JP2001091538A - 接触ピン - Google Patents

接触ピン

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JP2001091538A
JP2001091538A JP27081199A JP27081199A JP2001091538A JP 2001091538 A JP2001091538 A JP 2001091538A JP 27081199 A JP27081199 A JP 27081199A JP 27081199 A JP27081199 A JP 27081199A JP 2001091538 A JP2001091538 A JP 2001091538A
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contact pin
contact portion
cylindrical body
pin according
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JP27081199A
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English (en)
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Naotaka Noda
直孝 野田
Takahiro Yajima
隆弘 矢島
Kazuhiko Tsuyama
和彦 津山
Toshinobu Miki
利信 三木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R1/00Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
    • G01R1/02General constructional details
    • G01R1/06Measuring leads; Measuring probes
    • G01R1/067Measuring probes
    • G01R1/06711Probe needles; Cantilever beams; "Bump" contacts; Replaceable probe pins
    • G01R1/06716Elastic
    • G01R1/06722Spring-loaded

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な接触を有する接触ピンを得る。 【解決手段】 導電性を有する筒体11と、この筒体1
1内に設けられたバネ13と、筒体11の先端部11
a,11bに摺動可能に設けられるとともにバネ13で
外側方向に押圧される導電性の接触部14あるいは17
とを備え、接触部14,17には、筒体11内から接触
ピン26の先端部15,18まで貫通した孔16,19
を設けた構成としたものである。これにより良好な接触
を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検査装置などに使
用される接触ピンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の接触ピンについて説明す
る。従来の接触ピンは、図5に示す様に導電性の筒体1
と、この筒体1の先端に設けられた接触部2と、この接
触部2をA方向に押圧するバネ3とで形成されていた。
そしてこの接触部2は、プリント基板4上に設けられた
パターン5に接触させて検査などを行うものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、パターン5上にフラックス6があ
るとこのフラックス6が絶縁性のため、たとえフラック
ス6を突き破ったとしても、フラックス6の粉などによ
りパターン5と接触部2との間に良好な接触が得られな
いという問題があった。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するも
ので良好な接触が得られる接触ピンを提供することを目
的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の接触ピンの接触部には、筒体内から接触ピン
の先端部まで貫通した孔を設けたものである。
【0006】これにより良好な接触が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、導電性を有する筒体と、この筒体内に設けられた弾
性体と、前記筒体の端部に摺動可能に設けられるととも
に前記弾性体で外側方向に押圧される導電性の接触部と
を備え、前記接触部には前記筒体内から前記接触ピンの
先端部まで貫通した孔を設けた接触ピンであり、このよ
うに接触ピン内を貫通した孔を設けることにより、この
接触ピンを押圧すると筒体内の空気が接触ピンの先端か
ら噴出してピン先端のフラックスの粉などを除去するの
で良好な接触が得られる。
【0008】請求項2に記載の発明は、弾性体としてバ
ネを用いた請求項1に記載の接触ピンであり、バネを用
いることによりへたりの少ない安定した接触圧を得るこ
とができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、筒体の両端に各
々接触部を設けた請求項1に記載の接触ピンであり、接
触ピンの両端ともに接触部を得ることができるので、検
査装置などに使用すると非常に有用である。
【0010】請求項4に記載の発明の接触部の先端部
は、一点で外部の導体に接する請求項1に記載の接触ピ
ンであり、一点で接触する事により大きな力が加わり、
そのため被検査物のフラックス等を突き破って確実で良
好な接触が得られるものである。
【0011】請求項5に記載の発明は、接触部の先端部
は、複数の点で外部の導体に接する請求項1に記載の接
触ピンであり、複数の点で接触する事により、1点当た
りの接触圧が小さくなり、接触する相手のパターンに与
えるダメージを少なくする事ができる。
【0012】請求項6に記載の発明の筒体及び接触部に
は、金メッキを施した請求項1に記載の接触ピンであ
り、金メッキが施されているので電気的接触抵抗が少な
く、良好な検査特性を得ることができる。
【0013】請求項7に記載の発明は、筒体に鍔を設け
た請求項1に記載の接触ピンであり、鍔が設けられてい
るので接触ピンの固定が容易であるとともに、取り付け
の寸法精度を向上させることができる。
【0014】請求項8に記載の発明は、接触部の押圧力
を略100gとした請求項1に記載の接触ピンであり、
このような押圧力を与える事によって、たとえば被検査
物のフラックスを突き破って確実で良好な接触が得られ
る。
【0015】請求項9に記載の発明は、一方の接触部と
他方の接触部との間に一つの弾性体を設けた請求項1に
記載の接触ピンであり、このように1つの弾性体で一方
の接触部と他方の接触部の両方に同じ圧力を加える事が
できる。
【0016】請求項10に記載の発明は、筒体の端部と
接触部との間に気密性を保つべくパッキンを挿入した請
求項1に記載の接触ピンであり、パッキンが挿入されて
いるので気密性が向上し筒体中の空気が漏れることがな
い。
【0017】請求項11に記載の発明は、接触部にスパ
イラル状の溝を設けた請求項1に記載の接触ピンであ
り、スパイラル状の溝を設けることにより接触部が回転
し、たとえば被検査物のフラックスを突き破り易くなり
確実で良好な接触を得ることができる。
【0018】請求項12に記載の発明は、筒体と摺動部
の接触面にスカート状の接触部を設けた請求項1に記載
の接触ピンであり、筒体との摺動部の接触面にスカート
状の接触部を有しているので、筒体と接触部との間の良
好な接触が得られる。又、スカート状の接触部を設ける
ことにより接触部の長寿命化を図ることができる。
【0019】請求項13に記載の発明は、筒体に設けら
れた一方の接触部の先端部は一点で外部の導体に接する
とともに、他方の接触部の先端部は複数の点で外部の導
体と接する請求項3に記載の接触ピンであり、この接触
ピンを検査治具等に用いることにより、検査治具のパタ
ーンに与えるダメージを与えることがなく、又、被検査
物との間で良好な接触を得ることができる。
【0020】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0021】(実施の形態1)図1は、実施の形態1に
於ける本発明の接触ピンの部分破砕断面図である。図1
に於いて、11は黄銅で形成された筒体でありその表面
には金メッキが施されている。又、この筒体11はその
約中央に設けられた鍔12を有している。13は弾性体
としてのバネであり、筒体11の内部に挿入してある。
そしてこの筒体11の両端には、黄銅で形成されるとと
もに、その表面には金メッキが施されている導電性の接
触部14が筒体11の一方の端部11aの方に摺動可能
に挿入されている。又、他方にも黄銅で形成されるとと
もに、その表面には金メッキが施されている導電性の接
触部17が、筒体11の他方の端部11bの方に摺動可
能に挿入されている。そして、バネ13で接触部14と
接触部17を略100gの力で押圧する様にしている。
この押圧力は、80〜120gの間なら良いが、100
gが本実施の形態に於いては最適であった。
【0022】この接触部14の先端部15は外部の導体
と一点で接触するようになっており、その先端角度は約
60度にしている。従って、この様に1点で当接するの
で、被検査物に対してはフラックス等を突き破って確実
で良好な接触が得られる。又、16はこの先端部15か
ら筒体11の内部まで貫通して設けられた孔である。
【0023】他方の接触部17の先端部18は外部の導
体と複数点で接触するようになっており、先端部18は
先端が4ツ割になっており、その角度は約50度にして
いる。この様に、4ツ割にする事により、1点当たりの
負荷を減らすことができ、接触する相手(例えば検査装
置)に損傷を与えることを少なくしている。19はこの
先端部18から筒体11の内部まで貫通して設けられた
孔である。
【0024】又、20はゴムで形成されたパッキンであ
り、筒体11と接触部14との間の気密性を向上させて
いる。又、21もゴムで形成されたパッキンであり、筒
体11と接触部17との間の気密性を向上させている。
【0025】この接触ピン26のおおよその大きさは、
その長さが5.5mmで、その直径は約0.9mmの寸
法をしている。
【0026】この様に接触部14,17を筒体11の両
端部11a,11bに設けて、その間にバネ13を挿入
する事により、接触部14,17はそれぞれ常にB方向
に押圧されている事になる。ここで、接触部14あるい
は接触部17を押圧することにより、筒体11内の空気
が孔16を通って外部へ出るとともに、他方の接触部1
7においても孔19を通って外部へ出ることになる。こ
の事により、この空気により接触部14,17の先端部
15,18に付着したフラックスの粉等の不純物を飛ば
して、良好な接触を得るようになっている。
【0027】(実施の形態2)図2は、実施の形態2に
於ける接触ピンの断面図である。図2に於いて、実施の
形態1との相違点は、接触部22にスパイラル状の溝2
3が形成されていることである。このようにスパイラル
状の溝23を形成することにより、接触部22を押圧す
るとこの接触部22がC方向に回転することになる。こ
のように接触部22が回転することにより、パターン上
などに形成されるフラックスを突き破り易くなり良好な
接触を得ることができるようにしたものである。なお、
その他の説明しないものについては実施の形態1と同様
であるので説明を簡略化する。
【0028】(実施の形態3)図3は、実施の形態3に
於ける接触ピンの断面図である。図3に於いて、接触部
24には筒体11と摺動可能に接触するとともにバネ性
を有するスカート状の接触部25が設けられていること
である。このようにスカート状の接触部25を設けるこ
とにより、筒体11との間で良好な接触を得ることがで
きる。なお、その他の説明しないものについては実施の
形態1と同様であるので説明を簡略化する。
【0029】(実施の形態4)図4は、本発明の接触ピ
ン26を検査装置に用いた例である。図4に於いて、2
7はプリント基板であり、このプリント基板27上には
検査する電気回路28が設けられている。又、29はコ
ネクターであり、このコネクター29を介して外部の検
査装置本体に接続することもできる。
【0030】30は、プリント基板27の下方に密着し
て設けられた第1の基台である。又、31は第1の基台
30の下方に密着して設けられた第2の基台である。そ
して、第1の基台30と第2の基台31は各々絶縁性を
有する樹脂で形成されておりその厚さは約3mmであ
る。
【0031】ここで、接触ピン26の一方の接触部14
は、第1の基台30に設けられた孔32を貫通して、プ
リント基板27に設けられた電気回路28のパターンに
接続するようになっている。又、接触ピン26の他方の
接触部14は、第2の基台31に設けられた孔33を貫
通してその先端部15は、被検査物に接触するものであ
る。ここで、被検査物に接触する先端部15は、一点で
接触するようになっているので、被検査物に付着したフ
ラックス等の不純物を突き破って良好な接触を得ること
ができるものである。
【0032】又、接触ピン26の他方の接触部17の先
端部18は、電気回路28のパターンに接触する方向で
あり、この先端部18は複数の点で接触するようになっ
ているので、電気回路28のパターンにダメージを与え
ることはない。
【0033】12は、接触ピン26の約中央に設けられ
た鍔であり、この鍔12が第1の基台30と第2の基台
31で挟まれることにより安定して実装される。なお、
孔32と33の内壁は接触ピン26の筒体11の外壁と
密着するようになっているので、接触ピン26は偏芯す
ることなく固定される。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、接触部に
は筒体内から接触ピンの先端部まで貫通した孔を設けて
いるので、この接触ピンを押圧すると筒体内の空気が接
触ピンの先端から噴出してピン先端のフラックスの粉な
どを除去することになり良好な接触を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に於ける接触ピンの部分
破砕断面図
【図2】本発明の実施の形態2に於ける接触ピンの要部
断面図
【図3】本発明の実施の形態3に於ける接触ピンの要部
断面図
【図4】本発明の接触ピンを用いた検査装置の組立図
【図5】従来の接触ピンとその近傍の断面図
【符号の説明】
11 筒体 11a 先端部 11b 先端部 13 バネ 14 接触部 15 先端部 16 孔 17 接触部 18 先端部 19 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津山 和彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 三木 利信 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2G011 AA04 AA07 AB01 AB04 AB07 AC02 AC13 AC14 AE01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性を有する筒体と、この筒体内に設
    けられた弾性体と、前記筒体の端部に摺動可能に設けら
    れるとともに前記弾性体で外側方向に押圧される導電性
    の接触部とを備え、前記接触部には前記筒体内から前記
    接触ピンの先端部まで貫通した孔を設けた接触ピン。
  2. 【請求項2】 弾性体としてバネを用いた請求項1に記
    載の接触ピン。
  3. 【請求項3】 筒体の両端に各々接触部を設けた請求項
    1に記載の接触ピン。
  4. 【請求項4】 接触部の先端部は、一点で外部の導体に
    接する請求項1に記載の接触ピン。
  5. 【請求項5】 接触部の先端部は、複数の点で外部の導
    体に接する請求項1に記載の接触ピン。
  6. 【請求項6】 筒体及び接触部には金メッキを施した請
    求項1に記載の接触ピン。
  7. 【請求項7】 筒体に鍔を設けた請求項1に記載の接触
    ピン。
  8. 【請求項8】 接触部の押圧力を略100gとした請求
    項1に記載の接触ピン。
  9. 【請求項9】 一方の接触部と他方の接触部との間に一
    つの弾性体を設けた請求項1に記載の接触ピン。
  10. 【請求項10】 筒体の端部と接触部との間に気密性を
    保つべくパッキンを挿入した請求項1に記載の接触ピ
    ン。
  11. 【請求項11】 接触部にスパイラル状の溝を設けた請
    求項1に記載の接触ピン。
  12. 【請求項12】 筒体と摺動部の接触面にスカート状の
    接触部を設けた請求項1に記載の接触ピン。
  13. 【請求項13】 筒体に設けられた一方の接触部の先端
    部は一点で外部の導体に接するとともに、他方の接触部
    の先端部は複数の点で外部の導体と接する請求項3に記
    載の接触ピン。
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