JP2001089384A - 動物の治療用餌 - Google Patents
動物の治療用餌Info
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Abstract
コサミン類を関節炎症等の炎症を患う犬等の愛玩動物に
与えても食べない場合が多かった。 【解決手段】本発明の動物の治療用餌は、重量比1パー
セント乃至80パーセントのナマコの表皮層又はナマコ
の口唇部と、重量比1パーセント乃至50パーセントの
グルコサミン塩酸塩又はグルコサミン硫酸塩のグルコサ
ミン類とを混合させた混合物をジャーキースティックに
混入させたものであり、更に、混合物に重量比1パーセ
ント乃至80パーセントの昆布類を混和させたものであ
り、加えて、混合物に重量比1パーセント乃至80パー
セントの緑茶の抽出物を混和させたものである。
Description
ものであり、更に、詳細には、炎症や腫脹を治療及び阻
止する成分、つまり、ナマコのある種の成分、グルコサ
ミン類、更に、昆布類、及び、緑茶の抽出物と、更に
は、動物の好む嗜好成分を加えてジャーキースティック
等を形成し、病患動物に与える餌に関するものである。
効果は知られているところであるが、近年、ナマコのあ
る種の成分が関節炎症等に効果があることが判ってきて
注目を浴びるように成ってきており、又、関節炎症等の
治療薬又は予防薬としてグルコサミン類は特公平1−2
8757号等の方法によって製造され、有効なことは開
示されているものであるが、特に、グルコサミン類のグ
ルコサミン塩酸塩又はグルコサミン硫酸塩は一般的に吸
湿性で変質し易く、その為、錠剤やカプセルにして経口
剤としている。
等に効くナマコのある種の成分やグルコサミン類を関節
炎症等の炎症を患う犬等の愛玩動物に与えても食べない
場合が多かった。
は、前述の課題に鑑み、鋭意研鑽の結果、重量比1パー
セント乃至80パーセントのナマコの表皮層又はナマコ
の口唇部と、重量比1パーセント乃至50パーセントの
グルコサミン塩酸塩又はグルコサミン硫酸塩のグルコサ
ミン類とを混合させた混合物をジャーキースティックに
混入させたものであり、更に、混合物に重量比1パーセ
ント乃至80パーセントの昆布類を混和させたものであ
り、加えて、混合物に重量比1パーセント乃至80パー
セントの緑茶の抽出物を混和させたものである。
動物の病患に与えるためのもので、グルコサミン類と混
合した混合物、更に、昆布類や緑茶の抽出物等を混合し
て、更には、前記混合部を愛玩動物が喜んで食べる嗜好
成分に混合させてジャーキースティックとペットの食品
業界で呼ばれる動物用乾燥肉を提供するものである。
ナマコは、特に、米国のメイン州のメイン湾に生息する
Cucumaria Prondosaと呼ばれるもの
で、豊潤な汚染されていないメイン湾の海藻を常食とし
ているものである。
の表皮層と、表皮層の内側の筋肉層と、コラーゲン層に
分類することができ、更に、内臓と、口唇部の前頭部分
等から成るものである。
例えば、ナマコの筋肉層、コラーゲン層、内臓、口唇部
等の前頭部分を機械的に又はナイフ等の道具を用いて取
り除き、表皮層を約半時間ほど煮沸し、低温乾燥機で乾
燥させて得るもので、更に、乾燥させた表皮層を粉末に
して最終目的に使用するものであり、この方法であれ
ば、ナマコの表皮層のナトリウム成分を低下させること
ができ、有効成分の劣化を防ぐことができ、この成分は
抗炎症の成分としてそのまま処方することができるもの
である。
部分から取ることができるもので、前述の内臓を取り除
く工程において、ナマコの前頭部分、つまり、口唇部を
胴体から切除するもので、切除された口唇部は半時間ほ
ど加熱煮沸したあと低温で乾燥させ、乾燥したものを粉
末にするもので、この成分も抗炎症の成分としてそのま
ま処方することができる。
の表皮層、又は、ナマコの口唇部の粉末を重量比1パー
セント乃至80パーセントと、グルコサミン塩酸塩又は
グルコサミン硫酸塩のグルコサミン類を重量比1パーセ
ント乃至50パーセントとを混合させた混合物とするも
のである。
至80パーセントの昆布類を混和させたものであり、更
には、前記混合物に重量比1パーセント乃至80パーセ
ントの緑茶の抽出物を混和させたものである。
ぐ物質、たとえば、EGCg(エピガロカテキン−3−
ガレート)などを含んでいることが判っており、関節炎
など軟骨の劣化に及ぶような炎症のある人の治療に有効
な添加物として使われており、緑茶はフェノール分離法
と呼ばれる方法で水とアルコールの比例が30パーセン
トから70パーセントまでのものを抽出することができ
る。緑茶抽出物をポリフェノールで30パーセント、5
0パーセント、60パーセントまたは100パーセント
まで濃縮したもの、特に緑茶カテキンと呼ばれる物質は
商品として市場に出ており、本発明の添加物として使用
することができ、この抽出物は本発明のジャーキーステ
ィックに1パーセントから80パーセントまでの重量比
で投与できるものである。
産物、ゼラチン、穀物、ビタミン類、鉱物質、動物脂
肪、防腐剤、ビタミンE、それに嗜好品として肉、魚
粉、香料物質などを加えて、いろいろな形や重さ、サイ
ズなど変化に富む形に作り上げるものである。
して、ナマコの口唇部とグルコサミン塩酸塩とを混合さ
せた混合物に、嗜好成分として動物の好む嗜好成分の肉
や魚の副産物、肉類、それに昆布類を加え、更に、ビタ
ミンE、にんにく、レチシン、ゼラチン、及び、亜麻仁
などを加えて混ぜ合わせたものを圧出して型にはめ長さ
5インチ、巾1.25インチ、厚さ0.25インチで最
終重量は約14グラムに形成したもので、ナマコの口唇
部は最終製品の重量比で8パーセントとなり、グルコサ
ミン塩酸塩は重量比で2パーセントとなった。
スティックに、30パーセントのポリフェノールを有す
る緑茶の抽出物を重量比で2パーセント添加したもので
あり、推測ではEGCg(エピガロカテキン−3−ガレ
ート)は哺乳動物に組織的に吸収され、炎症性関節の軟
骨の劣化を防止する作用が期待され、更に、EGCgは
ナマコのある種の有効な成分とグルコサミン類との混合
物に共働して炎症を鎮静させる効果を発揮するものと思
われる。
ーキースティックをインディアナ州リッチモンド市にあ
るウエストサイド アニマル クリニックにおいて、犬
種不明の4匹の犬に与えて動物が喜んで食すことを証明
した。
状のある6匹の犬に前記実施例1のジャーキースティッ
クを夫々犬の体重が50ポンドに付き一切れの分量比
で、2週間投与してみた結果、獣医及び飼い主の鑑定に
よると、行動性に顕著な好転がみられ、すべての病例に
おいて、動物の本発明の動物の治療餌に対する嗜好性に
は何ら問題が無かったものである。
層又はナマコの口唇部とグルコサミン塩酸塩又はグルコ
サミン硫酸塩とグルコサミン類との混合させた混合物、
更に、前記混合物に昆布類を混和させたもの、加えて、
緑茶の抽出物を混和させたものに動物の好きな嗜好成分
に混入させてジャーキースティックを形成したもので、
関節炎症状のある犬等の愛玩動物が好んで食し、関節炎
症や腫脹を治療及び阻止するナマコのある種の成分とグ
ルコサミン類の成分との相乗効果が得られ、顕著な好転
が得られるもので、画期的な発明である。
Claims (4)
- 【請求項1】重量比1パーセント乃至80パーセントの
ナマコの表皮層と、重量比1パーセント乃至50パーセ
ントのグルコサミン塩酸塩又はグルコサミン硫酸塩のグ
ルコサミン類とを混合させた混合物をジャーキースティ
ック等に混入させたことを特徴とする動物の治療用餌。 - 【請求項2】重量比1パーセント乃至80パーセントの
ナマコの口唇部と、重量比1パーセント乃至50パーセ
ントのグルコサミン塩酸塩又はグルコサミン硫酸塩のグ
ルコサミン類とを混合させた混合物をジャーキースティ
ック等に混入させたことを特徴とする動物の治療用餌。 - 【請求項3】前記混合物に重量比1パーセント乃至80
パーセントの昆布類を混和させたことを特徴とする請求
項1又は請求項2に記載の動物の治療用餌。 - 【請求項4】前記混合物に重量比1パーセント乃至80
パーセントの緑茶の抽出物を混和させたことを特徴とす
る請求項1乃至請求項3に記載の動物の治療用餌。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30589499A JP2001089384A (ja) | 1999-09-22 | 1999-09-22 | 動物の治療用餌 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30589499A JP2001089384A (ja) | 1999-09-22 | 1999-09-22 | 動物の治療用餌 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001089384A true JP2001089384A (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=17950595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30589499A Pending JP2001089384A (ja) | 1999-09-22 | 1999-09-22 | 動物の治療用餌 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001089384A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003081838A (ja) * | 2001-09-11 | 2003-03-19 | Rohto Pharmaceut Co Ltd | グルコサミン製剤 |
CN103262953A (zh) * | 2013-03-28 | 2013-08-28 | 大连宝发海珍品有限公司 | 一种海参配合饲料及其制备方法 |
-
1999
- 1999-09-22 JP JP30589499A patent/JP2001089384A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003081838A (ja) * | 2001-09-11 | 2003-03-19 | Rohto Pharmaceut Co Ltd | グルコサミン製剤 |
CN103262953A (zh) * | 2013-03-28 | 2013-08-28 | 大连宝发海珍品有限公司 | 一种海参配合饲料及其制备方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20041029 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050107 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050223 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050613 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081014 |
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A02 | Decision of refusal |
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