JP2001095179A - 蓄電システム及び電力供給システム - Google Patents

蓄電システム及び電力供給システム

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JP2001095179A
JP2001095179A JP26439399A JP26439399A JP2001095179A JP 2001095179 A JP2001095179 A JP 2001095179A JP 26439399 A JP26439399 A JP 26439399A JP 26439399 A JP26439399 A JP 26439399A JP 2001095179 A JP2001095179 A JP 2001095179A
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solar cell
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secondary battery
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Tomonori Hagio
友紀 萩尾
Toyokazu Okawa
豊和 大川
Yoshimi Miyamoto
好美 宮本
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Hitachi Ltd
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    • Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E70/00—Other energy conversion or management systems reducing GHG emissions
    • Y02E70/30—Systems combining energy storage with energy generation of non-fossil origin

Abstract

(57)【要約】 【課題】蓄電システムにおいて、安価で、太陽電池発電
システムに簡単に後設できるようにすること。 【解決手段】インバータ３及び制御回路４を有する太陽
電池用電力変換器２と太陽電池１とを備える太陽電池発
電システムに接続される蓄電システム１８において、商
用電源１０の夜間の交流電力を直流電力に変換するコン
バータ１９からの直流電力を受けて蓄電すると共に蓄電
電力をインバータ３に供給する２次電池１３を設け、制
御回路３２により２次電池１３からインバータ３への電
力供給を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄電システム及び
電力供給システムに係り、特に、太陽電池発電システム
に接続される蓄電システム及び太陽電池発電システムに
蓄電システムを接続した電力供給システムに好適なもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来の電力供給システムとしては、イン
バータ及び制御回路を有する太陽電池用電力変換器とこ
の太陽電池用電力変換器に直流電力を供給する太陽電池
とを備える太陽電池発電システムと、双方向変換器及び
制御回路を有する蓄電システム用電力変換器と前記双方
向変換器を介して充放電される２次電池とを有する蓄電
システムとを独立して負荷に接続するものがある（従来
技術１）。
【０００３】この従来技術１を図４及び図５を用いて説
明する。図４に従来の太陽電池発電システム、図５に従
来の夜間電力蓄電システムの１例を示す。太陽電池発電
システムは一般的には出力は３ＫＷ程度のものが多く、
夜間電力蓄電システムは、一般的にはその蓄電量が２〜
５ＫＷＨ、出力が２〜３ＫＷ程度のものが多く用いら
れ、両者の制御回路の容量はほぼ同じである。
【０００４】前記従来の太陽電池発電システムは、太陽
電池１及び太陽電池用電力変換器２を備えている。この
太陽電池用電力変換器２は、インバータ３、制御回路４
等より構成されている。この制御回路４は、センサー５
〜７の信号に基づいて、インバータ３、逆調スイッチ８
及びインバータ出力負荷スイッチ９の開閉を制御するた
めの制御信号を出力する。なお、センサ５はインバータ
入力線５４の電圧、電流及び周波を検出するものであ
り、センサ６はインバータ出力線５２の電圧及び電流を
検出するものであり、センサ７は商用電源線５１の電
圧、電流及び周波を検出するものである。
【０００５】前記従来の夜間電力蓄電システムは、組電
池１３、保護回路１４、蓄電システム用電力変換器１５
を備えている。この蓄電システム用電力変換器１５は、
コンバータ、降圧チョッパ、昇圧チョッパ及びインバー
タよりなる双方向変換器１６と、制御回路１７等より構
成されている。この制御回路１７は、センサー２５、２
６、双方向変換器１６及び保護回路１４の信号に基づい
て、双方向変換器１６、逆調スイッチ２７及びインバー
タ出力負荷スイッチ２８の開閉を制御するための制御信
号を出力する。なお、センサ２５は商用電源線５１の電
圧、電流及び周波を検出するものであり、センサ２６は
双方向変換器電力線５６の電圧、電流及び周波を検出す
るものである。
【０００６】而して、制御回路４、１７は、商用電源１
０の商用電源線５１の電圧・電流・周波センサー７、２
５と、インバータ３出力電力線５２及び双方向変換器１
６の出力電力線５６の電圧・電流・周波センサー６、２
６の信号により、インバータ３、双方向変換器１６を制
御し、太陽電池の直流電力（２４０〜２７０Ｖ）、組電
池１３の直流電力（１７０〜２７０Ｖ）を商用電源１０
の交流電力に重畳させように交流１００Ｖに変換して分
電盤１１に給電する。
【０００７】また、従来の電力供給システムとしては、
例えば特開平１１−４６４５８号公報に記載されている
ように、太陽電池発電システムと夜間電力蓄電システム
とを一体化し、両者に対する放電制御部とインバータと
を共用するものがある（従来技術２）。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術１の
ものは、夜間電力蓄電システムは、太陽電池発電システ
ムと全く独立したシステムになっているために、太陽電
池発電システムとは独立した双方向変換器１６及び制御
回路１７を必要とし、高価なものとなっていた。特に、
双方向変換器１６のインバータ部分が高価であり、ま
た、双方向変換器１６のインバータ部分を含む制御は複
雑となり、制御回路１７が高価なものとなっていた。
【０００９】また、従来技術２のものは、太陽電池発電
システムと夜間電力蓄電システムとを一体化し、両者に
対する放電制御部とインバータとを共用しているもので
あり、既設の太陽電池発電システムに夜間電力蓄電シス
テムを後設するすることについて配慮がなされていなか
った。
【００１０】本発明は、太陽電池用電力変換器のインバ
ータを蓄電システムから供給する直流電力の変換に共用
することができることにより蓄電システム側のインバー
タを省略することができると共に、蓄電システム側の制
御回路を簡単な構成にすることができ、これにより安価
で、太陽電池発電システムに簡単に後設することができ
る蓄電システム及び電力供給システムを得ることを目的
とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第１の特徴は、インバータ及び制御回路を有
する太陽電池用電力変換器とこの太陽電池用電力変換器
に直流電力を供給する太陽電池とを備える太陽電池発電
システムに接続される蓄電システムにおいて、商用電源
の夜間の交流電力を直流電力に変換するコンバータと、
前記コンバータからの直流電力を受けて蓄電すると共
に、この蓄電した電力を前記太陽電池用電力変換器のイ
ンバータの入力側供給する２次電池と、前記コンバータ
への電力供給を制御すると共に、前記２次電池から前記
太陽電池用電力変換器のインバータへの電力供給を制御
する制御回路とを備える構成にしたことにある。
【００１２】本発明の第２の特徴は、インバータ及び制
御回路を有する太陽電池用電力変換器とこの太陽電池用
電力変換器に直流電力を供給する太陽電池とを備える太
陽電池発電システムに接続される蓄電システムにおい
て、商用電源の夜間の交流電力を直流電力に変換するコ
ンバータと、前記コンバータからの直流電力及び前記太
陽電池からの直流電力を受けて蓄電すると共に、この蓄
電した電力を前記太陽電池用電力変換器のインバータの
入力側供給する2次電池と、前記コンバータへの電力供
給と前記太陽電池から２次電池への電力供給を切替えて
制御すると共に、前記２次電池から前記太陽電池用電力
変換器のインバータへの電力供給を制御する制御回路と
を備える構成にしたことにある。
【００１３】本発明の第３の特徴は、インバータ及び制
御回路を有する太陽電池用電力変換器とこの太陽電池用
電力変換器に直流電力を供給する太陽電池とを備える太
陽電池発電システムに接続される蓄電システムにおい
て、商用電源の夜間の交流電力を直流電力に変換するコ
ンバータと、前記コンバータからの直流電力を受けて蓄
電すると共に、この蓄電した電力を前記太陽電池用電力
変換器のインバータの入力側供給する2次電池と、前記
コンバータへの電力供給を制御すると共に、負荷に供給
される電力が前記太陽電池の発電電力より大きい時に、
前記２次電池から前記太陽電池用電力変換器のインバー
タへの電力供給を従として前記太陽電池の発電電力に重
畳して前記太陽電池用電力変換器に供給するように制御
する制御回路とを備える構成にしたことにある。
【００１４】本発明の第４の特徴は、インバータ及び制
御回路を有する太陽電池用電力変換器とこの太陽電池用
電力変換器に直流電力を供給する太陽電池とを備える太
陽電池発電システムに接続される蓄電システムにおい
て、商用電源の夜間の交流電力を直流電力に変換するコ
ンバータと、前記太陽電池の供給電力の電圧を２次電池
の電圧と同じ電圧まで降圧する降圧チョッパと、前記コ
ンバータからの直流電力及び前記太陽電池からの直流電
力を受けて蓄電すると共に、この蓄電した電力を前記太
陽電池用電力変換器のインバータの入力側に供給する2
次電池と、前記２次電池の蓄電電力の供給電圧を前記太
陽電池の発電電力の電圧と同じ電圧まで昇圧する昇圧チ
ョッパと、負荷に供給される電力を検出するセンサと、
前記商用電源から前記コンバータに供給される電力を検
出するセンサと、前記太陽電池から前記太陽電池用電力
変換器のインバータに供給される電力を検出するセンサ
と、前記２次電池から前記太陽電池用電力変換器のイン
バータに供給される電力を検出するセンサと、前記太陽
電池から前記２次電池に供給される電力を検出するセン
サと、前記各種センサに基づいて、前記コンバータへの
電力供給、前記２次電池から前記昇圧チョッパを介して
インバータへの電力供給、前記太陽電池から降圧チョッ
パへの電力供給、前記降圧チョッパ及び前記昇圧チョッ
パを制御する制御回路とを備える構成にしたことにあ
る。
【００１５】本発明の第５の特徴は、太陽電池発電シス
テムとこの太陽電池発電システムに接続される電力供給
システムとを備え、前記太陽電池発電システムは、イン
バータ及び制御回路を有する太陽電池用電力変換器と、
この太陽電池用電力変換器に直流電力を供給する太陽電
池とを有し、前記蓄電システムは、商用電源の夜間の交
流電力を直流電力に変換するコンバータと、前記コンバ
ータからの直流電力を受けて蓄電すると共に、この蓄電
した電力を前記太陽電池用電力変換器のインバータの入
力側供給する2次電池と、前記コンバータへの電力供給
を制御すると共に、前記２次電池から前記太陽電池用電
力変換器のインバータへの電力供給を制御する制御回路
とを有する構成にしたことにある。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図１か
ら図３を用いて説明する。なお、従来技術の図４及び図
５と同一符号は、同一物又は相当物を示す。
【００１７】太陽電池発電システムは、太陽電池１と太
陽電池用電力変換器２とを備えている。この太陽電池用
電力変換器２は、インバータ３、制御回路４等より構成
されている。この制御回路４は、センサー５〜７の信号
に基づいて、インバータ３、逆調スイッチ８及びインバ
ータ出力負荷スイッチ９の開閉を制御するための制御信
号を出力する。なお、センサ５はインバータ入力線５４
の電圧及び電流を検出するものであり、センサ６はイン
バータ出力線５２の電圧、電流及び周波を検出するもの
であり、センサ７は商用電源線５１の電圧、電流及び周
波を検出するものである。
【００１８】夜間電力蓄電システム１８は、組電池１
３、保護回路１４、蓄電システム用電力変換器６１を備
えている。この蓄電システム用電力変換器６１は、コン
バータ１９、降圧チョッパ２０、昇圧チョッパ２１及び
制御回路３２等より構成されている。
【００１９】この制御回路３２は、センサー２２〜２
４、４０、４１及び保護回路１４の信号に基づいて、コ
ンバータ１９への電力供給を夜間電力充電スイッチ３１
の開閉により制御し、組電池１３から昇圧チョッパ２１
を介してインバータ３への電力供給を放電スイッチ２９
の開閉により制御し、太陽電池１から降圧チョッパ２０
への電力供給を太陽電池蓄電スイッチ３０の開閉により
制御し、降圧チョッパ２０及び昇圧チョッパ２１を制御
するものである。
【００２０】なお、前記センサ２２は、太陽電池１から
太陽電池用電力変換器２のインバータ３に供給される電
力を検出するように、太陽電池力線５５に設けられてい
る。センサ２３は、太陽電池から前記２次電池に供給さ
れる電力を検出するように太陽電池蓄電線３４に設けら
れている。センサ２４は、負荷１２に供給される電力を
検出するように、負荷入力線５３に設けられている。セ
ンサ４０は、商用電源１０からコンバータ１９に供給さ
れる電力を検出するように、商用電源線３５に設けられ
ている。センサ４１は、組電池１３から太陽電池用電力
変換器２のインバータ３に供給される電力を検出するよ
うに、放電線３３に設けられている。
【００２１】組電池１３は、蓄電システム用電力変換器
６１を介して充放電される２次電池である。組電池１３
を構成する単電池は、容量エネルギー密度、質量エネル
ギー密度の優れたリチュウムイオン２次電池とし、その
中でもコストの安いマンガン系の２次電池としている。
これにより、蓄電システム１８を小形で安価なものとし
ている。
【００２２】商用電源１０は、１００Ｖ、５０Ｈｚの交
流電源である。この商用電源１０は、供給電力線である
商用電源線３５を通して蓄電システム１８に電力を供給
し、供給電力線である商用電源線５１を通して負荷１２
に電力を供給するように接続されている。
【００２３】夜間電力蓄電システム１８を既設の太陽光
発電システムに接続して据え付けることは、次に説明す
るように簡単に行うことができる。
【００２４】太陽光発電システムの太陽電池用電力変換
器２の近傍に夜間電力蓄電システム１８を設置する。次
いで、分電盤入力線５３にセンサー２４を設け、太陽電
池用電力変換器２のインバータ３へ放電線３３及び太陽
電池蓄電線３４をつなぎ、太陽電池出力線５５にセンサ
ー２２を設け、商用電源１０より商用電源線３５を引き
込むことにより、据え付けを簡単に終了することができ
る。
【００２５】次に、かかる夜間電力蓄電システム及び電
力供給システムの動作について図２及び図３を用いて説
明する。
【００２６】図３に示すように、通常状態において、商
用電源１０からセンサ７を通して分電盤１１に電力が供
給される（Ｓ１０、Ｓ１１、Ｓ１１０、Ｓ１２０）。そ
して、商用電源１０から電力が供給され、それが夜間電
力である状態において（Ｓ２０）、夜間の例えば１〜６
時の間に制御回路１１の制御信号に基づいて夜間電力充
電スイッチ３１がオンし（Ｓ３０）、コンバータ１９で
直流化され（Ｓ４０）、降圧チョッパ２０にて組電池１
３の電圧と同じ電圧に降圧され（Ｓ５０）、組電池１３
に充電して蓄電を行なう（Ｓ６０）。この夜間における
電力状態は、図２に示すように、商用電源電力１０ａと
夜間蓄電電力３６からなっている。
【００２７】太陽電池１が発電を始めると（Ｓ７０）、
太陽電池発電システムの制御回路４は、商用電源線５１
のセンサー７、インバータ入力線５４のセンサ５及びイ
ンバータ出力線５２のセンサー６の信号に基づいて、図
２に示す太陽電池発電電力３７をインバータ３に給電す
る（Ｓ７１、Ｓ７６）。この場合において、蓄電システ
ム１８の制御回路３２は、分電盤１１の入力センサー２
４、インバータ出力センサー６により、予め設定された
電流値、例えば２０Ａを超える商用電源電流が流れてい
ることを感知した時には、放電スイッチ２９をオンさ
せ、組電池１３の夜間電力蓄電電力３６の一部を供給蓄
電電力３６ａとして、太陽電池発電電力３７と合わせて
インバータ３に給電する（Ｓ７２〜Ｓ７４）。制御回路
４はこの直流電力３６ａ，３７をインバータ３を経由し
て商用電源電力１０ｂに重畳させ分電盤１１に供給する
（Ｓ９０、Ｓ１００、Ｓ１１０、Ｓ１２０）。
【００２８】太陽電池発電電力３７が住宅の全負荷電力
３９を上回った場合には、太陽電池蓄電スイッチ３０を
オンさせ、センサ２３を通して、昇圧チョッパ２０に太
陽電池発電電力３７の発電電力余剰分３８ａを供給し、
図２に示すように組電池１３に充電して余剰太陽電池電
力を蓄電する（Ｓ７５、Ｓ８０、Ｓ５０）。組電池１３
が満充電になると、太陽電池蓄電スイッチ３０をオフさ
せ、制御回路４の指示でインバータ３を経由し、逆潮ス
イッチ８をオンし、センサ６を通して、余剰太陽電池電
力３８ａを商用電源電力１０に合わせて逆潮させる（Ｓ
９０、Ｓ１００、Ｓ１０１）。次いで、住宅の全負荷電
力３９が太陽電池発電電力３７を上回ると、制御回路４
は逆調スイッチ８をオフし、商用電源線５１より所定の
２０Ａ以下の商用電源１０ｃを得て、分電盤１１に供給
する必要電力がこれを上回る時は放電スイッチ２９をオ
ンし、組電池１３より不足分を供給する。この場合にお
いて、蓄電システム１８の制御回路３２は、降圧チョッ
パ２０に夜間電力、太陽電池発電電力が同時に供給され
ないように制御している。また、蓄電システム１８の制
御回路３２は、全負荷電力３９が太陽電池発電電力３７
より小さい場合には、蓄電電力３６の逆潮を防止するた
め、放電スイッチ２９をオフさせている。
【００２９】その後、太陽電池発電電力３７の発電電力
が住宅の全負荷電力３９を上回った場合には、太陽電池
蓄電スイッチ３０をオンさせ、図２に示すように組電池
１３を充電して太陽電池電力蓄電３８ｂを行う。
【００３０】そして、夕方以降になり、太陽電池１の発
電が終了すると、商用電源電力１０ｄを負荷に供給す
る。この場合において、蓄電システム１８の制御回路３
２は、分電盤入力線５３のセンサー２４により、予め設
定された電流値、例えば２０Ａを超える商用電源電流が
流れていることを感知した時には、放電スイッチ２９を
オンさせ、組電池１３の蓄電電力３６の一部を供給蓄電
電力３６ｂとしてインバータ３を経由して商用電源電力
１０ｄに重畳させ分電盤１１に供給する。
【００３１】夜間電力蓄電システム１８の制御回路３２
は、図５の制御回路１７と異なり、夜間電力蓄電システ
ム１８からの出力が直流のため、その回路は単純でコス
トは安価なものである。
【００３２】夜間電力蓄電システム１８は、太陽電池用
電力変換器２の制御回路４、インバータ３を利用するよ
うに、接続するシステムとしているため、安価となり、
また据え付け工事も太陽電池用電力変換器２を手直しす
ること無くそのまま据え付け出来るものである。夜間電
力蓄電、太陽電池電力を追加充電する経済性、ピークカ
ット容量、ＣＯ２削減の効果も当初より一体化し据え付
けた夜間電力蓄電機能つき太陽電池発電システムと同等
である。
【００３３】
【発明の効果】本発明によれば、太陽電池用電力変換器
のインバータを蓄電システムから供給する直流電力の変
換に共用することができることにより蓄電システム側の
インバータを省略することができると共に、蓄電システ
ム側の制御回路を簡単な構成にすることができ、これに
より安価で、太陽電池発電システムに簡単に後設するこ
とができる蓄電システム及び電力供給システムを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の電力供システムの一実施例を示す構成
図である。
【図２】図１の電力供給システムを用いた場合における
一日の消費電力の推移の一例を説明する図である。
【図３】図１の電力供給システムの動作を説明する図で
ある。
【図４】従来の太陽電池発電システムを示す構成図であ
る。
【図５】従来の蓄電システムを示す構成図である。
【符号の説明】
１…太陽電池、２…太陽電池用電力変換器、３…インバ
ータ、４…制御回路、５…インバータ入力センサー、６
…インバータ出力センサー、７…商用電源電力センサ
ー、８…逆潮スイッチ、９…インバータ出力負荷スイッ
チ、１０…商用電源、１０ａ〜１０ｄ…商用電源電力、
１１…分電盤、１２…負荷、１３…２次電池（組電
池）、１４…保護回路、１５…蓄電システム用電力変換
器、１６…双方向変換器（コンバータ・インバータ）、
１７…制御回路、１８…夜間電力蓄電システム、１９…
コンバータ、２０…降圧チョッパ、２１…昇圧チョッ
パ、２２…太陽電池発電センサー、２３…太陽電池蓄電
センサー、２４…分電盤入力センサー、２５…商用電源
センサー、２６…双方向変換器出力センサー、２７…逆
潮スイッチ、２８…双方向変換器出力負荷スイッチ、２
９…放電スイッチ、３０…太陽電池蓄電スイッチ、３１
…夜間電力充電スイッチ、３２…蓄電システム制御回
路、３３…放電線、３４…太陽電池蓄電線、３５…商用
電源線、３６…夜間電力蓄電、３７…太陽電池発電電
力、３８ａ、３８ｂ…太陽電池電力蓄電の供給電力、３
９…全負荷電力、４０…商用電源センサー、４１…放電
センサー、５１…商用電源線、５２…インバータ出力
線、５３…負荷入力線（分電盤入力線）、５４…インバ
ータ入力線、５６…双方向変換器電力線、６１…蓄電シ
ステム用電力変換器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 好美 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所冷熱事業部内 Ｆターム(参考） 5F051 JA17 KA02 KA03 KA10 5G003 AA01 AA06 BA01 CC02 DA07 DA16 DA18 GB03 GB06 GC05 5G066 HB06 HB09 JA07 JB03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】インバータ及び制御回路を有する太陽電池
    用電力変換器とこの太陽電池用電力変換器に直流電力を
    供給する太陽電池とを備える太陽電池発電システムに接
    続される蓄電システムにおいて、商用電源の夜間の交流
    電力を直流電力に変換するコンバータと、前記コンバー
    タからの直流電力を受けて蓄電すると共に、この蓄電し
    た電力を前記太陽電池用電力変換器のインバータの入力
    側供給する2次電池と、前記コンバータへの電力供給を
    制御すると共に、前記２次電池から前記太陽電池用電力
    変換器のインバータへの電力供給を制御する制御回路と
    を備えることを特徴とする蓄電システム。
  2. 【請求項２】インバータ及び制御回路を有する太陽電池
    用電力変換器とこの太陽電池用電力変換器に直流電力を
    供給する太陽電池とを備える太陽電池発電システムに接
    続される蓄電システムにおいて、商用電源の夜間の交流
    電力を直流電力に変換するコンバータと、前記コンバー
    タからの直流電力及び前記太陽電池からの直流電力を受
    けて蓄電すると共に、この蓄電した電力を前記太陽電池
    用電力変換器のインバータの入力側供給する2次電池
    と、前記コンバータへの電力供給と前記太陽電池から２
    次電池への電力供給を切替えて制御すると共に、前記２
    次電池から前記太陽電池用電力変換器のインバータへの
    電力供給を制御する制御回路とを備えることを特徴とす
    る蓄電システム。
  3. 【請求項３】インバータ及び制御回路を有する太陽電池
    用電力変換器とこの太陽電池用電力変換器に直流電力を
    供給する太陽電池とを備える太陽電池発電システムに接
    続される蓄電システムにおいて、商用電源の夜間の交流
    電力を直流電力に変換するコンバータと、前記コンバー
    タからの直流電力を受けて蓄電すると共に、この蓄電し
    た電力を前記太陽電池用電力変換器のインバータの入力
    側供給する2次電池と、前記コンバータへの電力供給を
    制御すると共に、負荷に供給される電力が前記太陽電池
    の発電電力より大きい時に、前記２次電池から前記太陽
    電池用電力変換器のインバータへの電力供給を従として
    前記太陽電池の発電電力に重畳して前記太陽電池用電力
    変換器に供給するように制御する制御回路とを備えるこ
    とを特徴とする蓄電システム。
  4. 【請求項４】インバータ及び制御回路を有する太陽電池
    用電力変換器とこの太陽電池用電力変換器に直流電力を
    供給する太陽電池とを備える太陽電池発電システムに接
    続される蓄電システムにおいて、商用電源の夜間の交流
    電力を直流電力に変換するコンバータと、前記太陽電池
    の供給電力の電圧を２次電池の電圧と同じ電圧まで降圧
    する降圧チョッパと、前記コンバータからの直流電力及
    び前記太陽電池からの直流電力を受けて蓄電すると共
    に、この蓄電した電力を前記太陽電池用電力変換器のイ
    ンバータの入力側に供給する2次電池と、前記２次電池
    の蓄電電力の供給電圧を前記太陽電池の発電電力の電圧
    と同じ電圧まで昇圧する昇圧チョッパと、負荷に供給さ
    れる電力を検出するセンサと、前記商用電源から前記コ
    ンバータに供給される電力を検出するセンサと、前記太
    陽電池から前記太陽電池用電力変換器のインバータに供
    給される電力を検出するセンサと、前記２次電池から前
    記太陽電池用電力変換器のインバータに供給される電力
    を検出するセンサと、前記太陽電池から前記２次電池に
    供給される電力を検出するセンサと、前記各種センサに
    基づいて、前記コンバータへの電力供給、前記２次電池
    から前記昇圧チョッパを介してインバータへの電力供
    給、前記太陽電池から降圧チョッパへの電力供給、前記
    降圧チョッパ及び前記昇圧チョッパを制御する制御回路
    とを備えることを特徴とする蓄電システム。
  5. 【請求項５】太陽電池発電システムとこの太陽電池発電
    システムに接続される電力供給システムとを備え、前記
    太陽電池発電システムは、インバータ及び制御回路を有
    する太陽電池用電力変換器と、この太陽電池用電力変換
    器に直流電力を供給する太陽電池とを有し、前記蓄電シ
    ステムは、商用電源の夜間の交流電力を直流電力に変換
    するコンバータと、前記コンバータからの直流電力を受
    けて蓄電すると共に、この蓄電した電力を前記太陽電池
    用電力変換器のインバータの入力側供給する２次電池
    と、前記コンバータへの電力供給を制御すると共に、前
    記２次電池から前記太陽電池用電力変換器のインバータ
    への電力供給を制御する制御回路とを有することを特徴
    とする電力供給システム。
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