JP2001099766A - 半導体基板の分析方法 - Google Patents

半導体基板の分析方法

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一隆 桃井
Noriaki Honma
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Abstract

(57)【要約】 半導体基板内部に存在する極微量の金属不純物を高感度
で分析するための手段の提供。 【解決手段】半導体基板をエッチング酸液によってエッ
チングする工程、前記エッチング酸液を前記半導体基板
表面上で蒸発させる工程、前記半導体基板表面上の反応
堆積物を処理する工程、および前記半導体基板表面上の
前記反応堆積物に含まれる金属不純物の含量を分析する
工程を経て、半導体基板内部の極微量の金属不純物を分
析する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体基板の分析方
法に関し、特に、半導体基板内部に存在する極微量金属
不純物を高感度に分析するための手段に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体デバイスの高集積化に伴
い、素材である半導体基板に対する高品質化への要求は
一層高まっている。半導体基板内部に存在する金属不純
物は、デバイスを作製する際の熱処理工程によってデバ
イス活性層に拡散し、デバイスの特性や信頼性に悪影響
を与える可能性がある。このため、半導体基板表面上だ
けでなく、基板内部についても、金属不純物の含量を厳
しく制限する必要がある。特にSOI(Silicon on Insu
lator)ウエハに関しては、複雑なプロセスを経てウエハ
が製造されるために基板内部に金属汚染物質が混入する
可能性が通常のシリコンウエハよりも高く、途中工程に
おける金属不純物に対する品質管理が非常に重要であ
る。
【0003】このような半導体基板の品質に対する要請
に伴い、半導体基板内部に存在する極微量の金属不純物
を分析する工程に対しても、一層の高感度化、および高
信頼性を求められるようになってきた。
【0004】半導体基板内部に存在する金属不純物を定
量的に分析する方法としては、二次イオン質量分析法
(以下SIMSと記す)のように、被測定試料のある一
箇所について、局所的に金属不純物の含量の深さプロフ
ァイルを得る方法、あるいは原子吸光法(以下AASと
記す)や誘導結合プラズマ質量分析法(以下ICP−M
Sと記す)のように、液体の被測定試料から定量分析を
行う、いわゆる化学分析法が知られている。
【0005】例えば、化学分析法によって半導体基板内
部に存在する金属不純物の含量を分析する場合、従来は
HF/HNO3 からなるエッチング液中に半導体基板を
浸漬させ、一定時間放置した後に半導体基板を取り出
し、残ったエッチング液を濃縮して分析する方法が用い
られてきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらSIMS
のような分析法には、装置が非常に高価であり、汎用的
に用いられる分析方法とは言い難い、あるいは、半導体
基板全面の平均的な金属汚染情報を得るのが難しい、と
いった問題点があった。
【0007】一方、従来の化学分析法には、半導体基板
表面から100nmの深さまでの金属汚染情報を得よう
としても、裏面から100nmの深さまでの金属汚染情
報も同時に検知されてしまう、あるいは、エッチング酸
液濃縮時における、蒸発皿のような治具からの汚染物質
の混入が懸念される、といった問題点があった。
【0008】これらの問題点を解決するための手法とし
て、例えば、HF/HNO3 混酸蒸気によって半導体基
板をエッチングし、エッチングした表面上に残存する金
属不純物を液滴によって一箇所に集め、液滴を加熱手段
によって蒸発後、全反射蛍光X線分析法によって分析す
る方法が知られている。ところが、HF/HNO3 混酸
蒸気によってウエハをエッチングする場合には、均一な
面内分布を得るのが難しい、およびエッチングを自動的
に止めることができないため、エッチング深さと処理時
間に対する経験的な知識が必要である、などの問題点が
あった。
【0009】例えば、SOIウエハの場合、デバイス活
性層の厚さが30nm〜200nm程度と極めて薄く、
この層のみに含まれる金属不純物の含量を分析すること
を考えると、エッチング方法には非常に高いエッチング
深さ制御性が求められる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、半導体基板をエッチング酸液
によってエッチングする工程、前記エッチング酸液を前
記半導体基板表面上で蒸発させる工程、前記半導体基板
表面上の反応堆積物を処理する工程、および前記反応堆
積物中に含まれる金属不純物の含量を分析する工程から
なることを特徴とする半導体基板の分析方法を提供する
ものである。
【0011】
【発明の実施の形態】半導体基板内部に存在する金属不
純物を定量分析するために、まず、HF/HNO3 エッ
チング液を半導体基板表面に均一に供給し、エッチング
を行う。エッチングは、エッチングしようとする半導体
基板体積中に含まれるシリコン(Si)原子数に応じ
て、HF/HNO3 エッチング液中のHF濃度を制御す
ることにより、希望のエッチング深さで反応を終了させ
ることが可能である。具体的には、エッチングされるS
i原子数の6倍にあたるHFが供給されるように、HF
濃度を制御する。
【0012】エッチング液をそのまま化学分析しようと
すると、液量が多いことによる目的金属不純物濃度の低
下、酸濃度が高いことによる減感、およびSiマトリッ
クスが高濃度で液中に存在することによる減感が起こ
る。そこで、エッチング液を前記半導体基板表面上でそ
のまま加熱手段によって蒸発・乾固させる。従来の蒸発
皿のような治具を用いてエッチング液を濃縮させる方法
と比較して、本発明は、加熱時にエッチング液が他の治
具に一切接触しないため、加熱工程における治具からの
汚染物質の混入を防止することができる。
【0013】蒸発後の半導体基板表面には、Si酸化物
(SiO2 )が堆積している。HF蒸気を基板表面上に
供給することにより、SiO2 とHFの反応生成物であ
る弗化シリコン(H2 SiF6 )の揮発性が高いことを
利用して、この反応堆積物を基板表面上で処理する。
【0014】この結果、反応堆積物処理後の半導体基板
表面には、エッチング分の半導体基板に含まれていた金
属不純物が露出する。このため、全反射蛍光X線分析
法、あるいはAASやICP−MSといった化学分析法
を実施することにより、通常の半導体基板表面分析を実
施するのと同じ要領で基板内部の金属汚染分析を実施す
ることができる。
【0015】
【実施例】以下に本発明の実施例を示す。
【0016】[実施例1]図2は、デバイス活性層1、
酸化膜2、および支持基板3からなるSOIウエハにお
いて、本発明をデバイス活性層内部に含まれる極微量の
金属不純物の分析に適用した例を示す。
【0017】SOIウエハを水平に置き、ピペット等に
よりHF/HNO3 エッチング液4を滴下する。試薬お
よび純水に関しては、できる限り純度の高いものを用い
る必要がある。また、分析は、クリーン度の高い環境で
行うことが望ましい。なお、エッチング液の組成に関し
ては、必要に応じてHNO3 の部分をHNO3 +純水と
し、HNO3 濃度を低くしても良い。この場合、エッチ
ング速度は純水の添加量に応じて遅くなる。
【0018】図2(A)は、ウエハ全面にエッチング液
を均一に供給し、エッチング反応を進行させている状態
を示したものである。エッチング液をウエハ全面に均一
に供給するためには、清浄なテフロンプレートによって
エッチング液を挟み込む方法、あるいは、ウエハ外周を
テフロン製治具で囲み、エッチング液が飛散しないよう
予防した後、治具ごとウエハを持ち、水平に振り混ぜる
方法などがある。
【0019】エッチングは、次の化学反応によって進行
すると考えられている。
【0020】 Si+4HNO3 →SiO2 +4NO2 +2H2 O (反応式1) SiO2 +6HF→H2 SiF6 +2H2 O (反応式2) 反応式1に従い、HNO3 によってSiが酸化される。
生成したSiO2 とHFとの反応によって、弗化シリコ
ンH2 SiF6 が生成する。反応式1と2の繰り返しに
よって反応が進行するため、HNO3 とHFのどちらか
一方が欠けると、エッチング反応は進行しない。
【0021】例えば、体積比でHF(38%):HNO
3 (68%)=1:400のエッチング液8mLで6イ
ンチのウエハ全面をエッチングする場合、反応するSi
原子数を反応式から理論的に求めると、4.3×1019
原子となる。ウエハ面積を175cm2 とすると、エッ
チングされる深さは49nmとなる。
【0022】実際に、光干渉型膜厚計によって、残った
デバイス活性層の厚さからエッチング深さを評価した結
果を表1に示す。ウエハの中心を(0,0)として、直
径方向に(x,0)の箇所を、1cm毎に測定した。
【0023】
【表1】 光干渉型膜厚計によって得られた平均エッチング深さは
48.2nmであり、理論値と良く一致している。この
ことから、エッチング液中に添加するHF量を制御する
ことにより、エッチング深さが制御されることがわか
る。なお、エッチングに要する時間は、必要とするエッ
チング深さや、エッチング液中の純水添加量によって異
なるが、本実施例においては10分程度で充分である。
また、これ以上の時間放置しても、エッチング深さは変
化しない。
【0024】SOIウエハ10の場合、デバイス活性層
1、酸化膜2、および支持基板3の各層中に含まれる金
属不純物量を切り分けて評価することは重要である。本
発明をSOIウエハ10に適用した場合、エッチング深
さを厳密に制御することが可能であるため、各層毎の金
属汚染量を正確に測定することができる。この場合、図
2の全工程が終了した後に、再度、同じ工程を繰り返せ
ば良い。ただし、酸化膜2については、単位体積当たり
のSi原子数が異なるため、エッチング液中のHF濃度
を変える必要がある。
【0025】エッチング後、エッチングしたウエハ表面
上に前記エッチング液を全量滴下する。滴下後、エッチ
ング液を蒸発させるために、加熱を行う。加熱手段とし
ては、電熱ヒーターのようにウエハの裏面から直接加熱
する手段、あるいは赤外線ランプのように、ウエハ表面
に接触すること無くエッチング液を加熱することができ
る手段等、ウエハを汚染させる恐れの無いものであれば
その種類は問わない。図2(C)には、電熱ヒーター5
によって、エッチングしたウエハを加熱している様子を
示した。加熱によって水、HF、およびHNO3 は蒸発
するが、エッチング時に生成したSi系化合物(SiO
2 、弗化シリコン)とウエハ中に含まれていた金属不純
物はウエハ表面上に残る。
【0026】エッチングしたウエハ表面上でエッチング
液を蒸発させると、加熱によってエッチングがさらに進
行してしまうことが懸念される。しかしながら、加熱中
のエッチング液4中のHFは、反応式2によって全て消
費されているため、エッチング反応がさらに進行するこ
とはない。
【0027】エッチング液4を蒸発させた後のウエハ表
面には、酸化膜、エッチング時に生成したSiO2 、お
よびウエハ中に含まれていた金属不純物が残存する。こ
れらをまとめて、反応堆積物6として図2(C)に示し
た。
【0028】反応堆積物6を処理し、ウエハ表面上に金
属不純物を露出させるために、ウエハ表面上にHF蒸気
(図示せず)を供給する。HF蒸気を充分に供給するこ
とにより、反応式2に従い、弗化シリコンH2 SiF6
が生成する。弗化シリコンは揮発性が高いため、効率良
くウエハ表面から除去される。この結果、ウエハ表面上
には、ウエハ内部に存在していた金属不純物と結露した
HFが液滴として残る。ウエハの放置または短時間の加
熱によって、HFは容易にウエハ表面上から蒸発する。
図2(D)は、エッチング工程をすべて終了したSOI
ウエハを示したものである。
【0029】全反射蛍光X線のようなビームを照射する
ことにより、半導体基板表面上から直接元素の種類と量
とを測定する分析法を用いる場合には、結露したHFを
ウエハ中央1箇所に集め、HFの蒸発後、この部分にビ
ームを照射することにより分析を行う。
【0030】AAS或いはICP−MSのような、液状
の試料から元素の種類と量とを測定する分析法を用いる
場合には、ウエハ表面上に残存する金属不純物を再度、
少量の酸溶液中に溶解させ、これを試料液とする。
【0031】[実施例2]デバイス活性層/酸化膜=1
00nm/100nmの膜厚構造を有する8インチ貼り
合わせSOIウエハについて、デバイス活性層80nm
中に含まれる金属不純物の含量をICP−MSによって
測定するために、本発明を適用した具体的な例を示す。
【0032】試薬調製および全ての分析前処理は、クラ
ス100クリーンルーム内に設置された、クラス1クリ
ーンドラフト中で行った。
【0033】まず、(38%HF):(68%HN
3 ):(H2 O)=1:94:94(体積比)のエッ
チング液を調製した。HFおよびHNO3 として、金属
不純物含量が10ppt未満である超高純度規格の試薬
を、また水として、金属含量1ppt未満である超純水
を用いた。このエッチング液10.5mLをSOIウエ
ハ上に滴下し、エッチング液を全面に均一に供給するた
めに、上から直径20cmの清浄なテフロンプレートを
かぶせた。エッチング時間は10分とした。
【0034】エッチング終了後、エッチングされたSO
Iウエハ10をホットプレート8上に置き、エッチング
液を全てウエハ上に滴下した。加熱中のホットプレート
表面からの汚染物質の混入を防ぐために、ホットプレー
ト表面とSOIウエハ裏面との間に、3枚の清浄なダミ
ーウエハ9を敷いた。加熱時の構成を図3に示す。
【0035】加熱温度を160℃としたところ、エッチ
ング液は5分間で完全に蒸発した。
【0036】3分間の冷却後、前記ウエハをポリプロピ
レン製密閉容器11中に移した。前記容器11中には、
49%HFが入った容器12が置いてあり、揮発したH
F蒸気が前記容器11中に満たされている。前記密閉容
器11の大きさは、25×35×7(cm3 )であり、
ウエハはテフロン製置き台13の上に水平に設置した。
この状態を図4に示す。
【0037】HF蒸気による反応堆積物の処理時間は
1.5時間とした。1.5時間後、ウエハ表面上には、
反応生成物である水滴が少量付いていた。特に、加熱中
最後までエッチング液が残っていた部分で、水滴付着量
が最も多かった。
【0038】この表面上に(0.8%HF)+(1.9
%HNO3 )からなる混酸回収液を3mL滴下し、前記
ウエハ表面上に残った金属不純物を溶解させた。これを
ICP−MSの被測定試料とした。
【0039】ICP−MSによるSOIウエハの分析結
果、および検出下限値を表2に示す。
【0040】
【表2】 表2から、本発明の実施により、濃HF/HNO3 混酸
エッチング液を用いても、表面金属汚染分析と同等の感
度が得られることが明らかである。また、エッチング液
中のHF含量を変化させることによってμmオーダーの
エッチングも可能である。本発明では、エッチング後の
液中に高濃度で含有するSiマトリックスを除去するた
め、エッチング深さによる感度の変化が少ない。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、 (1)全反射蛍光X線のような、本来ウエハ表面上の金
属汚染しか定量分析できない分析法を、ウエハ内部に含
まれる金属汚染を評価するためにも適用することができ
る; (2)AASあるいはICP−MSをウエハ金属汚染分
析に用いる際に、エッチング液をそのまま分析する手法
と比較して、マトリックス効果が無い、あるいは結果的
に回収液の量や酸濃度を小さくすることができるため、
検出下限を低くすることができる; (3)蒸発皿を用いてエッチング液を蒸発・乾固させる
方法と比較して、エッチングしたウエハ表面上でそのま
まエッチング液を蒸発・乾固させるため、加熱時におけ
る治具からの汚染混入が無い;といった効果を得ること
ができ、今後要求される金属汚染分析に対する一層の高
感度化に対して充分に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を示すフローチャートである。
【図2】本発明をSOIウエハに対して実施した例を示
す工程図である。
【図3】エッチング液をSOIウエハ表面上で蒸発させ
る状態を表す図である。
【図4】SOIウエハ表面上に残存した反応堆積物中の
SiO2 をHF蒸気によって除去している状態を表す図
である。
【符号の説明】
1 デバイス活性層 2 酸化膜 3 支持基板 4 HF/HNO3 エッチング液 5 電熱ヒーター 6 反応堆積物 7 金属不純物 8 ホットプレート 9 ダミーウエハ 10 SOIウエハ 11 ポリプロピレン製密閉容器 12 49%HF容器 13 テフロン製置き台

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板をエッチング酸液によってエ
    ッチングする工程、 前記エッチング酸液を前記半導体基板表面上で蒸発させ
    る工程、 前記半導体基板表面上の反応堆積物を処理する工程およ
    び、 前記反応堆積物中に含まれる金属不純物の含量を分析す
    る工程からなることを特徴とする半導体基板の分析方
    法。
  2. 【請求項2】 前記半導体基板はシリコンウエハまたは
    SOIウエハであることを特徴とする請求項1記載の半
    導体基板の分析方法。
  3. 【請求項3】 前記エッチング酸液は弗化水素酸/硝酸
    混酸であることを特徴とする請求項1記載の半導体基板
    の分析方法。
  4. 【請求項4】 前記半導体基板をエッチング酸液によっ
    てエッチングする工程において、エッチングされる前記
    半導体基板中のシリコン原子数に応じて、前記エッチン
    グ酸液中の弗化水素酸の量が制御されることを特徴とす
    る請求項1記載の半導体基板の分析方法。
  5. 【請求項5】 前記半導体基板をエッチング酸液によっ
    てエッチングする工程において、前記エッチング酸液は
    前記半導体基板表面上に均一に分布するように供給され
    ることを特徴とする請求項1記載の半導体基板の分析方
    法。
  6. 【請求項6】 前記エッチング酸液を前記半導体基板表
    面上で蒸発させる工程において、前記半導体基板の裏面
    から加熱する加熱手段または前記半導体基板表面に接触
    することなく前記表面を加熱する手段によって加熱する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体基板の分析方
    法。
  7. 【請求項7】 前記エッチング酸液を前記半導体基板表
    面上で蒸発させる工程の後に、前記半導体基板を室温ま
    で冷却することを特徴とする請求項1記載の半導体基板
    の分析方法。
  8. 【請求項8】 前記半導体基板表面上の反応堆積物を処
    理する工程において、反応堆積物を処理するための物質
    がガスとして前記半導体基板表面上に供給されることを
    特徴とする請求項1記載の半導体基板の分析方法。
  9. 【請求項9】 前記半導体基板表面上の反応堆積物を処
    理する工程において、使用されるガスは弗化水素蒸気で
    あることを特徴とする請求項1記載の半導体基板の分析
    方法。
  10. 【請求項10】 前記反応堆積物中に含まれる金属不純
    物の含量を分析する手段は、前記半導体基板にビームを
    照射して前記金属不純物の種類と量とを直接測定する方
    法または前記金属不純物を再度少量の酸溶液中に溶解さ
    せたのちにこの溶液中に含まれる前記金属不純物の種類
    と量とを測定する方法であることを特徴とする請求項1
    記載の半導体基板の分析方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100947786B1 (ko) 2007-12-26 2010-03-15 주식회사 실트론 웨이퍼의 벌크 금속 불순물 평가방법
JP2012132779A (ja) * 2010-12-21 2012-07-12 Sumco Corp シリコン試料の分析方法

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