JP2001096697A - 化粧板、及び該化粧板の製造方法 - Google Patents

化粧板、及び該化粧板の製造方法

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JP2001096697A
JP2001096697A JP27481399A JP27481399A JP2001096697A JP 2001096697 A JP2001096697 A JP 2001096697A JP 27481399 A JP27481399 A JP 27481399A JP 27481399 A JP27481399 A JP 27481399A JP 2001096697 A JP2001096697 A JP 2001096697A
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film
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JP27481399A
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English (en)
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Shigeaki Yamamoto
繁章 山本
Kozo Takeshita
耕三 竹下
Atsushi Fujiwara
藤原  淳
Kimitaka Takubo
公貴 田窪
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Okura Industrial Co Ltd
Original Assignee
Okura Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アール加工やVカット加工等の曲面加工性に優
れ、尚かつ耐汚染性や表面の平滑性等に優れた化粧板、
及び該化粧板の簡単な製造方法を提供すること。 【解決手段】従来剥離していたポリエステル系フィルム
を、剥離せずにそのまま化粧板の表面に貼り合わせるこ
とによって、化粧板表面の耐汚染性、耐摩耗性等を改良
するのであるが、化粧板の製造効率や加工性を考慮し、
該ポリエステル系フィルムを紫外線硬化性組成物で貼り
合わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家屋の内装材、外
装材、各種家具の化粧材等に用いることのできる化粧
板、及び該化粧板の製造方法に関する。詳しくは、加工
性に優れ、尚かつ耐汚染性や表面の平滑性等に優れた化
粧板、及び該化粧板の簡単な製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、アール加工し得る化粧板とし
て、表面が曲げ加工に耐え得る柔軟な樹脂塗膜からなる
化粧板が提供されている。しかしながら、塗膜の柔軟性
を向上させるためには、架橋密度を低下させなければな
らず、そのために化粧板表面の耐汚染性は低下してい
た。また、塗膜がアール加工時よりも大きく湾曲させら
れるVカット加工等を行うと、加工部分の塗膜は白化し
たり、ひび割れたりすることがあった。
【0003】また近年、表面に透明フィルムが貼り合わ
された化粧板が提案されており、例えば、特開平9−2
20799号公報がある。該化粧板は表面に透明フィル
ム、好ましくはポリエチレンテレフタレートフィルムが
層着されている。そのため、化粧板表面に汚れが付着し
にくく、付着しても容易にふき取ることができ、長期に
わたって優れた耐汚染性を発揮する。しかしながら該化
粧板では、化粧シートに含浸した熱硬化性樹脂が加熱、
加圧によって硬化して、透明フィルムを貼り合わすた
め、化粧板の製造に時間がかかっていた。また、基材表
面に凹凸があった場合、該凹凸が化粧板の表面に浮かび
上がり、化粧板の外観を低下させていた。更に該化粧板
は、熱硬化性樹脂の影響で化粧層が硬く、アール加工や
Vカット加工には適さなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、アール加工
やVカット加工等の曲面加工性に優れ、尚かつ耐汚染性
や表面の平滑性等に優れた化粧板、及び該化粧板の簡単
な製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するための手段として、基板上に、接着剤、化
粧シート、紫外線硬化性組成物、ポリエステル系フィル
ムが、順に積層されていることを特徴とする化粧板が提
供され、更に、前記紫外線硬化性組成物が、少なくとも
10g/m2以上塗布されていることを特徴とする前記化粧
板が提供され、更にまた、前記紫外線硬化性組成物とポ
リエステル系フィルムの間に、プライマー処理剤の層が
形成されていることを特徴とする前記化粧板が提供さ
れ、更にまた、基板に接着剤を介して化粧シートを貼着
し、更に該化粧シート上に紫外線硬化性組成物を塗布
し、該塗布面にポリエステル系フィルムを貼り合わせた
のち、紫外線を照射して紫外線硬化性組成物を硬化させ
ることを特徴とする前記化粧板の製造方法が提供され
る。
【0006】従来、化粧板は、表面に設けられた塗膜を
平滑にし、更に該塗膜の硬化を促進する目的で、化粧板
表面にポリエステル系フィルムが重ねられ、養生されて
いた。そして塗膜がある程度硬化したら、該ポリエステ
ル系フィルムは剥離され、廃棄されていた。そこで、本
発明者等は該ポリエステル系フィルムを剥離せずに、そ
のまま化粧板の表面に貼り合わせることによって、化粧
板表面の耐汚染性、耐摩耗性等を改良するのであるが、
化粧板の製造効率や加工性を考慮し、該ポリエステル系
フィルムを紫外線硬化性組成物で貼り合わせるのであ
る。紫外線硬化性組成物は紫外線を当てると短時間で硬
化するため、化粧板の製造効率がアップする。また紫外
線硬化性組成物は、熱硬化性樹脂と比較すると柔軟であ
り、アール加工やVカット加工に耐え得るものも多数開
発されている。そこで、このような紫外線硬化性組成物
を用いることによって、化粧板にアール加工やVカット
加工等の曲面加工性を付与するのである。
【0007】更に、紫外線硬化性組成物を10g/m2
上、好ましくは30g/m以上、更に好ましくは60
g/m以上塗布しておくと、基板表面に多少の凹凸が
あっても、該凹凸が紫外線硬化性組成物の目止め効果に
よりフラットに均され、得られる化粧板は表面が平滑に
なる。更にまた、ポリエステル系フィルムの貼り合わせ
面に、プライマー処理剤を塗布していると、ポリエステ
ル系フィルムと紫外線硬化性組成物層との接着性が向上
する。尚、プライマー処理剤は、予めポリエステル系フ
ィルムに塗布しておいてもよいが、化粧板の製造工程中
にプライマー処理剤を塗布する工程を設け、インライン
で塗布を行うと、化粧板の製造がより簡単になるので好
ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明を
更に詳細に説明する。図1は、本発明の化粧板1の一実
施例を表す断面図である。本発明の化粧板1は、基板2
上に接着剤3によって、印刷41が施された化粧シート
4が貼り合わされており、更に該化粧シート4上に紫外
線硬化性組成物5によってポリエステル系フィルム7が
貼り合わされている。
【0009】本発明の化粧板1に用いられる基板2とし
ては、例えば合板、パーティクルボード、MDF等の木
質板、ケイカル板、セメント板などの無機質板等の中か
ら、特に限定なく用いられる。また、基板2上には接着
剤3が塗布されているが、該接着剤3としては、ゴム系
接着剤、酢酸ビニル系接着剤、酢ビ・アクリル系エマル
ジョン、尿素系エマルジョン、ウレタン系エマルジョン
等、一般的な接着剤が特に限定なく用いられる。そこ
で、基板2と化粧シート4の種類に合わせて接着剤3を
適宜選択するとよい。更にまた、化粧シート4として
は、一般紙、チタン紙、強化紙、樹脂含浸紙等に、グラ
ビア印刷法、又は、フレキソ印刷法等により印刷41が
施されたシートが用いられる。また該化粧シート4とし
て、プラスチックフィルムの表面に印刷41が施された
シートが用いられても良い。
【0010】次に、本発明の化粧板1の表面に貼り合わ
されているポリエステル系フィルム7について説明す
る。本発明で言うポリエステルとは、ジカルボン酸とジ
オールから、又はヒドロキシカルボン酸から、重縮合に
よって得られるエステル基を含むポリエステルを指すも
のである。尚、上記ジカルボン酸としては、テレフタル
酸、イソフタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシ
ン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、1,4−シク
ロヘキサンジカルボン酸などが挙げられ、上記ジオール
としては、エチレングリコール、1,4−ブタンジオー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンジメ
タノール、ポリエチレングリコールなどが挙げられる。
また、ヒドロキシカルボン酸としては、p−ヒドロキシ
安息香酸、6−ヒドロキシ−ナフトエ酸等が挙げられ
る。
【0011】最も好適に用いられる代表的なポリエステ
ルとしては、ポリエチレンテレフタレート(以下、PE
Tと称す。)が例示される。二軸延伸されたPETフィ
ルムは、厚み精度がよく、透明性にも優れているので、
本発明のポリエステル系フィルム7として非常に適して
いる。また、ポリエステル系フィルム7の厚さは20〜
200μm、特に35〜100μmの範囲が好適である。
フィルム7の厚みが20μm未満の場合は、フィルムの
強度が弱く、取り扱いが困難であり、200μmを超え
る場合はコストアップになるばかりでなく、加工性が低
下する。
【0012】次に、紫外線硬化性組成物5について説明
する。紫外線硬化性組成物5としては、通常公知の紫外
線硬化性組成物が特に限定なく用いられる。そのような
紫外線硬化性組成物5としては、例えば、ヒドロキシエ
チルアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレ
ート、ジエチレングリコールジアクリレート、ジシクロ
ペンテニルアクリレート等の光重合性モノマーに、必要
に応じて光重合性プレポリマー類、硬化収縮防止剤、光
増感剤や滑剤等を混合した組成物が例示される。紫外線
硬化性組成物5の塗布量は特に限定されないが、10〜
150g/m2程度塗布することが好ましく、特に30〜1
00g/m2程度塗布することが好ましい。塗布量が10g/
m2未満であると、基板2上の凹凸を均すことができず、
またポリエステル系フィルム7を十分に接着することが
できない。逆に、塗布量が150g/m2を超えても、接着
性の向上は見られず、製造コストのアップにつながる。
【0013】上述したポリエステル系フィルム7は、紫
外線硬化性組成物5を介して化粧シート4と貼り合わさ
れるが、ポリエステル系フィルム7と紫外線硬化性組成
物5の接着性を改良するために、ポリエステル系フィル
ム7の紫外線硬化性組成物5と接する面に、コロナ放電
を行ったり、プライマー処理剤を塗布したりすることが
できる。特に、図2に示すように、プライマー処理剤6
からなる層を設けると、接着性は大きく改善される。プ
ライマー処理剤6としては、従来からフィルム表面の接
着性を改善する目的で用いられている処理剤が、特に限
定なく用いられ、例えば、ウレタン系樹脂、エポキシ系
樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、合
成ゴムラテックス系樹脂、酢酸ビニル系樹脂などを主成
分とし、これに必要に応じて硬化剤や架橋剤が配合され
たものが用いられる。
【0014】尚、上述したプライマー処理剤の主成分と
しては、接着性・熱安定性・塗工適性などを考慮する
と、ウレタン系樹脂が好適である。特に、ポリオールと
イソシアネートによる2液タイプにすることで、シート
7とプライマー処理剤6の密着性およびプライマー処理
剤6自体の凝集力が向上する。ポリオールとしては、ポ
リエーテルポリオール、ポリエステルポリオールなどが
挙げられる。また、イソシアネートとしては、トリレン
ジイソシアネート、4,4'ジフェニルメタンジイソシアネ
ートといった芳香族系イソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、キシ
レンジイソシアネートといった脂肪族系イソシアネート
が挙げられる。
【0015】次に、本発明の化粧板1の製造方法につい
て、図3を基に説明する。まず、木質板、或いは、無機
質板等からなる基板2上に、接着剤3を塗布し(図3
(A))、その上に化粧シート4を貼り合わせる(図3
(B))。尚、化粧シート4にはグラビア印刷法、或い
はフレキソ印刷法等により、予め印刷41を施してお
く。また基板2と化粧シート4の接着をより確実なもの
とするために、短時間(5〜10秒程度)でよいので、
熱圧プレスを行うことが好ましい。化粧シート4の貼着
が完了したら、該化粧シート4上に紫外線硬化性組成物
5をフローコーターやロールコーター等で塗布し(図3
(C))、その上にポリエステル系フィルム7を貼り合
わせる。尚、このときポリエステル系フィルム7の貼り
合わせ面が、コロナ放電処理等の表面処理が施されてい
ると好ましく、特にプライマー処理剤6が塗布されてい
る(図3(D))と接着性の面から好ましい。また、該
プライマー処理剤6はポリエステル系フィルム7に予め
塗布しておいてもよいが、化粧板1の製造ライン中に塗
布工程設け、インラインで塗布してもよい。ポリエステ
ル系フィルム7を貼り合わせた後、紫外線を照射し、該
紫外線硬化性組成物を硬化させれば、本発明の化粧板は
完成する(図3(E))。
【0016】
【実施例】次に、実施例に基づいて本発明を更に詳細に
説明する。 [実施例1]厚さ9mmのパーティクルボードを基板と
し、30g/m2の強化紙に印刷を施した化粧シートを、酢
酸ビニル系の接着剤で接着する。次いで、化粧シート上
にアクリルポリオール系の光重合性モノマーを主成分と
する紫外線硬化性組成物を90g/m2塗布する。次にPE
Tからなるフィルムの片面に、ポリエステルポリオール
とイソシアネートの2液タイプのプライマー処理剤を8
g/m2塗布し、これを紫外線硬化性組成物上に重ね合わせ
る。但し、このときプライマー処理剤と紫外線硬化性組
成物が接するように重ね合わせる。最後に、80W/cmの
水銀灯を3灯取り付けたUV硬化装置に、化粧板を10
m/minのスピードで通して紫外線硬化性組成物を硬化さ
せ、本発明の化粧板を得る。該化粧板を実施例1とす
る。
【0017】[比較例1]実施例1と同じパーティクル
ボードを基板とし、該基板上にゴム系の接着剤で高圧メ
ラミン板を貼り付け、化粧板を得る。
【0018】[比較例2]実施例1と同じパーティクル
ボードを基板とし、該基板上に酢酸ビニル系の接着剤で
化粧紙を貼着し、更に該化粧紙上にポリエステル系の塗
料を塗布し、これを硬化させて化粧板を得る。但し、該
塗料は硬化したときに柔軟な塗膜を形成するものを選択
した。また、塗料を硬化させる際には、化粧板の表面に
PETからなるフィルムを重ねて養生したが、塗膜が硬
化したところで該フィルムを剥離し、廃棄した。
【0019】[比較例3]実施例1と同じパーティクル
ボードを基板とし、該基板上にポリ塩化ビニルからなる
フィルムを真空プレス法にて貼り合わせ、化粧板を得
る。
【0020】上記実施例1、及び比較例1〜3の化粧板
を用いて、Vカット加工試験、耐汚染性試験、耐溶剤性
試験、耐摩耗性試験を行った。結果を表1に記す。尚、
試験は以下の要領で行った。 Vカット加工試験 各化粧板にVカット加工を行い、折り曲げ部分のクラッ
クの有無を調べた。クラックが発生した場合は「有
り」、発生しなかった場合は「無し」を記す。耐汚染性
試験汚染源を化粧板表面に滴下し、滴下部分を時計皿に
て被覆して24時間放置し、その後洗浄し、汚染の状態
を観察した。汚染が見られなかった場合は〇、見られた
場合は×を記す。また、汚染が極僅かであった場合は△
を記す。
【0021】耐溶剤性試験 ラッカーシンナーを化粧板表面に滴下し、滴下部分を時
計皿にて被覆して24時間放置し、その後、化粧板表面
を観察した。化粧板表面が膨潤していた場合は〇、膨潤
していなかった場合は×を記す。 耐摩耗性試験 JAS特殊合板の日本農林規格の摩耗試験(摩耗A試
験)に準じて行った。適合基準を満たしたものは〇、満
たさなかったものは×を記す。
【0022】
【表1】
【0023】表1から明らかな様に、実施例1の化粧板
はVカット加工性にすぐれ、尚かつ耐汚染性、耐溶剤
性、耐摩耗性に優れていた。また、紫外線硬化性接着剤
の硬化は早く、養生時間が短かった。一方、比較例1、
2の化粧板はVカット加工するとクラックが発生した。
また、比較例2の化粧板は表面の耐汚染性、耐溶剤性に
も問題があった。さらに、比較例3の化粧板は耐摩耗性
試験に問題があり、化粧板表面の平滑性にも問題があっ
た。また、比較例1〜3の化粧板はいずれも養生に長時
間を要した。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明の化粧板は、表面
にポリエステル系フィルムを層着しているので、表面性
能は耐汚染性、耐溶剤性に優れている。また、熱硬化性
樹脂を用いておらず、Vカット加工、ダイレクトポスト
フォーム加工、くし目加工などの加工を安定して行うこ
とができる。また、固型分の高い紫外線硬化性組成物を
基材に塗装することにより、目止め効果が発揮される。
よって、基材に多少の凹凸があってもこれを製品表面に
現出させにくく、例えば、ポリ塩化ビニル等からなる化
粧シートを真空プレス法にて貼り合わせた化粧板や、化
粧紙に含浸された熱硬化性樹脂で基板上に化粧紙、ポリ
エステル系フィルムを順次貼り合わせた化粧板等より
も、表面性の平滑性に優れる。
【0025】更にまた本発明の化粧板は、ポリエステル
系フィルムが紫外線硬化性組成物によって貼り合わされ
ているが、紫外線硬化性組成物は加熱・加圧を必要とせ
ず、紫外線を照射するだけで硬化するため、生産性が良
く、低コスト、短時間で生産できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化粧板の一実施例を表す断面図であ
る。
【図2】本発明の化粧板の一実施例を表す断面図であ
る。
【図3】本発明の化粧板の製造方法を表す説明図(A)
〜(E)である。
【符号の説明】
1 化粧板 2 基板 3 接着剤 4 化粧シート 41 印刷 5 紫外線硬化性組成物 6 プライマー処理剤 7 ポリエステル系フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田窪 公貴 香川県丸亀市中津町1515番地 大倉工業株 式会社内 Fターム(参考) 4D075 AC43 AE03 BB46Z CA34 DA06 DB48 DC02 DC38 EA21 EA35 EA41 4F100 AK22G AK41C AK51G AP03 AT00A BA03 BA04 BA10A BA10C CB00 DG10 EC182 EG002 EH112 EH46B EH462 EJ082 EJ542 EJ65D GB07 GB08 GB81 HB00 HB31 JB07 JB14B JK15 JL01 JL02 JL06 YY00B

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板2上に、接着剤3、化粧シート4、
    紫外線硬化性組成物5、ポリエステル系フィルム7が、
    順に積層されていることを特徴とする化粧板1。
  2. 【請求項2】 前記紫外線硬化性組成物5が、少なくと
    も10g/m2以上塗布されていることを特徴とする請求項
    1記載の化粧板1。
  3. 【請求項3】 前記紫外線硬化性組成物5とポリエステ
    ル系フィルム7の間に、プライマー処理剤6の層が形成
    されていることを特徴とする請求項1乃至2のいずれか
    に記載の化粧板1。
  4. 【請求項4】 基板2に接着剤3を介して化粧シート4
    を貼着し、更に該化粧シート4上に紫外線硬化性組成物
    5を塗布し、該塗布面にポリエステル系フィルム7を貼
    り合わせたのち、紫外線を照射して紫外線硬化性組成物
    5を硬化させることを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れかに記載の化粧板1の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016210094A (ja) * 2015-05-08 2016-12-15 大日本印刷株式会社 印刷物及び容器

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