JP2001091673A - 電子時計 - Google Patents

電子時計

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JP2001091673A
JP2001091673A JP27261499A JP27261499A JP2001091673A JP 2001091673 A JP2001091673 A JP 2001091673A JP 27261499 A JP27261499 A JP 27261499A JP 27261499 A JP27261499 A JP 27261499A JP 2001091673 A JP2001091673 A JP 2001091673A
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JP
Japan
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time
frequency
time display
electronic timepiece
user
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Pending
Application number
JP27261499A
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English (en)
Inventor
Takakazu Yano
矢野  敬和
Yoshiki Iwakura
良樹 岩倉
Shigeru Morokawa
滋 諸川
Kenji Fujita
憲二 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の電子時計では所定時間発電しないと指
針を停止するのでユーザーが時計を机の上に置いて使っ
ているのに指針が停止したり、逆に時計を見ていないの
に無駄に動いている可能性もある。 【解決手段】 指針停止時間を作る側が一義的に決める
のではなく、ユーザーの意志や生活習慣を考慮した指針
停止による省電機能を持った電子時計を提案する。図1
はそのための回路ブロック図であり、ユーザーが指針停
止時間を設定できるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は低電力のため時刻表
示手段を停止する機能を有する電子時計に関する。
【0002】
【従来の技術】電子式時計は20年以上も前に開発さ
れ、その高精度の時刻表示および好携帯性ファッショ性
があるため現在まで普及している。
【0003】図10は電子式アナログ腕時計の回路ブロ
ック図を示す。図中、時間基準発生回路101は水晶振
動子やインバータ、コンデンサ、抵抗から構成され、時
計システムを駆動するための元になるクロックパルスで
ある源振クロック102を発生する回路である。
【0004】時計単位合成回路1003は源振クロック
102を分周して指針を動作するための基準信号となる
基準クロック1010を合成して指針状態記憶回路10
15へ発生する回路である。
【0005】指針状態記憶回路1015は時計単位合成
回路1003から発生される基準クロック1010を秒
としてカウントし、秒、分、時ごとに時刻を記憶し、そ
の秒の時刻を秒針クロックとして指針系1023に発生
する回路である。
【0006】指針系1023は秒針駆動用のモータ、輪
列系および秒針、分針、時針から構成される実際に針を
駆動する機械系を含む装置である。ここで、輪列は秒針
を駆動すると分針と時針が連動して所定の動作をするよ
うにしてある。
【0007】このような電子アナログ時計のエネルギー
源としては通常は電池であるが、手間と費用がかかる電
池取り替えなしでどの程度動き続けるかは課題の1つで
ある。そのため最近では太陽電池を採用した製品やユー
ザーの動的エネルギーを電気エネルギーに変換する発電
装置を採用した製品が販売されている。
【0008】さらに寿命を延ばすために発電装置を備え
た腕時計において、所定時間発電していない時は指針系
を自動的に停止し次に発電した時に通常時刻に戻る腕時
計が販売されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記型電子時計では所
定時間発電しないと指針を停止するのでユーザーが時計
を机の上に置いて使っているのに指針が停止したり、逆
に時計を見ていないのに無駄に動いている可能性もあ
る。
【0010】本発明は上記課題を解決するために作る側
が一義的に決めるのではなく、ユーザーの意志や生活習
慣を考慮した指針停止による省電機能を持った電子時計
を提案することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために時間基準信号発生回路手段と該時間基準信号
発生回路手段から発生する源振クロックパルスを合成し
て時計基準クロックパルスを発生する時計単位合成回路
と該基準クロックパルスを電気的に計測して時刻を保持
する電気的計時手段と該電気的計時手段の保持時刻に同
期して時刻を示す時刻表示手段を備えた電子時計におい
て、該時刻表示手段の時刻表示頻度が下がる時刻である
時刻表示頻度低下時刻と該時刻表示手段の時刻表示頻度
が上がる時刻である時刻表示頻度上昇時刻を設定する手
段と該時刻表示頻度低下時刻と該時刻表示頻度上昇時刻
を記憶する記憶手段と指針頻度に関わらず該基準クロッ
クパルスを電気的に計測して時刻を保持する電気的絶対
計時手段を備え該時刻表示頻度低下時刻から時刻表示頻
度上昇時刻までの低時刻表示頻度時間帯と該時刻表示頻
度上昇時刻から時刻表示頻度低下時刻までの高時刻表示
頻度時間帯を設け、電子時計において、該低時刻表示頻
度時間帯において該時刻表示を停止し、該頻度上昇時刻
後に該時刻表示手段が該電気的絶対計時手段の保持内容
の時刻に設定され、低時刻表示頻度時間帯に該時刻表示
手段が該時刻表示頻度上昇時刻に設定され、ユーザーの
使用状況を推測するための状態感知手段を備え該低時刻
表示頻度時間帯において該状態監視手段がユーザーが使
用していると推測すると該時刻表示手段が該電気的絶対
計時手段の保持内容の時刻に設定され、ユーザーの使用
状況を推測するための状態感知手段を備え該高時刻表示
頻度時間帯において該状態監視手段がユーザーが使用し
ていると推測に関わらず該時刻表示手段が該電気的絶対
計時手段の保持内容の時刻に設定され、ユーザーの使用
状況を推測するための状態感知手段を備え該低時刻表示
頻度時間帯において該状態監視手段がユーザーが使用し
ていないと推測された状態停止時刻に対して該時刻表示
手段は所定の時間である低頻度停止遅延時間通常時刻表
示をし、ユーザーの使用状況を推測するための状態感知
手段を備え該状態監視手段がユーザーが使用していない
と推測された状態停止時刻に対して該高時刻表示頻度時
間帯において該時刻表示手段は所定の時間である高頻度
停止遅延時間通常時刻表示をした後に停止し、ユーザー
の使用状況を推測するための状態感知手段を備え該状態
監視手段がユーザーが使用していないと推測された状態
停止時刻に対して該低時刻表示頻度時間帯における該時
刻表示は所定の時間である低頻度停止遅延時間だけ通常
時刻表示をした後に停止し、該高時刻表示頻度時間帯に
おける該時刻表示は所定の時間である高頻度停止遅延時
間だけ通常時刻表示をした後に停止し、該低頻度停止遅
延時間は該高頻度停止遅延時間より短時間にする。
【0012】以下作用に付いて記載すると、携帯電子時
計において省電を目的として運針を停止するのは1つの
有効な手段であるが、作る側が勝手にユーザーが使って
いないと類推して指針停止するのには問題がある。そこ
で本発明ではユーザー個々が止めても良さそうな時間帯
を設定できる機能を持たせることにより上記問題を軽減
する。
【0013】実施の形態1においては復帰方法を含んだ
設定時間帯に運針停止する例を示し、実施の形態2にお
いてはユーザーが使っていると類推する事のできる光セ
ンサが活性の時は設定時間帯においても運針停止しない
例を示す。実施の形態3においては光センサが不活性に
なった時、設定時間帯か否かによって鋭鈍に運針停止す
る例を示す。
【0014】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本発明に
よる時計の回路ブロック図を示す。図中、時間基準発生
回路101は水晶振動子やインバータ、コンデンサ、抵
抗から構成され、時計システムを駆動するための元にな
るクロックパルスである源振クロック102を発生する
回路である。
【0015】時計単位合成回路103は源振クロック1
02を分周して指針を動作するための基準信号となる基
準クロック104を合成して絶対時計回路106および
指針制御回路108へ発生する回路であり、消費電力削
減のために停止した指針を短時間に正確な時刻に戻すた
めの高周波数の高速クロック105を合成して指針状態
制御回路108に発生する回路である。
【0016】絶対時計回路106は時計単位合成回路1
03から発生される基準クロック104を秒としてカウ
ントし、秒、分、時ごとに時刻を記憶し、その記憶デー
タを絶対時刻データ107として指針制御回路108に
発生する回路である。
【0017】時間帯設定装置111は指針を停止する時
間帯をユーザーが設定するための装置であり、目覚まし
機能付き時計で用いられる機構等と同様にリューズを引
くことなどによって外部から所定の時間帯を入力できる
装置である。時間帯設定装置111は所定の時間帯を時
間帯データ112として記憶装置113に発生する。
【0018】記憶装置113はユーザーからの時間帯デ
ータ112の内容を記憶し、その記憶を設定データ11
4として指針制御回路108に発生する回路である。
【0019】指針制御回路108は絶対時刻データ10
7、設定データ114、基準クロック104および高速
クロック105を入力し状況に応じて駆動クロック11
0および秒分切り替え信号125の出力を制御する回路
である。
【0020】指針状態記憶回路115は時分切り替え信
号125がロウレベルの時は駆動クロック110を秒と
してカウントし、秒、分、時ごとに時刻を記憶する回路
であり、時分切り替え信号125がハイレベルの時は駆
動クロック110を分としてカウントし、秒、分、時ご
とに時刻を記憶する回路である。また、その時刻を時刻
データ109として指針制御回路108に発生し、分針
クロックを時分指針系120に発生し、秒針クロック1
16を秒指針系123に発生する回路である。
【0021】時分指針系120は分針駆動用のモータ、
輪列系および分、時針から構成される分針クロック11
7に応じて実際に指針を駆動する機械系を含む装置であ
り、秒指針系123は秒針駆動用のモータ、輪列系およ
び秒針から構成される秒針クロック116に応じて実際
に針を駆動する機械系を含む装置である。
【0022】図2は本発明の時刻に応じた機能を説明す
るための模式図を示す。図中、内側の円は1日の時刻を
表す時刻軸208を示し、時刻は右回りに時刻進行方向
207に向かって進む。外側の円は時刻軸と同心円であ
り、運針駆動状態を示す。
【0023】運針停止時刻201は設定データ114に
よって定められた運針を停止する時刻を示しこの例では
20時である。運針復帰時刻206は設定データ114
によって定められた運針が通常時刻に復帰する時刻であ
り、この例では5時である。すなわち、運針復帰時刻2
06から運針停止時刻201までは通常通りの運針を行
う時間である通常運針時間帯205であり、運針停止時
刻201から運針復帰時刻206までは運針を停止する
時間である運針停止時間帯203である。
【0024】すなわち、この腕時計は省電のためにユー
ザー設定による夜の20時から朝の5時まで運針停止
し、朝5時から通常時刻を表示することになる。ここ
で、指針停止から通常時間に復帰するのには通常運針時
間帯205後に復帰する方法と運針停止時間帯203に
復帰する方法がある。
【0025】図中、設定時刻合わせ時間帯202は運針
停止時間帯203内に運針復帰時刻206に合わせた時
刻に運針を動かす時間を意味する。復帰後時刻合わせ時
間帯204は通常運針時間帯205内に運針復帰時刻2
06に合わせ時刻に運針を動かす時間を意味する。
【0026】図3は復帰後時刻合わせ時間帯204の方
式による指針制御回路108のフローチャートを示す。
以下、図に沿って操作の流れを説明する。
【0027】まず、操作301により時刻データ109
が設定データ114の時間内かどうかを判断する。その
結果、設定データ114の時間外であれば操作309に
より駆動クロック110を基準クロック104とする。
【0028】操作301により時刻データ109が設定
データ114の時間内であれば操作302、操作310
により駆動クロック110をロウレベルとして時刻デー
タ109が設定データ114の時間外になるまで運針を
停止する。
【0029】操作310により時刻データ109が設定
データ114の時間外の場合は操作303により秒分切
り替え信号125をハイレベルとし駆動クロックを分針
クロックとする。その後、操作304および操作305
により絶対時刻データが時刻データと一致するまで駆動
クロックを高速クロックとして分針および時針を動か
す。
【0030】次に操作306により秒分切り替え信号1
25をロウレベルとし、操作307および操作308に
より絶対時刻データが時刻データと一致するまで駆動ク
ロックを高速クロックとする。最後に操作309により
駆動クロック110を基準クロック104とする。
【0031】以上の操作を行うことによって復帰後時刻
合わせ時間帯204の方式による設定時間式指針停止に
よる省電時計は作製できる。
【0032】図4は時刻合わせ時間帯202の方式によ
る指針制御回路108のフローチャートを示す。以下、
図に沿って操作の流れを説明する。
【0033】まず、操作401により時刻データ109
が設定データ114の時間内かどうかを判断する。その
結果、設定データ114の時間外であれば操作410に
より駆動クロック110を基準クロック104とする。
【0034】操作401により時刻データ109が設定
データ114の時間内であれば操作411により秒分切
り替え信号125をハイレベルにし、操作402および
操作403により時刻データ109の分データが設定デ
ータ114の復帰時刻の分データと一致するまで駆動ク
ロック110を高速クロック105として分針および時
針を動かす。
【0035】次に操作404により秒分切り替え信号1
25をロウレベルとし、操作405および操作406に
より時刻データ109の秒データが設定データ114の
復帰時刻の秒データと一致するまで駆動クロック110
を高速クロック105とする。次に操作408により駆
動クロック110をロウレベルとする。
【0036】操作408および操作409により時刻デ
ータ109が設定データ114の時間外になれば操作4
07により駆動クロック110を基準クロック104と
する。
【0037】以上の操作を行うことによって時刻合わせ
時間帯202の方式による設定時間式指針停止による省
電時計は作製できる。
【0038】本実施例では運針停止時間帯と通常運針時
間帯に復帰する場合に分けたが、復帰途中に時刻データ
109を比較する対象として設定データ114と絶対時
刻データ107を切り替えることによって二つの時間帯
にまたがることも可能である。
【0039】(実施の形態2)次の実施の形態として実
施の形態1に光センサ装置501を備えた場合の回路ブ
ロック図を図5示す。図中、実施の形態1にて説明した
ブロックについては説明を割愛する。
【0040】光センサ装置501は受光素子を備える光
検出装置であり、所定量以上の光量を検出するとセンサ
信号502をロウレベルからハイレベルにする装置であ
る。指針制御回路508は絶対時刻データ107、設定
データ114、基準クロック104,高速クロック10
5およびセンサ信号502を入力して状況に応じて駆動
クロック110および秒分切り替え信号125を制御す
る回路である。
【0041】図6は本発明の時刻に応じた運針形態を説
明するための模式図を示す。図中、内側の円は1日の時
刻を表す時刻軸208を示し、時刻は右回りに時刻進行
方向207に向かって進む。外側の円は時刻軸と同心円
であり、運針駆動状態を示す。
【0042】運針頻度低下時刻610は運針の頻度を低
下させる時刻であり、この例では20時である。運針頻
度上昇時刻612は運針の頻度を低下させる時刻であ
り、この例では5時である。運針頻度低下時刻610と
運針頻度上昇時刻612で挟まれる時間は運針が低い頻
度で行われる時間帯である低運針時間帯613である。
逆に、運針頻度上昇時刻612と運針頻度低下時刻61
0で挟まれる時間は運針が高い頻度で行われる時間帯で
ある高運針時間帯611である。
【0043】低運針時間帯613における特別駆動期間
602および特別駆動期間605はセンサー信号502
がハイレベルになり運針が復帰して駆動している時間帯
を示し、運針停止時間帯607および運針停止時間帯6
08は運針が停止している時間を示す。高運針時間帯6
11においてはセンサー信号502出力に関わらず通常
の運針駆動を行う。
【0044】すなわち、実施の形態1においては省電の
ためにユーザー設定によって夜の20時から朝の5時ま
で機械的に運針停止するのに対して、本実施例ではユー
ザーが何かの都合で光りを当てた場合は復帰する。
【0045】図7は実施例の指針制御回路508のフロ
ーチャートを示す。以下、図に沿って操作の流れを説明
する。
【0046】まず、操作701により時刻データ109
が設定データ114の時間内かどうかを判断する。その
結果、設定データ114の時間内であれば操作702に
よりセンサー信号502がロウレベルかどうか判定す
る。センサー信号502がロウレベルであれば操作70
3および操作710によって復帰時刻になるまで駆動ク
ロック110をロウレベルとして運針を停止する。
【0047】操作710によって設定データ114の時
間外であると判定された場合および操作702による判
定結果としてセンサー信号502がハイレベルとなった
場合は実施の形態1にて説明した操作303〜操作30
9によって運針は復帰する。
【0048】以上の操作を行うことによって運針停止時
間帯においても光の当たっている場合は駆動する方式に
よる設定時間式指針停止による省電時計は作製できる。
なお本例では光センサを用いたが、ユーザーの体温を検
出する温度センサや動きを検出する加速度センサ等のユ
ーザーが使用していることを推測できる装置を用いても
同様である。
【0049】(実施の形態3)実施例では光センサ50
1を用いた実施の形態2とは異なるシステムを示す。回
路ブロック図については図5と同様であるので割愛す
る。図8は本発明の時刻に応じた機能を説明するための
模式図を示す。図中、内側の円は1日の時刻を表す時刻
軸208を示し、時刻は右回りに時刻進行方向207に
向かって進む。外側の円は時刻軸と同心円であり、運針
駆動状態を示す。
【0050】運針頻度低下時刻820は運針頻度が低く
なる時刻であり、この例では20時である。運針頻度上
昇時刻は運針頻度が高くなる時刻であり、この例では5
時である。特別運針時間818および特別運針時間81
9は実施の形態2において説明した特別駆動期間602
および特別駆動期間605に相当し、センサー信号50
2がハイレベルになって通常運針を行う復帰する時間帯
を示す。
【0051】検出時刻801および検出時刻804は運
針頻度低下時刻820と運針頻度上昇時刻821に挟ま
れた時間である低運針頻度時間帯822において光セン
サ装置501が光を検出しなくなり、センサー信号50
2がロウレベルになった時刻を示す。
【0052】停止時刻802は検出時刻801に検出さ
れてから実際に運針が停止する時刻を示し、停止時刻8
05は各々検出時刻804に検出されてから実際に運針
が停止する時刻を示す。この時間は1分間と比較的短
い。
【0053】特別停止時間816および特別停止時間8
13は運針頻度上昇時刻820と運針頻度低下時刻82
0に挟まれた時間である高運針頻度時間帯823におい
て光センサ装置501が光を検出しなくなり、運針停止
する時間を示す。
【0054】検出時刻809および検出時刻812は高
運針頻度823において光センサ装置501が光を検出
しなくなり、センサー信号502がロウレベルになった
時刻を示す。
【0055】停止時刻810は検出時刻809に検出さ
れてから実際に運針が停止する時刻を示し、停止時刻8
13は各々検出時刻812に検出されてから実際に運針
が停止する時刻を示す。この時間は1時間と比較的長
い。
【0056】すなわち、ユーザーが設定した低運針頻度
時間帯822内では光センサに敏感に指針を停止し、高
頻度時間帯823内では光センサに鈍感に指針停止する
ことになる。
【0057】図9は本実施例の指針制御回路508のフ
ローチャートを示す。以下、図に沿って操作の流れを説
明する。
【0058】まず、操作901により時刻データ109
が設定データ114の時間内であれば操作902により
センサー信号502がロウレベルかどうか判定する。セ
ンサー信号502がロウレベルであれば操作903によ
って1分間待ち、操作906により駆動クロック110
をロウレベルとして運針を停止する。センサー信号50
2がハイレベルであれば操作309によって駆動クロッ
ク110を基準クロック104とする。
【0059】操作901により設定データ114の時間
外であれば操作904によりセンサー信号502がロウ
レベルかどうか判定する。センサー信号502がロウレ
ベルであれば操作904および操作905によって1時
間待ち、操作906により駆動クロック110をロウレ
ベルとして操作907によってセンサー信号502がロ
ウレベルになっている間は運針を停止する。
【0060】操作902および操作904による判定結
果がセンサー信号502がハイレベルである場合は実施
の形態1にて説明した操作303〜操作309によって
運針は復帰する。
【0061】以上の操作を行うことによってセンサー検
出後の指針停止感度を設定時間帯によって違える方式に
よる省電時計は作製できる。なお本例では光センサを用
いたが、ユーザーの体温を検出する温度センサや動きを
検出する加速度センサ等のユーザーが使用していること
を推測できる装置を用いても同様である。また、本例で
は復帰時間を1分とする時間帯と1時間とする時間帯の
2つに分けたが、さらに細かく停止しない時間帯も含め
て復帰時間の異なる時間帯を設けることも容易にでき
る。
【0062】以上、3つの実施の形態について説明した
が、これらを組み合わせることは当然可能であり、時間
設定に関しては時刻そのものを入力するのではなく、入
力簡素化のためにあらかじめ時間帯が決まっているモー
ドという形で入力することも可能である。さらに、実施
の形態では1日を単位として考えたが、1ヶ月、1年を
単位として設定することも可能である。
【0063】また、3つの実施の形態についてのフロー
チャートについてはハードウェアでもソフトウェアでも
可能である。さらに、本発明は代表的な例としてアナロ
グ時計について示したが液晶等の表示画面を採用したデ
ィジタル時計でも実施可能である。
【0064】
【発明の効果】本発明によってユーザーの生活環境に合
わせて運針停止することによる低電力の電子腕時計を作
製できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に伴う回路ブロック図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態1に伴う運針形態の模式図
である。
【図3】本発明の実施の形態1に伴うフローチャート1
である。
【図4】本発明の実施の形態1に伴うフローチャート2
である。
【図5】本発明の実施の形態2および3に伴う回路ブロ
ック図である。
【図6】本発明の実施の形態2に伴う運針形態の模式図
である。
【図7】本発明の実施の形態2に伴うフローチャートで
ある。
【図8】本発明の実施の形態3に伴う運針形態の模式図
である。
【図9】本発明の実施の形態3に伴うフローチャートで
ある。
【図10】従来の回路ブロック図である。
【符号の説明】
106 絶対時計回路 108 指針制御回路 111 時間帯設定装置 113 記憶装置 202 時刻合わせ時間帯 204 復帰後時刻合わせ時間帯 501 光センサ装置 502 センサー信号 602 特別駆動時間 613 低運針頻度時間帯 611 高運針頻度時間帯 820 検出時刻 816 特別停止時間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 憲二 東京都田無市本町6丁目1番12号 シチズ ン時計株式会社田無製造所内 Fターム(参考) 2F001 AA05 AB01 AD00 AE03 AF00 AG16 2F002 AA07 AD03 AD06 AE00 BA06 BA08 BB05 EG07 EH01 EH03 GA04 GC04 GC11 2F082 AA01 BB05 CC01 CC10 DD02 DD04 DD10 HH02 JJ00 2F084 AA07 BB01 BB06 JJ00 LL03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間基準信号発生回路手段と該時間基準
    信号発生回路手段から発生する源振クロックパルスを合
    成して時計基準クロックパルスを発生する時計単位合成
    回路と該基準クロックパルスを電気的に計測して時刻を
    保持する電気的計時手段と該電気的計時手段の保持時刻
    に同期して時刻を示す時刻表示手段を備えた電子時計に
    おいて、該時刻表示手段の時刻表示頻度が下がる時刻で
    ある時刻表示頻度低下時刻と該時刻表示手段の時刻表示
    頻度が上がる時刻である時刻表示頻度上昇時刻を設定す
    る手段と該時刻表示頻度低下時刻と該時刻表示頻度上昇
    時刻を記憶する記憶手段と指針頻度に関わらず該基準ク
    ロックパルスを電気的に計測して時刻を保持する電気的
    絶対計時手段を備え該時刻表示頻度低下時刻から時刻表
    示頻度上昇時刻までの低時刻表示頻度時間帯と該時刻表
    示頻度上昇時刻から時刻表示頻度低下時刻までの高時刻
    表示頻度時間帯を設けることを特徴とする電子時計。
  2. 【請求項2】 請求項1の電子時計において、該低時刻
    表示頻度時間帯において該時刻表示を停止することを特
    徴とする電子時計。
  3. 【請求項3】 請求項1の電子時計において、該頻度上
    昇時刻後に該時刻表示手段が該電気的絶対計時手段の保
    持内容の時刻に設定されることを特徴とする電子時計。
  4. 【請求項4】 請求項1の電子時計において、低時刻表
    示頻度時間帯に該時刻表示手段が該時刻表示頻度上昇時
    刻に設定されることを特徴とする電子時計。
  5. 【請求項5】 請求項1の電子時計において、ユーザー
    の使用状況を推測するための状態感知手段を備え該低時
    刻表示頻度時間帯において該状態監視手段がユーザーが
    使用していると推測すると該時刻表示手段が該電気的絶
    対計時手段の保持内容の時刻に設定されることを特徴と
    する電子時計。
  6. 【請求項6】 請求項1の電子時計において、ユーザー
    の使用状況を推測するための状態感知手段を備え該高時
    刻表示頻度時間帯において該状態監視手段がユーザーが
    使用していると推測に関わらず該時刻表示手段が該電気
    的絶対計時手段の保持内容の時刻に設定されることを特
    徴とする電子時計。
  7. 【請求項7】 請求項1の電子時計において、ユーザー
    の使用状況を推測するための状態感知手段を備え該低時
    刻表示頻度時間帯において該状態監視手段がユーザーが
    使用していないと推測された状態停止時刻に対して該時
    刻表示手段は所定の時間である低頻度停止遅延時間通常
    時刻表示をした後に停止することを特徴とする電子時
    計。
  8. 【請求項8】 請求項1の電子時計において、ユーザー
    の使用状況を推測するための状態感知手段を備え該状態
    監視手段がユーザーが使用していないと推測された状態
    停止時刻に対して該高時刻表示頻度時間帯において該時
    刻表示手段は所定の時間である高頻度停止遅延時間通常
    時刻表示をした後に停止することを特徴とする電子時
    計。
  9. 【請求項9】 請求項1の電子時計において、ユーザー
    の使用状況を推測するための状態感知手段を備え該状態
    監視手段がユーザーが使用していないと推測された状態
    停止時刻に対して該低時刻表示頻度時間帯における該時
    刻表示は所定の時間である低頻度停止遅延時間だけ通常
    時刻表示をした後に停止し、該高時刻表示頻度時間帯に
    おける該時刻表示は所定の時間である高頻度停止遅延時
    間だけ通常時刻表示をした後に停止し、該低頻度停止遅
    延時間は該高頻度停止遅延時間より短時間であることを
    特徴とする電子時計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002328184A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Seiko Instruments Inc 電子時計
CN104813243A (zh) * 2012-07-18 2015-07-29 Eta瑞士钟表制造股份有限公司 管理电子装置的改进方法

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