JP2001098696A - 天井パネルの支持構造 - Google Patents

天井パネルの支持構造

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JP2001098696A
JP2001098696A JP27715399A JP27715399A JP2001098696A JP 2001098696 A JP2001098696 A JP 2001098696A JP 27715399 A JP27715399 A JP 27715399A JP 27715399 A JP27715399 A JP 27715399A JP 2001098696 A JP2001098696 A JP 2001098696A
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JP
Japan
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vibration
ceiling panel
rubber
ceiling
receiving plate
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JP27715399A
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English (en)
Inventor
Keiichi Ikenaga
恵一 池永
Toshio Nagano
俊夫 永野
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National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な防振をおこなうことができながら、防
振構造を簡素化する。 【解決手段】 天井下地1側に連結される受け板2上に
防振ゴム3を載置する。防振ゴム3の上に押え板4を載
置する。防振ゴム3の中央部に貫通孔3aを形成する。
天井パネル5を吊下げている吊下げボルト6を受け板
2、防振ゴム3の貫通孔2a,3aに挿通して押え板4
に形成したねじ孔7にねじ込んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井パネルの支持
構造に関し、詳しくは、良好な防振をおこなうことがで
きながら、防振構造を簡素化しようとする技術に係るも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、防振機能を備えた天井パネルの支
持構造は、図9に示すように、天井下地(図示せず)側に
連結される縦受け板2aと天井パネル(図示せず)側に連
結される縦板4aとの間に防振ゴム3aを水平方向に架
設連結することで、天井下地側の振動が天井パネル側に
伝達されるのを防止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成においては、水平方向に架設した防振ゴム3aによ
って防振を図ることから、防振ゴム3aにはせん断方向
に荷重がかかることになるのであり、又、防振ゴム3a
においては天井パネルの荷重を支持しながら所定の位置
に保持させる強度が必要となるのである。このため、防
振ゴム3aの硬度が高くなり、弾性を高めて充分な防振
機能を発揮させ難く、又、防振ゴム3aを水平方向に架
設して天井パネルの荷重を受ける構成が複雑になる等と
いう問題があった。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、良好な防振をおこなうことができながら、
防振構造を簡素化することができる天井パネルの支持構
造を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1においては、天
井下地1側に連結される受け板2上に防振ゴム3を載置
するとともに防振ゴム3の上に押え板4を載置し、防振
ゴム3の中央部に貫通孔3aを形成し、天井パネル5を
吊下げている吊下げボルト6を受け板2、防振ゴム3の
貫通孔2a,3aに挿通するとともに押え板4に形成し
たねじ孔7にねじ込んでいることを特徴とするものであ
る。このような構成によれば、天井パネル5を吊下げて
いる吊下げボルト6が防振ゴム3の中央部の貫通孔3a
を上下方向に貫通して、押え板4と受け板2との間に上
下方向においてサンドイッチ状に介装している防振ゴム
3によって防振を図ることから、防振ゴム3には上下方
向に略均等に荷重を掛けることができ、防振ゴム3に偏
荷重を掛けることがなく、又、せん断荷重ではなく、圧
縮荷重を掛けることになって、防振ゴム3に充分な弾性
機能を付与させることができ、しかして、防振構造を簡
素化しながら、長期にわたって良好な防振を安定的にお
こなうことができる。
【0006】しかも、天井パネル5を吊下げている吊下
げボルト6を押え板4のねじ孔7に下方からねじ込むこ
とから、天井パネル5を防振構造を介して天井下地1に
支持する施工を容易におこなえ、施工性を高めることが
できる。
【0007】請求項2においては、受け板2より起立片
8を立設し、起立片8に上下間隔を隔てて係止溝9を複
数形成し、選択した係止溝9を天井下地1側の水平片1
0に係止していることを特徴とするものである。このよ
うな構成によれば、受け板2側の起立片8に形成した係
止溝9を選択して天井下地1側の水平片10に係止する
ことで、吊下げボルト6にて吊下げられている天井パネ
ル5の勾配の大まかな調整をおこなうことができ、又、
吊下げボルト6の押え板4のねじ孔7へのねじ込み量の
微調整をおこなうことができることから、天井パネル5
のレベル調整を容易・迅速におこなえる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は断面図、図2は防振構造体の正面図、図3
は防振構造体の側面図、図4は防振構造体の平面図であ
る。
【0009】本発明における天井パネルの支持構造は、
例えば、図6に示すように、家屋の外壁より突出して形
成されるバルコニー11の下面側に付設する天井パネル
5に実施されるものである。バルコニー11は床パネル
17がパネルフレーム21において接続されて適宜の水
勾配が形成され、樋23に集水して排水するようにして
いる。先端部には前壁22が、側部には側壁が立設され
ている。
【0010】図2乃至図3は防振構造体12を示し、防
振構造体12にて天井パネル5をバルコニー11の床パ
ネル17を天井下地1として取付けるのであり、この場
合、防振を図るとともに略水平にレベル調整をおこなう
ものである。以下、詳述する。
【0011】受け板2に起立片8を一連に立上げて略L
字状の吊り金具本体13を形成している。受け板2に防
振ゴム3を載置している。防振ゴム3の上に押え板4を
載置している。受け板2、防振ゴム3及び押え板4は例
えば、接着剤にて接着して固着している。受け板2、防
振ゴム3及び押え板4には、防振ゴム3の中央部の位置
において貫通孔2a,3aを形成している。押え板4の
貫通孔はバーリング加工されてタップが切られてねじ孔
7にしている。起立片8に上下間隔を隔てて係止溝9を
複数形成している。係止溝9の上縁部は弧状凸部9aが
形成されている。係止溝9は起立片8の両側に形成して
いる。このように防振構造体12が形成されている。
【0012】天井パネル5は、外周枠14に面板15を
付設したものであり、外周枠14及び面板15に通孔1
6を形成している。
【0013】吊下げボルト6は、図5(c)乃至(e)に示
すように、拡径機能をそなえた周知の構成のものであ
り、ボルト体18を回転することで、ボルト体18に保
持されている外筒19の先端部の駒部20をボルト体1
8の頭部側に引き寄せることで、外筒19の一部を拡径
して吊下げボルト6の抜止めを図るものである。
【0014】このような構成によれば、防振構造体12
における吊り金具本体13の起立片8の選択した係止溝
9を天井下地1としての床パネル17のパネルフレーム
21の水平片10に係入して防振構造体12をバルコニ
ー11の下側に吊下げ保持する。吊下げボルト6を天井
パネル5の通孔16に挿通し、ボルト体18を回転させ
て図5(c)乃至(e)に示すように、外筒19の駒部20
を頭部側に引き寄せて拡径して天井パネル5からの抜止
めを図るとともに、ボルト体18が受け板2の貫通孔2
a、防振ゴム3の中央部の貫通孔3aを通って押え板4
のねじ孔7にねじ込まれて、天井パネル5を保持するの
である。
【0015】このように、吊下げボルト6が防振ゴム3
の中央部の貫通孔3aを上下方向に貫通して押え板4と
受け板2との間に上下方向においてサンドイッチ状に介
装している防振ゴム3によって防振を図ることから、防
振ゴム3には上下方向に略均等に荷重を掛けることがで
き、防振ゴム3に偏荷重を掛けることがなく、防振構造
を簡素化しながら、長期にわたって良好な防振を安定的
におこなうことができるのである。
【0016】しかも、吊下げボルト6を押え板4のねじ
孔7に下方からねじ込むことから、天井パネル5を防振
構造を介して天井下地1に支持する施工を容易におこな
え、施工性を高めることができるのである。
【0017】更に、受け板2側の起立片8に形成した係
止溝9を選択して天井下地1側の水平片10に係止する
ことから、天井パネル5の勾配の大まかな調整をおこな
うことができ、又、吊下げボルト6を押え板4のねじ孔
7へのねじ込み量の微調整をおこなうことができ、天井
パネル5のレベル調整を容易・迅速におこなえるのであ
る。
【0018】尚、本実施の形態においては、バルコニー
11の下面側に付設する天井パネル5に実施したが、他
の箇所における天井パネル5に実施することができるも
のである。
【0019】
【発明の効果】請求項1においては、天井下地側に連結
される受け板上に防振ゴムを載置するとともに防振ゴム
の上に押え板を載置し、防振ゴムの中央部に貫通孔を形
成し、天井パネルを吊下げている吊下げボルトを受け
板、防振ゴムの貫通孔に挿通するとともに押え板に形成
したねじ孔にねじ込んでいるから、つまり、天井パネル
を吊下げている吊下げボルトが防振ゴムの中央部の貫通
孔を上下方向に貫通して、押え板と受け板との間に上下
方向においてサンドイッチ状に介装している防振ゴムに
よって防振を図ることから、防振ゴムには上下方向に略
均等に荷重を掛けることができ、防振ゴムに偏荷重を掛
けることがなく、又、せん断荷重ではなく、圧縮荷重を
掛けるこになって、防振ゴムに充分な弾性機能を付与さ
せることができ、しかして、防振構造を簡素化しなが
ら、長期にわたって良好な防振を安定的におこなうこと
ができるという利点がある。
【0020】しかも、天井パネルを吊下げている吊下げ
ボルトを押え板のねじ孔に下方からねじ込むことから、
天井パネルを防振構造を介して天井下地に支持する施工
を容易におこなえ、施工性を高めることができるという
利点がある。
【0021】請求項2においては、受け板より起立片を
立設し、起立片に上下間隔を隔てて係止溝を複数形成
し、選択した係止溝を天井下地側の水平片に係止してい
るから、請求項1の効果に加えて、受け板側の起立片に
形成した係止溝を選択して天井下地側の水平片に係止す
ることで、吊下げボルトにて吊下げられている天井パネ
ルの勾配の大まかな調整をおこなうことができ、又、吊
下げボルトの押え板のねじ孔へのねじ込み量の微調整を
おこなうことができることから、天井パネルのレベル調
整を容易・迅速におこなえるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の断面図である。
【図2】同上の防振構造体の正面図である。
【図3】同上の防振構造体の側面図である。
【図4】同上の防振構造体の平面図である。
【図5】同上の吊下げボルトの動作を示し、(a)(b)は
説明図、(c)(d)(e)は断面図である。
【図6】(a)はバルコニーの概略平面図、(b)は(a)の
A−A線断面図である。
【図7】(a)は図6(b)のイ部の拡大断面図、(b)は図
6(b)のロ部の拡大断面図、(c)は図6(b)のハ部の拡
大断面図である。
【図8】図6(a)のB−B線断面図である。
【図9】従来例の概略斜視図である。
【符号の説明】
1 天井下地 2 受け板 3 防振ゴム 4 押え板 5 天井パネル 6 吊下げボルト 7 ねじ孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井下地側に連結される受け板上に防振
    ゴムを載置するとともに防振ゴムの上に押え板を載置
    し、防振ゴムの中央部に貫通孔を形成し、天井パネルを
    吊下げている吊下げボルトを受け板、防振ゴムの貫通孔
    に挿通するとともに押え板に形成したねじ孔にねじ込ん
    で成ることを特徴とする天井パネルの支持構造。
  2. 【請求項2】 受け板より起立片を立設し、起立片に上
    下間隔を隔てて係止溝を複数形成し、選択した係止溝を
    天井下地側の水平片に係止して成ることを特徴とする請
    求項1記載の天井パネルの支持構造。
JP27715399A 1999-09-29 1999-09-29 天井パネルの支持構造 Pending JP2001098696A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013227819A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Kume Industry Co Ltd パネル固定具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013227819A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Kume Industry Co Ltd パネル固定具

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020702