JP2001099366A - 推進工法用の耐震継手構造 - Google Patents

推進工法用の耐震継手構造

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JP2001099366A
JP2001099366A JP28089099A JP28089099A JP2001099366A JP 2001099366 A JP2001099366 A JP 2001099366A JP 28089099 A JP28089099 A JP 28089099A JP 28089099 A JP28089099 A JP 28089099A JP 2001099366 A JP2001099366 A JP 2001099366A
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pipe
insertion port
ring
port
fitting groove
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JP28089099A
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Yoshiki Sakurai
祥己 桜井
Tomokazu Kawakubo
知一 川久保
Akira Nakayama
章 中山
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L21/00Joints with sleeve or socket
    • F16L21/02Joints with sleeve or socket with elastic sealing rings between pipe and sleeve or between pipe and socket, e.g. with rolling or other prefabricated profiled rings
    • F16L21/04Joints with sleeve or socket with elastic sealing rings between pipe and sleeve or between pipe and socket, e.g. with rolling or other prefabricated profiled rings in which sealing rings are compressed by axially-movable members

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】推進工法を実施する場合において、カーブ部分
に管を推進施工する場合、カーブ内側に偏圧が加わって
もロックリングにねじれや破損が生じることがない一
方、偏圧に対する補強も容易に行なえる推進工法用の耐
震継手構造を得ることを課題とする。 【解決手段】一端が挿口4、他端が受口1とされた管の
前記受口1に前記挿口4を挿入した状態で管軸方向へ推
進力を与えて管を敷設していく推進工法において、挿口
4外周に嵌合溝14が形成され、該嵌合溝14内に前記
受口1の端面に当接可能な割りリング15が固定され、
推進力が前記割りリング15を介して挿口4より受口1
に伝達されるようにされてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、推進工法用の耐
震継手構造に関する。
【0002】
【従来の技術】管路を敷設する手段として、推進工法に
より施工した管路を鞘管とし、その中に新規管を順次接
合しつつ挿入して推進させていくパイプインパイプ工法
などの推進工法が知られている。ところで耐震管路を敷
設する場合、挿口先端と受口奥端との間に伸縮代が必要
となる。この伸縮代を保ちながら推進工法を実施してい
く手段として従来、図4に示すように、受口1内面のロ
ックリング収納溝2にロックリング3を収納した上で挿
口4を受口1内に挿入し、挿口4の端面4aと受口1の
奥端1aとの間に隙間5ができる位置で、6角孔ボルト
などのセットボルト6を締め付けてロックリング3を挿
口4外面に形成した溝4b内に圧着させて、受口1と挿
口4とを固定し、必要な伸縮代用の隙間5を保持しつつ
管を推進していくことが行なわれている。
【0003】なお、上記においてロックリング3を圧着
させる溝4bは挿口4が受口1より抜け出る方向にある
程度移動できるように軸方向に幅を有した溝とされてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、推進施工の
ヒューム管などを鞘管にして推進施工する場合、ヒュー
ム管はカーブ施工が一般的なため、その中に推進施工さ
れる推進管もそのカーブに沿って湾曲されて行く構造が
求められる。しかしながら、推進管にはカーブ部分の内
側に推進力が集中するので偏圧が生じ、推進力を伝達す
るためのロックリング3のねじれや破損が生じるおそれ
があるといった問題があった。
【0005】もっとも、このような問題は、図5に示す
ように挿口4外面に受口1端面に当接するフランジ7を
溶接しさらに軸方向リブ8を複数箇所に溶接して補強す
れば解消できるが、フランジ7と複数の軸方向リブ8の
溶接施工に手間がかかるうえ内面ライニング層9が溶接
時の熱により劣化するので手作業での補修作業が必要と
なるなど、非常に作業効率が悪くなるといった問題があ
った。
【0006】この発明は上記問題を解消し、カーブ部分
に管を推進施工する場合、カーブ内側に偏圧が加わって
もロックリングにねじれや破損が生じることがない一
方、偏圧に対する補強も容易に行なえる推進工法用の耐
震継手構造を得ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の推進工法用の
耐震継手構造は、一端が挿口、他端が受口とされた管の
前記受口に前記挿口を挿入した状態で管軸方向へ推進力
を与えて管を敷設していく推進工法において、挿口外周
に嵌合溝が形成され、該嵌合溝内に前記受口の端面に当
接可能な割りリングが固定され、推進力が前記割りリン
グを介して挿口より受口に伝達されるようにされてなる
ものである。
【0008】この推進工法用の耐震継手構造によれば、
推進力を伝達する部材が挿口外周の嵌合溝内に溶接など
により固定された割りリングとされているため、軸方向
耐力が強く管路のカーブ部分などを通過する時に偏圧が
加わってもロックリングのねじれや破損が生じることが
ない。また、挿口外面に形成した嵌合溝に割りリングを
弾撥的に嵌合させ、これを溶接すれば良いので施工も非
常に簡単となるなどの効果を有する。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、この発明の耐震推進管の継
手構造の実施の形態について説明する。図1は、この発
明の実施の形態の推進工法用の耐震継手の要部断面図、
図2は図1のX−X線矢視要部断面図である。図1にお
いて、受口1の内面の収納溝2にロックリング3が収納
され、このロックリング3は6角孔ボルトなどのセット
ボルト6を締め付けることにより挿口4外面に形成した
収納溝4bに係合して抜け出しを防止するようにされて
いる。
【0010】受口1内面には、ロックリング収納溝2よ
り奥方の内面にシールゴム用収納溝1Oが形成され、こ
の収納溝10にシール用ゴム輪11が収納され、さらに
大径管でシール用ゴム輪11に軸方向圧縮力が必要な場
合は図示のように押し輪12が介挿されている。上記挿
口4は端面4aが受口1の奥端1aから一定の隙間5を
有するように挿入され、その位置で挿口4の挿入深さが
一定となるよう、挿口4外面には一つ割りのリング15
が固定されている。
【0011】この一つ割りのリング15は、挿口4外面
に形成された嵌合溝14内に弾撥的に嵌合して収納さ
れ、図2に示すように割り15a部分が符号16で示す
ように溶接されている。従って、一つ割りのリング15
は、嵌合溝14内に嵌合した上で溶接され、図1に示し
たように割りリング15の幅寸法Bと相俟って軸方向耐
力が大きく、偏圧が加わっても変形、脱落などは生じな
い。
【0012】なお、上記実施の形態において割りリング
15の固定手段として、割り15a部分を溶接16した
場合を示したが、これに限らず周方向の要所をスポット
溶接しても良く、また、前記割り15a部分の溶接とを
組み合わせても良い。なお、全周にわたりリング15を
挿口4外面に溶接しても良いが、この場合は挿口4の内
面ライニング層9が熱の影響を受けないようにする必要
があり、また熱により劣化した場合は、該当部分の内面
ライニング層9を補修する。
【0013】また、上記実施の形態において、割りリン
グ15の嵌合溝14の深さは、ロックリング収納溝4b
とほぼ同じ深さで十分である。次に上記実施の形態の作
用を説明する。受口1の受容深さを勘案して挿口4の外
面に割りリング15用の嵌合溝14を切削などにより成
形する。なお、この溝の成形は工場生産的に行なう他、
切管施工となる場合は現場施工により研削形成される。
【0014】次いで、この嵌合溝14内に割りリング1
5を割り15aの部分で広げて挿口4に被せ、嵌合溝1
4内に弾撥的に取付ける。次いで、割り15a部分を溶
接しリング15を嵌合溝14内に固定する。リング15
は嵌合溝14内に弾撥的に嵌合しているので割り15a
部分を溶接すれば嵌合溝14と強く密着し、軸方向外力
に対し強大な耐力を発揮する。
【0015】この状態の挿口4を開き勝手とされたロッ
クリング3及びシール用ゴム輪11、押し輪12を挿入
した受口1に挿入し、開口端に前記リング15を当接さ
せ、次いでロックリング3のセットボルト6を締め付け
て挿口4外面に圧着させ、押し輪12を調節してシール
用ゴム輪11の圧縮力を調節する。次いで、このように
して接続した管を推進管路17内へ推進していく。
【0016】この場合、曲がり部17aのあるヒューム
管等でできた推進管路17内に推進しても、挿口4外面
に固定されたリング15は嵌合溝14内に嵌合している
事より軸方向外力に対し強大な耐力を発揮する。従っ
て、推進管のカーブ内側Pに推進力が集中して偏圧が生
じても充分に耐え、支障なく推進力を伝達していく。
【0017】次に、呼び径300mm、700mm、1
200mmの管について曲げ角1.5°〜4°にして挿
入力伝達試験を行なった。その結果は表1の通りであっ
た。
【0018】
【表1】 表1において、「標準型」とは、図4の従来例で説明し
たロックリングを伝達媒体としたもの、「溶接フランジ
・リブ方式」とは図5の従来例で説明したものである。
【0019】表1より明らかなように、呼び径300m
mでは、曲げ角2°で本発明のものは偏圧90tfまで
耐え、曲げ角4°では80tfまで耐えることができ
た。これに対し、標準型は4°で55tfとはるかに小
さい外力で破断してしまった。同じく呼び径700mm
では曲げ角3°で本発明のものは155tfであるのに
対し、標準型は90tf、溶接フランジ・リブ方式は1
05tf、呼び径1200mmでは曲げ角2.75°で
本発明のものは290tfであるのに対し、標準型は2
10tfであった。
【0020】以上より本発明の推進工法用の耐震継手構
造における挿入伝達力に対する耐力が従来例より優れる
ことが判明した。なお、上記実施の形態としてヒューム
管などの鞘管内に管を推進させて行く場合を説明した
が、直接地盤内に推進していく外装コンクリートを有す
る推進管の場合であっても同様に実施可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の推進工
法用の耐震継手構造によれば、パイプインパイプ工法で
カーブ部分の多いヒューム管などによる鞘管内を推進さ
せて行くような場合でカーブで継手部分に偏圧が加わる
ような場合であっても、支障なく推進力を伝達していく
ことができる。
【0022】しかも推進力伝達のための構造が一つ割り
リングを挿口外面の収納溝に嵌合させて溶接すれば良い
だけであるので、溶接フランジ、リブによる場合に比べ
構造が非常に簡単となり安価にかつ迅速に実施できるな
どの効果を有する。また、直接地盤内を推進していく推
進工法でも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の要部断面図である。
【図2】図1のX−X線矢視要部断面図である。
【図3】実施の形態の使用状態説明図である。
【図4】従来の推進工法用の耐震継手構造の説明図であ
る。
【図5】従来の推進工法用の他の耐震継手構造の説明図
である。
【符号の説明】
1 受口 1a 受口奥端 2 ロックリング収納溝 3 ロックリング 4 挿口 4a 挿口先端 5 隙間 6 セットボルト 9 内面ライニング層 10 シールゴム用収納溝 11 シール用ゴム輪 12 押し輪 14 嵌合溝 15 一つ割りリング 15a 割り 16 溶接
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 章 兵庫県尼崎市大浜町2丁目26番地 株式会 社クボタ武庫川製造所内 Fターム(参考) 2D054 AC18 AD28 3H015 CA01 CA11

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端が挿口、他端が受口とされた管の前記
    受口に前記挿口を挿入した状態で管軸方向へ推進力を与
    えて管を敷設していく推進工法において、挿口外周に嵌
    合溝が形成され、該嵌合溝内に前記受口の端面に当接可
    能な割りリングが固定され、推進力が前記割りリングを
    介して挿口より受口に伝達されるようにされてなる推進
    工法用の耐震継手構造。
JP28089099A 1999-10-01 1999-10-01 推進工法用の耐震継手構造 Pending JP2001099366A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007187205A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Kubota Corp 管継手

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007187205A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Kubota Corp 管継手
JP4663527B2 (ja) * 2006-01-12 2011-04-06 株式会社クボタ 管継手

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