JP2001094240A - プリント配線基板用印刷機および電子回路の製造方法 - Google Patents

プリント配線基板用印刷機および電子回路の製造方法

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JP2001094240A JP26596199A JP26596199A JP2001094240A JP 2001094240 A JP2001094240 A JP 2001094240A JP 26596199 A JP26596199 A JP 26596199A JP 26596199 A JP26596199 A JP 26596199A JP 2001094240 A JP2001094240 A JP 2001094240A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント配線基板の表面にクリームはんだを
塗布する際の保持を確実に行う。 【解決手段】 印刷機22は、台座23の表面の印刷ベ
ース24に、プリント配線基板21を載置させて、クリ
ームはんだの印刷を行う。プリント配線基板21は、そ
の外形を、固定爪27で機械的に保持する。プリント配
線基板21の内側に設けられる穴の配置にはかかわら
ず、固定爪27によって確実に保持することができる。
対向する固定爪27は、分離部31を挟んで、2枚のプ
リント配線基板21を同時に固定することができる。固
定爪27によるプリント配線基板21の保持状態は、容
易に固定と解除とを切換えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電気部品を実
装して電子回路を形成するために印刷を行うプリント配
線基板用印刷機および電子回路の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図7に示すようにして、プリ
ント配線基板1の表面に印刷機2で印刷を行う工程が、
電子回路を製造する工程の1つとして行われている。プ
リント配線基板1は、Printed Wiring BoardからPWB
と略称されることもあり、電子回路を形成するための基
材となっている。プリント配線基板1の表面には、電気
的配線パターンや部品接合用のランドが形成され、表面
実装型部品やリード線挿入型部品を搭載してはんだ付け
を行えば、電子回路が形成される。近年は、表面実装方
式で電子回路を形成することが多くなっている。表面実
装方式では、プリント配線基板1の表面に印刷機2でク
リームはんだを印刷する。印刷中にプリント配線基板1
がずれたりしないように、プリント配線基板1は、印刷
機2の台座3の表面の印刷ベース4に保持される。印刷
ベース4には、複数の小穴5が形成され、真空ポンプ6
を起動することによって、台座3内に真空圧を発生さ
せ、小穴5を介してプリント配線基板1を印刷ベース4
に吸着させて保持する。
【0003】真空圧で印刷ベース4に保持されるプリン
ト配線基板1の表面には、スクリーン7が被せられる。
スクリーン7は、枠8間に張架され、所定のパターンで
貫通孔が穿けられているマスク9を載せて、その上から
クリームはんだ10などを塗布すれば、プリント配線基
板1上にクリームはんだ10がスクリーン印刷される。
【0004】図8は、図7のように印刷ベース4上に保
持されるプリント配線基板1を平面視した状態を示す。
プリント配線基板1には、配線パターンや、装着する電
子部品の必要に応じて、複数の貫通孔11,12,…が
形成される。印刷ベース4に形成される小穴5の位置が
プリント配線基板1の貫通孔11,12,…の位置に一
致してしまうと、真空圧による吸着力が低下してしまう
ので、小穴5の位置は貫通孔11,12,…の位置とは
ずれるようにしておく必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すように、従
来はプリント配線基板1を印刷ベース4に開けた小穴5
を通じて、真空圧で印刷ベース4に吸着しているため
に、次のような問題がある。
【0006】プリント配線基板1を小穴4で吸着して
いるために、クリームはんだ10の印刷面積が大きくな
ると、クリームはんだ10の粘着力が、プリント配線基
板1を印刷ベース4に保持するための吸着力よりも大き
くなってしまう可能性がある。クリームはんだ10の粘
着力が吸着力よりも大きくなると、印刷ベース4にプリ
ント配線基板1を保持することができず、印刷用のスク
リーン7を印刷ベース4から上方に離すときに、プリン
ト配線基板1がスクリーン7に付着して上がってしま
い、プリント配線基板1を印刷ベース4上に保持するこ
とができなくなってしまう欠点がある。
【0007】プリント配線基板1の外形は同一でも貫
通孔11,12,…の位置が異なる場合があり、印刷ベ
ース4の小穴5の位置は、貫通孔11,12,…を避け
るように変更しなければならないことが生じる。したが
って、プリント配線基板1での貫通孔11,12,…の
位置に応じて小穴5の位置を変えた印刷ベース4を新た
に製作する必要がある。このため、電子機器の生産時の
モデル切換に伴って、印刷ベース4を取換えて、調整作
業を行う必要が生じ、生産性が低下してしまう。
【0008】本発明の目的は、電子回路の製造工程の一
環として、プリント配線基板の表面に印刷を行う際に、
プリント配線基板を確実に保持することができるプリン
ト配線基板用印刷機および電子回路の製造方法を提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、プリント配線
基板の表面に印刷を行うプリント配線基板用印刷機にお
いて、プリント配線基板に接触して、機械的に保持する
保持部材と、保持部材によるプリント配線基板の保持状
態を、一動作で固定または解除に切換え可能な切換機構
とを含むことを特徴とするプリント配線基板用印刷機で
ある。
【0010】本発明に従えば、プリント配線基板の表面
に印刷を行うプリント配線基板用印刷機は、プリント配
線基板に接触して、機械的に保持する保持部材と、保持
部材によるプリント配線基板の保持状態を、一動作で固
定または解除に切換え可能な切換機構とを含む。プリン
ト配線基板は保持部材によって機械的に接触した状態で
保持されて、印刷が行われるので、クリームはんだな
ど、粘着力が大きいペーストを印刷する際にも、保持部
材を接触させて確実な機械的保持を行うことができる。
切換機構によって、保持部材による保持状態の固定と解
除とが一動作で切換えることができるので、プリント配
線基板の着脱を容易に行うことができ、生産性を向上さ
せることができる。
【0011】また本発明で前記切換機構は、流体圧で前
記保持部材による保持状態の切換えを行うことを特徴と
する。
【0012】本発明に従えば、切換機構を、空気圧や油
圧などの流体圧で作動させ、プリント配線基板の保持状
態の固定または解除を切換えることができる。
【0013】また本発明で前記切換機構は、電磁力で前
記保持部材による保持状態の切換えを行うことを特徴と
する。
【0014】本発明に従えば、保持機構を、プランジャ
やモータなどの電磁力で作動させるので、簡単な制御で
プリント配線基板の保持状態の固定とその解除とを切換
えることができる。
【0015】また本発明で前記保持部材は、前記プリン
ト配線基板の外形を挟持して、該プリント配線基板を保
持することを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、保持部材はプリント配線
基板の外形を挟持して保持するので、印刷工程の対象と
なるプリント配線基板の内側の表面に対しては影響を与
えずに、プリント配線基板を機械的に確実に保持するこ
とができる。
【0017】また本発明によれば、保持部材として、プ
リント配線基板の内側の表面に形成されている貫通孔に
嵌合して、プリント配線基板が印刷の際に、外部へ持去
られることを防ぎ、プリント配線基板を確実に保持し
て、外周付近までプリント配線基板の表面に印刷を行う
ことができる。
【0018】また本発明で前記保持部材は、複数のプリ
ント配線基板を同時に保持可能であることを特徴とす
る。
【0019】本発明に従えば、複数のプリント配線基板
を、切換機構の一動作で、固定する状態と固定を解除し
た状態とを切換えることができるので、生産性の向上を
一層図ることができる。
【0020】さらに本発明は、上述したプリント配線基
板用の印刷機を用いてプリント配線基板の表面にクリー
ムはんだを印刷した後、クリームはんだを印刷した表面
に表面実装型部品を搭載し、リフロー加熱でクリームは
んだを溶融させ、表面実装型部品をプリント配線基板に
はんだ付けして、電子回路を生産性よく製造することが
できる。
【0021】さらにまた本発明は、上述の印刷機でプリ
ント配線基板の表面にクリームはんだを印刷し、プリン
ト配線基板を反転させて、クリームはんだの印刷を行っ
た表面に対向する側の表面からリード挿入型実装部品の
リードを挿入して、リフロー加熱で挿入したリードをク
リームはんだでプリント配線基板に対してはんだ付けす
るので、リード挿入型実装部品をプリント配線基板に搭
載する電子回路を効率よく製造することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態と
して、プリント配線基板21の表面に印刷を行う印刷機
22の概略的な構成を断面視して示す。プリント配線基
板21は、印刷機22の台座23上の印刷ベース24上
で保持される。印刷ベース24は、天板25、印刷パレ
ット26、固定爪27、固定爪スライダ28および固定
解除スライダ29などを、主要部として含む。本実施形
態の印刷ベース24では、印刷パレット26上に、2枚
のプリント配線基板21を保持することができる。プリ
ント配線基板21は、印刷パレット26の表面に設けら
れ、プリント配線基板21の厚さにほぼ等しい深さを有
する凹所30上に載置される。凹所30も、印刷パレッ
ト26の表面に間隔を空けて形成され、2つの凹所30
には、一定の幅で分離部31が残されている。
【0023】図2は、図1を平面視した状態を示す。プ
リント配線基板21は、エポキシやフェノールなどの合
成樹脂やセラミックなど、比較的剛性の高い電気絶縁材
料を基材として形成され、大略的に矩形の形状であり、
長辺側の一辺を分離部31に接触させ、この長辺に対向
する側の長辺を、固定爪27で挟持して保持する。固定
爪27は、プリント配線基板21の長辺に沿って間隔を
空けて2箇所で挟持を行う。対向して設けられる固定爪
27は、図1に示すように、上端側が下端側よりも分離
部31寄りに傾斜した状態で、プリント配線基板21の
長辺側を、分離部31側に押付ける。プリント配線基板
21が載置される凹所30は、ほぼ矩形であり、長辺側
の幅はプリント配線基板21とほぼ等しく、短辺側の幅
はプリント配線基板21よりも大きく形成される。固定
爪27間のプリント配線基板21の保持状態は、レバー
32を機械的に操作することによって、一動作で固定と
解除とを切換えることができる。たとえば、レバー32
を実線で示す位置32aにすると、固定爪27は図1お
よび図2で実線で示す位置となり、保持状態が固定され
る。レバー32を、破線で示す32bの位置にすると、
固定爪27は図2の破線で示す位置に移動し、プリント
配線基板21の保持状態は解除される。
【0024】図3は、図2のレバー32によって保持部
材である固定爪27の保持状態を固定または解除に切換
える切換機構の構成を示す。レバー32は、揺動軸33
を中心に印刷ベース24の表面と平行な平面内で揺動変
位が可能である。レバー32の揺動軸33側にはテコ部
34が形成される。テコ部34は、レバー32が32a
の位置にあるときに、固定解除スライダ29を中心から
離れる方向に動かす。固定解除スライダ29によって固
定爪スライダ28も中心から離れる方向に動いて、固定
爪スライダ28上の固定爪27間の間隔が開き、図1や
図2に示すようなプリント配線基板21に対する保持状
態は解除される。レバー32を、32bの位置にする
と、テコ部34の先端は固定解除スライダ29を中心部
から離れる方向に押圧しなくなる。固定解除スライダ2
9は、引張りばね35によって、中心部方向に引付けら
れ、中心部方向に移動する。固定爪スライダ28は、天
板25に固定される外枠36から、押圧ばね37で中心
部方向に押圧されている。固定解除スライダ29が中心
部方向に移動すれば、固定爪スライダ28も中心部方向
に移動し、固定爪27でプリント配線基板21を挟持し
て保持することができる。
【0025】以上説明した実施形態では、固定爪27を
レバー32で移動させているけれども、レバー32の代
わりに、小型エアシリンダなど、空気圧や油圧などの流
体圧を利用して切換えることもできる。また、ソレノイ
ドやプランジャなどで、電磁力を直接作用させて切換え
ることもできる。さらに、電磁力で回転するモータなど
の回転力を、直線方向に変換して切換えを行うこともで
きる。
【0026】また、プリント配線基板21を保持する方
法として、プリント配線基板21の外形を利用している
けれども、プリント配線基板21の内側で貫通する角孔
や丸孔等に保持部材を嵌合させて機械的に保持すること
もできる。また、2枚のプリント配線基板21を同時に
保持しているけれども、プリント配線基板21は単品で
も、3枚以上でも同様に保持することができる。
【0027】図4および図5は、図1の実施形態の印刷
機22を用いてクリームはんだ40を塗布し、電子回路
を製造する工程の概要を示す。図4では、(1)に示す
ようにクリームはんだ40を印刷機22でプリント配線
基板21の表面に印刷して塗布した後、(2)に示すよ
うに表面実装型部品41,42をクリームはんだ40を
塗布したプリント配線基板21の表面に装着する。表面
実装型部品41は、部品の本体に形成されている電極4
3を印刷されたクリームはんだ40に接触させるチップ
型部品であり、表面実装型部品42は、表面実装型部品
42の本体から引出されるリード44を印刷されたクリ
ームはんだ40に接触させるリード型部品である。チッ
プ型の表面実装型部品41は、抵抗、コンデンサ、ある
いは半導体素子などの電子部品に多く用いられる。リー
ド型の表面実装型部品42は、半導体集積回路などに多
く用いられる。
【0028】図4(3)は、表面実装型部品41,42
を、リフロー加熱によって、プリント配線基板21とは
んだ付けした状態を示す。クリームはんだ40に表面実
装型部品41,42の電極43やリード44を接触させ
た状態で周囲から加熱すると、クリームはんだ40中の
はんだ成分が溶融し、リフローソルダリングが行われ
る。クリームはんだ40中には、通常70〜90wt%
程度のはんだ粉末と、フラックス成分とが含まれてい
る。リフロー加熱によって、フラックス成分が活性化さ
れ、はんだ成分が溶融してはんだ付けが行われる。
【0029】図5に示すように、プリント配線基板21
にリード挿入孔45が形成され、(1)に示すように印
刷機22でリード挿入孔45の周囲にクリームはんだ4
0を印刷すれば、リード挿入実装型部品46を搭載する
電子回路を製造することもできる。リード挿入実装型部
品46は、半導体集積回路や電子部品に用いられる。リ
ード挿入実装型部品46を搭載する電子回路を製造する
際には、(2)に示すように、(1)でクリームはんだ
40を印刷した表面が下側となるように、プリント配線
基板21を反転させる。(3)に示すように、クリーム
はんだ40が印刷されていない表面側から、リード挿入
実装型部品46のリード47をリード挿入孔45に挿入
し、クリームはんだ40を印刷した表面側に突出するリ
ード47の先端を折曲げる。(4)に示すように、リフ
ロー加熱を行えば、リード47をクリームはんだ40で
はんだ付けし、電子回路を製造することができる。
【0030】図5に示す実施形態では、プリント配線基
板21の片面に表面実装型部品41,42やリード挿入
実装型部品46を搭載する電子回路を製造するばかりで
はなく、両面に部品を搭載するプリント配線基板51に
対してクリームはんだ40を印刷するために、図1の印
刷機22を用いることもできる。一旦プリント配線基板
51の一方の表面にクリームはんだ40を印刷し、さら
に部品の仮止め用の接着剤52を印刷し、表面実装型部
品41,42を搭載させる。その後、プリント配線基板
51を反転し、他方の表面側にクリームはんだ40など
の印刷を行う。ただし、表面実装型部品41,42が装
着された状態でプリント配線基板51を保持するため、
凹所53を形成した印刷ベース54を用いる必要があ
る。この実施形態では、印刷機22を用いてクリームは
んだ40ばかりではなく、接着剤52を塗布することも
できる。
【0031】またプリント配線基板には、リフロー加熱
方式ではんだ付けを行うものばかりではなく、はんだデ
ィップ方式ではんだ付けを行うものも用いられている。
はんだディップ方式ではんだ付けを行う際には、ソルダ
レジストがプリント配線基板ではんだ付けを行わない表
面に塗布される。このようなソルダレジストの塗布に本
発明の印刷機22を用いることもできる。またプリント
配線基板では一般に、表面には搭載する部品についての
各種情報や、信号の情報などが表示される。このような
表示についても、本発明の印刷機22を用いて好適に印
刷することができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、プリント
配線基板を保持部材で接触して、確実に機械的に保持
し、プリント配線基板の表面に印刷を行うことができ
る。保持部材による保持状態は、切換機構の一動作で固
定または解除に切換え可能であるので、プリント配線基
板の保持と、取外しとを迅速に行い、生産性を向上させ
ることができる。プリント配線基板の保持のために、た
とえば粘着テープなどを用いる必要はなく、生産性の向
上を図ることができる。
【0033】また本発明によれば、エアシリンダなど、
流体圧を利用してプリント配線基板の保持状態を切換え
ることができるので、保持部材による保持の圧力などの
調整を容易に行い、印刷の際の付着力よりも保持力の方
を確実に高めることができる。
【0034】また本発明によれば、保持部材の保持状態
の切換えを電磁力で行うので、簡単な制御でプリント配
線基板の保持状態の固定と解除とを切換えることができ
る。
【0035】また本発明によれば、プリント配線基板の
外形を保持部材で挟持して保持するので、外形が同一で
あれば、内部の配線パターンや貫通孔の位置などが変化
しても、印刷を行う際に確実に保持することができる。
【0036】また本発明によれば、プリント配線基板に
形成されている貫通孔に保持部材を嵌合させて機械的に
保持を行うので、プリント配線基板の外周側の保持が困
難な場合や、外周側に部品を装着する場合などでも、確
実にプリント配線基板を保持することができる。
【0037】また本発明によれば、プリント配線基板を
複数枚同時に保持して印刷を行うことができるので、生
産性を大幅に向上させることができる。
【0038】さらに本発明によれば、表面実装型部品を
プリント配線基板の表面に搭載するためにクリームはん
だを印刷する工程を確実かつ迅速に行い、電子回路を製
造する生産性を向上させることができる。
【0039】さらに本発明によれば、プリント配線基板
の表面にクリームはんだを迅速かつ確実に印刷して、プ
リント配線基板を反転してリード線を挿入するリード挿
入実装型部品のリード線のはんだ付けを、リフロー加熱
で行い、電子回路としての製造を生産性よく行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態としてのプリント配線基
板用印刷機の主要部分の概略的な構成を示す正面断面図
である。
【図2】図1の印刷機22の平面図である。
【図3】図1の印刷機22の切換機構の構成を示す平面
図である。
【図4】図1の印刷機22を用いて電子回路を製造する
工程の概要を示す図である。
【図5】図1の印刷機22を用いて電子回路を製造する
工程を示す図である。
【図6】本発明の実施の他の形態としてのプリント配線
基板用印刷機の主要部分の正面断面図である。
【図7】従来からのプリント配線基板用印刷機の主要部
分の正面断面図である。
【図8】図7の印刷機2の平面図である。
【符号の説明】
21,51 プリント配線基板 22 印刷機 23 台座 24,54 印刷ベース 26 印刷パレット 27 固定爪 28 固定爪スライダ 29 固定解除スライダ 30 凹所 31 分離部 32 レバー 33 揺動軸 34 テコ部 35 引張りばね 37 押圧ばね 40 クリームはんだ 41,42 表面実装型部品 46 リード挿入実装型部品

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線基板の表面に印刷を行うプ
    リント配線基板用印刷機において、 プリント配線基板に接触して、機械的に保持する保持部
    材と、 保持部材によるプリント配線基板の保持状態を、一動作
    で固定または解除に切換え可能な切換機構とを含むこと
    を特徴とするプリント配線基板用印刷機。
  2. 【請求項2】 前記切換機構は、流体圧で前記保持部材
    による保持状態の切換えを行うことを特徴とする請求項
    1記載のプリント配線基板用印刷機。
  3. 【請求項3】 前記切換機構は、電磁力で前記保持部材
    による保持状態の切換えを行うことを特徴とする請求項
    1記載のプリント配線基板用印刷機。
  4. 【請求項4】 前記保持部材は、前記プリント配線基板
    の外形を挟持して、該プリント配線基板を保持すること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のプリント
    配線基板用印刷機。
  5. 【請求項5】 前記保持部材は、前記プリント配線基板
    に形成される貫通孔に嵌合して、該プリント配線基板を
    保持することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載のプリント配線基板用印刷機。
  6. 【請求項6】前記保持部材は、複数のプリント配線基板
    を同時に保持可能であることを特徴とする請求項1〜5
    のいずれかに記載のプリント配線基板用印刷機。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のプリン
    ト配線基板用印刷機を用いて、プリント配線基板の表面
    にクリームはんだを印刷し、 プリント配線基板でクリームはんだを印刷した表面に、
    表面実装型部品を搭載し、 リフロー加熱で、表面実装型部品をプリント配線基板に
    はんだ付けすることを特徴とする電子回路の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6のいずれかに記載のプリン
    ト配線基板用印刷機を用いて、プリント配線基板の表面
    にクリームはんだを印刷し、 クリームはんだを印刷したプリント配線基板を反転し、 プリント配線基板でクリームはんだを印刷した表面に対
    向する側の表面からリード挿入実装型部品のリードを挿
    入し、 リフロー加熱で、リード挿入実装型部品のリードをプリ
    ント配線基板にはんだ付けすることを特徴とする電子回
    路の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106494072A (zh) * 2016-10-21 2017-03-15 温州中科包装机械有限公司 丝网上胶防粘网机构

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CN106494072A (zh) * 2016-10-21 2017-03-15 温州中科包装机械有限公司 丝网上胶防粘网机构

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