JP2001090121A - 防火水貯蔵用地下水槽 - Google Patents

防火水貯蔵用地下水槽

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JP2001090121A
JP2001090121A JP26536699A JP26536699A JP2001090121A JP 2001090121 A JP2001090121 A JP 2001090121A JP 26536699 A JP26536699 A JP 26536699A JP 26536699 A JP26536699 A JP 26536699A JP 2001090121 A JP2001090121 A JP 2001090121A
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forming unit
unit
forming
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Shinichiro Hayashi
慎一郎 林
Kazushiro Hayashi
和志郎 林
Kozaburo Hayashi
宏三郎 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 危険物取り扱う工場内、または家屋密集地等
に構築するための防火水貯蔵用地下水槽を、簡易かつ迅
速に構築できるようにする。 【解決手段】 貯水空間形成用構築体U全体を、遮水シ
ート11で覆うと共に、その全体を地中に埋設し、地震
に依る貯水または水が震動した際、これの逃がし的排出
を行うための耐震用突起状連通体15を、貯水空間形成
用構築体Uの上面所要箇所に一つ以上取り付け、貯水空
間形成用構築体U内には、取水ホース差し込み用空間1
4を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、危険物取り扱い工場
内、工場または家屋密集地等に構築するための防火水貯
蔵用地下水槽に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の防火水貯蔵用槽は、上面を開放面
とするプール状の貯蔵用槽、或いは、上面が閉鎖された
貯蔵用槽、若しくは、地中に埋設した貯蔵用槽がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上面を開放面とするプ
ール状の貯蔵用槽の場合、近傍で遊んでいる子供等が落
下して、重大事故を招いてしまう恐れがある。
【0004】また、上面が閉鎖された貯蔵用槽、若しく
は、地中に埋設した貯蔵用槽の場合、当該上面を覆う部
分を支えるために、槽内には複数本の柱と梁を縦横に構
築する必要が生じるものである。
【0005】そのため、これの構築には、槽本体部のコ
ンクリート打設に基づく形成、当該槽本体内に複数本の
柱と梁を縦横に構築するためのコンクリート型枠の型組
等を要し、また、打設コンクリート及び型流し込みコン
クリートの養生を要するため、その完成に至るまでには
長期の構築期間を要した。
【0006】本発明は、主として、上記したような従来
の課題を解決した新規の防火水貯蔵用地下水槽の提供を
図ったものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、区画された多
数の小空間を、前後、左右、上下に、互いに連通させた
状態で連結して成る形態を具えた貯水空間形成用構築体
U全体を、遮水シート11で覆うと共にその全体を地中
に埋設し、当該遮水シート11内の水及び空気に対する
逃がし的排出しを行わせるための耐震用突起状連通体1
5を、貯水空間形成用構築体Uの上面所要箇所に一つ以
上取り付けると共に、当該連通体15の上端は遮水シー
ト11の外側に突出させ、更に、貯水空間形成用構築体
U内には、その上面から底面に至る部分に取水ホース差
し込み用空間14を形成すると共に、当該空間14の上
部には、上端を地表に臨ませた取水用筒体12の下端を
連結して成る防火水貯蔵用地下水槽に係る。
【0008】そして、上記貯水空間形成用構築体Uは、
連通枠状を呈する基盤部1と、当該基盤部1の盤面に一
体的に突設した円錐台形状筒体部2とから成るスペーサ
ーユニットA二枚を、その互いの筒体部2を対向させた
状態で上下に連結したものを一単位とし、これを所要単
位、前後、左右、及び上下の各方向に連結することに依
って形成する。
【0009】本発明は、上記のような構成に基づき、従
来の問題を解決したものである。
【0010】
【作用】取水用筒体12から防火用水を流入させれば、
当該遮水シート11で覆われている貯水空間形成用構築
体U内に貯水される。防火用水の使用に際しては、取水
用ホースを取水用筒体12から差し込むと共に、貯水空
間形成用構築体U内における取水ホース差し込み用空間
14の底部に設けた受け座に達するまで一杯に差し込ん
で、防火用水の取水を行う。
【0011】ところで、地震発生の場合、貯水空間形成
用構築体Uの内部に貯蔵されている防火用水、及び、そ
の上方空間に存在する空気は、地震の振動に連動して激
しく揺れ動き、当該貯水空間形成用構築体Uを覆ってい
る遮水シート11の上面部分に対して強く衝接すること
となる。
【0012】このような事態発生時、上記衝接する防火
用水及び空気は、その振動に基づく衝接圧力が付圧性制
耐震用突起状連通体15の下面に働き、当該連通体15
を経て外部に排出される。 そのため、防火用水及び空
気の振動に基づく衝接圧力が緩和され、遮水シート11
の破裂等の地震災害発生を回避する。
【0013】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を表したもので
ある。 同図において、Uは下記するような形態を具え
た貯水空間形成用構築体である。 当該構築体Uは、後
記する遮水シートで包んだ状態で、所要の設置場所に埋
設してある。
【0014】上記した貯水空間形成用構築体Uである
が、これは、図6に示すスペーサーユニットA、すなわ
ち、連通枠状を呈する基盤部1と、当該基盤部1の盤面
に一体的に突設した円錐台形状筒体部2とから成るスペ
ーサーユニットAを、所要数、図1に示すように、前
後、左右、上下に連結して構成したものである。 な
お、図示の積層段数等は例示的なものであり、これに限
定されるものではない。
【0015】また、上記スペーサーユニットAは、その
互いの筒体部2を対向させた状態で上下に連結したもの
二枚を一単位とし、これを所要単位、前後、左右、及び
上下の各方向に連結することに依って、貯水空間形成用
構築体Uが形成される。 形成された貯水空間形成用構
築体Uは、筒体部2がスペーサー用柱として機能し、連
通枠状の基盤部1で互いに連通する多数の空間が仕切ら
れた状態で存在するような形態を呈することとなる。
そして、このような形態とすることに依り、当該貯水空
間形成用構築体Uは、上方からの押圧力に対する強い耐
性を発揮することとなる。
【0016】11は遮水シートであって、後記する耐震
用突起状連通体15部分を除いた貯水空間形成用構築体
Uの外周面全体を覆うことによって、当該構築体U内に
満たされる防火用水に対する容器外壁面としての役割を
果たすものである。
【0017】12は取水用筒体であって、開閉蓋12a
が設けられている上端面を、地表に臨ませると共に、下
端は貯水空間形成用構築体Uの天面部に連通可能に連結
してある。
【0018】13は受け座であって、上記取水用筒体1
2と対応するように、貯水空間形成用構築体Uの底部に
形成してある。 そして、当該受け座は、取水用筒体1
2から差し込まれる不図時の取水用ホースの下端を受け
止めるためのものである。また、当該取水用筒体12と
受け座13との間は、スペーサーユニットAを取り外し
ておくことに依り、その上面から下面に至る部分に取水
用ホース差し込み用空間14が形成してある。
【0019】なお、上記受け座13部分には、下記する
ような大きな力が掛かる部分とされる。 そのため、当
該受け座13部分には、その上下両面に補強用材料13
a、13bを重合添設することが好ましい。
【0020】ところで、図1及び図3において、上記受
け座13を凹状に形成してあるのは、差し込まれる取水
用ホースの下端の安定化を図るためでる。 そして、こ
のように凹状に形成するのは絶対的条件ではなく、図4
に示すように平らな状態に形成しても良い。
【0021】上記受け座13部分には、取水用ホースの
圧力を受けることは勿論であるが、これ以外の力も加わ
る場合がある。 すなわち、貯水量が低下した状態で地
下水(地中水)が増加した場合、すなわち、台風等で大
量の降水があった場合、これが地中に浸透して地下水が
増加した場合、当該地下水の圧力が高まり、上記受け部
を押し上げる力として作用し、当該部分の遮水シートを
裂損させてしまう恐れがある。 何故ならば、当該部分
は取水用ホース差し込み用空間14を形成する関係上、
スペーサーユニットAを取り外してあるために強度的に
弱い部分とされるからである。
【0022】従って、受け座13部分には補強を施すこ
とが必要であり、そのため、例えば前記したように、遮
水シート11の該当部分に対して、その上下両面に補強
用材料13a、13bを重合添設する等の補強を施すこ
とが好ましいわけである。
【0023】15は貯水空間形成用構築体Uの上面に取
り付けた耐震用突起状連通体であって、図5に示すよう
に、砂利を固めることに依って通気性及び通水性を有す
る細かな連続間隙を具備するようにように構成したコン
クリート凝固体15a、或いは、図5に示すように、表
面に通気性及び通水性を付与するための小孔を穿設して
成る突状カバー体15bで形成したものである。
【0024】そして、当該耐震用突起状連通体15は、
その大半を前記した遮水シート11の外部に突き抜けた
状態で取付け、これに依り、当該遮水シート11の下記
する地震発生時におけるの内部圧力の調整を行うための
ものである。
【0025】すなわち、地震が発生した際、貯水空間形
成用構築体Uの内部に貯蔵されている防火用水、及び、
その上方空間に存在する空気は、当該地震の振動に連動
して激しく揺れ動くこととなる。 そして当該揺れ動き
は、該貯水空間形成用構築体Uを覆っている遮水シート
11の上面部分に対して強く衝接することとなる。
【0026】このような事態発生時、上記衝接する防火
用水及び空気が、耐震用突起状連通体15の下面に当た
った際、当該連通体15は、これを外部に排出するよう
な作用を奏することとなる。 そのため、防火用水及び
空気の振動に基づく衝接圧力が緩和され、遮水シート1
1が破裂する等の事態発生を未然に防止することとな
る。
【0027】なお、図示の実施例にあっては、当該耐震
用突起状連通体15は、貯水空間形成用構築体Uの上面
に四つ設けるように構成してあるが、当該耐震用突起状
連通体15の取付数は一つ以上とし、また、その取付箇
所は、図示のような隅角部以外任意の箇所、すなわち、
貯水空間形成用構築体Uの上面であれば、その取付箇所
の限定性は存在しない。 そして、当該耐震用突起状連
通体15埋設する部分は、通気性及び通水性確保が図ら
れる砂利等で覆っておくことが好ましい。
【0028】更に、当該耐震用突起状連通体15は、抗
菌機能を具えたものとすることが好ましい。 すなわ
ち、図5に示すように砂利を固めることに依って通気性
及び通水性を有する細かな連続間隙を具備するようによ
うに構成したコンクリート凝固体15aの場合は、抗菌
材を連続空間内に混在させるように構成したものを用い
る。 そして、図6に示すように、通気性及び通水性を
付与するための小孔を表面に穿設して成る突状カバー体
15bで形成したものの場合は、その内部に抗菌剤15
cを収容しておくようにする。このような構成を採るこ
とにより、当該耐震用突起状連通体15から黴含有の地
下浸透雨水が侵入しても、当該黴で防火用水が汚染され
ることが阻止される。
【0029】ところで、既述したスペーサーユニットA
であるが、筒体部2相互の連結は、図7に示す実施例に
あっては、当該筒体部2の互いの頂面に差し込まれる連
結金具Pを介して確固に連結するように構成してある
が、当該連結手段はこれに限定されるものではない。
Rは各ブロック単体Aをその各基盤部1の各隅角におい
て連結するための連結用突起板であって、四隅の上下両
面に連結用突起を付設して成るものである。 そして、
当該連結用突起を角基盤部1の隅角部に突入することに
依って、隣接する四枚のブロック単体相互の連結が図ら
れるように構成してある。
【0030】更に、当該スペーサーユニットAは、その
保管時または輸送時等にあっては、下位に位置するスペ
ーサーユニットの円錐台形状筒体部2に対して、上位に
位置するスペーサーユニットの円錐台形状筒体部が嵌合
させることに依って、互いに密な状態での積重が可能化
されるように構成してある。 従って、輸送時または保
管時の嵩高性の最小化が図られる。
【0031】なお、図7に示す実施例にあっては、四つ
の筒体部2を中心に対して対称的に形成するように構成
してあるが、当該筒体部2の配置形態及び形成個数は、
図示の実施例に限定されるものではない。 すなわち、
当該筒体部2は一個または適宜の複数個とすることが出
来る。
【0032】更に、上記筒体部2の形態も、図示のよう
な円錐台形状に限定されるものではないが、前記のよう
な密な状態での積重が出来る形態とすることが好まし
い。積重可能な形態であれば、多角形や楕円等任意の断
面形状を具えた筒体であっても良い。
【0033】更に、基盤部1の平面形状も、図7に示す
ような正四角形状以外、適宜な多角形等任意な形状とす
ることも出来る。 換言すると、当該基盤部1の平面形
状は、同一面状に連続して組み合わせ可能とする形状で
あれば良い。
【0034】図8は本発明の第2の実施例を表したもの
である。 すなわち、第2の実施例は、図1に示す第1
の実施例において、その補強手段を付加した構成を具え
たものである。
【0035】すなわち、第2の実施例は、多数のスペー
サーユニットA群で構成される貯水空間形成用構築体U
に対し、図8乃至図10に示すように、垂直補強用柱部
Vと水平補強用梁部Wとを、後述するようにして縦横に
配設することに依って、上方からの圧力に対する強い耐
性が付与されるような補強を施したものである。 すな
わち、貯水空間形成用構築体Uには、当該補強的役割を
果たすための、下記するような補強用ブロック部材が一
体に組み込ませてある。
【0036】なお、上記垂直補強用柱部Vと水平補強用
梁部Wの骨格である流し込みコンクリート部分の形態
は、図11に示すとおりである。 そして、当該骨格を
形成するための構成は下記の通りである。
【0037】図12において、Bは柱形成用ユニット、
Cは当該柱形成用ユニットBの上端に連結される分岐路
形成用ユニット、Dは当該分岐路形成用ユニットCの分
岐路に連結する梁部形成用ユニットである。 そして、
当該各ユニットB、C、Dは下記のように構成されてい
る。
【0038】上記した柱形成用ユニットBであるが、図
13に示すように、柱部構成用矩形枠部と、その端部に
連なる水平フランジ部とで構成される枠状体を、縦方向
にコーナー状に四分割された形態を具えている。 すな
わち、当該柱形成用ユニットBは、分割柱部3とこれに
連なる分割フランジ部4とを具えたものである。 Qは
連結片であって、柱形成用型ユニットBをブロック単体
Aに対して連結して安定させるためのものである。
【0039】そして、当該柱形成用ユニットBは、四つ
の当該ユニットBを、互いの分割柱部3の端縁を合致さ
せたものを一単位とするように構成してある。 なお、
合致状態にあるフランジ部の外形の大きさは、前述した
スペーサーユニットAにおける基盤部1と等大となるよ
うに構成してある。 更に、当該ユニットBの高さは、
スペーサーユニットAの高さと等しくなるように構成し
てある。
【0040】前記した分岐路形成用ユニットCである
が、図14に示すように、四隅に立ち上がらせるための
柱部と、その下縁に連設する分岐路用底板部とで構成さ
れる枠状体を、縦方向にコーナー状に四分割した形態を
具えたものである。 すなわち、当該分岐路形成用ユニ
ットCは、柱単体部5とこれの下縁に連設する分岐用分
割底板部6とを具えたものである。
【0041】そして、当該分岐路形成用ユニットCは、
これを四つ、互いの分岐用分割底板部6の端縁を合致さ
せたものを一単位とするように構成してある。 なお、
当該合致状態にある分岐路形成用ユニットCは、前記柱
形成用ユニットBのフランジ部上にぴったりと載設され
る大きさ、すなわち、両者の平面積が等大となるように
構成してある。
【0042】前記した梁部形成用ユニットDであるが、
図15に示すように、上記柱単体部5の上端面と面一に
合致する外向き上縁板部7と、当該柱単体部5と等しい
高さを具えた垂直板部8と、対向する当該柱単体部5の
幅の半分の幅を具えた底板部9とから成るものである。
【0043】そして、当該梁部形成用ユニットDは、こ
れを二つ、互いの底板部9の長さ方向の端縁を合致させ
たものを一単位とするように構成してある。なお、当該
梁部形成用ユニットDは、合致状態において、その上縁
板部7を含めた平面形状が、前述したスペーサーユニッ
トAにおける基盤部1と等大となるように構成してあ
る。
【0044】前記図12は、上記した柱形成用ユニット
B、分岐路形成用ユニットC、梁部形成用ユニットDの
連結状態を表したものである。 そして、同図に示すも
のを一セットとし、これを所要数連結することに依っ
て、所要形態、例えば格子状の梁が形成される。
【0045】更に、所要単位数の柱形成用ユニットBを
縦方向に連結することに依り、目的高さの柱が形成さ
れ、また、所要単位数の梁部形成用ユニットDを長手方
向に連結することに依り、目的長さの梁が形成される。
【0046】なお、上記した柱部及び梁部の内部空間に
は、図16に示すように充填材Eを充填する。 当該充
填材Eとしては、コンクリートのような強度の高い物質
を充填することが好ましい。 然し乍、構築場所に即応
した適宜の充填材、例えば軽量性を加味した充填材等を
使用しても良い。
【0047】なお、上記梁部の内部空間に対しては、H
型鋼、木材等剛性の材料を充填しても良い。これは柱部
の空間のように流し込み充填に依存することなく、上方
からはめ込むようにしての充填が可能だからである。
【0048】ユニット部材相互の組立てに際しては、初
めに、二枚のスペーサーユニットAをその互いの筒体部
2を対向させた状態で上下に連結したものを一単位と
し、これを所要単位数、前後、左右及び上下方向に連結
することによって貯水空間形成用構築体Uを形成する。
形成された貯水空間形成用構築体Uは、筒体部2をス
ペーサーとして所定の空間が形成された貯水空間形成用
構築体として機能する。
【0049】この時、上記したように形成された貯水空
間形成用構築体Uにおいて、補強を要する部分には、補
強用の柱部Vと梁部Wとを縦横に張り巡らすように、予
め設定しておく。
【0050】すなわち、柱形成用ユニットB、分岐路形
成用ユニットC、梁部形成用ユニットDを、図10に示
すように組立て、これを上記した貯水空間形成用構築体
U内に配置する。
【0051】なお、当該各ユニットB,C,Dの平面寸
法及び高さ寸法を、スペーサーユニットAの平面寸法と
高さ寸法に合致させるような寸法的設定を施すことに依
り、当該各ユニットB,C,Dの組み込みは、これの該
当する部分に組み込むスペーサーユニットAに代えて、
当該各ユニットB,C,Dの填め込み的組み込みを行え
ば良い。
【0052】この状態で目的に応じた充填材Eを、上記
各ユニットB,C,Dで構成される空洞部に流し込め
ば、貯水空間形成用構築体Uに対する補強が果たされ
る。
【0053】
【発明の効果】本発明は請求項1に記載のような構成、
すなわち、区画された多数の小空間を、前後、左右、上
下に、互いに連通させた状態で連結して成る形態を具え
た貯水空間形成用構築体U全体を、遮水シート11で覆
うと共に、その全体を地中に埋設し、 当該遮水シート
11内の水及び空気に対する逃がし的排出しを行わせる
ための耐震用突起状連通体15を、貯水空間形成用構築
体Uの上面所要箇所に一つ以上取り付けると共に、当該
連通体15の上端は遮水シート11の外側に突出させ、
更に、貯水空間形成用構築体U内には、その上面から底
面に至る部分に取水ホース差し込み用空間14を形成す
ると共に、当該空間14の上部には、上端を地表に臨ま
せた取水用筒体12の下端を連結するように構成したか
ら、防火水貯蔵用地下水槽の構築が極めて簡易かつ短期
間で達成される。
【0054】すなわち、従来の工法であると、槽本体部
のコンクリート打設に基づく形成、当該槽本体内に複数
本の柱と梁を縦横に構築するためのコンクリート型枠の
型組等を要し、また、打設コンクリート及び型流し込み
コンクリートの養生を要するため、その完成に至るまで
には長期の構築期間を要した。 これに対して本発明
は、貯水空間形成用構築体Uの組立てと、組み立てられ
た構築体に対する遮水シートの包み込みに基づき防火水
貯蔵用地下水槽が完成化されるものであるから、その作
業は著しく容易かつ短期間化される。
【0055】更に本発明は、遮水シート11内の圧力変
化に基づき空気または水の出入りを行わせるための耐震
用突起状連通体15を、貯水空間形成用構築体Uの上面
所要箇所に一つ以上取り付けるように構成したから、地
震発生時に遮水シート11が裂損するような事態を未然
に防止する。
【0056】すなわち、地震が発生した際、貯水空間形
成用構築体Uの内部に貯蔵されている防火用水、及び、
その上方空間に存在する空気は、当該地震の振動に連動
して激しく揺れ動くこととなる。 そして当該揺れ動き
は、該貯水空間形成用構築体Uを覆っている遮水シート
11の上面部分に対して強く衝接することとなる。
【0057】本発明においては、このような事態発生
時、上記衝接する防火用水及び空気が、耐震用突起状連
通体15の下面に当たった際、これを外部に排出するよ
うな作用を奏することとなる。 従って、防火用水及び
空気の振動に基づく衝接圧力が緩和され、遮水シート1
1が破裂する等の事態発生を未然に防止する。
【0058】本発明は請求項2に記載のような構成、す
なわち、耐震用突起状連通体15に抗菌機能を具備させ
ることに依り、耐震用突起状連通体15から黴含有の地
下浸透雨水が侵入しても、当該黴は耐震用突起状連通体
15を通過する際に消滅させられ、防火用水に対する黴
汚染の心配を解消する。
【0059】本発明は請求項3に記載のような構成、す
なわち、連通枠状を呈する基盤部1と、当該基盤部1の
盤面に一体的に突設した円錐台形状筒体部2とから成る
スペーサーユニットA二枚を、その互いの筒体部2を対
向させた状態で上下に連結したものを一単位とし、これ
を所要単位、前後、左右、及び上下の各方向に連結する
ことに依って、貯水空間形成用構築体Uを形成すること
に依り、貯水空間形成用構築体Uは極めて迅速かつ簡便
なる作業で組立てが完了されると共に、顕著な堅牢性が
保持される。
【0060】本発明は請求項4に記載のような構成、す
なわち、取水ホース差し込み用空間14の下端面部分
に、取水用筒体12から差し込まれた取水ホースの下端
を受け止めるための受け座13を設けると共に、遮水シ
ート11に於ける当該受け座13の形成部分の上下両面
部に、補強用材料13a、13bを重合添設することに
依り、受け座13部分に対する強度が著しく高められ、
遮水シート13に対する裂損発生と言う事態を防止す
る。
【0061】すなわち、受け座13部分には、取水用ホ
ースの圧力を受ける以外に、次のような力が加わる場合
がある。 当該力とは、貯水量が低下した状態で地下水
が増加した場合、例えば、台風等で大量の降水があった
場合、当該雨水が地中に浸透して地下水の圧力を異常に
高めることとなる。 そのため、当該地下水が上記受け
部13を押し上げる力として作用し、遮水シート11に
おける当該部分を裂損させてしまう恐れがある。 何故
ならば、受け部13部分は取水用ホース差し込み用空間
14を形成する関係上、スペーサーユニットAを取り外
してあるために強度的に弱い部分とされるからである。
【0062】本発明においては上記のような補強的手段
の採用に基づき、このような遮水シート11の裂損と言
うような事態発生を良く防止する。
【0063】本発明は請求項5に記載のような構成、す
なわち、貯水空間形成用構築体Uとして、その内部に垂
直補強用柱部Vと水平補強用梁部Wとを縦横に配設する
ように構成した構築体を用いることに依り、当該構築体
Uは顕著な堅牢性を具えたものとされる。 従って、極
めて大型の防火水貯蔵用地下水槽の構築、または、埋設
上面の有効利用に基づきその上面に大きな荷重が掛かっ
ても、防火水貯蔵用地下水槽自体に座屈的破壊が生じる
ような心配を絶無とする。
【0064】本発明は請求項6に記載のような構成、す
なわち、貯水空間形成用構築体U内に配設する垂直補強
用柱部Vと水平補強用梁部Wの形成を、互いに連通され
かつ縦横に組み込んだ空洞部形成用ユニット内に対する
充填物充填に基づき形成するようにすることに依り、作
業の重労働性が解消される。なぜならば、剛性の補強材
を用いた場合、その重量に基づき、力仕事的作業を余儀
なくされるが、本発明にあっては充填物の流し込み的充
填に依存することが出来るから、作業負担の軽減化が図
られる。 同時に、補強部材の輸送及び管理の合理化も
図られる。
【0065】本発明は請求項7に記載のような構成、す
なわち、垂直補強用柱部Vと水平補強用梁部(W)を縦
横に形成するための空洞部形成用ユニットとして、柱部
構成用矩形枠部とその端部に連なる水平フランジ部とで
構成される枠状体を、所要数に分割形成して成る柱形成
用ユニットBと、四隅に立ち上がらせた柱部と、その下
縁に連設する分岐路用底板部とで構成される枠状体を、
所要数に分割形成して成り、かつ、上記柱形成用ユニッ
トB上に連結するための分岐路形成用ユニットCと、外
向き上縁板部7と垂直板部8と底板部9とで構成される
枠状体を、所要数に分割形成して成り、かつ、上記分岐
路形成用ユニットCの分岐口に連結するための梁部形成
用ユニットDとで構成することに依り、各ユニットの分
割に基づくコンパクト性から、保管作業、輸送作業の容
易化、並びに軽量性から、構築作業の簡便化が図られ
る。
【0066】本発明は請求項8に記載のような構成、す
なわち、柱形成用ユニットBと、分岐路形成用ユニット
Cと、梁部形成用ユニットDとの平面寸法と高さ寸法と
を、スペーサーユニットAの平面寸法と高さ寸法に合致
させるように構成することに依り、当該各ユニットB,
C,Dの組み込みは、これの該当する部分のスペーサー
ユニットAに代えて行うと言う、当該各ユニットB,
C,Dの填め代え的組み込みが果たされる。 従って、
作業の迅速化及び簡便化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施例を表した説明用断面
図である。
【図2】本発明に係る第1の実施例を表した説明用平面
図である。
【図3】本発明に於ける取水ホース差し込み部分の構成
を表した拡大断面図である。
【図4】本発明に於ける取水ホース差し込み部分の他の
実施例の構成を表した拡大断面図である。
【図5】本発明に於ける耐震用突起状連通体部分の拡大
断面図である。
【図6】本発明に於ける耐震用突起状連通体部分の他の
実施例を表した拡大断面図である。
【図7】本発明に用いるスペーサーユニットAを表した
説明用斜面図である。
【図8】本発明の第2の実施例を表した説明用断面図で
ある。
【図9】第2の実施例である貯水空間湖形成用構築体U
の要部を表した説明用断面図である。
【図10】図8におけるX−X線断面図である。
【図11】第2の実施例に於ける補強用骨格体だけを表
した斜面図である。
【図12】柱形成用ユニットBと、分岐路形成用ユニッ
トCと、梁部形成用ユニットDとを組立て連結した状態
を表した参考用斜面図である。
【図13】柱形成用ユニットBを表した参考用斜面図で
ある。
【図14】分岐路形成用ユニットCを表した参考用斜面
図である。
【図15】梁部形成用ユニットDを表した参考用斜面図
である。
【図16】貯水空間形成用構築体Uにおける各ユニット
を組み立てた状態を表した参考用縦断面図である。
【図17】貯水空間形成用構築体Uにおける各ユニット
を組み立てた状態を表した参考用平面図である。
【符号の説明】
U 貯水空間形成用構築体 11 遮水シート 12 取水用筒体 12a 開閉蓋 13 受け座 13a 補強用材料 13b 補強用材料 14 取水用ホース差し込み用空間 15 耐震用突起状連通体 15a コンクリート凝固体 15b 突状カバー体 V 垂直補強用柱部 W 水平補強用梁部 A スペーサーユニット 1 基盤部 2 筒体部 P 連結金具 Q 連結片 B 柱形成用ユニット 3 分割柱部 4 分割フランジ部 C 岐路形成用ユニット 5 柱単体部 6 分岐用分割底板部 D 梁部形成用ユニット 7 外向き上縁板部 8 垂直板部 9 底板部 E 充填材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 宏三郎 茨城県日立市金沢町1丁目10番15号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 区画された多数の小空間を、前後、左
    右、上下に、互いに連通させた状態で連結して成る形態
    を具えた貯水空間形成用構築体(U)全体を、遮水シー
    ト(11)で覆うと共にその全体を地中に埋設し、当該
    遮水シート(11)内の水及び空気に対する逃がし的排
    出しを行わせるための耐震用突起状連通体(15)を、
    貯水空間形成用構築体(U)の上面所要箇所に一つ以上
    取り付けると共に、当該連通体(15)の上端は遮水シ
    ート(11)の外側に突出させ、更に、貯水空間形成用
    構築体(U)内には、その上面から底面に至る部分に取
    水ホース差し込み用空間(14)を形成すると共に、当
    該空間(14)の上部には、上端を地表に臨ませた取水
    用筒体(12)の下端を連結して成る防火水貯蔵用地下
    水槽。
  2. 【請求項2】 耐震用突起状連通体(15)に抗菌機能
    を具備させて成る請求項1に記載の防火水貯蔵用地下水
    槽。
  3. 【請求項3】 連通枠状を呈する基盤部(1)と、当該
    基盤部(1)の盤面に一体的に突設した円錐台形状筒体
    部(2)とから成るスペーサーユニット(A)二枚を、
    その互いの筒体部(2)を対向させた状態で上下に連結
    したものを一単位とし、これを所要単位、前後、左右、
    及び上下の各方向に連結することに依って、貯水空間形
    成用構築体Uを形成するように構成した請求項1または
    請求項2に記載の防火水貯蔵用地下水槽。
  4. 【請求項4】 取水ホース差し込み用空間(14)の下
    端面部分に、取水用筒体(12)から差し込まれた取水
    ホースの下端を受け止めるための受け座(13)を設け
    ると共に、遮水シート11に於ける当該受け座(13)
    形成部分の上下両面部に、補強用材料(13a、13
    b)を重合添設して成る請求項1乃至請求項3の何れか
    に記載の防火水貯蔵用地下水槽
  5. 【請求項5】 貯水空間形成用構築体(U)として、そ
    の内部に垂直補強用柱部(V)と水平補強用梁部(W)
    とを縦横に配設するように構成した構築体を用いて成る
    請求項1乃至請求項4の何れかに記載の防火水貯蔵用地
    下水槽
  6. 【請求項6】 貯水空間形成用構築体(U)内に配設す
    る垂直補強用柱部(V)と水平補強用梁部(W)の形成
    を、互いに連通されかつ縦横に組み込んだ空洞部形成用
    ユニット内に対する充填物充填に基づき形成するように
    した請求項5に記載の防火水貯蔵用地下水槽。
  7. 【請求項7】 垂直補強用柱部(V)と水平補強用梁部
    (W)を縦横に形成するための空洞部形成用ユニットと
    して、 柱部構成用矩形枠部とその端部に連なる水平フランジ部
    とで構成される枠状体を、所要数に分割形成して成る柱
    形成用ユニット(B)と、 四隅に立ち上がらせた柱部と、その下縁に連設する分岐
    路用底板部とで構成される枠状体を、所要数に分割形成
    して成り、かつ、上記柱形成用ユニット(B)上に連結
    するための分岐路形成用ユニット(C)と、 外向き上縁板部(7)と垂直板部(8)と底板部(9)
    とで構成される枠状体を、所要数に分割形成して成り、
    かつ、上記分岐路形成用ユニット(C)の分岐口に連結
    するための梁部形成用ユニット(D)とで構成して成る
    請求項6に記載の防火水貯蔵用地下水槽。
  8. 【請求項8】 柱形成用ユニット(B)と、分岐路形成
    用ユニット(C)と、梁部形成用ユニット(D)との平
    面寸法と高さ寸法とを、スペーサーユニット(A)の平
    面寸法と高さ寸法に合致させるように構成した請求項7
    に記載の防火水貯蔵用地下水槽。
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