JP6001184B2 - 食餌のミネラル制限を介したヘアボール制御 - Google Patents

食餌のミネラル制限を介したヘアボール制御 Download PDF

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Description

本開示は、動物において胃腸のベゾアール(胃石:bezoar)(「ヘアボール」)を治療し、および/または予防する方法、それらの方法で用いられる組成物、およびそのような組成物の調製方法に関する。特に、本開示は、コンパニオンアニマル、例えば、ネコおよびイヌにおいてヘアボールを治療し、および/または予防するための方法および組成物に関する。
ベゾアールは、ヒト、ならびにウシ、ネコ、ラット、ウサギ、および非霊長類を含めた多くの動物の胃で見出される消化しにくい材料のいくつかのタイプの固体または半固体塊のいずれかである。摂取された毛髪のメッシュを含有する毛髪胃石は、消化されていない食事脂肪をその毛髪メッシュ(hair mesh)に捕捉することが知られている。用語ベゾアール(胃石:bezoar)、毛髪胃石、および、ヘアボールは本出願を通じて相互交換可能に用いられる。ベゾアールの発生率は一般にはヒトにおいては非常に低いが、幾分より大きな危険性が、精神的にまたは情緒的に障害がある子供、特に、習慣的に自己の毛髪をむしり取る(抜毛癖)および/または自己の毛髪を食べる(食毛症)ヒトの中に存在する。
ネコおよびウサギのような、絶えず毛づくろいする動物は、多量の毛髪を定期的に摂取する。通常、摂取された毛髪は動物の胃腸管を通過し、糞便中に排出される。しかしながら、大量の毛髪の摂取は、毛髪を胃に蓄積させ、ヘアボールまたは毛髪胃石を形成させかねない。ヘアボールは、典型的には、毛髪、粘液、水、食物粒子およびミネラル塩から構成される。消化されず、またはそうでなければ消化管を下方に通過しないいずれの未消化毛髪も、胃に蓄積され、過剰なヘアボールを形成しかねない。その最も普通の生理学的結果は、下痢および嘔吐である。ヘアボールは、もしそれが、幽門を塞ぎ、消化物の胃腸管へと下方への通過を妨げることによって正常な消化プロセスを妨げるならば、動物にとって有害であり得る。より頻繁には、ヘアボールは、動物およびその所有者にとってやっかいなもの以外の何物でもない。例えば、ネコは嘔吐反射を通じて胃からヘアボールを排除することを試みるであろう。ヘアボールは、もしそれが胃から通過し、より下方の腸に定着するようになれば、便秘および排便の困難を生じさせ得る。
ヘアボールの治療に対するアプローチは、繊維サプリメント、脂肪乳化剤、潤滑油、麦芽シロップエマルジョン、鉱油、ペテロラタム、およびタンパク質分解酵素(ブロメライン)を含む組成物および食品の投与を含むものであった。しかしながら、それを必要とする哺乳動物においてヘアボールを治療し、および/または予防するための方法および組成物に対する要望が存在し、特に、コンパニオンアニマル、例えば、ネコおよびイヌを含めた非ヒト動物においてヘアボールを治療し、および/または予防するための方法および組成物に対する要望が存在する。
本発明は、組成物の0.74乾燥重量%以下のカルシウム;組成物の0.69乾燥重量%以下のリン(phosphorous);および組成物の0.28乾燥重量%以下のナトリウムを含む組成物を、それを必要とする動物に与えることを含む、該動物においてヘアボール形成を治療し、および/または予防する方法に向けられる。この方法によると、該組成物は、動物におけるヘアボール形成、および/または動物によるヘアボール排除の治療、および/または予防に十分な量および時間にて投与される。
1つの態様において、それを必要とする動物はネコである。
もう1つの態様において、それを必要とする動物はイヌである。
なおもう1つの態様において、それを必要とする動物はウサギである。
本発明は、さらに、組成物の5乾燥重量%〜75乾燥重量%のタンパク質;組成物の5乾燥重量%〜50乾燥重量%の脂肪;組成物の5乾燥重量%〜75乾燥重量%の炭水化物;組成物の0.74乾燥重量%以下のカルシウム;組成物の0.69乾燥重量%以下のリン(phosphorous);組成物の0.28乾燥重量%以下のナトリウムを含む食品組成物に向けられ;ここで、該食品組成物は動物による消費に適切であり、該食品組成物は、動物においてヘアボール形成を治療し、および/または予防するのに効果的である。
本発明は、なおさらに、タンパク質、脂肪、炭水化物、ミネラル、およびビタミンの適切な源を混合し;該混合物を加工して、食品組成物を得ることを含む食品製品を調製する方法であって、その食品製品はコンパニオンアニマルによる消費に適切であり;かつ組成物の0.74乾燥重量%以下のカルシウム、組成物の0.69乾燥重量%以下のリン、および組成物の0.28乾燥重量%以下のナトリウムを含む、食品製品を調製する方法に向けられる。特別な態様において、本発明に従って調製された食品組成物は、組成物の5乾燥重量%〜75乾燥重量%のタンパク質;組成物の5乾燥重量%〜50乾燥重量%の脂肪;組成物の5乾燥重量%〜75乾燥重量%の炭水化物も含む。
本発明のさらなる応用分野は、以下に提供される詳細な記載から明らかとなるであろう。詳細な記載および具体的な実施例は、本発明の好ましい態様を示しつつ、説明の目的のみを意図し、本発明の範囲を限定する意図のものではない。
好ましい態様の以下の記載は、性質上、単に代表的なものであって、断じて、本発明、その応用、または用途を制限する意図のものではない。
特記しない限り、ここで、および明細書の他の箇所で表される全てのパーセンテージおよび量は、重量パーセンテージをいうと理解されるべきである。与えられる量は、材料の有効重量に基づく。全体を通じて用いられるように、当該範囲内にある各およびあらゆる値を記載するために範囲は簡略表記法として用いられる。当該範囲内にあるいずれの値も、当該範囲の終端として選択することができる。加えて、ここに引用される全ての文献は、その全体が引用により組み込まれる。本開示の定義と引用された文献のそれとがコンフリクトする場合、本開示が支配する。
定義
本明細書中に記載された発明は、記載された特定の方法、プロトコル、成分および試薬に限定されないと考えられ、というのは、これらは変化し得るからである。また、本明細書中で用いられる専門用語は、ただ特定の態様を記載することを目的とするだけのものであって、いかようにも本発明の範囲を限定する意図のものではないことは理解されるべきである。
そうでないと定義されない限り、本明細書中で使用される全ての技術的および科学的用語は、本発明が属する技術分野における当業者によって通常理解されるのと同一の意味を有する。本明細書中で記載されるのと同様なまたは同等ないずれの方法および材料も本発明の実施またはテストで用いることができるが、好ましい方法、デバイスおよび材料が今や記載される。本明細書中で言及される全ての刊行物は、本発明に関連して使用されるであろう該刊行物に報告された材料および方法を記載し、開示する目的で引用により組み込まれる。
本明細書中で、および添付の請求の範囲で用いられるように、単数形、「ある」、および「該」は、文脈が明瞭にそうでないことを指示しているのでなければ、複数の言及を含む。
本明細書中で用いるように、用語「動物」はヒト、非ヒト動物、または非ヒト哺乳動物であり、ここで、用語非ヒト動物は非ヒト霊長類(例えば、サル、チンパンジー、類人猿等)、コンパニオンアニマルおよびハウスペット(イヌ、ネコ、ウサギ等)、実験動物、飼い慣らされた動物、家畜および農場動物(例えば、ウマ、ヤギ、ヒツジ、ブタ、リャマ、アルパカ、ウシ亜科動物等)を含む。1つの実施形態において、該動物は非霊長類哺乳動物である。他の実施形態において、該動物は非ヒト霊長類である。より特別な実施形態において、該動物は、雌ネコ科動物または雌イヌ科動物のような、飼い慣らされたコンパニオンアニマルまたは「ハウス」ペットである。
本発明によると、フレーズ「それを必要とする動物」とは、ヘアボール形成の治療、予防、または制御および/またはヘアボール排除がそれに対して示されたヒトまたは非ヒト動物をいう。そのような動物は、とりわけ、例えば、現在ヘアボール形成に苦しんでいることが知られた動物、および過去においてヘアボール形成に苦しんだことがあるのが知られた動物、ならびに、自己または他の動物の毛皮をなめることによってそれらの動物の毛づくろいをする動物、または、食毛症、抜毛癖または異食症に罹った動物による、毛髪を消費する傾向または習慣に基づくヘアボール形成に苦しむ危険性があると予測される、または危険性がある動物を含む。そのような動物、例えば、毛づくろいをするネコ、ウサギ、イヌおよび他の動物の胃における毛づくろいされた毛髪の蓄積は、該動物が毛髪胃石(ヘアボール)を吐き出すように仕向ける。いくつかの場合において、それは胃腸管の閉塞に導き得る。
本明細書中で用いるように、用語「予防する」は、例えば、それを必要とする動物によるヘアボールの形成、排除、および/または(例えば、吐き出し、嘔吐および/または下痢による)排出を完全に、またはほとんど完全に停止させ、ならびに実質的に低下させることを意味する。
本明細書中で用いるように、用語「治療する」は、特許請求された治療を必要とする動物によるヘアボール形成、排出および/または排除の発生を治癒し、阻害し、阻止し、またはその徴候または効果を和らげ、またはそれを改善し、もしくはその低下を引き起こすことを意味する。
従って、用語「予防する」、「治療する」および「制御する」は、本発明の範囲を制限する意図ではなく、これらの用語間で重複があり得ることが認識されるべきである。
用語「ネコ」は、飼いネコまたは家ネコ、またはFelis domesticusとして知られたコンパニオンアニマルであるネコを含む。用語ネコは用語ネコ科動物と同義である。
本発明で用いられる用語「コンパニオンアニマル」は、イヌ、ネコ、およびげっ歯類を含めた、ヒトによってペットとして飼育されるのに適したいずれの非ヒト動物も含む。用語「イヌ」は、犬(カニスファミリアリス)、使役犬などのコンパニオンアニマルであるイヌを含む。
用語「イヌ」は、Canis familiaris、作業イヌ等のようなコンパニオンアニマルであるイヌを含む。用語イヌは用語イヌ科動物と同義である。
本明細書中で用いるように、「有効な量」、「有効量」、および同様な用語は、特定の生物学的結果、すなわち、ヘアボール制御を達成するのに有効であり得る本明細書中に記載された材料または組成物の量をいう。特別な態様において、本発明の組成物の有効量の投与は、治療される動物においてヘアボールを予防し、および/または低下させるのに十分な時間に対するものである。特別な態様において、該方法は、動物によるヘアボール排除の頻度の許容されるレベルまでの;すなわち、患者に許容されるレベルまでの、または患者が非ヒト動物である場合にはその非ヒト動物の所有者の許容されるレベルまでの低下をもたらすのに十分な時間の間、本発明の組成物を投与し、消費することを含む。有効量は、動物の理想的な体重、年齢、性別、および動物の活性、組成物の代謝可能なエネルギー、および本発明の組成物を与える頻度、例えば、毎日一回、二回、または三回、および動物に与えられる他の組成物を含めたいくつかの因子に基づくであろう。
「食品組成物」またはペット食品組成物についての「食品」は、本発明のいくつかの態様において、意図された受容体動物(例えば、飼いネコまたは飼いイヌのようなコンパニオンアニマル)のための栄養的に完全な食餌であり得る。
本明細書中で用いるように、「成分」とは、組成物のいずれかの構成要素をいう。
用語「栄養素」とは、栄養を提供する物質をいう。いくつかの場合において、成分は1を超える「栄養素」を含むことができ、例えば、組成物は、タンパク質および炭水化物を共に含めた重要な栄養素を含むトウモロコシを含むことができる。
本明細書中で考えられるように、本発明の組成物は、限定されるものではないが、栄養的に完全な、およびバランスがとれた動物食品組成物を含めるつもりである。「栄養的に完全な食餌」は、食餌中の健康な動物の正常な健康の維持のための十分な栄養素を含む食餌である。例えば、伴侶ネコ科動物およびイヌ科動物のための栄養的に完全な、かつバランスがとれたペットフード組成物は、当業者が精通している。例えば、栄養的に完全な、かつバランスがとれた動物飼料組成物に適切な栄養素および成分のような物質、およびその推奨される量は、例えば、米国飼料検査官協会(Association of American Feed Control Officials,Inc.)(AAFCO),Atlanta,GA,(2005)の公式出版物に見出すことができる。
本明細書中で用いるように、用語「サプリメント」は、限定されるものではないが、動物のための全食餌の栄養的バランスまたは効率を改善するためにもう1つの飼料と共に用いられる飼料を含む。サプリメントは、限定されるものではないが、サプリメントとして希釈せずに他の飼料に与えられる組成物を含み、これは別々に入手可能であるか、または動物の通常の飼料で希釈され、かつそれと混合されて、完全な飼料を生じさせる動物の配給量の他の部分との提案された自由な選択である。AAFCOガイドラインは、例えば、米国飼料検査官協会(Associateion of American Feed Control Officials,Inc.)(AAFCO),Atlanta,GA(2005)の公式出版物におけるサプリメントに関する議論を含む。サプリメントは、例えば、パウダー、液体、シロップ、ピル、カプセル化組成物等を含めた種々の形態であってもよい。
本発明の方法
本発明は、限定された濃度の3つの成分、カルシウム、リン、およびナトリウムを含む組成物を動物に与えることを含む、それを必要とする動物において、ヘアボール形成を治療し、および/または予防する方法に向けられる。特に、該組成物は、組成物の0.74乾燥重量%以下のカルシウム、組成物の0.69乾燥重量%以下のリン、および組成物の0.27乾燥重量%以下のナトリウムを含む。
以下により詳細に記載されるものによって例示されるこれらの組成物は、動物におけるヘアボール形成の治療および/または予防に十分な量および時間にて投与される。
この態様の特別な実施形態において、ヘアボール形成の治療および/または予防のために投与される組成物は、組成物の0.1乾燥重量%、0.2乾燥重量%、0.3乾燥重量%、0.4乾燥重量%、0.5乾燥重量%、または0.6乾燥重量%〜0.74乾燥重量%以下のカルシウムを含む。投与される組成物は、これらの態様によると、さらに、組成物の0.69乾燥重量%以下のリンを含む。これらの態様の種々の実施形態において、投与される組成物は、組成物の0.1乾燥重量%、0.2乾燥重量%、0.3乾燥重量%、0.4乾燥重量%、0.5乾燥重量%、または0.6乾燥重量%〜0.69乾燥重量%以下のリンを含む。投与される組成物は、これらの態様によると、さらに、組成物の0.28乾燥重量%以下のナトリウムを含む。これらの態様の種々の実施形態において、投与される組成物は、組成物の0.05乾燥重量%、0.10乾燥重量%、0.15乾燥重量%、0.2乾燥重量%、または0.25乾燥重量%〜0.28乾燥重量%以下のナトリウムを含むことができる。これらの態様によると、組成物は、動物においてヘアボール形成の治療に十分な量および時間にて投与される。
もう1つの態様において、本発明の方法は、本発明の組成物を投与することを含む、それを必要とする動物においてヘアボール形成を治療し、および/または予防する方法に向けられ、その組成物は、組成物の0.74乾燥重量%のカルシウム、組成物の0.69乾燥重量%のリン、および組成物の0.28乾燥重量%のナトリウムを含み、ここで、それらの組成物は、動物におけるヘアボール形成の治療および/または予防に十分な量および時間にて投与される。
特別な態様において、本発明の方法は、本発明の組成物を投与することを含む、それを必要とする動物においてヘアボール形成を治療する方法に向けられ、その組成物は、組成物の0.74乾燥重量%以下のカルシウム、組成物の0.69乾燥重量%以下のリン、および組成物の0.28乾燥重量%以下のナトリウムを含み、ここで、それらの組成物は、動物においてヘアボール形成の治療に十分な量および時間にて投与される。
この態様の特別な実施形態において、ヘアボール形成の治療のために投与される組成物は、組成物の0.1乾燥重量%、0.2乾燥重量%、0.3乾燥重量%、0.4乾燥重量%、0.5乾燥重量%、または0.6乾燥重量%〜0.74乾燥重量%以下のカルシウムを含む。投与される組成物は、これらの態様によると、さらに、組成物の0.69乾燥重量%以下のリンを含む。これらの態様の種々の実施形態において、投与される組成物は、組成物の0.1乾燥重量%、0.2乾燥重量%、0.3乾燥重量%、0.4乾燥重量%、0.5乾燥重量%、または0.6乾燥重量%〜0.69乾燥重量%以下のリンを含むことができる。投与される組成物は、これらの態様によると、さらに、組成物の0.28乾燥重量%以下のナトリウムを含む。これらの態様の種々の実施形態において、投与される組成物は、組成物の0.05乾燥重量%、0.10乾燥重量%、0.15乾燥重量%、0.2乾燥重量%、または0.25乾燥重量%〜0.28乾燥重量%のナトリウムを含むことができる。これらの態様によると、組成物は、動物においてヘアボール形成の治療に十分な量および時間にて投与される。
特別な態様において、本発明の方法は、本発明の組成物を投与することを含む、それを必要とする動物においてヘアボール形成を治療する方法に向けられ、その組成物は、組成物の0.74乾燥重量%のカルシウム、組成物の0.69乾燥重量%のリン、および組成物の0.28乾燥重量%のナトリウムを含み、ここで、それらの組成物は、動物においてヘアボール形成の治療、および/または予防に十分な量および時間にて投与される。
もう1つの特別な態様において、本発明の方法は、本発明の組成物を投与することを含む、それを必要とする動物においてヘアボール形成を予防する方法に向けられ、その組成物は、組成物の0.74乾燥重量%以下のカルシウム、組成物の0.69乾燥重量%以下のリン、および組成物の0.28乾燥重量%以下のナトリウムを含み、ここで、それらの組成物は、動物におけるヘアボール形成の予防に十分な量および時間にて投与される。
もう1つの態様において、本発明の方法は、本発明の組成物を投与することを含む、それを必要とする動物においてヘアボール形成を予防する方法に向けられ、その組成物は、組成物の0.1乾燥重量%、0.2乾燥重量%、0.3乾燥重量%、0.4乾燥重量%、0.5乾燥重量%、または0.6乾燥重量%〜0.74乾燥重量%以下のカルシウムを含む。投与される組成物は、これらの態様によると、さらに、組成物の0.69乾燥重量%以下のリンを含む。これらの態様の種々の実施形態において、投与される組成物は、組成物の0.1乾燥重量%、0.2乾燥重量%、0.3乾燥重量%、0.4乾燥重量%、0.5乾燥重量%、または0.6乾燥重量%〜0.69乾燥重量%以下のリンを含むことができる。投与される組成物は、これらの態様によると、さらに、組成物の0.28乾燥重量%以下のナトリウムを含む。これらの態様の種々の実施形態において、投与される組成物は、組成物の0.05乾燥重量%、0.10乾燥重量%、0.15乾燥重量%、0.2乾燥重量%、または0.25乾燥重量%〜0.28乾燥重量%以下のナトリウムを含むことができる。これらの態様によると、組成物は、動物においてヘアボール形成の予防に十分な量および時間にて投与される。
なおもう1つの態様において、本発明の方法は、本発明の組成物を投与することを含む、それを必要とする動物においてヘアボール形成を予防する方法に向けられ、その組成物は、組成物の0.74乾燥重量%のカルシウム、組成物の0.69乾燥重量%のリン、および組成物の0.28乾燥重量%のナトリウムを含み、ここで、それらの組成物は、動物におけるヘアボール形成の予防に十分な量および時間にて投与される。
それを必要とする動物における「ヘアボール形成の治療」なる用語は、本明細書中で用いるように、治療される動物によるヘアボール排出または排除の頻度の低下または制御、および/または動物によって排出または排除されるヘアボールのサイズの低下または制御を含む。すなわち、本明細書中で用いられるように、フレーズ「ヘアボール形成の治療」および「ヘアボール形成の予防」とは、治療される動物からのヘアボール排除の頻度またはサイズ、または頻度およびサイズの双方の低下をいい、かつそれらを含む。
治療および治療するという用語は、従って、それを必要とする治療された動物によるヘアボール生産の治療または改善の成功のいずれのそのような指標も含む。本発明との関係では、治療および/または予防は、従って、それを必要とする動物によるヘアボール排出の治療的および予防的処置の双方を含む。特許請求された方法は、従って、引き続いてのヘアボール形成の発生の中止、改善、または阻止、および/または治療される動物によるヘアボール形成および/または排出の引き続いての出現の予防、またはその危険性の低下を含めた、動物によるヘアボール生産、排出、および排除の完全なまたは部分的根絶を含むことができる。
特許請求された方法によると、本発明の組成物は、ヘアボール形成および/またはヘアボールの排出または排除の治療または予防を必要とする動物に経口投与される。組成物は、典型的には、毎週少なくとも一回、一週間につき少なくとも三回、または一日につき少なくとも一回投与される。ある態様において、組成物は特許請求された治療を必要とする動物に自由に提供される。組成物は、許容される頻度までのヘアボール形成および/または排除の排除、または低下に十分な時間投与される。
本発明の組成物
本発明の組成物は、組成物の5乾燥重量%〜75乾燥重量%のタンパク質、組成物の5乾燥重量%〜50乾燥重量%の脂肪、組成物の5乾燥重量%〜75乾燥重量%の炭水化物、組成物の0.74乾燥重量%以下のカルシウム、組成物の0.69乾燥重量%以下のリン、および組成物の0.28乾燥重量%以下のナトリウムを含む食品組成物を含み、ここで、該食品組成物は動物による消費に適しており、ここで、該組成物は動物におけるヘアボール形成の治療および/または予防に効果的である。
本発明の組成物を調製するにおいて、組成物の構成要素は、各々、組成物の乾燥重量で表して、0.74%以下のカルシウム、0.69%以下のリン、および0.28%以下のナトリウムを含有するように調整される。
本発明の特別な態様において、組成物の構成要素は、組成物の0.1乾燥重量%、0.2乾燥重量%、0.3乾燥重量%、0.4乾燥重量%、0.5乾燥重量%、または0.6乾燥重量%〜0.74乾燥重量%以下のカルシウム;組成物の0.1乾燥重量%、0.2乾燥重量%、0.3乾燥重量%、0.4乾燥重量%、0.5乾燥重量%、または0.6乾燥重量%〜0.69乾燥重量%以下のリン、および組成物の0.05乾燥重量%、0.10乾燥重量%、0.15乾燥重量%、0.2乾燥重量%、または0.25乾燥重量%〜0.28乾燥重量%以下のナトリウムを含有するように調整される。
カルシウム、リン、およびナトリウムの源は、例えば、組成物の他の構成要素の混合の間および/または後のような、配合物の加工の間に組成物に組み込むことができる。本発明の方法に従って投与されるべき組成物は、ある態様においては、栄養的にバランスがとれた、および/または栄養的に完全な動物食品製品または食餌である動物食品組成物として配合される。他の態様において、組成物は、栄養サプリメント、おやつ、または玩具として配合され、調製される。
例えば、本発明の栄養的に完全なかつバランスがとれたネコ食品組成物は、0重量%〜90重量%、5重量%〜75重量%、10重量%〜60重量%、および15重量%〜50重量%のタンパク質;0重量%〜75重量%、2重量%〜60重量%、および5重量%〜50重量%の炭水化物;2重量%〜60重量%、5重量%〜50重量%、および10重量%〜35重量%の脂肪を含むことができる。組成物は、さらに、0重量%〜15重量%、または2重量%〜8重量%のビタミン(例えば、ビタミンE)およびミネラル、抗酸化剤、および他の栄養素、例えば、アミノ酸(例えば、メチオニン、DL−メチオニンおよびL−メチオニン)および抗酸化剤を含有することができ、それらは動物の栄養的ニーズを支える。本発明の組成物は、各々、組成物の乾燥重量で表して、0.74%以下のカルシウム、0.69%以下のリン、および0.28%以下のナトリウムを含有することができる。
これらの栄養的に完全なネコ食品配合物の組成物は、組成物の0.1乾燥重量%、0.2乾燥重量%、0.3乾燥重量%、0.4乾燥重量%、0.5乾燥重量%、または0.6乾燥重量%〜0.74乾燥重量%以下のカルシウム;組成物の0.1乾燥重量%、0.2乾燥重量%、0.3乾燥重量%、0.4乾燥重量%、0.5乾燥重量%、または0.6乾燥重量%〜0.69乾燥重量%以下のリン、および組成物の0.05乾燥重量%、0.10乾燥重量%、0.15乾燥重量%、0.2乾燥重量%、または0.25乾燥重量%〜0.28乾燥重量%以下のナトリウムを含有するように調整することができる。
例えば、本発明の栄養的に完全なかつバランスがとれたイヌ食品組成物は:0重量%〜90重量%、5重量%〜75重量%、10重量%〜60重量%、および15重量%〜50重量%のタンパク質;0重量%〜90重量%、2重量%〜80重量%、5重量%〜75重量%、および10重量%〜50重量%の炭水化物;2重量%〜60重量%、5重量%〜50重量%、および10重量%〜35重量%の脂肪を含むことができる。該組成物は、さらに、0重量%〜15重量%、または2重量%〜8重量%のビタミンおよびミネラル、抗酸化剤、および動物の栄養的ニーズを支える他の栄養素を含有することができる。本発明のこれらの組成物は、各々、組成物の乾燥重量で表して、0.74%以下のカルシウム、0.69%以下のリン、および0.28%以下のナトリウムを含有する。
これらの栄養的に完全なイヌ食品配合物の組成物は、組成物の0.1乾燥重量%、0.3乾燥重量%、0.4乾燥重量%、0.5乾燥重量%、または0.6乾燥重量%〜0.74乾燥重量%以下のカルシウム;組成物の0.1乾燥重量%、0.2乾燥重量%、0.3乾燥重量%、0.4乾燥重量%、0.5乾燥重量%、または0.6乾燥重量%〜0.69乾燥重量%以下のリン、および組成物の0.05乾燥重量%、0.10乾燥重量%、0.15乾燥重量%、0.2乾燥重量%、または0.25乾燥重量%〜0.28乾燥重量%以下のナトリウムを含有するように調整することができる。
特に、組成物が栄養的に完全かつ栄養的にバランスがとれた食餌として、またはその構成要素として調製されるべき本発明の組成物を配合するにおいて、それらの組成物は、例えば、ヘアボール形成の治療および/または予防を必要とする動物のカルシウム、リン、およびナトリウムを含めた、種々の食餌構成要素についての提案された最小食餌要件を考慮すべきである。カルシウム、リン、およびナトリウムの範囲の提案された最小は、当業者に知られており、または、標準的な源から、例えば、先に引用されたAAFCOガイドライン等から容易に決定される。例えば、ネコについては、組成物は、ある態様においては、最小0.6%のカルシウム、0.5%のリンおよび0.06%のナトリウムを含有することができる。
特許請求された方法において投与されるべき本発明の組成物、特に、本発明の食品製品に含めるのに適した、タンパク質、炭水化物、脂肪、ビタミン、ミネラル、バランス剤等の源は、当業者に知られた慣用的な材料のうちから選択することができる。
本発明の食品組成物の成分として有用なタンパク質は、例えば、肉タンパク質単離物、ホエイタンパク質単離物、その混合物等のような動物源、ならびに大豆タンパク質単離物、トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦グルテン、その混合物等のような植物源からのタンパク質を含めた、いずれの源からのものであってもよい。タンパク質のさらなる源は、以下の、例えば、ウシ、ヒツジ、ブタ、ヤギ、シカ、ウサギ、ウマ、カンガルー、それらの乳、カード、ホエイまたは血液、および平滑筋、横紋筋、肝臓、腎臓、腸または心臓のような内部組織および器官のいずれかからの、哺乳動物、鳥類、爬虫類、両生類、魚類、無脊椎動物タンパク質およびその組合せを含めた動物タンパク質の1以上を含むことができ;鳥類タンパク質源はニワトリ、ニワトリ副産物、シチメンチョウ、ガチョウ、アヒル、ダチョウ、ウズラ、ハト、それらの卵、および平滑筋、横紋筋、肝臓、腎臓、腸または心臓のような内部組織および器官を含み;両生類源はカエルまたはサンショウウオを含み、爬虫類タンパク質源はワニ、トカゲ、カメおよびヘビを含み;魚類タンパク質源はナマズ、ニシン、サケ、マグロ、ブルーフィッシュ、タラ、オヒョウ、マス、メカジキおよびそれらの卵を含み;および無脊椎動物タンパク質源はロブスター、カニ、ハマグリ、イガイまたはカキ、およびその組合せを含む。
本発明の組成物の炭水化物構成要素はいずれの源からのものであってもよく、タンパク質源のようなもう1つの成分の一部として食品組成物に入れることができる。ある態様において、本発明の食品組成物の成分として有用な炭水化物は、加水分解された場合にエネルギーを得るために代謝される多糖(例えば、澱粉およびデキストリン)および糖(例えば、スクロース、ラクトース、マルトース、グルコース、およびフルクトース)を含む。本明細書中で開示される組成物に含めるのに適した炭水化物源の例は、限定されるものではないが、トウモロコシ、全黄トウモロコシ、酒米、コーングルテンミール、グレインソルガム、小麦、大麦、および米を含む。
本発明の食品組成物の成分として有効な脂肪は、限定されるものではないが、家禽脂肪、牛脂、ラード、上質ホワイトグリース、大豆油、トウモロコシ油、カノーラ油、ヒマワリ油、その混合物等のようないずれの源からのもであってもよい。脂肪は、食品組成物の外側に沈着して、食品組成物、または2つの方法の混合物内に完全に取り込まれてよい。
1つの態様において、特許請求された方法において投与されるべき組成物は、サプリメントとして配合し、調製される。サプリメントは、例えば、食品製品、飼料、またはもう1つの食品製品と共に用いることができるペットフード、全体の栄養的バランスまたは効率を改良するための飼料、またはペットフード組成物を含む。考えられるサプリメントは、サプリメントとして他の飼料またはペットフードに希釈されずに与えられる組成物を含み、これは別々に入手可能であるか、または動物の通常の飼料またはペットフードで希釈され、それと混合されて、完全な飼料またはペットフードを生じさせる動物の配給量の他の部分との提案された自由選択である。AAFCOは、例えば、米国飼料検査官協会(American Feed Control Officials,Incorp.)の公式出版物(2003)、頁220においてサプリメントに関する議論を提供している。サプリメントは、例えば、パウダー、液体、シロップ、ピル、カプセル化組成物等を含めた種々の形態であってよい。
もう1つの態様において、本発明のおやつは、例えば、各々、おやつの乾燥重量%で表して、0.74%以下のカルシウム、0.69%以下のリン、および0.28%以下のナトリウムを含む食用製品を提供するための、ドライフードについて前記したものと同様な押出またはベーキングプロセスによって調製することができる。おやつは、例えば、動物に与えられて、該動物が非食事時の間に食べるように誘い込む組成物を含む。おやつは栄養性のものとすることができ、ここで、該組成物は、1以上の栄養素を含み、例えば、食品について前記した組成を有することができる。非栄養性おやつは、非毒性であるいずれかの他のおやつを含む。本発明の組成物は、おやつ上に被覆することができ、おやつ中に組み込むことができ、またはその双方ができる。再度、おやつの配合物は、組成物の0.1乾燥重量%、0.2乾燥重量%、0.3乾燥重量%、0.4乾燥重量%、0.5乾燥重量%、または0.6乾燥重量%〜0.74乾燥重量%以下のカルシウム;組成物の0.1乾燥重量%、0.2乾燥重量%、0.3乾燥重量%、0.4乾燥重量%、0.5乾燥重量%、または0.6乾燥重量%〜0.69乾燥重量%以下のリン、および組成物の0.05乾燥重量%、0.10乾燥重量%、0.15乾燥重量%、0.2乾燥重量%、または0.25乾燥重量%〜0.28乾燥重量%以下のナトリウムを含有するように調整することができる。
もう1つの態様において、動物玩具は、典型的には、いずれかの現存の玩具を、該玩具の0.74乾燥重量%以下のカルシウム、0.69乾燥重量%以下のリン、および0.28乾燥重量%以下のナトリウムを提供する配合物で被覆することによって調製される咀嚼可能または消費可能な玩具である。玩具は、従って、例えば、咀嚼可能な玩具を含む。イヌに対する考えられる玩具は、例えば、人工骨を含む。ある態様において、組成物は、玩具の表面に、または玩具の構成要素の表面にコーティングを形成することができ、またはそれは玩具全体にわたって部分的にまたは十分に、または双方にて組み込まれ、玩具の0.74乾燥重量%以下のカルシウム、0.69乾燥重量%以下のリン、および0.28乾燥重量%以下のナトリウムを供することができる。本発明の玩具は、ある実施形態において、組成物の0.1乾燥重量%、0.2乾燥重量%、0.3乾燥重量%、0.4乾燥重量%、0.5乾燥重量%、または0.6乾燥重量%〜0.74乾燥重量%以下のカルシウム;組成物の0.1乾燥重量%、0.2乾燥重量%、0.3乾燥重量%、0.4乾燥重量%、0.5乾燥重量%、または0.6乾燥重量%〜0.69乾燥重量%以下のリン、および組成物の0.05乾燥重量%、0.10乾燥重量%、0.15乾燥重量%、0.2乾燥重量%、または0.25乾燥重量%〜0.28乾燥重量%以下のナトリウムを含有するように配合することができる。
広い範囲の適切な玩具が現在市販されている。例えば、米国特許第5,339,771号(および米国特許第5,339,771号に開示された文献)参照。また、例えば、米国特許第5,419,283号(および米国特許第5,419,283号に開示された文献)も参照。本発明では、部分的に消耗性の玩具(例えば、プラスティック構成要素を含む玩具)および完全に消耗性の玩具(例えば、生皮および種々の人工骨)の双方が考えられることが認識されるべきである。さらに、本発明では、ヒトおよび非ヒト用途双方のための、特に、コンパニオンアニマル、農場動物および動物園動物用途のための、特に、ネコ、イヌ、およびウサギ用途のための玩具が考えられることが認識されるべきである。
本発明の組成物の調製
本明細書中で開示された方法を必要とする動物に投与されるべき本発明の組成物は、動物による消費に適した食品製品として調製することができる。これらの食品製品はいずれの粘稠度または水分含有量のものであってもよく;すなわち、本発明の組成物は、湿潤、半湿潤または乾燥食品製品であってよい。「湿潤」食品製品は、一般には、60%〜90%以上の水分含有量を持つものである。「乾燥」食品製品は、一般には、3%〜11%の水分含有量を持つものであって、しばしば、小片またはキブルの形態で製造される。「半湿潤」食品製品は、一般には、25%〜35%の水分含有量を有する。本発明の食品製品は、1を超える粘稠度の構成要素、例えば柔軟な咀嚼性肉−様粒子または片、ならびに、例えば、米国特許第6,517,877号に記載された外側穀物構成要素またはコーティングおよび内側「クリーム」構成要素を有するキブルを含んでもよい。
ある態様において、食品製品は、当業者に知られた慣用的な食品調製プロセスを用いて缶詰もしくは湿潤形態に調製することができる。典型的には、粉砕された動物タンパク質性組織は、ビタミンおよびミネラル混合物、無機塩、セルロース、ビートパルプ等、および加工に十分な量の水のような特殊な目的の添加物を含めた、穀粒、適当な炭水化物源、脂肪、油、およびバランス成分のような他の成分と混合される。該成分は、構成要素をブレンドしつつ加熱に適した容器中で混合される。混合物の加熱は、いずれかの適切な方法、例えば、直接的蒸気注入を用いて、または熱交換器を備えた容器を用いて行われる。配合物の成分の全ての添加に続いて、混合物を10℃から100℃(50°Fから212°Fの温度まで加熱する。この範囲外の温度を用いてよいが、それらは他の加工助剤の使用無くしては商業的には非現実的であろう。適切な温度まで加熱する場合、材料は、典型的には、缶中に分注される濃厚な液体の形態となろう。蓋を適用し、容器を密封する。密封された缶を、次いで、内容物の滅菌のために設計された慣用的な機器に入れる。滅菌は、通常、用いる温度、組成物の性質、および関連因子に依存して、230°を超える温度まで適切な時間加熱することによって達成される。本発明の組成物および食品製品を、それらの調製の前、間、または後に食品組成物に加え、または食品組成物と組み合わせることもでき、但し、得られた混合物は組成物の0.74乾燥重量%以下のカルシウム、組成物の0.69乾燥重量%以下のリン;および組成物の0.28乾燥重量%以下のナトリウムを含有するものとする。
他の態様において、組成物の成分は、組成物の0.1乾燥重量%、0.2乾燥重量%、0.3乾燥重量%、0.4乾燥重量%、0.5乾燥重量%、または0.6乾燥重量%〜0.74乾燥重量%以下のナトリウム;組成物の0.1乾燥重量%、0.2乾燥重量%、0.3乾燥重量%、0.4乾燥重量%、0.5乾燥重量%、または0.6乾燥重量%〜0.69乾燥重量%以下のリン、および組成物の0.05乾燥重量%、0.10乾燥重量%、0.15乾燥重量%、0.2乾燥重量%、または0.25乾燥重量%〜0.28乾燥重量%以下のナトリウムを含有するように調整される。
他の態様において、食品製品は、当業者に知られた慣用的なプロセスを用いて乾燥形態に調製することができる。典型的には、乾燥された動物タンパク質、植物タンパク質、穀類等を含めた乾燥成分を一緒に粉砕し、混合する。脂肪、油、水、動物タンパク質、水等を含めた液体または湿潤成分を乾燥材料と組み合わせて加える。種々の成分を組み合わせるのに用いられる特定の配合、添加の順序、組合せ、方法および機器は、当該分野で知られたものから選択することができる。例えば、ある態様においては、得られた混合物はキブルまたは同様な乾燥片に加工され、それは、乾燥および湿潤成分の混合物が高圧および高温にて機械加工に付され、小さな穴または開口を通し、例えば、回転するナイフでキブルに切断される押出プロセスを用いて形成される。得られたキブルを乾燥し、所望により、例えば、着香剤、脂肪、油、粉末化成分等を含む1以上の局所コーティングでコーティングすることもできる。キブルは、押出よりはむしろ、生地が乾燥―加熱加工前にモールドに入れられるベーキングによって生地から調製することもできる。
本発明の方法で用いる組成物の調製において、いずれの成分も、一般に、配合物の加工の間に、例えば、組成物の他の構成要素の混合の間および/または後に組成物に組み込むことができる。これらの構成要素の組成物への分配は、慣用的な手段によって達成することができる。ある態様において、粉砕された動物および/または家禽タンパク質性組織を、栄養バランス剤、無機塩を含めた他の構成要素と混合し、さらに、加工のための十分な水と共にセルロース、ビートパルプ、増量剤等を含むことができる。
特別な態様において、組成物は、咀嚼するのがより容易となるように配合される。特別な態様において、組成物および食品製品は、動物の種および品種の間の特別な栄養的差、ならびに動物の属性の一以上に対処するように配合される。例えば、イヌ科およびネコ科動物食品は、例えば、典型的には、生命段階、年齢、サイズ、体重、体の組成および品種に基づいて配合される。
従って、1つの特別な態様において、本発明は、食品製品を調製する方法に向けられ、該方法は、タンパク質、脂肪、炭水化物、ミネラル、およびビタミンの適切な源を混合し、次いで、混合物を加工して、食品製品を提供し、動物、例えば、ネコ科またはイヌ科コンパニオンアニマルのようなコンパニオンアニマルによる消費に適した食品製品を提供することを含み、ここで、該食品製品は、食品製品の0.60乾燥重量%〜0.74乾燥重量%のカルシウム、食品製品の0.50乾燥重量%〜0.69乾燥重量%のリン、および食品製品の0.06乾燥重量〜0.28乾燥重量%のナトリウムを含む。
本発明を以下の実施例でさらに記述するが、それらは単に例示的なものであって、も記載された発明の範囲および特許請求の範囲をいかようにも限定するものではない。
食餌のミネラルの制限によるネコ科動物におけるヘアボール制御
先にヘアボール形成体として確認された18匹のネコを本実験で登録した。これらのうち、1匹の猫は7週間後に試験から取り除き、他方、残りの17匹のネコは全実験を完了することができた。
実験は、4つの時間的セグメントを含むものであり、これは、「プレ−テスト」(2週間)、「期間1」、「移行」および「期間2」と指名した。まず、全てのネコに、「プレ−テスト」および「ウオッシュアウト」食餌として2週間の間、成体ネコ科動物食餌を与えた。この配合物は、家禽副産物、トウモロコシおよびトウモロコシ−由来成分、脂肪、ビタミンおよびミネラルを含むものであった。この最初のセグメント後に、ネコを2つの群に分けた。
各々、合計して8週間(「期間1」)、最初の群(「群I」)のネコに実験配合物を与え、第二の群(「群II」)のネコに制御配合物を与えた。実験および制御配合物の組成を表1に掲げる:
Figure 0006001184
この8週間セグメント「(期間1)」の完了に際して、動物の全てに、再度、2週間の「移行」期間の間、前記した成体ネコ科動物食餌(「ウオッシュアウト」食餌)を与えた。
各々、合計8週間(「期間2」)の間、2週間の「移行」期間の完了に際して、第一の群(「群I」)のネコに制御配合物を与え、第二の群(「群II」)のネコに実験配合物を与えた。
沈着したヘアボールの数は、実験においてネコの各々について記録し、毎週スコア取りした。これらのデータを以下の表2に示す。
Figure 0006001184
表2は、各時間セグメントの間におけるネコの各群で観察されたヘアボールの数を掲げる。前記したように、群1は8匹のネコを含むものであり、群2は9匹のネコを含むものであった。先にも記載したように、標準食餌を給餌前および移行期間の間投与し、その双方は2週間継続し、他方、制御および実験食餌は、各々、8週間の間与えた。表2のデータは、カルシウム、リンおよびナトリウムの示されたより低いレベルでの実験食餌の給餌の結果、8週間のテスト期間にわたり、対照食餌での合計151から、実験食餌での81のみまでのヘアボール形成の実質的減少、すなわち、45%を超える減少がもたらされた。
本発明を詳細かつその特別な例に言及して記載してきたが、種々の変形および修飾をその精神および範囲を逸脱することなくそこでなすことができるのは当業者に明らかであろう。
本明細書を通じて用いられるように、範囲はその範囲内にある各数値それぞれを表す短縮形として用いられる。該範囲内にある値はいずれも、該範囲の上限下限として選択され得る。加えて、本明細書中で引用されるすべての参考文献は、引用によりその完全な内容でここに含まれる。本開示の定義と引用の定義とに齟齬がある場合、本開示により調整される。
そうではないと特定されない限り、ここで及び本明細書中の他の箇所に示されるパーセンテージおよび量はすべて、重量パーセントを意味すると理解されるべきである。所定の量は、物質の有効重量(active weight)に基づく。

Claims (19)

  1. それを必要とする動物においてヘアボール形成を治療し、および/または予防する方法であって、該方法は:
    組成物の0.74乾燥重量%以下のカルシウム;
    組成物の0.69乾燥重量%以下のリン;および
    組成物の0.28乾燥重量%以下のナトリウム
    を含む組成物を該動物に与えることを含み、
    ここで、該組成物は、該動物においてヘアボール形成の治療および/または予防に十分な量および時間にて投与される方法。
  2. 該方法が、該動物によるヘアボール排出の頻度を低下させることを含む、請求項1記載の方法。
  3. 該動物が非ヒト動物である、請求項1または2記載の方法。
  4. 該動物がコンパニオンアニマルである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 該動物がネコ科動物である、請求項4記載の方法。
  6. 該動物がイヌ科動物である、請求項4記載の方法。
  7. 該組成物が実質的に栄養的に完全な食品組成物である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 該組成物の0.74乾燥重量%以下のカルシウム;
    当該組成物の0.50乾燥重量%〜0.69乾燥重量%のリン;
    当該組成物の0.28乾燥重量%以下のナトリウム;
    を含む食品組成物であって、
    該食品組成物は動物による消費に適しており;かつ
    該組成物は該動物におけるヘアボール形成の治療および/または予防用に有効であるヘアボール形成の予防用食品組成物。
  9. 当該組成物の0.60乾燥重量%〜0.74乾燥重量%のカルシウムを含む、請求項8記載の組成物。
  10. 当該組成物の0.70乾燥重量%〜0.74乾燥重量%のカルシウムを含む、請求項9の組成物。
  11. 当該組成物の0.60乾燥重量%〜0.69乾燥重量%のリンを含む、請求項8〜10のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 当該組成物の0.06乾燥重量%〜0.28乾燥重量%のナトリウムを含む、請求項8〜11のいずれか一項に記載の組成物。
  13. 当該組成物の0.10乾燥重量%〜0.28乾燥重量%のナトリウムを含む、請求項12記載の組成物。
  14. 当該組成物の0.20乾燥重量%〜0.28乾燥重量%のナトリウムを含む、請求項13記載の組成物。
  15. 各々、組成物の乾燥重量で表して、0.74%のカルシウム、0.69%のリン、および0.28%のナトリウムを含む、請求項8記載の組成物。
  16. 該動物がコンパニオンアニマルである、請求項8〜15のいずれか一項に記載の組成物。
  17. 該コンパニオンアニマルがネコ科動物である、請求項16記載の組成物。
  18. 該コンパニオンアニマルがイヌ科動物である、請求項16記載の組成物。
  19. コンパニオンアニマルによる消費に適している、ヘアボール形成の予防用の食品製品を調製する方法であって、
    食品製品の0.60乾燥重量%〜0.74乾燥重量%のカルシウム、食品製品の0.50乾燥重量%〜0.69乾燥重量%のリンおよび食品製品の0.06乾燥重量%〜0.28乾燥重量%のナトリウムを混合すること;および、
    食品製品を提供するために、該混合物を加工することを含む方法。

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