JP2001099893A - テストヘッドの位置決め装置 - Google Patents

テストヘッドの位置決め装置

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JP2001099893A
JP2001099893A JP28051799A JP28051799A JP2001099893A JP 2001099893 A JP2001099893 A JP 2001099893A JP 28051799 A JP28051799 A JP 28051799A JP 28051799 A JP28051799 A JP 28051799A JP 2001099893 A JP2001099893 A JP 2001099893A
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axis
test head
rotation
adjusting
rotating
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JP28051799A
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English (en)
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Masakura Enomoto
政庫 榎本
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Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICテスタのテストヘッドをオートハンドラ
に容易に接続できるテストヘッドの位置決め装置を提供
する。 【解決手段】 テストヘッド3を搭載し、該テストヘッ
ドをオートハンドラに対して位置決めするテストヘッド
の位置決め装置1である。鉛直方向をZ軸方向、テスト
ヘッドとオートハンドラが近接・離間する水平方向をY
軸方向、Y軸と直交する水平方向をX軸方向として、テ
ストヘッドのX軸方向における位置を調整可能なX軸調
整手段と、テストヘッドのY軸方向における位置を調整
可能なY軸調整手段と、テストヘッドのZ軸方向におけ
る位置を調整可能なZ軸調整手段と、X軸を軸心とする
回転方向におけるテストヘッドの回転位置を調整可能な
θ1軸調整手段と、Y軸を軸心とする回転方向における
テストヘッドの回転位置を調整可能なθ2軸調整手段
と、Z軸を軸心とする回転方向におけるテストヘッドの
回転位置を調整可能なθ3軸調整手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICテスタのテス
トヘッドを搭載し、該テストヘッドをオートハンドラに
対して位置決めするテストヘッドの位置決め装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】組立完了した半導体デバイスの電気的特
性を試験するデバイス試験装置は、例えば図16に示す
ように、オートハンドラ100、ICテスタ101など
により構成される。ICテスタ101は、テスタ本体1
02、テストヘッド3などにより構成され、これらはケ
ーブルを介して接続される。テスタ本体102には、主
要な制御回路、電源回路等が収納される一方、テストヘ
ッド3には、複数のICソケットを有するテストボード
103が搭載される。テストヘッド3は、オートハンド
ラ100のテスト部100Aに接続され、例えば、試験
する半導体デバイスの種類、試験内容等に応じて適宜交
換される。テストヘッド3は、テストヘッドの位置決め
装置105に搭載され、この位置決め装置105によ
り、交換に伴う移動や位置決めがなされる。従来のテス
トヘッドの位置決め装置105では、テストヘッド3を
オートハンドラ100と近接・離間する水平方向(Y軸
方向)に移動させる水平移動機構と、テストヘッド3を
鉛直方向(Z軸方向)に移動させる昇降機構とを備える
のが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のテストヘッド3の位置決め装置では、上記水平移動
機構と上記昇降機構とを備えるのみであったため、上記
Y軸方向及び上記Z軸方向以外の方向にテストヘッド3
を微調整することができなかった。そのため、テストヘ
ッド3をオートハンドラ100に接続する際には、オー
トハンドラ100を前後左右に移動させて接続位置を微
調整しなければならず、その調整作業は大変煩わしく時
間のかかる作業であった。近年、半導体デバイスの生産
においては多品種少量生産が進む傾向にあり、テストヘ
ッド3をオートハンドラ100に容易に接続できるテス
トヘッドの位置決め装置が要望されている。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、テストヘッドをオートハンドラに容易に
接続できるテストヘッドの位置決め装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、例えば、図1〜図4に示す
ように、ICテスタのテストヘッド(3)を搭載し、該
テストヘッドをオートハンドラに対して位置決めするテ
ストヘッドの位置決め装置(1)であって、鉛直方向を
Z軸方向、前記テストヘッドと前記オートハンドラが近
接・離間する水平方向をY軸方向、前記Y軸と直交する
水平方向をX軸方向として、前記テストヘッドを前記X
軸方向に移動させて、前記テストヘッドの前記X軸方向
における位置を調整可能なX軸調整手段と、前記テスト
ヘッドを前記Y軸方向に移動させて、前記テストヘッド
の前記Y軸方向における位置を調整可能なY軸調整手段
と、前記テストヘッドを前記Z軸方向に移動させて、前
記テストヘッドの前記Z軸方向における位置を調整可能
なZ軸調整手段と、前記X軸を軸心とする回転方向に前
記テストヘッドを回転させて、該回転方向における前記
テストヘッドの回転位置を調整可能なθ1軸調整手段
と、前記Y軸を軸心とする回転方向に前記テストヘッド
を回転させて、該回転方向における前記テストヘッドの
回転位置を調整可能なθ2軸調整手段と、前記Z軸を軸
心とする回転方向に前記テストヘッドを回転させて、該
回転方向における前記テストヘッドの回転位置を調整可
能なθ3軸調整手段とを備える構成とした。
【0006】請求項1記載の発明によれば、X軸調整手
段により、テストヘッドのX軸方向における位置が調整
され、Y軸調整手段により、テストヘッドのY軸方向に
おける位置が調整され、Z軸調整手段により、テストヘ
ッドのZ軸方向における位置が調整され、θ1軸調整手
段により、X軸を軸心とする回転方向におけるテストヘ
ッドの回転位置が調整され、θ2軸調整手段により、Y
軸を軸心とする回転方向におけるテストヘッドの回転位
置が調整され、θ3軸調整手段により、Z軸を軸心とす
る回転方向におけるテストヘッドの回転位置が調整され
るので、オートハンドラに対してテストヘッドを正確に
位置決めできる。従って、オートハンドラを移動しなく
ともテストヘッドをオートハンドラに接続でき、テスト
ヘッドとオートハンドラの接続が容易となる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のテ
ストヘッドの位置決め装置において、例えば、図1、図
7、図8に示すように、前記Y軸調整手段は、架台
(2)と前記テストヘッドの間に設けられるY軸移動テ
ーブル(21)と、前記Y軸移動テーブルを前記Y軸方
向に案内するY軸案内手段(例えば、レール24A及び
摺動部24Bなど)と、前記Y軸移動テーブルを前記Y
軸方向に調整するためのY軸調整つまみ(22)と、前
記Y軸調整つまみの回転量に応じて、前記Y軸移動テー
ブルを前記Y軸方向に所要量移動させるY軸移動機構
(例えば、シャフト27、28、移動ブロック26、か
さ歯車27a、28a、ベアリング27b、28b、ガ
イドブロック26b、位置決めピン25、ストッパブロ
ック29などにより構成されるY軸移動機構20など)
と、前記Y軸調整つまみを回転不能に固定するY軸固定
手段(例えば、Y軸固定ねじ23など)とを有する構成
とした。
【0008】具体的に、Y軸案内手段は、例えば、Y軸
方向に延在するレールと、レールに沿って摺動する摺動
部とにより構成される。例えば、摺動部は、Y軸移動テ
ーブルの下面に設けられ、レールは、架台上に敷設され
る。
【0009】請求項2記載の発明によれば、Y軸調整つ
まみを回転することにより、Y軸移動テーブルをY軸方
向に移動させて、テストヘッドをY軸方向に調整でき
る。また、Y軸固定手段で、Y軸調整つまみを回転不能
に固定することにより、テストヘッドをY軸方向に位置
決めできる。
【0010】ここで、上記Y軸調整手段は、例えば、架
台に設けられるストッパブロックと係合可能な位置決め
ピンを有し、この位置決めピンとストッパブロックが係
合した状態(Y軸移動テーブルを仮位置決めした状態)
において、Y軸移動テーブルをY軸方向に調整可能な構
成とされる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載のテ
ストヘッドの位置決め装置において、例えば、図1、図
5、図6に示すように、前記Z軸調整手段は、架台
(2)と前記テストヘッドの間に設けられるZ軸移動テ
ーブル(31)と、駆動源としてのモータ(33)と、
前記モータを制御する制御ボックス(36)と、前記モ
ータの出力に応じて、前記Z軸移動テーブルを前記Z軸
方向に所要量移動させるZ軸移動機構(例えば、ベルト
37、水平軸34、36、連結軸35、昇降軸38、ウ
ォームギヤ32などにより構成されるZ軸移動機構30
など)とを有する構成とした。
【0012】請求項3記載の発明によれば、制御ボック
スを操作してモータを駆動することにより、Z軸移動テ
ーブルをZ軸方向に移動させて、テストヘッドをZ軸方
向に調整できる。また、制御ボックスを操作してモータ
の駆動を停止することにより、テストヘッドをZ軸方向
に位置決めできる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1記載のテ
ストヘッドの位置決め装置において、例えば、図1、図
6に示すように、前記X軸調整手段は、架台(2)と前
記テストヘッドの間に設けられるX軸移動テーブル(1
1)と、前記X軸移動テーブルを前記X軸方向に案内す
るX軸案内手段(例えば、ガイド部12A及び摺動部1
2Bなど)と、前記X軸移動テーブルを前記X軸方向に
移動させて、前記X軸移動テーブルの前記X軸方向にお
ける位置を調整可能なX軸操作レバー(例えば、X−θ
3軸共通操作レバー70など)と、前記X軸操作レバー
を操作不能に固定するX軸固定手段(例えば、ナールド
ノブ73など)とを有する構成とした。
【0014】ここで、X軸案内手段は、例えば、X軸に
平行な直線状のガイド部と、ガイド部に沿って摺動する
摺動部とにより構成される。例えば、摺動部は、X軸移
動テーブルの下面に設けられ、ガイド部は、Z軸移動テ
ーブル上に設けられる。
【0015】請求項4記載の発明によれば、X軸操作レ
バーでX軸移動テーブルをX軸方向に移動することによ
り、テストヘッドをX軸方向に調整でき、X軸固定手段
で、X軸操作レバーを操作不能に固定することにより、
テストヘッドをX軸方向に位置決めできる。また、オー
トハンドラとテストヘッドの接続を完了した後に、X軸
固定手段でX軸操作レバーを操作不能に固定することも
可能である。その場合、テストヘッドをX軸方向に位置
決めするのが容易となる。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1記載のテ
ストヘッドの位置決め装置において、例えば、図1、図
6に示すように、前記θ3軸調整手段は、架台(2)と
前記テストヘッドの間に設けられるθ3軸回転テーブル
(61)と、前記Z軸を軸心とする回転方向に回転自在
な状態で前記θ3軸回転テーブルを保持するθ3軸回転
保持手段(例えば、ガイド部63A及び摺動部63Bな
ど)と、前記Z軸を軸心とする回転方向に前記θ3軸回
転テーブルを回転させて、該回転方向における前記θ3
軸回転テーブルの回転位置を調整可能なθ3軸操作レバ
ー(例えば、X−θ3軸共通操作レバー70など)と、
前記θ3軸操作レバーを操作不能に固定するθ3軸固定
手段(例えば、ナールドノブ73など)とを有する構成
とした。
【0017】請求項5記載の発明によれば、θ3軸操作
レバーで、Z軸を軸心とする回転方向にθ3軸回転テー
ブルを回転することにより、Z軸を軸心とする回転方向
にテストヘッドを調整できる。また、θ3軸固定手段
で、θ3軸操作レバーを操作不能に固定することによ
り、Z軸を軸心とする回転方向にテストヘッドを位置決
めできる。また、オートハンドラとテストヘッドの接続
を完了した後に、θ3軸固定手段でθ3軸操作レバーを
操作不能に固定することも可能である。その場合、Z軸
を軸心とする回転方向にテストヘッドを位置決めするの
が容易となる。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項5記載のテ
ストヘッドの位置決め装置において、例えば、図6に示
すように、前記θ3軸回転テーブルの回転中心を中心と
する円弧状のガイド部(63A)と、該ガイド部に沿っ
て摺動自在な摺動部(63B)とにより、前記θ3軸回
転保持手段が構成される。
【0019】例えば、摺動部は、θ3軸回転テーブルの
下面に設けられ、ガイド部は、X軸移動テーブル上に設
けられる。
【0020】請求項6記載の発明によれば、θ3軸回転
テーブルの回転中心を中心とする円弧状のガイド部と、
該ガイド部に沿って摺動自在な摺動部とによりθ3軸回
転保持手段が構成されるので、θ3軸回転テーブルの回
転中心付近に開口部や切欠部を形成することが可能にな
る。
【0021】請求項7記載の発明は、請求項6記載のテ
ストヘッドの位置決め装置において、例えば、図6及び
図11に示すように、前記θ3軸回転テーブルの回転中
心(C1)付近には、前記テストヘッドに備わる排気ホ
ースを通す開口部又は切欠部(11a、31a、61
a)が設けられている構成とした。
【0022】請求項7記載の発明によれば、θ3軸回転
テーブルの回転中心付近にはテストヘッドの排気ホース
を通す開口部又は切欠部が設けられているので、テスト
ヘッドの排気ホースを配設するのが容易となる。
【0023】請求項8記載の発明は、請求項1記載のテ
ストヘッドの位置決め装置において、例えば、図1、図
13、図14に示すように、前記θ2軸調整手段は、架
台(2)と前記テストヘッドの間に設けられるθ2軸回
転部(例えば、アーム51など)と、前記Y軸を軸心と
する回転方向に回転自在な状態で前記θ2軸回転部を保
持するθ2軸回転保持手段(例えば、ボールベアリング
55など)と、前記Y軸を軸心とする回転方向に前記θ
2軸回転部を調整するためのθ2軸調整つまみ(52)
と、前記θ2軸調整つまみの回転量に応じて、前記Y軸
を軸心とする回転方向に前記θ2軸回転部を所要量回転
させるθ2軸回転機構(例えば、シャフト57、58、
移動ブロック56、かさ歯車57a、58a、ベアリン
グ57b、58b、ガイドブロック56b、リンク5
9、連結ピン59aなどにより構成されるθ2軸回転機
構50など)と、前記θ2軸調整つまみを回転不能に固
定するθ2軸固定手段(例えば、θ2軸固定ねじ53な
ど)とを有する構成とした。
【0024】ここで、θ2軸回転保持手段は、例えば、
軸線をY軸方向とするボールベアリングにより構成され
る。例えば、ボールベアリングの外周部は、θ2軸回転
部に固定され、ボールベアリングの内周部は、θ3軸回
転テーブルに固定される。
【0025】請求項8記載の発明によれば、θ2軸調整
つまみを回転することにより、Y軸を軸心とする回転方
向にθ2軸回転部を回転させて、Y軸を軸心とする回転
方向にテストヘッドを調整できる。また、θ2軸固定手
段で、θ2軸調整つまみを回転不能に固定することによ
り、Y軸を軸心とする回転方向にテストヘッドを位置決
めできる。
【0026】請求項9記載の発明は、請求項1記載のテ
ストヘッドの位置決め装置において、例えば、図1、図
13、図15に示すように、前記θ1軸調整手段は、架
台(2)と前記テストヘッドの間に設けられるθ1軸回
転部(例えば、側板41など)と、前記X軸を軸心とす
る回転方向に回転自在な状態で前記θ1軸回転部を保持
するθ1軸回転保持手段(例えば、支軸44A及び軸受
け44Bなど)と、前記X軸を軸心とする回転方向に前
記θ1軸回転部を調整するためのθ1軸調整つまみ(4
2)と、前記θ1軸調整つまみの回転量に応じて、前記
X軸を軸心とする回転方向に前記θ1軸回転部を所要量
回転させるθ1軸回転機構(例えば、シャフト47、4
8、移動ブロック46、かさ歯車47a、48a、ベア
リング47b、48b、ガイドブロック46b、リンク
49、固定ブロック45などにより構成されるθ1軸回
転機構40など)と、前記θ1軸調整つまみを回転不能
に固定するθ1軸固定手段(例えば、θ1軸固定ねじ4
3など)とを有する構成とした。
【0027】ここで、θ1軸回転保持手段は、例えば、
軸線をX軸方向とする支軸と、支軸を回転可能な状態で
支持する軸受けとにより構成される。例えば、支軸は、
θ1軸回転部に設けられ、軸受けはθ2軸回転部に設け
られる。
【0028】請求項9記載の発明によれば、θ1軸調整
つまみを回転することにより、X軸を軸心とする回転方
向にθ1軸回転部を回転させて、X軸を軸心とする回転
方向にテストヘッドを調整できる。また、θ1軸固定手
段で、θ1軸調整つまみを回転不能に固定することによ
り、X軸を軸心とする回転方向にテストヘッドを位置決
めできる。
【0029】請求項10記載の発明は、請求項1記載の
テストヘッドの位置決め装置において、例えば、図1、
図6に示すように、前記X軸調整手段は、架台と前記テ
ストヘッドの間に設けられるX軸移動テーブル(11)
と、前記X軸移動テーブルを前記X軸方向に案内するX
軸案内手段(例えば、ガイド部12A及び摺動部12B
など)とを有する一方、前記θ3軸調整手段は、前記架
台と前記テストヘッドの間に設けられるθ3軸回転テー
ブル(61)と、前記Z軸を軸心とする回転方向に回転
自在な状態で前記θ3軸回転テーブルを保持するθ3軸
回転保持手段(例えば、ガイド部63A及び摺動部63
Bなど)とを有する構成とし、前記X軸移動テーブルを
前記X軸方向に移動させて、前記X軸移動テーブルの前
記X軸方向における位置を調整可能であると共に、前記
Z軸を軸心とする回転方向に前記θ3軸回転テーブルを
回転させて、該回転方向における前記θ3軸回転テーブ
ルの回転位置を調整可能なX−θ3軸共通操作レバー
(70)を備える構成とした。
【0030】請求項10記載の発明によれば、X−θ3
軸共通操作レバーでX軸移動テーブルをX軸方向に移動
することにより、テストヘッドをX軸方向に調整でき、
X−θ3軸共通操作レバーで、Z軸を軸心とする回転方
向にθ3軸回転テーブルを回転することにより、Z軸を
軸心とする回転方向にテストヘッドを調整できる。
【0031】請求項11記載の発明は、請求項10記載
のテストヘッドの位置決め装置において、前記X−θ3
軸共通操作レバーを操作不能に固定する操作レバー固定
手段を備える構成とした。
【0032】請求項11記載の発明によれば、操作レバ
ー固定手段で、X−θ3軸共通操作レバーを操作不能に
固定することにより、Z軸を軸心とする回転方向にテス
トヘッドを位置決めすると同時に、X軸方向にテストヘ
ッドを位置決めできる。また、オートハンドラとテスト
ヘッドの接続を完了した後に、X−θ3軸共通操作レバ
ーを操作不能に固定することも可能である。その場合、
Z軸を軸心とする回転方向及びX軸方向にテストヘッド
を位置決めするのが容易となる。
【0033】請求項12記載の発明は、請求項11記載
のテストヘッドの位置決め装置において、例えば、図1
0に示すように、前記操作レバー固定手段は、前記X軸
方向に移動不能に固定されると共に前記Z軸を軸心とす
る回転方向に回転不能に固定される基準部(例えば、ブ
レーキシュー76など)と、前記X−θ3軸共通操作レ
バーに設けられ、前記基準部と係合可能であると共に、
該係合した状態を保持可能な係合保持部(例えば、クラ
ンプブラケット71、クランプレバー72、ナールドノ
ブ73など)とを有する構成とした。
【0034】請求項12記載の発明によれば、基準部と
係合保持部との係合により、X−θ3軸共通操作レバー
が操作不能に固定される。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1〜図15の図面を参照しながら説明する。図1
〜図4は、本発明に係るテストヘッドの位置決め装置の
一実施の形態例を示す図であり、図1は正面図、図2は
平面図、図3は側面図、図4は裏面図である。なお、以
下の説明において、鉛直方向をZ軸方向、テストヘッド
とオートハンドラ(図16参照)が近接・離間する水平
方向をY軸方向、Y軸と直交する水平方向をX軸方向、
X軸を軸心とする転方向をθ1方向、Y軸を軸心とする
回転方向をθ2方向、Z軸を軸心とする回転方向をθ3
方向とする。
【0036】図1〜図4に示すように、架台2上には、
架台2に対してY軸方向に移動可能な状態でY軸移動テ
ーブル21(Y軸調整手段)が配置され、Y軸移動テー
ブル21上には、Y軸移動テーブル21に対してZ軸方
向に移動可能な状態でZ軸移動テーブル31(Z軸調整
手段)が配置されている。また、Z軸移動テーブル31
上には、Z軸移動テーブル31に対してX軸方向に移動
可能な状態でX軸移動テーブル11(X軸調整手段)が
配置され、X軸移動テーブル11上には、X軸移動テー
ブル11に対してθ3方向に回転可能な状態でθ3軸回
転テーブル61(θ3軸調整手段)が配置されている。
また、θ3軸回転テーブル61上の一端には、Y軸に対
して垂直な起立壁62が設けられ、この起立壁62に
は、起立壁62に対してθ2方向に回転可能な状態で平
面視略コ字状のアーム51(θ2軸調整手段)が取り付
けられている。そして、アーム51の両側壁部54Aに
は、側壁部54Aに対してθ1方向に回転可能な状態で
側板41(θ1軸調整手段)が取り付けられ、それら側
板41の間には、テストヘッド3が装着されている。
【0037】先ず、テストヘッド3をY軸方向に調整す
るY軸調整手段について説明する。
【0038】図1〜図5に示すように、架台2上には、
Y軸に平行な一対のレール24Aが敷設されている。Y
軸移動テーブル21は、レール24Aに沿って摺動自在
な摺動部24Bを有し、架台2に対してY軸方向に移動
可能となっている。つまり、レール24Aと摺動部24
BによりY軸案内手段が構成されている。
【0039】また、Y軸移動テーブル21には、図8に
示すように、位置決めピン25が設けられる一方、架台
2には、位置決めピン25と係合可能なストッパブロッ
ク29が設けられ、位置決めピン25の先端部をストッ
パブロック29のガイド穴29aに挿入することによ
り、Y軸移動テーブル21を架台2に対してY軸方向に
仮位置決めできるように構成されている。また、位置決
めピン25には、位置決めピン25とストッパブロック
29の係合状態を保持するため、位置決めピン25をス
トッパブロック29の方向に付勢するバネ材25aが取
り付けられている。
【0040】また、Y軸移動テーブル21には、図6及
び図7に示すように、テストヘッド3をY軸方向に微調
整するためのY軸調整つまみ22が設けられている。Y
軸調整つまみ22は、軸線をX軸方向とするシャフト2
7の一端に設けられ、シャフト27の他端には、かさ歯
車27a、28aを介して、軸線をY軸方向とするシャ
フト28が接続されている。シャフト28の他端側には
送りねじが形成され、送りねじには移動ブロック26の
ナット部26aが噛み合わされている。各シャフト2
7、28は、ベアリング27b、28bにより、各軸線
を中心に回転自在な状態で保持され、移動ブロック26
は、ガイドブロック26bにより、Y軸移動テーブル2
1に対してY軸方向に摺動自在な状態で保持されてい
る。即ち、Y軸調整つまみ22を回転すると、Y軸調整
つまみ22と一体にシャフト27が回転し、その回転に
伴いシャフト28が回転すると共に、このシャフト28
の回転により、該シャフト28に送りねじ方式で結合さ
れる移動ブロック26が、Y軸移動テーブル21に対し
て相対的にY軸方向に移動する。
【0041】移動ブロック26には、図7及び8に示す
ように、長穴25bを介してY軸移動テーブル21を上
下に貫通した状態で、前述の位置決めピン25が設けら
れている。従って、位置決めピン25とストッパブロッ
ク29を係合させ、Y軸移動テーブル21を架台2に対
して仮位置決めした状態において、Y軸調整つまみ22
を回転すると、架台2や移動ブロック26に対してY軸
移動テーブル21がY軸方向に移動することとなる。即
ち、シャフト27、28、移動ブロック26、かさ歯車
27a、28a、ベアリング27b、28b、ガイドブ
ロック26b、位置決めピン25、ストッパブロック2
9などにより、Y軸移動機構20が構成されている。ま
た、長穴25bを介して位置決めピン25がY軸移動テ
ーブル21を上下に貫通することから、Y軸移動テーブ
ル21を微調整できる範囲は、長穴25bにより制限さ
れている。この実施の形態では、Y軸調整つまみ22に
よりY軸移動テーブル21を微調整できる範囲(テスト
ヘッド3をY軸方向に微調整できる範囲)は±10mm
となっている。また、Y軸調整つまみ22の近傍には、
シャフト27を締め付けてY軸調整つまみ22を回転不
能に固定するY軸固定ねじ(Y軸固定手段)23が設け
られている。
【0042】このように構成されるY軸調整手段によ
り、テストヘッド3をY軸方向に位置決めする場合に
は、先ず、Y軸操作ハンドル4(図1)を操作してY軸
移動テーブル21をY軸方向の所定位置まで移動させた
後、位置決めピン25の先端部をストッパブロック29
のガイド穴29aに挿入して、Y軸移動テーブル21を
Y軸方向に仮位置決めする。次に、Y軸調整つまみ22
を回転することにより、Y軸移動テーブル21をY軸方
向に移動させて、テストヘッド3をY軸方向に微調整す
る。最後に、Y軸固定ねじ23でシャフト27を締め付
けて、Y軸調整つまみ22を回転不能に固定し、テスト
ヘッド3をY軸方向に位置決めする。
【0043】次に、テストヘッド3をZ軸方向に調整す
るZ軸調整手段について説明する。
【0044】Z軸移動テーブル31は、図3〜図6に示
すように、軸線をZ軸方向とする4本の昇降軸38によ
り、水平に支持されている。各昇降軸38は、図6に示
すように、Y軸移動テーブル21上に設置されるウォー
ムギヤ32にそれぞれ結合され、Y軸移動テーブル21
に対してZ軸方向に移動可能な状態で保持されている。
【0045】図5及び図6に示すように、Y軸移動テー
ブル21上には、Y軸方向の出力軸33aを有するモー
タ33が設置され、モータ33の出力軸33aには、図
5及び図9に示すように、ベルト37及びプーリ37A
を介して、軸線をY軸方向とする水平軸34の一端が接
続されている。水平軸34の他端には、図6に示すよう
に、かさ歯車34a、35aを介して、軸線をX軸方向
とする連結軸35の一端が接続され、この連結軸35の
他端にはかさ歯車(図示省略)を介して、軸線をY軸方
向とする水平軸36の一端が接続されている。水平軸3
4、36及び連結軸35は、Y軸移動テーブル21上に
取り付けられたベアリング34b、36b、35bによ
り、各軸線を中心に回転自在な状態で保持されている。
図6及び図9に示すように、水平軸34、36には、ウ
ォームギヤ32を介して各昇降軸38が結合され、水平
軸34、36の回転に伴い各昇降軸38がY軸移動テー
ブル21に対してZ軸方向に移動するように構成されて
いる。
【0046】即ち、モータ33が駆動してモータ33の
出力軸33aが回転すると、モータ33の出力軸33a
にベルト37や連結軸35等を介して接続される水平軸
34、36が同時にかつ同速度で回転し、これら水平軸
34、36の回転に伴い、これら水平軸34、36にウ
ォームギヤ32を介して接続される各昇降軸38が同時
にZ軸方向に移動する。これにより、各昇降軸38に支
持されるZ軸移動テーブル31が、Y軸移動テーブル2
1に対してZ軸方向に移動する。つまり、ベルト37、
水平軸34、36、連結軸35、昇降軸38、ウォーム
ギヤ32などによりZ軸移動機構30が構成されてい
る。また、図1及び図2に示すように、テストヘッド3
の位置決め装置の正面には、モータ33を制御する制御
ボックス36が設けられている。
【0047】このように構成されるZ軸調整手段によ
り、テストヘッド3をZ軸方向に位置決めする場合に
は、制御ボックス36を操作してモータ33を駆動する
ことにより、Z軸移動テーブル31をZ軸方向に移動さ
せて、テストヘッド3をZ軸方向に調整する。その後、
制御ボックス36を操作してモータ33の駆動を停止す
ることにより、テストヘッド3をZ軸方向に位置決めす
る。
【0048】次に、テストヘッド3をX軸方向に調整す
るX軸調整手段と、テストヘッド3をθ3方向に調整す
るθ3軸調整手段について説明する。
【0049】図6に示すように、Z軸移動テーブル31
上には、X軸に平行な直線状のガイド部12Aが複数設
けられている。X軸移動テーブル11は、それら直線状
のガイド部12Aに沿って摺動自在な摺動部12Bを有
し、Z軸移動テーブル31に対してX軸方向に移動可能
となっている。つまり、直線状のガイド部12Aと摺動
部12BによりX軸案内手段が構成されている。また、
図6に示すように、X軸移動テーブル11上には、θ3
軸回転テーブル61の回転中心C1(図6)を中心とす
る円弧状のガイド部63Aが複数設けられている。θ3
軸回転テーブル61は、それら円弧状のガイド部63A
に沿って摺動自在な摺動部63Bを有し、X軸移動テー
ブル11に対してθ3方向に回転可能となっている。つ
まり、円弧状のガイド部63Aと摺動部63Bによりθ
3軸回転保持手段が構成されている。また、θ3軸回転
テーブル61の回転中心C1付近には、図6及び図11
に示すように、テストヘッド3に備わる排気ホース3A
を通すための切欠部11a、31a、61aが各テーブ
ル11、31、61に設けられている。
【0050】また、θ3軸回転テーブル61には、図
1、図6及び図10に示すように、X−θ3軸共通操作
レバー70が取り付けられている。即ち、X−θ3軸共
通操作レバー70をθ3方向に回動することにより、θ
3軸回転テーブル61をX軸移動テーブル11に対して
θ3方向に回転することができ、X−θ3軸共通操作レ
バー70をX軸方向に平行移動することにより、X軸移
動テーブル11をZ軸移動テーブル31に対してX軸方
向に移動させることができる。この実施の形態では、X
−θ3軸共通操作レバー70により、X軸移動テーブル
11を微調整できる範囲(テストヘッド3をX軸方向に
微調整できる範囲)は±10mm、θ3軸回転テーブル
61を微調整できる範囲(テストヘッド3をθ3方向に
微調整できる範囲)は±2.5度となっている。
【0051】X−θ3軸共通操作レバー70は、図10
に示すように、クランプブラケット71、クランプレバ
ー72、ナールドノブ73、ヒンジピン74などにより
構成されている。クランプブラケット71は、θ3軸回
転テーブル61の下面に取り付けられている。クランプ
ブラケット71の下側には、ヒンジピン74を介して回
動可能な状態でクランプレバー72が取り付けられ、ク
ランプブラケット71の先端には、軸部73aにねじ山
を有するナールドノブ73が取り付けられている。一
方、Z軸移動テーブル31上には、スペーサブロック7
5を介して平板状のブレーキシュー(基準部)76が取
り付けられている。ブレーキシュー76は、クランプレ
バー72とクランプブラケット71の間隙S(ヒンジピ
ン74を挟んでナールドノブ73の反対側に形成される
間隙)に水平に配置されている。即ち、ナールドノブ7
3を回転してナールドノブ73の軸部73aをねじ込む
ことにより、ヒンジピン74を中心にクランプレバー7
2を回動させて、クランプレバー72とクランプブラケ
ット71でブレーキシュー76を締め付けることがで
き、これにより、X−θ3軸共通操作レバー70をZ軸
移動テーブル31に固定することができる。
【0052】このように構成されるX軸調整手段及びθ
3軸調整手段により、テストヘッド3をX軸方向及びθ
3方向に位置決めする場合には、先ず、X−θ3軸共通
操作レバー70を操作して、X軸移動テーブル11をX
軸方向に、θ3軸回転テーブル61をθ3方向に、それ
ぞれ微調整する。次に、ナールドノブ73を回転するこ
とにより、クランプレバー72とクランプブラケット7
1でブレーキシュー76を締め付けて、X−θ3軸共通
操作レバー70をZ軸移動テーブル31に固定し、X軸
方向及びθ3方向にテストヘッド3を位置決めする。
【0053】次に、テストヘッド3をθ2方向に調整す
るθ2軸調整手段について説明する。
【0054】θ3軸回転テーブル61上の起立壁62に
は、図13に示すように、θ2軸回転保持手段として例
示するリング状のボールベアリング55を介して、θ2
軸回転部として例示する平面視略コ字状のアーム51が
取り付けられている。ボールベアリング55の内周部5
5Bは、起立壁62よりアーム51側に突設される取付
支柱69Bに外嵌され、ボールベアリング55の外周部
55Aは、アーム51の前壁部54Bに形成される取付
穴69Aの内周面に沿って取り付けられている。ボール
ベアリング55により、アーム51は起立壁62に対し
てθ2方向に回転可能な状態で保持されている。
【0055】また、起立壁62には、図1、図12〜図
14に示すように、テストヘッド3をθ2方向に微調整
するためのθ2軸調整つまみ52が設けられている。θ
2軸調整つまみ52は、図14に示すように、軸線をX
軸方向とするシャフト57の一端に設けられ、シャフト
57の他端には、かさ歯車57a、58aを介して、軸
線をZ軸方向とするシャフト58が接続されている。シ
ャフト58の他端側には送りねじが形成され、送りねじ
には移動ブロック56のナット部56aが噛み合わされ
ている。各シャフト57、58は、ベアリング57b、
58bにより、各軸線を中心に回転自在な状態で保持さ
れ、移動ブロック56は、ガイドブロック56bによ
り、起立壁62に対してZ軸方向に摺動自在な状態で保
持されている。また、移動ブロック56には、ピン56
cを介してリンク59の一端が連結され、リンク59の
他端には、図13及び図14に示すように、軸線をY軸
方向とする連結ピン59aを介してアーム51の前壁部
54Bが連結されている。連結ピン59aの取付位置
は、アーム51の回転中心を除く位置とされる。また、
連結ピン59aは、起立壁62の長穴62aを介して起
立壁62の外側面を貫通した状態で設けられ、その可動
範囲が長穴62aにより制限されている。この実施の形
態では、θ2軸調整つまみ52により、アーム51を微
調整できる範囲(テストヘッド3をθ2軸方向に微調整
できる範囲)は±3度となっている。
【0056】即ち、θ2軸調整つまみ52を回転する
と、θ2軸調整つまみ52と一体にシャフト57が回転
し、その回転に伴いシャフト58が回転すると共に、こ
のシャフト58の回転により、起立壁62に対して移動
ブロック56がZ軸方向に移動する。移動ブロック56
の移動に伴い、リンク59及び連結ピン59aがZ軸方
向に移動し、連結ピン59aの移動により、ボールベア
リング55の軸線C2(図13、図14)を中心にアー
ム51がθ2方向に回転する。つまり、シャフト57、
58、移動ブロック56、かさ歯車57a、58a、ベ
アリング57b、58b、ガイドブロック56b、リン
ク59、連結ピン59aなどによりθ2軸回転機構50
が構成されている。また、θ2軸調整つまみ52の近傍
には、図12及び図13に示すように、シャフト57を
締め付けてθ2軸調整つまみ52を回転不能に固定する
θ2軸固定ねじ(θ2軸固定手段)53が設けられてい
る。
【0057】このように構成されるθ2軸調整手段によ
り、テストヘッド3をθ2方向に位置決めする場合に
は、先ず、θ2軸調整つまみ52を回転することによ
り、アーム51をθ2方向に回転させて、テストヘッド
3をθ2方向に微調整する。次に、θ2軸固定ねじ53
でシャフト57を締め付けて、θ2軸調整つまみ52を
回転不能に固定し、テストヘッド3をθ2方向に位置決
めする。
【0058】次に、テストヘッド3をθ1方向に調整す
るθ1軸調整手段について説明する。
【0059】θ1軸回転部として例示する一対に側板4
1の外側面には、図13に示すように、軸線をX軸方向
とする支軸44Aがそれぞれ突設されている。支軸44
Aは、アーム51の側壁部54Aに設けられる軸受け4
4Bにより、θ1方向に回転可能な状態で支持されてい
る。即ち、支軸44A及び軸受け44Bによりθ1軸回
転保持手段が構成されている。なお、支軸44Aの先端
には、図12に示すように、支軸44Aの抜けを防止す
る円形板44Cが取り付けられている。また、一対に側
板41の間には、図1〜図4に示すように、テストヘッ
ド3が装着され、側板41とテストヘッド3がθ1方向
に一体に回転するように構成されている。
【0060】また、アーム51の側壁部54A(正面
側)には、図1、図12及び図15に示すように、テス
トヘッド3をθ1方向に微調整するためのθ1軸調整つ
まみ42が設けられている。θ1軸調整つまみ42は、
図15に示すように、軸線をX軸方向とするシャフト4
7の一端に設けられ、シャフト47の他端には、かさ歯
車47a、48aを介して、軸線をY軸方向とするシャ
フト48が接続されている。シャフト48の他端側には
送りねじが形成され、送りねじには移動ブロック46の
ナット部46aが噛み合わされている。各シャフト4
7、48は、ベアリング47b、48bにより、各軸線
を中心に回転自在な状態で保持され、移動ブロック46
は、ガイドブロック46bにより、側壁部54Aに対し
てY軸方向に摺動自在な状態で保持されている。また、
移動ブロック46には、ピン46cを介してリンク49
の一端が連結され、リンク49の他端には、ピン45a
を介して、側板41の固定ブロック45が連結されてい
る。固定ブロック45の取付位置は、側板41の回転中
心を除く位置とされる。
【0061】即ち、θ1軸調整つまみ42を回転する
と、θ1軸調整つまみ42と一体にシャフト47が回転
し、その回転に伴いシャフト48が回転すると共に、こ
のシャフト48の回転により、アーム51の側壁部54
Aに対して移動ブロック46がY軸方向に移動する。移
動ブロック46の移動に伴い、ピン46aを中心にリン
ク49が回動すると共に、リンク49の回動により、側
板41が支軸44Aを中心にθ1方向に回転する。つま
り、シャフト47、48、移動ブロック46、かさ歯車
47a、48a、ベアリング47b、48b、ガイドブ
ロック46b、リンク49、固定ブロック45などによ
りθ1軸回転機構40が構成されている。また、θ1軸
調整つまみ42の近傍には、シャフト47を締め付けて
θ1軸調整つまみ42を回転不能に固定するθ1軸固定
ねじ(θ1軸固定手段)43が設けられている。
【0062】このように構成されるθ1軸調整手段によ
り、テストヘッド3をθ1方向に位置決めする場合に
は、先ず、θ1軸調整つまみ42を回転することによ
り、側板41をθ1方向に回転させて、テストヘッド3
をθ1方向に微調整する。次に、θ1軸固定ねじ43で
シャフト47を締め付けて、θ1軸調整つまみ42を回
転不能に固定し、テストヘッド3をθ1方向に位置決め
する。この実施の形態では、θ1軸調整つまみ42によ
り、側板41を微調整できる範囲(テストヘッド3をθ
1軸方向に微調整できる範囲)は±4度となっている。
【0063】以上のように、この実施の形態のテストヘ
ッド3の位置決め装置によれば、Y軸操作ハンドル4を
操作してY軸移動テーブル21を所定位置まで移動させ
た後、位置決めピン25の先端部をストッパブロック2
9のガイド穴29aに挿入することにより、Y軸移動テ
ーブル21をY軸方向に仮位置決めすることができる。
また、Y軸移動テーブル21をY軸方向に仮位置決めし
た状態で、Y軸調整つまみ22を回転することにより、
Y軸移動テーブル21をY軸方向に微少移動させて、テ
ストヘッド3をY軸方向に微調整できる。そして、Y軸
固定ねじ23でY軸調整つまみ22を回転不能に固定す
ることにより、テストヘッド3をY軸方向に位置決めで
きる。また、制御ボックス36を操作してモータ33を
駆動することにより、Z軸移動テーブル31をZ軸方向
に移動させて、テストヘッド3をZ軸方向に調整するこ
とができ、モータ33の駆動を停止することにより、テ
ストヘッド3をZ軸方向に位置決めできる。また、X−
θ3軸共通操作レバー70を操作することにより、X軸
移動テーブル11をX軸方向に、θ3軸回転テーブル6
1をθ3方向に、それぞれ微調整できる。そして、ナー
ルドノブ73を回転してX−θ3軸共通操作レバー70
をZ軸移動テーブル31に固定することにより、テスト
ヘッド3をX軸方向に位置決めでき、同時に、テストヘ
ッド3をθ3方向に位置決めできる。また、θ2軸調整
つまみ52を回転することにより、アーム51をθ2方
向に回転させて、テストヘッド3をθ2方向に調整でき
る。そして、θ2軸固定ねじ53でθ2軸調整つまみ5
2を回転不能に固定することにより、テストヘッド3を
θ2方向に位置決めできる。また、θ1軸調整つまみ4
2を回転することにより、側板41をθ1方向に回転さ
せて、テストヘッド3をθ1方向に調整できる。そし
て、θ1軸固定ねじ43でθ1軸調整つまみ42を回転
不能に固定することにより、テストヘッド3をθ1方向
に位置決めできる。
【0064】従って、オートハンドラ(図16参照)に
対してテストヘッド3を正確に位置決めでき、オートハ
ンドラを移動しなくともテストヘッド3をオートハンド
ラに接続することができる。即ち、テストヘッド3とオ
ートハンドラの接続が容易となる。また、固定ねじ2
3、43、53やナールドノブ73により、各調整つま
み22、42、52や操作レバー70を操作不能に固定
して、各方向におけるテストヘッド3の調整位置を保持
できるので、一旦テストヘッド3を調整した後には、テ
ストヘッド3の調整を一部(例えば、X軸方向、θ1方
向、θ2方向、θ3方向など)省略することも可能であ
る。従って、テストヘッド3とオートハンドラの接続が
さらに容易となる。
【0065】また、オートハンドラとテストヘッド3の
接続を完了した後に、X−θ3軸共通操作レバー70を
操作不能に固定することも可能である。従って、θ3方
向及びX軸方向にテストヘッド3を簡単に位置決めでき
る。
【0066】なお、本発明は、この実施の形態で示した
テストヘッドの位置決め装置1に限定されるものではな
く、その他のテストヘッドの位置決め装置に適用するこ
とも可能である。また、この実施の形態では、架台2と
テストヘッド3の間に、Y軸移動テーブル21、Z軸移
動テーブル31、X軸移動テーブル11、θ3軸回転テ
ーブル61、アーム(θ2軸回転部)51、側板(θ1
軸回転部)41の順で、各調整手段を構成するテーブル
及び回転部を設ける構成としたが、テーブル及び回転部
を設ける順序はこれに限定されるものではなく、適宜に
変更することが可能である。また、この実施の形態で
は、Y軸移動機構20を、シャフト27、28、移動ブ
ロック26、かさ歯車27a、28a、ベアリング27
b、28b、ガイドブロック26a、位置決めピン2
5、ストッパブロック29などにより構成するとした
が、Y軸調整つまみ22の回転量に応じて、Y軸移動テ
ーブル21をY軸方向に所要量移動させることが可能で
あれば、どのような構成としても良い。Z軸移動機構3
0、θ1軸回転機構40、θ2軸回転機構50などにつ
いても同様である。その他、具体的な細部構造等につい
ても本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更可能で
あることは勿論である。
【0067】
【発明の効果】本発明に係るテストヘッドの位置決め装
置によれば、X軸調整手段により、テストヘッドのX軸
方向における位置が調整され、Y軸調整手段により、テ
ストヘッドのY軸方向における位置が調整され、Z軸調
整手段により、テストヘッドのZ軸方向における位置が
調整され、θ1軸調整手段により、X軸を軸心とする回
転方向におけるテストヘッドの回転位置が調整され、θ
2軸調整手段により、Y軸を軸心とする回転方向におけ
るテストヘッドの回転位置が調整され、θ3軸調整手段
により、Z軸を軸心とする回転方向におけるテストヘッ
ドの回転位置が調整されるので、オートハンドラに対し
てテストヘッドを正確に位置決めできる。従って、オー
トハンドラを移動しなくともテストヘッドをオートハン
ドラに接続でき、テストヘッドとオートハンドラの接続
が容易となる。
【0068】また、θ3軸回転テーブルの回転中心付近
にはテストヘッドの排気ホースを通す開口部又は切欠部
が設けられているので、テストヘッドの排気ホースを配
設するのが容易となる。また、オートハンドラとテスト
ヘッドの接続を完了した後に、X−θ3軸共通操作レバ
ーを操作不能に固定することができる。従って、Z軸を
軸心とする回転方向及びX軸方向にテストヘッドを簡単
に位置決めできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテストヘッドの位置決め装置の一
実施の形態例を示す正面図である。
【図2】同、平面図である。
【図3】同、側面図である。
【図4】同、裏面図である。
【図5】図1のZ軸移動テーブル、X軸移動テーブル及
びθ3軸回転テーブルの一部を断面で示した側面図であ
る。
【図6】図中A−A線の上側は、図5の矢印a1−a1
線に沿った平断面図、A−A線の下側は、図5の矢印a
2−a2線に沿った平断面図である。
【図7】図6のY軸移動機構の拡大平面図である。
【図8】図6の矢印B方向から見た図である。
【図9】図5の矢印C方向から見た図である。
【図10】図6の矢印D方向から見た図である。
【図11】図1のZ軸移動テーブル、X軸移動テーブル
及びθ3軸回転テーブルの位置関係を示す図である。
【図12】図1のθ3軸回転テーブル、アーム及び側板
の拡大正面図である。
【図13】同、平面図である。
【図14】同、右側面図である。
【図15】図12の矢印E方向から見た図である。
【図16】従来のテストヘッドの位置決め装置を有する
デバイス試験装置の概略正面図である。
【符号の説明】
1 テストヘッドの位置決め装置 2 架台 3 テストヘッド 3A 排気ホース 11 X軸移動テーブル 12A ガイド部(X軸案内手段) 12B 摺動部(X軸案内手段) 20 Y軸移動機構 21 Y軸移動テーブル 22 Y軸調整つまみ 23 Y軸固定ねじ(Y軸固定手段) 24A レール(Y軸案内手段) 24B 摺動部(Y軸案内手段) 25 位置決めピン 26 移動ブロック 27、28 シャフト 30 Z軸移動機構 31 Z軸移動テーブル 32 ウォームギヤ 33 モータ 34、36 水平軸 35 連結軸 36 制御ボックス 38 昇降軸 40 θ1軸回転機構 41 側板(θ1軸回転部) 42 θ1軸調整つまみ 43 θ1軸固定ねじ(θ1軸固定手段) 44A 支軸(θ1軸回転保持手段) 44B 軸受け(θ1軸回転保持手段) 45 固定ブロック 46 移動ブロック 47、48 シャフト 50 θ2軸回転機構 51 アーム(θ2軸回転部) 52 θ2軸調整つまみ 53 θ2軸固定ねじ(θ2軸固定手段) 54A 側壁部 55 ボールベアリング(θ2軸回転保持手段) 56 移動ブロック 57、58 シャフト 59 リンク 59a 連結ピン 61 θ3軸回転テーブル 62 起立壁 63A ガイド部(θ3軸回転保持手段) 63B 摺動部(θ3軸回転保持手段) 70 X−θ3軸共通操作レバー 71 クランプブラケット(係合保持部) 72 クランプレバー(係合保持部) 73 ナールドノブ(係合保持部) 74 ヒンジピン 75 スペーサブロック 76 ブレーキシュー(基準部)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICテスタのテストヘッドを搭載し、該テ
    ストヘッドをオートハンドラに対して位置決めするテス
    トヘッドの位置決め装置であって、 鉛直方向をZ軸方向、前記テストヘッドと前記オートハ
    ンドラが近接・離間する水平方向をY軸方向、前記Y軸
    と直交する水平方向をX軸方向として、 前記テストヘッドを前記X軸方向に移動させて、前記テ
    ストヘッドの前記X軸方向における位置を調整可能なX
    軸調整手段と、 前記テストヘッドを前記Y軸方向に移動させて、前記テ
    ストヘッドの前記Y軸方向における位置を調整可能なY
    軸調整手段と、 前記テストヘッドを前記Z軸方向に移動させて、前記テ
    ストヘッドの前記Z軸方向における位置を調整可能なZ
    軸調整手段と、 前記X軸を軸心とする回転方向に前記テストヘッドを回
    転させて、該回転方向における前記テストヘッドの回転
    位置を調整可能なθ1軸調整手段と、 前記Y軸を軸心とする回転方向に前記テストヘッドを回
    転させて、該回転方向における前記テストヘッドの回転
    位置を調整可能なθ2軸調整手段と、 前記Z軸を軸心とする回転方向に前記テストヘッドを回
    転させて、該回転方向における前記テストヘッドの回転
    位置を調整可能なθ3軸調整手段とを備えることを特徴
    とするテストヘッドの位置決め装置。
  2. 【請求項2】前記Y軸調整手段は、 架台と前記テストヘッドの間に設けられるY軸移動テー
    ブルと、 前記Y軸移動テーブルを前記Y軸方向に案内するY軸案
    内手段と、 前記Y軸移動テーブルを前記Y軸方向に調整するための
    Y軸調整つまみと、 前記Y軸調整つまみの回転量に応じて、前記Y軸移動テ
    ーブルを前記Y軸方向に所要量移動させるY軸移動機構
    と、 前記Y軸調整つまみを回転不能に固定するY軸固定手段
    とを有することを特徴とする請求項1記載のテストヘッ
    ドの位置決め装置。
  3. 【請求項3】前記Z軸調整手段は、 架台と前記テストヘッドの間に設けられるZ軸移動テー
    ブルと、 駆動源としてのモータと、 前記モータを制御する制御ボックスと、 前記モータの出力に応じて、前記Z軸移動テーブルを前
    記Z軸方向に所要量移動させるZ軸移動機構とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載のテストヘッドの位置決
    め装置。
  4. 【請求項4】前記X軸調整手段は、 架台と前記テストヘッドの間に設けられるX軸移動テー
    ブルと、 前記X軸移動テーブルを前記X軸方向に案内するX軸案
    内手段と、 前記X軸移動テーブルを前記X軸方向に移動させて、前
    記X軸移動テーブルの前記X軸方向における位置を調整
    可能なX軸操作レバーと、 前記X軸操作レバーを操作不能に固定するX軸固定手段
    とを有することを特徴とする請求項1記載のテストヘッ
    ドの位置決め装置。
  5. 【請求項5】前記θ3軸調整手段は、 架台と前記テストヘッドの間に設けられるθ3軸回転テ
    ーブルと、 前記Z軸を軸心とする回転方向に回転自在な状態で前記
    θ3軸回転テーブルを保持するθ3軸回転保持手段と、 前記Z軸を軸心とする回転方向に前記θ3軸回転テーブ
    ルを回転させて、該回転方向における前記θ3軸回転テ
    ーブルの回転位置を調整可能なθ3軸操作レバーと、 前記θ3軸操作レバーを操作不能に固定するθ3軸固定
    手段とを有することを特徴とする請求項1記載のテスト
    ヘッドの位置決め装置。
  6. 【請求項6】前記θ3軸回転テーブルの回転中心を中心
    とする円弧状のガイド部と、該ガイド部に沿って摺動自
    在な摺動部とにより、前記θ3軸回転保持手段が構成さ
    れることを特徴とする請求項5記載のテストヘッドの位
    置決め装置。
  7. 【請求項7】前記θ3軸回転テーブルの回転中心付近に
    は、前記テストヘッドに備わる排気ホースを通す開口部
    又は切欠部が設けられていることを特徴とする請求項6
    記載のテストヘッドの位置決め装置。
  8. 【請求項8】前記θ2軸調整手段は、 架台と前記テストヘッドの間に設けられるθ2軸回転部
    と、 前記Y軸を軸心とする回転方向に回転自在な状態で前記
    θ2軸回転部を保持するθ2軸回転保持手段と、 前記Y軸を軸心とする回転方向に前記θ2軸回転部を調
    整するためのθ2軸調整つまみと、 前記θ2軸調整つまみの回転量に応じて、前記Y軸を軸
    心とする回転方向に前記θ2軸回転部を所要量回転させ
    るθ2軸回転機構と、 前記θ2軸調整つまみを回転不能に固定するθ2軸固定
    手段とを有することを特徴とする請求項1記載のテスト
    ヘッドの位置決め装置。
  9. 【請求項9】前記θ1軸調整手段は、 架台と前記テストヘッドの間に設けられるθ1軸回転部
    と、 前記X軸を軸心とする回転方向に回転自在な状態で前記
    θ1軸回転部を保持するθ1軸回転保持手段と、 前記X軸を軸心とする回転方向に前記θ1軸回転部を調
    整するためのθ1軸調整つまみと、 前記θ1軸調整つまみの回転量に応じて、前記X軸を軸
    心とする回転方向に前記θ1軸回転部を所要量回転させ
    るθ1軸回転機構と、 前記θ1軸調整つまみを回転不能に固定するθ1軸固定
    手段とを有することを特徴とする請求項1記載のテスト
    ヘッドの位置決め装置。
  10. 【請求項10】前記X軸調整手段は、 架台と前記テストヘッドの間に設けられるX軸移動テー
    ブルと、 前記X軸移動テーブルを前記X軸方向に案内するX軸案
    内手段とを有する一方、 前記θ3軸調整手段は、 前記架台と前記テストヘッドの間に設けられるθ3軸回
    転テーブルと、 前記Z軸を軸心とする回転方向に回転自在な状態で前記
    θ3軸回転テーブルを保持するθ3軸回転保持手段とを
    有する構成とし、 前記X軸移動テーブルを前記X軸方向に移動させて、前
    記X軸移動テーブルの前記X軸方向における位置を調整
    可能であると共に、前記Z軸を軸心とする回転方向に前
    記θ3軸回転テーブルを回転させて、該回転方向におけ
    る前記θ3軸回転テーブルの回転位置を調整可能なX−
    θ3軸共通操作レバーを備えることを特徴とする請求項
    1記載のテストヘッドの位置決め装置。
  11. 【請求項11】前記X−θ3軸共通操作レバーを操作不
    能に固定する操作レバー固定手段を備えることを特徴と
    する請求項10記載のテストヘッドの位置決め装置。
  12. 【請求項12】前記操作レバー固定手段は、 前記X軸方向に移動不能に固定されると共に前記Z軸を
    軸心とする回転方向に回転不能に固定される基準部と、 前記X−θ3軸共通操作レバーに設けられ、前記基準部
    と係合可能であると共に、該係合した状態を保持可能な
    係合保持部とを有すること、 を特徴とする請求項11記載のテストヘッドの位置決め
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102037974B1 (ko) * 2018-07-27 2019-10-29 세메스 주식회사 테스터 취급 장치

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