JP2001090967A - 床暖房パネル構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒーター線や温水パイプなどの床暖房部材を
損傷させることなく、確実に敷設施工することができる
床暖房パネル構造を提供することにある。 【解決手段】 床暖房を行うための床暖房部材（６）を
上部に埋設した基材（５）があって、この基材（５）の
長辺に沿って断面略逆Ｌ字型で長手方向に断続的に複数
の小穴部（８）を設けた型材（３）を配設し、この型材
（３）を上記基材（５）の両サイドからそれぞれ同基材
（５）の上端および側面を被覆するように取り付けられ
た。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、床暖房パネル構造
に関し、具体的には、一般の住宅などで床暖房を行うの
に有用な床暖房パネル構造に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の床暖房パネル構造としては、例え
ば、図４および図５に示すごとく、電気や温水などで床
暖房を行うためのヒーター線や温水パイプなどの床暖房
部材（６）を上部に埋設した基材（５）があって、この
基材（５）の長辺および短辺に沿って枠材（７）を配設
するとともに、上記基材（５）の上部を被覆する均熱板
（２）を設け、さらに、この均熱板（２）の上面に表層
ピース（９）を有した表層材（１）が取り付けられてい
たものが知られていた。

【０００３】なお、上記基材（５）は、図４に示すごと
く、例えば、大引の上に敷設された根太（１１）どうし
の間で合板などの下地（１５）の上に施工されるもので
あり、この下地（１５）の端部は、上記根太（１１）に
て固定釘（１２）が打ち込まれることで、取り付け固定
されていたものであった。そして、上記基材（５）の敷
設される枚数や同基材（５）のサイズなどは、一切制限
されるものではなく、必要に応じて、複数並設されてい
るものであった。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな床暖房パネル構造においては、床暖房をしている際
に、温度ムラをなくすために、ヒーター線や温水パイプ
などの床暖房部材（６）としてはなるべく基材（５）の
上面の際までくるように埋設する必要があるが、この基
材（５）を合板などの下地（１５）に固定する際に、雇
い実（１４）を介して使用するフィニッシュネイル（１
３）が上記下地（１５）の固定釘（１２）に当たった場
合、同フィニッシュネイル（１３）が跳ね返って、図４
に示すごとき内部に埋設した上記床暖房部材（６）を損
傷させ、断線や割れを起こし、結果として、湯水漏れや
床暖房を続行することができないようになる可能性があ
るものであった。

【０００５】本発明は、上述の事実に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、ヒーター線や温
水パイプなどの床暖房部材を損傷させることなく、確実
に敷設施工することができる床暖房パネル構造を提供す
ることにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明の請求項１に係る
床暖房パネル構造は、床暖房を行うための床暖房部材
（６）を上部に埋設した基材（５）があって、この基材
（５）の長辺に沿って断面略逆Ｌ字型で長手方向に断続
的に複数の小穴部（８）を設けた型材（３）を配設し、
この型材（３）を上記基材（５）の両サイドからそれぞ
れ同基材（５）の上端および側面を被覆するように取り
付けられたことを特徴とする。

【０００７】本発明の請求項２に係る床暖房パネル構造
は、上記型材（３）が、その長手方向に内方へ向かうよ
うにして断続的に複数の舌片（４）を設けているもので
あることを特徴とする。

【０００８】本発明の請求項３に係る床暖房パネル構造
は、上記舌片（４）が、少なくとも上記小穴部（８）の
上縁にそれぞれ設けられているものであることを特徴と
する。

【０００９】本発明の請求項４に係る床暖房パネル構造
は、上記舌片（４）が、上記基材（５）の側端部付近に
埋設されている上記床暖房部材（６）の下部近傍まで達
するようにそれぞれ設けられているものであることを特
徴とする。

【００１０】本発明の請求項５に係る床暖房パネル構造
は、上記型材（３）の上端部どうしの間を連結するよう
に均熱板（２）を架け渡して、この均熱板（２）にて上
記基材（５）の上部を被覆したことを特徴とする。

【００１１】

【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に係る図
面に基いて詳しく説明する。

【００１２】図１は、本発明の一実施形態に係る床暖房
パネル構造を示した要部の断面図である。図２は、本発
明の一実施形態に係る床暖房パネル構造を示した要部の
分解斜視図である。図３の（ａ）は、本発明の床暖房パ
ネル構造に用いられる一実施形態に係る型材を示した側
面図であり、図３の（ｂ）は、同図３の（ａ）の型材の
正面図であり、図３の（ｃ）は、同図３の（ａ）の型材
の上面図である。

【００１３】本発明の床暖房パネル構造は、図１ないし
図３に示すごとく、床暖房を行うための床暖房部材
（６）を上部に埋設した基材（５）があって、この基材
（５）の長辺に沿って断面略逆Ｌ字型で長手方向に断続
的に複数の小穴部（８）を設けた型材（３）を配設し、
この型材（３）を上記基材（５）の両サイドからそれぞ
れ同基材（５）の上端および側面を被覆するように取り
付けられているものである。

【００１４】上記基材（５）としては、様々なものを採
用することができるものであるが、例えば、木枠にバッ
クシートを貼り付け、断熱材を取り付けているようなも
のなどが挙げられるものである。この基材（５）は、例
えば、大引の上に敷設された根太どうしの間に施工され
るものであり、敷設される枚数や同基材（５）のサイズ
などは一切制限されるものではなく、必要に応じて、複
数並設されているものである。そして、この基材（５）
の長辺および短辺に沿って枠材（７）を配設するととも
に、さらに、必要に応じて、同基材（５）の上部を被覆
するようにして均熱板（２）を設けているものである。
この均熱板（２）は、上記床暖房部材（６）からの熱が
均等に上記基材（５）の表面に伝わるようにすることが
できる点で好ましいものである。

【００１５】なお、上記基材（５）からなる床暖房パネ
ル構造が、敷設施工されている以外の床スペースには、
床暖房を行う必要がない床スペースであるために、例え
ば、必要に応じて通常の床パネルが敷設施工されている
ものである。また、上記床暖房パネル構造にて床暖房が
なされている際に、同床暖房パネル構造の表面温度が適
温に保たれるように温度センサーやサーモスタットや過
昇温防止装置などが、必要に応じて、同基材（５）内に
取り付けられて備えていてもかまわないものである。

【００１６】そして、上記基材（５）からなる床暖房パ
ネル構造が、敷設施工されている以外の床スペースとし
ても、同床暖房パネル構造の表面と同一の化粧材などの
表面材を貼った通常の床パネルであることが同床暖房パ
ネル構造を敷設した部屋などの床全体の意匠の点から好
ましいものである。

【００１７】なお、上記基材（５）の上には、図１およ
び図２に示すごとき通常の場合と同様に、適宜ずらし貼
りなどを行いながら、表層材（１）が敷設されていて、
このような表層材（１）にて床表面を形成しているもの
である。この表層材（１）には、必要に応じて、上記床
暖房部材（６）などの点検の際に、開閉することができ
る表層ピース（９）が設けられていてもかまわないもの
である。

【００１８】上記床暖房部材（６）は、床暖房を行うた
めの部材である。具体的には、電気式の床暖房パネル構
造であると、同床暖房部材（６）としては、コード自体
が発熱するコードヒーターなどのようなヒーター線であ
ったりするものであり、また、温水式の床暖房パネル構
造であると、同床暖房部材（６）としては、温水パイプ
などであったりするものである。

【００１９】そして、上記床暖房部材（６）は、図１お
よび図２に示すごとく、上記基材（５）の上部に埋設し
ているものであり、同床暖房部材（６）を埋設させるの
に、基材（５）の上部に溝加工を施して、この溝部分に
設置するようにしても良いものである。

【００２０】上記型材（３）は、図１ないし図３に示す
ごとく、断面略逆Ｌ字型であって、しかも、複数の小穴
部（８）を設けているものである。この小穴部（８）
は、図３の（ｂ）に示すごとき、同型材（３）の長手方
向に断続的に設けられているものである。この小穴部
（８）のサイズや形状としては、上記基材（５）や上記
型材（３）に応じて、自由自在に設定することができる
ものである。なお、この型材（３）は、同図３の（ａ）
ないし（ｃ）や上述に示したように断面略逆Ｌ字型であ
り、水平な片部分である上片（１０）を有しているもの
であるが、この上片（１０）にて上記基材（５）の上端
を被覆することができるものである。

【００２１】そして、上記型材（３）は、図２に示すご
とく、上記基材（５）の長辺に沿って配設されるもので
ある。本発明では、この型材（３）を上記基材（５）の
両サイドからそれぞれ同基材（５）の上端および側面を
被覆するように取り付けられているものである。なお、
この型材（３）の材質としては、基材（５）の上端およ
び側面を被覆して保護することができるものであれば、
特に制限されるものではないものであるが、一例を挙げ
ると、鉄、ステンレスなどの金属製のものや熱に強い樹
脂製のものなどが採用されるものである。

【００２２】本発明は、このような構成をとることによ
って、床暖房をしている際に、温度ムラをなくすため
に、ヒーター線や温水パイプなどの床暖房部材（６）と
してはなるべく基材（５）の上面の際までくるように埋
設することができ、同基材（５）を合板などの下地に固
定する際に、雇い実を介して使用するフィニッシュネイ
ルが下地の固定釘に当たったとしても、基材（５）の長
辺に沿って設けられた断面略逆Ｌ字型の型材（３）に
て、同フィニッシュネイルの跳ね返りから保護して、そ
の結果、内部に埋設した上記床暖房部材（６）を損傷さ
せることなく、断線や割れを防止することができるもの
である。また、上記型材（３）で長手方向に断続的に設
けられた複数の小穴部（８）の存在により、基材（５）
の長辺および短辺に沿って配設された枠材（７）と基材
（５）との接着強度を充分に確保することができるもの
である。

【００２３】すなわち、本発明は、ヒーター線や温水パ
イプなどの床暖房部材（６）を損傷させることなく、確
実に敷設施工することができるものである。

【００２４】また、図１および図３の（ａ）から（ｃ）
に示すごとく、上記型材（３）が、その長手方向に内方
へ向かうようにして断続的に複数の舌片（４）を設けて
いるものであると、この型材（３）の長手方向に内方へ
向かうようにして断続的に複数設けられた舌片（４）の
存在にて、型材（３）を基材（５）の両サイドからそれ
ぞれ同基材（５）の上端および側面を被覆するようによ
り一層確実に取り付けられるものとなり、ヒーター線や
温水パイプなどの床暖房部材（６）をより一層確実に損
傷させることなく、より一層確実、かつ、強固に敷設施
工することができるものとなる。

【００２５】さらに、図３の（ａ）および（ｂ）に示す
ごとく、上記舌片（４）が、少なくとも上記小穴部
（８）の上縁にそれぞれ設けられているものであると、
少なくとも小穴部（８）の上縁にそれぞれ設けられた舌
片（４）の存在にて、小穴部（８）としても確実に保護
されるものとなり、この保護された小穴部（８）によ
り、基材（５）の長辺および短辺に沿って配設された枠
材（７）と基材（５）との接着強度をより一層充分に確
保することができるものとなる。

【００２６】特に、図１に示すごとく、上記舌片（４）
が、上記基材（５）の側端部付近に埋設されている上記
床暖房部材（６）の下部近傍まで達するようにそれぞれ
設けられているものであると、基材（５）の側端部付近
に埋設されている床暖房部材（６）の下部近傍まで達す
るようにそれぞれ設けられた舌片（４）の存在にて、床
暖房部材（６）の下部近傍を確実に保護して、ヒーター
線や温水パイプなどの床暖房部材（６）をより一層確実
に損傷させることなく、より一層確実、かつ、強固に敷
設施工することができるものとなる。

【００２７】なお、図１および図２に示すごとく、上記
型材（３）の上端部どうしの間を連結するように均熱板
（２）を架け渡して、この均熱板（２）にて上記基材
（５）の上部を被覆しているものであると、型材（３）
の上端部どうしの間を連結するように架け渡された均熱
板（２）にて、基材（５）の上部を全面にわたり確実に
被覆することができるものであるとともに、型材（３）
の上片（１０）の部分を含めて、均熱板（２）が設けら
れていることに対しての効果、すなわち、床暖房部材
（６）からの熱がより一層確実、かつ、均等に上記基材
（５）の表面全面に伝わるようにすることができるもの
となる。

【００２８】本発明に係る床暖房パネル構造によると、
図１ないし図３に示すごとく、床暖房を行うための床暖
房部材（６）を上部に埋設した基材（５）があって、こ
の基材（５）の長辺に沿って断面略逆Ｌ字型で長手方向
に断続的に複数の小穴部（８）を設けた型材（３）を配
設し、この型材（３）を上記基材（５）の両サイドから
それぞれ同基材（５）の上端および側面を被覆するよう
に取り付けられたので、床暖房をしている際に、温度ム
ラをなくすために、ヒーター線や温水パイプなどの床暖
房部材（６）としてはなるべく基材（５）の上面の際ま
でくるように埋設することができ、同基材（５）を合板
などの下地に固定する際に、雇い実を介して使用するフ
ィニッシュネイルが下地の固定釘に当たったとしても、
基材（５）の長辺に沿って設けられた断面略逆Ｌ字型の
型材（３）にて、同フィニッシュネイルの跳ね返りから
保護して、その結果、内部に埋設した上記床暖房部材
（６）を損傷させることなく、断線や割れを防止するこ
とができるものである。また、上記型材（３）で長手方
向に断続的に設けられた複数の小穴部（８）の存在によ
り、基材（５）の長辺および短辺に沿って配設された枠
材（７）と基材（５）との接着強度を充分に確保するこ
とができるものである。

【００２９】すなわち、本発明は、ヒーター線や温水パ
イプなどの床暖房部材（６）を損傷させることなく、確
実に敷設施工することができるものである。

【００３０】

【発明の効果】本発明の請求項１に係る床暖房パネル構
造によると、床暖房をしている際に、温度ムラをなくす
ために、ヒーター線や温水パイプなどの床暖房部材
（６）としてはなるべく基材（５）の上面の際までくる
ように埋設することができ、同基材（５）を合板などの
下地に固定する際に、雇い実を介して使用するフィニッ
シュネイルが下地の固定釘に当たったとしても、基材
（５）の長辺に沿って設けられた断面略逆Ｌ字型の型材
（３）にて、同フィニッシュネイルの跳ね返りから保護
して、その結果、内部に埋設した上記床暖房部材（６）
を損傷させることなく、断線や割れを防止することがで
きるものである。また、上記型材（３）で長手方向に断
続的に設けられた複数の小穴部（８）の存在により、基
材（５）の長辺および短辺に沿って配設された枠材
（７）と基材（５）との接着強度を充分に確保すること
ができるものである。

【００３１】すなわち、本発明は、ヒーター線や温水パ
イプなどの床暖房部材（６）を損傷させることなく、確
実に敷設施工することができるものである。

【００３２】本発明の請求項２に係る床暖房パネル構造
によると、請求項１記載の場合に加えて、この型材
（３）の長手方向に内方へ向かうようにして断続的に複
数設けられた舌片（４）の存在にて、型材（３）を基材
（５）の両サイドからそれぞれ同基材（５）の上端およ
び側面を被覆するようにより一層確実に取り付けられる
ものとなり、ヒーター線や温水パイプなどの床暖房部材
（６）をより一層確実に損傷させることなく、より一層
確実、かつ、強固に敷設施工することができるものとな
る。

【００３３】本発明の請求項３に係る床暖房パネル構造
によると、請求項２記載の場合に加えて、少なくとも小
穴部（８）の上縁にそれぞれ設けられた舌片（４）の存
在にて、小穴部（８）としても確実に保護されるものと
なり、この保護された小穴部（８）により、基材（５）
の長辺および短辺に沿って配設された枠材（７）と基材
（５）との接着強度をより一層充分に確保することがで
きるものとなる。

【００３４】本発明の請求項４に係る床暖房パネル構造
によると、請求項２または請求項３記載の場合に加え
て、基材（５）の側端部付近に埋設されている床暖房部
材（６）の下部近傍まで達するようにそれぞれ設けられ
た舌片（４）の存在にて、床暖房部材（６）の下部近傍
を確実に保護して、ヒーター線や温水パイプなどの床暖
房部材（６）をより一層確実に損傷させることなく、よ
り一層確実、かつ、強固に敷設施工することができるも
のとなる。

【００３５】本発明の請求項５に係る床暖房パネル構造
によると、請求項１ないし請求項４いずれか記載の場合
に加えて、型材（３）の上端部どうしの間を連結するよ
うに架け渡された均熱板（２）にて、基材（５）の上部
を全面にわたり確実に被覆することができるものである
とともに、型材（３）の上片（１０）の部分を含めて、
均熱板（２）が設けられていることに対しての効果、す
なわち、床暖房部材（６）からの熱がより一層確実、か
つ、均等に上記基材（５）の表面全面に伝わるようにす
ることができるものとなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態に係る床暖房パネル構造を
示した要部の断面図である。

【図２】本発明の一実施形態に係る床暖房パネル構造を
示した要部の分解斜視図である。

【図３】（ａ）は、本発明の床暖房パネル構造に用いら
れる一実施形態に係る型材を示した側面図であり、
（ｂ）は、（ａ）の型材の正面図であり、（ｃ）は、
（ａ）の型材の上面図である。

【図４】一従来例に係る床暖房パネル構造を示した要部
の断面図である。

【図５】一従来例に係る床暖房パネル構造を示した要部
の分解斜視図である。

【符号の説明】

２ 均熱板 ３ 型材 ４ 舌片 ５ 基材 ６ 床暖房部材 ８ 小穴部

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 床暖房を行うための床暖房部材を上部に
   埋設した基材があって、この基材の長辺に沿って断面略
   逆Ｌ字型で長手方向に断続的に複数の小穴部を設けた型
   材を配設し、この型材を上記基材の両サイドからそれぞ
   れ同基材の上端および側面を被覆するように取り付けら
   れたことを特徴とする床暖房パネル構造。
2. 【請求項２】 上記型材が、その長手方向に内方へ向か
   うようにして断続的に複数の舌片を設けているものであ
   ることを特徴とする請求項１記載の床暖房パネル構造。
3. 【請求項３】 上記舌片が、少なくとも上記小穴部の上
   縁にそれぞれ設けられているものであることを特徴とす
   る請求項２記載の床暖房パネル構造。
4. 【請求項４】 上記舌片が、上記基材の側端部付近に埋
   設されている上記床暖房部材の下部近傍まで達するよう
   にそれぞれ設けられているものであることを特徴とする
   請求項２または請求項３記載の床暖房パネル構造。
5. 【請求項５】 上記型材の上端部どうしの間を連結する
   ように均熱板を架け渡して、この均熱板にて上記基材の
   上部を被覆したことを特徴とする請求項１ないし請求項
   ４いずれか記載の床暖房パネル構造。