JP2001096382A - レーザ加工装置 - Google Patents
レーザ加工装置Info
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- JP2001096382A JP2001096382A JP27239899A JP27239899A JP2001096382A JP 2001096382 A JP2001096382 A JP 2001096382A JP 27239899 A JP27239899 A JP 27239899A JP 27239899 A JP27239899 A JP 27239899A JP 2001096382 A JP2001096382 A JP 2001096382A
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- laser beam
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 CADデータ変換時の誤入力やXYテーブル
上への被加工物のセットミスによりテーブル外や被加工
物以外のテーブル上へレーザを照射することによる装置
の破損、故障を防止することのできるレーザ加工装置を
提供すること。 【解決手段】 XYテーブルとレーザ照射位置とのX−
Y平面上における相対位置を登録するパラメータ記憶部
4と、パラメータ記憶部4のデータを登録、編集するパ
ラメータ編集部1と、パラメータ記憶部4のデータに基
づきXYテーブルの軸制御、レーザ制御、スキャナ制御
を行う制御部6で構成される制御装置を有して、XYテ
ーブル上にレーザ照射位置がある場合のみレーザを出射
できるようにすることにより、XYテーブル外、および
被加工物外のテーブル上へレーザ照射することを防止し
た。
上への被加工物のセットミスによりテーブル外や被加工
物以外のテーブル上へレーザを照射することによる装置
の破損、故障を防止することのできるレーザ加工装置を
提供すること。 【解決手段】 XYテーブルとレーザ照射位置とのX−
Y平面上における相対位置を登録するパラメータ記憶部
4と、パラメータ記憶部4のデータを登録、編集するパ
ラメータ編集部1と、パラメータ記憶部4のデータに基
づきXYテーブルの軸制御、レーザ制御、スキャナ制御
を行う制御部6で構成される制御装置を有して、XYテ
ーブル上にレーザ照射位置がある場合のみレーザを出射
できるようにすることにより、XYテーブル外、および
被加工物外のテーブル上へレーザ照射することを防止し
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被加工物をレーザ
光線で加工するレーザ加工装置に関する。
光線で加工するレーザ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレーザ加工装置は、被加工物を加
工するための情報が記録されたCADデータをレーザ加
工装置で認識可能なデータに変換する必要があるが、X
Yテーブルの位置に対するレーザ光線の出射制限がな
く、またCADデータによる加工装置とXYテーブルと
の相対関係が視覚的に認識できる機能がなく、初めて加
工を行う被加工物ではCADデータを変換する際、パラ
メータの誤入力やXYテーブル上への被加工物のセット
ミスによりテーブル外や被加工物以外のテーブル上へレ
ーザ光線を照射してしまうことがある。
工するための情報が記録されたCADデータをレーザ加
工装置で認識可能なデータに変換する必要があるが、X
Yテーブルの位置に対するレーザ光線の出射制限がな
く、またCADデータによる加工装置とXYテーブルと
の相対関係が視覚的に認識できる機能がなく、初めて加
工を行う被加工物ではCADデータを変換する際、パラ
メータの誤入力やXYテーブル上への被加工物のセット
ミスによりテーブル外や被加工物以外のテーブル上へレ
ーザ光線を照射してしまうことがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、XYテー
ブル外へ誤ってレーザ光線を照射した場合、XYテーブ
ル摺動部を保護するジャバラに穴があき、その穴からご
みなどが入って装置の故障を引き起こしたり、XYテー
ブル上に穴をあけたりしてXYテーブルの平面度を損な
う恐れがある。
ブル外へ誤ってレーザ光線を照射した場合、XYテーブ
ル摺動部を保護するジャバラに穴があき、その穴からご
みなどが入って装置の故障を引き起こしたり、XYテー
ブル上に穴をあけたりしてXYテーブルの平面度を損な
う恐れがある。
【0004】そこで、本発明は前記課題を解決し、CA
Dデータ変換時の誤入力やXYテーブル上への被加工物
のセットミスによる加工装置の破損、故障を防止するも
のである。
Dデータ変換時の誤入力やXYテーブル上への被加工物
のセットミスによる加工装置の破損、故障を防止するも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、被加工物を搭
載して移動させるためのXYテーブルと、レーザ発振器
から出射されたレーザ光線を被加工物に導く光学系と、
XYテーブルとレーザ照射位置のX−Y平面上における
相対位置を登録するパラメータ記憶部と、パラメータ記
憶部のデータを登録、編集するパラメータ編集部と、パ
ラメータ記憶部のデータに基づきXYテーブル上に照射
位置がある場合のみレーザ光線を出射可能にする制御部
を有したものである。
載して移動させるためのXYテーブルと、レーザ発振器
から出射されたレーザ光線を被加工物に導く光学系と、
XYテーブルとレーザ照射位置のX−Y平面上における
相対位置を登録するパラメータ記憶部と、パラメータ記
憶部のデータを登録、編集するパラメータ編集部と、パ
ラメータ記憶部のデータに基づきXYテーブル上に照射
位置がある場合のみレーザ光線を出射可能にする制御部
を有したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】(実施の形態)図1から図7を用
いて本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明によ
るレーザ加工装置における制御装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
いて本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明によ
るレーザ加工装置における制御装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
【0007】図1において、入力装置3と表示装置2を
備え、パラメータ記憶部4のデータを設定、編集するパ
ラメータ編集部1で設定されたデータは、XYテーブル
とレーザ照射位置のX−Y平面上における相対位置、C
ADデータを変換、登録するパラメータ記憶部4にて本
レーザ加工装置で使用可能なフォーマットに変換、登録
される。
備え、パラメータ記憶部4のデータを設定、編集するパ
ラメータ編集部1で設定されたデータは、XYテーブル
とレーザ照射位置のX−Y平面上における相対位置、C
ADデータを変換、登録するパラメータ記憶部4にて本
レーザ加工装置で使用可能なフォーマットに変換、登録
される。
【0008】また、図示しない外部装置にて作成された
CADデータは外部記憶装置5を介してパラメータ記憶
部4に変換、登録される。
CADデータは外部記憶装置5を介してパラメータ記憶
部4に変換、登録される。
【0009】制御部6はパラメータ記憶部4で登録され
たデータに基づきレーザ発振器10を制御するレーザ制
御部7と、X−Yスキャナ11を制御するスキャナ制御
部8と、XYテーブルなど各軸のモータ13を動作させ
るためのサーボアンプ12を制御しリニアスケール14
からの位置フィードバック信号で位置決めを行う軸制御
部9で構成され、レーザ加工装置の動作を制御する。
たデータに基づきレーザ発振器10を制御するレーザ制
御部7と、X−Yスキャナ11を制御するスキャナ制御
部8と、XYテーブルなど各軸のモータ13を動作させ
るためのサーボアンプ12を制御しリニアスケール14
からの位置フィードバック信号で位置決めを行う軸制御
部9で構成され、レーザ加工装置の動作を制御する。
【0010】また、制御部6には異常が発生した場合に
異常状態を作業者に伝達するための警報装置15が設け
られている。
異常状態を作業者に伝達するための警報装置15が設け
られている。
【0011】図2は本発明によるプリント基板への穴加
工を行なうレーザ加工装置の概略構成を示すブロック図
である。
工を行なうレーザ加工装置の概略構成を示すブロック図
である。
【0012】図2においてレーザ発振器10で発生した
パルス状のレーザ光線は、第1、第2の反射ミラー2
3、16を経由して回転軸が互いにねじれの位置関係に
ある一対の回転ミラーであるX−Yスキャナ11に導か
れる。
パルス状のレーザ光線は、第1、第2の反射ミラー2
3、16を経由して回転軸が互いにねじれの位置関係に
ある一対の回転ミラーであるX−Yスキャナ11に導か
れる。
【0013】X−Yスキャナ11で振られたレーザ光線
は焦点合わせ用レンズとして作用するfθレンズ17を
通してXYテーブル19上に置かれたプリント基板20
に照射される。
は焦点合わせ用レンズとして作用するfθレンズ17を
通してXYテーブル19上に置かれたプリント基板20
に照射される。
【0014】第2反射ミラー16、X−Yスキャナ11
はZ軸方向の駆動機能を有した昇降ヘッド18に固定さ
れ、プリント基板20までの焦点位置調整をすることが
できる。
はZ軸方向の駆動機能を有した昇降ヘッド18に固定さ
れ、プリント基板20までの焦点位置調整をすることが
できる。
【0015】また、昇降ヘッド18にはアライメントマ
ークおよびプリント基板20に加工した穴の位置を視覚
認識するためのカメラ22が固定されている。
ークおよびプリント基板20に加工した穴の位置を視覚
認識するためのカメラ22が固定されている。
【0016】XYテーブル19はX軸方向の駆動位置決
め機構とY軸方向の駆動位置決め機構とを有し、プリン
ト基板20をX−Y平面上で移動させ位置調整すること
ができる。
め機構とY軸方向の駆動位置決め機構とを有し、プリン
ト基板20をX−Y平面上で移動させ位置調整すること
ができる。
【0017】また、XYテーブル19の側面には加工点
におけるレーザ光線のエネルギー量を測定するためのパ
ワーセンサ21が固定されている。
におけるレーザ光線のエネルギー量を測定するためのパ
ワーセンサ21が固定されている。
【0018】図3は630mm×530mm寸法のXY
テーブル19上に置かれた610mm×510mm寸法
のプリント基板20の加工時に必要なXYテーブル19
の動作範囲30を示す模式図である。
テーブル19上に置かれた610mm×510mm寸法
のプリント基板20の加工時に必要なXYテーブル19
の動作範囲30を示す模式図である。
【0019】図4は、図示しない基板搬送装置からXY
テーブル19へプリント基板20を搬入出する場合の基
板搬入位置31および基板搬出位置32と図3に示す加
工時に必要なXYテーブル19の動作範囲30を示す模
式図である。
テーブル19へプリント基板20を搬入出する場合の基
板搬入位置31および基板搬出位置32と図3に示す加
工時に必要なXYテーブル19の動作範囲30を示す模
式図である。
【0020】図4よりXYテーブル19の動作範囲は加
工に必要な範囲より広いことがわかる。
工に必要な範囲より広いことがわかる。
【0021】本レーザ加工装置では、XYテーブル19
の動作範囲に対し、パラメータ記憶部4で登録されたf
θレンズ17中心位置に対するXYテーブル19の位置
情報に基づきレーザ照射点がXYテーブル19上に位置
決めされていることを制御部6にて判定し、レーザ制御
部7と軸制御部9を制御してXYテーブル19外へのレ
ーザ照射を防止している。
の動作範囲に対し、パラメータ記憶部4で登録されたf
θレンズ17中心位置に対するXYテーブル19の位置
情報に基づきレーザ照射点がXYテーブル19上に位置
決めされていることを制御部6にて判定し、レーザ制御
部7と軸制御部9を制御してXYテーブル19外へのレ
ーザ照射を防止している。
【0022】図5はXYテーブル19の側面に固定され
たパワーセンサ21を示す模式図である。
たパワーセンサ21を示す模式図である。
【0023】本レーザ加工装置では、XYテーブル19
以外の指定された位置に対してレーザを出射可能とする
ため、パラメータ記憶部4で登録されたXYテーブル1
9外の指定された位置情報に基づきレーザ照射点がXY
テーブル19外の指定された位置にいることを制御部6
にて判定し、レーザ制御部7と軸制御部9を制御し、X
Yテーブル19外の指定位置以外へのレーザ照射を防止
している。
以外の指定された位置に対してレーザを出射可能とする
ため、パラメータ記憶部4で登録されたXYテーブル1
9外の指定された位置情報に基づきレーザ照射点がXY
テーブル19外の指定された位置にいることを制御部6
にて判定し、レーザ制御部7と軸制御部9を制御し、X
Yテーブル19外の指定位置以外へのレーザ照射を防止
している。
【0024】図6a)は630mm×530mm寸法の
XYテーブル19上に置かれた610mm×510mm
寸法のプリント基板20を、図6a)の左下を基点とし
てマトリクス状に並んだ50mm×50mmの矩形の領
域に区分した状態を示す模式図である。
XYテーブル19上に置かれた610mm×510mm
寸法のプリント基板20を、図6a)の左下を基点とし
てマトリクス状に並んだ50mm×50mmの矩形の領
域に区分した状態を示す模式図である。
【0025】XYテーブル19の移動により1−1と示
した矩形の領域33がfθレンズ17の直下に位置さ
れ、一対の回転ミラーであるX−Yスキャナ11の回
転、位置決めが行われ、それに同期してレーザ発振器1
0からレーザ光線が照射され、第1、第2の反射ミラー
23、16を経由して回転軸が互いにねじれの位置関係
にある一対の回転ミラーであるX−Yスキャナ11に導
かれる。
した矩形の領域33がfθレンズ17の直下に位置さ
れ、一対の回転ミラーであるX−Yスキャナ11の回
転、位置決めが行われ、それに同期してレーザ発振器1
0からレーザ光線が照射され、第1、第2の反射ミラー
23、16を経由して回転軸が互いにねじれの位置関係
にある一対の回転ミラーであるX−Yスキャナ11に導
かれる。
【0026】X−Yスキャナ11で振られたレーザ光線
は焦点合わせ用レンズとして作用するfθレンズ17を
通してXYテーブル19上に置かれたプリント基板20
に照射され、領域内の所定の位置に穴あけが行われる。
は焦点合わせ用レンズとして作用するfθレンズ17を
通してXYテーブル19上に置かれたプリント基板20
に照射され、領域内の所定の位置に穴あけが行われる。
【0027】1−1の領域へのレーザ照射が完了する
と、XYテーブル19がX軸方向に50mm移動し、1
−2と示された矩形の領域34がfθレンズ17の直下
に位置され、領域33と同様にして所定のレーザ照射位
置に穴あけが行われる。
と、XYテーブル19がX軸方向に50mm移動し、1
−2と示された矩形の領域34がfθレンズ17の直下
に位置され、領域33と同様にして所定のレーザ照射位
置に穴あけが行われる。
【0028】以下同様に1−11と示された矩形の領域
35までの穴あけが完了すると、XYテーブル19がY
軸方向に50mm移動し、2−11と示された矩形の領
域36がfθレンズ17の直下に位置され、所定の穴あ
けが行われる。
35までの穴あけが完了すると、XYテーブル19がY
軸方向に50mm移動し、2−11と示された矩形の領
域36がfθレンズ17の直下に位置され、所定の穴あ
けが行われる。
【0029】そして、矩形領域への穴あけとXYテーブ
ル19のX軸方向の移動が交互に繰り返され、2−1で
示された矩形領域37までの穴あけが完了すると、再び
XYテーブル19がY軸方向に50mm移動し、3−1
で示された矩形の領域38がfθレンズ17の直下に位
置される。
ル19のX軸方向の移動が交互に繰り返され、2−1で
示された矩形領域37までの穴あけが完了すると、再び
XYテーブル19がY軸方向に50mm移動し、3−1
で示された矩形の領域38がfθレンズ17の直下に位
置される。
【0030】このようにして、すべての矩形領域に対し
て所定の穴あけがなされ、610mm×510mm寸法
のプリント基板20への穴あけ加工が完了する。
て所定の穴あけがなされ、610mm×510mm寸法
のプリント基板20への穴あけ加工が完了する。
【0031】ここで図6a)に示すように矩形領域の一
部がプリント基板20またはXYテーブル19から外れ
る領域38が発生する。
部がプリント基板20またはXYテーブル19から外れ
る領域38が発生する。
【0032】本レーザ加工装置では、パラメータ記憶部
4で登録されたX−Yスキャナ11の矩形領域のサイズ
に基づき、領域38のようにプリント基板20またはX
Yテーブル19から外れる領域ではX−Yスキャナ11
の回転角をスキャナ制御部8により制御し、プリント基
板20またはXYテーブル19から外れる領域にレーザ
光線を照射することを防止している。
4で登録されたX−Yスキャナ11の矩形領域のサイズ
に基づき、領域38のようにプリント基板20またはX
Yテーブル19から外れる領域ではX−Yスキャナ11
の回転角をスキャナ制御部8により制御し、プリント基
板20またはXYテーブル19から外れる領域にレーザ
光線を照射することを防止している。
【0033】また、図6b)は図6a)で示した矩形領
域の一部がプリント基板20またはXYテーブル19か
ら外れる領域38を有する場合の模式図で本レーザ加工
装置では、パラメータ記憶部4で登録されたプリント基
板20またはXYテーブル19のfθレンズ17との相
対位置情報に基づき、軸制御部9を制御してプリント基
板20またはXYテーブル19内に矩形領域を位置決め
し、スキャナ制御部8によりX−Yスキャナ11の回転
角を制御してX−Yスキャナ11を加工が必要な領域の
み動作させ、プリント基板20またはXYテーブル19
から外れる領域にレーザ光線を照射することを防止して
いる。
域の一部がプリント基板20またはXYテーブル19か
ら外れる領域38を有する場合の模式図で本レーザ加工
装置では、パラメータ記憶部4で登録されたプリント基
板20またはXYテーブル19のfθレンズ17との相
対位置情報に基づき、軸制御部9を制御してプリント基
板20またはXYテーブル19内に矩形領域を位置決め
し、スキャナ制御部8によりX−Yスキャナ11の回転
角を制御してX−Yスキャナ11を加工が必要な領域の
み動作させ、プリント基板20またはXYテーブル19
から外れる領域にレーザ光線を照射することを防止して
いる。
【0034】図7は、プリント基板20を穴あけ加工す
るための情報が記憶されたCADデータを、外部記憶装
置5を介してパラメータ記憶部4に変換、登録するとと
もに、入力装置3と表示装置2を備えパラメータ記憶部
4のデータを設定、編集するパラメータ編集部1で設定
されたプリント基板情報からXYテーブル19にプリン
ト基板20をセットする位置40、穴あけ加工エリア4
1、および被加工物の位置検出と伸縮回転補正に用いる
アライメントマーク位置42A〜42Dを算出し、その
結果を表示装置2にXYテーブル19を示す領域43と
の相対関係として表示した状態を示す模式図である。
るための情報が記憶されたCADデータを、外部記憶装
置5を介してパラメータ記憶部4に変換、登録するとと
もに、入力装置3と表示装置2を備えパラメータ記憶部
4のデータを設定、編集するパラメータ編集部1で設定
されたプリント基板情報からXYテーブル19にプリン
ト基板20をセットする位置40、穴あけ加工エリア4
1、および被加工物の位置検出と伸縮回転補正に用いる
アライメントマーク位置42A〜42Dを算出し、その
結果を表示装置2にXYテーブル19を示す領域43と
の相対関係として表示した状態を示す模式図である。
【0035】本レーザ加工装置では、図7に示すよう
に、レーザ加工装置の作業者は実際の加工を行うことな
く、XYテーブル19上におけるプリント基板20のセ
ット位置40、穴あけ加工エリア41、およびアライメ
ントマーク位置42A〜42Dを表示装置2にて確認す
ることができ、誤操作、誤入力などによる不要な領域へ
のレーザ照射を防止することができる。
に、レーザ加工装置の作業者は実際の加工を行うことな
く、XYテーブル19上におけるプリント基板20のセ
ット位置40、穴あけ加工エリア41、およびアライメ
ントマーク位置42A〜42Dを表示装置2にて確認す
ることができ、誤操作、誤入力などによる不要な領域へ
のレーザ照射を防止することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、レーザ加工装置におい
てCADデータ変換時の誤入力やXYテーブル上への被
加工物のセットミスによる加工装置の破損、故障を防止
することができる。
てCADデータ変換時の誤入力やXYテーブル上への被
加工物のセットミスによる加工装置の破損、故障を防止
することができる。
【図1】本発明の実施の形態例におけるレーザ加工装置
の制御装置を示すブロック図
の制御装置を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態例におけるレーザ加工装置
を示すブロック図
を示すブロック図
【図3】同実施の形態例において加工時に必要なXYテ
ーブルの動作範囲を示す模式図
ーブルの動作範囲を示す模式図
【図4】同実施の形態例においてXYテーブル19の動
作範囲を示す模式図
作範囲を示す模式図
【図5】同実施の形態例においてXYテーブルの側面に
固定されたパワーセンサを示す模式図
固定されたパワーセンサを示す模式図
【図6】同実施の形態例においてプリント基板をマトリ
クス状に並んだ複数の矩形の領域に区分した状態を示す
模式図
クス状に並んだ複数の矩形の領域に区分した状態を示す
模式図
【図7】同実施の形態例においてモニタ画面上にプリン
ト基板情報をXYテーブル19との相対関係として表示
した状態を示す模式図
ト基板情報をXYテーブル19との相対関係として表示
した状態を示す模式図
1 パラメータ編集部 2 表示装置 3 入力装置 4 パラメータ記憶部 5 外部記憶装置 6 制御部 7 レーザ制御部 8 スキャナ制御部 9 軸制御部 10 レーザ発振器 11 X−Yスキャナ 12 サーボアンプ 13 モータ 14 リニアスケール 15 警報装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 琢磨 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4E068 CA14 CA17 CA18 CB02 CE03
Claims (8)
- 【請求項1】 被加工物を搭載して移動させるためのX
Yテーブルと、レーザ発振器から出射されたレーザ光線
を被加工物に導く光学系と、XYテーブルとレーザ照射
位置のX−Y平面上における相対位置を登録するパラメ
ータ記憶部と、パラメータ記憶部のデータを登録、編集
するパラメータ編集部と、パラメータ記憶部のデータに
基づきXYテーブル上に照射位置がある場合のみレーザ
光線を出射可能にする制御部を有するレーザ加工装置。 - 【請求項2】 前記XYテーブル外における指定された
位置を登録できるパラメータ記憶部と、XYテーブル外
においてはパラメータ記憶部に登録した位置へのみレー
ザ光線を照射可能とする制御部を有することを特徴とす
る請求項1記載のレーザ加工装置。 - 【請求項3】 回転軸が互いにねじれの位置関係にある
一対の回転ミラーからなるX−Yスキャナと、X−Yス
キャナにより反射されたレーザ光線を所定の平面上に集
光させるためのfθレンズを備え、X−Yスキャナの回
転角を指定することにより得られるレーザ光線の照射範
囲となるスキャンエリアがXYテーブル上にある場合の
みレーザ光線を出射可能とする制御部を有したことを特
徴とする請求項1記載のレーザ加工装置。 - 【請求項4】 前記スキャンエリアを矩形のマトリクス
状に連続して配置し、スキャンエリアの一部がXYテー
ブル外に出るときはX−Yスキャナの回転角を制限し、
XYテーブル上のみレーザを出射可能とする制御部を有
したことを特徴とする請求項3記載のレーザ加工装置。 - 【請求項5】 前記スキャンエリアを矩形のマトリクス
状に連続して配置し、スキャンエリアの一部がXYテー
ブル外に出るときはスキャンエリアの位置をテーブル内
に移動し、加工が必要なエリアのみレーザ照射を可能と
する制御部を有したことを特徴とする請求項3記載のレ
ーザ加工装置。 - 【請求項6】 レーザ光線照射位置が前記パラメータ記
憶部で登録されたXYテーブル位置およびXYテーブル
外の指定された位置を除くXYテーブル外の位置に指示
された場合、レーザ光線照射範囲外であることを知らせ
る警報装置を有することを特徴とする請求項1記載のレ
ーザ加工装置。 - 【請求項7】 レーザ発振器から出射されたレーザ光線
を被加工物に照射して加工を行うレーザ加工装置におい
て、被加工物を加工するための加工情報が記録されたC
ADデータを読込み可能な外部記憶装置と、読込んだC
ADデータの加工平面XY上における最大値および最小
値と前記パラメータ記憶部で登録したXYテーブルとレ
ーザ照射位置のX−Y平面上における相対位置からXY
テーブル上にレーザ光線を照射する位置を算出する制御
部と、その結果をXYテーブルとの相対関係として表示
する表示装置を有したことを特徴とするレーザ加工装
置。 - 【請求項8】 前記加工CADデータと、被加工物の基
準位置および被加工物の位置検出、伸縮回転補正に用い
るアライメントマーク位置などのパラメータを設定する
パラメータ編集部と、CADデータとパラメータ編集部
のデータから前記XYテーブルに被加工物をセットする
位置およびアライメントマーク位置を算出する制御部
と、その結果をXYテーブルとの相対関係として表示す
る表示装置を有したことを特徴とする請求項7記載のレ
ーザ加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27239899A JP2001096382A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | レーザ加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27239899A JP2001096382A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | レーザ加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001096382A true JP2001096382A (ja) | 2001-04-10 |
Family
ID=17513353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27239899A Pending JP2001096382A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | レーザ加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001096382A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002076668A1 (en) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Laser machining apparatus |
JP2013215808A (ja) * | 2008-06-03 | 2013-10-24 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | レーザー加工機 |
-
1999
- 1999-09-27 JP JP27239899A patent/JP2001096382A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6804035B2 (en) | 2001-03-23 | 2004-10-12 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Laser machining apparatus |
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