JP2001088719A - 電動式パワーステアリング装置 - Google Patents

電動式パワーステアリング装置

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JP2001088719A JP31796799A JP31796799A JP2001088719A JP 2001088719 A JP2001088719 A JP 2001088719A JP 31796799 A JP31796799 A JP 31796799A JP 31796799 A JP31796799 A JP 31796799A JP 2001088719 A JP2001088719 A JP 2001088719A
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shaft
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    • GPHYSICS
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    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
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    • G01L5/22Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring the force applied to control members, e.g. control members of vehicles, triggers
    • G01L5/221Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring the force applied to control members, e.g. control members of vehicles, triggers to steering wheels, e.g. for power assisted steering

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】より効果的に騒音を抑制する。 【解決手段】トルクセンサが、トーションバーのネジレ
が所定角度内であるときは、前記ネジレに対して第1の
換算比で変換された検出信号をリニアに出力し、前記所
定角度を超え、かつ制限角度以内では、前記ネジレに対
し前記第1の換算比よりも小さい第2の換算比で変換さ
れた検出信号を出力する。一方、制御範囲R1を超えた
領域では、トーションバーのネジレに対し第2の換算比
で変換された、比較的低い検出信号が出力されるので、
トルクセンサから万が一異常信号が出力されたような場
合でも、容易に見分けが付くこととなる。更に、検出信
号の範囲外に設定された閾値LT、UTを、検出信号が
超えたとき又は下回ったとき、トーションバーの許容ト
ルクを高めながらも、精度良くトルクセンサの異常を検
出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動式パワーステア
リング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用の電動式パワーステアリング装置
として、例えば特開平8−207798号に示すよう
に、車輪の操舵を行う際に操舵トルクを検出してステア
リングホイールに付与された手動力を補助するように構
成したものが知られている。かかる構成においては、ス
テアリングホイールから操舵力を受ける入力軸と、車輪
に操舵力を伝達する出力軸との間をトーションバーで連
結し、かかるトーションバーのネジレを検出することに
よって、制御に必要な操舵トルクを検出できるようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば車輪
が路肩に接触したような場合、あるいは急操舵時にラッ
クエンドまでステアリングホイールを回したような場合
には、入力軸と出力軸との間で大きな力が伝達されて、
トーションバーに大きな力が付与される恐れがある。か
かる場合、トーションバーがその弾性限界を超えて塑性
変形を生じたら、操舵トルクゼロの基準点が変わってし
まい、電動式パワーステアリング装置の制御機能を損な
うこととなる。そこで、通常は出力軸と入力軸との相対
回動を制限する制限部材が設けられ、大きな力が付与さ
れた場合でも、トーションバーに塑性変形が生じないよ
うにしている。
【0004】このような制限部材は、出力軸側に形成さ
れた断面が十字型の凸部と、入力軸側には形成された対
応する形状の凹部とからなり、通常の動作時には凸部と
凹部とは係合させることなくトーションバーのネジレを
許容する一方で、出力軸と入力軸と間の相対回動が制限
角度以上大きくなったときは、凸部が凹部に係合するよ
うにして、トーションバーの過大ネジレを防止するよう
に機能するものである。
【0005】更に、電動式パワーステアリング装置は、
従来は車重の比較的軽い軽乗用車に主として用いられて
いたが、近年においては、その性能が向上してきたこと
もあり、より車重の重い小型乗用車などにも転用される
ようになってきた。しかるに、車重の重い小型乗用車に
おいては、路面からの力や操舵力も大きくなりがちであ
り、トーションバーが制限角度までねじれて、出力軸の
凸部と入力軸の凹部とが衝接し合うことによる打音が頻
繁に発生する恐れがある。
【0006】これに対し、従来において小型乗用車等に
用いられていた油圧式の電動式パワーステアリング装置
の場合、入力軸と出力軸との急激な相対回動を妨げるよ
うに粘性抵抗が生ずるため、そのような打音が特に問題
となることはなかった。
【0007】このような打音を抑制するために、制限角
度を大きく設定して、トーションバーがより大きな角度
までねじれても、出力軸の凸部と入力軸の凹部とが衝接
しないようにすることも考えられる。しかしながら、ト
ーションバーが大きくねじれると、それに応じてトルク
センサからの出力信号も増大(または減少)し、トルク
センサの異常を発見するための閾値を超える恐れがあ
る。かかる出力信号が閾値を超えると、制御回路は正常
であるトルクセンサを異常と誤診して、エラー信号を発
する恐れがある。
【0008】かかる問題に鑑み、本発明は、より効果的
に騒音を抑制できる電動式パワーステアリング装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明の電動式パワーステアリング装置は、ハウジ
ングと、前記ハウジングに取り付けられ回転軸を回転さ
せるモータと、車輪を操舵する為に操舵力を出力する出
力軸と、ステアリングホイールから前記出力軸へと操舵
力を伝達する入力軸と、前記モータの前記回転軸と前記
出力軸とを動力伝達可能に連結する動力伝達機構と、前
記出力軸と前記入力軸とを連結し、前記入力軸に付与さ
れた操舵トルクに応じて弾性的にねじれるネジレ部材
と、前記ネジレ部材のネジレ量に対応した検出信号を出
力する検出装置と、前記検出装置からの検出信号に基づ
いて、前記モータを駆動制御する制御装置と、前記出力
軸と前記入力軸との相対回動を制限することによって、
制限角度以上の前記ネジレ部材のネジレを禁止する制限
部材とを有し、前記検出装置は、前記ネジレ部材のネジ
レが所定角度内であるときは、前記ネジレに対して第1
の換算比で変換された検出信号を出力し、前記所定角度
を超え、かつ前記制限角度以内では、前記ネジレに対し
前記第1の換算比よりも小さい第2の換算比で変換され
た検出信号を出力するようになっており、更に、前記ネ
ジレ部材のネジレが前記制限角度以内である場合におけ
る正常な前記検出装置から出力される検出信号の範囲外
に設定された閾値を、前記検出信号が超えたとき又は下
回ったとき、前記検出装置に異常が生じたと判定される
ようになっている。
【0010】更に、本発明の電動式パワーステアリング
装置は、ハウジングと、前記ハウジングに取り付けられ
回転軸を回転させるモータと、車輪を操舵する為に操舵
力を出力する出力軸と、ステアリングホイールから前記
出力軸へと操舵力を伝達する入力軸と、前記モータの前
記回転軸と前記出力軸とを動力伝達可能に連結する動力
伝達機構と、前記出力軸と前記入力軸とを連結し、前記
入力軸に付与された操舵トルクに応じて弾性的にねじれ
るネジレ部材と、前記ネジレ部材のネジレ量に対応した
検出信号を出力する検出装置と、前記検出装置からの検
出信号に基づいて、前記モータを駆動制御する制御装置
と、前記出力軸と前記入力軸との相対回動を制限するこ
とによって、制限角度以上の前記ネジレ部材のネジレを
禁止する制限部材と、を有し、前記制御装置は、前記検
出装置の検出結果に基づいて、前記ネジレ部材が、前記
制限角度に近い所与の角度までねじれたと判断したとき
は、前記ネジレ部材のネジレを緩和する方向に、前記モ
ータの出力を増大又は減少させるようになっている。
【0011】
【作用】本発明の電動式パワーステアリング装置によれ
ば、前記検出装置が、前記ネジレ部材のネジレが所定角
度内であるときは、前記ネジレに対して第1の換算比で
変換された検出信号を出力し、前記所定角度を超え、か
つ前記制限角度以内では、前記ネジレに対し前記第1の
換算比よりも小さい第2の換算比で変換された検出信号
を出力するので、例えば電動式パワーステアリング装置
の制御範囲内では、前記ネジレ部材のネジレに対し第1
の換算比で変換された、比較的高い検出信号を用いるこ
とができ、前記制限部材の打音防止のために前記ネジレ
部材のねじり剛性を高めた場合でも、前記モータの円滑
な制御を行うことができる。一方、制御範囲を超えた領
域では、前記ネジレ部材のネジレに対し第2の換算比で
変換された、比較的低い検出信号が出力されるので、検
出装置から万が一異常信号が出力されたような場合で
も、容易に見分けが付くこととなる。更に、前記ネジレ
部材のネジレが前記制限角度以内である場合における正
常な前記検出装置から出力される検出信号の範囲外に設
定された閾値を、前記検出信号が超えたとき又は下回っ
たとき、前記検出装置に異常が生じたと判定されるよう
になっているので、前記ネジレ部材の許容トルクを高め
ながらも、精度良く前記検出装置の異常を検出すること
ができる。
【0012】更に、前記制限角度までねじれたときの前
記ネジレ部材の受けるトルクが、−15Nm以下もしく
は15Nm以上となる程度に、前記ネジレ部材をねじり
剛性を高くすれば、前記制限部材の打音を効果的に抑止
できる。
【0013】本発明の電動式パワーステアリング装置に
よれば、前記制御装置が、前記検出装置の検出結果に基
づいて、前記ネジレ部材が、前記制限角度に近い所与の
角度までねじれたと判断したときは、前記ネジレ部材の
ネジレを緩和する方向に、前記モータの出力を増大又は
減少させるようになっているので、前記制限部材の打音
を効果的に抑止できるようになっている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を、
図面を参照して以下に詳細に説明する。図1は、本発明
の実施の形態である電動式のパワーステアリング装置
を、入力軸の軸線に沿って切断して示す断面図である。
図2は、図1の電動式のパワーステアリング装置をII-I
Iで切断して矢印方向に見た図である。
【0015】図1において、本体1aと蓋部材1bとか
らなるハウジング1内を、入力軸2および出力軸3が延
在している。中空の入力軸2は、上端を図示しないステ
アリングシャフトに連結されており、更にステアリング
シャフトは図示しないステアリングホイールに連結され
ている。入力軸2は、軸受4によりハウジング1に対し
て回転自在に支持されている。上端を入力軸2に連結
し、下端をブッシュ7を介して出力軸3に圧入により連
結したネジレ部材としてのトーションバー5が、入力軸
2内を延在している。
【0016】入力軸2の下端周囲において、受けたトル
クに比例してネジレ部材であるトーションバー5がねじ
れることに基づき、操舵トルクを検出する検出装置すな
わちトルクセンサ6が設けられている。このトルクセン
サ6は、いわゆるロータリー式非接触トルクセンサであ
って、ハウジング1に取り付けられた電磁ヨークカバー
6aと電磁ヨーク6bとコイル6cと、コイル6cの内
方に位置するように出力軸3の上端に取り付けられた磁
性体製のスリーブ6dと、入力軸2の下端外周に等間隔
で形成された16個の歯2aとで構成されている。
【0017】トルクセンサ6は、トーションバー5のね
じれに基づく入力軸2と出力軸3との相対角度変位に対
応する、スリーブ6dの外周に形成された窓6eと、入
力軸2の歯2aとの回転方向の位置ズレを、コイル6c
におけるインピーダンスの変化として検出し、回路基板
6fを介して電気信号として外部の制御回路(不図示)
へ出力するものである。かかる制御回路は、入力された
電気信号に基づき、入力軸2と出力軸3との間に伝達さ
れる操舵トルクを検出できることとなる。尚、このよう
なトルクセンサに関しては、例えば特開平8−2404
91号に開示されているため、以下に詳細は記載しな
い。
【0018】出力軸3の中央部にはウォームホイール3
aが形成されており、出力軸3に公差する方向に延在す
るラック軸11のラック歯11aと噛合している。ラッ
ク軸11は、ラックガイド12a、スプリング12b、
ロック部材12cからなる公知のラックサポート装置1
2により背面から支持され、ピニオン歯車3aに向かっ
て押圧されている。
【0019】出力軸3の上方端近傍の外周には、ウォー
ムホイール13が圧入等により固定的に取り付けられて
いる。ウォームホイール13は、不図示の電動モータの
回転軸30に連結されたウォーム30aと噛合してい
る。この電動モータは、不図示の制御回路に連結されて
いるが、かかる制御回路は、トルクセンサ6の出力や車
速等の情報を入力し、所定の電力を電動モータに供給し
て適切な補助トルクを発生させるものである。
【0020】ウォームホイール13の下方における出力
軸3には、上方軸受14の内輪が嵌合し、出力軸3の下
方端には下方軸受15の内輪が嵌合し、ナット17によ
り固定されている。出力軸3は、本体1aに対し、アン
ギュラコンタクト玉軸受14,15により回転自在に支
持されている。ねじカバー9をハウジング1に対してね
じ込むことにより、下方軸受15は、ハウジング1の段
部1dに対して固定されるようになっている。
【0021】更に、ウォームホイール13の下方におけ
る出力軸3の外周面には、段部3cが形成されている。
軸受14の内輪14aは、段部3cに当接している。
【0022】図3は、出力軸3の上面図であり、図4
は、図3に示す出両軸3をIV-IV線で切断して矢印方向
に見た図である。図3において、出力軸3の上面には、
略十字形状の凹部3dが形成されている。一方、入力軸
2の下端2bは、図3に点線で示す如く、略十字形状の
断面形状を有し、凹部3d内に侵入している。
【0023】入力軸2の下端2bは、出力軸3の凹部3
dに対し、略相似形状であるが、わずかに小さく形成さ
れている。従って、入力軸2と出力軸3とは、下端2b
が凹部3dの内壁に当接するまで、両方向の相対回動が
許容されるが、下端2bが凹部3dの内壁に当接したと
きは、それ以上の相対回動が禁止されるようになってい
る。このときの入力軸2と出力軸3との中立位置からの
相対回転角度を、制限角度という。尚、下端2bと凹部
3dとで制限部材を構成する。
【0024】次に、本発明による実施の形態の動作につ
き以下に説明する。車両が直進状態にあり、図示しない
ステアリングホイールおよびステアリングシャフトを介
して、入力軸2に操舵力が入力されていないとすると、
トルクセンサ6は出力信号を発生せず、従って電動モー
タは補助操舵力を発生しない。
【0025】車両がカーブを曲がろうとするときに運転
者が不図示のステアリングホイールを操舵すると、操舵
力に応じてトーションバー5がねじれ、入力軸2と出力
軸3との間で相対回動が発生する。トルクセンサ6は、
この相対回動の方向および量に応じて信号を出力する。
この信号に基づき、電動モータは回転して補助操舵力を
発生する。かかる電動モータの回転は、ウォームギヤ機
構(30a,13)により減速されて出力軸3に伝達さ
れ、ラック軸11の移動を支援することとなる。
【0026】図5,6は、入力軸2と出力軸3との間で
伝達される操舵トルクを横軸にとり、トルクセンサ6か
らの出力電圧を縦軸にとって、トルクセンサ6の出力特
性を示したグラフであり、その出力電圧が2.5Vのと
きに操舵トルクは非伝達状態すなわち中立となる。尚、
実際のトルクセンサ6の出力特性においては、摩擦抵抗
などに基づき、ある程度ヒステリシスが生じるが、図
5,6においては、理解しやすいようにヒステリシスが
ない理想状態で示している。
【0027】ところで、操舵トルクが−8Nm〜8Nm
の範囲R1が、電動式パワーステアリング装置の通常の
制御範囲であり、従来技術においては、かかる範囲を超
えたとき(例えば操舵トルクが−12Nmを下回ったと
き又は12Nmを上回ったとき)に、図3,4に示す入
力軸2の十字形状の下端2aが、出力軸3の凹部3dの
内壁に当接し、それ以上の入力軸2と出力軸3との相対
回動を禁止して、トーションバー5の塑性変形などを防
止するようになっている。従って、操舵トルクが−12
Nmを下回ったとき又は12Nmを上回ったときには、
それ以上トーションバー5はねじれないため、図5の実
線Aに示すように、トルクセンサ6は一定値(4.2V
又は0.7V)を出力することとなる。
【0028】ところが、路肩に接触などして車輪側から
突発的に衝撃的な力が入力され、かかる衝撃的な力が、
ラック軸11を遡って伝達され、それにより入力軸2と
出力軸3との間に比較的大きなトルク(±15〜20N
m)が付与されることがある。かかる場合、図3,4に
示す入力軸2の十字形状の下端2aが、出力軸3の凹部
3dの内壁に衝撃的に当接し、打音が生じることとな
る。
【0029】これを防止する一つの考えは、入力軸2の
十字形状の下端2aが、出力軸3の凹部3dの内壁に当
接する際のトルク(以下ストッパ係止時トルクとする)
を増大させることである。かかるストッパ係止時トルク
を増大させるためのトーションバー5の設計を、丸棒を
例にして説明する。
【0030】丸棒の直径:D、長さ:L、横弾性係数:
G、とすると、トルクTにおける最大せん断応力はτ=
16T/πD3、トルクによる丸棒の捩れ角はθ=32
TL/πGD4 、トーションバー5のバネの定数はK=
T/θとなる。
【0031】ストッパ係止時トルクを大きくする為に
は、トーションバー5のバネ定数を変更せずに行なう設
計と、バネ定数を変更して行なう設計とが考えられる。
【0032】まず、トーションバー5のバネ定数を変更
しない設計を考える。この場合、ストッパ係止時トルク
を大きくする為には、ネジレ角を大きくしなければなら
ない。しかし、トーションバー5は繰り返しネジレを受
ける為、その許容せん断応力は材料のSN線図から求め
られ、ネジレ角に比例して最大せん断応力を大きくする
事は困難である。よって最大せん断応力は一定の下、
径:D及び長さ:Lを変更することなる。
【0033】ばね常数K=一定、最大せん断応力τ=一
定において、最大トルクをTからT 1へ変更後の最大ネ
ジレ角:θ、径:D、長さ:Lを夫々、θ1,D1
1,とすると上式から以下の関係がえられる。
【0034】最大せん断応力をー定とする為の条件は、
1/T=(D1/D)3である。バネ定数を一定とする
為の条件は、L1/L=(D1/D)4である。これよ
り、ストッパに接触する時のトルクを2倍にしたとする
と、トーションバー5の径Dを約1.26倍、長さLを
約2.52倍としなければならない。
【0035】ところが、トーションバー5が長くなる
と、装置全体が大型化してしまい、コスト、重量増等の
問題が生じる。更に、ステアリングコラムにトルクセン
サ6を設けた場合、トルクセンサ6が長大化した分、衝
突時エネルギー吸収用のストロークが十分に取れなくな
るという問題も生ずる、そこで、ストッパ係止時トルク
を大きくする為には、バネ定数を変更して行なうことが
不可欠となる。
【0036】次にバネ定数を変更する設計を考える。ト
ーションバー5の長さL=一定、最大せん断応力τ=一
定において、最大トルクをTからT1へ変更後のバネ定
数:K、最大ネジレ角:θ、径:Dを夫々、K1,θ1
1,及びK1=aKとすると、上式から以下の関係がえ
られる。
【0037】最大せん断応力をー定とする為の条件は、
1/T=(D1/D)3 である。長さLを一定とする為
の条件は、a=(D1/D)4である。ネジレ角とトルク
の関係は、T1/T=aθ1/θである。これより、スト
ッパ係止時トルクを2倍(T1/T=2)とすると、ト
ーションバー5の径Dは約1.26倍、そのバネ定数K
1は約2.52倍、最大ネジレ角θは約0.79倍とな
る。
【0038】故に、トーションバー長さLを出来るだけ
短く、且つ、ストッパ係止時トルクを大きく設計する為
には、バネ定数を大きくして設計する事が不可欠とな
る。
【0039】このようにトーションバー5のバネ定数を
高くすると、路面から受ける衝撃的な力に基づき、入力
軸2と出力軸3との間に比較的大きなトルク(±15〜
20Nm)が付与されたとしても、図3,4に示す入力
軸2の十字形状の下端2aが、出力軸3の凹部3dの内
壁に当接せず、従って打音の発生を抑止できる。また、
操舵トルクが−12Nmを下回る範囲、又は12Nmを
上回る範囲でも、トルクセンサ6は操舵トルクに応じた
出力を発生できるという利点がある。
【0040】しかしながら、トーションバー5のバネ定
数が高くなると、トルクセンサ6の出力特性は、図5の
点線Bに示すようになり、通常の制御範囲R1における
トルクセンサ6からの出力電圧V2は1.8V〜3.2
Vとなってしまう。すなわち、トーションバー5のねじ
り剛性を高める前の出力電圧V1すなわち1.3V〜
3.7Vに比べ、出力レンジが約40%ほど低下するた
め、それだけ制御が粗くなる恐れがある。
【0041】より具体的には、ストッパ係止時トルクを
大きく設定する為に、トーションバー5のバネ定数を大
きくして設定した場合、単位ネジレ角当たりの変位が減
少するので、トルクセンサ6からの出力も小さくなり、
それによりトルク検出精度が低下し、操舵フィーリング
が悪化してしまう恐れがある。一方、センサ出力を小さ
くしないように、単位ネジレ角当たりの変位が大きくな
るように変換機構部を見直した場合においても、機構部
に起因する摩擦成分も増幅されるので、センサ特性のヒ
ステリシス成分も増大し、同様にトルク検出制度が低下
し、操舵フィーリングが悪化してしまう恐れがある。
【0042】これに対し、トーションバー5のネジレ剛
性を増大させたことに伴って、トルクセンサ6におい
て、例えばスリーブ6dの窓6eの数と、入力軸2の歯
2aの数を増大させて、トーションバー5のネジレ角に
対するトルクセンサ6の出力電圧の比(換算比)を増大
させることも考えられる。ところが、トルクセンサ6の
出力電圧が0.5V(下閾値LT)を下回るか、又は
4.5V(上閾値UT)を上回ると、不図示の制御回路
が、トルクセンサ6に異常が生じたものと判断するよう
になっているので、トーションバー5のネジレ角に対す
るトルクセンサ6の出力電圧の比を単純に増大させたの
みでは、かかる閾値LT、UTに近い出力電圧が生じや
すくなって、正常であるにもかかわらずエラー信号が発
生しやすいことになり、それにより電動式パワーステア
リング装置の機能が損なわれる恐れがある。
【0043】そこで、本実施の形態においては、図6に
示すように、入力軸2と出力軸3との相対角度が所定角
度以内である通常の制御範囲R1においては、トルクセ
ンサ6からの出力電圧は、1.8V〜3.2Vの範囲で
第1の換算比でほぼリニアに変化させると共に、操舵ト
ルクが−8Nmを下回る、又は8Nmを上回る範囲R2
においては、第1の換算比より低い第2の換算比を用い
て変化率がより緩和されるように、すなわち出力特性が
二次曲線を描くようにしている。このような換算比は可
変値であっても良いからである。従って、出力特性とし
てはサインカーブやサインカーブに類似した周期曲線な
ども含まれる。これにより、制御範囲R1においては、
高精度な制御を行えるようにすると共に、範囲R2にお
いては、出力電圧が閾値LT,UTを超えにくくするよ
うになっている。ちなみに、図6に示す本実施の形態に
かかるトルクセンサ6の出力特性によれば、ストッパ係
止時トルクを−12Nmから−17Nmへ、また12N
mから17Nmへと拡大することができる。
【0044】更に、別な実施の形態として、トルクセン
サ6からの出力電圧が例えば4.0Vを超えた場合(又
は1.0Vを下回った場合)、不図示の制御装置は、ト
ーションバー5が制限角度に近い所与の角度までねじれ
たので、図3,4に示す入力軸2の十字形状の下端2a
が、出力軸3の凹部3dの内壁に当接する直前になった
と判断して、トーションバー5のネジレが緩和される方
向に、駆動モータから出力される回転トルクを増大もし
くは減少させるように制御することが考えられる。かか
る制御により下端2aと凹部3dとの強い当接が回避さ
れ、それにより打音を抑制することができる。尚、図6
に示すトルクセンサ6の非線形な出力特性を利用して、
出力電圧の増大率(もしくは減少率)が低下したことに
応じて、トーションバー5が制限角度に近い所与の角度
までねじれたことを判断することもできる。
【0045】以上、実施の形態を参照して本願発明を詳
細に説明してきたが、本願発明は上記実施の形態に限定
して解釈されるべきでなく、その趣旨を損ねない範囲で
適宜変更、改良可能であることはもちろんである。たと
えば、上述した実施の形態においては、トルクセンサと
して非接触タイプとして用いたが、螺旋溝とボールとを
含む接触型のトルクセンサを用いても良い。かかる場
合、螺旋溝のピッチを中央側と両端側とで変化させるこ
とにより、図6に示すような出力特性を得ることができ
る。
【0046】
【発明の効果】本発明の電動式パワーステアリング装置
によれば、前記検出装置が、前記ネジレ部材のネジレが
所定角度内であるときは、前記ネジレに対して第1の換
算比で変換された検出信号を出力し、前記所定角度を超
え、かつ前記制限角度以内では、前記ネジレに対し前記
第1の換算比よりも小さい第2の換算比で変換された検
出信号を出力するので、例えば電動式パワーステアリン
グ装置の制御範囲内では、前記ネジレ部材のネジレに対
し第1の換算比で変換された、比較的高い検出信号を用
いることができ、前記制限部材の打音防止のために前記
ネジレ部材のねじり剛性を高めた場合でも、前記モータ
の円滑な制御を行うことができる。一方、制御範囲を超
えた領域では、前記ネジレ部材のネジレに対し第2の換
算比で変換された、比較的低い検出信号が出力されるの
で、検出装置から万が一異常信号が出力されたような場
合でも、容易に見分けが付くこととなる。更に、前記ネ
ジレ部材のネジレが前記制限角度以内である場合におけ
る正常な前記検出装置から出力される検出信号の範囲外
に設定された閾値を、前記検出信号が超えたとき又は下
回ったとき、前記検出装置に異常が生じたと判定される
ようになっているので、前記ネジレ部材の許容トルクを
高めながらも、精度良く前記検出装置の異常を検出する
ことができる。
【0047】本発明の電動式パワーステアリング装置に
よれば、制御装置が、検出装置の検出結果に基づいて、
前記ネジレ部材が、前記制限角度に近い所与の角度まで
ねじれたと判断したときは、前記ネジレ部材のネジレを
緩和する方向に、前記モータの出力を増大又は減少させ
るようになっているので、前記制限部材の打音を効果的
に抑止できるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である電動式のパワーステ
アリング装置を、入力軸の軸線に沿って切断して示す断
面図である。
【図2】図1の電動式のパワーステアリング装置をII-I
Iで切断して矢印方向に見た図である。
【図3】出力軸3の上面図である。
【図4】図3に示す出両軸3をIV-IV線で切断して矢印
方向に見た図である。
【図5】操舵トルクを横軸にとり、トルクセンサ6から
の出力電圧を縦軸にとって、トルクセンサ6の出力特性
を示したグラフである。
【図6】操舵トルクを横軸にとり、トルクセンサ6から
の出力電圧を縦軸にとって、トルクセンサ6の出力特性
を示したグラフである。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 入力軸 3 出力軸 5 トーションバー 6 トルクセンサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、 前記ハウジングに取り付けられ回転軸を回転させるモー
    タと、 車輪を操舵する為に操舵力を出力する出力軸と、 ステアリングホイールから前記出力軸へと操舵力を伝達
    する入力軸と、 前記モータの前記回転軸と前記出力軸とを動力伝達可能
    に連結する動力伝達機構と、 前記出力軸と前記入力軸とを連結し、前記入力軸に付与
    された操舵トルクに応じて弾性的にねじれるネジレ部材
    と、 前記ネジレ部材のネジレ量に対応した検出信号を出力す
    る検出装置と、 前記検出装置からの検出信号に基づいて、前記モータを
    駆動制御する制御装置と、 前記出力軸と前記入力軸との相対回動を制限することに
    よって、制限角度以上の前記ネジレ部材のネジレを禁止
    する制限部材とを有し、 前記検出装置は、前記ネジレ部材のネジレが所定角度内
    であるときは、前記ネジレに対して第1の換算比で変換
    された検出信号を出力し、前記所定角度を超え、かつ前
    記制限角度以内では、前記ネジレに対し前記第1の換算
    比よりも小さい第2の換算比で変換された検出信号を出
    力するようになっており、 更に、前記ネジレ部材のネジレが前記制限角度以内であ
    る場合における正常な前記検出装置から出力される検出
    信号の範囲外に設定された閾値を、前記検出信号が超え
    たとき又は下回ったとき、前記検出装置に異常が生じた
    と判定されるようになっている電動式パワーステアリン
    グ装置。
  2. 【請求項2】 前記制限角度までねじれたときの前記ネ
    ジレ部材の受けるトルクは、−15Nm以下もしくは1
    5Nm以上となっている請求項1に記載の電動式パワー
    ステアリング装置。
  3. 【請求項3】 ハウジングと、 前記ハウジングに取り付けられ回転軸を回転させるモー
    タと、 車輪を操舵する為に操舵力を出力する出力軸と、 ステアリングホイールから前記出力軸へと操舵力を伝達
    する入力軸と、 前記モータの前記回転軸と前記出力軸とを動力伝達可能
    に連結する動力伝達機構と、 前記出力軸と前記入力軸とを連結し、前記入力軸に付与
    された操舵トルクに応じて弾性的にねじれるネジレ部材
    と、 前記ネジレ部材のネジレ量に対応した検出信号を出力す
    る検出装置と、 前記検出装置からの検出信号に基づいて、前記モータを
    駆動制御する制御装置と、 前記出力軸と前記入力軸との相対回動を制限することに
    よって、制限角度以上の前記ネジレ部材のネジレを禁止
    する制限部材と、を有し、 前記制御装置は、前記検出装置の検出結果に基づいて、
    前記ネジレ部材が、前記制限角度に近い所与の角度まで
    ねじれたと判断したときは、前記ネジレ部材のネジレを
    緩和する方向に、前記モータの出力を増大又は減少させ
    るようになっている電動式パワーステアリング装置。
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