JP2001095458A - 害虫防除装置 - Google Patents

害虫防除装置

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JP2001095458A
JP2001095458A JP28177699A JP28177699A JP2001095458A JP 2001095458 A JP2001095458 A JP 2001095458A JP 28177699 A JP28177699 A JP 28177699A JP 28177699 A JP28177699 A JP 28177699A JP 2001095458 A JP2001095458 A JP 2001095458A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファンの駆動回数低下を検出し、害虫防除機
能が低い状態での作動を防止することができる害虫防除
装置を提供する。 【解決手段】 本発明の害虫防除装置10は、害虫防除
成分を保持した薬剤保持材17と、駆動手段14によっ
て駆動されるファン13と、駆動手段14に電源を供給
する電源供給手段21とを備えている。そして更に、フ
ァン13の駆動回数が所定の基準値より低くなったこと
を表示する表示手段15を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は害虫防除装置に関
し、詳しくは、電池の消耗や部品故障等に伴う害虫防除
機能の低下を検出できる害虫防除装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、害虫防除装置として、害虫防除成
分を保持した薬剤保持材をチャンバ内に支持し、チャン
バ内に装備されたファンによる気流を前記薬剤保持材に
当てて、害虫防除成分をチャンバ外に揮散させるものが
ある。ファンは、チャンバ内における吸気口と排気口と
の間に設けられ、電動モータ等によって駆動される。薬
剤保持材は、害虫防除装置が所謂押出式の場合、チャン
バ内におけるファンと排気口との間に設けられ、また害
虫防除装置が所謂吸引式の場合、チャンバ内におけるフ
ァンと吸気口との間に設けられる。
【0003】前記害虫防除装置における、ファン駆動用
のモータを一般家庭用の商用電源で駆動した場合、供給
電圧が一定であるため揮散量は安定するものの、当然な
がら商用電源の供給されない場所では使用できない。ま
た、商用電源の供給される場所であっても、接続コード
の長さによって設置場所が制約される。そこで、商用電
源によらず、電池等を用いて電動モータを駆動すること
が考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電池等を用いて害虫防
除装置のファン駆動用モータを駆動した場合、電池の消
耗に伴ってファンの駆動回数が低下して、ついには規定
の駆動回数よりも低い駆動回数でファンが駆動されるよ
うになる。そして更なる電池の消耗に伴って、ファンの
駆動回数は益々低下していき、最後にファンが停止す
る。本発明者は、ファンの駆動回数が規定値より低くな
ると、害虫防除成分を所定量揮散できなくなり、害虫防
除機能が低くなってしまうことを見出した。また、部品
故障等によってファンの駆動回数が規定値に達しない場
合も、同様の問題が生じることを見出した。従来の害虫
防除装置においては、ファンの駆動回数が規定値より低
くなってからファンの駆動が停止するまでの間の、この
ような害虫防除機能の低下に関する考慮がなされていな
かった。
【0005】本発明は、以上のような背景に基づいてな
されたものであって、その目的は、ファンの駆動回数低
下を検出し、害虫防除機能が低い状態での作動を防止す
ることができる害虫防除装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の前記目的は、害
虫防除成分を保持した薬剤保持材と、駆動手段によって
駆動されるファンと、前記駆動手段に電源を供給する電
源供給手段とを備え、前記ファンによる気流を前記薬剤
保持材に当てて前記害虫防除成分を揮散させる害虫防除
装置において、前記ファンの駆動回数が所定の基準値よ
り低くなったことを表示する表示手段を備えたことを特
徴とする害虫防除装置によって達成される。なお、この
害虫防除装置は、前記駆動手段に印加される電圧値を検
出する検出手段と、前記電圧値を所定の規定値と比較す
る比較手段と、前記比較手段の出力に応じて前記表示手
段の表示状態を変更する表示変更手段とを更に備えてい
ることが好ましい。
【0007】以上のような構成の害虫防除装置によれ
ば、表示手段が、ファンの駆動回数が所定の基準値より
低くなったことを表示するので、ユーザーは、害虫防除
機能が低い状態で害虫防除装置を作動させることを防止
できる。
【0008】ファンとしては、ロータリーファン、シロ
ッコファン、ピエゾファン等を採用できる。電源供給手
段としては、アルカリ電池、マンガン電池、水銀電池等
を使用できる。太陽電池、カドニカ電池、蓄電池等も使
用できる。また家庭用商用電源を用いてもよく、部品故
障等によってファンの回転数が所定の規定値に達しない
場合、そのことをユーザーは表示手段によって認識でき
る。表示手段の形態も限定されないが、僅かな電力で作
動する発光ダイオードを用いることが好ましい。
【0009】本発明において薬剤保持材に保持させる害
虫防除成分は特に限定されない。代表的なものを以下に
例示する。 ・dl−3−アリル−2−メチル−4−オキソ−2−シ
クロペンテニル dl−シス/トランス−クリサンテマ
ート(一般名アレスリン:商品名ピナミン:住友化学工
業株式会社製) ・dl−3−アリル−2−メチル−4−オキソ−2−シ
クロペンテニル d−シス/トランス−クリサンテマー
ト(商品名ピナミンフォルテ:住友化学工業株式会社
製) ・dl−3−アリル−2−メチル−4−オキソ−2−シ
クロペンテニル d−トランス−クリサンテマート(商
品名バイオアスレリン:ユクラフ社製) ・d−3−アリル−2−メチル−4−オキソ−2−シク
ロペンテニル d−トランス−クリサンテマート(商品
名エキスリン:住友化学工業株式会社製、商品名エスバ
イオール:ユクラフ社製) ・(5−ベンジル−3−フリル)メチル d−シス/ト
ランス−クリサンテマート(一般名レスメトリン:商品
名クリスロンフォルテ:住友化学工業株式会社製) ・5−プロパギル−2−フリルメチル−d−シス/トラ
ンス−クリサンテマート(一般名フラメトリン:商品名
ピナミンDフォルテ:住友化学工業株式会社製) ・(+)−2−メチル−4−オキソ−3−(2−プロピ
ニル)−2−シクロペンテニル(+)−シス/トランス
−クリサンテマート(一般名プラレトリン、商品名エト
ック:住友化学工業株式会社製) ・dl−3−アリル−2−メチル−4−オキソ−2−シ
クロペンテニル−dl−シス/トランス−2,2,3,
3−テトラメチルシクロプロパンカルボシキラート(一
般名テラレスリン:住友化学工業株式会社製) ・(1,3,4,5,6,7−ヘキサヒドロ−1,3−
ジオキソ−2−イソインドリル)メチル−dl−シス/
トランス−クリサンテマート(一般名フタルスリン、商
品名ネオピナミン:住友化学工業株式会社製) ・(1,3,4,5,6,7−ヘキサヒドロ−1,3−
ジオキソ−2−イソインドリル)メチル−d−シス/ト
ランス−クリサンテマート(商品名ネオピナミンフォル
テ:住友化学工業株式会社製) ・3−フェノキシベンジル−d−シス/トランス−クリ
サンテマート(一般名フェノトリン、商品名スミスリ
ン:住友化学工業株式会社製) ・3−フェノキシベンジル−dl−シス/トランス−3
−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチル−1
−シクロプロパンカルボキシラート(一般名ペルメトリ
ン、商品名エクスミン:住友化学工業株式会社製) ・(±)α−シアノ−3−フェノキシベンジル(+)−
シス/トランス−クリサンテマート(一般名シフェノト
リン、商品名ゴキラート:住友化学工業株式会社製) ・1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル dl−
シス/トランス−3−(2,2−ジメチルビニル)−
2,2−ジメチル−1−シクロプロパンカルボキシラー
ト(一般名エンペントリン、商品名ベーパースリン:住
友化学工業株式会社製) ・d−トランス−2,3,5,6−テトラフルオロベン
ジル−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメ
チル−1−シクロプロパンカルボキシレート(一般名ト
ランスフルスリン) ・1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル 3−
(2,2−ジクロロエテニル)−2,2−ジメチルシク
ロプロパンカルボキシラート等。
【0010】また、上記した化合物に例えば構造上類似
し、実質的には同様の薬効のある化合物も挙げることが
できる。例えばエンペントリンの場合3位の2個の置換
基はメチル基であるが、その置換基として他のアルキル
基、不飽和アルキル基又はハロゲン原子である化合物を
用いることもできる。この他にも、フィプロニール、S
−1295、S−41311などの殺虫剤やメトプレン
(イソプロピル(2E−2E)−11−メトキシ−3,
7,11−トリメチル−2,4−トリメチルドデカ−
2,4−ジエノエート)、ピリプロキシフェン、82−
[1−メチル−2−(フェノキシフェノキシ)エトキ
シ]ピリジン)などの昆虫幼若ホルモン、ジフルペンズ
ロン(1−(4−クロロフェニル)−3−(2,6−ジ
フルオロベンゾイル)ウレア)、テフルベンズロン(1
−(3,5−ジフルオロベンゾイル)ウレア)などの昆
虫キチン形成阻害化合物などが挙げられる。
【0011】こうした中でも、常温で難揮散性のものが
好ましく、さらに、エンペントリン、プラレトリン、レ
スメトリン、エスバイオール、フラメトリン、テラレス
リン、トランスフルスリン及びS−ハイドロプレンが特
に好ましい。このような害虫防除成分は単独で用いても
よく、組み合わせて用いてもよい。また、これらの類縁
体も用いられる。これらのうち常温で揮散しやすいもの
については、例えば、揮散を調整するためのカバーを設
けたり、ポリブテン、イソパラフィン、ノルマルパラフ
ィン等の炭化水素類や、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチ
ン酸イソプロピル、フタル酸ブチルなどのエステル類か
らなる揮散調整剤を併用したりすることで、長時間にわ
たって害虫防除効果を得ることができる。
【0012】薬剤保持材に薬剤を保持させる際に、薬剤
保持材に薬剤を容易に含浸させるための理由で液状薬剤
を低粘度化する添加剤として、ミリスチン酸イソプロピ
ル、パルミチン酸イソプロピル、ラウリル酸ヘキシルな
どの脂肪酸エステルやイソプロピルアルコール、ポリエ
チレングリコール、脱臭ケロシンなどの溶剤を必要によ
りしようすることができる。また、薬剤保持材に薬剤を
保持させる際に、その他の補助成分とともにこれを保持
させることができ、例えば、蒸散促進用助剤として昇華
性物質を添加すると揮散効果が高まってよい。害虫防除
成分としてピレスロイド系化合物を使用する場合には、
これに対して有効な既知の共力剤を混合することも好ま
しい。さらにBHTやBHAなどの酸化防止剤や紫外線
吸収剤を添加すると光、熱、酸化などに対する安定性が
高まる。またインジケーターとして経時間指示剤を併用
すると薬剤の残量が分かるというメリットがある。
【0013】薬剤保持材は、形態、材質、サイズ等を任
意に設定できるが、簡単な構造で、通気性の大きいもの
が好ましい。例えば、ハニカム形状、すのこ形状、蛇腹
形状、網形状、スリット形状、格子形状又は開孔を設け
た紙類等の構造のものを採用できる。各セルの形状も本
発明の効果の面では問題にならない。上記した以外の形
状として、例えば6角形蜂の巣形状でも、円形状、S字
形状でもよい。
【0014】薬剤保持材を形成する材質は、害虫防除成
分を十分に保持できるものであれば特に限定されない。
しかし、保持した害虫防除成分を一時に揮散させるよう
なものより、要求される時間にわたって同じ量の害虫防
除成分を連続的に揮散させることができるような材質で
あることが好ましい。例えば紙類(濾紙、パルプ、リン
ター、厚紙、ダンボール等)、樹脂類(ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、高吸油性ポリマー
等)、セラミック、ガラス繊維、炭素繊維、化学繊維
(ポリエステル、ナイロン、アクリル、ビニロン、ポリ
エチレン、ポリプロピレン等)、天然繊維(木綿、絹、
羊毛、麻等)、ガラス繊維、炭素繊維、化学繊維、天然
繊維等からなる不織布、編織布等の布綿、多孔性ガラス
材料、多孔性金属材料、金網等が挙げられる。
【0015】また、薬剤保持材は、害虫防除成分を含む
薬剤を保持し、これらの一種又は二種以上を組み合わせ
て任意の形状にして使用するものであってもよい。薬剤
保持材に害虫防除成分等を保持させるには、薬剤保持材
に薬剤を滴下塗布、含浸塗布、スプレー塗布等の液状塗
布方法、液状印刷、はけ塗り等の方法、或いは薬剤保持
材へ貼りつけする方法等を用いることができる。更に、
使用する組成物が液状のものでない場合、或いは溶剤を
使用しない場合、混練込み、塗布、印刷等の方法を適用
できる。
【0016】薬剤保持材に保持される害虫防除成分量
は、通常、当該薬剤保持材の飽和含浸量までとするが、
薬剤保持材に別途補給用容器を吸液材を介して連結する
ことにより、長期間にわたり連続的に容器内の液がなく
なるまで使用可能な形態にすることもできる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1に、本発明の第1実施形態で
ある害虫防除装置の分解斜視図を示す。害虫防除装置1
0は、天板および側壁を有する上チャンバ11と、底板
および側壁を有する下チャンバ12とを組み合せること
で構成されるチャンバを備えている。上チャンバ11の
天板には、桟によって区画された複数の開口である排気
口11aが設けられている。下チャンバ12の側壁に
は、桟によって区画された複数の開口である吸気口12
aが設けられている。また図示しないが、下チャンバ1
2の底板にも、桟や格子によって区画された複数の開口
である吸気口が設けられている。
【0018】チャンバ内にはモータ14、モータ14に
より回転されるファン13、ファン13の回転状態を表
示する表示手段としての発光ダイオード15、モータ1
4及び発光ダイオード15を制御する制御回路(図示し
ない)等が収容される。また、下チャンバ12には電池
収容部16が備えられ、この電池収容部16に電池をセ
ットすることで、モータ14や発光ダイオード15に電
源を供給することが可能となる。
【0019】ファン13は、複数のプロペラ翼13aを
有しており、モータ14とともに所謂軸流送風機構を構
成する。そしてファン13と上チャンバ11との間に薬
剤保持材17がセットされる。
【0020】上チャンバ11には、発光ダイオード15
の光を外部に表示するための表示部19が設けられてい
る。表示部19は天板に設けた孔でもよいし、そのよう
な孔を透光部材で覆った構成でもよい。更に上チャンバ
11からは、害虫防除装置10を駆動・停止するための
スイッチ20が表出されている。
【0021】図2は、前述したモータ14及び発光ダイ
オード15を制御する制御回路30を示す回路構成図で
ある。制御回路30はモータ14に並列接続されてお
り、これら制御回路30およびモータ14には、スイッ
チ20を介して、電池21から電圧が印加される。ここ
では、直列接続された2本の電池21から3Vの電圧が
印加されるものとする。制御回路30は、モータ14に
印加される電圧を検出する電圧検出回路31と、発光ダ
イオード15の点灯時間を制御する点灯制御回路40と
を備えている。
【0022】電圧検出回路31は、ツェナーダイオード
ZDと、インバータ32と、N型FET33と、抵抗R
5とを備えている。電圧検出回路31内の構成要素の接
続関係を説明すると、先ず、電源供給経路22がツェナ
ーダイオードZDの陰極端子に接続され、ツェナーダイ
オードZDの陽極端子がインバータ32の入力端子に接
続されている。また、インバータ32の出力端子がFE
T33のゲート電極に接続されている。そして、FET
33のソース電極が接地され、FETのドレイン電極が
点灯制御回路40に接続されている。
【0023】点灯制御回路40は、ダイオードD1,D
2と、抵抗R1〜R4と、シュミット型インバータ41
と、コンデンサCとを備えている。点灯制御回路40内
の構成要素の接続関係を説明すると、先ず、ダイオード
D1の陽極端子が抵抗R1を介して発光ダイオード15
の陰極端子に接続されている。また、ダイオードD1と
並列に、ダイオードD2の陰極端子が抵抗R2を介して
発光ダイオード15の陰極端子に接続されている。ま
た、ダイオードD1,D2と並列に、抵抗R3の一端が
発光ダイオード15の陰極端子に接続されている。さら
に、ダイオードD1,D2および抵抗R3と並列に、シ
ュミット型インバータ41の出力端子が発光ダイオード
15の陰極端子に接続されている。そして、ダイオード
D1の陰極端子、ダイオードD2の陽極端子、抵抗R3
の他端およびシュミット型インバータ41の入力端子
は、コンデンサCを介して接地されている。
【0024】なお、発光ダイオード15の陽極端子は電
源供給経路22に接続されている。また、電圧検出回路
31のFET33のドレイン電極は、点灯制御回路40
におけるダイオードD1の陰極端子と抵抗R1との間に
接続されている。ツェナーダイオードZDは、所定値以
上の負電圧が印加されたときブレークダウンする。ここ
では、2.2[V]以上の負電圧が印加されたとき、ツ
ェナーダイオードZDがブレークダウンするように設定
されている。
【0025】点灯制御回路40における抵抗R1の抵抗
値は、抵抗R3の抵抗値より低く設定される。ここで
は、抵抗R1の抵抗値は10[kΩ]、抵抗R3の抵抗
値は250[kΩ]、また、抵抗R2の抵抗値は1[k
Ω]に設定されている。シュミット型インバータ41と
しては、入力端子が2[V]以上のとき出力端子が
“L"レベル電位となり、一度出力端子が“L"レベル電
位となった後は、入力端子が1[V]以下になるまで出
力端子が“L"レベル電位を維持するものが使用されて
いる。
【0026】以下、制御回路30の動作を説明する。ス
イッチ20がオンされると、モータ14に3Vの電圧が
印加される。このとき、電圧検出回路31におけるツェ
ナーダイオードZDがブレークダウンして、インバータ
32の出力端子が“L"レベル電位となる。これにより
FET33はオン状態に遷移され、FET33のドレイ
ン電極の電圧レベルがグランドレベルとなる。
【0027】スイッチ20をオンした当初、点灯制御回
路40におけるコンデンサCには電荷が蓄積されていな
いため、シュミット型インバータ41の入力端子は
“L"レベル電位、出力端子は“H"レベル電位となる。
したがって発光ダイオード15は点灯しない。しかし、
シュミット型インバータ41の出力端子から抵抗R1お
よびダイオードD1を介して、更にシュミット型インバ
ータ41の出力端子から抵抗R3を介して、コンデンサ
Cに電流が供給され、コンデンサCに電荷が蓄積されて
いく。
【0028】そして、ある時点でシュミット型インバー
タ41の入力端子が“H"レベル電位、出力端子が“L"
レベル電位となる。このとき発光ダイオード15が点灯
する。しかし発光ダイオード15が点灯した直後から、
コンデンサCは、ダイオードD2および抵抗R2を介し
て、更に抵抗R3を介して放電されていく。
【0029】そして、再びシュミット型インバータ41
の入力端子が“L"レベル電位、出力端子が“H"レベル
電位となった時点で、発光ダイオード15が消灯する。
その後、コンデンサCに再び電荷が蓄積されていく。以
後、このような動作を繰り返す。
【0030】点灯制御回路40における抵抗R1の抵抗
値を抵抗R3の抵抗値より小さくしたことにより、図3
(A)に示すように、発光ダイオード15が点灯する期
間(シュミット型インバータ41の出力端子が“L"レ
ベル電位となる期間)は、発光ダイオード15が消灯す
る期間(シュミット型インバータ41の出力端子が
“H"レベル電位となる期間)より短くなる。ここで、
例えば発光ダイオード15の点灯周期が0.02秒であ
れば、発光ダイオード15は連続点灯しているように見
える。そこで、点灯周期T1が0.02秒以下となるよ
うに、制御回路30を設定しておく。
【0031】図2に戻る。モータ14を回転することで
電池21は消耗していく。そして、電源供給経路22中
のX点の電位が2.2[V]未満となったとき、電圧検
出回路31におけるツェナーダイオードZDが非導通と
なり、インバータ32の出力端子が“H"レベル電位と
なる。これにより、FET33のドレイン電極は、その
電極の電位が周りの回路の電位によって決定されるフロ
ーティング状態となる。
【0032】このような状態になると、シュミット型イ
ンバータ41の出力端子が“H"レベルの電位のとき
に、それまで抵抗R1およびダイオードD1を経由して
コンデンサCに供給されていた電流が、コンデンサCに
供給されなくなる。これにより、コンデンサCに電荷を
所定値以上蓄積する時間が長期化される。
【0033】このときの発光ダイオード15の点灯状態
を図3(B)に示す。例えば点灯周期が0.5秒であれ
ば、発光ダイオード15は点滅しているように見える。
そこで、このときの点灯周期T2が0.5秒以上となる
ように、制御回路30を設定しておく。
【0034】図2に戻る。そして、モータ14を回転す
ることで電池21が更に消耗していき、電源供給経路2
2中のX点の電位が1.8[V]未満となった時点で、
発光ダイオード15は連続消灯状態となる。
【0035】上述した害虫防除装置10の一連の動作に
伴う、発光ダイオード15の点灯状態の経時的な変化を
図4に示す。同図に示すように発光ダイオード15は、
モータに印加される電圧(モータ印加電圧)が3.0〜
2.2[V]であるときは連続点灯しているように見え
るが、モータ印加電圧が2.2[V]未満となると、間
欠的に点灯(点滅)するように見える。そして、モータ
印加電圧が1.8[V]未満となると、発光ダイオード
15は消灯する。
【0036】以上のような構成の害虫防除装置10によ
れば、ファンの回転数に略比例するモータ印加電圧の変
化に伴って、発光ダイオード15の点灯周期が変化さ
れ、モータ印加電圧が2.2[V](本実施形態におけ
る規定値)を下回るようになると、発光ダイオード15
が点滅してそのことをユーザーに知らせる。したがって
ユーザーは、害虫防除機能が低い状態で害虫防除装置1
0を作動させることを防止できる。
【0037】図5は、本発明の第2実施形態における制
御回路50を示す回路構成図である。すでに第1実施形
態で説明した構成要素等は、図5に同一符号又は相当符
号を付すことにより説明を簡略化或いは省略する。制御
回路50は、モータ14に並列接続されており、これら
制御回路50およびモータ14には、スイッチ20を介
して、電池21から電圧が印加される。ここでも、3V
の電圧が印加されるものとする。制御回路50は、モー
タ14に印加される電圧を検出する電圧検出回路31
と、発光ダイオード15の点灯時間を制御する点灯制御
回路60とを備えている。
【0038】点灯制御回路60は、ダイオードD6と、
抵抗R6〜R8と、シュミット型インバータ41と、コ
ンデンサC1,C2とを備えている。点灯制御回路60
内の構成要素の接続関係を説明すると、先ず、ダイオー
ドD6の陰極端子が抵抗R6を介して発光ダイオード1
5の陰極端子に接続されている。また、ダイオードD6
と並列に、抵抗R7の一端が発光ダイオード15の陰極
端子に接続されている。さらに、ダイオードD6および
抵抗R7と並列に、シュミット型インバータ41の出力
端子が発光ダイオード15の陰極端子に接続されてい
る。そして、ダイオードD6の陽極端子、抵抗R6の他
端およびシュミット型インバータ41の入力端子は、直
列接続されたコンデンサC1,C2を介して接地されて
いる。
【0039】なお、発光ダイオード15の陽極端子は電
源供給経路22に接続されている。また、電圧検出回路
31のFET33のドレイン電極は、点灯制御回路40
におけるコンデンサC1とコンデンサC2との間に接続
されている。
【0040】点灯制御回路60における抵抗R6の抵抗
値は、抵抗R7の抵抗値より低く設定される。ここで
は、抵抗R6の抵抗値は10[kΩ]、抵抗R7の抵抗
値は100[kΩ]に設定されている。
【0041】以下、制御回路50の動作を説明する。ス
イッチ20がオンされると、モータ14に3Vの電圧が
印加される。このとき、電圧検出回路31におけるツェ
ナーダイオードZDがブレークダウンして、インバータ
32の出力端子が“L"レベル電位となる。これにより
FET33はオン状態に遷移され、FET33のドレイ
ン電極の電圧レベルがグランドレベルとなる。
【0042】スイッチ20をオンした当初、点灯制御回
路40におけるコンデンサC1,C2には電荷が蓄積さ
れていないため、シュミット型インバータ41の入力端
子は“L"レベル電位、出力端子は“H"レベル電位とな
る。したがって発光ダイオード15は点灯しない。しか
し、シュミット型インバータ41の出力端子から抵抗R
7を介して、コンデンサC1,C2に電流が供給され、
コンデンサC1,C2に電荷が蓄積されていく。
【0043】そして、ある時点でシュミット型インバー
タ41の入力端子が“H"レベル電位、出力端子が“L"
レベル電位となる。このとき発光ダイオード15が点灯
する。しかし発光ダイオード15が点灯した直後から、
コンデンサC1,C2は、ダイオードD6および抵抗R
6を介して、更に抵抗R7を介して放電されていく。
【0044】そして、再びシュミット型インバータ41
の入力端子が“L"レベル電位、出力端子が“H"レベル
電位となった時点で、発光ダイオード15が消灯する。
その後、コンデンサC1,C2に再び電荷が蓄積されて
いく。以後、このような動作を繰り返す。本実施形態に
おいても、抵抗R6の抵抗値を抵抗R7の抵抗値より小
さくしたことにより、発光ダイオード15が点灯する時
間は、発光ダイオード15が消灯する時間より短くな
る。しかし、例えば点灯周期が0.02秒であれば、発
光ダイオード15は連続点灯しているように見える。そ
こで、点灯周期が0.02秒以下となるように、制御回
路50を設定しておく。
【0045】モータ14を回転することで電池21は消
耗していく。そして、電源供給経路22の電位が2.2
V未満となったとき、電圧検出回路31におけるツェナ
ーダイオードZDが非導通となり、インバータ32の出
力端子が“H"レベル電位となる。これにより、FET
33のドレイン電極がフローティング状態をとり、コン
デンサC1とコンデンサC2との間のドレイン電極の接
続点における電位が0[V]となる。結果として、発光
ダイオード15の点灯周期が長くなり、発光ダイオード
15は間欠的に点灯するように見える。例えば点灯周期
が0.5秒であれば、発光ダイオード15は点滅してい
るように見える。そこで、このときの点灯周期が0.5
秒以上となるように、制御回路50を設定しておく。
【0046】そして、モータ14を回転することで電池
21が更に消耗していき、電源供給経路22の電位が
1.8[V]未満となった時点で、発光ダイオード15
は連続消灯状態となる。
【0047】以上のような構成の制御回路50を備えた
害虫防除装置においても、ファンの回転数に略比例する
モータ印加電圧の変化に伴って、発光ダイオード15の
点灯周期が変化され、モータ印加電圧が規定値を下回る
ようになると、発光ダイオード15が点滅してそのこと
をユーザーに知らせる。したがってユーザーは、害虫防
除機能が低い状態で害虫防除装置を作動させることを防
止できる。
【0048】なお本発明は、前述した実施形態に限定さ
れるものではなく、適宜な変形、改良等が可能である。
例えば、モータ14の逆起電力を利用して発光手段を点
灯させて、その発光手段の輝度によってモータ印加電圧
を表示するようにしてもよい。表示手段としては、発光
ダイオード以外にも、他のランプ等の発光部品、更には
メロディ発生器やブザー等を用いることもできる。ま
た、前述した実施形態における電圧値、抵抗値等はあく
まで一例であり、他の値に変更できる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の害虫防除
装置によれば、表示手段が、ファンの駆動回数が所定の
基準値より低くなったことを表示する。したがってユー
ザーは、害虫防除機能が低い状態で害虫防除装置を作動
させることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である害虫防除装置を示
す概略分解斜視図である。
【図2】第1実施形態における制御回路を示す図であ
る。
【図3】図2に示した制御回路の作用を示す図である。
【図4】図2に示した制御回路の作用を示す図である。
【図5】本発明の第2実施形態における制御回路を示す
図である。
【符号の説明】
10 害虫防除装置 11a 排気口 12a 吸気口 13 ファン(駆動手段) 14 モータ 15 発光ダイオード(表示手段) 17 薬剤保持材 21 電池(電源供給手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 害虫防除成分を保持した薬剤保持材と、
    駆動手段によって駆動されるファンと、前記駆動手段に
    電源を供給する電源供給手段とを備え、前記ファンによ
    る気流を前記薬剤保持材に当てて前記害虫防除成分を揮
    散させる害虫防除装置において、 前記ファンの駆動回数が所定の基準値より低くなったこ
    とを表示する表示手段を備えたことを特徴とする害虫防
    除装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段に印加される電圧値を検出
    する検出手段と、前記電圧値を所定の規定値と比較する
    比較手段と、前記比較手段の出力に応じて前記表示手段
    の表示状態を変更する表示変更手段とを更に備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載の害虫防除装置。
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