JP2005076880A - パイプインパイプ工法における新管素子接ぎ手構造 - Google Patents

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Akira Kamiide
明 神出
Yasuaki Haraguchi
安明 原口
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Abstract

【課題】既設管の屈曲や撓みに対処できると共に前方牽引に充分に耐え得る接合強度を有するパイプインパイプ工法における新管素子接ぎ手構造を提供する。
【解決手段】新管素子と略同外径の筒状接合部材を備え、該接合部材内に接合対象の一対の新管素子の両端部に形成の差込部が突き合わせ状態に挿着された新管素子接ぎ手構造において、新管素子は差込部の基端部にそれぞれ周溝を備え、一方接合部材は両端部に内方突出の係止部を備え、これら係止部は上記周溝内に係止された状態で管軸方向に移動可能であることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

発明の詳細な説明
本発明は、パイプインパイプ工法における新管素子接ぎ手構造に関する。
最近、管内での人手作業の困難な比較的小口径(例えば200〜500mm)の既設管内面のライニング工法として、ライニング材としてプラスチック製の短筒状の新管素子を使用し、該新管素子を管軸方向に継ぎ足しながら所定長さの新管を組み立て、該新管により既設管内面を覆う、いわゆるパイプインパイプ工法適用によるライニング工法が試案されている。パイプインパイプ工法では既設管本来の口径が新管の口径まで減少するを余儀なくされるので、出来るだけ減少度を小さくするために、新管素子の接ぎ手部の外径を実質的に新管素子の外径の範囲内に止めることが望まれる。このような観点から、従来では新管素子aの接合は図8に示すように新管素子aと略同外径の筒状の接合部材bを適用し、該接合部材b内に新管素子aの両端部に形成の差込部a1を挿着するという接ぎ手手段が採用されている。
発明が解決しようとする課題
ところが上記従来の接ぎ手構造では接合された新管素子の中心軸線は一直線になるので、既設管に僅かにでも屈曲や撓みが有ると挿入できないという施工上の不便さに加え、接合強度が充分でないので前方牽引による挿入が出来ないという問題点があった。因みに既設管は長年埋設されている間に地盤の沈下や重量車輌走行時の振動等のために多少屈曲していたり撓んでいることが多い。
本発明は、既設管の屈曲や撓みに対処できると共に前方牽引に充分に耐え得る接合強度を有するパイプインパイプ工法における新管素子接ぎ手構造を提供することを目的としてなされたものである。
課題を解決するための手段
本発明は、新管素子と略同外径の筒状接合部材を備え、該接合部材内に接合対象の一対の新管素子の両端部に形成の差込部が突き合わせ状態に挿着された新管素子接ぎ手構造において、新管素子は差込部の基端部にそれぞれ周溝を備え、一方接合部材は両端部に内方突出の係止部を備え、これら係止部は上記周溝内に係止された状態で管軸方向に移動可能であることを特徴とするパイプインパイプ工法における新管素子接ぎ手構造に係る。
本発明の好ましい一実施態様に於いては、筒状接合部材は割れ目付きで、割れ目部を通じて突き合わせ状態にある一対の新管素子の差込部に対し嵌め入れ可能であり、割れ目部には、該割れ目部を閉状態に拘束するための手段が備えられている。接合部材の割れ目部を閉状態に拘束するための手段としては、例えば割れ目部間に跨って添接される連結板と、該連結板を接合部材に対し一体結合するための手段を備えた構成のものを適用できる。
以下に本発明の一実施形態を添付図面に基づき説明する。本発明新管素子接ぎ手構造において、筒状の接合部材1は、図1に示すように、新管素子2の外径と略同一か或いはこれより若干小さい外径を有し、両端部には内方突出の係止部3、3が形成されている。一方接合対象の一対の新管素子2、2は両端部の差込部4、4において上記接合部材1内にスキマ嵌め状態に挿着されており、この挿着状態に於いて上記係止部3、3は差込部4、4の基端部に形成の周溝5、5内に管軸方向に移動可能に係止されている。因みに新管素子2の差込部4の外径は接合部材1の内径より僅かに小さく、この内外径差によりスキマ嵌め状態が得られる。接合部にはシールリング6とその受け溝7を設け、シールを施しておくことが適当である。
而して、上記構成の接ぎ手構造に於いては、新管素子2、2は周溝5、5内での係止部3、3の移動自在性とスキマ嵌めとにより、図2に示すように、接合状態に於いて屈曲が可能となり、既設管に多少の屈曲や撓みが有ってもこれに都合よく対処させることが出来る。また新管素子2側の周溝5、5に接合部材1側の係止部3、3を係止させているので、接合強度が大きくなり、図7に示すような前方牽引にも充分に耐え得ることが出来る。
さらに好ましくはシールリング6の両側の外周面に傾斜8,8′を設けておくことで、より大きな屈曲に対応できる。又は、シールリング6は水に接触すると膨張するタイプのゴム製にすることでスキマ嵌めの程度にかかわらず、高い止水性を保つことができる。
本発明に於いて、筒状接合部材1は係止部3、3付きであり、新管素子2の差込部4に管軸方向から直接差し込むことは出来ないので、図4に示すように、筒状接合部材1に割れ目部9を設け、該割れ目部9を通じて新管素子2側の差込部4に嵌め込む構成になっている。因みに係止部3を全周に設ける場合には、割れ目部9の部分が開きにくくなるので、割れ目部9の反対側に係止部3の一部を切除した易曲げ部10を形成しておくことが好ましい。尚、易曲げ部10は複数箇所に設けても良い。係止部3は図1に示すように接合部材1の両縁部を折り曲げて形成してもよいし、他の係止部材(図示せず)を接合部材1に溶接して形成するようにしてもよい。
上記接合部材1の割れ目部9を閉状態に拘束するために、割れ目部9間に跨って添接される連結板11と該連結板11を接合部材1に一体結合するための手段を備えた拘束手段が適用される。図5、6は拘束状況を示し、連結板11は割れ目部9を跨って接合部材1上に重ねられており、この重ね合わせ状態に於いて、リベットやビスなどのような結合金具12を用いて接合部材1に一体結合されている。連結板11は割れ目部9を挟んで一方側を工場生産時に予め接合部材1上に例えば溶接手段を適用して一体結合しておけば、施工現場では他方側を接合部材1上に一体結合すればよいので施工上便利である。尚、接合部材1はステンレス等の耐食性に優れ、且つ強度が高い金属製にするのが望ましい。
発明の効果
本発明によれば、上記構成により、既設管の屈曲や撓みに対処できると共に前方牽引に充分に耐え得る接合強度を有するパイプインパイプ工法における新管素子接ぎ手構造を提供することができる。
本発明の一実施形態を示す縦断面図である。 同、屈曲状況を示す説明図である。 同、屈曲状況を示す外観図である。 同、割れ目付き接合部材の一例を示す開状態の正面図である。 同、閉状態の正面図である。 同、平面図である。 同、前方牽引状況を示す説明図である。 従来技術の説明図である。
符号の説明
1 接合部材
2 新管素子
3 係止部
4 差込部
5 周溝
6 シールリング
7 受け溝
8 傾斜部
8′ 同上
9 割れ目部
10 易曲げ部
11 連結板
12 結合金物

Claims (3)

  1. 新管素子と略同外径の筒状接合部材を備え、該接合部材内に接合対象の一対の新管素子の両端部に形成の差込部が突き合わせ状態に挿着された新管素子接ぎ手構造において、新管素子は差込部の基端部にそれぞれ周溝を備え、一方接合部材は両端部に内方突出の係止部を備え、これら係止部は上記周溝内に係止された状態で管軸方向に移動可能であることを特徴とするパイプインパイプ工法における新管素子接ぎ手構造。
  2. 筒状接合部材は割れ目付きで、割れ目部を通じて突き合わせ状態にある一対の新管素子の差込部に嵌め入れ可能であり、割れ目部には、該割れ目部を閉状態に拘束するための手段が備えられていることを特徴とする請求項1記載の新管素子接ぎ手構造。
  3. 接合部材の割れ目部を閉状態に拘束するための手段が、割れ目部間に跨って添接される連結板と、該連結板を接合部材に対し一体結合するための手段を備えていることを特徴とする請求項2記載の新管素子接ぎ手構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011106612A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Kurimoto Ltd 管路更生方法
CN111853349A (zh) * 2020-07-27 2020-10-30 深圳市市政工程总公司 一种长距离曲线钢管内穿施工方法

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