JP2001092271A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001092271A
JP2001092271A JP26829599A JP26829599A JP2001092271A JP 2001092271 A JP2001092271 A JP 2001092271A JP 26829599 A JP26829599 A JP 26829599A JP 26829599 A JP26829599 A JP 26829599A JP 2001092271 A JP2001092271 A JP 2001092271A
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Japan
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image forming
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JP26829599A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Yamashita
浩貴 山下
Kimio Hara
公雄 原
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作中に異常が発生した時およびその異常解
消時に、転写手段が汚れないようにして転写材の裏汚れ
を防止する画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 本発明の画像形成装置には、画像を担持
する感光体ドラム2、感応体ドラム2上のトナー像を中
間転写ベルト10に1次転写する1次転写ローラ13、
中間転写ベルト10上に転写されたトナー像を転写材P
に2次転写する2次転写ローラ7が備わる。2次転写ロ
ーラ7は軸P1を中心に揺動可能なフレームF1に回転
自在に支持され、フレームF1に作用するカムC1によ
り中間転写ベルト10に対して圧接または離間できるよ
うになっている。そして、トラブル発生時およびその異
常解消時には、カムC1が駆動されて2次転写ローラ7
が中間転写ベルト10に対して離間および再圧接され
る。これにより、中間転写ベルト10上に残ったイレギ
ュラーなトナー像と2次転写ローラ7との接触が防止さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
等の画像形成装置に関する。さらに詳細には、画像担持
体から転写材に画像を転写する転写手段を備える画像形
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置としては、
転写手段を画像担持体の表面に圧接させるものが知られ
ているが、トナー汚れによる転写不良、転写材の裏汚れ
等の不具合があった。そこで、このような不具合を解消
するために、例えば特開平8−160787号公報に開
示されているように、転写手段を画像担持体に対して圧
接し、また離間させる機構を備えたものがある。
【0003】また、中間転写体を備える画像形成装置に
おいても、2次転写手段を中間転写体に対して圧接し、
また離間させる機構を備えたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−160787号公報に記載の装置を含め従来の装置
においては、動作中に異常が発生した時でも、転写手段
が画像担持体あるいは中間転写体から離間しないという
問題があった。このため異常解消時に転写手段が、画像
担持体あるいは中間転写体に残ったイレギュラーなトナ
ー像と接触して汚れてしまい、転写材の裏汚れが発生す
るという問題が生じていた。
【0005】そこで、本発明は上記した問題点を解決す
るためになされたものであり、動作中に異常が発生した
時およびその異常解消時に、転写手段が汚れないように
して転写材の裏汚れを防止する画像形成装置を提供する
ことを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めになされた本発明に係る画像形成装置によれば、像を
担持する画像担持体と、画像担持体に圧接されるととも
に、画像担持体に担持された画像を転写材に転写する転
写手段と、動作中に異常が発生した時に、転写手段の画
像担持体への圧接を解除する解除手段と、を有する。
【0007】この画像形成装置では、転写手段により画
像担持体に担持されている画像が転写材に転写される。
ここで、動作中に異常が発生すると、解除手段により転
写手段の画像担持体への圧接が解除される。これによ
り、画像担持体に形成された画像(イレギュラーなトナ
ー像)と転写手段との接触が防止される。よって、転写
手段が汚れないため転写材の裏汚れが防止される。
【0008】本発明に係る画像形成装置によれば、画像
を担持する画像担持体と、画像が転写される中間転写体
と、画像担持体上の画像を中間転写体に転写する1次転
写手段と、中間転写体に圧接されるとともに、中間転写
体上の画像を転写材に転写する2次転写手段と、動作中
に異常が発生した時に、2次転写手段の中間転写体への
圧接を解除する解除手段と、を有する。
【0009】この画像形成装置では、1次転写手段によ
り画像担持体に担持されている画像が中間転写体に1次
転写される。続いて、2次転写手段により中間転写体に
転写された画像が転写材に2次転写される。ここで、動
作中に異常が発生すると、解除手段により2次転写手段
の中間転写体への圧接が解除される。これにより、中間
転写体に転写された画像(イレギュラーなトナー像)と
2次転写手段との接触が防止される。よって、2次転写
手段が汚れないため転写材の裏汚れが防止される。
【0010】本発明に係る画像形成装置においては、異
常が発生した時には、転写材にジャムが発生した時が含
まれることが好ましい。
【0011】このような画像形成装置では、転写材にジ
ャムが発生した時に、解除手段により、転写手段の画像
担持体への圧接、あるいは2次転写手段の中間転写体へ
の圧接が解除される。これにより、画像担持体に形成さ
れた画像(イレギュラーなトナー像)と転写手段とが接
触すること、あるいは中間転写体に転写された画像(イ
レギュラーなトナー像)と2次転写手段とが接触するこ
とが防止される。これにより、転写材の裏汚れが防止さ
れる。また、ジャムした転写材を簡単に除去することが
できる。
【0012】また、本発明に係る画像形成装置において
は、異常が解消されてから所定時間が経過した後に、転
写手段を画像担持体へ再び圧接させる圧接復帰手段を有
することが好ましい。
【0013】このような画像形成装置では、異常が解消
されたときに圧接復帰手段により、転写手段が画像担持
体へ再び圧接させられる。そして、この転写手段の画像
担持体への圧接は所定時間が経過した後に行われる。こ
れは、異常が解消された直後に転写手段を画像担持体に
圧接させると、画像担持体に残っている画像(イレギュ
ラーなトナー像)が転写手段に接触する可能性が高いた
めに、これを回避するためである。つまり、所定時間が
経過した後に転写手段を画像担持体に再び圧接させるこ
とにより、画像担持体に残っている画像が転写手段に接
触することが防止される。これにより異常解消時におい
ても、転写材の裏汚れが防止される。
【0014】あるいは、本発明に係る画像形成装置にお
いては、異常が解消されてから所定時間が経過した後
に、2次転写手段を中間転写体へ再び圧接させる圧接復
帰手段を有することが好ましい。
【0015】このような画像形成装置では、異常が解消
されたときに圧接復帰手段により、2次転写手段が中間
転写体へ再び圧接させられる。そして、この2次転写手
段の中間転写体への圧接は所定時間が経過した後に行わ
れる。これは、異常が解消された直後に2次転写手段を
中間転写体に圧接させると、中間転写体に残っている画
像(イレギュラーなトナー像)が2次転写手段に接触す
る可能性が高いために、これを回避するためである。つ
まり、所定時間が経過した後に2次転写手段を中間転写
体に再び圧接させることにより、中間転写体に残ってい
る画像が2次転写手段に接触することが防止される。こ
れにより異常解消時においても、転写材の裏汚れが防止
される。
【0016】特に所定時間を、中間転写体が1次転写手
段との対向位置から2次転写手段との対向位置までの距
離を移動するのに要する時間以上の時間とすることが望
ましい。
【0017】このように所定時間として、中間転写体が
1次転写手段との対向位置から2次転写手段との対向位
置までの距離を移動するのに要する時間以上の時間を採
ることにより、異常解消時に圧接復帰手段によって、2
次転写手段を中間転写体へ再び圧接させたときには、中
間転写体に転写された画像が2次転写手段との対向位置
を既に通過している。従って、異常解消時に2次転写手
段が中間転写体に転写された画像(イレギュラーなトナ
ー像)と接触することが確実に防止される。これにより
異常解消時においても、転写材の裏汚れが確実に防止さ
れる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像形成装置を具
体化した実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に
説明する。本実施の形態は、本発明の画像形成装置を適
用したフルカラーレーザービームプリンタである。この
プリンタは、図1に示すように、感光体駆動モータMに
より減速機Tr1を介して時計回りに回転駆動される感
光体ドラム2、レーザ走査光学系4、フルカラー現像装
置5、無端状の中間転写ベルト10を有する中間転写ベ
ルト装置1、分離装置8、給紙カセットCS等を備えて
いる。そして感光体ドラム2の周囲に、その回転により
感光体ドラム2の表面を均一に帯電する帯電ブラシ3、
現像装置5、中間転写ベルト装置1が配置されている。
【0019】レーザ走査光学系4は、静電潜像を感光体
ドラム2上に形成するものであり、レーザダイオード、
ポリゴンミラー、f−θレンズ等の周知の部品を含んで
いる。そして、その制御部にはシアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の各色ごと
の画像データが、このプリンタに接続されるコンピュー
タ等のホスト機器から入力される。そうすると、各色ご
との画像データに対応するレーザ光を帯電ブラシ3と現
像装置5との間から感光体ドラム2に照射するようにな
っている。
【0020】現像装置5は、感光体ドラム2上の静電潜
像を現像してトナー像を形成するものであり、シアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック
(Bk)のトナーを含む現像剤を収容した4つの色別現
像器5C,5M,5Y,5Bkを現像ラック500に取
り付けたものである。現像ラック500は支軸5aを支
点として、時計回りに回転できるようになっている。各
色現像器5C,5M,5Y,5Bkは、それぞれ現像ロ
ーラ50C,50M,50Y,50Bkを備えている。
【0021】そして現像装置5は、感光体ドラム2上に
各色に対応する静電潜像が形成されるごとに、対応する
各色現像器が現像位置Dへ配置されるように回転させら
れ、感光体ドラム2上の各色ごとの静電潜像を、その色
に対応した現像器によって現像するようになっている。
【0022】中間転写ベルト装置1に備わる中間転写ベ
ルト10は、ベルト駆動ローラ11,テンションローラ
15、支持ローラ12、テンションローラ14、および
回転自在の1次転写ローラ13からなるローラ群に巻き
掛けられている。駆動ローラ11は、図2に示すよう
に、感光体ドラム2を駆動するモータMにより減速機T
r2を介して反時計回りに回転駆動され、これにより中
間転写ベルト10も反時計回りに駆動されるようになっ
ている。
【0023】中間転写ベルト10は、1次転写ローラ1
3に押圧されて感光体ドラム2に接触しており、この接
触部が1次転写部T1となっている。1次転写ローラ1
3に1次転写用電圧を印加することにより、感光体ドラ
ム2上のトナー像が中間転写ベルト10に1次転写され
るようになっている。なお、中間転写ベルト10には支
持ローラ12の若干上流側に、接地用のローラ16が当
接されている。
【0024】さらに、中間転写ベルト10が支持ローラ
12に支持されている部分において、2次転写ローラ7
が圧接されて配置されている。この接触部が2次転写部
T2となる。2次転写ローラ7は、図2および図3に示
すように、軸P1を中心に揺動できるフレームF1に回
転自在に支持され、フレームF1に作用するカムC1に
より中間転写ベルト10に対して圧接または離間できる
ようになっている。そして、2次転写ローラ7に2次転
写用電圧を印加することにより、中間転写ベルト10上
のトナー像が印刷用紙P上に転写されるようになってい
る。
【0025】中間転写ベルト10の移動方向における2
次転写部T2から1次転写部T1まで(より正確にはテ
ンションローラ14まで)の間には、クリーニング装置
6が配置されている。クリーニング装置6には、図2お
よび図3に示すように、クリーニングブレード61が備
わっている。そして、このクリーニングブレード61を
中間転写ベルト10に当接させることにより、中間転写
ベルト10上に残留したトナーを掻き落とすことができ
るようになっている。また、クリーニング装置6には、
軸P2を中心に揺動できるフレームF2が備わってお
り、このフレームF2にクリーニングブレード61が搭
載されている。クリーニングブレード61は、軸P2の
巻き付けられフレームF2に作用するバネS2により、
中間転写ベルト10に接触する方向に常時付勢されてい
る。
【0026】フレームF2には、クリーニングブレード
61の直下にトナー排出部60が設けられている。トナ
ー排出部60には、中間転写ベルト10の搬送方向を横
切る方向に延びるトナー排出用のトナー搬送スクリュー
62、トナー搬送スクリュー62の下方に位置するトナ
ー受け63、およびトナー受け63の前にたち上がる弾
性復元力のある可撓性シール板64が備わっている。
【0027】トナー搬送スクリュー62は、クリーニン
グブレード61に連動して揺動し、クリーニングブレー
ド61が中間転写ベルト10に接触するときは、中間転
写ベルト10に近接して配置される。そして、可撓性シ
ール板64が中間転写ベルト10に接触してクリーニン
グブレード61から落下してくるトナーをトナー搬送ス
クリュー62およびトナー受け63に導くようになって
いる(図2参照)。一方、クリーニングブレード61が
中間転写ベルト10から離反するときには、トナー搬送
スクリュー62も中間転写ベルト10から後退するよう
になっている(図3参照)。
【0028】また給紙カセットCSには、図1に示すよ
うに、トナー像が転写される印刷用紙Pが収納され、給
紙ローラ91により収納されている印刷用紙Pを1枚ず
つ送り出すようになっている。図中点線で示す用紙搬送
経路中には、中間転写ベルト10上のトナー像と同期を
とって2次転写部T2へと印刷用紙Pを供給するための
タイミングローラ対92が配置されている。
【0029】用紙搬送経路における2次転写部T2の下
流側には、印刷用紙Pを中間転写ベルト10から分離す
るための分離装置8が配置されている。分離装置8は、
除電針からなるものである。分離装置8のさらに下流側
には、分離された印刷用紙Pをベルト定着装置94に搬
送するための搬送ベルト93、定着後の印刷用紙Pを搬
送し排出トレイTRに排出するための搬送ローラ対9
5,96,97、および排出ローラ98が配置されてい
る。
【0030】次に、上記の構成を有するプリンタでフル
カラープリントを行う場合の動作について、図4〜図6
に示すフローチャートに従って説明する。
【0031】最初に、図4に示すプリンタのメインルー
チンについて説明する。まず、プリンタの電源が投入さ
れた後に初期設定が行われる(#1)。次いで、1ルー
チンの処理時間を一定にするための内部タイマがセット
され計時が開始される(#2)。そして、画像読み取り
処理、つまりホスト機器からの画像データの入力処理が
実行された後(#3)、後述する画像出力処理が実行さ
れる(#4)。その後、内部タイマの計時終了を待ち
(#5)、#2の処理に戻る。
【0032】続いて、図4に示した画像出力処理につい
て、図5に示すフローチャートに従って詳細に説明す
る。まず、図4の#3でホスト機器から入力された画像
データに基づいて、プリンタ内にて露光、現像、1次転
写(感光体ドラム2から中間転写ベルト10へのトナー
像の転写)、2次転写(中間転写ベルト10から印刷用
紙Pへのトナー像の転写)、定着等のプロセス関連の画
像出力制御が実行される(#11)。次いで、#11の
処理のうち、2次転写の処理に関係する用紙搬送関連の
給紙制御が実行される(#12)。そして、プリント動
作中にトラブルが起こった場合には、本発明の特徴でも
あるトラブル処理が行われる(#33)
【0033】具体的には、まず、シアン(C)、マゼン
タ(M)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の各色成
分ごとの画像データがレーザ走査光学系4の制御部に入
力される。また、感光体ドラム2が回転させられるとと
もにそれらの周辺装置が駆動状態とされる。そして、シ
アン(C)の画像データに基づき露光制御信号が出力さ
れて、レーザ走査光学系4による感光体ドラム2へのシ
アン(C)の静電潜像の書き込みが行われる。この潜像
上に現像器5Cによりトナー像が形成されてそのトナー
像が、1次転写ローラ13により中間転写ベルト10上
に1次転写される。以後、マゼンタ(M)、イエロー
(Y)、ブラック(Bk)の成分についても同様の処理
が行われる。これで4色のトナー像が中間転写ベルト1
0上に重ねて転写されたことになる。
【0034】次いで、この4色のトナー像が重ねて転写
された中間転写ベルト10の回転に同期して、給紙カセ
ットCSから印刷用紙Pが1枚取り出され、2次転写部
T2へ向けて搬送される。そして、2次転写ローラ7に
より中間転写ベルト10上のトナー像が印刷用紙Pに2
次転写される。
【0035】トナー像が転写された印刷用紙Pは、分離
装置8により中間転写ベルト10上から分離される。分
離された印刷用紙Pは、ベルト定着装置94で定着され
てから排出トレイTRに排出される。そして、これらの
作像動作中にトラブルが発生していると、#13のトラ
ブル処理が実行される。
【0036】最後にトラブル処理について、図6に示す
フローチャートに従って詳細に説明する。まず、ジャム
の発生の有無が判断される(#21)。ジャムが発生し
ている場合には(#21:YES)、離間フラグが
「1」であるか否かが判断される(#22)。離間フラ
グが「1」でない、つまり「0」の場合には(#22:
NO)、カムC1が駆動されて2次転写ローラ7が中間
転写ベルト10から離間させられるとともに(図3の状
態)、離間フラグが「1」にセットされる(#23)。
なお離間フラグは、初期状態において「0」がセットさ
れている。その後、プリンタにおけるプリント動作が停
止させられる(#24)。
【0037】一方、#21の処理においてジャムが発生
していない場合(#21:NO)、あるいは#22の処
理において離間フラグが「1」である場合(#22:Y
ES)には、直ちにメインルーチンに戻る。
【0038】#25の処理では、ジャムの復帰が完了し
たか否かが判断される。ジャムの復帰が完了している場
合には(#25:YES)、タイマAフラグが「1」で
あるか否かが判断される(#26)。タイマAフラグが
「1」でない、つまり「0」の場合には(#26:N
O)、タイマAの計時を開始させるとともにタイマAフ
ラグが「1」にセットされる(#27)。一方、#25
の処理においてジャムの復帰が完了していない場合には
(#25:NO)、ジャムの復帰の完了を待つ。また、
#26の処理においてタイマAフラグが「1」である場
合(#26:YES)には、#28の処理に進む。
【0039】#28の処理でタイマAの計時終了が待た
れ、計時が終了すると(#28:YES)、再びカムC
1が駆動されて2次転写ローラ7が中間転写ローラ10
に圧接される(図2の状態)。そして、タイマAフラグ
および離間フラグがともに「0」にリセットされた後
(#29)、メインルーチンに戻る
【0040】以上のようにジャム発生時には、2次転写
ローラ7が中間転写ベルト10から離間するため、中間
転写ベルト10上に残ったトナー像が2次転写ローラ7
に接触することがない。また、ジャム復帰時において
も、中間転写ベルト10上に残ったトナー像が2次転写
部T2を通過した後に2次転写ローラ7を再び中間転写
ベルト10に圧接するため、中間転写ベルト10上に残
ったトナー像が2次転写ローラ7に接触することがな
い。
【0041】以上、詳細に説明したように本実施の形態
に係る画像形成装置によれば、ジャム発生時には、2次
転写ローラ7が中間転写ベルト10から離間される。ま
た、ジャム復帰時には、中間転写ベルト10上に残った
トナー像が2次転写部T2を通過した後に2次転写ロー
ラ7を再び中間転写ベルト10に圧接させる。これによ
りジャム発生時および復帰時に、中間転写ベルト10上
に残ったトナー像が2次転写ローラ7に接触することが
ないので、印刷用紙Pの裏汚れが防止される。
【0042】なお、上記した実施の形態は単なる例示に
すぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨
を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であるこ
とはもちろんである。例えば、上記実施の形態では、中
間転写ベルト装置1を有する画像形成装置を例示した
が、図7に示すような中間転写ベルト装置を有しないも
のにも本発明を適用することができる。つまり、感光体
ドラム206上に形成されたトナー像を中間転写ベルト
等の中間転写体を介さずに直接印刷用紙に転写するもの
に本発明を適用しても同様の効果を得ることができる。
【0043】また、上記した実施の形態では、2次転写
ローラ7をカムC1を駆動させることにより、2次転写
ローラ7の中間転写ベルト10への圧接または離間を行
っているが、2次転写ローラ7に駆動力を発生させるこ
とで中間転写ベルト10への圧接または離間を行うこと
もできる。この場合には、ジャム発生時に2次転写ロー
ラ7の駆動力をなくすことで中間転写ベルト10から離
間させ、ジャム復帰時にはタイマAの終了を待って2次
転写ローラ7に駆動力を再び与えれば良い。
【0044】さらに、電子写真方式の画像形成装置を例
示したが直接記録方式の画像形成装置にも本発明を適用
することができ、転写手段として転写ローラの代わりに
転写ブラシ等を用いることもできる。
【0045】
【発明の効果】以上、説明した通り本発明の画像形成装
置によれば、動作中に異常が発生した時およびその異常
解消時に、像担持体あるいは中間転写体に残った画像が
転写手段に接触することがないので転写手段が汚れな
い。このため、転写材の裏汚れが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るプリンタの概略構成図であ
る。
【図2】図1の中間ベルト装置の周辺機器の構成を示す
概略構成図である(2次転写ローラ圧接状態)。
【図3】図1の中間ベルト装置の周辺機器の構成を示す
概略構成図である(2次転写ローラ離間状態)。
【図4】図1のプリンタにおける全体動作の制御処理を
示すフローチャート図である。
【図5】画像出力動作の制御処理を示すフローチャート
図である。
【図6】トラブル処理動作の制御処理を示すフローチャ
ート図である。
【図7】本実施の形態と異なる構成を有する画像形成装
置の概略構成図である。
【符号の説明】
2 感光体ドラム 7 2次転写ローラ 10 中間転写ベルト 13 1次転写ローラ C1 カム P 転写材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA38 DC14 EC06 ED24 EE06 EF09 EK09 ZA07 2H032 AA05 AA15 BA09 BA23 BA30 CA11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を担持する画像担持体と、 前記画像担持体に圧接されるとともに、前記画像担持体
    に担持された画像を転写材に転写する転写手段と、 動作中に異常が発生した時に、前記転写手段の前記画像
    担持体への圧接を解除する解除手段と、を有することを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像を担持する画像担持体と、 画像が転写される中間転写体と、 前記画像担持体上の画像を前記中間転写体に転写する1
    次転写手段と、 前記中間転写体に圧接されるとともに、前記中間転写体
    上の画像を転写材に転写する2次転写手段と、 動作中に異常が発生した時に、前記2次転写手段の前記
    中間転写体への圧接を解除する解除手段と、を有するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載する画像
    形成装置において、 異常が発生した時とは、転写材にジャムが発生した時の
    ことであることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載する画像形成装置におい
    て、 異常が解消されてから所定時間が経過した後に、前記転
    写手段を前記画像担持体へ再び圧接させる圧接復帰手段
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載する画像形成装置におい
    て、 異常が解消されてから所定時間が経過した後に、前記2
    次転写手段を前記中間転写体へ再び圧接させる圧接復帰
    手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載する画像形成装置におい
    て、 前記所定時間は、前記中間転写体が前記1次転写手段と
    の対向位置から前記2次転写手段との対向位置までの距
    離を移動するのに要する時間以上の時間であることを特
    徴とする画像形成装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004198943A (ja) * 2002-12-20 2004-07-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2005266375A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2007248839A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置および転写部材の離隔状態の検出方法
JP2013061605A (ja) * 2011-09-15 2013-04-04 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2018165764A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 株式会社沖データ 画像形成装置

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