JPH08191668A - ペットフード - Google Patents
ペットフードInfo
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- JPH08191668A JPH08191668A JP7021180A JP2118095A JPH08191668A JP H08191668 A JPH08191668 A JP H08191668A JP 7021180 A JP7021180 A JP 7021180A JP 2118095 A JP2118095 A JP 2118095A JP H08191668 A JPH08191668 A JP H08191668A
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- JP
- Japan
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- pet food
- pet
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- powder
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ペットフードに含まれる不飽和脂肪酸のトラ
ンス/シス比が重量比として0.001〜0.3であ
り、且つ、ペットフードを乾燥させた場合の重量として
その中に2〜30重量%の食物繊維を含むと共に、杜
仲、ゲンノショウコ、サンシシ、車前草、ブクリョウ、
ハブ茶、十薬、センナ、大黄、麻黄、人参、ヨクイニ
ン、ホップ、トウガラシ、ウーロン茶、プランタゴオバ
タ及びギムネマシルベスタの群から選択された生薬及び
それらの溶媒抽出物の1種または2種以上を含むことを
特徴とするペットフード。 【効果】 本発明のペットフードは、これを用いてペッ
トを飼育することにより、ペットの健康に何ら悪影響を
及ぼすことなく、ペットの肥満が予防又は改善できる。
ンス/シス比が重量比として0.001〜0.3であ
り、且つ、ペットフードを乾燥させた場合の重量として
その中に2〜30重量%の食物繊維を含むと共に、杜
仲、ゲンノショウコ、サンシシ、車前草、ブクリョウ、
ハブ茶、十薬、センナ、大黄、麻黄、人参、ヨクイニ
ン、ホップ、トウガラシ、ウーロン茶、プランタゴオバ
タ及びギムネマシルベスタの群から選択された生薬及び
それらの溶媒抽出物の1種または2種以上を含むことを
特徴とするペットフード。 【効果】 本発明のペットフードは、これを用いてペッ
トを飼育することにより、ペットの健康に何ら悪影響を
及ぼすことなく、ペットの肥満が予防又は改善できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、愛玩動物の肥満を予防
又は改善するための安全性の高いペットフードに関す
る。
又は改善するための安全性の高いペットフードに関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
犬や猫の肥満発生率は30〜40%と高く、また、ペッ
トがコンパニオンアニマルとして家族の一員同様に扱わ
れるようになるにつれ、ペットの肥満予防に関する飼い
主の関心も高まっている。
犬や猫の肥満発生率は30〜40%と高く、また、ペッ
トがコンパニオンアニマルとして家族の一員同様に扱わ
れるようになるにつれ、ペットの肥満予防に関する飼い
主の関心も高まっている。
【0003】従来、ペットの肥満予防法として、脂肪を
強度に制限し、繊維質を大幅に増量した減量食を用いた
食事療法が一般に行われていた。しかし、その食事療法
には給与量の制限が必要であるため、空腹を覚えたペッ
トに飼い主が負け、減量に失敗することが多かった。ま
た、極度の給与制限による減量は脂肪肝を引き起こす
等、かえって健康へ悪影響を及ぼすため、食事制限の必
要の無い食事療法の開発が望まれていた。
強度に制限し、繊維質を大幅に増量した減量食を用いた
食事療法が一般に行われていた。しかし、その食事療法
には給与量の制限が必要であるため、空腹を覚えたペッ
トに飼い主が負け、減量に失敗することが多かった。ま
た、極度の給与制限による減量は脂肪肝を引き起こす
等、かえって健康へ悪影響を及ぼすため、食事制限の必
要の無い食事療法の開発が望まれていた。
【0004】一方、近年、生薬を飼料に配合して家畜の
疾病を予防する種々の検討が行われており(特開昭52
−28922号、特開平1−172334号、特開平1
−172336号、特開平1−172338号、特開平
1−172339号、特開平1−172341号、特開
平1−285160号、特開平3−198747号公
報)、健康増進を目的とした生薬のペットフードへの配
合も検討されているが(特開平4−16150号公
報)、肥満の予防を目的としたペットフードへの生薬配
合の検討は行われていなかった。
疾病を予防する種々の検討が行われており(特開昭52
−28922号、特開平1−172334号、特開平1
−172336号、特開平1−172338号、特開平
1−172339号、特開平1−172341号、特開
平1−285160号、特開平3−198747号公
報)、健康増進を目的とした生薬のペットフードへの配
合も検討されているが(特開平4−16150号公
報)、肥満の予防を目的としたペットフードへの生薬配
合の検討は行われていなかった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
犬、猫等の愛玩動物の肥満を効果的に予防、改善するこ
とができるペットフードを提供することを目的とする。
犬、猫等の愛玩動物の肥満を効果的に予防、改善するこ
とができるペットフードを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は上記
目的を達成するため鋭意研究を行い、ヒトの疾病の予防
又は治療に従来より使用されている生薬の中から、強
壮、代謝改善、利尿、緩下、発汗、脂質代謝改善等の効
果が知られ、肥満の予防又は改善する効果を持つと思わ
れる生薬に着目し、杜仲、ゲンノショウコ、サンシシ、
車前草、ブクリョウ、ハブ茶、十薬、センナ、大黄、麻
黄、人参、ヨクイニン、ホップ、トウガラシ、ウーロン
茶、プランタゴオバタ及びギムネマシルベスタを選定し
たが、これらの生薬やその溶媒抽出物を単に配合しただ
けではなお十分な肥満抑制効果がないものであったが、
ペットフード中の不飽和脂肪酸のトランス/シス比を重
量比として0.001〜0.3の範囲に調整し、しかも
ペットフードを乾燥させた場合の重量としてその中に2
〜30重量%の食物繊維を配合することにより、ペット
の健康に悪影響を及ぼすことがなく、顕著な肥満予防効
果が得られることを見いだし、本発明を完成するにいた
った。
目的を達成するため鋭意研究を行い、ヒトの疾病の予防
又は治療に従来より使用されている生薬の中から、強
壮、代謝改善、利尿、緩下、発汗、脂質代謝改善等の効
果が知られ、肥満の予防又は改善する効果を持つと思わ
れる生薬に着目し、杜仲、ゲンノショウコ、サンシシ、
車前草、ブクリョウ、ハブ茶、十薬、センナ、大黄、麻
黄、人参、ヨクイニン、ホップ、トウガラシ、ウーロン
茶、プランタゴオバタ及びギムネマシルベスタを選定し
たが、これらの生薬やその溶媒抽出物を単に配合しただ
けではなお十分な肥満抑制効果がないものであったが、
ペットフード中の不飽和脂肪酸のトランス/シス比を重
量比として0.001〜0.3の範囲に調整し、しかも
ペットフードを乾燥させた場合の重量としてその中に2
〜30重量%の食物繊維を配合することにより、ペット
の健康に悪影響を及ぼすことがなく、顕著な肥満予防効
果が得られることを見いだし、本発明を完成するにいた
った。
【0007】以下、本発明につき更に詳しく説明する
と、本発明のペットフードは、ペットフードに含まれる
不飽和脂肪酸のトランス/シス比が重量比として0.0
01〜0.3であり、且つ、乾燥成分として2〜30重
量%の食物繊維を含むと共に、杜仲、ゲンノショウコ、
サンシシ、車前草、ブクリョウ、ハブ茶、十薬、セン
ナ、大黄、麻黄、人参、ヨクイニン、ホップ、トウガラ
シ、ウーロン茶、プランタゴオバタ及びギムネマシルベ
スタの群から選択された生薬及びそれらの溶媒抽出物の
1種または2種以上を含有してなるものである。
と、本発明のペットフードは、ペットフードに含まれる
不飽和脂肪酸のトランス/シス比が重量比として0.0
01〜0.3であり、且つ、乾燥成分として2〜30重
量%の食物繊維を含むと共に、杜仲、ゲンノショウコ、
サンシシ、車前草、ブクリョウ、ハブ茶、十薬、セン
ナ、大黄、麻黄、人参、ヨクイニン、ホップ、トウガラ
シ、ウーロン茶、プランタゴオバタ及びギムネマシルベ
スタの群から選択された生薬及びそれらの溶媒抽出物の
1種または2種以上を含有してなるものである。
【0008】ここで、本発明でいう不飽和脂肪酸のトラ
ンス/シス比とは、本発明のペットフードに含まれる脂
肪の不飽和脂肪酸の組成を規定するものであり、不飽和
脂肪酸をエライジン酸やリノエライジン酸等のトランス
型不飽和脂肪酸及びオレイン酸やリノール酸等のシス型
不飽和脂肪酸に分類し、トランス型不飽和脂肪酸の含有
率をシス型不飽和脂肪酸の含有率で除した数をトランス
/シス比としたものである。本発明のペットフードの肥
満抑制効果は不飽和脂肪酸のトランス/シス比が0.0
01〜0.3において発現するが、特にトランス/シス
比が0.005〜0.2において効果が高い。
ンス/シス比とは、本発明のペットフードに含まれる脂
肪の不飽和脂肪酸の組成を規定するものであり、不飽和
脂肪酸をエライジン酸やリノエライジン酸等のトランス
型不飽和脂肪酸及びオレイン酸やリノール酸等のシス型
不飽和脂肪酸に分類し、トランス型不飽和脂肪酸の含有
率をシス型不飽和脂肪酸の含有率で除した数をトランス
/シス比としたものである。本発明のペットフードの肥
満抑制効果は不飽和脂肪酸のトランス/シス比が0.0
01〜0.3において発現するが、特にトランス/シス
比が0.005〜0.2において効果が高い。
【0009】また、本発明でいう食物繊維とは、ヘミセ
ルロース、セルロース、ペクチン、リグニン等の難消化
成分の総体を指し、ここで定める食物繊維の含有量はA
OAC法(プロスキーの酵素重量法)で定量した食物繊
維量である。食物繊維の配合量は肥満予防効果及びペッ
トの嗜好性の面から、ペットフードを乾燥させた場合の
重量中2〜30重量%が好ましく、特に5〜15重量%
が好ましい。
ルロース、セルロース、ペクチン、リグニン等の難消化
成分の総体を指し、ここで定める食物繊維の含有量はA
OAC法(プロスキーの酵素重量法)で定量した食物繊
維量である。食物繊維の配合量は肥満予防効果及びペッ
トの嗜好性の面から、ペットフードを乾燥させた場合の
重量中2〜30重量%が好ましく、特に5〜15重量%
が好ましい。
【0010】一方、本発明で使用する生薬は、杜仲、ゲ
ンノショウコ、サンシシ、車前草、ブクリョウ、ハブ
茶、十薬、センナ、大黄、麻黄、人参、ヨクイニン、ホ
ップ、トウガラシ、ウーロン茶、プランタゴオバタ、ギ
ムネマシルベスタであり、これら生薬は、いずれも従来
より漢方薬や民間薬などとしてヒトの疾病の予防又は治
療に用いられている安全性の高いものであり、樹皮、種
実等の使用部位はいずれも漢方薬や民間薬における使用
部位を用いるものである。
ンノショウコ、サンシシ、車前草、ブクリョウ、ハブ
茶、十薬、センナ、大黄、麻黄、人参、ヨクイニン、ホ
ップ、トウガラシ、ウーロン茶、プランタゴオバタ、ギ
ムネマシルベスタであり、これら生薬は、いずれも従来
より漢方薬や民間薬などとしてヒトの疾病の予防又は治
療に用いられている安全性の高いものであり、樹皮、種
実等の使用部位はいずれも漢方薬や民間薬における使用
部位を用いるものである。
【0011】上記生薬は、原末として用いられ、またそ
の溶媒抽出物を用いることができる。溶媒抽出物として
は精製水の他に、塩化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸水素ナトリウム等の水溶性塩類、NaOH等のアルカ
リ、塩酸等の酸を添加した水溶液:メタノール、エタノ
ール、酢酸エチル、プロピレングリコール、エチルエー
テル、ジオキサン、グリセリン、アセトン等の極性溶
媒、ヘキサン、石油エーテル、シクロヘキサン等の非極
性溶媒又はこれらの混合溶媒等で抽出することにより得
られる抽出物、その抽出物を同一又は異なる溶媒で数度
抽出して得られる抽出物、或いはそのうち抽出残渣に対
し同様の溶媒抽出処理を行って得られる抽出物を用いる
こともでき、またこれらを吸収剤等で脱色又は脱臭処理
したものを用いることができるが、好ましくは極性溶媒
抽出物、さらに好ましくは水または30重量%以下の各
種アルコール抽出物が使用される。なお、抽出法として
は常圧、減圧、不活性ガス置換、分配抽出、臨界抽出等
の抽出法が使用できる。
の溶媒抽出物を用いることができる。溶媒抽出物として
は精製水の他に、塩化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸水素ナトリウム等の水溶性塩類、NaOH等のアルカ
リ、塩酸等の酸を添加した水溶液:メタノール、エタノ
ール、酢酸エチル、プロピレングリコール、エチルエー
テル、ジオキサン、グリセリン、アセトン等の極性溶
媒、ヘキサン、石油エーテル、シクロヘキサン等の非極
性溶媒又はこれらの混合溶媒等で抽出することにより得
られる抽出物、その抽出物を同一又は異なる溶媒で数度
抽出して得られる抽出物、或いはそのうち抽出残渣に対
し同様の溶媒抽出処理を行って得られる抽出物を用いる
こともでき、またこれらを吸収剤等で脱色又は脱臭処理
したものを用いることができるが、好ましくは極性溶媒
抽出物、さらに好ましくは水または30重量%以下の各
種アルコール抽出物が使用される。なお、抽出法として
は常圧、減圧、不活性ガス置換、分配抽出、臨界抽出等
の抽出法が使用できる。
【0012】ペットフードへの上記生薬の配合量は肥満
予防効果及び経済性の面からペットフードを乾燥させた
場合の重量中原末においては0.005〜1重量%とす
ることが好ましく、特に0.05〜0.5重量%が好ま
しい。水、エタノール等の極性溶媒を用いた抽出物の配
合量は0.001〜0.2重量%とすることが好まし
く、特に0.01〜0.1重量%が好ましい。
予防効果及び経済性の面からペットフードを乾燥させた
場合の重量中原末においては0.005〜1重量%とす
ることが好ましく、特に0.05〜0.5重量%が好ま
しい。水、エタノール等の極性溶媒を用いた抽出物の配
合量は0.001〜0.2重量%とすることが好まし
く、特に0.01〜0.1重量%が好ましい。
【0013】本発明のペットフードは、主として犬及び
猫の食べ物のことを指す。ペットフードは水分量により
ドライタイプ、ソフトドライタイプ、セミモイストタイ
プ及びウェットタイプに分類され、用途により総合栄養
食、間食及びその他目的食に分類されるが、本発明のペ
ットフード添加物の肥満予防効果はペットフードの種
類、用途、形状等により限定されるものではない。ペッ
トフードの他の成分としては、そのタイプに応じた公知
の成分が用いられるが、上記生薬又はその溶媒抽出物と
食物繊維の配合方法は、その総てを他の原料と共に混合
しても良く、一部の成分をペットフード表面にコーティ
ングしても良い。
猫の食べ物のことを指す。ペットフードは水分量により
ドライタイプ、ソフトドライタイプ、セミモイストタイ
プ及びウェットタイプに分類され、用途により総合栄養
食、間食及びその他目的食に分類されるが、本発明のペ
ットフード添加物の肥満予防効果はペットフードの種
類、用途、形状等により限定されるものではない。ペッ
トフードの他の成分としては、そのタイプに応じた公知
の成分が用いられるが、上記生薬又はその溶媒抽出物と
食物繊維の配合方法は、その総てを他の原料と共に混合
しても良く、一部の成分をペットフード表面にコーティ
ングしても良い。
【0014】
【発明の効果】本発明のペットフードは、これを用いて
ペットを飼育することにより、ペットの健康に何ら悪影
響を及ぼすことなく、ペットの肥満が予防又は改善でき
る。
ペットを飼育することにより、ペットの健康に何ら悪影
響を及ぼすことなく、ペットの肥満が予防又は改善でき
る。
【0015】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。
【0016】〔実施例1〕表1に示す7種類の犬用精製
飼料を作製して飼育試験を行った。飼育試験は生後約1
年の雑種犬を1群5頭から成る7つの試験群に分け、各
々の群に表1に示す異なる飼料を自由に摂取させ、2カ
月間の体重変化と健康状態を観察評価した。
飼料を作製して飼育試験を行った。飼育試験は生後約1
年の雑種犬を1群5頭から成る7つの試験群に分け、各
々の群に表1に示す異なる飼料を自由に摂取させ、2カ
月間の体重変化と健康状態を観察評価した。
【0017】
【表1】
【0018】その結果は表2に示す通りであったが、飼
料に含まれる不飽和脂肪酸のトランス/シス比が0.0
01以上で、且つ、乾燥成分として2%以上の食物繊維
と生薬(杜仲原末)を含むペットフードの給与により、
犬の体重増加が顕著に抑制され、健康状態も良好であっ
た。
料に含まれる不飽和脂肪酸のトランス/シス比が0.0
01以上で、且つ、乾燥成分として2%以上の食物繊維
と生薬(杜仲原末)を含むペットフードの給与により、
犬の体重増加が顕著に抑制され、健康状態も良好であっ
た。
【0019】
【表2】
【0020】〔実施例2〕表3に示す飼料組成における
生薬として杜仲の水製エキス、ゲンノショウコ原末、サ
ンシシ原末、車前草原末、ブクリョウ原末、ハブ茶原
末、十薬原末、センナ原末、大黄原末、麻黄原末、人参
原末、人参の30%エタノール製エキス又はヨクイニン
原末を用いた犬用精製飼料を作製し、実施例1と同様に
飼育試験を行った。
生薬として杜仲の水製エキス、ゲンノショウコ原末、サ
ンシシ原末、車前草原末、ブクリョウ原末、ハブ茶原
末、十薬原末、センナ原末、大黄原末、麻黄原末、人参
原末、人参の30%エタノール製エキス又はヨクイニン
原末を用いた犬用精製飼料を作製し、実施例1と同様に
飼育試験を行った。
【0021】
【表3】
【0022】その結果を表4に示すが、これらの各種生
薬においても杜仲と同様に体重増加の抑制が見られ、健
康への悪影響も無かった。
薬においても杜仲と同様に体重増加の抑制が見られ、健
康への悪影響も無かった。
【0023】
【表4】
【0024】〔実施例3〕表5に示す試験飼料の生薬と
して杜仲、杜仲の水製エキス、ゲンノショウコ、サンシ
シ、車前草、ブクリョウ、ハブ茶、十薬、センナ、大
黄、麻黄、人参、人参の30%エタノール製エキス又は
ヨクイニンを用いた猫用精製飼料を作製し、飼育試験を
行った。飼育試験は、生後約1年の日本猫を1群5頭と
して使用し、対照飼料又は各試験飼料を2カ月間自由に
摂取させ、体重変化と健康状態を観察評価した。
して杜仲、杜仲の水製エキス、ゲンノショウコ、サンシ
シ、車前草、ブクリョウ、ハブ茶、十薬、センナ、大
黄、麻黄、人参、人参の30%エタノール製エキス又は
ヨクイニンを用いた猫用精製飼料を作製し、飼育試験を
行った。飼育試験は、生後約1年の日本猫を1群5頭と
して使用し、対照飼料又は各試験飼料を2カ月間自由に
摂取させ、体重変化と健康状態を観察評価した。
【0025】
【表5】
【0026】その結果を表6に示すが、本発明のペット
フード構成からなる試験飼料を給与した試験群の体重増
加は、生薬を含まない対照群と比較して明らかに抑制さ
れた。なお、試験期間中、試験群と対照群のいずれにお
いても猫の健康状態に異常は認められなかった。
フード構成からなる試験飼料を給与した試験群の体重増
加は、生薬を含まない対照群と比較して明らかに抑制さ
れた。なお、試験期間中、試験群と対照群のいずれにお
いても猫の健康状態に異常は認められなかった。
【0027】
【表6】
【0028】〔実施例4〕表3に示した飼料組成におけ
る生薬としてホップ原末、トウガラシ原末、ウーロン茶
の水製エキス、プランタゴオバタ原末及びギムネマシル
ベスタ原末を用いた犬用精製飼料を作製し、実施例1と
同様に飼育試験を行った。その結果を表7に示すが、こ
れらの生薬においても同様に犬の体重増加抑制が見ら
れ、健康への悪影響もなかった。
る生薬としてホップ原末、トウガラシ原末、ウーロン茶
の水製エキス、プランタゴオバタ原末及びギムネマシル
ベスタ原末を用いた犬用精製飼料を作製し、実施例1と
同様に飼育試験を行った。その結果を表7に示すが、こ
れらの生薬においても同様に犬の体重増加抑制が見ら
れ、健康への悪影響もなかった。
【0029】
【表7】
【0030】〔実施例5〕表5に示した飼料組成におけ
る生薬としてホップ原末、トウガラシ原末、ウーロン茶
の水製エキス、プランタゴオバタ原末及びギムネマシル
ベスタ原末を用いた猫用精製飼料を作製し、実施例3と
同様に飼育試験を行った。その結果を表8に示すが、こ
れらの生薬においても同様に猫の体重増加抑制が見ら
れ、健康への悪影響もなかった。
る生薬としてホップ原末、トウガラシ原末、ウーロン茶
の水製エキス、プランタゴオバタ原末及びギムネマシル
ベスタ原末を用いた猫用精製飼料を作製し、実施例3と
同様に飼育試験を行った。その結果を表8に示すが、こ
れらの生薬においても同様に猫の体重増加抑制が見ら
れ、健康への悪影響もなかった。
【0031】
【表8】
Claims (1)
- 【請求項1】 ペットフードに含まれる不飽和脂肪酸の
トランス/シス比が重量比として0.001〜0.3で
あり、且つ、ペットフードを乾燥させた場合の重量とし
てその中に2〜30重量%の食物繊維を含むと共に、杜
仲、ゲンノショウコ、サンシシ、車前草、ブクリョウ、
ハブ茶、十薬、センナ、大黄、麻黄、人参、ヨクイニ
ン、ホップ、トウガラシ、ウーロン茶、プランタゴオバ
タ及びギムネマシルベスタの群から選択された生薬及び
それらの溶媒抽出物の1種または2種以上を含むことを
特徴とするペットフード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7021180A JPH08191668A (ja) | 1994-11-18 | 1995-01-13 | ペットフード |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31000494 | 1994-11-18 | ||
JP6-310004 | 1994-11-18 | ||
JP7021180A JPH08191668A (ja) | 1994-11-18 | 1995-01-13 | ペットフード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08191668A true JPH08191668A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=26358217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7021180A Pending JPH08191668A (ja) | 1994-11-18 | 1995-01-13 | ペットフード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08191668A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2005239659A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Nicca Chemical Co Ltd | 前駆脂肪細胞分化抑制剤 |
CN1316914C (zh) * | 2004-09-14 | 2007-05-23 | 重庆市畜牧科学研究院 | 猪用中草药多功能饲料添加剂 |
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WO2008146955A1 (en) * | 2007-04-19 | 2008-12-04 | Dong-Eui Educational Foundation | Compositions for suppressing obesity |
JP2013188225A (ja) * | 2003-06-03 | 2013-09-26 | Hill's Pet Nutrition Inc | 非発酵性繊維を含む、高タンパク、低炭水化物のペットフード組成物 |
CN103704477A (zh) * | 2013-12-25 | 2014-04-09 | 常熟市双平宠物用品厂 | 宠物食品 |
US9476868B2 (en) | 2009-12-23 | 2016-10-25 | Hill's Pet Nutrition, Inc. | Compositions and methods for diagnosing and treating kidney disorders in a canine |
WO2018111557A1 (en) * | 2016-12-16 | 2018-06-21 | Hill's Pet Nutrition, Inc. | Pet food compositions |
-
1995
- 1995-01-13 JP JP7021180A patent/JPH08191668A/ja active Pending
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