JP2001087274A - 超音波処置具 - Google Patents

超音波処置具

Info

Publication number
JP2001087274A
JP2001087274A JP27128999A JP27128999A JP2001087274A JP 2001087274 A JP2001087274 A JP 2001087274A JP 27128999 A JP27128999 A JP 27128999A JP 27128999 A JP27128999 A JP 27128999A JP 2001087274 A JP2001087274 A JP 2001087274A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic
vibration
treatment
treatment section
body tissue
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP27128999A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideto Yoshimine
英人 吉嶺
Shuichi Kimura
修一 木村
Toshihiko Suzuta
敏彦 鈴田
Ryoichi Kono
良一 小納
Eiji Murakami
栄治 村上
Takeaki Nakamura
剛明 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP27128999A priority Critical patent/JP2001087274A/ja
Publication of JP2001087274A publication Critical patent/JP2001087274A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】灌流液を使用して場合でも高い切除能・止血能
を得ることができる超音波処置具の提供を目的としてい
る。 【解決手段】本発明の超音波処置具は、超音波振動を発
生する超音波振動子と、前記超音波振動子に接続され、
超音波振動子で発生した超音波振動を伝達するための振
動伝達部材14と、振動伝達部材14の先端に設けら
れ、振動伝達部材によって伝達された超音波振動によっ
て体組織を処置する処置部15と、処置部15に設けら
れ、互いの間で高周波電流が通電される一対の電極10
3,104とを具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波振動エネル
ギによって体組織を処置する超音波処置具に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波振動エネルギによって体組織を処
置する超音波処置具は、例えば実開昭63−84214
号公報に開示されている。この公報に開示されている超
音波処置具は、シース内に超音波プローブと内視鏡(以
下、単にスコープという。)とを挿通して装着すること
により構成される。前記超音波プローブは、超音波振動
を発生する超音波振動子と、前記超音波振動子にホーン
を介して接続され且つ超音波振動子で発生した超音波振
動を伝達するための金属製の振動伝達部材とからなる。
【0003】このような超音波処置具を用いて患部組織
を切除する場合には、まず、シースを体内に挿入すると
ともに、シース内に超音波プローブの振動伝達部材およ
びスコープの視管部を挿入する。次に、シースをガイド
として振動伝達部材の先端処置部を患部組織に当接させ
た状態で、超音波振動子を作動させる。そして、この状
態で、振動伝達部材の先端処置部を患部組織に押し当て
ながら移動させていく。これにより、患部組織が超音波
振動によって切除されていく。
【0004】なお、この場合、シース内を通じて生理食
塩水等の灌流液を処置領域に送液するとともに、送液し
た灌流液をシース内を通じて再び吸引回収することによ
り、処置領域を洗浄してスコープによる明瞭な観察視野
を確保することが行なわれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記公報に
開示された超音波処置具では、超音波プローブと体組織
との間で発生した摩擦熱が術中使用されている灌流液に
よって奪われてしまうため、切除時の切開能および止血
能が不十分となる虞がある。また、HF(High-Frequen
cy current)の併用時には、対極板を準備するなどの煩
雑な作業も必要となる。
【0006】本発明は前記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、灌流液を使用して場
合でも高い切除能・止血能を得ることができる超音波処
置具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に記載された超音波処置具は、超
音波振動を発生する超音波振動子と、前記超音波振動子
に接続され、超音波振動子で発生した超音波振動を伝達
するための振動伝達部材と、振動伝達部材の先端に設け
られ、振動伝達部材によって伝達された超音波振動によ
って体組織を処置する処置部と、前記処置部に設けら
れ、互いの間で高周波電流が通電される一対の電極とを
具備することを特徴とする。
【0008】この請求項1に記載された発明によれば、
発熱の補助手段として、処置部に一対の電極が設けられ
ているため、超音波出力中にこれら電極に高周波電流を
通電すれば、灌流液を送液中でも処置部の温度を高く保
つことができる。
【0009】また、請求項2に記載された超音波処置具
は、超音波振動を発生する超音波振動子と、前記超音波
振動子に接続され、超音波振動子で発生した超音波振動
を伝達するための振動伝達部材と、振動伝達部材の先端
に設けられ、振動伝達部材によって伝達された超音波振
動によって体組織を処置する処置部と、前記処置部に対
峙して設けられ、処置部との間で体組織を把持する回動
可能なクランプ部とを具備し、クランプ部側に面する処
置部の把持面は、クランプ部と処置部との間で体組織を
把持して処置部を超音波振動させた際に摩擦熱を発生さ
せる粗面として形成され、処置部との間で体組織を把持
するクランプ部の把持面には、処置部の超音波振動を吸
収して発熱する吸音部材が設けられていることを特徴と
する。
【0010】この請求項2に記載された発明によれば、
クランプ部と処置部との間で体組織を把持して処置部を
超音波振動させた際に、処置部の粗面で摩擦熱が生じる
とともに、クランプ部の吸音部材が処置部の超音波振動
を吸収して発熱するため、灌流液を送液中でも処置部の
温度を高く保つことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について説明する。
【0012】図1および図2は本発明の第1の実施形態
を示している。図1に示されるように、本実施形態に係
る超音波処置具1は、シース2と、スコープ3と、超音
波プローブ4とからなる。
【0013】シース2は、外シース5と、外シース5に
略同心的に挿入配置された内シース6とからなる。この
場合、内シース6は、その基端部が、密封部材7により
シール状態で外シース5に着脱自在に接続されている。
【0014】外シース5の先端部には複数の小孔8が設
けられている。外シース5と内シース6との間に形成さ
れる環状の流通路9は、外シース5の基端部に設けられ
た吸引口10に連通している。また、内シース6の内孔
11は、内シース6の基端部に設けられた送水口12に
連通している。
【0015】超音波プローブ4は、振動子ユニット13
と、振動子ユニット13から延びる振動伝達部材14と
を備えている。振動子ユニット13はハンドピースとし
て構成されている。前記ハンドピースは把持部を形成す
る円筒状のカバーを有しており、カバー内には、超音波
振動を発生する超音波振動子とホーン(いずれも図示せ
ず)とが設けられている。この場合、前記超音波振動子
は前記ホーンを介して振動伝達部材14に接続されてい
る。また、振動伝達部材14は、超音波振動子で発生し
た超音波振動を伝達する。
【0016】振動伝達部材14の先端には、振動伝達部
材14によって伝達された超音波振動によって体組織を
処置する処置部としての切除部15が設けられている。
図2に示されるように、切除部15は、振動伝達部材1
4の先端部から二股に分岐する第1アーム101と第2
アーム102とを有している。各アーム101,102
にはそれぞれ、高周波電流が通電される電極103,1
04が設けられている。
【0017】電極103,104は、絶縁部材105を
挟むようにして前後に配列されて接合されており、ルー
プ形状のバイポーラ型の高周波処置部を構成している。
また、電極103,104は、絶縁部材105によって
互いに電気的に絶縁された状態で、振動子ユニット13
に付設された接続ピン16の対応する接続端子に電気的
に接続されている。
【0018】電極104の後方に位置する第1アーム1
01および第2アーム102の基端部下面にはそれぞ
れ、前方に向かって斜め上方に延びるスローブ部106
が設けられている。スロープ部106は、超音波プロー
ブ4の長手軸方向に対し所定の角度をもって方向付けら
れている。
【0019】スコープ3は、照明光学系および対物光学
系が内蔵された視管部3aと、視管部3aに接続され且
つ接眼部を有する本体部17とからなる。本体部17
は、密封部材7によりシール状態で内シース6の基端部
に着脱自在に接続される。また、本体部17には、超音
波プローブ4が挿通可能なチャンネル18が形成されて
いる。
【0020】次に、上記構成の超音波処置具1の作用に
ついて説明する。
【0021】まず、外シース5と内シース6とを組み合
わせて内シース6内にマンドリン(図示せず)を挿入し
た状態で、シース2を尿道等の管腔内に挿入する。マン
ドリン抜去後、スコープ3および超音波プローブ4を組
み合せた状態でシース2に挿入する。
【0022】なお、この時、灌流液を送液するための送
液手段をシース2の送水口12に接続するとともに、吸
引ポンプを吸引口10に接続し、必要に応じて、内シー
ス6の内孔11および流通路9を通じて連続的に灌流液
を送液・排液できるようにしておく。また、接続コード
を介して高周波焼灼電源を接続ピン16に接続してお
く。
【0023】以上の作業が完了したら、今度は、スコー
プ2による観察下で、切除部15を患部組織に導き、振
動子ユニット13を駆動させて超音波振動を超音波振動
子から振動伝達部材14を介して切除部15に伝達する
とともに、高周波電流を電極103,104間に流す。
そして、超音波プローブ4を進退させて、切除部15と
接触する患部組織を切除していく。なお、この時、内シ
ース6の内孔11および流通路9を通じて連続的に灌流
液を送液・排液して、スコープ3による処置領域の観察
視野を確保する。この場合、アーム101,102に設
けられたスロープ部106に発生するキャビテーション
により、前方に向かう水流が発生し、切除部位の良好な
視野が得られる。
【0024】以上説明したように、本実施形態の超音波
処置具1は、超音波振動を発生する超音波振動子と、前
記超音波振動子に接続され、超音波振動子で発生した超
音波振動を伝達するための振動伝達部材14と、振動伝
達部材14の先端に設けられ、振動伝達部材14によっ
て伝達された超音波振動によって体組織を切除する切除
部15と、切除部15に設けられ、互いの間で高周波電
流が通電される一対の電極103,104とを備えてい
る。
【0025】したがって、超音波発振を行なうと同時に
電極103,104に高周波電流を通電すれば、灌流液
を送液中でも切除部15の温度を高く保つことができ
る。そのため、高い切除能・止血能を得ることができ
る。
【0026】また、本実施形態の超音波処置具1は、切
除部15に一対の電極103,104を備えたバイポー
ラ型の高周波処置具としても機能するため、高周波処置
は勿論、対極板の準備など煩雑な手間を省くこともでき
る。
【0027】また、本実施形態の超音波処置具1は、電
極104の後方に位置する第1アーム101および第2
アーム102の基端部下面に、前方に向かって斜め上方
に延びるスローブ部106を有している。したがって、
キャビテーションによる水流の発生により、切除部位の
良好な視野を得ることができる。
【0028】図3は本発明の第2の実施形態を示してい
る。本実施形態は切除部15の構成のみが第1の実施形
態と異なる。すなわち、本実施形態の切除部15は、絶
縁部材105が電極103,104によって横から挟み
込まれるように構成されている。なお、それ以外の構成
は第1の実施形態と同一である。
【0029】図4は本発明の第3の実施形態を示してい
る。本実施形態も切除部15の構成のみが第1の実施形
態と異なる。すなわち、本実施形態の切除部15の先端
には、カップ状の剥離子107が設けられている。剥離
子107は、電気絶縁性を有する材料によって形成され
ている。なお、剥離子107は、切除部15と一体で形
成されていても良い。また、剥離子107の外表面を電
気絶縁性を有する部材によって被覆しても良い。
【0030】このような構成では、前立腺等の切除組織
を、予め剥離子107で剥離した後に、切除部15によ
って切除することができる。したがって、切除する部分
を極力少なくすることができ、処置効率を向上させるこ
とができる。
【0031】図5および図6は本発明の第4の実施形態
を示している。
【0032】本実施形態に係る超音波処置具20は、シ
ース2と、スコープ3と、超音波プローブ4と、ハンド
ル24とからなる。
【0033】シース2は、外シース5と、外シース5に
略同心的に挿入配置された内シース6とからなる。この
場合、内シース6は、その基端部が、密封部材7により
シール状態で外シース5に着脱自在に接続されている。
【0034】外シース5の先端部には複数の小孔8が設
けられている。外シース5と内シース6との間に形成さ
れる環状の流通路9は、外シース5の基端部に設けられ
た吸引口10に連通している。また、内シース6の内孔
11は、内シース6の基端部に設けられた送水口12に
連通している。
【0035】超音波プローブ4は、振動子ユニット13
と、振動子ユニット13から延びる振動伝達部材21と
を備えている。振動子ユニット13はハンドピースとし
て構成されている。前記ハンドピースは把持部を形成す
る円筒状のカバーを有しており、カバー内には、超音波
振動を発生する超音波振動子とホーン(いずれも図示せ
ず)とが設けられている。この場合、前記超音波振動子
は前記ホーンを介して振動伝達部材21に接続されてい
る。また、振動伝達部材21は、超音波振動子で発生し
た超音波振動を伝達する。
【0036】振動伝達部材21の先端には、振動伝達部
材21によって伝達された超音波振動によって体組織を
処置する処置部31が設けられている。また、内シース
6の先端部には、処置部31との間で体組織を把持する
クランプ部としてのジョー22が設けられている。この
ジョー22は、処置部31に対峙して設けられており、
ピン23を介して内シース6に回動可能に取り付けられ
ている。
【0037】ジョー22側に面する処置部31の把持面
は、ジョー22と処置部31との間で体組織を把持して
処置部31を超音波振動させた際に摩擦熱を発生するこ
とができるように、粗面に形成されている。このような
粗面は、例えば、サンドブラストや電解研磨によって、
あるいは、前記把持面に硬質粒子を付着させることによ
り形成される。
【0038】ジョー22には、振動伝達部材21の処置
部31との間で組織を把持する把持部材32が取付けら
れている。把持部材32の把持面(処置部31と対向す
る把持部材32の部位)には、処置部31の超音波振動
を吸収して発熱する吸音部材33が設けられている。こ
の吸音部材33は、シリコンゴムなどの弾性部材によっ
て形成されている。
【0039】ハンドル24は、固定ハンドル25と可動
ハンドル27とを備え、密封部材7によりシール状態で
内シース6の基端部に着脱自在に接続される。可動ハン
ドル26は、ピン27を介して固定ハンドル25に回動
可能に取り付けられている。また、ハンドル24には、
スコープ3および超音波プローブ4が着脱自在に接続さ
れている。
【0040】ジョー22の基端部には、ピン30を介し
て、操作ロッド29の先端が接続されている。また、操
作ロッド29の基端は、ピン28を介して、可動ハンド
ル26に取付けられている。
【0041】次に、上記構成の超音波処置具20の作用
について説明する。
【0042】まず、外シース5と内シース6とを組み合
わせて内シース6内にマンドリン(図示せず)を挿入し
た状態で、シース2を尿道等の管腔内に挿入する。マン
ドリン抜去後、ハンドル24をシース2に装着するとと
もに、ハンドル24に組み合わされたスコープ3および
超音波プローブ4をシース2内に挿入する。
【0043】なお、この時、灌流液を送液するための送
液手段をシース2の送水口12に接続するとともに、吸
引ポンプを吸引口10に接続し、必要に応じて、内シー
ス6の内孔11および流通路9を通じて連続的に灌流液
を送液・排液できるようにしておく。
【0044】以上の作業が完了したら、今度は、スコー
プ2による観察下で、処置部31およびジョー22を患
部組織に導く。そして、可動ハンドル26を動かし、操
作ロッド29を介してジョー22を開閉させ、処置部3
1とジョー22との間で患部組織を把持する。続いて、
この状態で、振動子ユニット13を駆動させて超音波振
動を超音波振動子から振動伝達部材21を介して処置部
31に伝達する。処置部31に伝達された超音波振動
は、処置部31と接触する患部組織を切開する。この
時、先端部31の粗面によって大きな摩擦熱が生じる。
また、処置部31に伝えられた超音波振動が吸音部材3
3に吸収され、吸音部材33が発熱する。これらの熱は
切開部周辺を凝固する。
【0045】以上説明したように、本実施形態の超音波
処置具20は、超音波振動を発生する超音波振動子と、
前記超音波振動子に接続され且つ超音波振動子で発生し
た超音波振動を伝達するための振動伝達部材21と、振
動伝達部材21の先端に設けられ且つ振動伝達部材21
によって伝達された超音波振動によって体組織を処置す
る処置部31と、処置部31に対峙して設けられ且つ処
置部31との間で体組織を把持する回動可能なジョー2
2とを備え、ジョー22側に面する処置部31の把持面
は、ジョー22と処置部31との間で体組織を把持して
処置部31を超音波振動させた際に摩擦熱を発生させる
粗面として形成され、処置部31との間で体組織を把持
するジョー22の把持面には、処置部31の超音波振動
を吸収して発熱する吸音部材33が設けられている。
【0046】したがって、ジョー22と処置部31との
間で体組織を把持して処置部31を超音波振動させた際
に、処置部31の粗面で摩擦熱が生じるとともに、ジョ
ー22の吸音部材33が処置部31の超音波振動を吸収
して発熱するため、灌流液を送液中でも処置部31の温
度を高く保つことができる。そのため、高い切除能・止
血能を得ることができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の超音波処
置具によれば、灌流液を使用して場合でも高い切除能・
止血能を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る超音波処置具の
側断面図である。
【図2】図1の超音波処置具の要部(先端部)の斜視図
である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る超音波処置具の
要部(先端部)の斜視図である。
【図4】本発明の第3の実施形態に係る超音波処置具の
要部(先端部)の斜視図である。
【図5】本発明の第4の実施形態に係る超音波処置具の
側断面図である。
【図6】(a)は図5の超音波処置具の要部(先端部)
の正面図、(b)は図5の超音波処置具の要部(先端
部)の側面図である。
【符号の説明】
1…超音波処置具 13…超音波振動子 14…振動伝達部材 15…切除部(処置部) 103,104…電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴田 敏彦 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小納 良一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 村上 栄治 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C060 EE05 EE06 FF19 JJ15 JJ17 KK03 KK06 KK10 KK12 KK15

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波振動を発生する超音波振動子と、 前記超音波振動子に接続され、超音波振動子で発生した
    超音波振動を伝達するための振動伝達部材と、 振動伝達部材の先端に設けられ、振動伝達部材によって
    伝達された超音波振動によって体組織を処置する処置部
    と、 前記処置部に設けられ、互いの間で高周波電流が通電さ
    れる一対の電極と、 を具備することを特徴とする超音波処置具。
  2. 【請求項2】 超音波振動を発生する超音波振動子と、 前記超音波振動子に接続され、超音波振動子で発生した
    超音波振動を伝達するための振動伝達部材と、 振動伝達部材の先端に設けられ、振動伝達部材によって
    伝達された超音波振動によって体組織を処置する処置部
    と、 前記処置部に対峙して設けられ、処置部との間で体組織
    を把持する回動可能なクランプ部と、 を具備し、 クランプ部側に面する処置部の把持面は、クランプ部と
    処置部との間で体組織を把持して処置部を超音波振動さ
    せた際に摩擦熱を発生させる粗面として形成され、 処置部との間で体組織を把持するクランプ部の把持面に
    は、処置部の超音波振動を吸収して発熱する吸音部材が
    設けられていることを特徴とする超音波処置具。
JP27128999A 1999-09-24 1999-09-24 超音波処置具 Withdrawn JP2001087274A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27128999A JP2001087274A (ja) 1999-09-24 1999-09-24 超音波処置具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27128999A JP2001087274A (ja) 1999-09-24 1999-09-24 超音波処置具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001087274A true JP2001087274A (ja) 2001-04-03

Family

ID=17497987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27128999A Withdrawn JP2001087274A (ja) 1999-09-24 1999-09-24 超音波処置具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001087274A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009233269A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Fujinon Corp 内視鏡用高周波処置具
JP2010005460A (ja) * 2002-05-13 2010-01-14 Axya Medical Inc 柔組織の切断及び凝固のための超音波システム
JP2012081266A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Alan G Ellman 電気外科的コブエレベータ器具
WO2015118757A1 (ja) * 2014-02-06 2015-08-13 オリンパス株式会社 超音波プローブ及び超音波処置装置
JP2022129374A (ja) * 2021-02-24 2022-09-05 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 超音波処置具、及び超音波処置具の制御方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010005460A (ja) * 2002-05-13 2010-01-14 Axya Medical Inc 柔組織の切断及び凝固のための超音波システム
JP2009233269A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Fujinon Corp 内視鏡用高周波処置具
JP2012081266A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Alan G Ellman 電気外科的コブエレベータ器具
US8992524B1 (en) 2010-10-07 2015-03-31 Alan G. Ellman Electrosurgical Cobb elevator instrument
WO2015118757A1 (ja) * 2014-02-06 2015-08-13 オリンパス株式会社 超音波プローブ及び超音波処置装置
JP5836543B1 (ja) * 2014-02-06 2015-12-24 オリンパス株式会社 超音波プローブ及び超音波処置装置
CN105658161A (zh) * 2014-02-06 2016-06-08 奥林巴斯株式会社 超声波探头及超声波处理装置
US9592072B2 (en) 2014-02-06 2017-03-14 Olympus Corporation Ultrasonic treatment apparatus
JP2022129374A (ja) * 2021-02-24 2022-09-05 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 超音波処置具、及び超音波処置具の制御方法
JP7331170B2 (ja) 2021-02-24 2023-08-22 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 超音波処置具、及び超音波処置具の制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10639058B2 (en) Ultrasonic surgical instrument with features for forming bubbles to enhance cavitation
JP3571414B2 (ja) 超音波切開凝固装置
EP3364896B1 (en) Surgical instrument with dual mode end effector and modular clamp arm assembly
JP6532640B2 (ja) 流体ルーメンを画定する超音波導波管を備えた手術器具
JP3686117B2 (ja) 超音波切開凝固装置
JP4402629B2 (ja) 超音波凝固切開装置
EP3071130B1 (en) Surgical instrument with active element and suction cage
US6562032B1 (en) Electrosurgical instrument with vibration
EP2380516B1 (en) Treatment device and treatment tool
EP3179933B1 (en) Ultrasonic blade overmold
JP6307669B1 (ja) 高周波処置具
JP4397806B2 (ja) 生体組織の正確な側部部分除去手術のための作業器具及びその使用法
JPS62211056A (ja) 組織切除装置
JPH10216146A (ja) 超音波アダプタ
JP2001087274A (ja) 超音波処置具
JP4391757B2 (ja) 手術装置
US20130190790A1 (en) Ultrasonic probe and ultrasonic treatment device
JP2001017385A (ja) 手術具
JP2000271137A (ja) 処置具
JP2001061847A (ja) 生体組織の処置具
CN112890918A (zh) 结合冷却特征的基于能量的外科器械
JP2003079633A (ja) 超音波手術器
JP3826141B2 (ja) 超音波切開凝固装置
JPH03155853A (ja) 超音波治療装置
JP4642172B2 (ja) 超音波処置装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061205