JP2001095074A - 照明付ダイナミックスピーカーユニット - Google Patents
照明付ダイナミックスピーカーユニットInfo
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- JP2001095074A JP2001095074A JP27071399A JP27071399A JP2001095074A JP 2001095074 A JP2001095074 A JP 2001095074A JP 27071399 A JP27071399 A JP 27071399A JP 27071399 A JP27071399 A JP 27071399A JP 2001095074 A JP2001095074 A JP 2001095074A
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- light
- light emitting
- illumination
- speaker unit
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- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 スピーカーユニット自体から光を発するアイ
キャッチ効果の高い照明付ダイナミックスピーカーユニ
ットを提供する。 【解決手段】 照明付ダイナミックスピーカーユニット
20は、一般的なダイナミックスピーカーユニットの構
造に加えて、バックプレート2及びセンターポール4の
中心部に穿設された孔11と、前記バックプレート2の
底面側2aに固定された基板12と、前記基板12にホ
ルダー13を介して光がセンターキャップ17の内面1
7aに照射されるように取り付けられた発光ダイオード
14と、を備え、前記孔11を通して前記発光ダイオー
ド14が基板12に配設されたコネクター15まで配線
されて、外部の駆動源に接続された構造であり、発光ダ
イオード14がスピーカーユニットの内側からセンター
キャップ17及びコーン紙7を光らせる構成である。
キャッチ効果の高い照明付ダイナミックスピーカーユニ
ットを提供する。 【解決手段】 照明付ダイナミックスピーカーユニット
20は、一般的なダイナミックスピーカーユニットの構
造に加えて、バックプレート2及びセンターポール4の
中心部に穿設された孔11と、前記バックプレート2の
底面側2aに固定された基板12と、前記基板12にホ
ルダー13を介して光がセンターキャップ17の内面1
7aに照射されるように取り付けられた発光ダイオード
14と、を備え、前記孔11を通して前記発光ダイオー
ド14が基板12に配設されたコネクター15まで配線
されて、外部の駆動源に接続された構造であり、発光ダ
イオード14がスピーカーユニットの内側からセンター
キャップ17及びコーン紙7を光らせる構成である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイナミックスピ
ーカーユニットの技術分野に属し、特にカーオーディオ
のスピーカーユニットに最適な照明付ダイナミックスピ
ーカーユニットの構造に関する。
ーカーユニットの技術分野に属し、特にカーオーディオ
のスピーカーユニットに最適な照明付ダイナミックスピ
ーカーユニットの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オーディオに使用されるダイナミ
ックスピーカーユニット、特にカーオーディオにおける
ウーファユニットは、アイキャッチ効果(視覚的な演出
効果)を意識した色付き振動板や色付きエッジを配した
ものがトレンドとなっている。
ックスピーカーユニット、特にカーオーディオにおける
ウーファユニットは、アイキャッチ効果(視覚的な演出
効果)を意識した色付き振動板や色付きエッジを配した
ものがトレンドとなっている。
【0003】しかし、それらの色付きウーファユニット
は、実際に車に装着した場合に車内装のスピーカーグリ
ルによってせっかくの色付きの振動板やエッジが隠され
てしまい、外から殆ど見えない状態である。さらに夜間
ともなれば全く見えない状態になってしまうのでアイキ
ャッチの効果は薄い。
は、実際に車に装着した場合に車内装のスピーカーグリ
ルによってせっかくの色付きの振動板やエッジが隠され
てしまい、外から殆ど見えない状態である。さらに夜間
ともなれば全く見えない状態になってしまうのでアイキ
ャッチの効果は薄い。
【0004】そこで最近では、(イ)ウーファユニット
のエッジ回りにネオンリング等のイルミネーションを別
途取り付けて夜間、オンオフ・スイッチで点灯させるこ
とで振動板等を青く照明するようにした照明付スピーカ
ーシステムが実用化されている。
のエッジ回りにネオンリング等のイルミネーションを別
途取り付けて夜間、オンオフ・スイッチで点灯させるこ
とで振動板等を青く照明するようにした照明付スピーカ
ーシステムが実用化されている。
【0005】また、(ロ)実開昭49−40429号公
報には、スピーカーボックスの前面等にマークや文字を
形取った発光体を取り付け、該発光体を直接または間接
的に発光させると共に、その光量をスピーカーの音量変
化と同様に変化させることによって美観を高めるスピー
カーシステムが開示されている。
報には、スピーカーボックスの前面等にマークや文字を
形取った発光体を取り付け、該発光体を直接または間接
的に発光させると共に、その光量をスピーカーの音量変
化と同様に変化させることによって美観を高めるスピー
カーシステムが開示されている。
【0006】また、(ハ)実公平6−17414号公報
には、スピーカー本体の振動板の中心部に対向して配設
されるとともに入力信号に応じた光量で振動板の表面を
照明する光源と、前記振動板の反射光を外方へ透過させ
る構造のスピーカー装置が開示されている。
には、スピーカー本体の振動板の中心部に対向して配設
されるとともに入力信号に応じた光量で振動板の表面を
照明する光源と、前記振動板の反射光を外方へ透過させ
る構造のスピーカー装置が開示されている。
【0007】さらに、(ニ)本願出願人は既に特願平9
−322783号にて、発光素子として発光ダイオード
をダイナミックスピーカーに配設し、これをスピーカー
用ボイスコイルに併設した発光素子駆動用ボイスコイル
による起電力によって駆動するように構成された新規な
照明付ダイナミックスピーカーを開示した。
−322783号にて、発光素子として発光ダイオード
をダイナミックスピーカーに配設し、これをスピーカー
用ボイスコイルに併設した発光素子駆動用ボイスコイル
による起電力によって駆動するように構成された新規な
照明付ダイナミックスピーカーを開示した。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
照明付ダイナミックスピーカーシステム(イ)、(ロ)
(ハ)は、スピーカーユニットまたはスピーカーシステ
ムに別体として発光素子(照明装置、照明具、発光体と
も称されるが皆概ね同義である。)を付属せしめ、これ
を駆動する電源配線を別途用意する必要があり、またそ
の光量をスピーカーの音量変化に応じて変化させるため
の制御回路をスピーカー装置とは別に設ける必要があ
る。したがって、カーオーディオの場合は取り付けの容
易性が重要課題であるのに車に取り付ける際の電源配線
が非常に面倒であり、付加回路が必要なことからコスト
も高いものとなってしまうという問題点があった。ま
た、スピーカーユニット自身が光る構造ではないので、
そのアイキャッチ効果は十分とはいえない。
照明付ダイナミックスピーカーシステム(イ)、(ロ)
(ハ)は、スピーカーユニットまたはスピーカーシステ
ムに別体として発光素子(照明装置、照明具、発光体と
も称されるが皆概ね同義である。)を付属せしめ、これ
を駆動する電源配線を別途用意する必要があり、またそ
の光量をスピーカーの音量変化に応じて変化させるため
の制御回路をスピーカー装置とは別に設ける必要があ
る。したがって、カーオーディオの場合は取り付けの容
易性が重要課題であるのに車に取り付ける際の電源配線
が非常に面倒であり、付加回路が必要なことからコスト
も高いものとなってしまうという問題点があった。ま
た、スピーカーユニット自身が光る構造ではないので、
そのアイキャッチ効果は十分とはいえない。
【0009】また、前記照明付ダイナミックスピーカー
(ニ)は、発光素子として発光ダイオードを採用し、こ
の駆動電源としてスピーカー用ボイスコイルに新たに併
設した発光素子駆動用ボイスコイルの起電力を利用する
点に優れた発想が存するが、惜しむらくは発光ダイオー
ドの配置、照明手段に改良の余地が残った。即ち、前記
(イ)、(ロ)、(ハ)と同様に発光素子はダイナミッ
クスピーカーユニットの外側ないし表面(ガスケットや
センターキャップ上)に直接取り付けるか、間接照明に
よる取付手段に依っている。
(ニ)は、発光素子として発光ダイオードを採用し、こ
の駆動電源としてスピーカー用ボイスコイルに新たに併
設した発光素子駆動用ボイスコイルの起電力を利用する
点に優れた発想が存するが、惜しむらくは発光ダイオー
ドの配置、照明手段に改良の余地が残った。即ち、前記
(イ)、(ロ)、(ハ)と同様に発光素子はダイナミッ
クスピーカーユニットの外側ないし表面(ガスケットや
センターキャップ上)に直接取り付けるか、間接照明に
よる取付手段に依っている。
【0010】この点、最もアイキャッチ効果が期待でき
るのは、スピーカーユニットの周辺部が光ったり振動板
が間接照明されるのではなく、ダイナミックスピーカー
ユニット自身が内側から光る形態であると考えられる。
るのは、スピーカーユニットの周辺部が光ったり振動板
が間接照明されるのではなく、ダイナミックスピーカー
ユニット自身が内側から光る形態であると考えられる。
【0011】本発明は上記事情を考察してなされたもの
であり、ホームオーディオとしては勿論、特にカーオー
ディオのウーファユニットとして車に搭載するのに適し
たアイキャッチ効果の高い照明付ダイナミックスピーカ
ーユニットを提供するものである。
であり、ホームオーディオとしては勿論、特にカーオー
ディオのウーファユニットとして車に搭載するのに適し
たアイキャッチ効果の高い照明付ダイナミックスピーカ
ーユニットを提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、 (1)照明付ダイナミックスピーカーユニットにおい
て、バックプレート2及びセンターポール4の中心部に
穿設された孔11と、前記バックプレート2の底面側2
aまたは前記センターポール4の上面側4aに固定され
た基板12と、前記基板12に直接またはホルダー13
を介して光がセンターキャップ17の内面に照射される
ように取り付けられた発光ダイオード14と、を備え、
前記孔11を通して前記発光ダイオード14が駆動源に
配線されている構造を特徴とする照明付ダイナミックス
ピーカーユニットを提供することにより上記課題を解決
する。 (2)スピーカー用ボイスコイル1と同芯とする2重巻
構造または隣接する並設構造とした発光ダイオード駆動
用ボイスコイル18を配設し、該発光ダイオード駆動用
ボイスコイル18を駆動源としてこれに基板12′上で
半波整流回路21と定電流ダイオード22と発光ダイオ
ード14が直列接続されていることを特徴とする上記
(1)に記載の照明付ダイナミックスピーカーユニット
を提供することにより上記課題を解決する。 (3)凹レンズ23が発光ダイオード14とセンターキ
ャップ17′との間に配設されていることを特徴とする
上記(1)または(2)に記載の照明付ダイナミックス
ピーカーユニットを提供することにより上記課題を解決
する。 (4)センターキャップ17、17′が透明または半透
明の領域を有するとともにその内面に光拡散処理が為さ
れ、振動板に金属光沢の塗装が施してあることを特徴と
する上記(1)または(2)または(3)に記載の照明
付ダイナミックスピーカーユニットを提供することによ
り上記課題を解決する。
て、バックプレート2及びセンターポール4の中心部に
穿設された孔11と、前記バックプレート2の底面側2
aまたは前記センターポール4の上面側4aに固定され
た基板12と、前記基板12に直接またはホルダー13
を介して光がセンターキャップ17の内面に照射される
ように取り付けられた発光ダイオード14と、を備え、
前記孔11を通して前記発光ダイオード14が駆動源に
配線されている構造を特徴とする照明付ダイナミックス
ピーカーユニットを提供することにより上記課題を解決
する。 (2)スピーカー用ボイスコイル1と同芯とする2重巻
構造または隣接する並設構造とした発光ダイオード駆動
用ボイスコイル18を配設し、該発光ダイオード駆動用
ボイスコイル18を駆動源としてこれに基板12′上で
半波整流回路21と定電流ダイオード22と発光ダイオ
ード14が直列接続されていることを特徴とする上記
(1)に記載の照明付ダイナミックスピーカーユニット
を提供することにより上記課題を解決する。 (3)凹レンズ23が発光ダイオード14とセンターキ
ャップ17′との間に配設されていることを特徴とする
上記(1)または(2)に記載の照明付ダイナミックス
ピーカーユニットを提供することにより上記課題を解決
する。 (4)センターキャップ17、17′が透明または半透
明の領域を有するとともにその内面に光拡散処理が為さ
れ、振動板に金属光沢の塗装が施してあることを特徴と
する上記(1)または(2)または(3)に記載の照明
付ダイナミックスピーカーユニットを提供することによ
り上記課題を解決する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
き説明する。
き説明する。
【0014】図1は本発明に係る照明付ダイナミックス
ピーカーユニットの構造を説明するための断面図であ
り、図2は本発明に係る他の実施の形態の断面図であ
る。
ピーカーユニットの構造を説明するための断面図であ
り、図2は本発明に係る他の実施の形態の断面図であ
る。
【0015】図1において、照明付ダイナミックスピー
カーユニット20は、ボイスコイルボビン6に巻回され
た駆動力を発生するスピーカー用ボイスコイル1及び磁
気回路(永久磁石3、バックプレート2、センターポー
ル4、及びプレート5)と、スピーカー用ボイスコイル
1の先端に連結された振動板のコーン紙7と、コーン紙
7の中央に周縁が接着されたセンターキャップ17と、
スピーカー用ボイスコイル1を磁気回路のギャップに対
して一定の位置に保つためのダンパ8と、さらにコーン
紙7の周辺を支えるエッジ9と、これらの部品を連結す
るフレーム10と、を備える一般的なダイナミックスピ
ーカーユニットの構造に加えて、バックプレート2及び
センターポール4の中心部に穿設された直径12mm程
度の孔11と、前記バックプレート2の底面側2aに固
定された基板12と、前記基板12にホルダー13を介
して光が前記センターキャップ17の内面17aに照射
されるように取り付けられた発光ダイオード14と、を
備え、前記孔11を通して前記発光ダイオード14が例
えば基板12に配設されたコネクター15まで配線され
て、外部の図示しない駆動源に接続される構造になって
いる。
カーユニット20は、ボイスコイルボビン6に巻回され
た駆動力を発生するスピーカー用ボイスコイル1及び磁
気回路(永久磁石3、バックプレート2、センターポー
ル4、及びプレート5)と、スピーカー用ボイスコイル
1の先端に連結された振動板のコーン紙7と、コーン紙
7の中央に周縁が接着されたセンターキャップ17と、
スピーカー用ボイスコイル1を磁気回路のギャップに対
して一定の位置に保つためのダンパ8と、さらにコーン
紙7の周辺を支えるエッジ9と、これらの部品を連結す
るフレーム10と、を備える一般的なダイナミックスピ
ーカーユニットの構造に加えて、バックプレート2及び
センターポール4の中心部に穿設された直径12mm程
度の孔11と、前記バックプレート2の底面側2aに固
定された基板12と、前記基板12にホルダー13を介
して光が前記センターキャップ17の内面17aに照射
されるように取り付けられた発光ダイオード14と、を
備え、前記孔11を通して前記発光ダイオード14が例
えば基板12に配設されたコネクター15まで配線され
て、外部の図示しない駆動源に接続される構造になって
いる。
【0016】なお、上記実施の形態では発光ダイオード
14の点灯、点滅、明暗等の駆動制御が外部回路によっ
て行われる形態であり、コネクタコードによって接続さ
れている図示されないメイン基板から制御され、点灯、
消灯、点滅を繰り返すデモやスピーカーの入力信号に連
動して点灯、点滅等の多彩な照明を演出できるようにす
る。また、アンプ内蔵型サブウーファシステムの場合、
アンプ回路を駆動するための電源が供給されているの
で、その電源を利用して駆動し、別に備えた制御回路基
板または上記基板12に搭載した制御回路によってコン
トロールするように構成してもよい。
14の点灯、点滅、明暗等の駆動制御が外部回路によっ
て行われる形態であり、コネクタコードによって接続さ
れている図示されないメイン基板から制御され、点灯、
消灯、点滅を繰り返すデモやスピーカーの入力信号に連
動して点灯、点滅等の多彩な照明を演出できるようにす
る。また、アンプ内蔵型サブウーファシステムの場合、
アンプ回路を駆動するための電源が供給されているの
で、その電源を利用して駆動し、別に備えた制御回路基
板または上記基板12に搭載した制御回路によってコン
トロールするように構成してもよい。
【0017】上記発光ダイオード14には例えば消費電
流10〜30mA規格の青、赤、緑又はアンバー等の色
の発光もしくは3色発光のものを1個使用する。また、
上記ホルダー13は発光ダイオード14のセンターキャ
ップ17に対する配置を最良にする位置調整固定用の役
割を果たす。
流10〜30mA規格の青、赤、緑又はアンバー等の色
の発光もしくは3色発光のものを1個使用する。また、
上記ホルダー13は発光ダイオード14のセンターキャ
ップ17に対する配置を最良にする位置調整固定用の役
割を果たす。
【0018】上記発光ダイオード14の取付構造によっ
て、発光ダイオード14から発光された光束はその上方
のセンターキャップ17の内面17aの概ね全面に当た
ることになり、スピーカーユニット自体が内側から光る
ことになる。この際、前記センターキャップ17の材質
を透明または乳白色としたポリプロピレン等の合成樹脂
製として、内面に光拡散処理(梨地処理や細かい凹凸処
理)を施したものとすることで、一層光が拡散してセン
ターキャップ17全体に拡がり、外側の振動板のコーン
紙7まで照らすので、アイキャッチに優れた構造とな
る。
て、発光ダイオード14から発光された光束はその上方
のセンターキャップ17の内面17aの概ね全面に当た
ることになり、スピーカーユニット自体が内側から光る
ことになる。この際、前記センターキャップ17の材質
を透明または乳白色としたポリプロピレン等の合成樹脂
製として、内面に光拡散処理(梨地処理や細かい凹凸処
理)を施したものとすることで、一層光が拡散してセン
ターキャップ17全体に拡がり、外側の振動板のコーン
紙7まで照らすので、アイキャッチに優れた構造とな
る。
【0019】さらに、振動板のコーン紙7の表面にコル
ゲート形状をつける等の工夫や、LEDの光色に染まり
やすい金属光沢の塗装(白色塗装または銀色塗装が好ま
しい)を付加することで、一層イルミネーションの効果
を上げることができる。
ゲート形状をつける等の工夫や、LEDの光色に染まり
やすい金属光沢の塗装(白色塗装または銀色塗装が好ま
しい)を付加することで、一層イルミネーションの効果
を上げることができる。
【0020】次に、図2の照明付ダイナミックスピーカ
ーユニット30は、図3の部分拡大図に示されるよう
に、ボイスコイルボビン6に巻回されたスピーカー用ボ
イスコイル1と同芯とする2重巻構造または隣接する並
設構造とした発光ダイオード駆動用ボイスコイル18を
配設し、該発光ダイオード駆動用ボイスコイル18の起
電力を駆動源として、これにセンターポール4の上面側
4aにホルダー25で固定された発光ダイオード保護の
ための周辺回路を含めた基板12′上で図4に示される
ような半波整流回路としての整流ダイオード21と定電
流ダイオード22と発光ダイオード14が直列接続され
ている構造である。
ーユニット30は、図3の部分拡大図に示されるよう
に、ボイスコイルボビン6に巻回されたスピーカー用ボ
イスコイル1と同芯とする2重巻構造または隣接する並
設構造とした発光ダイオード駆動用ボイスコイル18を
配設し、該発光ダイオード駆動用ボイスコイル18の起
電力を駆動源として、これにセンターポール4の上面側
4aにホルダー25で固定された発光ダイオード保護の
ための周辺回路を含めた基板12′上で図4に示される
ような半波整流回路としての整流ダイオード21と定電
流ダイオード22と発光ダイオード14が直列接続され
ている構造である。
【0021】上記発光ダイオード14は直接に基板1
2′に搭載されてもよいし、ホルダーを介してもよい
が、センターポール4の孔11の上(中心軸上)に配設
することが肝要である。
2′に搭載されてもよいし、ホルダーを介してもよい
が、センターポール4の孔11の上(中心軸上)に配設
することが肝要である。
【0022】動作を概説すると、入力端子27に入力さ
れるオーディオ信号が音声用引き出し線26を通ってス
ピーカー用ボイスコイル1を駆動する。すると発光ダイ
オード駆動用ボイスコイル18も同時に永久磁石3から
発生される磁界の中で動くことになるので、起電力が発
生する。これが引き出し線28a、28bを通って基板
12′に入力され、整流されて発光ダイオード14が起
電力に応じて点滅、点灯することになる。
れるオーディオ信号が音声用引き出し線26を通ってス
ピーカー用ボイスコイル1を駆動する。すると発光ダイ
オード駆動用ボイスコイル18も同時に永久磁石3から
発生される磁界の中で動くことになるので、起電力が発
生する。これが引き出し線28a、28bを通って基板
12′に入力され、整流されて発光ダイオード14が起
電力に応じて点滅、点灯することになる。
【0023】図2では、特にセンターキャップ17′が
カーオーディオのサブウーファシステムで広く採用され
ているコーン紙7表面の50%以上を覆うような大きな
丸皿状となっているが、凹レンズ23が発光ダイオード
14とセンターキャップ17との間に配設されている構
造となっているので、この場合は、発光ダイオード14
の光束が凹レンズ23によってより一層拡大してセンタ
ーキャップ17′の内面17a′の広い範囲に照射され
て全体が照明されることになる。また、センターキャッ
プ17′全体に充満した光によってその周辺のコーン紙
7までも光らせることができる。
カーオーディオのサブウーファシステムで広く採用され
ているコーン紙7表面の50%以上を覆うような大きな
丸皿状となっているが、凹レンズ23が発光ダイオード
14とセンターキャップ17との間に配設されている構
造となっているので、この場合は、発光ダイオード14
の光束が凹レンズ23によってより一層拡大してセンタ
ーキャップ17′の内面17a′の広い範囲に照射され
て全体が照明されることになる。また、センターキャッ
プ17′全体に充満した光によってその周辺のコーン紙
7までも光らせることができる。
【0024】勿論、この場合もセンターキャップ17′
は内面17a′に梨地処理等の光拡散処理が為された乳
白色の半透明な材質が好ましく、またコーン紙7は金属
光沢の塗装が施してあることが好ましい。
は内面17a′に梨地処理等の光拡散処理が為された乳
白色の半透明な材質が好ましく、またコーン紙7は金属
光沢の塗装が施してあることが好ましい。
【0025】而して、1つの発光ダイオード14でも十
分にセンターキャップ17′を中心に光り、それによっ
てコーン紙7までも照明を受けて光るので、スピーカー
ユニット全体が明るく目立つイルミネーションとなる。
分にセンターキャップ17′を中心に光り、それによっ
てコーン紙7までも照明を受けて光るので、スピーカー
ユニット全体が明るく目立つイルミネーションとなる。
【0026】なお、本発明はカーオーディオのサブウー
ファユニットへの採用を想定して為されたものである
が、カーオーディオのみならずMD/CDラジカセ、カ
ラオケ用スピーカー、楽器演奏用スピーカー等、スピー
カー製品全般に適用できることは言うまでもない。
ファユニットへの採用を想定して為されたものである
が、カーオーディオのみならずMD/CDラジカセ、カ
ラオケ用スピーカー、楽器演奏用スピーカー等、スピー
カー製品全般に適用できることは言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る照明
付ダイナミックスピーカーユニットは下記の優れた効果
を有する。
付ダイナミックスピーカーユニットは下記の優れた効果
を有する。
【0028】(1)ダイナミックスピーカーユニット自
体が内側から発光するのでイルミネーションとしての高
いアイキャッチ効果が得られる。
体が内側から発光するのでイルミネーションとしての高
いアイキャッチ効果が得られる。
【0029】(2)発光ダイオードを光源としているの
で耐久性が高い。
で耐久性が高い。
【0030】(3)凹レンズの配設によって発光ダイオ
ードの光の拡散がより一層拡がるので、大きなセンター
キャップの全体を光らせることができる。
ードの光の拡散がより一層拡がるので、大きなセンター
キャップの全体を光らせることができる。
【0031】(4)センターキャップから振動板まで照
明されて光るので、音に連動したスピーカーの動きが体
現できる。
明されて光るので、音に連動したスピーカーの動きが体
現できる。
【図1】本発明に係る照明付ダイナミックスピーカーユ
ニットの構造を示す断面図である。
ニットの構造を示す断面図である。
【図2】本発明に係る他の照明付ダイナミックスピーカ
ーユニットの構造を示す断面図である。
ーユニットの構造を示す断面図である。
【図3】本発明に係るボイスコイル部分の部分拡大図で
ある。
ある。
【図4】本発明に係る発光ダイオードの駆動回路図であ
る。
る。
1 スピーカー用ボイスコイル 2 バックプレート 3 永久磁石 4 センターポール 5 プレート 6 ボイスコイルボビン 7 コーン紙(振動板) 8 ダンパ 9 エッジ 10 フレーム 11 孔 12、12′ 基板 13、25 ホルダー 14 発光ダイオード 15 コネクター 17、17′ センターキャップ 17a、17a′ センターキャップの内面 18 発光ダイオード駆動用ボイスコイル 20、30 照明付ダイナミックスピーカーユニット 21 整流ダイオード(半波整流回路) 22 定電流ダイオード 23 凹レンズ 26 音声用引き出し線 27 入力端子 28a、28b 引き出し線
Claims (4)
- 【請求項1】 照明付ダイナミックスピーカーユニット
において、バックプレート及びセンターポールの中心部
に穿設された孔と、前記バックプレートの底面側または
前記センターポールの上面側に固定された基板と、前記
基板に直接またはホルダーを介して光がセンターキャッ
プの内面に照射されるように取り付けられた発光ダイオ
ードと、を備え、前記孔を通して前記発光ダイオードが
駆動源に配線されている構造を特徴とする照明付ダイナ
ミックスピーカーユニット。 - 【請求項2】 スピーカー用ボイスコイルと同芯とする
2重巻構造または隣接する並設構造とした発光ダイオー
ド駆動用ボイスコイルを配設し、該発光ダイオード駆動
用ボイスコイルを駆動源としてこれに基板上で半波整流
回路と定電流ダイオードと発光ダイオードが直列接続さ
れていることを特徴とする請求項1に記載の照明付ダイ
ナミックスピーカーユニット。 - 【請求項3】 凹レンズが発光ダイオードとセンターキ
ャップとの間に配設されていることを特徴とする請求項
1または請求項2に記載の照明付ダイナミックスピーカ
ーユニット。 - 【請求項4】 センターキャップが透明または半透明の
領域を有するとともにその内面に光拡散処理が為され、
振動板に金属光沢の塗装が施してあることを特徴とする
請求項1または請求項2または請求項3に記載の照明付
ダイナミックスピーカーユニット。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP27071399A JP2001095074A (ja) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | 照明付ダイナミックスピーカーユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP27071399A JP2001095074A (ja) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | 照明付ダイナミックスピーカーユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001095074A true JP2001095074A (ja) | 2001-04-06 |
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Family Applications (1)
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