JP2001091269A - 情報提供装置及びこれと送受信する情報端末並びにこれらを管理する情報管理装置 - Google Patents

情報提供装置及びこれと送受信する情報端末並びにこれらを管理する情報管理装置

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JP2001091269A
JP2001091269A JP26647299A JP26647299A JP2001091269A JP 2001091269 A JP2001091269 A JP 2001091269A JP 26647299 A JP26647299 A JP 26647299A JP 26647299 A JP26647299 A JP 26647299A JP 2001091269 A JP2001091269 A JP 2001091269A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】情報端末側で記憶すべき情報量を大幅に低減す
ると共に、提供する情報をより少ない負荷で一元的に管
理し、しかも情報端末側で期限の有効な情報のみを正し
く取得できるようにする。 【解決手段】情報管理装置は、情報提供装置より制作者
コードの発行要求を受けると、情報提供装置からその発
行要求に際してその情報提供装置のアドレス情報を取得
し(S25)、管理テーブルに未だ登録されていない制
作者コードを発行し(S26)、管理テーブルに発行し
た制作者コードと取得したアドレス情報とを一緒に登録
し(S27)、発行した制作者コードを発行要求を行っ
た情報提供装置に対して送信する(S28)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種情報提供者
から送信されるレストランに関する情報、ショッピング
に関する情報等のイベント情報を収集、入力、編集し、
イベント情報に位置を表わす位置情報を付加してデータ
ベースに格納し、データベースに格納されたイベント情
報の一部を概要情報として情報端末に向けて送信する情
報提供装置及びこれと送受信する情報端末並びにこれら
を管理する情報管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両等の移動体向けの情報提供サービス
として、例えば放送局からの通常のFM放送に、各種情
報提供者から送信されるレストランに関する情報、ショ
ッピングに関する情報、遊園地等の娯楽場や特定エリア
等で開催される催しに関する情報等のイベント情報を多
重して放送するFM多重放送がある。
【0003】このFM多重放送では、車両に搭載された
FM受信機等の情報端末により放送局からの放送が受信
され、受信信号からFM多重されている情報が復調され
て取り出され、液晶ディスプレイ(LCD)等から成る
表示部にその受信データの内容が表示される。
【0004】ところで、近年のカーナビゲーション技術
の進歩によって、カーナビゲーションシステムを利用し
てこれらの情報提供サービスを受けることもできるよう
になっている。この場合、カーナビゲーションシステム
にFM受信部を設け、FM放送局から送信されるイベン
ト情報に、そのイベント情報の提供位置(場所)を表わ
す、例えばレストランの位置情報(緯度、経度を表わす
位置コード)が情報提供者側或いは放送局側で付加さ
れ、カーナビゲーションシステム側でイベント情報を受
信すると、受信したイベント情報に付加された位置情報
を読み取り、カーナビゲーションシステムを構成するL
CD等の表示部により、受信したイベント情報の内容を
文字及び図形等により表示したり、位置情報により表さ
れる位置を、表示部に表示される地図に重畳して表示す
ることが可能である。
【0005】この場合、カーナビゲーションシステム側
にイベント情報を記憶保持するメモリを設けておき、こ
のメモリに一旦受信したイベント情報を格納し、位置コ
ードに基づき地域別にメモリからイベント情報を読み出
して表示したり、イベント情報をジャンル別に読み出し
て表示することもできる。
【0006】一方、最近ではデジタル技術が著しく発展
し、これに伴い、上記したイベント情報の送受信をデジ
タル通信により行うことや、インターネットの普及に伴
い、インターネットプロバイダを経由して、上記したイ
ベント情報の送受信を、通信対応のカーナビゲーション
システムや携帯型の通信端末を用いて行うことなども考
えられる。
【0007】上記したFM多重放送やインターネットに
よる情報提供サービスの場合、イベント情報のより詳細
な内容を問い合わせたり、必要時には予約等の手続を行
えるようにするために情報提供者の問い合わせ先データ
(例えば、電話番号、ファクシミリ番号やインターネッ
トのURL等)をイベント情報と共に送信することも考
えられている。その際、問い合わせを行うイベント情報
を識別できるように、情報提供者がそのイベント情報に
予め割り当てた識別コードをイベント情報に更に付加し
て送信することが考えられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、FM放送局や
インターネットによる情報提供者は日本全国で多数存在
し、各々が提供するイベント情報も膨大な数となるた
め、アドレスコード及び識別コードには通常多くの桁数
を必要とし、例えば多くのイベント情報の概要情報を一
括して送信しようとする場合には、FM放送局やインタ
ーネットプロバイダから送信する情報量が多くなり、送
信システムの負荷が増大すると共に送信時間に長時間を
要し、カーナビゲーションシステム等の端末側の記憶手
段により記憶しておくべき情報量が非常に多くなり過ぎ
て負担が増大するという問題がある。
【0009】また、各FM放送局やインターネットによ
る情報提供者から送信される情報や、情報に付加される
識別コードが重複しないように一元的に管理する必要が
生じるが、上記したように情報提供者が多数であること
から、情報管理が非常に煩雑になるという問題もある。
【0010】この発明が解決しようとする課題は、情報
端末側で記憶すべき情報量を大幅に低減すると共に、提
供する情報をより少ない負荷で一元的に管理し、しかも
情報端末側で期限の有効な情報のみを正しく取得できる
ようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の情報提供装置は、各種情報提供者から
送られるレストランに関する情報、ショッピングに関す
る情報、遊園地等の娯楽場や特定エリア等で開催される
催しに関する情報等のイベント情報を収集、入力、編集
し、前記イベント情報に位置を表わす位置情報を付加し
てデータベースに格納し、前記データベースに格納され
た前記イベント情報またはその一部を概要情報として放
送或いは通信手段により情報端末に向けて送信する情報
提供装置において、前記イベント情報の前記データベー
スへの格納または前記概要情報の情報端末への送信に先
立ち、各々に割り当てられるべき制作者コードの発行要
求を行い、前記位置情報に、前記発行要求に応じて取得
した前記制作者コード、及び同一位置情報に対して前記
イベント情報の内容ごとに異なる識別記号を付加するこ
とにより個別識別コードを生成する生成部を備えている
ことを特徴としている。
【0012】このような構成によれば、イベント情報の
データベースへの格納またはその概要情報の情報端末へ
の送信に先立って、各情報提供者に対して割り当てられ
る制作者コードが取得され、位置情報、取得された制作
者コード、同一位置情報に対してイベント情報の内容ご
とに異なる識別記号が付加されて個別識別コードが生成
される。
【0013】そのため、各情報提供装置それぞれからの
制作者コードの発行要求に対して制作者コードを発行す
るようにしているため、各イベント情報ごとに個別識別
コードの発行を外部に要求する場合に比べて、各情報提
供装置から提供される情報の一元管理を、より少ない負
荷で行うことが可能になる。また、例えば同じ位置のイ
ベント情報にのみ異なる個別識別コードが割り当てられ
てコード長が大幅に低減され、情報提供装置から送信す
る情報量を低減することが可能になる。
【0014】また、本発明の情報提供装置は、前記生成
部が、前記イベント情報の前記概要情報と、前記個別識
別コードとの組み合わせから成る情報メニューを作成し
て前記情報端末に提供することを特徴としている。
【0015】このようにすると、概要情報と個別識別コ
ードとの組み合わせから成る情報メニューが作成されて
情報端末に提供されるため、情報端末では、この情報メ
ニューから所望の情報を選択してその個別識別コードの
送信等を行うことで詳細を知ることが可能になる。
【0016】また、本発明の情報管理装置は、複数の前
記情報提供装置からの前記制作者コードの発行要求を受
け、この発行要求の際にその情報提供装置から問い合わ
せ先のアドレス情報を取得する取得部と、前記発行要求
に応じてその情報提供装置ごとに割り当てた前記制作者
コードを発行する発行部と、前記発行部により発行され
る制作者コードと発行先である前記情報提供装置から取
得した前記アドレス情報との組み合わせから成る管理テ
ーブルを格納する格納部とを備えていることを特徴とし
ている。
【0017】こうすれば、制作者コードとその発行先で
ある情報提供装置のアドレス情報との組み合わせから成
る管理テーブルを格納するため、情報端末からのアドレ
ス情報に関する紹介要求等があるときに、この管理テー
ブルから該当するアドレス情報を検索して情報端末に送
信することができる。
【0018】また、本発明の情報管理装置は、前記情報
端末から少なくとも前記個別識別コード中の前記制作者
コードの送信を伴うアドレス紹介要求があれば、送信さ
れた前記制作者コードを前記管理テーブルに基づき前記
アドレス情報に変換して前記情報端末に提供する変換部
を備えていることを特徴としている。
【0019】こうすることで、情報端末からの個別識別
コード中の制作者コードの送信を伴うアドレス紹介要求
があれば、管理テーブルからその制作者コードがアドレ
ス情報に変換されて情報端末に提供されるため、情報端
末では、受信したアドレス情報の通信先に接続すること
により、データベースからそのイベント情報の詳細を取
得することができる。
【0020】また、本発明の情報管理装置は、前記情報
端末から前記個別識別コードの送信を伴うイベント情報
取得要求があれば、送信された前記個別識別コード中の
前記制作者コードを前記管理テーブルに基づき前記アド
レス情報に変換する変換部と、変換された前記アドレス
情報により特定される前記データベースを備える前記情
報提供装置に接続して前記情報端末からの前記個別識別
コードを送信しそのデータベースからこの個別識別コー
ドにより特定される前記イベント情報を受信して前記情
報端末に送信する通信部とを備えていることを特徴とし
ている。
【0021】こうすると、情報端末側では、個別識別コ
ードの送信を伴うイベント情報取得要求を送信すること
により、情報管理装置を経由して所望のイベント情報の
詳細を取得することができることから、情報端末におけ
るイベント情報の詳細取得に要する負荷を軽減できる。
【0022】また、情報端末においてイベント情報の詳
細を受信中に受信状態が悪化しても、その後受信状態が
安定してから情報管理装置よりイベント情報の詳細を再
度入手することができるので、より安定した情報入手が
可能になる。
【0023】また、本発明の情報端末は、前記情報提供
装置より前記情報メニューを取得し、取得した前記情報
メニューのなかから選択された前記個別識別コード或い
は少なくともその個別識別コード中の前記制作者コード
の送信を伴うアドレス紹介要求を前記情報管理装置に送
信し、そのアドレス紹介要求に応じて前記管理テーブル
を参照して前記情報管理装置から送信されてくる前記ア
ドレス情報を受信する送受信部を備えていることを特徴
としている。
【0024】このようにすれば、情報メニューから所望
の個別識別コードを選択し、その個別識別コード中の制
作者コードの送信を伴うアドレス紹介要求を情報管理装
置に送信することで、その個別識別コードに対応したイ
ベント情報の詳細を入手するための問い合わせ先に関す
るアドレス情報を取得することが可能になる。
【0025】また、本発明の情報端末は、前記情報提供
装置より前記情報メニューを取得し、取得した前記情報
メニューのなかから選択された前記個別識別コードの送
信を伴うイベント情報取得要求を前記情報管理装置に送
信し、そのイベント情報取得要求に応じて前記情報管理
装置から送信されてくる前記イベント情報を受信する送
受信部を備えていることを特徴としている。
【0026】こうすると、情報メニューから所望の概要
情報の個別識別コードを選択し、その個別識別コードの
送信を伴うイベント情報取得要求を情報管理装置に送信
することで、情報管理装置を経由してその個別識別コー
ドに対応したイベント情報の詳細を取得することが可能
になる。また、イベント情報の詳細を受信中に受信状態
が悪化しても、その後受信状態が安定してから情報管理
装置よりイベント情報の詳細を再度入手することができ
るので、より安定した情報入手が可能になる。
【0027】また、本発明の情報端末は、前記情報管理
装置より前記管理テーブルを取得すると共に、前記情報
提供装置より取得した前記情報メニューのなかから選択
された前記個別識別コード中の前記制作者コードに対応
する前記アドレス情報を前記取得した管理テーブルから
検索する検索部と、検索した前記アドレス情報により特
定される前記データベースを備える前記情報提供装置に
接続して選択された前記個別識別コードを送信しそのデ
ータベースからこの個別識別コードにより特定される前
記イベント情報を受信する送受信部とを備えていること
を特徴としている。
【0028】こうすれば、情報端末側で、情報管理装置
より管理テーブルが取得され、その管理テーブルから、
情報提供装置より取得した情報メニューのなかから選択
された個別識別コード中の制作者コードに対応するアド
レス情報が検索され、そのアドレス情報により特定され
る情報提供装置のデータベースに接続されて選択された
個別識別コードが送信され、イベント情報の詳細が入手
される。そのため、情報端末から、いつでもイベント情
報の詳細を入手することができ、しかもより安定した情
報入手が可能になる。
【0029】また、本発明の情報提供装置は、前記生成
部が、前記制作者コードの発行要求を行い、前記制作者
コードと共にこの制作者コードに対して許可されている
有効期限を表わす期限情報を取得し、取得した前記期限
情報を付加した情報メニューを作成することを特徴とし
ている。
【0030】このようにすれば、情報メニューに制作者
コードの期限情報が付加されるため、その期限情報か
ら、有効期限が経過していない有効なものかどうかを容
易に知ることが可能になる。そのため、ある情報提供装
置に対して一度割り当てた制作者コードを、有効期限経
過後は別の情報提供装置に割り当てることが可能にな
る。
【0031】また、本発明の情報管理装置は、複数の前
記情報提供装置からの前記制作者コードの発行要求を受
け、この発行要求の際にその情報提供装置から問い合わ
せ先のアドレス情報を取得する取得部と、前記発行要求
に応じてその情報提供装置ごとに割り当てた前記制作者
コード及びこの制作者コードに対して許可されている有
効期限を表わす期限情報を付加して発行する発行部と、
前記発行部により発行される前記期限情報付きの制作者
コードと発行先である前記情報提供装置から取得した前
記アドレス情報との組み合わせから成る管理テーブルを
格納する格納部とを備えていることを特徴としている。
【0032】こうすることで、情報提供装置からの制作
者コードの発行要求に応じて制作者コードを発行する際
に、その制作者コードの有効期限を表わす期限情報が付
加されると共に、期限情報付きの制作者コードとアドレ
ス情報との組み合わせから成る管理テーブルが格納され
る。そのため、期限情報から、その情報が有効期限の経
過していない有効なものかどうかを容易に知ることが可
能になる。
【0033】このとき、ある情報提供装置に対して一度
割り当てた制作者コードを、有効期限経過後は別の情報
提供装置に割り当てることが可能になり、情報管理装置
側では、より少ない種類の制作者コードで多くの情報提
供装置を管理することができる。
【0034】また、本発明の情報管理装置は、前記情報
端末から前記個別識別コードの送信を伴うイベント情報
取得要求があれば、送信された前記個別識別コード中の
前記制作者コードを前記管理テーブルに基づき前記アド
レス情報に変換する変換部と、変換された前記アドレス
情報により特定される前記データベースを備える前記情
報提供装置に接続して前記情報端末からの前記個別識別
コードを送信しそのデータベースからこの個別識別コー
ドにより特定される前記イベント情報を受信して前記情
報端末に送信する通信部とを備えていることを特徴とし
ている。
【0035】こうすると、情報端末側では、個別識別コ
ードの送信を伴うイベント情報取得要求を送信したとき
に、有効期限の経過していないイベント情報についての
み、情報管理装置を経由してその詳細を取得することが
できる。即ち、情報端末において、有効期限が経過して
いないことを確認した上で、イベント情報取得要求を送
信するため、有効期限が経過したものについては、イベ
ント情報の詳細が情報管理装置を経由して情報端末側に
送信されることはなく、情報端末側では期限の有効な情
報のみを取得することが可能になる。
【0036】また、本発明の情報端末は、前記情報提供
装置より前記情報メニューを取得し、取得した前記情報
メニューのなかから選択された前記個別識別コード中の
前記制作者コードのうち、有効期限の経過していないも
のについてのみ、その送信を伴うアドレス紹介要求を前
記情報管理装置に送信し、そのアドレス紹介要求に応じ
て前記管理テーブルを参照して前記情報管理装置から送
信されてくる前記アドレス情報を受信する送受信部を備
えていることを特徴としている。
【0037】このようにすれば、情報メニューのなかか
ら選択された個別識別コード中の制作者コードのうち、
有効期限が経過していない制作者コードの送信を伴うア
ドレス紹介要求が情報管理装置に送信されるため、情報
管理装置から常に有効期限の経過していないアドレス情
報を入手して有効なイベント情報を取得することが可能
になる。
【0038】また、本発明の情報端末は、前記情報提供
装置より前記情報メニューを取得し、取得した前記情報
メニューのなかから選択された前記個別識別コードのう
ち、有効期限の経過していないものについてのみ、その
送信を伴うイベント情報取得要求を前記情報管理装置に
送信し、そのイベント情報取得要求に応じて前記情報管
理装置から送信されてくる前記イベント情報を受信する
送受信部を備えていることを特徴としている。
【0039】こうすると、情報メニューのなかから選択
された個別識別コードのうち、有効期限が経過していな
い個別識別コードの送信を伴うイベント情報取得要求が
情報管理装置に送信されるため、情報管理装置から常に
有効期限の経過していないイベント情報を入手すること
が可能になる。
【0040】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)この発明の第1
実施形態について図1ないし図13を参照して説明す
る。但し、図1はシステム全体の概略構成を示す図、図
2は情報端末のブロック図、図3ないし図7は動作説明
図、図8ないし図13は動作説明用フローチャートであ
る。
【0041】まず、システム全体の構成を示す図1につ
いて説明する。図1に示すように、各種のレストランや
料理店、ブティック等の衣料洋品店、遊園地等の娯楽場
といった各種情報提供者(図示せず)から、料理メニュ
ー等のレストラン情報、バーゲンセール等のショッピン
グ情報、娯楽場で開催される催しに関する情報等のイベ
ント情報が例えばFM放送局やインターネットプロバイ
ダ等により構成される複数(ここでは3つ)の情報提供
装置1A、1B、1Cに送られると、各情報提供装置1
A〜1Cにより各イベント情報が収集、入力、編集され
る。
【0042】そして、各情報提供装置1A〜1Cにより
イベント情報が受け付けられると、そのイベント情報の
一部の概要情報が作成されると共に、そのイベント情報
の位置情報(緯度、経度を表わす位置コード)、例えば
図3に示す“XXXYYY”のような位置情報がイベン
ト情報に付加され、各々のデータベース2A、2B、2
Cにそのイベント情報及びその一部の概要情報と共に位
置情報が格納される。
【0043】また、各情報提供装置1A〜1Cから各イ
ベント情報の概要情報が、例えば情報端末であるカーナ
ビゲーションシステム(以下、カーナビと省略する)3
に向けて送信されるのに先立ち、情報管理装置4に対し
て、各情報提供装置1A〜1Cそれぞれに割り当てられ
るべき制作者コードの発行要求が各々通信によりなさ
れ、情報管理装置4から発行される制作者コードがその
要求先である情報提供装置1A〜1Cにより受信され
る。
【0044】一方、情報管理装置4では、各情報提供装
置1A〜1Cからの制作者コードの発行要求を受ける
と、この発行要求の際に、その情報提供装置1A〜1C
から問い合わせ先のアドレス情報(例えば、インターネ
ットのURL(Uniform Resource Locator)、電話番号
或いはファクシミリ番号等)が取得され、制作者コード
の発行要求に応じてその情報提供装置1A〜1Cごとに
割り当てられた制作者コードが通信により発行される。
例えば、発行要求を成した情報提供装置1A〜1Cに対
して、“−A”、“−B”や“−C”という制作者コー
ドが発行される。それと同時に、図4に示すように、発
行される制作者コードとその発行先である情報提供装置
1A〜1Cから取得したアドレス情報との組み合わせか
ら成る管理テーブルが形成され、格納部であるデータベ
ース5に格納される。
【0045】ここで、情報管理装置4のアドレス情報の
取得処理が取得部に相当し、制作者コードの発行処理が
発行部に相当する。これらの処理は、情報管理装置4を
構成するコンピュータにより行われ、このような処理を
行うための制御プログラムは、情報管理装置4を構成す
るコンピュータのハードディスク等の記録媒体に読み取
り可能に格納されている。
【0046】そして、情報管理装置4から発行される制
作者コードが受信された情報提供装置1A〜1Cでは、
位置情報及び取得した制作者コード、並びに同一位置情
報に対してイベント情報の内容ごとに異なる識別記号が
付加されて個別識別コードが生成される。例えば、図3
に示すように、“XXXYYY”という位置情報及び
“−A”という制作者コードに加え、“−1”や“−
2”というようにイベント情報ごとに異なる識別記号が
付加され、個別識別コードが生成される。この情報提供
装置1A〜1Cにおける個別識別コードの生成処理が生
成部に相当し、情報管理装置1A〜1Cをそれぞれ構成
するコンピュータにより行われる。
【0047】更に、情報提供装置1A〜1Cでは、図5
に示すように、このようにして生成された個別識別コー
ドとイベント情報の一部の概要情報との組み合わせから
成る情報メニューが作成され、カーナビ3に提供される
と共に、図6に示すように、位置情報、制作者コード、
識別記号、生成された個別識別コードのほか、個別識別
コードが対応するイベント情報及びその一部の概要情報
が、各々の問い合わせ先であるアドレス情報と共にイベ
ント情報データベース2A〜2Cに格納される。
【0048】このように、各情報提供装置1A〜1Cに
より情報管理装置4からの個別識別コードが取得される
と、図6に示すように、位置情報、取得された個別識別
コード、概要情報及びイベント情報に加えて、各情報提
供装置1A〜1Cのデータベース2A〜2Cとデータベ
ース2A〜2C内のイベント情報とを特定するためのア
ドレス情報(例えば、インターネットのURL(Unifor
m Resource Locator)、電話番号或いはファクシミリ番
号等)が、イベント情報テーブルとして各々のデータベ
ース2A〜2Cに格納される。
【0049】ところで、カーナビ3は、各情報提供装置
1A〜1Cからイベント情報の一部である概要情報を受
信することができるが、各情報提供装置1A〜1Cから
直接イベント情報の詳細を入手することもできる。
【0050】そのために、カーナビ3側で、情報提供装
置1A〜1Cから通信によって情報メニュー(図5参
照)が取得されると、取得された情報メニューがカーナ
ビ3に設けられた記憶手段に蓄積保持されると共に、図
7に示すように、取得された情報メニューが表示部に表
示され、表示された情報メニューのなかから、表示画面
上の選択キーの操作等の使用者による所定操作が行われ
て所望の個別識別コードの選択が行われると、選択され
た個別識別コード中の制作者コードの送信を伴うアドレ
ス紹介要求が情報管理装置4に対してなされる。
【0051】そして、情報管理装置4では、カーナビ3
からのアドレス紹介要求を受けると、アドレス紹介要求
と共に送信されてきた個別識別コード中の制作者コード
が管理テーブル(図4参照)に基づきアドレス情報に変
換され、変換されたアドレス情報が要求先であるカーナ
ビ3に送信される。ここで、情報管理装置4によるアド
レス情報への変換処理が変換部に相当し、この変換処理
は情報管理装置4を構成するコンピュータにより行わ
れ、このような処理を行うための制御プログラムは、情
報管理装置4を構成するコンピュータのハードディスク
等の記録媒体に読み取り可能に格納されている。
【0052】一方、情報管理装置4からから送信されて
くるアドレス情報がカーナビ3により受信されると、受
信されたアドレス情報が表示部に表示され、使用者によ
りそのアドレス情報の通信先に接続するための操作が行
われると、データベース2A〜2Cのうちそのアドレス
情報に対応するイベント情報データベースに接続されて
イベント情報の詳細が入手され、入手されたイベント情
報の詳細内容が表示部に表示されるのである。
【0053】次に、情報提供システムを構成する情報端
末であるカーナビ3を示す図2について説明する。
【0054】図2に示すように、各情報提供装置1A〜
1Cが例えばFM放送局である場合には、FM多重放送
される情報メニュー(図5参照)がアンテナ11を介し
てFM受信部12により受信され、受信された情報メニ
ューがナビゲーション用CPU13に送られ、CPU1
3により、D−RAM(Dynamic RAM)、S−RAM(S
tatic RAM)等から成る記憶手段14にその概要情報が
所定の書込領域に一旦書き込まれると共に、CPU13
の制御により、液晶ディスプレイ(LCD)から成る表
示部15の画面上にその情報メニューが表示される。
【0055】ところで、図7に示すように表示部15に
は、“選択”キーのほかカーソル移動キーといった複数
のファンクションキー画像が表示され、これらキー画像
をタッチすることでカーソルが移動するなどして、表示
部15の表示に対する所定の操作が行われる。
【0056】そして、使用者が情報メニューの中から所
望の概要情報の詳細であるイベント情報の内容を知りた
いときには、使用者が例えば“選択”というキー画像を
タッチ操作して所望の個別識別コードを選択すると、C
PU13により、CPU13と共に送受信部を構成する
電話制御部17及び携帯電話18が制御され、これら電
話制御部17及び携帯電話18により通信回線を介して
情報管理装置4と接続され、選択された個別識別コード
中の制作者コードの送信を伴うアドレス紹介要求が情報
管理装置4に、このアドレス紹介要求に応じて情報管理
装置4からアドレス情報が送信され、CPU13により
このアドレス情報が受信されて、受信されたアドレス情
報が表示部15に表示される。
【0057】更に、そのアドレス情報による問い合わせ
先への接続のために使用者により表示部15のキー画像
が操作されると、CPU13により電話制御部17及び
携帯電話18が制御され、これら電話制御部17及び携
帯電話18によりそのアドレス情報の通信先に通信回線
を介して接続されてイベント情報の詳細内容がCPU1
3により受信され、受信されたイベント情報の詳細内容
が記憶手段14に蓄積保持されると共に表示部15に表
示される。
【0058】ところで、図2に示すように、GPS(Gl
obal Positioning System )受信機20により受信アン
テナ21を介して複数のGPS衛星からの電波が受信さ
れ、受信信号がCPU13に出力されてCPU13によ
り現在の自車位置(緯度、経度)が検出され、ナビゲー
ション時には、CPU13により、CD−ROM等から
成る地図データ格納部22に格納された道路地図データ
から自車の現在位置周辺の道路地図データが読み出され
ると共に、読み出された道路地図データに基づく道路地
図が表示部15の画面上に表示される。
【0059】また、表示部15のキー画像の所定操作に
よって目的地設定がなされていれば、CPU13によ
り、その目的地までの最適経路が導出されて表示中の道
路地図上にその経路が表示され、目的地までの経路誘
導、つまりルートガイダンスが行われる。
【0060】更に、CPU13には、このナビゲーショ
ン機能を利用した概要情報に関する表示を行う機能も設
けられている。即ち、自車の現在位置周辺の道路地図が
表示部15に表示されているときに、記憶手段14に格
納されている情報メニュー中の個別識別コードに含まれ
る位置情報のうち、例えば自車から半径10km以内に
存在する情報の位置を表示すべく所定のキー画像を操作
すれば、この操作に基づき、CPU13により、該当す
る情報の位置を示す所定のマークが表示中の道路地図に
重畳して表示される。
【0061】次に、動作について図8ないし図13のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0062】まず、情報提供装置1A〜1Cの動作につ
いて説明する。情報提供装置1A〜1Cにおける制作者
コードの取得は、図8のフローチャートに示す手順によ
り行われる。即ち、図8に示すように、情報管理装置4
に対して制作者コードの発行要求がなされ(S1)、こ
の要求に応じて情報管理装置4から発行される制作者コ
ードが受信、取得され(S2)、制作者コードの取得処
理は終了する。
【0063】続いて、個別識別コードの生成処理につい
て説明すると、図9に示すように、各施設より位置情報
及びイベント情報が取得されると(S5)、データベー
ス2A〜2Cに格納されたイベント情報テーブル(図6
参照)中に取得した位置情報と同じものがあるか否かの
判定がなされ(S6)、この判定結果がYESであれば
未登録の識別記号が登録される。(S7)。
【0064】一方、ステップS6の判定結果がNOであ
れば、任意の識別記号が登録された後(S8)、ステッ
プS7の処理を経た後と共にステップS9に移行し、位
置情報及び情報管理装置4から取得した制作者コードに
これら識別記号が付加されて個別識別コードが生成さ
れ、イベント情報及びその概要情報等と共にイベント情
報テーブル(図6参照)に登録され(S9)、その後個
別識別コード生成動作は終了する。
【0065】更に、情報メニューの作成動作について説
明すると、図10に示すように、イベント情報テーブル
中に概要情報があるか否かの判定がなされ(S11)、
この判定結果がNOであれば、取得したイベント情報よ
りその一部の概要情報が作成され(S12)、上記した
個別識別コード生成処理により生成された個別識別コー
ドと、ステップS12の処理により作成された概要情報
とが組み合わされて情報メニュー(図5参照)が生成さ
れ(S13)、その後情報メニューの作成動作は終了す
る。
【0066】また、イベント情報の提供動作について説
明すると、図11に示すように、カーナビ3からイベン
ト情報の提供要求を受けると、要求先のカーナビ3から
個別識別コードが取得され(S16)、取得された個別
識別コードがデータベース2A〜2Cのイベント情報テ
ーブル(図6参照)に存在するか否かの判定がなされ
(S17)、この判定結果がYESであれば、データベ
ース2A〜2Cに格納されたイベント情報テーブルか
ら、その個別識別コードに対応するイベント情報が読み
出され(S18)、要求先のカーナビ3に読み出された
イベント情報が送信され(S19)、その後イベント情
報の提供動作は終了する。一方、ステップS17の判定
結果がNOであれば、そのままイベント情報の提供動作
は終了する。
【0067】次に、情報管理装置4の動作について説明
する。
【0068】まず、制作者コードの発行動作について説
明すると、図12に示すように、情報提供装置1A〜1
Cより制作者コードの発行要求を受けると、情報提供装
置1A〜1Cからその発行要求に際してその情報提供装
置1A〜1Cのアドレス情報が取得され(S25)、管
理テーブル(図4参照)に未だ登録されていない制作者
コードが発行され(S26)、管理テーブルに発行した
制作者コードと取得したアドレス情報とが一緒に登録さ
れ(S27)、発行された制作者コードが発行要求を行
った情報提供装置1A〜1Cに対して送信され(S2
8)、その後制作者コードの発行動作が終了する。
【0069】続いて、カーナビ3へのアドレス情報の送
信動作について説明すると、図13に示すように、カー
ナビ3から、情報メニューより選択された個別識別コー
ド中の制作者コードの送信を伴うアドレス紹介要求を受
けると(S31)、管理テーブル(図4参照)よりその
制作者コードに対応するURL等のアドレス情報が検索
されて読み出され(S32)、そのアドレス情報が要求
先のカーナビ3に送信され(S33)、その後アドレス
情報の送信動作は終了する。尚、アドレス情報を受信し
たカーナビ3では、アドレス情報の通信先である情報提
供装置1A〜1Cに通信回線を介して接続され、上記し
た図11に示す手順に従い、情報提供装置1A〜1Cか
ら所望のイベント情報の詳細の取得が行われる。
【0070】このように、各情報提供装置1A〜1Cに
おいて、イベント情報のイベント情報データベース2A
〜2Cへの格納またはその概要情報のカーナビ3への送
信に先立って、各情報提供者1A〜1Cに対して割り当
てられる制作者コードが取得される。
【0071】そして、位置情報に、取得された制作者コ
ード、及び同一位置情報に対してイベント情報の内容ご
とに異なる識別記号が付加された個別識別コードと、概
要情報とから成る情報メニューが作成されて情報端末で
あるカーナビ3に提供されると共に、位置情報、制作者
コード、識別記号、個別識別コード、アドレス情報、イ
ベント情報及び概要情報が、イベント情報テーブル(図
6参照)としてデータベース2A〜2Cに格納される。
【0072】また、情報管理装置4では、各情報提供装
置1A〜1Cから制作者コードの発行要求を受けると、
その情報提供装置1A〜1Cからアドレス情報が取得さ
れると共に、発行要求に応じてその情報提供装置1A〜
1Cごとに割り当てた制作者コードが発行されると共
に、発行された制作者コードと取得されたアドレス情報
との組み合わせから成る管理テーブル(図4参照)が作
成されてデータベース5に格納される。
【0073】一方、カーナビ3側では、情報提供装置1
A〜1Cから取得した情報メニューより所望の概要情報
の個別識別コードが選択され、情報管理装置4に対し
て、個別識別コード中の制作者コードの送信を伴うアド
レス紹介要求が行われると、情報管理装置4のデータベ
ース5に格納されている管理テーブルからその制作者コ
ードがアドレス情報に変換され、アドレス紹介要求を行
ったカーナビ3に、その変換されたアドレス情報が提供
されるため、カーナビ3によりこのアドレス情報が受信
され、受信されたアドレス情報の通信先である情報提供
装置1A〜1Cに通信回線を介して接続され、情報提供
装置1A〜1Cから所望のイベント情報の詳細が取得さ
れる。
【0074】従って、第1の実施形態によれば、各情報
提供装置1A〜1Cそれぞれからの制作者コードの発行
要求に対して、情報管理装置4により制作者コードを発
行するようにしているため、情報管理装置4が各イベン
ト情報ごとに個別識別コードの発行を行う場合に比べ
て、各情報提供装置1A〜1Cから提供される情報の情
報管理装置4による一元的な管理を、より少ない負荷で
行うことが可能になる。
【0075】また、カーナビ3において各情報提供装置
1A〜1Cのアドレス情報やイベント情報の詳細を記憶
しておく必要がないため、カーナビ3側で記憶すべき情
報量を低減することができ、しかも情報管理装置4は要
求されたアドレス情報を管理テーブルから検索して送信
するだけでよいことから、情報管理装置4から送信すべ
きデータ量も少なくて済む。
【0076】(第2実施形態)この発明の第2実施形態
について図14及び図15を参照して説明する。但し、
図14及び図15は動作説明用フローチャートである。
本実施形態におけるシステム全体の基本的な構成、及び
情報端末としてのカーナビ3の構成は、各々図1及び図
2と同じであるため、重複した説明は省略することと
し、以下の説明ではこれら図1、図2も参照し、特に上
記した第1実施形態と相違する点について説明する。
【0077】本実施形態において、上記した第1実施形
態と相違するのは次の点である。即ち、本実施形態で
は、情報管理装置4を経由してカーナビ3にイベント情
報の詳細を提供する用にしており、そのために、情報管
理装置4が、カーナビ3から個別識別コードの送信を伴
うイベント情報取得要求があれば、送信されてきた個別
識別コード中の制作者コードを、データベース5の管理
テーブル(図4参照)に基づきアドレス情報に変換し、
変換したアドレス情報により特定されるデータベース2
A〜2Cを備える情報提供装置1A〜1Cに通信回線を
介して接続し、カーナビ3から取得した個別識別コード
を送信し、そのデータベース2A〜2Cからこの個別識
別コードにより特定されるイベント情報を受信してカー
ナビ3に送信する点が、上記した第1実施形態と相違す
る。
【0078】ここで、情報管理装置4による情報提供装
置1A〜1Cとの送受信処理が通信部に相当し、この処
理は情報管理装置4を構成するコンピュータにより行わ
れ、このような処理を行うための制御プログラムは、情
報管理装置4を構成するコンピュータのハードディスク
等の記録媒体に読み取り可能に格納されている。
【0079】一方、カーナビ3は、情報提供装置1A〜
1Cより情報メニューを取得し、取得した情報メニュー
のなかから選択された個別識別コードの送信を伴うイベ
ント情報取得要求を情報管理装置4に送信し、そのイベ
ント情報取得要求に応答して情報管理装置4から上記し
たようにして送信されてくるイベント情報を受信する点
が、上記した第1実施形態と相違する。
【0080】このような、要求の送信及び情報の受信処
理は、カーナビ3のCPU13、電話制御部17及び携
帯電話18により行われ、CPU13等によるこのよう
な処理が送受信部に相当する。
【0081】次に、フローチャートにより上記した動作
を説明する。まず、情報管理装置4の動作について説明
すると、図14に示すように、カーナビ3から、情報メ
ニューより選択された個別識別コードの送信を伴うイベ
ント情報取得要求を受けると(S36)、管理テーブル
(図4参照)より、受信した個別識別コード中の制作者
コードに対応するURL等のアドレス情報が検索され
(S37)、そのアドレス情報の通信先に接続されてカ
ーナビ3から取得された個別識別コードが送信され(S
38)、その個別識別コードに対応するイベント情報が
その通信先であるデータベース2A〜2Cから取得され
てカーナビ3に送信され(S39)、その後動作は終了
する。
【0082】続いて、情報提供装置1A〜1C側の動作
について説明すると、図15に示すように、情報管理装
置4からイベント情報の提供要求を受けると、要求先の
情報管理装置4から個別識別コードが取得され(S4
1)、取得された個別識別コードがデータベース2A〜
2Cのイベント情報テーブル(図6参照)に存在するか
否かの判定がなされ(S42)、この判定結果がYES
であれば、データベース2A〜2Cに格納されたイベン
ト情報テーブルから、その個別識別コードに対応するイ
ベント情報が読み出され(S43)、要求先の情報管理
装置4に読み出されたイベント情報が送信され(S4
4)、その後イベント情報の提供動作は終了する。
【0083】このようにして、情報提供装置1A〜1C
から取得されたイベント情報が、情報管理装置4を経由
してカーナビ3に送信されるのである。一方、図15の
ステップS42の判定結果がNOであれば、そのままイ
ベント情報の提供動作は終了する。
【0084】従って、第2実施形態によれば、カーナビ
3側では、個別識別コードの送信を伴うイベント情報取
得要求を送信することにより、情報管理装置4を経由し
て所望のイベント情報の詳細を取得することができるこ
とから、カーナビ3におけるイベント情報の詳細取得に
要する負荷を軽減できる。
【0085】また、カーナビ3においてイベント情報の
詳細を受信中に受信状態が悪化しても、その後受信状態
が安定してから情報管理装置4よりイベント情報の詳細
を再度入手することができるので、より安定した情報入
手が可能になる。
【0086】(第3実施形態)この発明の第3実施形態
について図16ないし図18を参照して説明する。但
し、図16及び図17は動作説明図、図18は動作説明
用フローチャートである。本実施形態におけるシステム
全体の基本的な構成、及び情報端末としてのカーナビ3
の構成は、各々図1及び図2と同じであるため、重複し
た説明は省略することとし、以下の説明ではこれら図
1、図2も参照し、特に上記した第1実施形態と相違す
る点について説明する。
【0087】本実施形態において、上記した第1実施形
態と相違するのは次の点である。即ち、情報管理装置4
は、各情報提供装置1A〜1Cに対して制作者コードを
発行する際に、その制作者コードの有効期限を表わす期
限情報を制作者コードに付加すると共に、管理テーブル
として、図4に示すものに更にその有効期限を追加した
形式のものをデータベース5に格納する点が、上記した
第1実施形態と相違する。そして、カーナビ3から個別
識別コード中の制作者コードの送信を伴うアドレス紹介
要求があれば、第1実施形態と同様に、その制作者コー
ドをアドレス情報に変換してカーナビ3に提供する。
【0088】ところで、カーナビ3側で期限切れが確認
された上でアドレス紹介要求がなされることから、管理
テーブルに登録されている制作者コードのうち、有効期
限の経過したものについて、情報管理装置4がその制作
者コードをアドレス情報に変換してカーナビ3に提供す
ることはない。また、有効期限の経過した制作者コード
については、情報提供装置からの要求により、別の情報
提供装置に対してその期限切れの制作者コードが再発行
される。
【0089】ここで、情報管理装置4による期限情報付
きの制作者コードの発行処理が発行部に相当し、この処
理は情報管理装置4を構成するコンピュータにより行わ
れ、このような処理を行うための制御プログラムは、情
報管理装置4を構成するコンピュータのハードディスク
等の記録媒体に読み取り可能に格納されている。
【0090】一方、各情報提供装置1A〜1Cは、制作
者コードの発行要求に応じて情報管理装置4から上記し
たような期限情報付き制作者コードを取得すると、図1
6に示すように、取得した制作者コードの有効期限の他
に、各イベント情報ごとの有効期限を設定して識別記号
の有効期限としてイベント情報テーブルに登録してデー
タベース2A〜2Cに格納する点が、上記した第1実施
形態と相違する。そして、図17に示すように、この識
別記号の有効期限も含む情報メニューを作成してカーナ
ビ3に提供する。但し、識別記号の有効期限が制作者コ
ードの有効期限を越える場合には、制作者コードを再取
得するか、或いは識別記号の有効期限を制作者コードの
それに短縮する。
【0091】このような情報メニューの生成処理が生成
部に相当し、この処理は各情報提供装置1A〜1Cを構
成するコンピュータにより行われる。
【0092】次に、有効期限のチェック動作について説
明すると、情報提供装置1A〜1C或いは情報管理装置
4のいずれにおいても同様に行われ、図18に示すよう
に、イベント情報テーブル或いは管理テーブル中に有効
期限の経過したものがあるか否かの判定がなされ(S5
1)、この判定結果がYESであれば、該当する全項目
がイベント情報テーブル或いは管理テーブルから削除さ
れ(S52)、その後ステップS51の判定結果がNO
である場合と共に動作は終了する。
【0093】従って、第3実施形態によれば、有効期限
が経過したものについては、制作者コードがアドレス情
報に変換されることはなく、カーナビ3側では期限の有
効なイベント情報のみを取得することが可能になる。
【0094】また、ある情報提供装置1A〜1Cに対し
て一度割り当てた制作者コードを、有効期限経過後は別
の情報提供装置1A〜1Cに割り当てることが可能にな
り、情報管理装置4側では、より少ない種類の制作者コ
ードで多くの情報提供装置を管理することができる。
【0095】なお、この発明の他の実施形態として、カ
ーナビ3側で、情報管理装置4より管理テーブル(図4
参照)を取得して例えば記憶手段14に記憶しておき、
情報提供装置1A〜1Cより取得した情報メニューのな
かから、使用者の操作により選択された個別識別コード
中の制作者コードに対応するアドレス情報を、記憶手段
14に記憶した管理テーブルから検索し、検索したアド
レス情報により特定されるデータベース2A〜2Cを備
える情報提供装置1A〜1Cに接続して選択された個別
識別コードを送信し、そのデータベース2A〜2Cから
この個別識別コードにより特定されるイベント情報を受
信するようにしてもよい。
【0096】このとき、情報管理装置4からの管理テー
ブルの取得は、例えばカーナビ3の電源投入時に行った
り、一定時間ごとに定期的に行えばよい。
【0097】また、上記した各実施形態では、情報提供
装置を3カ所として説明しているが、2カ所或いは4カ
所以上であってもこの発明を適用できるのはいうまでも
なく、特に情報提供装置が多数の場合において本発明の
効果が顕著である。
【0098】また、上記した各実施形態では、制作者コ
ードを“−A”等のアルファベットを含むコードにより
構成した場合について説明したが、これ以外に数字やそ
の他の記号を用いても構わないのは勿論である。
【0099】また、上記した各実施形態では、情報端末
をカーナビ3とした場合について説明したが、情報端末
はこれに限定されるものでないのは勿論である。
【0100】また、上記した各実施形態では、情報管理
装置4を制御する制御プログラムを読み取り可能に格納
する記録媒体は、特にハードディスクに限定されるもの
ではなく、その他の磁気記録媒体やCD−ROM等の光
ディスク、MO等の光磁気記録媒体等に格納されていて
も構わない。
【0101】また、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。
【0102】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、イベント情報のデータベースへの格納またはそ
の概要情報の情報端末への送信に先立って、各情報提供
者に対して割り当てられる制作者コードが取得されるた
め、各イベント情報ごとに個別識別コードの発行を外部
に要求する場合に比べて、各情報提供装置から提供され
る情報の一元管理を、より少ない負荷で行うことが可能
になる。
【0103】また、請求項2に記載の発明によれば、概
要情報と個別識別コードとの組み合わせから成る情報メ
ニューが作成されて情報端末に提供されるため、情報端
末では、この情報メニューから所望の情報を選択してそ
の個別識別コードの送信等を行うことで詳細を知ること
が可能になる。
【0104】また、請求項3に記載の発明によれば、制
作者コードとその発行先である情報提供装置のアドレス
情報との組み合わせから成る管理テーブルを格納するた
め、情報端末からのアドレス情報に関する紹介要求等が
あるときに、この管理テーブルから該当するアドレス情
報を検索して情報端末に送信することができる。
【0105】また、請求項4に記載の発明によれば、情
報端末からの個別識別コード中の制作者コードの送信を
伴うアドレス紹介要求があれば、管理テーブルからその
制作者コードがアドレス情報に変換されて情報端末に提
供されるため、情報端末では、受信したアドレス情報の
通信先に接続することにより、データベースからそのイ
ベント情報の詳細を取得することができる。
【0106】また、請求項5に記載の発明によれば、情
報端末側では、個別識別コードの送信を伴うイベント情
報取得要求を送信することにより、情報管理装置を経由
して所望のイベント情報の詳細を取得することができる
ことから、情報端末におけるイベント情報の詳細取得に
要する負荷を軽減できる。
【0107】更に、情報端末においてイベント情報の詳
細を受信中に受信状態が悪化しても、その後受信状態が
安定してから情報管理装置よりイベント情報の詳細を再
度入手することができるので、より安定した情報入手が
可能になる。
【0108】また、請求項6に記載の発明によれば、情
報メニューから所望の個別識別コードを選択し、その個
別識別コード中の制作者コードの送信を伴うアドレス紹
介要求を情報管理装置に送信することで、その個別識別
コードに対応したイベント情報の詳細を入手するための
問い合わせ先に関するアドレス情報を取得することが可
能になる。
【0109】また、請求項7に記載の発明によれば、情
報メニューから所望の概要情報の個別識別コードを選択
し、その個別識別コードの送信を伴うイベント情報取得
要求を情報管理装置に送信することで、情報管理装置を
経由してその個別識別コードに対応したイベント情報の
詳細を取得することが可能になる。
【0110】更に、イベント情報の詳細を受信中に受信
状態が悪化しても、その後受信状態が安定してから情報
管理装置よりイベント情報の詳細を再度入手することが
できるので、安定した情報入手が可能になる。
【0111】また、請求項8に記載の発明によれば、情
報端末側でいつでもイベント情報の詳細を入手すること
ができ、イベント情報の詳細を受信中に受信状態が悪化
しても、その後受信状態が安定してから情報管理装置よ
りイベント情報の詳細を再度入手することができるの
で、より安定した情報入手が可能になる。
【0112】また、請求項9に記載の発明によれば、情
報メニューに制作者コードの期限情報が付加されるた
め、その期限情報から、有効期限が経過していない有効
なものかどうかを容易に知ることが可能になり、ある情
報提供装置に対して一度割り当てた制作者コードを、有
効期限経過後は別の情報提供装置に割り当てることが可
能になる。
【0113】また、請求項10に記載の発明によれば、
情報提供装置からの制作者コードの発行要求に応じて制
作者コードを発行する際に、その制作者コードの有効期
限を表わす期限情報が付加されると共に、期限情報付き
の制作者コードとアドレス情報との組み合わせから成る
管理テーブルが格納されるため、期限情報から、その情
報が有効期限の経過していない有効なものかどうかを容
易に知ることが可能になる。
【0114】更に、ある情報提供装置に対して一度割り
当てた制作者コードを、有効期限経過後は別の情報提供
装置に割り当てることができ、情報管理装置側では、よ
り少ない種類の制作者コードで多くの情報提供装置を管
理することが可能になる。
【0115】また、請求項11に記載の発明によれば、
情報端末側では、有効期限の経過していないことを確認
してから個別識別コードの送信を伴うイベント情報取得
要求を送信するため、有効期限が経過したものについて
は、イベント情報の詳細が情報管理装置を経由して情報
端末側に送信されることはなく、情報端末側では期限の
有効な情報のみを取得することが可能になる。
【0116】また、請求項12に記載の発明によれば、
情報メニューのなかから選択された個別識別コード中の
制作者コードのうち、有効期限が経過していない制作者
コードの送信を伴うアドレス紹介要求が情報管理装置に
送信されるため、情報管理装置から常に有効期限の経過
していないアドレス情報を入手して有効なイベント情報
を取得することが可能になる。
【0117】また、請求項13に記載の発明によれば、
情報メニューのなかから選択された個別識別コードのう
ち、有効期限が経過していない個別識別コードの送信を
伴うイベント情報取得要求が情報管理装置に送信される
ため、情報管理装置から常に有効期限の経過していない
イベント情報を入手することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態の全体構成を示す概略
図である。
【図2】この発明の第1実施形態の一部のブロック図で
ある。
【図3】この発明の第1実施形態の動作説明図である。
【図4】この発明の第1実施形態の動作説明図である。
【図5】この発明の第1実施形態の動作説明図である。
【図6】この発明の第1実施形態の動作説明図である。
【図7】この発明の第1実施形態の動作説明図である。
【図8】この発明の第1実施形態の動作説明用フローチ
ャートである。
【図9】この発明の第1実施形態の動作説明用フローチ
ャートである。
【図10】この発明の第1実施形態の動作説明用フロー
チャートである。
【図11】この発明の第1実施形態の動作説明用フロー
チャートである。
【図12】この発明の第1実施形態の動作説明用フロー
チャートである。
【図13】この発明の第1実施形態の動作説明用フロー
チャートである。
【図14】この発明の第2実施形態の動作説明用フロー
チャートである。
【図15】この発明の第2実施形態の動作説明用フロー
チャートである。
【図16】この発明の第3実施形態の動作説明図であ
る。
【図17】この発明の第3実施形態の動作説明図であ
る。
【図18】この発明の第3実施形態の動作説明用フロー
チャートである。
【符号の説明】
1A〜1C 情報提供装置(生成部) 2A〜2C データベース 3 カーナビ(情報端末) 4 情報管理装置(取得部、発行部、変換部、通信
部) 5 データベース(格納部) 13 CPU(送受信部) 17 電話制御部(送受信部) 18 携帯電話(送受信部)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G01S 5/14 G01S 5/14 5K101 9A001 Fターム(参考) 2C032 HB25 HB31 HC27 2F029 AA02 AB07 AC02 AC13 AC14 5B089 GA11 GA21 JA23 JB01 JB22 KA11 KB06 KB11 KC15 KC59 KE02 KH03 5H180 AA01 BB05 BB13 EE18 FF05 FF22 FF33 5J062 AA05 BB01 CC07 5K101 KK16 KK18 LL12 MM07 NN03 NN18 NN21 UU16 UU19 UU20 9A001 BB03 BB04 CC08 FF03 JJ01 JJ12 JJ25 KK57 KK60

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種情報提供者から送られるレストラン
    に関する情報、ショッピングに関する情報、遊園地等の
    娯楽場や特定エリア等で開催される催しに関する情報等
    のイベント情報を収集、入力、編集し、前記イベント情
    報に位置を表わす位置情報を付加してデータベースに格
    納し、前記データベースに格納された前記イベント情報
    またはその一部を概要情報として放送或いは通信手段に
    より情報端末に向けて送信する情報提供装置において、 前記イベント情報の前記データベースへの格納または前
    記概要情報の情報端末への送信に先立ち、各々に割り当
    てられるべき制作者コードの発行要求を行い、前記位置
    情報に、前記発行要求に応じて取得した前記制作者コー
    ド、及び同一位置情報に対して前記イベント情報の内容
    ごとに異なる識別記号を付加することにより個別識別コ
    ードを生成する生成部を備えていることを特徴とする情
    報提供装置。
  2. 【請求項2】 前記生成部が、前記イベント情報の前記
    概要情報と、前記個別識別コードとの組み合わせから成
    る情報メニューを作成して前記情報端末に提供すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の情報提供装置
    を管理する情報管理装置において、 複数の前記情報提供装置からの前記制作者コードの発行
    要求を受け、この発行要求の際にその情報提供装置から
    問い合わせ先のアドレス情報を取得する取得部と、前記
    発行要求に応じてその情報提供装置ごとに割り当てた前
    記制作者コードを発行する発行部と、前記発行部により
    発行される制作者コードと発行先である前記情報提供装
    置から取得した前記アドレス情報との組み合わせから成
    る管理テーブルを格納する格納部とを備えていることを
    特徴とする情報管理装置。
  4. 【請求項4】 前記情報端末から少なくとも前記個別識
    別コード中の前記制作者コードの送信を伴うアドレス紹
    介要求があれば、送信された前記制作者コードを前記管
    理テーブルに基づき前記アドレス情報に変換して前記情
    報端末に提供する変換部を備えていることを特徴とする
    請求項3に記載の情報管理装置。
  5. 【請求項5】 前記情報端末から前記個別識別コードの
    送信を伴うイベント情報取得要求があれば、送信された
    前記個別識別コード中の前記制作者コードを前記管理テ
    ーブルに基づき前記アドレス情報に変換する変換部と、
    変換された前記アドレス情報により特定される前記デー
    タベースを備える前記情報提供装置に接続して前記情報
    端末からの前記個別識別コードを送信しそのデータベー
    スからこの個別識別コードにより特定される前記イベン
    ト情報を受信して前記情報端末に送信する通信部とを備
    えていることを特徴とする請求項3に記載の情報管理装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の情報管理装置により管
    理される情報端末であって、 前記情報提供装置より前記情報メニューを取得し、取得
    した前記情報メニューのなかから選択された前記個別識
    別コード或いは少なくともその個別識別コード中の前記
    制作者コードの送信を伴うアドレス紹介要求を前記情報
    管理装置に送信し、そのアドレス紹介要求に応じて前記
    管理テーブルを参照して前記情報管理装置から送信され
    てくる前記アドレス情報を受信する送受信部を備えてい
    ることを特徴とする情報端末。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の情報管理装置により管
    理される情報端末であって、 前記情報提供装置より前記情報メニューを取得し、取得
    した前記情報メニューのなかから選択された前記個別識
    別コードの送信を伴うイベント情報取得要求を前記情報
    管理装置に送信し、そのイベント情報取得要求に応じて
    前記情報管理装置から送信されてくる前記イベント情報
    を受信する送受信部を備えていることを特徴とする情報
    端末。
  8. 【請求項8】 請求項3に記載の情報管理装置により管
    理される情報端末であって、 前記情報管理装置より前記管理テーブルを取得すると共
    に、前記情報提供装置より取得した前記情報メニューの
    なかから選択された前記個別識別コード中の前記制作者
    コードに対応する前記アドレス情報を前記取得した管理
    テーブルから検索する検索部と、検索した前記アドレス
    情報により特定される前記データベースを備える前記情
    報提供装置に接続して選択された前記個別識別コードを
    送信しそのデータベースからこの個別識別コードにより
    特定される前記イベント情報を受信する送受信部とを備
    えていることを特徴とする情報端末。
  9. 【請求項9】 前記生成部が、前記制作者コードの発行
    要求を行い、前記制作者コードと共にこの制作者コード
    に対して許可されている有効期限を表わす期限情報を取
    得し、取得した前記期限情報を付加した情報メニューを
    作成することを特徴とする請求項2に記載の情報提供装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の情報提供装置を管理
    する情報管理装置において、 複数の前記情報提供装置からの前記制作者コードの発行
    要求を受け、この発行要求の際にその情報提供装置から
    問い合わせ先のアドレス情報を取得する取得部と、前記
    発行要求に応じてその情報提供装置ごとに割り当てた前
    記制作者コード及びこの制作者コードに対して許可され
    ている有効期限を表わす期限情報を付加して発行する発
    行部と、前記発行部により発行される前記期限情報付き
    の制作者コードと発行先である前記情報提供装置から取
    得した前記アドレス情報との組み合わせから成る管理テ
    ーブルを格納する格納部とを備えていることを特徴とす
    る情報管理装置。
  11. 【請求項11】 前記情報端末から前記個別識別コード
    の送信を伴うイベント情報取得要求があれば、送信され
    た前記個別識別コード中の前記制作者コードを前記管理
    テーブルに基づき前記アドレス情報に変換する変換部
    と、変換された前記アドレス情報により特定される前記
    データベースを備える前記情報提供装置に接続して前記
    情報端末からの前記個別識別コードを送信しそのデータ
    ベースからこの個別識別コードにより特定される前記イ
    ベント情報を受信して前記情報端末に送信する通信部と
    を備えていることを特徴とする請求項10に記載の情報
    管理装置。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の情報管理装置によ
    り管理される情報端末であって、 前記情報提供装置より前記情報メニューを取得し、取得
    した前記情報メニューのなかから選択された前記個別識
    別コード中の前記制作者コードのうち、有効期限の経過
    していないものについてのみ、その送信を伴うアドレス
    紹介要求を前記情報管理装置に送信し、そのアドレス紹
    介要求に応じて前記管理テーブルを参照して前記情報管
    理装置から送信されてくる前記アドレス情報を受信する
    送受信部を備えていることを特徴とする情報端末。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載の情報管理装置によ
    り管理される情報端末であって、 前記情報提供装置より前記情報メニューを取得し、取得
    した前記情報メニューのなかから選択された前記個別識
    別コードのうち、有効期限の経過していないものについ
    てのみ、その送信を伴うイベント情報取得要求を前記情
    報管理装置に送信し、そのイベント情報取得要求に応じ
    て前記情報管理装置から送信されてくる前記イベント情
    報を受信する送受信部を備えていることを特徴とする情
    報端末。
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