JP2001096307A - 形状記憶合金チューブの製造方法 - Google Patents

形状記憶合金チューブの製造方法

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JP2001096307A
JP2001096307A JP27348499A JP27348499A JP2001096307A JP 2001096307 A JP2001096307 A JP 2001096307A JP 27348499 A JP27348499 A JP 27348499A JP 27348499 A JP27348499 A JP 27348499A JP 2001096307 A JP2001096307 A JP 2001096307A
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tube
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core
alloy
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Masao Suzuki
正夫 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内壁面の粗さおよびキズが低減可能で、かつ
歩留まりが良く、長尺のチューブが得られる形状記憶合
金チューブの製造方法を得る。 【解決手段】 熱処理温度によってα相とβ相の割合が
変化することにより剛性が変化し得るCu−Zn系合金
を、前記Ti−Ni系の形状記憶合金の筒体内に芯金と
して挿入し、熱処理によって、前記Cu−Zn系合金を
β相からα+β相へ変化させて、減面加工するTi−N
i系の形状記憶合金チューブの製造方法であって、芯金
であるCu−Zn系合金は、その組成をZnが38.0
重量%から44.0重量%の範囲、残部をCuとし、前
記Cu−Zn系合金がβ相を呈する500℃から875
℃の範囲の温度域において焼鈍急冷しβ相化の後、減面
加工を行い、前記芯金抜き時は、Cu−Zn系合金がα
+β相を呈する400℃から500℃の範囲の温度域に
て熱処理し、芯金を引き抜くTi−Ni系の形状記憶合
金チューブの製造方法とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、カテー
テル、ステント等に適用される医療用チューブ、あるい
はヒートパイプ等の使用に好適な形状記憶合金チューブ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】Ti−Ni系合金の形状記憶合金は、マ
ルテンサイト−オーステナイトの相変態に伴い顕著な形
状記憶効果を有することでよく知られている。また、オ
ーステナイト相での変形に伴う応力誘起のマルテンサイ
ト変態による超弾性の発現もよく知られている。
【0003】形状記憶効果を利用したばね等の感温駆動
素子、超弾性を利用した携帯用アンテナ、メガネフレー
ム等多くの分野で利用されている。また、近年は、カテ
ーテルガイドワイヤー等の医療分野での利用も顕著であ
るが、血管内の治療・診断用カテーテル、あるいは血管
内に留置されるステントの材料として、チューブ材の利
用が注目されている。これらの用途に対しては、直径2
mmから0.3mm程度までの細径のチューブが要求さ
れている。
【0004】ステンレス等の金属チューブは、一般的に
板材から管状に溶接造管し、その後所要の寸法までプラ
グ引きにて伸線加工される。しかし、Ti−Ni系の形
状記憶合金の場合、溶接による造管は溶接部の形状記
憶、超弾性特性の劣化の問題や、難加工性材料であるた
めプラグ引き伸線の際割れや折損が発生し易く歩留まり
が低いという問題がある。そのため、特平公7−248
56において、Ti−Ni系合金の形状記憶合金チュー
ブに、ステンレス等の非形状記憶合金を芯金として挿入
して所望の形状まで伸線加工後、500℃で形状記憶処
理を行い、チューブの形状回復効果を利用し、芯金とチ
ューブの間に隙間を生じさせ、芯抜きを容易にする製造
方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、医療用に多く
用いられるような直径2mm以下のチューブにおいて
は、チューブと芯金とに生ずる隙間の絶対量が小さくな
るため、芯金が引き抜き難くなり、歩留まりが低下し、
芯抜き可能なチューブ長さが制限される問題がある。そ
のため、芯金のみを引き延ばすことにより、芯金の直径
を小さくし、形状記憶合金チューブと芯金の隙間を生じ
させる方法が採られる場合もある。この方法が採用可能
な芯金は、銅あるいは銅成分の多いCu−Zn系合金等
の、破断伸び率が40%前後程度以上の比較的降伏応力
の小さい低剛性の合金に限られる。
【0006】これら低剛性の合金を芯金に用いて形状記
憶合金チューブを伸線加工した場合、高剛性のステンレ
ス等の芯金を用いて伸線加工したチューブよりも、チュ
ーブ内壁の面粗さが大きくなり、またチューブの長さ方
向にすじ状にきずが発生する問題があった。特に、チュ
ーブを屈曲させた場合、このすじ状のきず部分より亀裂
が発生し、チューブが挫屈しやすくなる原因となる。
【0007】特に、近年の医療用途のチューブに対して
は、高い品質が要求される。カテーテルの用途には肉薄
で内腔が大きく細径であっても、体内血管内での屈曲状
態において挫屈しない信頼性が要求されており、またス
テントにおいても、内面が平滑で、複雑な微細加工後も
折損等が発生しない高信頼性を有するTi−Ni合金チ
ューブが要求されており、上記問題点を解決する事は大
きな意義がある。
【0008】従って、本発明の目的は、内壁面の粗さお
よびきずが低減可能で、かつ歩留まりが良く、長尺のチ
ューブが得られる形状記憶合金チューブの製造方法を提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のTi−Ni系の
形状記憶合金のチューブの製造方法によれば、熱処理温
度に依存してα相とβ相の割合が変化することにより剛
性が変化し得るCu−Zn系合金を、芯金として、Ti
−Ni系の形状記憶合金のチューブ内に挿入し、減面加
工することを特徴とするTi−Ni系の形状記憶合金チ
ューブの製造方法が得られる。
【0010】また、本発明によれば、Cu−Zn系合金
がβ相を呈する温度域において焼鈍急冷しβ相化を行い
芯金を高剛性化した後、減面加工を実施し、芯金抜き時
は、Cu−Zn系合金がβ相より低い剛性を示すα+β
相を呈する温度域にて熱処理し芯金の伸び率を大きく
し、芯金を引き抜くことを特徴とするTi−Ni系の形
状記憶合金チューブの製造方法が得られる。
【0011】また、本発明によれば、Cu−Zn系合金
がα+β相を呈する温度域において焼鈍急冷した後、減
面加工を施し、芯金抜き時には、焼鈍時より低い温度域
にて熱処理し、芯金であるCu−Zn系合金を減面加工
時よりもα相の割合が多いα+β相を呈する状態にし、
芯金を低剛性化し、伸び率を増大させ、芯金を引き抜く
ことを特徴とするTi−Ni系の形状記憶合金チューブ
の製造方法が得られる。
【0012】従って、伸線時には、芯金を高剛性化する
ことによりチューブ内壁面のきずの発生防止や粗さの低
減を実現し、逆に芯金引き抜き時には芯金を低剛性化し
伸び率を増大させることにより細径長尺チューブにおい
ても芯抜きを可能にするものである。
【0013】即ち、本発明は、Ti−Ni系の形状記憶
合金のチューブの製造方法であって、熱処理温度によっ
てα相とβ相の割合が変化することにより剛性が変化し
得るCu−Zn系合金を、前記Ti−Ni系の形状記憶
合金の筒体内に芯金として挿入し、減面加工と芯金引き
抜き時に、前記Cu−Zn系合金のα相とβ相の割合を
変更するTi−Ni系の形状記憶合金チューブの製造方
法である。
【0014】また、本発明は、前記形状記憶合金チュー
ブの製造方法において、芯金であるCu−Zn系合金
は、その組成をZnが38.0重量%から44.0重量%
の範囲、残部をCuとし、前記Cu−Zn系合金がβ相
を呈する500℃から875℃の範囲の温度域において
焼鈍急冷しβ相またはα+β相化の後、減面加工を行
い、前記芯金抜き時は、400℃から500℃の範囲
で、かつ焼鈍温度より低い温度域にて熱処理し、芯金を
引き抜くTi−Ni系の形状記憶合金チューブの製造方
法である。
【0015】
【実施例】本発明の実施例による形状記憶合金チューブ
の製造方法について、以下、説明する。
【0016】高周波真空溶解により得られた49Ti5
1Ni原子%の形状記憶合金を中実棒状に熱間加工し、
その後、熱間および冷間加工を行い、外径9mm、内径
8mmのチューブを得た。
【0017】芯金として、Znが42.5重量%、残部
がCuのCu−Zn系合金を、外径7.9mmの丸棒に
加工したのち、前記Ti−Ni系合金チューブに挿入し
た。本実施例の組成のCu−Zn系合金は、処理温度に
よってβ単相化、あるいはα+β相内での各相の析出量
の制御によりCu−Zn系合金の剛性および破断伸び率
を変化させるものである。
【0018】芯金挿入後、窒素またはアルゴン中にて7
50℃で溶体化処理し水浴中で急冷し、Cu−Zn系合
金をβ相化した後、伸線加工を行った。伸線加工の間に
窒素またはアルゴン中で750℃30分間の中間焼鈍及
び水浴中にて急冷を実施した。
【0019】また、他の例として、芯金挿入後、窒素ま
たはアルゴン中にて650℃で溶体化処理し、水浴中で
急冷し、Cu−Zn系合金をβ相の析出量の多いα+β
相化した後、伸線加工を行った。伸線加工の間に窒素ま
たはアルゴン中で650℃30分間の中間焼鈍及び水浴
中にて急冷を実施した。
【0020】チューブの端部には、アルミナの繊維状の
耐火材を巻き付け、Ti−Ni系チューブと芯金の隙間
における水の急激な気化によるチューブの破損を防止し
た。さらに、繰り返し焼鈍におけるβ相の粒子の肥大化
粗粒化による脆化を防止するため、焼鈍前に400℃か
ら500℃程度で30分熱処理を行った。
【0021】1パスの伸線の減面率は、13〜14%に
設定した。外径0.9mmまでチューブの伸線加工を実
施し、最終加工後、500℃にて10分間の熱処理を行
い、芯金がαリッチのα+β相を呈するよう、及びTi
−Ni系合金が良好な超弾性特性を示すように処理し
た。その後、3.3mに切断し、芯を引き抜いた。芯金
の両端のみを引っ張り延ばし、芯金の径を小さくした
後、芯抜きを行った。
【0022】上記二つの例の場合は、共に芯抜きが可能
であり、芯抜き時の芯金の伸び率は、37〜38%であ
った。
【0023】比較のため、Znが46重量%、残部がC
uのCu−Zn系合金の芯金を使用し、焼鈍温度を75
0℃として急冷し、同様に、焼鈍、伸線加工を実施し
た。この芯金を使用した場合、α相の析出はないため、
最終加工後、500℃にて10分間の熱処理でもβ単相
であり、破断伸び率が24%と小さく、芯金の引き抜き
は不可能であった。
【0024】更に、比較例として、銅を芯金材として上
記と同様に加工した。この芯金の場合は、引き抜きは可
能であったが、後述するように、チューブの内壁面の表
面粗さが大きく、チューブの長さ方向のすじ状のきずの
発生頻度が多い。いずれの例においても、チューブの肉
厚は、50〜100μmであった。
【0025】表1に、当実施例のCu−Zn系合金組成
の線材の処理温度における剛性と伸び率を示した。水準
1,2の芯金は、芯抜きが不可能な水準3の芯金と同程
度の高い剛性を有している。
【0026】
【表1】
【0027】また、表2に、各芯金および焼鈍条件にお
いて伸線加工を行った結果、得られたチューブの内壁面
の表面粗さ、および伸線時に発生するチューブの長さ方
向のすじ状のきずの頻度(内壁面に付着している酸化
物、窒化物を研磨により除去した後に観察される)につ
いて結果を示した。なお、内面粗さは、触針式の粗さ計
により測定した。きずの発生頻度は、電子顕微鏡により
500倍にて観察し測定した。頻度は、直径0.9mm
のチューブから任意に長さ10mmの部分を採取し、円
周方向で2分割し、内面全周の前記きずの本数を測定し
た。研磨は、機械的研磨を実施し、研磨量は肉厚方向に
10μm程度である。
【0028】
【表2】
【0029】表2に示したとおり、伸線時に芯金をβ単
相化またはβ相の析出量が多いα+β相化した条件で伸
線された水準1,2のTi−Ni系形状記憶チューブ
は、芯金引き抜きが不可能な水準3の場合と同程度に、
内壁表面粗さが小さく、かつチューブの長さ方向にすじ
状に発生するきずの頻度を低下させることができる。
【0030】なお、合金の組成及び焼鈍条件に関して
は、本実施例に限定されない。
【0031】本発明のCu−Zn系合金については、組
成範囲として、Znが38.0重量%から44.0重量%
の範囲で、残部をCuとするものである。その根拠は、
38.0重量%以下では、高温の熱処理、急冷しても、
β相またはβ相リッチなα+β相のCu−Zn系合金が
得られないためであり、44.0重量%以上では、40
0℃以上の熱処理において、Cu−Zn系合金はβ単相
のみを呈するためである。
【0032】この組成条件下にて、焼鈍急冷する温度域
は、500℃から875℃の範囲の温度域である。その
根拠は、500℃未満では、芯抜き前の熱処理と温度差
がなく、減面加工時と芯金の剛性に差が生じないためで
ある。また、875℃を超える温度では、Cu−Zn系
合金が溶解に達してしまうためである。
【0033】また、Cu−Zn系合金の芯抜き前の熱処
理温度域は、400℃から500℃の範囲の温度域とす
るものである。その根拠は、500℃を超える温度で
は、本組成領域では、熱処理温度が高すぎて、α相が十
分析出しない組成域があるためである。更に、Ti−N
i系合金に良好な形状記憶特性、超弾性特性を付与する
ための加工熱処理条件が、前記温度範囲にあるためでも
ある。
【0034】以上、説明したように、本発明の製造方法
によれば、伸線時には芯金を高剛性化しTi−Ni系形
状記憶チューブ内壁面のきず発生防止や内壁表面粗さの
低減を実現し、芯金引き抜き時には芯金を低剛性化し、
伸び率を増大させることで細径長尺チューブにおいても
歩留まり良く芯抜きを可能にするものであり、外径が2
mm以下の長尺の細径チューブにおいても、高品質で信
頼性の高いTi−Ni系形状記憶合金チューブを歩留ま
り良く得ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上、本発明によれば、内壁面の粗さお
よびきずが低減可能で、かつ、歩留まりが良く、長尺の
チューブが得られる形状記憶合金チューブの製造方法を
提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C22C 9/04 C22C 9/04 14/00 14/00 Z // C22F 1/00 630 C22F 1/00 630L 691 691B 692 692A 694 694B 1/08 1/08 K

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Ti−Ni系の形状記憶合金のチューブ
    の製造方法であって、熱処理温度によってα相とβ相の
    割合が変化することにより剛性が変化し得るCu−Zn
    系合金を、前記Ti−Ni系の形状記憶合金の筒体内に
    芯金として挿入し、減面加工と芯金引き抜き時に前記C
    u−Zn系合金のα相とβ相の割合を変更することを特
    徴とするTi−Ni系の形状記憶合金チューブの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の形状記憶合金チューブの
    製造方法において、芯金であるCu−Zn系合金は、そ
    の組成をZnが38.0重量%から44.0重量%の範囲
    で、残部をCuとし、前記Cu−Zn系合金がβ相を呈
    する500℃から875℃の範囲の温度域において焼鈍
    急冷しβ相またはα+β相化の後、減面加工を行い、前
    記芯金抜き時は、400℃から500℃の範囲で、かつ
    焼鈍温度より低い温度域にて熱処理し、芯金を引き抜く
    ことを特徴とするTi−Ni系の形状記憶合金チューブ
    の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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