JP4397806B2 - 生体組織の正確な側部部分除去手術のための作業器具及びその使用法 - Google Patents

生体組織の正確な側部部分除去手術のための作業器具及びその使用法 Download PDF

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Description

本発明は、生体組織の正確な側部部分除去手術のための作業器具及びその器具を使用する方法に関する。
リゼクトスコープは、通常、組織内の病理部分を切除するか又は疑わしい組織をサンプリングするため生体組織を部分的に除去する上で有用な医療器具である。リゼクトスコープは、哺乳類の空洞部を貫通する、細長く幅の狭い器具である。典型的には、リゼクトスコープの末端部は、空洞部に配置され、その基端部は、身体の外部に配置される。リゼクトスコープは、主要には、細長い光学システム及びアクチュエータを備え、アクチュエータは、リゼクトスコープの長さ方向軸に沿った少なくとも1つのハンドルの移動を部分切除ループ部の移動に変換するための手段を有し、該ループ部は、電源に接続され、かくして、長さ方向軸に沿って所望の組織を部分的に切除するための手段を有する。
当該技術分野で知られている全てのリゼクトスコープは、切断部材を備え、切断手段は、電流を用いて実現可能となり、組織を固めて切断するために十分な熱を生成する。この熱は、部分切除された組織を焼いてしまい、組織の更なる分析が妨げられる。
当該技術分野で知られているリゼクトスコープでは、ユーザーが、組織の粘膜の下層への切断深さを決定する。ユーザーが組織に対してリゼクトスコープを押し付けるほど、部分切除はより深くなる。しかし、長さ方向軸に沿った運動を使用した切除は、部分切除の必要な深さに関してユーザーを案内するための基準手段を提供しない。従って、部分切除手術は、しばしば、ユーザーの感覚、経験及び技術的な能力に専ら依存する。組織が貫通され、疾患組織で身体を汚染し、これにより外科処置に複雑さが導入されることを回避するため、ユーザーは、リゼクトスコープを押すことを回避する。従って、ほとんどの処置は、効果の無い部分切除深さと、これによる不正確な病理上の一連の作業をもたらす。その上、前記した内視鏡検査による部分切除の技術的な特性に起因して、標本が、過剰に焼灼され、正確な病理学上の診断にとって不適切な状態となることが、しばしば見出される。同様に、前記した内視鏡切除の技術的な欠陥は、腫瘍組織の完全な除去を妨げる。ヘールらは、膀胱腫瘍を持った患者の76%までが、初期部分切除手術の後にも残余の腫瘍を持ち、患者の30%が初期の尿道貫通部分切除で不正確にダウンステージされたことを実証した。従って、彼らは、非侵入形態の腫瘍を制御し、残余の腫瘍侵入を検出するため、全ての患者に対して、定まった一連の繰り返し切除手術を実行することを提唱している(1999年7月、J.Urol;162(l):74−6)。
従来技術のリゼクトスコープ、それらの使用法、及び、それらと共に使用可能な補助システムが、2001年3月29日に出願され、本願出願人に譲渡されたPCT出願WO0172200号で議論されている。その全体的な内容は、ここで参照したことにより、本願に組み込まれる。
以上により、本発明の目的は、生体組織を横方向に側部から側部に亘って部分切除するためリゼクトスコープ用の正確な作業器具、該作業器具を備えるリゼクトスコープ、及び、該作業器具を使用する方法を提供することである。横方向の部分切除に適した、切断部材アッセンブリ及び切断部材も本発明で提供される。本発明の形態では、アッセンブリが回転するとき切断部材アッセンブリを振動させるための手段により、震動若しくは振動運動が、印加される。
本発明の好ましい実施形態によれば、所定の横方向運動を使用して生体組織を側部から側部に亘って部分切除するリゼクトスコープのための作業器具が提供される。該作業器具は、身体空洞部内に挿入される末端部、ユーザーに隣接される基端部及び長さ方向軸を有する。該作業器具は、回転機構も備える。該回転機構は、該器具の基端部に配置され、少なくとも2つのハンドルを有するハンドルアッセンブリであって、そのうち1つ以上のハンドルは、該器具の長さ方向に移動可能であるハンドルアッセンブリと、該ハンドルアッセンブリとカム要素を介して連通する駆動ねじであって、該駆動ねじは、長さ方向軸に沿って配置され、少なくとも1つの移動可能なハンドルの所定の並進時に、該長さ方向軸の回りに回転可能であり、該並進運動は、カム要素により回転運動に変換される、駆動ねじと、を備える。該作業器具は、該器具の末端部に配置された1つ以上の切断部材アッセンブリを更に備える。該少なくとも1つの切断部材アッセンブリの各々は、1つ以上の接続要素により駆動ねじに接続され、これにより該駆動ねじが回転するとき回転可能となる、切断部材心棒と、切断部材心棒に接続され、且つ、駆動ねじから離れた方の切断部材心棒の端部に配置された、少なくとも1つの切断部材とを備える。1つ以上の切断部材は、部分切除されるべき組織に対して所定の位置に保持されるとき、切断部材心棒の回転に伴って回転し実質的に側部から側部に亘る態様で所定の深さに組織を部分切除するように作動可能となる。
本発明の作業器具の別の実施形態では、切断部材心棒は、360°より少ない所定の弧に沿って前記長さ方向軸の回りに回転可能である。作業器具の別の実施形態では、切断部材心棒は、360°以上の回転で前記長さ方向軸の回りに回転可能である。
本発明の更に別の実施形態では、作業器具が少なくとも1つのバイブレータを更に備え、該バイブレータは、切断部材心棒と連通し、該心棒を実質的に長さ方向軸(x軸)に沿って振動させる。更に別の実施形態では、少なくとも1つのバイブレータは、切断部材が長さ方向軸の回りに回転するとき切断部材心棒を振動させる。
加えて、本発明の別の好ましい実施形態では、作業器具の1つ以上のバイブレータはモーターを有し、該モーターは、直線アクチュエータのスロット内に配置可能な偏心ピンを更に備え、これにより該アクチュエータに固着される。直線アクチュエータは、1つ以上の雌型スロット状凹部を更に備え、該凹部は、切断部材心棒上に配置された少なくとも1つの雄型部材に適合するように間隔が隔てられ寸法が定められ、これによりアクチュエータを切断部材心棒に固着させる。本発明の幾つかの実施形態では、バイブレータのモーターは、AC電動モーター、DC電動モーター、液圧式モーター及び気圧式モーターからなるグループから選択される。更に他の実施形態では、作業器具の1つ以上のバイブレータは、水晶制御発振器、圧電発振器及び超音波発生器から選択することができる。
本発明の更に別の実施形態では、作業器具の切断部材は、1つ以上の箇所で切断部材心棒に接続されている。
本発明の追加の実施形態では、作業器具の駆動ねじは、1つ以上の直線ロック機構により作業器具内に固定されている。別の実施形態では、作業器具の駆動ねじは、長さ方向に前進すること無く回転する。更に別の実施形態では、1つ以上の接続要素は、適切に間隔を隔てられ、寸法が定められた、心棒及びねじの互いに嵌合可能な雄型部材及び雌型部材により、切断部材心棒を駆動ねじに接続する。
加えて、本発明の更に好ましい実施形態では、作業器具は、シャシを有し、該シャシは、該シャシの長さに沿って配置された少なくとも1つのスナップ留め要素と嵌合する。切断部材心棒は、1つ以上のスナップ留め要素内に、配置され、保持されていると共に器具の長さ方向軸(x軸)の回りに自在に回転する。本発明の更に好ましい実施形態では、作業器具は、シャシを有し、該シャシは、該シャシの長さに沿って配置された1つ以上のスナップ留め要素と嵌合する。切断部材心棒は、少なくとも1つのスナップ留め要素内に、配置され、保持されていると共に、器具の長さ方向軸(x軸)の回りに自在に回転し該長さ方向軸に沿って並進する。
本発明の別の実施形態では、1つ以上のスナップ留め要素は、雌型切込み状凹部の溝を備え、切断部材心棒は、雄型突出部材を備え、該切断部材心棒が溝内に配置されている間に、該突出部材が溝のメス型切込み状凹部と嵌合するように適切にサイズが定められ、配置されている。更なる実施形態では、1つ以上のスナップ留め要素は、固定化ピンにより駆動ねじに固定され、該ピンは、該スナップ留め要素のシャシに沿った運動及び該シャシの回りの運動を防止する。
本発明の追加の実施形態では、作業器具のハンドルは、該ハンドルを把持し、1つ以上の可動ハンドルを実質的に長さ方向軸(x軸)に沿って第2のハンドルに向かって移動させることにより、作動される。別の実施形態では、これらのハンドルは、該ハンドルを把持し、1つ以上の可動ハンドルを実質的に長さ方向軸(x軸)に沿って第2のハンドルから離れる方向に移動させることにより、作動される。更に加えて、本発明の別の実施形態では、要素が作業器具のハンドルを作動させる。該要素は、電動モーター、気圧式モーター、液圧式モーター及びアクチュエータのうち一つから選択される。
本発明の別の態様では、作業器具の1つ以上の切断部材は、次の形状のグループ、即ち凹形状、三角形形状、多角形形状、不規則形状、鋸歯形状、V字形状、正方形形状、U字形状、格子様形状及び熊手様形状から選択された形状を有する。本発明の別の好ましい実施形態では、1つ以上の切断部材は、空洞部の周囲を取り囲むワイヤ周辺部を有し、該ワイヤ周辺部は、上記掲げられた形状のうち任意の一つを有する。
好ましい実施形態では、作業器具の切断部材アッセンブリは、可撓性材料から作られている。切断部材アッセンブリは、金属、ポリマー及び複合材料のうち少なくとも1つから選択された材料から作られている。
加えて、本発明の好ましい実施形態では、作業器具の1つ以上の切断部材は、長さ(l)及び高さ(h)の寸法を有し、l>hである。幾つかの実施形態では、切断部材は、約3乃至約30ミリメートルの長さを有し、約1乃至約14ミリメートルの範囲の高さを有する。他の実施形態では、切断部材は、約5乃至約13ミリメートルの長さを有し、約1乃至約6ミリメートルの範囲の高さを有する。
加えて、本発明の好ましい実施形態では、1つ以上の切断部材は、回転機構から離れる方に該切断部材から延在する、1つ以上の前方延長部を更に備える。他の実施形態では、1つ以上の切断部材は、前記回転機構に向かって該切断部材から延在する、1つ以上の後方延長部を更に備える。更に他の実施形態では、1つ以上の切断部材は、1つ以上の前方延長部と、1つ以上の後方延長部との両方を更に備える。
本発明の更に別の好ましい実施形態では、作業器具は、焼灼アッセンブリを更に備える。該アッセンブリは、エネルギー源からのエネルギーを、駆動ねじに転送し、該駆動ねじから切断部材アッセンブリに転送する。これによって切断部材アッセンブリの切断部材は、高温状態となり、生体組織を部分切除し、又は、焼灼により、破裂血管からの血液を凝固させることができる。焼灼アッセンブリで使用されるエネルギー源は、電源、高周波(RF)若しくはマイクロ波源、又は、それらの組み合わせから選択される。
更に加えて、本発明の好ましい実施形態では、作業器具の焼灼アッセンブリは、エネルギー源に接続されたコネクターを備える。該アッセンブリは、更に、該コネクターに接続された金属スプリングと、薄い金属要素と、を備え、該金属要素は、駆動ねじの回りを包み、該駆動ねじから切断部材心棒にエネルギーを送り、該心棒に固着された1つ以上の切断部材を加熱する。幾つかの実施形態では、薄い金属要素は、シート、ワイヤ、又は、格子状金属部品として形成されている。
加えて、本発明の別の態様では、所定の横方向運動を使用して生体組織の側部から側部に亘って部分切除するリゼクトスコープのための作業器具が設けられ、該作業器具は、身体空洞部内に挿入される末端部、ユーザーに隣接される基端部及び長さ方向軸を有し、該作業器具は、回転機構を有する。該回転機構は、該器具の前記基端部に配置され、2つ以上のハンドルを有するハンドルアッセンブリを有する。このうち少なくとも1つのハンドルは、器具の長さ方向に移動可能である。回転機構は、更に、ハンドルアッセンブリとカム要素を介して連通する駆動ねじを有する。該駆動ねじは、長さ方向軸に沿って配置され、少なくとも1つの移動可能なハンドルの所定の並進時に、該長さ方向軸の回りに回転可能であり、該並進運動は、カム要素により回転運動に変換される。作業器具は、該器具の末端部に配置された1つ以上の切断部材アッセンブリを更に備える。該1つ以上の切断部材アッセンブリの各々は、少なくとも1つの接続要素により駆動ねじに接続され、これにより該駆動ねじが回転するとき回転可能となる、切断部材心棒と、切断部材心棒に接続され、且つ、駆動ねじから離れた方の切断部材心棒の端部に配置された、1つ以上の切断部材とを備える。該切断部材は、切断部材心棒が回転するとき、回転し、実質的に側部から側部に亘る態様で所定の深さに組織を部分切除するように作動可能である。切断部材アッセンブリの各々は、更に、該切断部材アッセンブリと連通する少なくとも1つのバイブレータを備え、該バイブレータは、切断部材が回転する間に該切断部材アッセンブリ内で振動を生成し、これにより、実質的に側部から側部に亘る態様で組織の部分切除を促す。
本発明の更に別の態様では、横方向の側部から側部に亘る運動を使用して生体組織を部分切除するリゼクトスコープが提供され、該リゼクトスコープは、上記実施形態の任意の形態に係る作業器具と、該作業器具に固着された光学システムと、を備え、部分切除されている組織と部分切除を実行する該作業器具の該切断部材とを見ることを可能にする。
リゼクトスコープの別の好ましい実施形態では、リゼクトスコープは、作業器具に固着され、流体源に接続されている、身体空洞部から部分切除された組織を洗い出すための洗浄システムと、作業器具に固着され、吸引源に接続されている、身体空洞部から部分切除された組織を引き出すための吸引システムと、のうち少なくとも1つを更に備える。
リゼクトスコープの更に別の実施形態では、リゼクトスコープの作業器具は、切断部材心棒が回転する間に作業器具の切断部材アッセンブリに振動運動を発生するため1つ以上のバイブレータを更に備える。加えて、リゼクトスコープの別の実施形態では、リゼクスコープの作業器具は、切断部材に熱を与えるための焼灼アッセンブリを更に備え、これにより、組織を部分切除し、該部分切除の間に破裂した血管から漏れ出した血液を凝固させる。
本発明の別の態様では、生体組織を部分切除するための切断部材アッセンブリは、切断部材心棒と、前記心棒に固着された切断部材と、を有して提供される。作業器具の切断部材は、次の形状のグループ、即ち凹形状、三角形形状、多角形形状、不規則形状、鋸歯形状、V字形状、正方形形状、U字形状、格子様形状及び熊手様形状から選択された形状を有する。本発明の別の好ましい実施形態では、1つ以上の切断部材は、空洞部を取り囲むワイヤ周辺部を有し、該周辺部は、上記掲げられた形状のうち一つを有する。
好ましい実施形態では、切断部材アッセンブリの切断部材は、可撓性材料から作られている。切断部材アッセンブリの切断部材は、一般に、金属、ポリマー及び複合材料のうち少なくとも1つから選択された材料から作られている。
加えて、本発明の好ましい実施形態では、切断部材アッセンブリの切断部材は、長さ(l)及び高さ(h)の寸法を有し、l>hである。本発明の別の実施形態では、長さ及び高さの寸法は可変である。
加えて、本発明の好ましい実施形態では、切断アッセンブリの切断部材は、1つ以上の前方延長部を有する。他の実施形態では、切断アッセンブリの切断部材は、1つ以上の後方延長部を有する。更に他の実施形態では、切断部材は、1つ以上の前方延長部及び1つ以上の後方延長部の両方を有する。
本発明の更なる実施形態では、切断部材は、環境から分離されている。加えて、本発明の実施形態では、環境からのこの分離は、医療ポリマー又は熱収縮性ポリマー材料で少なくとも部分的に被覆されることによりもたらされる。更なる実施形態では、切断部材は、使用前にポーチ状部材で包まれることにより環境から分離されている。本発明の別の実施形態では、ポーチ状部材は、プラスチック材料から形成されている。
本発明の更なる実施形態では、上記のうち任意の態様で確定された可撓性作業器具、上記のうち任意の態様で確定された可撓性切断部材アッセンブリ器具、及び/又は、これらと同じものを含む可撓性リゼクトスコープが提供される。
本発明の更に別の態様では、生体組織の横方向の部分切除のための方法が提供される。該方法は、(a)リゼクトスコープの作業器具の末端部を身体空洞部内に挿入し、該作業器具の1つ以上の切断部材を部分切除されるべき生体組織に隣接して配置し、(b)該作業器具のハンドルアッセンブリを作動させ、これにより、回転運動を前記作業器具の1つ以上の切断部材に与え、(c)組織を横方向に側部から側部に亘って部分切除するため切断部材の回転運動を使用することにより所定の深さまで生体組織を部分切除する、各工程を備える。
本発明の更に別の実施形態では、本方法は、切断部材が回転して組織を部分切除している間に、1つ以上の切断部材を用いて1つ以上の切断部材を振動させる工程を更に備える。
本発明の追加の実施形態では、本方法の部分切除工程は、生体組織を部分切除するため熱を印加する工程を備え、該熱は、エネルギー源から部分切除を実行する切断部材に送り出される。本方法の別の実施形態では、熱を印加する工程は、部分切除工程の後に実行され、該部分切除工程は上記のように回転により実行される。追加として、この最後の実施形態では、部分切除工程の前に熱を印加する工程を更に備え、該部分切除工程は上記のように回転により実行される。
本発明の方法の別の実施形態は、切断部材の長さ(l)及び高さ(h)の寸法を調整し、これにより該切断部材の貫通の深さを制御する工程を更に備える。
上述されたもの及び後述されるものにおいて、側部対側部並びに横方向という用語の使用は、交換可能に使用された。ひとつの用語の使用は、同様に他の用語を覆うことが意図されている。
本発明は、次の詳細な説明から添付図面を参照してより完全に理解し、認知することができるであろう。
図面中、同様の構成要素は、同様の参照番号が付与されている。
本発明は、生体組織の部分切除手術で有用となるリゼクトスコープのための作業器具を提供する。本発明の作業器具は、現在市販されているリゼクトスコープ、並びに、該リゼクトスコープで一般に使用されている光学式吸引洗浄システム等のシステムと両立可能に設計されている。前述したリゼクトスコープ及びリゼクトスコープのシステムは、容易に利用可能であり、例えば、カール・ストルツBmbH&Coの内視鏡泌尿器科設備カタログ(第5版、1/94)の科目で見出すことができる。
本発明の作業器具は、組織を部分切除し、該切除の間に破裂した血管から漏れる血液を凝固させるため、電流、マイクロ波エネルギー、高周波(RF)エネルギー又は他のエネルギー源のいずれかを用いるリゼクトスコープに関して使用することができる。そのようなリゼクトスコープは、本文中では、「高温リゼクトスコープ」と称される。更に加えて、本発明の作業器具は、機械的手段のみ使用して生体組織を部分切除する、「低温リゼクトスコープ」にとって有用となる。本文中で論じられる低温リゼクトスコープは、オプションであるが、通常では、作業器具の軸、典型的には器具の長さ方向軸(x軸、添付図面参照)に沿って切断部材を振動させると同時に部分切除される組織を通って回転態様でブレード状切断部材を押し進めるため1つ以上のバイブレータを用いる。オプションで、低温リゼクトスコープは、焼灼のための手段を備え付けることができ、部分切除処置の終わり又はその間に血管から漏れ出した血液を凝固させるために使用することができる。
リゼクトスコープという用語が本文中で使用されるとき、当該用語は、本発明の作業器具を備える医療装置を指している。この器具は、該器具の軸の一つの回りに少なくとも1つの回転部材が回転可能に配置された、少なくとも1つの切断部材アッセンブリを有する。リゼクトスコープは、光学システム、オプションの洗浄システム及びオプションの吸引システムを更に備える。他のシステムも、完全なリゼクトスコープを形成するため、作業器具に追加することができる。
本発明の好ましい実施例では、作業器具が低温リゼクトスコープで使用されるとき、該作業器具は、一般に1つ以上のバイブレータを備える。該バイブレータは、該器具の軸、典型的には、該器具の長さ方向軸(x軸)に沿って所定の振幅で切断部材を振動させる。典型的には、少なくとも1つの切断部材アッセンブリの少なくとも1つの切断部材が、該器具の軸、典型的には長さ方向軸の回りで回転するとき、振動が発生される。本文中で使用される「回転」という用語は、一方の側及び他方の側の両方の回転、又は、完全な360°回転の回転の意味を含んでいる。加えて、一方の側及び他方の側の両方の回転、及び、完全な360°回転は、「横方向」という用語が使用されるとき、含意されているものとみなすべきである。
本発明の2つの好ましい実施例に従って構成される作業器具500の頂面図を与える、図1A及び図1Bを参照する。後述される切断部材53の形状を除いて、これらの実施例の両方とも同一であり、両方とも高温リゼクトスコープで使用することが意図されている。これらの実施例では、図1A及び図1Bの切断部材アッセンブリ5A及び5Bの切断部材53は、鋭い切断エッジを欠いている略ワイヤ状部材である。
リゼクトスコープ及び/又はその構成要素の少なくとも一部分は、剛性又は可撓性のいずれであってもよい。かくして、上記作業器具、切断要素又はその組み合わせは、可撓性材料を含むか又は該材料から作られるというのが本発明の核心部分となる。その上、「可撓性材料」という用語は、本発明の好ましい実施例に従って、可撓性作業器具、切断要素又はその組み合わせに対して示され、「可撓性材料」という用語は、選択された任意の適切な均等物に示されるが、次の用語、即ち「非剛性」、「しなやかさ」、「弾性」、「ばね様」等々に限定されるものではない。かくして、上記器具及び要素は、上記器具又は要素の少なくとも一部分において、少なくとも均一な可撓性構成物を含んでいる。これに加えて又はそれの代替として、上記可撓性器具又は要素は、複数のヒンジ、ジョイント、間接接合等々を備えていてもよい。
作業器具500は、器具の基端部においてハンドルのアッセンブリを備え、該アッセンブリは、基端側ハンドル1A及び末端側ハンドル1Bを有し、該ハンドルの少なくとも1つは、ユーザーの手又は指に適合する。本文中で説明されるものでは、「基端側」は、ユーザーに最も近い作業器具の一部分に関し、「末端側」は、部分切除される組織に最も近い器具の一部分に関する。
ハンドル1A及び1Bを把持してこれを操作するとき、ハンドルの直線運動(矢印20)は、駆動ねじ4により、回転運動(矢印40)に機械的に変換される。駆動ねじ4のねじ形成中央区分は、ツイストロッドに似ており、その断面は、yz平面で切断されたとき、長方形の形状を呈する。駆動ねじ4は、直線ロック機構7により当該装置のシャシに固定される。該直線ロッド機構は、ねじ4が、作業器具500の長さ方向軸(x軸)に沿って移動することを防止する。
カム要素2は、末端側ハンドル1B又は基端側ハンドル1Aのいずれかに取り付けられている(後者のオプションは、図1A及び図1Bには示されていない)。カム要素2は、駆動ねじ4に沿って直線的に移動し、これにより、ねじ4を、作業器具500の長さ方向軸の回りに回転させる(矢印40)。駆動ねじ4は、カム要素2がその直線移動を可能にするように回転自在でなければならない。
直線ロック機構7は、Y軸に沿って器具のシャシの溝内部に配置されることにより、器具のシャシにその両端部で固定される(以下の図1C及び図1Dを参照)。ロック機構7は、ねじ4に配置された径方向溝内で駆動ねじ4と交差する。ロック機構7は、駆動ねじ4の直線移動を防止し、それが、器具の長さ方向軸(x軸)の回りで回転することを可能にする。
駆動ねじ4は、コネクター55を有する切断部材の心棒54に接続される。コネクター55は、径方向ロックコネクター6と嵌合可能である。後者は駆動ねじ4の末端部に配置され、これにより駆動ねじ4を切断部材心棒54に連結させる。切断部材心棒54は、駆動ねじ4と協働して回転し、図1A及び図1Bの切断部材アッセンブリ5A又は5Bの切断部材53に各々回転を提供する。
図1A乃至図1Bでは、カム要素2が概略的に示されている。しかし、カム要素は、後述される図1C及び図1Dに示されるように、アパーチャを有するボルトであってもよく、該アパーチャを介して駆動ねじ4が配置される。
図1A及び図1Bの実施例では、後述される図1C及び図1Dにより良く示されるように、ハンドル1Bのみが移動式であり、ハンドル1Aは、指穴部である。他の実施例では、ハンドルアッセンブリのハンドル1A及び1Bは、両方が移動式であるように配列されてもよい。更に他の実施例では、一つのハンドルが、例えば、図1A及び図1Bで要素1Aとして示されるように指穴部というよりも固定把持式の支持部であってもよい。
本発明によれば、図1A及び図1Bに略示されるように、切断部材アッセンブリ5A及び5Bは、次のもののうち少なくとも1つを各々備えているが、これに限定されるものではない。
(i) 好ましくは、タングステン若しくはタングステン合金等の金属、ポリマー又は複合材料から選択された物質から作られるが、これだけには限定されない切断部材53、場合によって歯可撓性部材を備える。本部材は、長さ(l)及び高さ(h)の寸法を有する。
(ii) 切断部材53は、ポイント53A及び53Bで切断部材心棒54に取り付けられている。
(iii) 典型的には、径方向ロックコネクター6により、切断部材心棒54及び駆動ねじ4を接続するための手段を有する、切断部材心棒54の基端部に付着されたコネクター55である。径方向ロックコネクター6は、一般に、コネクター55上で対応する雌型又は雄型部材と噛み合い可能な適切な雄型又は雌型部材を所有する。
切断部材53が図1A及び図1Bのアッセンブリ5A及び5Bに示されるような切断部材プロフィール又は形状を各々持つ一方で、それらは、他のプロフィール又は形状を有する切断部材に容易に置き換えることができることは当業者には容易に明らかとなろう。そのような他のプロフィールが後述される図4A乃至図4Iに示されている。同様に、アッセンブリ5A及び5Bのものと同じプロフィールを有する切断部材53は、異なるl対h比率を有する他の切断部材53で代用することができる。代用は、上述された、噛み合い可能な径方向ロックコネクター6及びコネクター55が使用されるとき、比較的簡単となる。更には、図1A及び図1Bには示されていないが、幾つかの実施例では、切断部材53(並びに図4A乃至図4Iを用いて後述される切断部材も)、単一ポイントのみで切断部材心棒54に取り付けられるように構成することができる。
上記した要素に加えて、図1A及び図1Bの作業器具500は、生体組織の部分切除をもたらし、加熱された切断部材を使用して、部分切除中に破裂された血管から漏れ出した血液を凝固させるための手段を更に備えている。この手段は、外部の非機械的エネルギー源を使用する。当該手段は、電流、マイクロ波エネルギー、高周波(RF)エネルギー又はそれらの夫々の源からの他のエネルギーを送り出す。典型的には、電気的エネルギー源の場合には、このエネルギーの送出は、作業器具500の基端部で配置された電気コネクター202を介してもたらされる。外部エネルギー源(図示せず)に接続されることに加えて、電気コネクター202は、金属製スプリング201を介して、薄い金属要素200、ここでは薄い金属シートに接続されている。要素200は、駆動ねじ4が回転するとき、作業器具500の駆動ねじ4の回りに巻き付くことができる。スプリング201は、駆動ねじ4が回転するとき、要素200をピンと張った状態に維持し、要素200と駆動ねじ4との間の適切な電気的接触を確実にする。電流は、要素200から駆動ねじ4を下って切断部材心棒54を通って切断部材53へと流れる。切断部材53が部分切除されるべき組織に接触するに至ったとき、それは、温度上昇し、組織を焼灼する。
コネクター202が電気コネクターとして上記に説明されたが、エネルギー源が電気でないとき、例えば、エネルギー源が、RF又はマイクロ波源である場合には、コネクター202は、分配されたエネルギーが切断部材53に転移され、該切断部材を加熱することを可能にするように適切に変更される。
図1A及び図1Bのコネクター202、スプリング201及び金属要素200は、本明細書で焼灼アッセンブリとして指し示されたものを含んでいる。このアッセンブリは、ほんの一例と考えるべきであり、この例に限定されるものではない。切断部材53にエネルギーを転移し、加熱することができる他のアッセンブリを構成することができ、そのような他のアッセンブリも使用することができる。そのようなアッセンブリのうち一つが、電気コネクター202に取り付けられたカーボンブラシを使用する。電気コネクターは電源に接続されている。カーボンブラシは、駆動ねじ4と連続的な接触状態にあり、これにより、電気が源から流れることを可能にされたとき、電気を駆動ねじ4に向かって転移させる。図1A及び図1Bでは、焼灼アッセンブリは、ハンドル1A及び1Bの間に配置される。他の実施例では、当該アッセンブリは、ハンドル1Aの基端側に配置することができる。
加えて、本発明の更に別の好ましい実施例では、要素200、201及び202が与えられたとき、最初に、これらの要素を作動させること無く、低温部分切除を実行することができる。その次に、これらの要素を作動させ、外部エネルギー源へと接続することにより、高温部分切除法を実行することができる。この実施例並びに他に考えられる実施例では、リゼクトスコープのシャシに付着される1つより多い切断部材アッセンブリを設けることができる。一つのアッセンブリは、高温部分切除の適したワイヤ状切断部材を有し、その一方で、第2のアッセンブリは、低温部分切除に適切な外科用メス状の切断エッジを持つ切断部材を有する。この2つのステッププロセスは、損傷を受けた血管から血液を更に凝固する間に、輪郭を明確にした状態で組織を部分切除するのに特に有効となろう。
ここで、図1A及び図1Bの作業器具についてより詳細な側面図が示されている図1Cを参照する。図1A及び図1Bの器具で見出される図1Cの作業器具の要素は、同様の参照番号で参照されているので、これ以上は説明されない。図1Cは、更に、作業器具の中空シャシ60と区画室62とを示している。区画室62は、前述された、コネクター202、スプリング201及び薄い金属要素200を含む、焼灼アッセンブリを含んでいる。ハンドル1A、ここでは指穴部が、区画室62に直接取り付けられている。同様に、心棒直線ロック機構7(図示せず)が上述されたように、区画室62に取り付けられ、該区画室内部に固定されている。
切断部材心棒54は、スナップ留め要素301によりシャシ60に取り付けられ、該シャシにより支持されている。完全なリゼクトスコープでは、光学システム、オプションの洗浄システム及びオプションの吸引システムが、とりわけ、シャシ60の内部に、又は、その外側に沿って、配置され、切断部材53に近い領域に配置される。光学システムは、光学ロック機構66により当該箇所に固定され、該光学ロック機構は、身体流体の漏れが、その基端部でリゼクトスコープから出ることを防止する。外側チューブのロック機構64は、補助的な、しばしばオプションのシステム、例えば吸引及び洗浄システム等を、シャシ60に隣接しているがその外側の場所に保持する。ここで参照される図1Dは、図1Cに示された作業器具のハンドルアッセンブリ領域の拡大側面図を示している。再び同様の部品は、同様の参照番号を用いて参照され、更なる説明が省略される。
図2A乃至図2Dを参照する。図2A乃至図2Cは、切断部材の心棒54を、図1C及び図1Dに示されたシャシ60に付着するため使用されるスナップ留め要素301の様々に異なる図面を示している。図2Dは、図2A乃至図2Cに示されたスナップ留め要素で使用可能となる典型的な切断部材アッセンブリ5Cを示している。図2A乃至図2Cは、スナップ留め要素301の使用を示し、該要素の各々は、切断部材心棒54をシャシ60に保持するための溝304を有する。切断部材心棒54は、スナップ留め要素301の溝304内に配置され、溝に保持される。スナップ留め要素301により保持される間に、切断部材心棒54は、x軸の回りに回転する能力をなおも有する。従って、切断部材心棒54に取り付けられた切断部材53は、切断部材心棒54が接続されているところの駆動ねじ4(図示せず)が回転すると共に回転する。
上記のことは、切断部材54の突出部材56が、スナップ留め要素301の可能となる切り込み状凹部に適合し、スナップ留め要素301及び/又は301a(一方が剛性でもう一つが可撓性を持つ)内部に切断部材心棒54を事実上固定する、図2Aにおいて容易に見て取れる。幾つかの実施例では、そのようなスナップ留め要素301を一つだけ設けてもよく、他方では、そのようなスナップ留め要素301及び301aを複数設けてもよい。他の実施例は、一つより多い突出部材56と、切断部材心棒上の切り込み状凹部とを備えていてもよいことが明らかである。
固定ピンは、シャシ60に沿った固定位置でスナップ留め要素301を保持するため別の実施例に従って使用されることが可能である。固定ピン又は任意の適切な溶接手段が図2A乃至図2Cにシャシ60の長さに平行に配置されたものとして示されている。シャシ60に切断部材心棒54を固着するため他の型式のスナップ留め要素301及び301a又は他の固着手段を使用してもよいことは当業者には明らかである。スナップ留め要素301及び301aが構成され得るところの典型的な材料は、医療装置で使用するため是認される様々なポリマー又は金属である。使用することができる典型的なポリマーは、とりわけ、ポリエーテルイミド(例えば、ジェネラル・エレクトリックにより販売されているウルテム1000)、ポリスルフォン、及び、ポリカーボネートである。使用することができる典型的な金属は、とりわけステンレス鋼及びチタニウムである。これらの材料は、単に一例としてのみ考えられるべきであり、これに限定されるものではない。作業器具の他の部分は、生体適合性の任意のポリマー及び金属から作ることができる。図2Dは、切断部材心棒54と、切断部材53と、スナップ留め要素301によりシャシ60に固着され得る突出部材56と、を有する、切断部材アッセンブリ5Cの拡大図を示している。突出部材56は、図2A乃至図2Cのスナップ留め要素301の切り込み状凹部と嵌合する。切断部材アッセンブリ5Cは、スナップ留め要素301の溝304内に適合された後、駆動ねじ4(図示せず)が回転するとき切断部材アッセンブリ5Cが回転する。図1A及び図1Bに示されるように、切断部材心棒54は、切断部材心棒54のコネクター55(図示せず)と、前述したように作動する、駆動ねじ(図示せず)上の径方向ロックコネクター(図示せず)とを介して保持部材心棒4に接続される。本発明の一実施例によれば、図1A及び図1Bに示される実施例のように、切断部材53の寸法が、lが切断部材53の長さ、hが該切断部材53の高さとするとき、l>hにより特徴付けられるのが好ましい。本発明の好ましい実施例によれば、lは約3乃至約30ミリメートルの範囲にあり、hは約1乃至約14ミリメートルの範囲にあるのがよい。より好ましくは、lは約5乃至約13ミリメートルの範囲にあり、hは約1乃至約6ミリメートルの範囲にあるのがよい。
図1A及び図1Bの寸法hが部分切除の深さを決定することは容易に認められる。ユーザーは、部分切除されるべき組織に隣接し且つ略平行に作業器具の末端部を位置決めする。作業器具の末端部の切断部材53は、組織の略平坦面から所定の距離に維持されている。一般には、寸法hの値が大きくなればなるほど、作業器具により組織内部にもたらされる部分切除はより深くなる。
本発明の別の実施例では、本発明の作業器具は、参照部材(図示せず)を更に備えており、該参照部材は、好ましくは切断部材53に隣接して配置されるが必ずしもこれに限定されない。参照部材は、部分切除の間にリゼクトスコープの光学システムを通して該参照部材を見ることができるように構成及び配置されており、これによりユーザーが組織を所定の深さにまで部分切除することを援助する。
本発明の別の好ましい実施例に従って構成されたリゼクトスコープの作業器具600の頂面図を概略的に与える図3Aを参照する。上記されたような焼灼アッセンブリが欠如しているが故に、この図面の器具は、低温リゼクトスコープとして機能する。図1A及び図1Bの作業器具500の要素を含むことに加えて、作業器具600は、器具600の長さ方向軸(x軸)に沿って典型的には前後に切断部材心棒54を振動させるためのバイブレータを備えている。作業器具600は、偏心ピン101Aを装着したモーター100を備えている。ピン101Aは、直線アクチュエータ102のスロット101Bの内部に配置されている。直線アクチュエータ102は、切断部材心棒54上に配置された少なくとも1つの雄型部材104を収容するように形成され寸法が定められた、少なくとも1つのスロット状凹部103を更に備え、これによりアクチュエータ102を切断部材心棒54に固着させることを可能にする。
モーター100は、AC又はDC電気モーターから選択されてもよいがこれに限定されるものではない。該モーターは、少なくとも1つの再充電可能なバッテリー、少なくとも1つの再充電できないバッテリー又は中央発電局の中から選択され得る電源に接続されている。気圧式モーター、典型的には、ガス流れにより作動される少なくとも1つの振動ピストンを備えるものも使用されてもよい。気圧式モーターのための気圧発生器が、作業器具の基端部に配置されるのが好ましい。その代替として、作業器具とは別個に配置され、狭い接続チューブによりアクチュエータと連通しているものも考えられる。
作業器具600のモーター100及び直線アクチュエータ102は、典型的には、切断部材53がx軸の回りに回転又は振動する間に、作業器具600の長さ方向軸(x軸)に沿って前後に振動運動を発生する。この回転又は振動は、横方向に側部から側部方向の部分切除を可能にする。リゼクトスコープの作業器具600の切断部材53は、所定の深さで側部から側部に亘って回転又は振動する。一般には、その深さは、切断部材53の寸法h(図1A及び図1Bを参照)により決定される。
本明細書で説明されているものでは、横方向の(側部から側部に亘る)運動は、±x軸の回りの運動を表している。加えて、図3A乃至図3Bに示されるバイブレータは、切断部材心棒を、±x軸に沿って事実上前後に振動させる。
切断部材心棒54に沿って振動を発生することができる任意の適切なバイブレータを、図3A乃至図3Bに示されたようなバイブレータの代わりに使用することができることは、当業者により容易に理解される。そのようなバイブレータは、例えば、心棒54を周期的に引っ張ったり引き離したりする、電磁石を備えている。同様に、切断部材心棒54に固着された超音波アクチュエータを使用してもよい。加えて、結晶及び圧電振動器等の幾つかの型式の電気バイブレータも使用することができる。
本発明の別の実施例の作業器具の頂面図を示す図3Bを参照する。該作業器具が部分切除の間に破裂した血管から漏れ出した血液を凝固させるため焼灼アッセンブリを更に備えていることを除いて、該作業器具は、全ての観点で、図3Aに関して論じた実施例と同じである。典型的には、血管の焼灼は、外科処置の終了時及び/又は当該処理の間になされる。
図3Bの実施例は、低温リゼクトスコープとして作動する。これは、鋭い切断エッジを有する切断部材を使用して、一般にはバイブレータの助けを更に追加し、機械的に疾患組織又はその疑いがある組織を切除する。そのような切断部材は、図4A乃至図4Iを用いて後述される。図3Bに示された焼灼アッセンブリは、図1A乃至図1Bで論じたものに同一の態様で構成され作動されるので、本明細書ではこれ以上説明しない。
他の実施例では、図3Bの作業器具は、一般にはバイブレータの助けを借りて、最初に、低温リゼクトスコープとして使用し、次に、高温リゼクトスコープとしても使用することができる。この高温リゼクトスコープは、組織の部分切除を仕上げ、破れた血管を焼灼する。代替例として、組織を部分切除する間に、回転及び焼灼のみを用いて、バイブレータの使用無しに高温リゼクトスコープとして作動する部分切除を開始することができる。最終的に、作業器具は、振動の有無に拘わらず、回転を使用して、焼灼無しの低温リゼクトスコープとして部分切除を仕上げることができ。更に他の部分切除では、図3Bの作業器具を、最初に振動無しの回転を使用して高温リゼクトスコープとして作動させ、次に、回転及び振動を使用して低温リゼクトスコープとして作動させ、最後に再び、振動無しの回転を使用して高温リゼクトスコープとして作動させることができる。そのような場合には、出血を減少させ、生体組織検査に有用な状態を維持しつつ、部分切除された組織の損傷を最小限に留めることができる。この最小の損傷部は、部分切除された組織の最も深い部分さえも含む。これらの最後の実施例では、後述されるような低温リゼクトスコープのため必要となる外科用メス状のブレードは、高温リゼクトスコープで切断部材として使用されるとき高温ワイヤとして機能することもできることが容易に理解されよう。
図3Aの実施例のより詳細な側面図を示す、図3C乃至図3Eを参照する。図3D乃至図3Eは、作業器具のハンドルアッセンブリ領域に着目している。図3Cは、シャシ60、外側チューブロック機構62、及び、光学ロック機構64を示し、その目的及び作用は、図1Cを用いて既に説明されたので、ここではこれ以上説明しない。図3D乃至図3Eは、ハンドル領域のより詳細な部分を示し、スロット101Bを通した偏心ピン101Aを用いて、直線アクチュエータにモーター100を取り付けた状態を示している。更に示されているものは、図3Aを用いて前述された、雄型部材104とスロット状凹部103である。
本発明が、低温リゼクトスコープにおける作業器具が、図3Aに示されたものに類似しているが、バイブレータ、即ちモーター100及び直線アクチュエータ102無しの実施例を可能とすることは、当業者により容易に理解されよう。そのような器具は、切断部材の回転だけで組織を部分切除する。切断部材は、鋭い外科手術用メス状の切断エッジを必要としている。そのような作業器具の回転及び作働の他の態様は、図1A乃至図1Bを用いて上述されたものである。
本発明の範囲内及びここで参照される図4A乃至図4Iに従った範囲内では、切断部材53は、次のプロフィール又は形状のうち任意のものを持ち得ると考えられる。即ち、凹んだ形状(図4A)、三角形状(図4B)、正方形形状(図4C)、多角形形状(図示せず)、不規則形状(図4D)、V字状形状(図4E)、鋸歯形状(図4F)、スプーン様形状(図4G)、格子状形状(図示せず)、及び、熊手状形状(図4H)である。図4Hに示された熊手状構成は、そのプロングが、それらの切断部材心棒54への取り付けのポイントから末端側にある端部で連結された状態で湾曲されている。図4Hの熊手状構成は、特に、平伏部の部分切除にとって好ましい。図4Iの切断部材は、鋭い切断エッジを備えた輪郭の明瞭なスプーン形状を有する。上記形状は、ほんの一例とみなすべきであり、これらに限定するものではない。切開された組織を部分切除するのに適するならば他の形状も使用することができる。幾つかの形状は、所定の組織の部分切除にとってより好ましく、他の組織では、その好ましさが減退することは当業者には明らかであろう。
図4A乃至図4Iの切断部材53は、上記した、機械的、電気的、高周波及びマイクロ波手段、又は、それらの任意の組み合わせにより組織を部分切除することができる。即ち、それらは、低温又は高温リゼクトスコープで使用することができる。一般には、機械的リゼクトスコープ即ち、低温リゼクトスコープで使用されるとき、切断部材のワイヤ周辺部は、外科用メス状の切断エッジを持たなければならない。そのようなエッジは、高温リゼクトスコープが使用されるときには必要とされない。低温リゼクトスコープのための一つの特に好ましい切断部材の形状が、図4Gのスプーン形状であり、これは、臨床で利用される外科用メスの切断エッジ及び切断特徴を有する。
本発明の別の好ましい実施例によれば、図4Dに概略的に与えられるとき、切断部材53は、生体組織の正面からの部分切除に有用である、前方延長部52を更に備えている。これに加えて、又は、その代用として、様々な形状及びサイズの側方又は後方の延長部(図示せず)を、生体組織を部分切除するときに用いてもよい。更には、前方及び後方の両方の延長部を単一切断部材に形成し、該部材と共に使用することができる。
切断部材の少なくとも一部分を環境から隔離することも本発明の範囲内である。これは、当該技術分野で知られた様々な方法の任意の方法により、例えば、切断部材を医療品質のポリマーで被覆することにより、切断部材の少なくとも一部分を熱収縮性ポリマー材料で覆うことにより、又は、そのような他の絶縁材料及び法帆を使用することにより、実行することができる。本発明の特に好ましい一つの実施例では、切断部材は、好ましくはリゼクトスコープを身体空洞部内に挿入する前及び該空洞部から引き出した後、少なくとも1期間の間、ポーチ状部材に包まれる。好ましくは、ポーチ状部材は、切断部材を作業器具の他の金属材料から分離させるプラスチック材料から作られるのがよい。
幾つかの実施例では、寸法l及びhは、与えられた切断部材に関して一定であったが、他の実施例では、切断部材53はl対hの比率(図1Aを参照)は可変であり、単一の切断部材53が様々な所定の深さで部分切除することを可能にしている。切断部材53がワイヤ構成を取るとき、これは、切断部材心棒54に沿った幾つかの取り付けポイントを有し、l及びhを短くしたり又は長くしたりすることにより、実行することができる。与えられた切断部材の寸法を変えるための他の方法も使用することができることは当業者には容易に明らかとなる。
本発明は、上記のように特定に示され説明されたものに限定されないことは当業者に認知されよう。本発明の範囲は、請求の範囲により画定される。
図1Aは、本発明の第1の好ましい実施例に従って構成されたリゼクトスコープのための作業器具の概略頂面図である。 図1Bは、本発明の第2の好ましい実施例に従って構成されたリゼクトスコープのための作業器具の概略頂面図である。 図1Cは、図1Aに示された本発明の実施例に従って構成されたリゼクトスコープのための作業器具のより詳細な略側面図である。 図1Dは、図1Cに示された作業器具のハンドルアッセンブリ領域の拡大された略側面図である。 図2Aは、上記図1A乃至図1D及び下記の図3A乃至図3Bで示された好ましい実施例に従って構成された作業器具で使用される、スナップ留め要素の略等角図である。 図2Bは、上記図1A乃至図1D及び下記の図3A乃至図3Bで示された好ましい実施例に従って構成された作業器具で使用される、スナップ留め要素の略等角図である。 図2Cは、上記図1A乃至図1D及び下記の図3A乃至図3Bで示された好ましい実施例に従って構成された作業器具で使用される、スナップ留め要素の略等角図である。 図2Dは、図2A乃至図2Cに示されたスナップ留め要素で使用される切断部材アッセンブリの実施例の略等角図である。 図3Aは、本発明の第3の好ましい実施例に従って構成されたリゼクトスコープのための作業器具の概略頂面図である。 図3Bは、本発明の第4の好ましい実施例に従って構成されたリゼクトスコープのための作業器具の概略頂面図である。 図3Cは、図3Aに示された本発明の実施例に従って構成されたリゼクトスコープのための作業器具のより詳細な略頂面図である。 図3Dは、図3Cに示された作業器具のハンドルアッセンブリ領域の拡大略側面図である。 図3Eは、図3Dに示された作業器具のハンドルアッセンブリ領域の更に拡大された略側面図である。 図4A乃至図4Gは、本発明の好ましい実施例で使用される様々な切断部材アッセンブリの略側面図である。 図4Hは、本発明の好ましい実施例で使用される様々な切断部材アッセンブリの略等角図である。 図4Iは、本発明の好ましい実施例で使用される様々な切断部材アッセンブリの略等角図である。

Claims (38)

  1. 所定の横方向運動を使用して生体組織を側部から側部に亘って部分切除するリゼクトスコープのために設けられ、身体空洞部内に挿入される末端部、ユーザーに隣接される基端部及び長さ方向軸を有する、作業器具であって、
    前記作業器具は、
    回転機構であって、該回転機構は、
    前記器具の前記基端部に配置され、少なくとも2つのハンドルを有するハンドルアッセンブリであって、少なくとも1つの前記ハンドルは、前記器具の長さ方向に移動可能である、前記ハンドルアッセンブリと、
    前記ハンドルアッセンブリとカム要素を介して連通する駆動ねじであって、該駆動ねじは、前記長さ方向軸に沿って配置され、前記少なくとも1つの移動可能なハンドルの所定の並進時に、該長さ方向軸の回りに回転可能であり、該並進運動は、前記カム要素により回転運動に変換される、前記駆動ねじと、
    を備える、前記回転機構と、
    前記器具の前記末端部に配置された少なくとも1つの切断部材アッセンブリであって、該少なくとも1つの切断部材アッセンブリの各々は、
    少なくとも1つの接続要素により前記駆動ねじに接続され、これにより該駆動ねじが回転するとき回転可能となる、切断部材心棒と、
    前記切断部材心棒に接続され、且つ、前記駆動ねじから離れた方の前記切断部材心棒の端部に配置された、少なくとも1つの切断部材であって、該切断部材は、部分切除されるべき組織に対して所定の位置に保持されるとき、前記切断部材心棒の回転に伴って回転し実質的に側部から側部に亘る態様で所定の深さに組織を部分切除するように作動可能である、前記少なくとも1つの切断部材と、
    を備える、前記少なくとも1つの切断部材アッセンブリと、
    を有する、作業器具。
  2. 前記切断部材心棒は、360°より少ない所定の弧に沿って前記長さ方向軸の回りに回転可能である、請求項1に記載の作業器具。
  3. 前記切断部材心棒は、360°以上の回転で前記長さ方向軸の回りに回転可能である、請求項1に記載の作業器具。
  4. 少なくとも1つのバイブレータを更に備え、該バイブレータは、前記切断部材心棒と連通し、該心棒を実質的に前記長さ方向軸(x軸)に沿って振動させる、請求項1に記載の作業器具。
  5. 前記少なくとも1つのバイブレータは、前記切断部材が前記長さ方向軸の回りに回転するとき前記切断部材心棒を振動させる、請求項4に記載の作業器具。
  6. 前記少なくとも1つのバイブレータはモーターを有し、該モーターは、直線アクチュエータのスロット内に配置可能に該モーターに固着された偏心ピンを更に備え、前記直線アクチュエータは、少なくとも1つの雌型スロット状凹部を更に備え、該凹部は、前記切断部材心棒上に配置された少なくとも1つの雄型部材に適合するように間隔が隔てられ寸法が定められ、これにより前記アクチュエータを前記切断部材心棒に固着させる、請求項4に記載の作業器具。
  7. 前記モーターは、AC電動モーター、DC電動モーター、液圧式モーター及び気圧式モーターからなるグループから選択される、請求項6に記載の作業器具。
  8. 前記少なくとも1つのバイブレータは、水晶制御発振器、圧電発振器及び超音波発生器から選択することができる、請求項4に記載の作業器具。
  9. 前記切断部材は、少なくとも1つの箇所で前記切断部材心棒に接続されている、請求項1に記載の作業器具。
  10. 前記駆動ねじは、前記少なくとも1つの直線ロック機構により前記作業器具内に固定されている、請求項1に記載の作業器具。
  11. 前記駆動ねじは、長さ方向に前進すること無く回転する、請求項1に記載の作業器具。
  12. 前記少なくとも1つの接続要素は、適切に間隔を隔てられ、寸法が定められた、前記心棒及び前記ねじの互いに嵌合可能な雄型部材及び雌型部材により、前記切断部材心棒を前記駆動ねじに接続する、請求項1に記載の作業器具。
  13. 前記作業器具のシャシは、該シャシの長さに沿って配置された少なくとも1つのスナップ留め要素と嵌合し、前記切断部材心棒は、前記器具の長さ方向軸(x軸)の回りに自在に回転すると共に前記少なくとも1つのスナップ留め要素内に、配置され、保持されている、請求項1に記載の作業器具。
  14. 前記作業器具のシャシは、該シャシの長さに沿って配置された少なくとも1つのスナップ留め要素と嵌合し、前記切断部材心棒は、前記器具の長さ方向軸(x軸)の回りに自在に回転し該長さ方向軸に沿って並進すると共に前記少なくとも1つのスナップ留め要素内に、配置され、保持されている、請求項1に記載の作業器具。
  15. 前記少なくとも1つのスナップ留め要素は、雌型切込み状凹部の溝を備え、前記切断部材心棒は、雄型突出部材を備え、該切断部材心棒が前記溝内に配置されている間に、該突出部材が前記溝のメス型切込み状凹部と嵌合するように適切にサイズが定められ、配置されている、請求項13に記載の作業器具。
  16. 前記少なくとも1つのスナップ留め要素は、固定化ピンにより前記駆動ねじに固定され、該ピンは、該スナップ留め要素の前記シャシに沿った運動及び該シャシの回りの運動を防止する、請求項13に記載の作業器具。
  17. 前記ハンドルは、該ハンドルを把持し、前記少なくとも1つの可動ハンドルを実質的に前記長さ方向軸(x軸)に沿って第2のハンドルに向かって移動させることにより、作動される、請求項1に記載の作業器具。
  18. 前記ハンドルは、該ハンドルを把持し、前記少なくとも1つの可動ハンドルを実質的に前記長さ方向軸(x軸)に沿って第2のハンドルから離れる方向に移動させることにより、作動される、請求項1に記載の作業器具。
  19. 前記ハンドルは、要素により作動され、該要素は、次のもののうち一つ、即ち電動モーター、気圧式モーター、液圧式モーター及びアクチュエータのうち一つから選択される、請求項17又は18に記載の作業器具。
  20. 前記少なくとも1つの切断部材は、次の形状のグループ、即ち凹形状、三角形形状、多角形形状、不規則形状、鋸歯形状、V字形状、正方形形状、U字形状、格子様形状及び熊手様形状から選択された形状を有する、請求項1に記載の作業器具。
  21. 前記少なくとも1つの切断部材は、前記掲げられた形状のうち一つを有する、空洞部の周囲を取り囲むワイヤ周辺部を有する、請求項20に記載の作業器具。
  22. 前記切断部材アッセンブリは、可撓性材料から作られている、請求項1に記載の作業器具。
  23. 前記切断部材アッセンブリは、金属、ポリマー及び複合材料のうち少なくとも1つから選択された材料から作られている、請求項1に記載の作業器具。
  24. 前記少なくとも1つの切断部材は、長さ(l)及び高さ(h)の寸法を有し、l>hである、請求項1に記載の作業器具。
  25. 前記切断部材は、3至30ミリメートルの長さを有し、1至14ミリメートルの範囲の高さを有する、請求項24に記載の作業器具。
  26. 前記切断部材は、5至13ミリメートルの長さを有し、1至6ミリメートルの範囲の高さを有する、請求項24に記載の作業器具。
  27. 前記少なくとも1つの切断部材は、前記回転機構から離れる方に該切断部材から延在する、少なくとも1つの前方延長部を更に備える、請求項1に記載の作業器具。
  28. 前記少なくとも1つの切断部材は、前記回転機構に向かって該切断部材から延在する、少なくとも1つの後方延長部を更に備える、請求項1に記載の作業器具。
  29. 前記少なくとも1つの切断部材は、前記回転機構から離れる方に該切断部材から延在する、少なくとも1つの前方延長部と、前記回転機構に向かって該切断部材から延在する、少なくとも1つの後方延長部との両方を更に備える、請求項1に記載の作業器具。
  30. 焼灼アッセンブリを更に備え、該アッセンブリは、エネルギー源からのエネルギーを、前記駆動ねじに転送し、該駆動ねじから前記切断部材アッセンブリに転送し、これによって前記切断部材アッセンブリの前記切断部材は、高温状態となり、生体組織を部分切除し、又は、焼灼により、破裂血管からの血液を凝固させる、請求項1に記載の作業器具。
  31. 前記エネルギー源は、電源、高周波(RF)若しくはマイクロ波源、又は、それらの組み合わせから選択される、請求項30に記載の作業器具。
  32. 前記焼灼アッセンブリは、
    前記エネルギー源に接続されたコネクターと、
    前記コネクターに接続された金属スプリングと、
    薄い金属要素と、
    を備え、前記金属要素は、前記駆動ねじの回りを包み、エネルギーを前記駆動ねじに送り、該駆動ねじから前記切断部材心棒にエネルギーを送り、該心棒に固着された前記少なくとも1つの切断部材を加熱する、請求項30に記載の作業器具。
  33. 前記薄い金属要素は、シート、ワイヤ、又は、格子状金属部品として形成されている、請求項32に記載の作業器具。
  34. 所定の横方向運動を使用して生体組織を側部から側部に亘って部分切除するリゼクトスコープのために設けられ、身体空洞部内に挿入される末端部、ユーザーに隣接される基端部及び長さ方向軸を有する、作業器具であって、
    前記作業器具は、
    回転機構であって、該回転機構は、
    前記器具の前記基端部に配置され、少なくとも2つのハンドルを有するハンドルアッセンブリであって、少なくとも1つの前記ハンドルは、前記器具の長さ方向に移動可能である、前記ハンドルアッセンブリと、
    前記ハンドルアッセンブリとカム要素を介して連通する駆動ねじであって、該駆動ねじは、前記長さ方向軸に沿って配置され、前記少なくとも1つの移動可能なハンドルの所定の並進時に、該長さ方向軸の回りに回転可能であり、該並進運動は、前記カム要素により回転運動に変換される、前記駆動ねじと、
    を備える、前記回転機構と、
    前記器具の前記末端部に配置された少なくとも1つの切断部材アッセンブリであって、該少なくとも1つの切断部材アッセンブリの各々は、
    少なくとも1つの接続要素により前記駆動ねじに接続され、これにより該駆動ねじが回転するとき回転可能となる、切断部材心棒と、
    前記切断部材心棒に接続され、且つ、前記駆動ねじから離れた方の前記切断部材心棒の端部に配置された、少なくとも1つの切断部材であって、該切断部材は、前記切断部材心棒が回転するとき、回転し、略側部から側部に亘る態様で所定の深さに組織を部分切除するように作動可能である、前記少なくとも1つの切断部材と、
    前記切断部材アッセンブリと連通する少なくとも1つのバイブレータであって、該バイブレータは、前記切断部材が回転する間に該切断部材アッセンブリ内で振動を生成し、これにより、実質的に側部から側部に亘る態様で組織の部分切除を促す、前記少なくとも1つのバイブレータと、
    を備える、前記少なくとも1つの切断部材アッセンブリと、
    を有する、作業器具。
  35. 横方向の側部から側部に亘る運動を使用して生体組織を部分切除するリゼクトスコープであって、
    請求項1に記載の作業器具と、
    前記作業器具に固着され、部分切除されている組織と部分切除を実行する前記作業器具の前記切断部材とを見ることを可能にする、光学システムと、
    を備えるリゼクトスコープ。
  36. 前記作業器具に固着され、流体源に接続されている、前記身体空洞部から部分切除された組織を洗い出すための洗浄システムと、前記作業器具に固着され、吸引源に接続されている、前記身体空洞部から部分切除された組織を引き出すための吸引システムと、のうち少なくとも1つを更に備える、請求項35に記載のリゼクトスコープ。
  37. 前記作業器具は、前記切断部材心棒が回転する間に前記作業器具の前記切断部材アッセンブリに振動運動を発生するため少なくとも1つのバイブレータを更に備える、請求項35に記載のリゼクトスコープ。
  38. 前記作業器具は、前記切断部材に熱を与えるための焼灼アッセンブリを更に備え、これにより、組織を部分切除し、該部分切除の間に破裂した血管から漏れ出した血液を凝固させる、請求項35に記載のリゼクトスコープ。
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