JP2001093018A - 紙葉類の真贋判定方法 - Google Patents

紙葉類の真贋判定方法

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JP2001093018A
JP2001093018A JP26830299A JP26830299A JP2001093018A JP 2001093018 A JP2001093018 A JP 2001093018A JP 26830299 A JP26830299 A JP 26830299A JP 26830299 A JP26830299 A JP 26830299A JP 2001093018 A JP2001093018 A JP 2001093018A
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JP
Japan
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confirmed
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bill
paper sheets
line portion
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JP26830299A
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English (en)
Inventor
Kiwa Ishiwatari
喜和 石渡
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World Techno KK
Original Assignee
World Techno KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新しい構造の紙幣にも対応して真
贋を判定することができるようにした紙葉類の真贋判定
方法とする。。 【解決手段】 文字や記号を組み合わせたライン
部を挟持保有あるいは発光印刷してある紙葉類に対し、
紫外線を照射して前記ライン部を確認することとし、前
記したライン部の発光色も識別確認することとし、透か
し部も併せて紫外線の照射によって確認することとし、
磁気分布部、特殊印刷等の既存のデ−タも併せ確認する
こととする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紙葉類、それも印刷
処理された紙葉類、特に紙幣を対象とした真贋判定方法
に関する。
【0002】
【発明の背景】近時は、自動販売機、自動貸出機、両替
機等無人状態で商品の購入等が行える設備が広く供給さ
れており、かかる設備には使用される紙幣の真贋をチェ
ックし、受入れるか拒否するかの判定システムが装備さ
れている。
【0003】一方、紙幣は国家が責任をもって発行する
財産であって、その構造には種々の特殊なものが採用さ
れ、インクにも特殊なものを使用する等して贋札との区
別をつけ易いように図っている。
【0004】しかしながら、従来、紙幣の真贋のチェッ
クポイントは紙幣に分布されている磁気や透かし等の確
認であって贋札も容易に作成でき、機械を通過させてし
まうことができ得るものであった。
【0005】係る実情に鑑みて、最近は紙幣にチェック
用の特殊金属箔を保有させる等の技術も開陳され、ごく
最近の外国紙幣、特にアメリカドル紙幣等にはアルファ
ベット、数字、その他の記号等を格別なラインとして一
枚の紙幣構造上、サンドイッチ状に保有させたり、かか
る文字等を包むように発光印刷する等の格別技術が示唆
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現在、上記し
た構造の紙幣を真正のものとして受入れ、これと対比す
ることで贋札をはじくための方法は確立しておらず、そ
のまま従来の装置を用いると誤動作を生じてしまう虞も
あるところである。
【0007】
【発明の目的】そこで、本発明は上記した点に着目して
なされたもので、前記した新しい構造の紙幣にも対応し
て真贋を判定することができるようにした紙葉類の真贋
判定方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る紙葉類の真贋判定方法は文字や記号を
組み合わせたライン部を挟持保有あるいは発光印刷して
ある紙葉類に対し、紫外線を照射して前記ライン部を確
認することを特徴とし、前記したライン部の発光色も識
別確認することを特徴とし、透かし部も併せて紫外線の
照射によって確認することを特徴とし、磁気分布部、特
殊印刷等の既存のデ−タも併せ確認することを特徴とし
ている。
【0009】
【作用】上記した構成としたことにより、ライン部が紫
外線によって明確とされ、その確認が可能となって真贋
判定の一要素としても大きな地位をしめることとなり、
他の手段によっては現在この明確性を得られることはな
く、また、使用法もスキャンセンシングによって紫外線
を透過させない構造のものにも対処でき、従来からのデ
−タも比較要素とすることで真贋判定の正答率も大きく
向上させることができることとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を、紙葉類の対象を紙幣、それも前記した新しい構造
の紙幣として説明する。
【0011】まず、対象となる真正紙幣、特にアメリカ
ドル紙幣等には、いわゆる安全線と称される、アルファ
ベット、数字、記号等を羅列したライン部が一部に形成
されている。また、この安全線は全体あるいは一部を浮
かび上がらせる特殊金属箔の場合もあり、紙幣の構造と
してライン部(安全線)はサンドイッチ状に挟持された
り、前記した文字、記号等を包むように発光印刷されて
おり、光に向けて透かして見た場合、ラインとして目視
できる構成となっている。
【0012】この紙幣の挿入部には紫外線、それも波長
365nm付近の紫外線を使用したセンサ−が設けら
れ、この紫外線を走行する紙幣に照射してスキャンセン
シングを行う。紫外線は受光素子に対して反射タイプで
も透過タイプでもよく、前記したライン部や紙幣に形成
された透かし等を確認する。
【0013】この紫外線の照射によってライン部は目視
的には明確に浮かび上がりその存在が確認できるが、受
光側のデ−タとしてはライン部の有無によって波形が大
きく異なったものとなり、機械的にもその差をチェック
して比較することは非常に容易な結果となる。
【0014】また、前記したライン部や透かし等は紙幣
の種類によって存在位置が特定されるので、その特定位
置をスキャンセンシングの際に、そのスピ−ド等と併せ
計出することでよい。
【0015】さらに、紫外線を照射した場合、ライン部
の浮き上がりは紙幣の種類によって発光色が異なるもの
となるので、この発光色の識別も可能となる。
【0016】加えて、紫外線センサ−の他にも光学系セ
ンサ−を付加することで磁気分布、特殊印刷等々の紙幣
の特性をチェックし、マイクロ文字等もレンズ又は拡大
手段等を利用して採集して真正デ−タと比較することで
判定の信憑性も向上する。この付加デ−タには紙幣のサ
イズ、図形認識等も考慮することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明に係る紙葉類の真贋判定方法は上
述のように構成されている。実施例としては紙幣を対象
としたが、いわゆる安全線を有する他の紙葉類、例えば
商品券、有価証券等々の真贋判定にも応用できることは
勿論であり、新しい構造の紙葉類の真贋判定が精度よく
行われることとなり、従来の真正紙幣との混在状態にあ
っても誤動作を生じる虞もないものとなっている。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や記号を組み合わせたライン部を挟
    持保有あるいは発光印刷してある紙葉類に対し、紫外線
    を照射して前記ライン部を確認することを特徴とする紙
    葉類の真贋判定方法。
  2. 【請求項2】 前記したライン部の発光色も識別確認す
    ることを特徴とする請求項1に記載の紙葉類の真贋判定
    方法。
  3. 【請求項3】 透かし部も併せて紫外線の照射によって
    確認することを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の紙葉類の真贋判定方法。
  4. 【請求項4】 磁気分布部、特殊印刷等の既存のデ−タ
    も併せ確認することを特徴とする請求項1、請求項2ま
    たは請求項3に記載の紙葉類の真贋判定方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006195284A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Ricoh Co Ltd 画像形成消耗品識別物、及びその画像形成消耗品識別物を付したトナー容器、感光体、インクカートリッジ、並びに画像形成装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57500922A (ja) * 1980-05-30 1982-05-27
JPS59177690A (ja) * 1983-03-03 1984-10-08 ジヤドリメツクス・オ−トメ−シヨン・グル−プ・ビ−・ベ−・ 証書の真偽を検査するための方法および装置
JPH103561A (ja) * 1996-06-17 1998-01-06 Glory Ltd 紙葉類の真偽判定方法

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