JP2001092211A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001092211A
JP2001092211A JP26960899A JP26960899A JP2001092211A JP 2001092211 A JP2001092211 A JP 2001092211A JP 26960899 A JP26960899 A JP 26960899A JP 26960899 A JP26960899 A JP 26960899A JP 2001092211 A JP2001092211 A JP 2001092211A
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writing
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color
forming apparatus
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Hiroyuki Arai
浩之 新井
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯電手段の寿命を延ばし、帯電手段の清掃及
び交換の回数を減らすことのできる画像形成装置を提供
する。 【解決手段】 像担持体の近傍に複数の帯電手段20
1、書き込み手段である露光装置301、現像手段40
1を順に備え像担持体に順次トナー像を形成する画像形
成装置において、カラー画像形成時には、前記複数の帯
電手段201、書き込み手段301及び現像手段401
の全てを使用して画像形成を行い、モノクロ画像形成時
には、前記複数の帯電手段201の内の使用頻度の少な
いものの少なくとも1個以上を選択的に使用することを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1像担持体の周囲
に複数の帯電手段と書き込み手段及びカラー現像手段を
配置し、像担持体の1回の通過でカラー画像を形成する
カラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】像担持体の周囲に複数の帯電手段、書き
込み手段、現像手段を配設し、像担持体の1回転中に帯
電、書き込み、現像の工程を繰り返して像担持体上に多
色のカラートナー像を重ね合わせて形成し、一括して転
写材上に転写する画像形成装置が本出願人によって多数
の技術開示がなされている。図3はその1例を示したも
ので、透明基体の上に導電層と感光層とを設けた可撓性
のベルト状感光体100が上下に縦型に配設され、内部
には各色毎の書き込み手段である露光装置301Y,
M,C,Kが配置され、前方には各帯電手段である帯電
器201Y,M,C,Kと、現像手段である現像器40
1Y,M,C,Kが、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、黒(K)の各色について、ベル
ト状感光体100の回転上流方向から帯電器201、露
光装置301、現像器401の順に配設され、下方には
転写ローラ501、定着装置601が、ローラ103の
対向面にはクリーニング装置701がそれぞれ配設され
ている。
【0003】印刷(画像記録)がスタートすると、ベル
ト状感光体100は時計方向へ回転し、同時に帯電器2
01Yの帯電作用により電位(この場合はマイナスの電
位)が付与されて、露光装置301Yによってイエロー
の画像の露光が行われ、ベルト状感光体100の回転に
合わせて表面にイエローの画像に対応する静電潜像が形
成される。この潜像は現像器401Yによって反転現像
が行われ、ベルト状感光体100上にイエロー(Y)の
トナー像が形成される。
【0004】次に、イエロー(Y)トナー像の上に帯電
器201Mにより電位を付与して同様な手順で、マゼン
タ(M)トナー像を重ねて形成する。こうして感光体1
00の1回転で順次4色のトナー像を重ねてカラートナ
ー像が形成され、トナーとは反対極性(この場合はプラ
スの極性)の電圧が印加される転写手段の転写ローラ5
01によって、感光体100面上のトナー像が一括して
転写紙Pに転写され、転写された転写紙Pは定着装置6
01において熱定着が行われる。定着が終わった転写紙
Pは排紙ローラ805により排紙通路806を経て装置
上部のトレイ807に排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、モノ
クロプリントのような単色印刷等の場合には黒用の帯電
手段と書き込み手段及び現像手段のみを動作させて画像
形成を行っていた。このため、黒用の帯電手段は他のカ
ラー用の帯電手段に比べ寿命が短く頻繁に清掃や交換を
する必要があった。
【0006】また、モノクロ画像印刷時にはカラー画像
印刷時と同等のスピードや分解能しか得られないという
問題点があった。
【0007】本発明は、黒用の帯電手段の寿命を他色
の帯電手段と同じ程度まで延ばす、モノクロ画像印刷
時の印刷スピードを上げる、モノクロ画像印刷時の分
解能を上げる等の性能の向上した画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的は、像担持
体の近傍に複数の帯電手段、書き込み手段、現像手段を
順に備え像担持体に順次トナー像を形成する画像形成装
置において、カラー画像形成時には、前記複数の帯電手
段、書き込み手段及び現像手段の全てを使用して画像形
成を行い、モノクロ画像形成時には、前記複数の帯電手
段の内の使用頻度の少ないものの少なくとも1個以上を
選択的に使用することを特徴とする画像形成装置(第1
発明)によって達成される。
【0009】前記の目的は、像担持体の近傍に複数の
帯電手段、書き込み手段、現像手段を順に備え像担持体
に順次トナー像を形成する画像形成装置において、カラ
ー画像形成時には、前記複数の帯電手段、書き込み手段
及び現像手段の全てを使用して画像形成を行い、モノク
ロ画像形成時には、そのプロセススピードをカラー画像
形成時のプロセススピードの2倍の速さとし、前記複数
の書き込み手段の内の2個の書き込み手段を用い、各々
の書き込み位置を1ドットずらして書き込みを行うこと
を特徴とする画像形成装置(第2発明)によって達成さ
れる。
【0010】前記の目的は、像担持体の近傍に複数の
帯電手段、書き込み手段、現像手段を順に備え像担持体
に順次トナー像を形成する画像形成装置において、カラ
ー画像形成時には、前記複数の帯電手段、書き込み手段
及び現像手段の全てを使用して画像形成を行い、モノク
ロ画像形成時には、前記複数の書き込み手段の内の少な
くとも2個の書き込み手段を用い、各々の書き込み位置
を1/2ドットずらして書き込みを行うことを特徴とす
る画像形成装置(第3発明)及び、像担持体の近傍に複
数の帯電手段、書き込み手段及び現像手段を順に備え像
担持体に順次トナー像を形成する画像形成装置におい
て、カラー画像形成時には、前記複数の帯電手段、書き
込み手段及び現像手段の全てを使用して画像形成を行
い、モノクロ画像形成時には、前記複数の書き込み手段
の内のn個の書き込み手段を用い、各々の書き込み位置
を1/nドットずらして書き込みを行うことを特徴とす
る画像形成装置(第4発明)によって達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の説明に先立って本発明が
好適に適用されるベルト状像担持体を有するカラー画像
形成装置について説明する。本発明はベルト状像担持体
を有する画像形成装置に限らずドラム状像担持体を有し
て、感光体上にトナー像を重ねて多色カラートナー像を
形成し一括して定着を行う画像形成装置にも適用され
る。
【0012】図3は感光体を有する画像形成装置の一例
を示す断面構成図、図4は図3の現像器の構成を示す拡
大断面図である。
【0013】図3において、100は透明基体の上に導
電層と感光層とを設けた可撓性のベルト状の像担持体で
ある感光体で、上下の駆動ローラ101、従動ローラ1
02、103、テンションローラ104に張架されて縦
型に配設され、内部には各色毎の書き込み手段である露
光装置301Y,M,C,Kが配置され、前方には各帯
電手段である帯電器201Y,M,C,Kと、現像手段
である現像器401Y,M,C,Kが、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各
色について、感光体100の回転上流方向から帯電器2
01、潜像形成を行う露光装置301、現像器401の
順に配設され、下方には転写時以外は離間していて転写
時に感光体100に接触し電圧を印加する転写手段であ
る転写ローラ501、定着手段である定着装置601、
タイミングローラ801、給紙ローラ802、給紙案内
路803等を含む搬送手段、さらに装置底部には転写紙
Pを収納した給紙カセット804、またローラ103の
対向面にはクリーニング時に感光体100にゴムブレー
ドを接触させて感光体100上の残留トナー等を清掃す
るクリーニング手段であるクリーニング装置701がそ
れぞれ配設されている。
【0014】画像印刷がスタートすると、感光体100
は時計方向へ回転し、同時に帯電器201Yの帯電作用
により電位(この場合はマイナスの電位)が付与され
て、露光装置301Yによってイエローの画像の露光が
行われ、感光体100の回転に合わせて表面にイエロー
の画像に対応する静電潜像が形成される。この潜像は現
像器401Yによって反転現像が行われ、感光体100
上にイエロー(Y)のトナー像が形成される。
【0015】次に、イエロー(Y)トナー像の上に帯電
器201Mにより電位を付与して上記と同様な手順で、
マゼンタ(M)トナー像を重ねて形成する。こうして感
光体100の1回転で順次4色のトナー像を重ねてカラ
ートナー像が形成される。
【0016】一方、給紙カセット804からは、給紙ロ
ーラ802及び給紙路803等より成る搬送手段により
転写紙Pが1枚づつ給紙路803を経てタイミングロー
ラ801へ給紙される。タイミングローラ801は上記
カラートナー像の搬送に同期して転写ローラ501の転
写域へと転写紙Pを給紙する。上記カラートナー像に
は、トナーとは反対極性(この場合はプラスの極性)の
電圧が転写ローラ501によって印加されて、感光体1
00面上のトナー像が一括して転写紙Pに転写される。
【0017】カラートナー像を転写された転写紙Pは定
着装置601において熱定着が行われる。定着が終わっ
た転写紙Pは排紙ローラ805により排紙通路806を
経て装置上部のトレイ807に排出される。
【0018】上記画像印刷が行われる時制御部10にお
いては、制御部10内部に各帯電器201(Y),
(M),(C),(K)に対するライフカウンタ
(Y),(M),(C),(K)が設けられていて、そ
のカウント値は、各帯電器201が使用される度に1ず
つプラスされる。
【0019】次に、上記の画像形成に用いられる各色毎
の現像手段について説明する。現像手段である現像器4
01は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)及び黒(K)の2成分現像剤をそれぞれ収容し、
それぞれ像担持体である感光体100の周面に対して所
定の間隙を保って、現像位置において感光体100の回
転方向(図3の時計方向)と逆方向(図4の時計方向)
に回転する現像剤担持体である現像スリーブ411を備
えている。なお本実施形態においては現像位置において
現像スリーブ411は感光体100の回転方向と逆方向
に回転しているが、これに限定するものではなく同方向
でも差支えない。現像器401において、410はトナ
ーとキャリアとから成る2成分現像剤を収容する現像剤
収容部である現像器ハウジング、411は内部にマグネ
ットロール412を有する現像剤担持体である現像スリ
ーブ、413は現像スリーブ411上の現像剤層厚を所
定量に規制する磁性材から成る層厚規制部材、414は
非磁性材から成る現像剤の受け部材、418は背面に磁
石板418aを有する現像剤の除去板、415は搬送供
給ローラ、416,417は一対の攪拌スクリユーであ
る。
【0020】現像スリーブ411は、例えばステンレス
材を用いた外径8〜40mmの非磁性の円筒状の部材か
ら成り、感光体100の周面に対し、現像スリーブ14
1の両端に設けられた不図示の突当てコロにより所定の
間隙を保って感光体100の回転に対して逆方向に回転
される。
【0021】感光体100上の静電潜像は直流(DC)
バイアス電源E1及び交流(AC)バイアス電源AC1
により、直流(DC)バイアス電圧に必要により交流
(AC)バイアス電圧が重畳される現像バイアス電圧の
印加による非接触現像法により非接触の状態で反転現像
される。感光体100上の静電潜像を現像した現像剤は
磁極N2,N3の反発磁界と除去板418の背面に設け
られる除去板418aとの作用により剥ぎ取られ、搬送
供給ローラ415により再度攪拌スクリユー416へと
搬送される。
【0022】(実施の形態1)図1は第1発明の実施の
形態に係わる画像形成装置の制御を示すブロック図で、
図2は図1に示す画像形成装置のモノクロ印刷動作時の
フローチャートである。
【0023】図1において、10はCPUにより装置全
体を制御する制御部である。制御部10はメモリRO
M,RAM等を内蔵している。11は印刷のカラー又は
モノクロモードを選択するカラー・モノクロ選択ボタ
ン、12は画像形成装置の操作盤に設けられた印刷スタ
ートボタン、13は画像読取り装置により読取られ又は
コンピュータにより作成されたカラー又はモノクロ画像
データを記憶するメモリRAMよりなる画像データ部、
14は帯電器201(Y,M,C,K)それぞれのライ
フカウンタ(Y,M,C,K)のカウント値を記憶する
制御部10に内蔵したメモリRAM、15は画像形成作
動プログラムを記憶したROM、201(Y,M,C,
K)はイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、黒(K)毎に設けられて像担持体を帯電する帯
電手段、301(Y,M,C,K)は上記各色毎に設け
られて帯電した像担持体上に露光による書き込みをして
潜像を形成する書き込み手段、401(Y,M,C,
K)は上記各色毎に設けられて書き込みをした像担持体
を現像してトナー像を形成する現像手段、501は像担
持体上のトナー像を転写紙P上に転写するための転写電
圧を印加する転写手段、601は転写紙P上のトナー像
を定着する定着手段、701は像担持体周面上に残留し
たトナー、紙粉等を清掃するクリーニング手段、801
は像担持体上のトナー像に同期して転写紙Pを搬送給紙
する搬送手段である。制御部10は印刷スタートボタン
12が押圧されるとカラー・モノクロ選択ボタン11の
押圧によりカラーモードが選択されると、カラーモード
に応じた画像データを画像データ部13より呼び出し、
カラー用の画像形成プログラムをROM15より呼び出
して、選択されたカラーモードの画像形成動作を制御す
る。又は画像データ部13にメモリされた画像データに
カラー又はモノクロモード指定がデータに付随してお
り、その指定モードによって制御部10はその指定に対
応する画像形成作動プログラムをROM15より呼び出
して指定のカラー又はモノクロモード画像形成動作を制
御をする。
【0024】次に、カラー・モノクロ選択ボタン11に
よってモノクロモードが選択されたときについて、図2
を参照して本発明の画像形成装置でモノクロ画像形成時
すなわちモノクロ印刷時の制御について説明する。
【0025】先ず画像印刷がスタートすると、制御部1
0はステップS1において選択されたモードがモノクロ
印刷かどうかを判定する。モノクロ印刷の場合はステッ
プS2に進み、制御部10は各帯電器201のライフカ
ウンタのカウント値を比較し、ステップS3においてカ
ウント値が最も少ない帯電器201を少なくとも1個以
上を選択し、ステップS4において選択した帯電器20
1を使用しモノクロ印刷を実行する。この場合例えば2
個の帯電器201が選択された時はそれぞれの帯電器2
01に印加する電圧値を図5に示した規定値より低い電
圧値をもって帯電する。ステップS5において上記印刷
が終了したかどうかを判定する。この判定は印刷終了す
るまで繰り返され、印刷が終了するとステップS6に進
み、前記選択された帯電器201のライフカウンタのカ
ウント値を印刷頁枚数分プラスして終了する。
【0026】ステップS1の判定においてモノクロ印刷
でない場合はステップS7に進みカラー印刷かどうかを
判定する。カラー印刷の場合はステップS8に進み、カ
ラー印刷のプロセスが実行された後ステップS9に進み
選択された帯電器201のライフカウンタのカウント値
を上記印刷頁枚数分プラスして終了する。
【0027】ステップS7においてカラー印刷でない場
合はステップS10に進みモノカラー印刷(黒以外の単
色印刷)のプロセスが実行された後ステップS9に進
み、選択された帯電器201のライフカウンタのカウン
ト値を上記印刷頁枚数分プラスして終了する。
【0028】なお、モノカラー印刷の場合もモノクロ印
刷と同様に、各帯電器のライフカウンタのカウント値を
比較しカウント値の最も少ない帯電器を1個以上選択
し、選択した帯電器が2個の場合は帯電のための印加電
圧値を規定値より低い電圧値とし、1個の帯電器を使用
した場合と同等の帯電ができる低い電圧を印加して帯電
を行い、帯電器の寿命を長くすることができる。なお、
カラー印刷の場合は使用する各帯電器201と各露光装
置301及び各現像器401との間の距離は色毎に一定
であるが、モノクロ印刷場合は選択される帯電器201
により黒(K)の露光装置301までの距離が異り、帯
電してから露光又は現像されるまでに時間が異なってく
る。感光体の帯電電位は図5に示すように時間の経過に
従って減衰するので使用する帯電器201(Y,M,
C,K)によってこの減衰曲線を考慮して帯電電圧を変
えた印加電圧をもって規定値とする。
【0029】かかる制御を行うことによって、総ての帯
電器はほぼ同じ寿命を有することとなって従来頻繁に行
われた清掃や交換の必要がなくなった。
【0030】(実施の形態2)第2発明はカラー印刷の
場合は前記第1発明と同様に行われるが、モノクロ画像
形成時すなわちモノクロ印刷時には、複数の書き込み手
段の内2個の書き込み手段を用い、そのプロセススピー
ドをカラー印刷時の2倍の速さにするという特徴を有す
るようにしたものである。
【0031】本発明の実施の形態に係わる画像形成装置
の制御を示すブロック図は図1と同様であるが、ROM
15に書き込まれる画像形成作動プログラムのモノクロ
用のプログラムが第1発明とは異なり、 画像データの読み出しは画像データ部13から1度に
2行分ずつ読み出す 2個の書き込み手段を用い1度に2行分ずつ露光する モノクロ画像形成時のプロセススピードをカラー画像
形成時の2倍にする。
【0032】例えば図6(b)に示すようにモノクロモ
ード印刷時にC,Kの書き込み手段を使用する場合、書
き込み手段301Cには1,3,5,…行の奇数ライン
用の画像データを、書き込み手段301Kには2,4,
6,…行の偶数ライン用の画像データを送出して書き込
みを行うとすると、この時の書き込みのタイミングは1
行分(1ドット分)ずれるように変更される。例えば書
き込み手段301Cと書き込み手段301Kの距離がL
1離れている時、カラー印刷時の副走査方向の感光体1
00の速度をVとすると、モノクロ印刷時の速度は2V
とされ、書き込み手段301Kには書き込み手段301
Cの書き込み時点より(L1/2V)+(カラー印刷時
の1ライン分の時間差の1/2)の時間遅れて書き込む
タイミングとする。
【0033】かかる動作により印刷スピードをカラーモ
ード印刷時の2倍にすることができる。
【0034】(実施の形態3)第3発明はカラー印刷の
場合は前記第1発明と同様に行われるが、モノクロ画像
形成時すなわちモノクロ印刷時には、複数の書き込み手
段の内2個の書き込み手段を用い、その画像密度を副走
査方向についてカラー印刷時の2倍の密度にして分解能
を高めるという特徴を有するようにしたものである。
【0035】本発明の実施の形態に係わる画像形成装置
の制御を示すブロック図は図1と同様であるが、ROM
15に書き込まれる画像形成作動プログラムのモノクロ
用のプログラムが第1発明とは異なり、次のようになっ
ている。
【0036】画像データ部13には副走査方向につい
てフルカラー印刷の場合の2倍の密度の画像データが記
憶されていて、その読み出しは画像データ部13から読
み出し、例えば奇数ラインのデータは書き込み手段30
1Cに、偶数ラインのデータは書き込み手段301Kに
出力する。
【0037】2個の書き込み手段301を用いた書き
込みのタイミングは1行の1/2すなわち1/2ドット
分ずらして行い、図7(b)に示すような書き込みが行
われる。例えば図6に示すように301C,301Kの
書き込み手段を使用する場合、書き込み手段301Cに
はn行の画像データを書き込み、301Kにはn+1行
の書き込む画像データを送出して、書き込みタイミング
は(L1/V)+(カラー印刷時の1ライン分の時間差
の1/2)だけ遅れて書き込みを行う。
【0038】本実施の形態においてはモノクロ画像形
成プロセススピードはカラー画像形成時と同一である。
【0039】かかる動作により印刷画像の副走査方向の
画像密度を2倍、すなわち分解能を2倍にすることがで
きる。
【0040】例えば、カラー印刷の場合600×600
dpiの画像密度で印刷が行われるとすると、上記第3
発明によればモノクロ印刷の場合副走査方向の画像密度
を2倍とし、600×1200dpiとすることができ
る。
【0041】この時の画素密度は図7に示すようにな
る。
【0042】(実施の形態4)前記実施の形態3と同様
の方法でn個の書き込み手段を用い、モノクロ印刷の場
合副走査方向の画像密度をn倍とし、600×(n×6
00)dpiとすることも可能である。
【0043】なお、以上説明した実施の形態の4例では
Y,M,C,Kのカラー現像剤を用いる複数の現像手段
を備えた例について説明したが、青(B)、緑(G)、
赤(R)、黒(K)のカラー現像剤を用いる複数の現像
手段401を備えた画像形成装置にも適用できる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、第1発明によれば
モノクロ印刷時には、複数の帯電手段の内の使用頻度の
少ないものの少なくとも1個以上を選択的に使用するよ
うに構成したので、帯電手段の寿命を延ばし、帯電手段
の清掃や交換の回数を減少することのできる経済的な画
像形成装置を提供できることとなった。
【0045】また第2発明によれば、モノクロ印刷時に
は、そのプロセススピードをカラー印刷時の2倍の速さ
とし、複数の書き込み手段の内の2個の書き込み手段を
用い、各々の書き込み位置を1ドットずらして書き込み
を行うようにしたので、画像形成スピードを2倍とする
優れた画像形成装置を安価に提供できることとなった。
【0046】さらに、第3発明によれば、複数の書き込
み手段の内の2個の書き込み手段を用い、各々の書き込
み位置を1/2ドットずらして書き込みを行うようにし
たので、副走査方向の画像密度を2倍、すなわち分解能
を2倍とし、優れた画質を有する画像形成装置を安価に
提供できることとなった。
【0047】さらに、第4発明によれば、複数の書き込
み手段の内のn個の書き込み手段を用い、各々の書き込
み位置を1/nドットずらして書き込みを行うようにし
たので、副走査方向の画像密度をn倍、すなわち分解能
をn倍とし、優れた画質を有する画像形成装置を安価に
提供できることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる画像形成装置のブ
ロック図である。
【図2】図1に示す画像形成装置の動作のフローチャー
トである。
【図3】ベルト状感光体を有する画像形成装置の一例を
示す断面構成図である。
【図4】図3に示す画像形成装置の現像器の拡大断面図
である。
【図5】図3に示す画像形成装置の感光体の減衰曲線を
示すグラフである。
【図6】図3に示す画像形成装置の第2発明の説明のた
めの模式図である。
【図7】第3発明の書き込み密度を示す図である。
【符号の説明】
10 制御部 11 カラー・モノクロ選択ボタン 12 印刷スタートボタン 13 画像データ部 14 ライフカウンタのカウント値を記憶するメモリ
(RAM) 15 ROM(画像形成作動プログラム記憶用) 100 感光体(像担持体) 201 帯電器(帯電手段) 301 露光装置(書き込み手段) 401 現像器(現像手段) 501 転写ローラ(転写手段) 601 定着装置(定着手段) 701 クリーニング装置(クリーニング手段) 801 タイミングローラ(搬送手段の一部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体の近傍に複数の帯電手段、書き
    込み手段及び現像手段を順に備え像担持体に順次トナー
    像を形成する画像形成装置において、 カラー画像形成時には、前記複数の帯電手段、書き込み
    手段及び現像手段の全てを使用して画像形成を行い、モ
    ノクロ画像形成時には、前記複数の帯電手段の内の使用
    頻度の少ないものの少なくとも1個以上を選択的に使用
    することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 像担持体の近傍に複数の帯電手段、書き
    込み手段及び現像手段を順に備え像担持体に順次トナー
    像を形成する画像形成装置において、 カラー画像形成時には、前記複数の帯電手段、書き込み
    手段及び現像手段の全てを使用して画像形成を行い、モ
    ノクロ画像形成時には、そのプロセススピードをカラー
    画像形成時のプロセススピードの2倍の速さとし、前記
    複数の書き込み手段の内の2個の書き込み手段を用い、
    各々の書き込み位置を1ドットずらして書き込みを行う
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 像担持体の近傍に複数の帯電手段、書き
    込み手段及び現像手段を順に備え像担持体に順次トナー
    像を形成する画像形成装置において、 カラー画像形成時には、前記複数の帯電手段、書き込み
    手段及び現像手段の全てを使用して画像形成を行い、モ
    ノクロ画像形成時には、前記複数の書き込み手段の内の
    少なくとも2個の書き込み手段を用い、各々の書き込み
    位置を1/2ドットずらして書き込みを行うことを特徴
    とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 像担持体の近傍に複数の帯電手段、書き
    込み手段及び現像手段を順に備え像担持体に順次トナー
    像を形成する画像形成装置において、 カラー画像形成時には、前記複数の帯電手段、書き込み
    手段及び現像手段の全てを使用して画像形成を行い、モ
    ノクロ画像形成時には、前記複数の書き込み手段の内の
    n個の書き込み手段を用い、各々の書き込み位置を1/
    nドットずらして書き込みを行うことを特徴とする画像
    形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005182054A (ja) * 2003-12-23 2005-07-07 Xerox Corp カラー画像形成装置を診断する方法

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JP2005182054A (ja) * 2003-12-23 2005-07-07 Xerox Corp カラー画像形成装置を診断する方法

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