JP2001089307A - 湛水下水田の直接散布用水性懸濁製剤 - Google Patents

湛水下水田の直接散布用水性懸濁製剤

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JP2001089307A
JP2001089307A JP26175599A JP26175599A JP2001089307A JP 2001089307 A JP2001089307 A JP 2001089307A JP 26175599 A JP26175599 A JP 26175599A JP 26175599 A JP26175599 A JP 26175599A JP 2001089307 A JP2001089307 A JP 2001089307A
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pyrazolate
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water
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Mika Kitamura
美香 北村
Hideo Yamashita
英雄 山下
Tetsuji Hattanda
哲司 八反田
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HOKKAI SANKYO
HOKKAI SANKYO KK
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HOKKAI SANKYO
HOKKAI SANKYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低融点除草活性成分の安定した物理性を維持
し、ピラゾレートの凝集、粒子成長等の問題点を克服し
た湛水下水田の直接散布用水性懸濁製剤を開発するこ
と。 【手段】農薬活性成分として、ピラゾレート;界面活性
剤として、ポリオキシアルキレン・アルキルエーテル・
リン酸エステル、ポリビニルアルコール、フェニルフェ
ノール・リン酸エステル塩及びポリオキシアルキレン・
ビススチリルフェニルエーテルからなる群から選ばれる
1種又は2種以上の界面活性剤;有機溶剤として、有機
酸エステル;並びに、水を含有する湛水下水田の直接散
布用水性懸濁製剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農薬活性成分とし
て、4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジ
メチルピラゾール−5−イルトルエン−4−スルホナー
ト;界面活性剤として、ポリオキシアルキレン・アルキ
ルエーテル・リン酸エステル、ポリビニルアルコール、
フェニルフェノール・リン酸エステル塩及びポリオキシ
アルキレン・ビススチリルフェニルエーテルからなる群
から選ばれる1種又は2種以上の界面活性剤;有機溶剤
として、有機酸エステル;並びに、水を含有する湛水下
水田の直接散布用水性懸濁製剤に関する。
【0002】
【従来の技術】水を分散媒とした湛水下水田の直接散布
用水性懸濁製剤は、薬剤散布時に、水で希釈することも
なく容器からそのまま田面水に滴下できるため、安全
性、経済性、省力性などの点で優れた剤型である。そこ
で、ピラゾレートを含有する湛水下水田の直接散布用水
性懸濁製剤の開発が望まれていた。
【0003】これまで、除草活性成分を水に懸濁して分
散させた水性懸濁製剤についてはいくつか知られてい
る。例えば、水溶解度が100ppm(25℃)以下の
除草剤原体を、界面活性剤を用いて、水に懸濁分散させ
た水性懸濁製剤(特公平7−47521号公報)、10
μm以下の微細な水難溶性除草活性成分を水に懸濁さ
せ、粘度が180〜500センチポイズ(20℃)、初
期の水面拡展速度が4.0cm/sec(20℃)以
上、表面張力が25.0〜31.0dyne/cm(2
5℃)の物理性を有する水懸濁水田用除草剤(特開昭6
2−289502号公報)、疎水性除草成分(ブタミホ
ス)とポリビニールアルコールまたはアラビアガム、そ
れに増粘剤および水よりなる水性懸濁状殺生剤組成物
(特開昭55−124708号公報)、融点が38〜1
10℃のペースト状あるいは固体の水不溶性殺生剤、ポ
リビニールアルコール、水溶性増粘剤及び水よりなる水
性懸濁状殺生剤組成物(特開昭61−126001号公
報)、スルホニルウレア系除草活性成分および/または
殺ヒエ活性を有する除草活性成分、水溶性セルロースエ
ーテル及び水よりなることを特徴とする湛水下水田の直
接散布用水性懸濁製剤。この剤に高沸点溶剤を含有させ
ることを特徴とする湛水下水田の直接散布用水性懸濁製
剤(特開平10−251107号公報)などが挙げられ
る。
【0004】しかし、これらの従来技術を使用してピラ
ゾレートと低融点除草活性成分を含む水性懸濁製剤の製
造は、困難であると考えられていた。事実、ピラゾレー
トを含有する市販製剤としては、粒剤のみしか知られて
いない。この原因は、ピラゾレートが容易に水によって
加水分解され、DTP{4−(2,4−ジクロロベンゾ
イル)−1,3−ジメチル−5−ヒドロキシ−4−ピラ
ゾール}になるためであると考えられている。すなわ
ち、例えば、ピラゾレートの粒剤においては、製剤中の
水分含量とピラゾレートの経時安定性には密接な関係が
あり、ある水分含量のとき、ピラゾレートの分解が著し
くなるので、その水性懸濁製剤の製造が難しいと考えら
れていた。また、ピラゾレート粒剤においては、ピラゾ
レートを微粉砕しすぎたり、水中でのピラゾレート粒子
の分散をよくしすぎると、田面水中にDTPが早く放出
されるために、農薬有効成分の流亡や、水田中に多量に
放出されたDTP濃度が高くなり、イネへの吸収が増加
することによる薬害が懸念される。更に、ピラゾレート
は、早期栽培では田植え10日後、普通期栽培では5日
後に、田面水中のDTP濃度がある一定量以上であれば
極めて高い除草効果を現わし、それ以後もこの濃度が維
持されることが必要であるので、処理直後のDTPの溶
出を抑制し、田植え5〜10日後以降はDTP濃度をあ
る一定量以上に維持するよう溶出を調整するのが望まし
いが、DTPが早く放出されると、一定濃度を保つのが
困難となり、効力の持続期間が短くなるおそれがある。
このため、ピラゾレートを微粉砕した水性懸濁製剤はピ
ラゾレートの分解及びDTPの溶出制御が難しく、困難
であると考えられてきた。
【0005】次に低融点除草活性成分の水性懸濁製剤
は、水性懸濁液中で低融点除草活性成分が安定したエマ
ルションを形成すること、及び、ピラゾレートのような
高融点除草活性成分との混用が物理化学的に安定である
ことが求められる。しかし、水性懸濁製剤において、低
融点除草活性成分が、高融点除草活性成分、特にピラゾ
レートと共存すると、粒子成長及び凝集等の問題が発生
し、更に拡展性も悪くなることから、上記従来技術をも
ってしても望まれる湛水下水田の直接散布用水性懸濁製
剤を得ることが困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、良好な
製剤安定性と水中拡散性の改善を目的とし鋭意研究した
結果、ピラゾレート、低融点除草活性成分、特定の界面
活性剤、特定の有機溶剤及び水よりなる水性懸濁製剤
が、低融点除草活性成分の安定した物理性を維持し、ピ
ラゾレートの凝集、粒子成長等の問題点を克服すること
を見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、農薬活性成分
として、4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3
−ジメチルピラゾール−5−イルトルエン−4−スルホ
ナート;界面活性剤として、ポリオキシアルキレン・ア
ルキルエーテル・リン酸エステル、ポリビニルアルコー
ル、フェニルフェノール・リン酸エステル塩及びポリオ
キシアルキレン・ビススチリルフェニルエーテルからな
る群から選ばれる1種又は2種以上の界面活性剤;有機
溶剤として、有機酸エステル;並びに、水を含有する湛
水下水田の直接散布用水性懸濁製剤である。
【0008】本発明の農薬活性成分である4−(2,4
−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチルピラゾール
−5−イルトルエン−4−スルホナートは、ピラゾレー
トとして公知の水田用除草剤である。
【0009】ピラゾレートを湛水下水田の直接散布用水
性懸濁製剤として用いる場合、ピラゾレートの含有量
は、通常、水性懸濁製剤中に、0.5%〜63%であ
り、好適には、5%〜63%であり、水性懸濁製剤のp
Hは、通常、3.0〜9.0であり、この範囲内であれ
ば、ピラゾレートのDTPへの分解が抑制される傾向に
ある。また、ピラゾレートは、粒子が粗すぎても、細か
すぎても除草効果が低下するので、適切に粉砕する必要
があり、その粒の比表面積が、通常、30000〜15
0000cm2/cm3であり、好適には、60000〜90
000cm2/cm3である。
【0010】本発明の低融点除草活性成分とは、融点が
90℃以下の固体の除草剤又は液体の除草剤であり、例
えば、2,3−ジヒドロ−3,3−ジメチルベンゾフラ
ン−5−イルエタンスルホナート、2−(1,2−ジメ
チルプロピルアミノ)−4−エチルアミノ−6−メチル
チオ−1,3,5−トリアジン、2−クロロ−2’,
6’−ジエチル−N−(2−プロポキシエチル)アセト
アニリド、MCPB、アニロホス、アラクロール、ベン
スライド、ブロモキシニルオクタノエイト、ブテナクロ
ール、ジメピペレート、ジメタクロール、フェノチオー
ル、メチルダイムロン、モリネート、MT−128、ニ
トロフェン、テニルクロール等が挙げられ、好適には融
点が−20〜80℃である除草剤である。本発明の低融
点除草活性成分は、1種又は2種以上を用いることがで
きる。
【0011】2,3−ジヒドロ−3,3−ジメチルベン
ゾフラン−5−イルエタンスルホナートは、ベンフレセ
ートとして公知の水田用除草剤である。
【0012】2−(1,2−ジメチルプロピルアミノ)
−4−エチルアミノ−6−メチルチオ−1,3,5−ト
リアジンは、ジメタメトリンとして公知の水田用除草剤
である。
【0013】2−クロロ−2’,6’−ジエチル−N−
(2−プロポキシエチル)アセトアニリドは、プレチラ
クロールとして公知の水田用除草剤である。
【0014】ベンフレセートを湛水下水田の直接散布用
水性懸濁製剤中の低融点除草活性成分として用いる場
合、ベンフレセートの含有量は、通常、水性懸濁製剤中
に、1.0重量%〜10.0重量%であり、好適には、
3.0重量%〜5.0重量%である。
【0015】ジメタメトリンを湛水下水田の直接散布用
水性懸濁製剤中の低融点除草活性成分として用いる場
合、ジメタメトリンの含有量は、通常、水性懸濁製剤中
に、0.1重量%〜2.0重量%であり、好適には、
0.5重量%〜1.0重量%である。
【0016】プレチラクロールを湛水下水田の直接散布
用水性懸濁製剤中の低融点除草活性成分として用いる場
合、プレチラクロールの含有量は、通常、水性懸濁製剤
中に、1.0重量%〜10.0重量%であり、好適に
は、3.0重量%〜5.0重量%である。
【0017】用いられる低融点除草活性成分の粒度は、
その粒の比表面積が、通常、60000〜200000
cm2/cm3であり、好適には、100000〜20000
0cm 2/cm3である。
【0018】ピラゾレートは、湛水下水田の直接散布用
水性懸濁製剤中において、粒子成長が非常に顕著である
ため、ピラゾレートの粒子成長を抑制するための界面活
性剤として、ポリオキシアルキレン・アルキルエーテル
・リン酸エステル及びフェニルフェノールリン酸エステ
ル塩が用いられ、好適には、ポリオキシアルキレン・ア
ルキルエーテル・リン酸エステルである。
【0019】用いられるポリオキシアルキレン・アルキ
ルエーテル・リン酸エステルにおけるアルキルとは、炭
素数が8乃至12の直鎖又は分枝鎖アルキルであり、好
適には、2−エチルヘキシルである。用いられるポリオ
キシアルキレン・アルキルエーテル・リン酸エステル
は、好適には、ポリオキシエチレン・2−エチルヘキシ
ルエーテル・リン酸エステルである。
【0020】用いられるポリオキシアルキレン・アルキ
ルエーテル・リン酸エステルの量は、通常、水性懸濁製
剤中に、0.1重量%〜2.0重量%であり、好適に
は、0.2重量%〜0.6重量%である。
【0021】ピラゾレートの粒子成長を抑制する目的で
用いられるフェニルフェノールリン酸エステル塩はアル
キレンオキサイド付加物を含み、好適には、フェニルフ
ェノール・リン酸エステル塩のエチレンオキサイド付加
物であり、用いられる量は、通常水性懸濁製剤中に、
0.2重量%〜10.0重量%であり、好適には、0.
5〜5.0重量%である。
【0022】湛水下水田の直接散布用水性懸濁製剤にお
いて、低融点除草活性成分の製剤安定性及び乳化分散性
を改善するために、有機溶剤及び界面活性剤が用いられ
る。
【0023】用いられる有機溶剤としては、有機酸エス
テルが好適であり、例えば、フタル酸ジアルキル等の多
塩基酸エステル及びラウリン酸メチル等の脂肪酸エステ
ルが挙げられ、より好適には、フタル酸ジアルキル、オ
レイン酸イソブチル、アジピン酸ジイソブチル又はフタ
ル酸ジデシルである。用いられる有機溶剤の量は、通
常、低融点除草活性成分100重量部に対して、通常、
5〜500重量部であり、好適には、7〜300重量部
である。
【0024】低融点除草活性成分の製剤安定性及び乳化
分散性の改善のために用いられる界面活性剤としては、
ポリビニルアルコール、フェニルフェノール・リン酸エ
ステル塩及びポリオキシアルキレン・ビススチリルフェ
ニルエーテルが挙げられる。
【0025】ポリビニルアルコールは、エマルションの
安定性に必要な界面活性剤であり、好適には、平均重合
度が500以上2000以下であり、ケン化度が60.
0〜90.0モル%であるポリビニルアルコールであ
り、用いられる量は、通常、水性懸濁製剤中、0.1重
量%〜5.0重量%であり、好適には、0.2重量%〜
0.4重量%である。
【0026】低融点除草活性成分の製剤安定性及び乳化
分散性の改善のために用いられるフェニルフェノール・
リン酸エステル塩はアルキレンオキサイド付加物を含
み、、好適には、フェニルフェノール・リン酸エステル
塩のエチレンオキサイド付加物であり、用いられる量
は、通常、低融点除草活性成分100重量部に対して、
1.0重量部〜20重量部であり、好適には、5.0重
量部〜20重量部である。
【0027】ポリオキシアルキレン・ビススチリルフェ
ニルエーテルは、エマルションの乳化に必要な界面活性
剤であり、好適には、ポリオキシエチレン・ビススチリ
ルフェニルエーテルであり、用いられる量は、通常、低
融点除草活性成分100重量部に対して、0.1重量部
〜40重量部であり、好適には、5.0重量部〜20重
量部である。
【0028】本発明の湛水下水田の直接散布用水性懸濁
製剤には、必要に応じて、その他の界面活性剤、増粘
剤、凍結防止剤、防腐防薇剤、消泡剤等を加えることが
できる。
【0029】用いられるその他の界面活性剤としては、
例えば、一般に用いられるアニオン界面活性剤、カチオ
ン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性イオン界面活
性剤及びこれらの混合物等が挙げられる。
【0030】用いられる増粘剤としては、例えば、キサ
ンタンガム、ウエランガム、ケイ酸アルミニウムマグネ
シウム、ソジウムモンモリナイト及びこれらの混合物等
が挙げられる。用いられる増粘剤の量は、増粘剤の種類
等により異なるが、例えば、2%キサンタンガムを用い
る場合は、好適には、水性懸濁製剤中5〜10重量%で
ある。
【0031】用いられる凍結防止剤としては、例えば、
エチレングリコール及びプロピレングリコール等が挙げ
られる。用いられる凍結防止剤の量は、凍結防止剤の種
類等により異なるが、例えば、エチレングリコールを用
いる場合は、好適には、水性懸濁製剤中4〜15重量%
である。
【0032】用いられる防腐防薇剤としては、例えば、
1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン等が挙げら
れ、例えば、水性懸濁製剤中0.1〜0.2重量%の量
を用いることができる。
【0033】消泡剤としては、例えば、2,4,7,9
−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオール等が挙
げられる。
【0034】本発明の湛水下水田の直接散布用水性懸濁
製剤に含有される各成分は、互いの作用を妨げないもの
を選択して用いる。
【0035】本発明の湛水下水田の直接散布用水性懸濁
製剤は、例えば、以下のようにして製造することができ
る。
【0036】ピラゾレートは、水及びポリオキシアルキ
レン・アルキルエーテル・リン酸エステルを添加し、湿
式粉砕機を用いて粉砕され、ピラゾレートスラリーとす
ることができる。粉砕に用いられる湿式粉砕機としは、
例えば、ダイノミル(KDL型、Willy A. Bachofen AG
製)及びアペックスミル(AM−1型、コトブキ技研工
業社製)が挙げられる。
【0037】低融点除草活性成分は、水、ポリビニルア
ルコール、フェニルフェノール・リン酸エステル塩及び
ポリオキシアルキレン・ビススチリルフェニルエーテル
を添加し、乳化分散機を用いて乳化物とすることができ
る。乳化分散に用いられる乳化分散機としては、例え
ば、コロイドミル(型式60、日鉄鉱業株式会社製)及
びディスパミル(ホソカワミクロン株式会社製)が挙げ
られる。
【0038】上記のピラゾレートスラリー及び乳化物
に、更に、必要に応じて、その他の界面活性剤、増粘
剤、凍結防止剤、防腐防薇剤、消泡剤等を加え、混合機
を用いて均一に混合することにより、本発明の水性懸濁
製剤を得ることができる。用いられる混合機としては、
例えば、スリーワンモーター(HEIDON社製)が挙
げられる。
【0039】本発明の湛水下水田の直接散布用水性懸濁
製剤の散布は原液をそのまま水に希釈することなく用い
ることができ、また、少量の水を用いて2〜5倍の高濃
度希釈液として水田に滴下処理を行うことができ、粒剤
のように水田全面に均一散布する必要はない。散布は原
液又は高濃度希釈液を容器に入れ、手振りするか、ラジ
コンボートで散布又は滴下することが可能である。ま
た、潅漑水の流入に際して水田の水の取り入れ口(水
口)で流入水に滴下処理を行い、流入水と共に水田に流
し込むこともできる。
【0040】本発明の湛水下水田の直接散布用水性懸濁
製剤の単位面積当たりの施用量は、特に制限はないが、
原液散布の場合は、通常、10アール当たり0.05リ
ットル〜2リットルであり、好適には、0.1リットル
〜1.5リットルであり、高濃度希釈液(2倍〜5倍)
の散布の場合は、通常、10アール当たりの散布液が、
0.1リットル〜6リットルであり、好適には、0.2
リットル〜5リットルである。
【0041】以下に、試験例、実施例及び比較例をあげ
て、本発明を説明するが、本発明はこれらに限定される
ものではない。なお、以下において、特にことわりのな
い限り、部は重量%を示す。
【0042】
【試験例1】ピラゾレートの粒子安定性試験 下記の処方により2種類の水性懸濁製剤を製造し、50
℃の虐待経時にかけ、1週目のビラゾレートの粒子成長
度合い及び水性懸濁製剤の外観を観察測定した。その結
果を表1に示す。なお、物理性及び外観の変化がなく、
かつ、粒子成長抑制効果が大〜中である水性懸濁製剤
が、実用上好ましい。
【0043】 処方例1 ピラゾレート原体 45.0部 消泡剤 0.3部 フェニルフェノール・リン酸エステル塩 5.0部 水 49.7部 ――――――――――――――――――――――――――――――――― 合計 100.0部 処方例2 ピラゾレート原体 45.0部 消泡剤 0.3部 フェニルフェノール・リン酸エステル塩 4.5部 ポリオキシエチレン・2−エチルヘキシルエーテル・リン酸エステル 0.5部 水 49.7部 ――――――――――――――――――――――――――――――――― 合計 100.0部
【0044】
【表1】 ピラゾレートの粒子安定性試験 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 試験製剤 試製直後の 50℃1週目の 50℃1週目の 物理性の変化 粒子成長抑制効果 外観の変化 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 処方例1の水性懸濁製剤 なし 効果中 なし 処方例2の水性懸濁製剤 なし 効果大 なし ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0045】
【試験例2】ピラゾレートの分解試験 ピラゾレート原体0.5〜67部、KP−1436{フ
ェニルフェノール・リン酸エステル塩、花王株式会社
製}1.0〜4.5部及び水残部を混合し、ダイノミル
(Willy A. Bachofen AG製)を用いて微粉砕することに
より、ピラゾレートの濃度が0.5%〜63%になるよ
うな水性懸濁製剤を製造した。得られた水性懸濁製剤
を、光遮断下、50℃の虐待経時にかけ、1週目及び2
週目のビラゾレートの分解率を測定した。比較として、
ピラゾレート原体の分解率を測定した。その結果を表2
に示す。なお、表中の評価は記号で表し、◎は分解率:
2%以下を、○は分解率:2%〜10%を、△は分解率
10%〜20%を、×は分解率:20%以上をそれぞれ
示す。
【0046】
【表2】 ピラゾレートの分解試験 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 試験番号 ピラゾレート KP−1436 分解率(%) 評価 濃度(%) 濃度(%) 50℃1週目 50℃2週目 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 1 0.5 1.0 2.16 5.92 ○ 2 1.0 1.0 1.08 2.78 ○ 3 3.0 1.5 0.77 2.42 ○ 4 5.0 1.5 0.15 1.42 ◎ 5 10.0 2.0 0.12 0.63 ◎ 6 30.0 3.0 0.52 0.99 ◎ 7 40.0 4.0 0.40 1.01 ◎ 8 50.0 4.5 0.28 0.79 ◎ 9 60.0 4.5 0.26 0.51 ◎ 10 63.0 4.5 0.31 0.60 ◎ − − − − − − − − − − − − − − − − − − 11 94.0(原体) 0 3.57 75.95 × ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0047】
【試験例3】低融点除草活性成分のエマルション安定性
試験 ベンフレセート(15.40部)、ジメタメトリン
(3.20部)、プレチラクロール(15.00部)、
ビニサイザー124(有機酸エステル、花王株式会社
製、4.50部)、界面活性剤(4.50〜18.0
部)及び水残部を混合し、ウルトラディスパーサー(ヤ
マト社製)を用いて微粉砕することにより、エマルショ
ンを製造した。界面活性剤として、フェニルフェノール
リン酸エステルアンモニウム塩(界面活性剤A、9.0
部)、ポリオキシエチレンビススチリルフェニルエーテ
ル(界面活性剤B、4.5部)及び10%ポリビニルア
ルコール(界面活性剤C、4.5部)からなる群から選
ばれる1種乃至3種の界面活性剤を用いた。得られたエ
マルションを室温にて静置し、1日後のエマルションの
物理安定性を評価した。その結果を、表3に示す。な
お、表中の評価は記号で示し、◎は「層分離がほとんど
認められない」を、○は「若干分離する」を、△は「分
離が大きい」を、×は「初めから乳化しない」をそれぞ
れ示す。
【0048】
【表3】 低融点除草活性成分のエマルション安定性試験 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 試験番号 界面活性剤 エマルションの物理安定性 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 1 界面活性剤A+界面活性剤B+界面活性剤C ◎ − − − − − − − − − − − − − − − − − − 2 界面活性剤A △ 3 界面活性剤B × 4 界面活性剤C △ 5 界面活性剤A+界面活性剤B △ 6 界面活性剤A +界面活性剤C ○ 7 界面活性剤B+界面活性剤C △ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0049】
【試験例4】ピラゾレート分散液と低融点除草活性成分
のエマルションの混合安定性試験 試験例1処方例1又は2の水性懸濁製剤45部、試験例
3試験番号1のエマルション20部、ロードポール23
(増粘剤)0.10部、クニピアF(増粘剤)0.40
部、エチレングリコール(凍結防止剤)5.00部、ニ
ューコールPB−60(POEビススチリルフェニルエ
ーテル、日本乳化剤株式会社製)0.20部、プロクセ
ルGXL(防薇剤)0.20部及び水29.10部をそ
れぞれ混合し、混合直後の物理性を観察し、更に当該混
合物を50℃の虐待経時にかけ、1週後のビラゾレート
の粒子成長度合及び水性懸濁製剤の外観を観察測定し
た。その結果を表4に示す。なお、物理性及び外観の変
化がなく、かつ、粒子成長度合いが小〜中である水性懸
濁製剤が、実用上好ましい。
【0050】
【表4】 ピラゾレートの粒子安定性及びエマルション安定性試験 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 試験番号 試験例1の 試験例3の 混合直後 50℃1週後の 水性懸濁製剤 エマルション の物理性 粒子成長度合と外観の変化 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 1 処方例1 試験番号1 変化なし 粒子成長中 変化なし 2 処方例2 試験番号1 変化なし 粒子成長小 変化なし ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0051】
【実施例1】水性懸濁製剤 ピラゾレート原体20.0部に、アセチレングリコール
(消泡剤)0.15部、KP−1436{フェニルフェ
ノール・リン酸エステル塩、花王株式会社製}2.0
部、ケイ酸アルミニウム(分散剤)0.1部、ポリオキ
シアルキレン・アルキルエーテル・リン酸エステル(凝
集防止剤) 0.4部及び水22.05部を加え、ダイ
ノミルKDL型(Willy A.Bachofen AG製)を用いてス
ラリーの比表面積が100000cm2/cm3程度になるように微
粉砕した。なお粉砕用メディアとしては直径0.7mm〜
1.0mmの硬質ガラスビーズを用いた。次に、ジメタメ
トリン原体0.7部、ベンフレセート原体3.4部及び
プレチラクロール原体3.3部に、フタル酸ジアルキル
(当該アルキルは、C10〜C12アルキルである。花王株
式会社製、有機溶剤)1.0部、KP−1436(1.
0部)、ニューコールPB−60(POEビススチリル
フェニルエーテル、日本乳化剤株式会社製)1.0部、
ゴーセノールGL05S(ポリビニルアルコール、日本
合成化学株式会社製)0.2部及び水10.6部を加え
て、ディスパーザー(ヤマト社製)にてエマルション化
し、1%キサンタンガム(増粘剤)15部、防腐防薇剤
0.2部、凍結防止剤4部及び水残部を加え、スリーワ
ンモーター(HEIDON社製)を用いて均一に混合し
水性懸濁製剤を得た。
【0052】
【実施例2】フタル酸ジアルキルの代わりに、フタル酸
ジトリデシルを用いた以外は、実施例1と同様にして水
性懸濁製剤を製造した。
【0053】
【実施例3】フタル酸ジアルキルの代わりに、アジピン
酸ジイソブチルを用いた以外は、実施例1と同様にして
水性懸濁製剤を製造した。
【0054】
【実施例4】フタル酸ジアルキルの代わりに、オレイン
酸イソブチルを用いた以外は、実施例1と同様にして水
性懸濁製剤を製造した。
【0055】
【比較例1】フタル酸ジアルキルの代わりに、リモネン
(高砂香料株式会社製)を用いた以外は、実施例1と同
様にして水性懸濁製剤を製造した。
【0056】
【比較例2】フタル酸ジアルキルの代わりに、キシレン
を用いた以外は、実施例1と同様にして水性懸濁製剤を
製造した。
【0057】
【比較例3】フタル酸ジアルキルの代わりに、日石ハイ
ゾールSAS296(日本石油化学株式会社製)を用い
た以外は、実施例1と同様にして水性懸濁製剤を製造し
た。
【0058】
【比較例4】フタル酸ジアルキルの代わりに、ソルベッ
ソ200(エクソン化学株式会社製)を用いた以外は、
実施例1と同様にして水性懸濁製剤を製造した。
【0059】
【試験例5】水性懸濁製剤の物理化学性試験 実施例1〜4及び比較例1〜4により製造した水性懸濁
製剤を、50℃で虐待経時し、1週目及び2週目の製剤
の物理安定性を観察調査した。その結果を表5に示す。
なお、表中の物理安定性は記号で示し、○は「良好」
を、△は「粒子成長又は凝集が認められる」を、×は
「粒子成長又は凝集が激しい」、それぞれ表す。
【0060】
【表5】 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 試験製剤 有機溶剤 製剤の物理安定性 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 実施例1 フタル酸ジアルキル ○ (当該アルキルは、C10〜C12アルキルである。) 実施例2 オレイン酸イソブチル ○ 実施例3 アジピン酸ジイソブチル ○ 実施例4 フタル酸ジデシル ○ − − − − − − − − − − − − − − − − − − 比較例1 リモネン × 比較例2 キシレン × 比較例3 日石ハイゾールSAS296 △ 比較例4 ソルベッソ200 △ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0061】
【発明の効果】本発明の湛水下水田の直接散布用水性懸
濁製剤を実施することにより、次のような作用効果がも
たらされる。第1に、今まで水性懸濁製剤化されていな
かったピラゾレートの水性懸濁製剤が可能となった。第
2に、低融点除草活性成分を水性懸濁製剤中において物
理化学的に安定化させることができた。第3に、ピラゾ
レートのような高融点除草剤と低融点除草活性成分とが
混合されても物理化学的安定性のよい水性懸濁製剤が得
られた。第4に、田面水中での農薬活性成分の拡散性が
よい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01N 43/70 A01N 43/70 (72)発明者 八反田 哲司 北海道北広島市北の里27番地4 北海三共 株式会社内 Fターム(参考) 4H011 AA01 AB02 BA01 BA04 BA05 BA06 BB06 BB08 BB09 BC03 BC17 BC18 DA15 DC02 DC03 DC05 DD01 DE17 DG07 DG09 DG16 DH02 DH03 DH14 DH19 DH30

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】農薬活性成分として、4−(2,4−ジク
    ロロベンゾイル)−1,3−ジメチルピラゾール−5−
    イルトルエン−4−スルホナート;界面活性剤として、
    ポリオキシアルキレン・アルキルエーテル・リン酸エス
    テル、ポリビニルアルコール、フェニルフェノール・リ
    ン酸エステル塩及びポリオキシアルキレン・ビススチリ
    ルフェニルエーテルからなる群から選ばれる1種又は2
    種以上の界面活性剤;有機溶剤として、有機酸エステ
    ル;並びに、水を含有する湛水下水田の直接散布用水性
    懸濁製剤。
  2. 【請求項2】農薬活性成分として、更に、低融点除草剤
    を含有する、請求項1に記載の湛水下水田の直接散布用
    水性懸濁製剤。
  3. 【請求項3】低融点除草活性成分が2,3−ジヒドロ−
    3,3−ジメチルベンゾフラン−5−イルエタンスルホ
    ナート、2−(1,2−ジメチルプロピルアミノ)−4
    −エチルアミノ−6−メチルチオ−1,3,5−トリア
    ジン及び2−クロロ−2’,6’−ジエチル−N−(2
    −プロポキシエチル)アセトアニリドからなる群から選
    ばれる1種乃至3種の除草剤である、請求項2に記載の
    湛水下水田の直接散布用水性懸濁製剤。
  4. 【請求項4】ポリビニルアルコールの平均重合度が50
    0以上2000以下であり、ケン化度が60.0〜9
    0.0モル%である、請求項1乃至3のいずれか1つに
    記載の湛水下水田の直接散布用水性懸濁製剤。
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