、チタン酸
鉛、チタン酸バリウム、マグネシウムタングステン酸
鉛、コバルトニオブ酸鉛等、又はこれらの何れかの組み
合わせを含有するセラミックスが挙げられる。これらの
化合物が50重量%以上を占める主成分であってもよい
ことはいうまでもない。また、ジルコン酸鉛を含有する
セラミックスは、好ましく用いられる。上記セラミック
スに、更に、ランタン、カルシウム、ストロンチウム、
モリブデン、タングステン、バリウム、ニオブ、亜鉛、
ニッケル、マンガン等の酸化物、若しくはこれらの何れ
かの組み合わせ、又は他の化合物を、適宜、添加したセ
ラミックスを用いてもよい。例えば、マグネシウムニオ
ブ酸鉛と、ジルコン酸鉛と、チタン酸鉛とからなる成分
を主成分とし、更にランタンやストロンチウムを含有す
るセラミックスを用いることが好ましい。
【0029】 圧電体膜11は、緻密であっても、多孔
質であってもよく、多孔質のとき、気孔率は40%以下
であることが好ましい。尚、上記発明Cのデイスプレイ
素子及び発明Dのデイスプレイ装置において積層アクチ
ュエータ部20の一部を構成する圧電体層21も、上記
圧電体膜11と同様の材質、特性を有するものである。
【0030】 上下電極12,13は、用途に応じて適
宜な厚さとするが、0.1〜50μmの厚さであること
が好ましい。上部電極12は、室温で固体であって、導
電性の金属で構成されていることが好ましい。例えば、
アルミニウム、チタン、クロム、鉄、コバルト、ニッケ
ル、銅、亜鉛、ニオブ、モリブデン、ルテニウム、ロジ
ウム、銀、スズ、タンタル、タングステン、イリジウ
ム、白金、金、鉛等を含有する金属単体又は合金が挙げ
られる。これらの元素が任意の組み合わせで含有してい
てもよいことはいうまでもない。
【0031】 下部電極13は、白金、ルテニウム、ロ
ジウム、パラジウム、イリジウム、チタン、クロム、モ
リブデン、タンタル、タングステン、ニッケル、コバル
ト等の高融点の金属を含有する単体又は合金からなるこ
とが好ましい。また、これらの高融点金属が任意の組み
合わせで含有していてもよいことはいうまでもない。ま
た、白金、ロジウム、パラジウム等の白金族金属が含有
することが好ましく、白金、ロジウム、パラジウム等の
白金族金属、又はこれらの白金族金属を含有する、銀−
白金、白金−パラジウム等の合金を主成分とする電極材
料が好適に用いられる。下部電極13は、圧電体膜11
の熱処理の時に高温に晒される場合があるので、高温酸
化雰囲気に耐えられる金属であることが好ましい。ま
た、これらの高融点金属と、アルミナ、酸化ジルコニウ
ム、酸化ケイ素、ガラス等とを含有するサーメットであ
ってもよい。
【0032】 なお、上記発明Cのデイスプレイ素子及
び発明Dのデイスプレイ装置において、積層アクチュエ
ータ部20の一部を構成する電極層22、23は、上記
した上部電極12あるいは下部電極13と同一の材料と
すればよいが、圧電体層21の焼成と同時に、あるいは
同程度の温度で熱処理される。また、固定部25は上記
した固定部15と同一の材料で構成されても良く、積層
アクチュエ−タ部20の一部分とすることが好ましい。
【0033】 アクチュエータ部10の上部電極12ま
たは振動部14、あるいは積層アクチュエータ部20に
接続される変位伝達部5は、アクチュエータ部10また
は積層アクチュエータ部20の変位に対応して、光導波
板1の背面4へ接触するものである。変位伝達部5が光
導波板1の背面4に接触すると、光導波板1内で全反射
していた光2が、光導波板1の背面4を透過して変位伝
達部5の表面まで透過し、変位伝達部5の表面で反射す
る。このように、変位伝達部5は光導波板1の背面4を
透過した光2を反射するため、さらには光導波板1との
接触面積を所定以上に大きくするために設けられるもの
である。即ち、変位伝達部5と光導波板1との接触面積
により、発光面積が規定される。なおここで、接触と
は、変位伝達部5と光導波板1とが光の波長以下の距離
に位置することを意味する。
【0034】 変位伝達部5は、アクチュエータ部10
の変位を直接光導波板1に伝達する程度の硬度のものが
望ましい。従って、上記の特性を満足するため、変位伝
達部5の材質としては、ゴム、有機樹脂、ガラス等が好
ましいものとして挙げられるが、電極層そのものあるい
は圧電体ないしは上記したセラミックス等の材質であっ
ても何等かまわない。また変位伝達部5は、その光導波
板1と接触する部分(面)の平坦度が、アクチュエータ
部10の変位量に比較して十分に小さくすることが好ま
しく、具体的には、1μm以下、更に好ましくは0.5
μm以下、特に好ましくは0.1μm以下である。但
し、変位伝達部5の光導波板1と接触する部分(面)の
平坦度は、変位伝達部5が光導波板1に接触した状態で
の隙間を減ずるために重要であって、接触した状態で接
触部分が変形するものであれば上記平坦度に必ずしも限
定されるものではない。
【0035】 また図10に示されるように、アクチュ
エータ部10あるいは変位伝達部5(図10では、上部
電極12が変位伝達部を兼用する。)と光導波板1との
間には、透光性の液体32を介在させ、当該透光性液体
32が光導波板1の一部を形成するように構成すること
も可能である。この場合、透光性液体32は、アクチュ
エータ部10と光導波板1または変位伝達部5と光導波
板1との隙間を効果的に減ずるため、光のオン−オフ制
御が容易になる。ここで、透光性液体32としては、例
えば、低蒸気圧の有機溶剤、油などを挙げることがで
き、また、透光性液体32の蒸発を防止するために、ア
クチュエータ部10を光導波板1との間で気密に封止す
る構造を採用することが好ましい。また、流動性を有す
る透光性液体32をアクチュエータ部10の上に保持さ
せるに当たっては、例えば、アクチュエータ部10の上
側外周部に適宜高さの壁を設けるなどの従来周知の技術
を適用することができるが、変位伝達部5の凹凸面ある
いは多孔部を利用し、これに含浸された状態で透光性液
体32を保持することもできる。これらは透光性液体3
2の表面張力によって保持されるものである。
【0036】 本発明の光導波板1は、その内部に導入
された光が前面3および背面4において光導波板1の外
部に透過せず全反射するような屈折率を有するものであ
ることが必要である。このような特性を具備するもので
あれば、特にその材質は制限されないが、具体的には、
例えばガラス、石英、透光性プラスチック、透光性セラ
ミックスなど、あるいは異なる屈折率を有する材料の複
数層構造体、また表面にコ−ティング層を設けたものな
どが一般的なものとして挙げられる。
【0037】 本発明では、上記で説明したディスプレ
イ素子を所定数適宜に配設すれば、ディスプレイ素子の
オン−オフを制御することにより、従来のCRT、液晶
と同様に、任意の文字、図形等を表示することができる
ディスプレイ装置を提供できるものであるが、必ずしも
ディスプレイ素子は複数である必要は無く、1個のみで
良いことは云うまでもない。
【0038】 次に、本発明のディスプレイ素子の製造
方法を説明する。基体16は、グリーンシート又はグリ
ーンテープである成形層を、熱圧着等で積層して、次い
で、焼結することで一体化できる。例えば、図1の基体
16では、2層のグリーンシート又はグリーンテープを
積層するが、その第二層に、凹部17となる所定形状の
貫通孔を積層前に予め設けておけばよい。また、成形型
を用いる加圧成形、鋳込み成形、射出成形等によって、
成形層を作成し、切削、研削加工、レーザー加工、プレ
ス加工による打ち抜き等の機械加工により、凹部等を設
けてもよい。
【0039】 振動部14上に、アクチュエータ部10
を形成する。金型を用いたプレス成形法又はスラリー原
料を用いたテープ成形法等によって圧電体を成形し、こ
の焼結前の圧電体を、焼結前の基板における振動部14
に熱圧着で積層し、同時に焼結して、基板と圧電体膜を
形成する方法がある。この場合には電極12、13は後
述する膜形成法により、圧電体に予め形成しておく必要
がある。圧電体膜11の焼結温度は、これを構成する材
料によって適宜定められるが、一般には、800℃〜1
400℃であり、好ましくは、1000℃〜1400℃
である。この場合、圧電体膜11の組成を制御するため
に、圧電体膜材料の蒸発源の存在下に焼結することが好
ましい。
【0040】 一方、膜形成法では、振動部14に、下
部電極13、圧電体膜11、及び上部電極12をこの順
序に積層して、アクチュエータ部10を形成する。公知
の膜形成法、例えば、スクリーン印刷のごとき厚膜法、
ディッピング等の塗布法、イオンビーム、スパッタリン
グ、真空蒸着、イオンプレーティング、化学蒸着法(C
VD)、メッキ等の薄膜法等が適宜用いられるが、これ
らに何等限定されるものではない。下部電極13、図示
しないリードおよび端子パッドは、スクリーン印刷によ
って、同時に印刷塗布することができる。また、圧電体
膜11は、好ましくは、スクリーン印刷等の厚膜形成方
法によって形成する。これらの手法は、圧電体膜の材料
からなるセラミック粒子を主成分とするペーストやスラ
リーを用いて、基板上に膜形成することができ、良好な
圧電体特性が得られる。また、このように圧電体膜を膜
形成法によって形成すると、接着剤を用いることなく、
アクチュエータ部10と振動部14とを一体的に接合す
ることができるため、信頼性、再現性に優れ、更に、集
積化し易いことから、特に好ましい。また、そのような
膜の形状は、適当なパターンを形成してもよい。スクリ
ーン印刷法、フォトリソグラフィ法等によって、パター
ン形成してもよく、また、レーザー加工法、スライシン
グ、超音波加工等の機械加工法を用い、不必要な部分を
除去してパターン形成してもよい。中でもスクリーン印
刷法が工業的観点から最も好ましい。
【0041】 また、作製される圧電体膜、上部電極及
び下部電極の形状は、何等限定されるものではなく、用
途に応じて如何なる形状を採用してもよい。例えば、三
角形、四角形等の多角形、円、楕円、円環等の曲線形
状、櫛形状、格子状又はこれらを組み合わせた特殊形状
であってもよい。そして、このようにして基板状に形成
されたそれぞれの膜(11、12、13)は、各膜の形
成の都度、熱処理して、基板と一体構造となるようにし
てもよく、又は、これらの膜を形成した後に、これらの
膜を同時に熱処理して、各膜が基板に一体的に接合せし
めてもよい。なお、薄膜法により上部電極又は下部電極
を形成する場合には、これらの電極を一体化するために
は、必ずしも熱処理を必要としない。
【0042】 変位伝達部5に前記した材料を利用する
場合にあっては、アクチュエータ部10と変位伝達部5
との接続は、接着剤を使って前記した材料の変位伝達部
材を積層するか、前記材料の溶液ないしスラリーをコー
ティングする等の方法によりアクチュエータ部10の上
部に形成することにより行なえば良い。その後、変位伝
達部5を概ねアクチュエータ部10の形状と同一になる
ように切断させることは必ずしも必要ではないが、アク
チュエータ部10の変位を効率良くするには、変位伝達
部5の層を切断するか、あるいは切り欠きを設けること
が好ましい。変位伝達部5と光導波板1との組立後の所
定距離は、アクチュエータ部10の変位量に比較して小
さくする必要があるのはいうまでもないが、アクチュエ
ータ部10の存在しない部分に所定の大きさの隙間形成
部材を設けて、固定部15と光導波板1とを緊密に固定
することが好ましい。
【0043】 なお、図6に示す積層アクチュエータ部
20についても、アクチュエータ部10と同様に製造す
ることができ、積層アクチュエータ部20と変位伝達部
5との接続、および積層アクチュエータ部20の固定部
25による支持も上記した発明A、Bと同様に行なうこ
とができる。
【0044】 積層アクチュエータ部20の場合は、固
定部25を積層アクチュエータ部20の一部とすること
が好適であるため、固定部25が必ずしも必要でないこ
とから、圧電体層21の片面に電極層を形成したものを
所定層数積層して積層体を焼成し、その後に積層体の厚
みの所定部分を切断することにより複数の積層アクチュ
エータ部20とすることが最も好ましい。また、焼成中
には存在しない基板の上に圧電体層21と電極層22、
23とを交互に所定層数積層した後、基板から積層体を
剥離し、次いで積層体を焼成しても良い。さらにまた、
切断は焼成前に行なっても良い。本発明における画素の
大きさは0.3mm角〜3mm角相当とすることが望ま
しく、大画素の場合には比較的大画面表示に適すること
になる。また、本発明のディスプレイ装置においては、
N(縦)×M(横)の複数のディスプレイ素子を配置す
る場合、必ずしも全素子を一体に取り扱う必要はなく、
(N/a)×(M/b)単位の部分に分割したものとし
て、a×bの部分を配置する構成としても良い。
【0045】 以上、本発明を幾つかの実施例に基づい
て、具体的に説明してきたが、本発明は、上記実施例に
何等限定されて解釈されるべきものではなく、本発明の
範囲を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づい
て、種々なる変更、修正、改良等を加えうるものであ
る。
【0046】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれ
ば、圧電体膜、圧電体層の圧電効果による変位を利用し
て発光を制御しているため、応答速度が速く、消費電力
が小さく、小型化することができ、しかも画面輝度が大
きいディスプレイ素子及びディスプレイ装置を提供する
ことができる。また、カラー画面の場合でも、画素数を
白黒画面に比して増加させる必要がない。また光スイッ
チなどの他の用途にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るディスプレイ素子(発明A)の
一実施例を示す概要図。
【図2】 RGBの発光時間の比率の一例を示す説明
図。
【図3】 RGBの発光時間の比率の他の例を示す説明
図。
【図4】 本発明に係るディスプレイ素子の他の実施例
を示す概要図。
【図5】 本発明に係るディスプレイ素子の更に他の実
施例を示す概要図。
【図6】 本発明に係るディスプレイ素子(発明C)の
積層アクチュエータ部の一例を示す概要図。
【図7】 発明Cの積層アクチュエータ部の通常状態と
励起状態を示す概要図。
【図8】 本発明に係るディスプレイ素子の更に他の実
施例を示す概要図。
【図9】 本発明に係るディスプレイ素子の更に他の実
施例を示す概要図。
【図10】 本発明に係るディスプレイ素子の更に他の
実施例を示す概要図。
【符号の説明】
1…光導波板、2…光、3…光導波板の前面、4…光導
波板の背面、5…変位伝達部(任意の物体)、6…散乱
光、10…アクチュエータ部、11…圧電体膜、12…
上部電極、13…下部電極、14…振動部、15…固定
部、16…基体、17…凹部、20…積層アクチュエー
タ部、21…圧電体層、22,23…電極層、24…積
層圧電体、25…固定部、30…薄板部、31…厚板
部、32…透光性液体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヒュウ フローバッハ アメリカ合衆国、94025 カリフォルニア 州、 メンロ パーク 404−69、 ラヴ ェンズウッド アヴェニュー 333、 エ スアールアイ インターナショナル内 (72)発明者 エリック ジェー. シュレイダー アメリカ合衆国、94025 カリフォルニア 州、 メンロ パーク 404−69、 ラヴ ェンズウッド アヴェニュー 333、 エ スアールアイ インターナショナル内 (72)発明者 ロナルド イー. ペルリン アメリカ合衆国、94025 カリフォルニア 州、 メンロ パーク 404−69、 ラヴ ェンズウッド アヴェニュー 333、 エ スアールアイ インターナショナル内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電体膜と、該圧電体膜の両面のそれぞ
    れ少なくとも一部を被覆する少なくとも1対の電極とを
    有するアクチュエータ部と、 該1対の電極のいずれか一方の電極に接して該アクチュ
    エータ部を支持する振動部と、 該振動部が振動できるように該振動部を固定する固定部
    と、 該アクチュエータ部に接続する変位伝達部と、 該変位伝達部に近接して配置され、光が導入される光導
    波板と、を有してなり、 前記電極を通して前記アクチュエータ部へ電圧を印加し
    て前記アクチュエータ部の静止と変位を行なわせ、前記
    変位伝達部の前記光導波板への接触、離隔を制御するこ
    とにより、前記光導波板の所定部位の漏光を制御するこ
    とを特徴とするディスプレイ素子。
  2. 【請求項2】 該振動部及び該固定部が一体となってセ
    ラミックスからなる基体を構成し、該基体には、該振動
    部が肉薄になるように空所が形成されている請求項1記
    載のディスプレイ素子。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のディスプレイ素子
    を複数配設して構成され、 電極を通してアクチュエータ部へ電圧を印加してアクチ
    ュエータ部の静止と変位を行なわせ、変位伝達部の光導
    波板への接触、離隔を制御することにより、光導波板の
    所定部位の漏光を制御することを特徴とするディスプレ
    イ装置。
  4. 【請求項4】 セラミックスからなる圧電体層と電極層
    が夫々複数積層されてなる積層圧電体を有する積層アク
    チュエータ部と、 該積層アクチュエータ部を固定する固定部と、 該積層アクチュエータ部に接続する変位伝達部と、 該変位伝達部に近接して配置され、光が導入される光導
    波板と、を有してなり、 前記電極層を通して前記積層アクチュエータ部へ電圧を
    印加して前記積層アクチュエータ部の静止と変位を行な
    わせ、前記変位伝達部の前記光導波板への接触、離隔を
    制御することにより、前記光導波板の所定部位の漏光を
    制御することを特徴とするディスプレイ素子。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のディスプレイ素子を複数
    配設して構成され、 電極層を通して積層アクチュエータ部へ電圧を印加して
    積層アクチュエータ部の静止と変位を行なわせ、変位伝
    達部の光導波板への接触、離隔を制御することにより、
    光導波板の所定部位の漏光を制御することを特徴とする
    ディスプレイ装置。
  6. 【請求項6】 白黒表示とカラー表示とを同数のディス
    プレイ素子で行なうことを特徴とする請求項3または5
    記載のディスプレイ装置。
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