JP2001097224A - 搬送用台車 - Google Patents

搬送用台車

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JP2001097224A
JP2001097224A JP27807599A JP27807599A JP2001097224A JP 2001097224 A JP2001097224 A JP 2001097224A JP 27807599 A JP27807599 A JP 27807599A JP 27807599 A JP27807599 A JP 27807599A JP 2001097224 A JP2001097224 A JP 2001097224A
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Toshihiro Hayakawa
稔洋 早川
Ken Okano
建 岡野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り外した棚を背面パネルや側面パネルにも
活用できる搬送用台車を提供すること。 【解決手段】 車輪6を備えた台枠1と、この台枠1の
左右両側に立設された左右一対の側枠2A,2Bと、こ
の側枠2A,2B間に着脱自在に架設された棚5とから
成り、前記棚5は、前記両側枠2A,2Bの棚支持枠材
9a,9bと後側支柱枠材7bとに選択的に嵌脱自在な
嵌合部を有する係合部材13a,13bを両側辺に備え
たもので、前記係合部材13a,13bを使用して両側
枠2A,2Bの後側支柱枠材7b間に背面パネル状に架
設することと、前記係合部材13a,13bを使用して
側枠2A,2Bの棚支持枠材9aに側面パネル状に係止
することとが可能な構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右一対の側枠と
この両側枠間に架設された棚とを備えた搬送用台車に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の搬送用台車として、両側枠間に
架設された棚をネスティングなどのために取り外せるも
のは知られているが、この取り外した棚を、背面パネル
として両側枠間に架設したり、側面パネルとして側枠に
吊り下げたりできるものは考えられていなかった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来技術に鑑み、側枠側に特別な棚係止フックなどを付設
することなく、棚を背面パネルや側面パネルとしても活
用できるようにすることを目的とするものであって、そ
の手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、
車輪6を備えた台枠1と、この台枠1の左右両側に立設
された左右一対の側枠2A,2Bと、この側枠2A,2
B間に着脱自在に架設された棚5とから成り、前記棚5
は、前記両側枠2A,2Bの棚支持枠材9a,9bと後
側支柱枠材7bとに選択的に嵌脱自在な嵌合部15を有
する係合部材13a,13bを両側辺に備えたもので、
前記係合部材13a,13bを使用して両側枠2A,2
Bの後側支柱枠材7b間に背面パネル状に架設すること
と、前記係合部材13a,13bを使用して側枠2A,
2Bの棚支持枠材9aに側面パネル状に係止することと
が可能な構成となっている。
【0004】上記構成の本発明の搬送用台車を実施する
に際し、前記棚5には、その左右両側辺の前後2箇所に
線材突出部12を設け、前記係合部材13a,13bに
は、前記線材突出部12が嵌入する孔16と、この孔1
6に前記線材突出部12を挿入したとき、棚左右両側縁
部(棚左右両側辺構成線材11a,11b)が嵌合する
前後方向凹溝部17とを有せしめることができる。
【0005】また、前記係合部材13a,13bは、一
端部を上下に重ねて棚への取付部20とした2枚の弾性
金属板21a,21bから構成し、当該2枚の弾性金属
板21a,21bの遊端部を下側に折曲して前記嵌合部
を構成することもできる。
【0006】さらに、前記台枠1上に着脱自在に載置さ
れた台板4を設け、当該台板4を、複数台の搬送用台車
Cを並列させたときに隣り合う搬送用台車Cの台枠1間
に架設可能に構成するとともに、前記棚5を、複数台の
搬送用台車Cを並列させたときに隣り合う搬送用台車C
の側枠2A,2B間に架設可能に構成することができ
る。この場合、前記棚5の左右両側辺それぞれに前後一
対設けられた係合部材13a,13bを、前後対称位置
ではなく前後何れかにずらしておき、棚5を前後正向き
に架設したときと前後逆向きに架設したときとで、各係
合部材13a,13bの位置が前後方向に離間するよう
に構成したり、前記台板4の四隅に、両側枠2A,2B
の前後支柱枠材7a,7bに嵌合する凹欠部18を設
け、各凹欠部18には、台板4の左右両側辺側から前記
支柱枠材7a,7bを挟むように突出する突起部18a
を設けることができる。
【0007】また、前記台枠1を、両側枠2A,2B間
に架設された棚5を取り外した状態において、両側枠2
A,2Bが互いに隣接する状態で水平方向にネスティン
グ可能に構成することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適実施形態を添
付図に基づいて説明すると、図1において、1は平面形
状がN形の台枠、2A,2Bは当該台枠1の左右両平行
枠材3a,3b上に立設された左右一対の側枠、4は台
枠1上に着脱自在に載置された台板、5は両側枠2A,
2B間に着脱自在に架設された2段の棚である。台枠1
は、左右両平行枠材3a,3bと、この左右両平行枠材
3a,3bの互いに逆位置にある端部どうしを連結一体
化する斜め連結枠材3cとから構成されたもので、その
四隅下側には自在車輪6が取り付けられている。側枠2
A,2Bは、前後一対の支柱枠材7a,7bと、この前
後一対の支柱枠材7a,7bの上端を互いに連結一体化
する連結枠材8と、前後一対の支柱枠材7a,7b間に
架設された上下2段の棚支持枠材9a,9bとから構成
されている。
【0009】棚5は、図2に示すように、左右方向線材
10と前後方向線材11とを格子状に配列するとともに
各交点で線材10,11どうしを結合一体化して成るも
のであるが、左右方向線材10として、前後2本の左右
方向線材10a,10bを棚5の左右両側辺より所定長
さ突出させて、係合部材取付用の線材突出部12を構成
している。係合部材13a,13bは合成樹脂など(ゴ
ムなどの弾性部材を含む)により一体成形されたもの
で、図3〜図6に示すように、側枠2A,2Bの棚支持
枠材9a,9bに外嵌して弾性的に挟持する一対の挟持
片14a,14bから成る嵌合部15と、前記線材突出
部12が嵌入する孔16と、この孔16に前記線材突出
部12を挿入したとき、当該線材10a,10bの上側
に重なって固着されている棚左右両側辺構成線材11
a,11bが嵌合する前後方向凹溝部17とを備えてい
る。
【0010】上記構成の係合部材13a,13bは、孔
16に棚5の線材突出部12を、凹溝部17に棚左右両
側辺構成線材11a,11bが嵌合係止する位置まで圧
入することにより、棚5の所定位置にワンタッチで取り
付けることができる。取り付けられた係合部材13a,
13bが線材突出部12を中心に回転することは、棚左
右両側辺構成線材11a,11bと凹溝部17との嵌合
により阻止される。そして、係合部材13a,13bが
線材突出部12から抜け落ちることは、棚左右両側辺構
成線材11a,11bと凹溝部17との嵌合により阻止
される。勿論、孔16と棚5の線材突出部12、及び凹
溝部17と棚左右両側辺構成線材11a,11bとを接
着剤で接着しても良い。
【0011】なお、図2に示すように、前記係合部材1
3a,13b(線材突出部12を有する前後2本の左右
方向線材10a,10b)は、前後対称位置ではなく前
後何れかに(図示例では後ろ側へ)ずらしてあって、図
7に実線で示すように、棚5を前後正向きに配置したと
きと、図7に仮想線で示すように、前後逆向きに架設し
たときとで、前後一対の係合部材13a,13bの位置
が重ならないで前後方向に離間するように構成してい
る。
【0012】しかして、上記のように構成された棚5
は、図1B、図7、及び図8Aに示すように、その左右
両側辺に突設された各前後一対の係合部材13a,13
bを、両側枠2A,2Bの同一レベルにある棚支持枠材
9a,9bに嵌合部15を利用して弾性的に上から下向
きに押圧外嵌させることにより、両側枠2A,2B間に
中間棚として水平に架設することができる。
【0013】また、このように棚5が架設されている状
態において同一構成の予備の棚5、または両側枠2A,
2B間から取り外した棚5は、図1Aの仮想線、及び図
7に示すように、その両側辺の各一対の係合部材13
a,13bを、両側枠2A,2Bの後側支柱部材7bの
上下2箇所に嵌合部15を利用して弾性的に後ろ側から
押圧外嵌させることにより、両側枠2A,2B間に垂直
な背面パネルとして架設することができる。この場合、
2枚の棚5を上下2段に背面パネルとして架設すること
もできる。なお、各係合部材13a,13bは支柱部材
7bに弾性的に外嵌係止されるので、棚5が重力で滑り
落ちることはないが、下側になる係合部材13aまたは
13bを両側枠2A,2Bの下側の棚支持枠材9bの後
端部上にのせることにより、背面パネルとして架設され
た棚5の滑り落ちを完全に防止できる。
【0014】さらに、両側枠2A,2B間から取り外し
た棚5は、図1Aの仮想線、図7、及び図8Bに示すよ
うに、片側の係合部材13a,13bを、側枠2Aまた
は2Bの上側の棚支持枠材9aに嵌合部15を利用して
内側から弾性的に押圧嵌合させることにより、当該側枠
2Aまたは2Bの内側に側面パネルとして吊り下げるこ
とができる。この場合、左右両側枠2A,2B間の水平
方向間隔と上下両棚支持枠材9a,9b間の上下方向間
隔とを同一に構成しておけば、棚5の左右両側辺に付設
されている係合部材13a,13bを、側枠2Aまたは
2Bの上下両棚支持枠材9a,9bに嵌合係止させるこ
とができる。勿論、このように側面パネルとして係止さ
せるための専用の棚支持枠材を側枠2A,2Bに架設し
ておくことも可能である。
【0015】台板4は、図10に示すように、左右両側
辺が台枠1の左右両平行枠材3a,3b上に載る矩形状
の平板から成り、その四隅には、左右両側枠2A,2B
を構成する支柱枠材7a,7bの下端部が内嵌する凹欠
部18を備えている。これら凹欠部18は、台板4の左
右両側辺側から前記支柱枠材支柱枠材7a,7bを挟む
ように突出する突起部18aを備えている。従って当該
台板4は、その前後何れかを持ち上げて斜めにした状態
で、前側または後ろ側の左右一対の凹欠部18を対応す
る支柱枠材7aまたは7bに係合させた後、台板4を水
平に倒すことにより、後ろ側または前側の左右一対の凹
欠部18を対応する支柱枠材7bまたは7aに係合させ
ることができる形状となっている。19は台板4の持ち
運び用把手孔である。
【0016】以上のように構成された搬送用台車Cは、
台板4を台枠1上に載置するとともに、2枚の棚5を、
両側枠2A,2Bの上側の棚支持枠材9a間及び下側の
棚支持枠材9b間に係合部材13a,13bを介して水
平に架設して使用するものであるが、搬送用台車Cを商
品などの搬送用や展示用などに使用しない場合は、図1
Aに示すように台板4と2段の棚5とを取り外した状態
で、図9に示すように両側枠2A,2Bがそれぞれ互い
に隣接するように台枠1を互いに水平方向に嵌合させて
ネスティングすることができる。この場合、図8B及び
図9に示すように、取り外した棚5を左右両側枠2A,
2Bの上側の棚支持枠材9aの内側にそれぞれ側面パネ
ル状に吊り下げた状態でネスティングすることもできる
し、さらに、側面パネル状に吊り下げた棚5の内側に取
り外した台板4を立てかけ、必要に応じて適当なベルト
や紐により台板4と棚5及び側枠2Aまたは2Bの3者
を締結した状態でネスティングすることもできる。
【0017】なお、1台の搬送用台車Cを台板格納台車
として、各搬送用台車Cから取り外した台板4を、使用
時と同様に四隅の凹欠部18を4本の支柱枠材7a,7
bに嵌合させるようにして段積みすることができる。
【0018】搬送用台車Cを商品などの展示用として使
用する場合、図11に示すように、複数台の搬送用台車
Cを、当該搬送用台車Cの左右一対の側枠2A,2B間
の間隔と同一間隔で並列させるとともに、当該搬送用台
車Cを構成するのに使用されている台板4及び棚5と同
一の連結用台板4X及び連結用棚5Xにより、隣接する
搬送用台車Cどうしを互いに連結することができる。
【0019】この場合、連結用台板4Xの四隅の凹欠部
18は、図10に示したような突起部18aを有する構
造であるから、これら凹欠部18と各搬送用台車Cの側
枠2A,2Bの支柱枠材7a,7bとの嵌合により、連
結用台板4Xは、その両側の搬送用台車Cが互いに離間
する方向に相対移動するのを阻止する。従って、連結用
棚5Xを使用しなくとも、連結用台板4のみでも複数台
の搬送用台車Cを連結して安全に使用することができ
る。また、当該連結用台板4Xの左右両側辺は、両側の
搬送用台車Cの台板4の左右両側辺上に載ることにな
り、連結用台板4Xは、両側の搬送用台車Cの台板4よ
り板厚分だけ高くなるが、若し、全ての台板4,4Xの
表面を面一にする必要がある場合は、各搬送用台車Cの
台板4の左右両側辺の板厚を、表面側からの切り込みに
より階段状に半減させるとともに、連結用台板4Xの左
右両側辺の板厚を、裏面側からの切り込みにより階段状
に半減させておき、板厚半減部分どうしを互いに重ねる
ようにすれば良い。
【0020】また、連結用棚5Xは、その左右両側辺の
係合部材13a,13bを左右両側の搬送用台車Cの側
枠2A,2Bにおける棚支持枠材9a,9bに係合させ
て架設されるが、この場合、図7に仮想線で示す連結用
棚5Xのように、搬送用台車Cを構成するのに使用され
ている棚5を前後逆向きにして使用することにより、左
右両側の搬送用台車Cの棚5の係合部材13a,13b
に対し、連結用棚5Xの係合部材13a,13bを、棚
支持枠材9a,9bの長さ方向に位置をずらして当該棚
支持枠材9a,9bに係合させることができる。
【0021】図12及び図13は、係合部材13a,1
3bの別の実施形態を示すもので、この実施形態での係
合部材13A,13Bは、一端部を上下に重ねてスポッ
ト溶接などにより互いに固着して棚への取付部20とし
た2枚の弾性金属板21a,21bから成り、当該2枚
の弾性金属板21a,21bの遊端部を下側に折曲し
て、側枠2A,2Bにおける棚支持枠材9a,9bに外
嵌して弾性的に挟持する一対の挟持片22a,22bか
ら成る嵌合部15を構成したものである。棚5は、先の
実施形態の棚5と同様に、左右方向線材10と前後方向
線材11とを格子状に配列するとともに各交点で線材1
0,11どうしを結合一体化して成るものであるが、当
該棚5の各係合部材取付位置には、当該棚5の左右両側
辺を構成する各2本の前後方向線材11c,11d間に
被取付板23が固着架設され、当該被取付板23の下側
に前記係合部材13a,13bの取付部20を重ねて、
2本のリベットなどの固着具24により固着している。
【0022】以上、図に基づいて説明した構成は、本発
明の一実施形態に過ぎず、この構成に限定されないこと
は勿論である。例えば、台枠1を水平方向にネスティン
グできるように構成することは本発明の必須要件ではな
いが、仮にこのように台枠1を水平方向にネスティング
できるように構成する場合、その台枠1の平面形状は、
N形の他、H形、U形、L形、M形など、水平方向にネ
スティングできる形状であれば良い。また、棚5とし
て、ネット状のものを例示したが、物品載置部分が木製
や合成樹脂製の板体から成るものであっても良い。この
場合、先に例示した合成樹脂などから一体成形された係
合部材13a,13bを使用するときは、当該板体の左
右両側辺から線材突出部12を突設するとともに、当該
係合部材13a,13bの前後方向凹溝部17が嵌合し
得る部分を棚左右両側縁部に形成しておけば良い。係合
部材13a,13bの構成も、上記2つの実施形態のも
のに限定されない。
【0023】
【発明の効果】以上のように実施し得る本発明の搬送用
台車によれば、台枠上の左右一対の側枠間に着脱自在に
架設された棚を、両側枠の後側支柱枠材間に背面パネル
状に架設したり、側枠の棚支持枠材に側面パネル状に吊
り下げることが可能である。従って、台枠上に縦長のも
のを積載するような場合には、取り外した棚を背面パネ
ル状に架設して使用することにより、取り外した棚の単
独での格納や運搬を不要にして取り扱いを容易ならしめ
得るとともに、両側枠の左右方向の曲げ強度の増強を図
ることができる。
【0024】また、棚と同一構成の予備の棚を利用し
て、棚と背面パネルとを備えた搬送用台車として便利に
使用することも可能になる。さらに、取り外した棚を側
面パネルとして使用し得ることにより、搬送用台車の利
用範囲が広まるとともに、水平方向にネスティング可能
な搬送用台車である場合には、取り外した棚を一体化し
た状態でネスティング可能となり、取り外した棚の単独
での格納や運搬を不要にして取り扱いを容易ならしめ得
る。しかも、上記のように棚を使い分けるために、側枠
側に棚係止のための特別なフックなどを付設する必要が
なく、棚の左右両側辺に設けられた係合部材のみを利用
して上記のように使い分けることができる。
【0025】なお、請求項2に記載の構成によれば、係
合部材をワンタッチで、しかも安定良く棚の所定位置に
取り付けることができる。さらに、請求項3に記載の構
成によれば、棚の左右両側辺に付設する係合部材を2枚
の弾性金属板から簡単に構成することができる。
【0026】請求項4に記載の構成によれば、取り外し
た棚、または当該棚と同一構成の予備の棚と、取り外し
た台板、または当該台板と同一構成の予備の台板を利用
して、複数台の搬送用台車を、隣り合う搬送用台車間も
棚や台板が架設された商品陳列などのための空間として
活用できる状態に連結することができる。この場合、請
求項5に記載の構成によれば、同一構成の棚を前後向き
を変えて架設するだけで、搬送用台車上の棚と搬送用台
車間の連結用棚とを前後方向の位置を合わせて配置する
ことができる。また、各係合部材の巾を大きくしてその
支持強度を大きくしても支障なく使用できる。さらに、
請求項6に記載の構成によれば、搬送用台車間に配置し
た連結用の台板により、隣り合う搬送用台車が互いに離
間する方向に相対移動するのを防止して安全に使用する
ことができる。
【0027】また、請求項7に記載の構成によれば、使
用していない搬送用台車を、両側枠間に架設された棚を
取り外した状態において水平方向にネスティングするこ
とができ、格納時の占有面積を大幅に削減し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 A図は台板及び棚を取り外した状態の斜視図
であり、B図は台板及び棚を取り付けた状態の斜視図で
ある。
【図2】 棚及び係合部材を示す平面図である。
【図3】 同係合部材の平面図である。
【図4】 同係合部材の側面図である。
【図5】 同係合部材の正面図である。
【図6】 同係合部材の取付状態を示す縦断側面図であ
る。
【図7】 棚の使用方法を説明する平面図である。
【図8】 A図は台板及び棚を取り付けた状態での要部
の一部縦断正面図であり、B図は取り外した台板及び棚
の収納状態を示す要部の一部縦断正面図である。
【図9】 ネスティング状態を示す平面図である。
【図10】 台板を示すための横断平面図(一部拡大平
面図)である。
【図11】 搬送用台車を連結した状態を示す正面図で
ある。
【図12】 係合部材の別の実施形態を示す縦断正面図
である。
【図13】 同実施形態の要部の平面図である。
【符号の説明】
1 台枠 2A,2B 側枠 3a,3b 台枠の左右両平行枠材 4 台板 5 棚 6 自在車輪 7a,7b 支柱枠材 9a,9b 棚支持枠材 10 棚の左右方向線材 11 棚の前後方向線材 12 線材突出部 13a,13b 前後一対の係合部材 15 係合部材の嵌合部 16 係合部材の線材突出部挿入孔 17 係合部材の線材嵌合用前後方向凹溝部 18 台板四隅の凹欠部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輪を備えた台枠と、この台枠の左右両側
    に立設された左右一対の側枠と、この側枠間に着脱自在
    に架設された棚とから成り、前記棚は、前記両側枠の棚
    支持枠材と後側支柱枠材とに選択的に嵌脱自在な嵌合部
    を有する係合部材を両側辺に備えたもので、前記係合部
    材を使用して両側枠の後側支柱枠材間に背面パネル状に
    架設することと、前記係合部材を使用して側枠の棚支持
    枠材に側面パネル状に係止することとが可能に構成され
    ている、搬送用台車。
  2. 【請求項2】前記棚は、その左右両側辺の前後2箇所に
    線材突出部を備え、前記係合部材は、前記線材突出部が
    嵌入する孔と、この孔に前記線材突出部を挿入したと
    き、棚左右両側縁部が嵌合する前後方向凹溝部とを備え
    ている、請求項1に記載の搬送用台車。
  3. 【請求項3】前記係合部材が、一端部を上下に重ねて棚
    への取付部とした2枚の弾性金属板から成り、当該2枚
    の弾性金属板の遊端部を下側に折曲して前記嵌合部を構
    成した、請求項1に記載の搬送用台車。
  4. 【請求項4】前記台枠上に着脱自在に載置された台板を
    備え、当該台板が、複数台の搬送用台車を並列させたと
    きに隣り合う搬送用台車の台枠間に架設可能に構成さ
    れ、さらに前記棚が、複数台の搬送用台車を並列させた
    ときに隣り合う搬送用台車の側枠間に架設可能に構成さ
    れている、請求項1〜3の何れかに記載の搬送用台車。
  5. 【請求項5】前記棚の左右両側辺それぞれに前後一対設
    けられた係合部材が、前後対称位置ではなく前後何れか
    にずらしてあって、棚を前後正向きに架設したときと前
    後逆向きに架設したときとで、側枠に対する前後一対の
    係合部材の位置が重ならないで前後方向に離間するよう
    にした、請求項4に記載の搬送用台車。
  6. 【請求項6】前記台板は、その四隅に両側枠の前後支柱
    枠材に嵌合する凹欠部を備え、各凹欠部は、台板の左右
    両側辺側から前記支柱枠材を挟むように突出する突起部
    を備えている、請求項4または5に記載の搬送用台車。
  7. 【請求項7】前記台枠が、両側枠間に架設された棚を取
    り外した状態において、両側枠が互いに隣接する状態で
    水平方向にネスティング可能に構成されている、請求項
    1〜6の何れかに記載の搬送用台車。
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CN114030518A (zh) * 2021-11-29 2022-02-11 东莞通力塑胶制品有限公司 一种可折叠的手推车

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