JP2001086968A - 対置電極カセット式鮮度保持装置 - Google Patents

対置電極カセット式鮮度保持装置

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JP2001086968A
JP2001086968A JP26805999A JP26805999A JP2001086968A JP 2001086968 A JP2001086968 A JP 2001086968A JP 26805999 A JP26805999 A JP 26805999A JP 26805999 A JP26805999 A JP 26805999A JP 2001086968 A JP2001086968 A JP 2001086968A
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Kenji Nakamura
憲司 中村
Koji Nakamura
興司 中村
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  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】 ショ−ケ−スに簡易に装備可能な、クリ
−ニングが容易で、且つ、カセット交換によってもマイ
ナスイオン風の発生量が変わらない鮮度保持方法及びそ
のための装置の提供。 【解決手段】 外側電極と、該外側電極の一方の開口部
に対置的に設けられた針状電極の先端が一定間隔を維持
した対置電極がカセット式のマイナスイオン風発生器を
ショ−ケ−スに取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生鮮食品の鮮度保
持装置に関するもので、特に冷凍・冷蔵ショ−ケ−スな
どに陳列された生鮮食品に対してオゾンを含むマイナス
イオン風をシャワ−することによって鮮度保持機能を発
揮する鮮度保持方法とその装置に関する。本発明の鮮度
保持装置は、通常の冷凍・冷蔵ショ−ケ−スに付設可能
な電極部分が着脱自在のカセット式となっている鮮度保
持装置を意味するものである。また、本発明で、生鮮食
品とは、野菜や果物類あるいは生魚類や食肉類などの、
加工又は未加工の食材及び食品を意味する。
【0002】
【従来の技術】最近の日常生活における食生活の多様化
傾向にともない、多種の食品が求められるようになり、
それらの鮮度の重要度も当然に高くなっている。また、
日々の生活において、食生活は最も大切なものであり、
美味しくて快適な食事が常に求められるから、家庭の料
理や飲食業界の調理においては、当然に昔から食品の新
鮮度は、最も重要視されてきたものであり、これらを背
景に食品材料の鮮度保持は重要な技術となっている。こ
の様な社会的な需要により、食品材料の新鮮度の維持、
あるいは食品の鮮度保持のための装置の開発意欲は高
く、野菜果実や生魚あるいは食肉などの食品類のための
経済メリットのある鮮度保持技術が求められていた。し
かしながら、従来の食品類の鮮度保持は、店頭におい
て、食肉、魚肉などは保冷コーナーに並べるとか、野菜
類には水をミスト状にして噴霧されているが、このよう
に保冷や水分の噴霧によりある程度の鮮度は保持される
が、細菌、真菌、酵素の増殖を十分に押さえることがで
きず、また、殺菌剤を使用することは食品衛生法により
禁止されているので、微生物的に鮮度を保持することが
困難であった。このように、店頭のショ−ケ−スにおい
て陳列、保管された生鮮食品類に対して殺菌性の高いオ
ゾン発生器を使用して鮮度保持を達成する技術は知られ
ていなかった。
【0003】一方、オゾン発生器自体に関する技術は公
知であり、例えばオゾンの風向変更装置を設けてオゾン
分布濃度を調整するもの(特開平10−271949号
公報)、必要なオゾン量を算出し制御してオゾン発生器
の消耗を防止するもの(特開平9−172959号公
報)、オゾンの風速分布を均一化してオゾン能力を高め
るもの(特開平9−172958号公報)などがある。
また、鮮度低下をなすエチレンガスなどを分解して食品
を保鮮するものとして、光触媒で分解するもの(特開平
10−33112号公報)、エチレン分解能を有した微
生物を使用するもの(特開平8−196208号公報)
などが知られているが、殺菌効率、ファンによる騒音や
コスト面で、店頭のショ−ケ−スに簡易に設置できるよ
うなものではなかった。
【0004】また、ファンによる騒音対策のために外側
電極と該外側電極の一方の開口部付近に配置された針状
電極とからなる放電電極とを対置して設けて電動ファン
を使用する必要のないオゾン発生器も公知(実開昭63
−103729号公報、実開平4−90345号公
報、)であるが、このタイプのオゾン発生器において
は、外側電極と針状電極の先端との間隔調整によりオゾ
ンを含むイオン風の発生量が異なるので、効率の良いイ
オン発生量を保つために外側電極の開口部と針状電極の
先端部の間隔がきわめて重要な要件であることも報告さ
れている。また、外側電極と該外側電極の略中心に位置
する針状電極に、高電圧を印加してイオン及びオゾンを
発生する簡易設置タイプのオゾン発生器も公知(実公平
8−9137号公報)であるが、これらのオゾン発生器
では、長時間の使用した場合に外側電極に炭素埃が付着
し、オゾン発生量が減ってくるので、これを取り除くた
めに外側電極のケ−スをカセットとして取外し可能とし
たイオン発生器も知られている(特開平10−2918
07号公報)。しかし、外側電極のみを配置したケ−ス
の取外し可能なカセット式オゾン発生器では、ケ−スを
取付ける毎に外側電極と針状電極の先端の間隔が変わ
り、オゾン風発生の最適風量を維持できない弊害があ
り、当初の最適風量を維持するための電極のクリ−ニン
グ対策が大きな問題となっていた。このように、従来、
市場や量販店における生鮮食品の売り場において、店頭
ショ−ケ−スに簡易に設置可能な鮮度保持装置はなかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述するように、従
来、食品及び環境に全く害がなく、鮮度保持効果と殺菌
効果を充足する鮮度保持装置が求められていた。また、
ショ−ケ−スに簡易に取付け可能で、騒音も少なく、経
済的に供給可能で、かつ、クリ−ニングのために対置電
極のカセットを取外してもオゾンを含むマイナスイオン
風の発生量が常に一定であるようなカセット式の鮮度保
持装置の実現が希求されていた。そこで本発明は、簡易
にショ−ケ−スに外付けで取付け可能で、ファンによる
騒音もなく、経済的に製作可能で、かつ、クリ−ニング
のために対置電極部分のカセットを取外してもオゾンを
含むマイナスイオン風の発生量が当初の設定量を維持す
る対置電極部分がカセット式の鮮度保持装置の提供を課
題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、ショケ−ス
に簡便に外付けで設置可能で、強力に、長期間にわたり
効率良く、容易に、かつ安価に生鮮食品の鮮度保持がで
き、また、野菜や果実あるいは生魚や肉など生鮮食品の
すべてに対して有効に使用でき、殺菌効果や鮮度だけで
なく、生鮮食品の本来有する食感や風味及び香りを保持
でき、かつ、電極部分のクリ−ニングの容易な電極部分
がカセット式の鮮度保持装置の使用によって上記課題を
解決した。すなわち、本発明の鮮度保持装置は、基本的
に以下の構成よりなる。 (1)筒状電極と、該筒状電極の一方の開口部に対置的
に設けられた針状電極とからなる対置電極間に直流の高
電圧を印加することにより前記筒状電極の他方の開口部
から、ファンを装備することなく、マイナスイオン及び
オゾン風を流出して生鮮食品にシャワーすることを特徴
とする生鮮食品の鮮度保持方法。 (2)筒状電極と、該筒状電極の一方の開口部に対置的
に設けられた針状電極とからなる対置電極が鮮度保持装
置本体に対して着脱自在のカセット式となっており、該
電極間に直流の高電圧を印加することにより前記筒状電
極の他方の開口部から、ファンを装備することなく、マ
イナスイオン及びオゾン風を流出して生鮮食品にシャワ
ーすることを特徴とするカセット式鮮度保持装置。 (3)マイナスイオン10,000個/cc以上、オゾン
0.1ppm 以下である風を1〜10m/sec の風速で、
前記筒状電極の開口部より生鮮食品にシャワーすること
を特徴とする上記(2)の生鮮食品用カセット式鮮度保
持装置。 (4)常時作動させておくか、間歇的に作動させるかす
ることを特徴とする上記(2)又は(3)の生鮮食品用
カセット式鮮度保持装置。 (5)酸素ガスと炭酸ガスの相対濃度制御システムを備
え、保存する食品の種類により鮮度保持手段を選択する
ことを特徴とする上記(2)〜(4)の生鮮食品用カセ
ット式鮮度保持装置。 (6)上記(2)〜(5)のいずれかに記載の生鮮食品
用カセット式鮮度保持装置を装備したショウケ−ス。 なお、本発明でショ−ケ−スとは、生鮮食品を陳列、保
管するための開放型あるいは密閉型の収納棚や収納ケ−
スなどのショケ−ス全般を意味する。
【0007】本発明のカセット式鮮度保持装置によれ
ば、ショ−ケ−スに陳列した生鮮食品を、効率良く、容
易に、かつ安価に鮮度保持することが可能で、陳列品に
ある野菜や果実あるいは生魚や肉など生鮮食品にオゾン
を含むマイナスイオン風を供給でき、鮮度だけでなく、
殺菌効果もあり、食感や風味及び香りも保持できるカセ
ット式鮮度保持装置を具現化するができる。また、本発
明の鮮度保持装置は、ファンを備えることなく、オゾン
を含むマイナスイオン風が流れ、生鮮食品の、殺菌、鮮
度保持を効率的に実施することができ、しかもイオン風
発生のための対置電極はコンパクトで安価に製作でき、
双方の電極がカートリッジ式に取外し可能であるから電
極の洗浄メンテナンスが容易で、清潔が保たれ、店頭の
ショ−ケスに取付けるための鮮度保持装置として最適で
ある。さらに、マイナスイオン風による殺菌機能面で
も、従来熱望されていた店頭におけるO−157対策な
ど殺菌効果を発揮するものであって、本発明の鮮度保持
装置で発生するオゾンは、0.1ppm で労働環境基準以
下の安全な濃度であり、オゾン単独では殺菌効果マイナ
スイオンと併用することにより殺菌効果が得られるとい
う顕著な効果を発揮する。
【0008】本発明で使用する鮮度保持装置は、小型で
安価な簡易型のマイナスイオン発生器であり、マイナス
イオン、オゾン及び活性酸素を一体的に活用できるもの
で、従来のオゾン発生器に比べて、放電効率が高く、放
電電極などの構造が簡易なため製造が容易で、低コスト
で製造できる利点を有する。また、電極部分のみをカセ
ット式に着脱自在にしているので、電極のクリ−ニング
が容易で、殺菌、鮮度保持効果も長期に亘って維持でき
る。また、本発明は、店頭に配列する多数のショ−ケ−
スに、外付けで、簡便に取り付けることによって生鮮食
品の鮮度保持を可能としたもので、本発明の鮮度保持装
置は、さらに放電装置の外に紫外線照射ランプ、鮮度維
持触媒システムや環境ガス調整装備のような他の鮮度保
持手段を併用して保存食品の種類により適宜の鮮度保持
手段を選択することができ、野菜や果実あるいは生魚や
肉などそれぞれに応じた効率的な鮮度保持を確保でき
る。
【0009】本発明における鮮度保持装置としてのマイ
ナスイオン風発生装置は、コロナ放電を利用してモ−タ
−やファンを用いることなく、2〜10m/sec のオゾン気
流、マイナスイオン気流や活性酸素気流を発生させるも
ので、コロナ放電によりこれらの気流を発生させるに
は、筒状電極とこれに対向配置された針状電極の間に直
流の高電圧を印加することによって可能となる。針状電
極の向いている方向、すなわち筒状電極の筒口の反対側
からマイナスイオン気流、オゾン気流及び活性酸素気流
が発生する。放電装置にかける電庄は、3000〜90
00Vを印加すればよく、電圧の調整によりマイナスイ
オン気流、オゾン気流及び活性酸素気流の割合の調整が
可能である。気流の流速の差異による作用効果の相違
は、それ程ないが、コストパ−フォマンスからみてモ−
タ−やファンを用いることなく、2〜10m/sec 程度のマ
イナスイオン気流及び活性酸素気流を含むオゾン気流を
発生するものが適当である。2m/sec より流速の小さい
気流の場合は、若干殺菌効果が低下し、10m/sec より流
速の大きい気流の場合は経済性が悪い。また、上記筒状
電極と針状電極は、セラミック電極とタングステン電極
でもよいが、好ましくは酸化チタンを用いる。
【0010】オゾン気流や活性酸素は、貯蔵室を殺菌消
毒する優れた機能を有し、これは、オゾン気流や活性酸
素が細菌などの微生物の細胞活動を阻害して殺菌作用を
なすためである。これに付随して、カビの発生も抑え、
防黴機能も有している。オゾンの有する非常に強力な殺
菌力は、塩素ガスの数十倍もあり、一方、毒性は殆ど無
く、通常の使用においては人体に無害である。また、オ
ゾン気流や活性酸素は、異臭のもとである化学分子を化
学分解し、無臭分子に化学変化させることによる脱臭作
用をもたらし、脱臭防臭機能を付加する。これにより、
保存庫のいやな臭いが解消し、貯蔵食料品が臭気吸着剤
の役割をしてしまう問題もなくなる。マイナスイオン発
生器から生じたイオン気流も、悪臭の原因である化学分
子に作用して化学分子をイオン化し、悪臭の程度を減じ
る機能も有する。
【0011】
【実施の態様】本発明の装置を図面を参照しながら、本
発明の実施の態様を具体的に説明するが、本発明はこれ
らに限定されるものではない。図1〜3は、本発明のカ
セット式鮮度保持装置を装備したショ−ケ−スの斜視
図、横断面図及び正面図、図4〜図6は、いずれも本発
明にかかる縦4対型マイナスイオン風発生器からなる鮮
度保持装置で、外側電極と針状電極の一対を縦に4個並
列的に並べた本件発明の鮮度保持装置本体及びこれにカ
セット式に装着可能な対置電極カセットを説明するもの
であり、特に図4は、本発明の対置電極カセットの斜視
図、図5は、対置電極カセット自体の横断面図、図6
は、対置電極カセットを取り外したときの鮮度保持装置
本体の鳥瞰図をそれぞれ示す。
【0012】図4及び図5で示される対置電極のカセッ
トにおいて、1は外側電極、2は針状電極を示し、外側
電極1と針状電極2の先端は、図5に示すように適度の
間隔(例えば1〜3mmの間隔)で対向的に配置され、
この間隔寸法は、定量のマイナスイオン風を発生するた
めに厳重に管理する必要がある。外側電極1は、外側電
極設置板5に絶縁的に支持され、通常、通電時にはプラ
スに負荷される。各外側電極は、接続線4によって互い
に接続され、その一端はカセット側の外側電極の接触板
8に結合されている。外側電極2は、対置電極カセット
の鮮度保持装置本体への装着時にカセット側の接触板8
を通じて本体側のマイナス通電板32に接触し、プラス
極となる。一方、針状電極2は、取付け筒9に支持され
ており、該取付け筒9は接続板7によって連結、支持さ
れている。接続板7は、通電接触板6によって結合され
ており、鮮度保持装置本体への装着時に、接触板6の一
端が本体側の通電接触板13の突起14に密に接触し、
マイナスに通電される。外側電極2と針状電極1は、結
合支柱18によって間隔が固定されるように確実に結合
されており、特に両電極の間隔寸法が変化しないよう注
意が必要である。なお、図面では、針状電極は2個単位
で連結されたものが示されているが、これに限定される
ものではない。勿論、対置電極の数も図面では4対にな
っているが、この数に限定されない。
【0013】図6は、本発明の鮮度保持装置において、
対置電極カセット3を取外して、鮮度保持装置本体の上
蓋及び背面板を除いたときの本体横よりみた鳥瞰図であ
る。本発明の鮮度保持装置本体10は、対置電極カセッ
ト3の取付け及び取外し用の慴動レ−ル12、外側電極
にプラスを通電するための通電板32、針状電極にプラ
スを通電するための通電板13(14は接触突起)、背
面板(図示せず)用慴動用のレ−ル11を備えている。
鮮度保持装置本体側の正面側のレ−ル12は、対置電極
カセット3における外側電極取付け板5が慴動するため
のレ−ルであり、対置電極カセット3は、取付け時には
レ−ル12に外側電極取付け板5を挿入し、外側電極2
の接触板8が本体側の通電板32に、針状電極1の接触
板6が本体側の接触板13の接続突起14にそれぞれ密
着するまで押し込む。このとき、外側電極のオゾン風吹
出し開口部19と本体の正面開口20が正確に合致する
ことが必要である。本発明の鮮度保持装置本体10は、
側板17、17、正面板16、蓋板71、背面板(図示
せず)を備えている。なお、15は、本発明の鮮度保持
装置に用いる対置電極カセット3の取出しつまみで、蓋
板71に対応する底板(図示せず)を外して後、該取出
しつまみ15で対置電極カセット3を鮮度保持装置本体
10より取外す。
【0014】上記鮮度保持装置を使用して、各種果実、
野菜類の鮮度保持試験を実施してみる。
【実施例1】ブロッコリー、ナシ、柿、イチゴ、ブドウ
をトレイに並べて、1m上部より本発明による対置電極
4対の鮮度保持装置よりマイナスイオンとオゾンをシャ
ワーした。マイナスイオンは12000個/cc、オゾン
は0.03ppm であった。結果は、表1に示すように鮮
度保持に有効であった。
【0015】
【表1】 ──────────────────────────────────── 2日目 3日目 4日目 ──────────────────────────────────── フ゛ランク 本発明 フ゛ランク 本発明 フ゛ランク 本発明 ──────────────────────────────────── ブロッコリー 良好 良好 黄味 良好 萎れ 良好 ナ シ 良好 良好 やや柔軟 良好 柔軟化 良好 柿 良好 良好 やや柔軟 良好 柔軟化 良好 イチゴ 一部黒ずむ 良好 一部黒ずむ 良好 黒く柔軟化 良好 ブドウ 良好 良好 やや柔軟 良好 柔軟化 良好 ────────────────────────────────────
【0016】
【実施例2】牛肉、あじをトレイに並べて、1m上部よ
り本発明による対置電極4対の鮮度保持装置よりマイナ
スイオンとオゾンをシャワーした。マイナスイオンは1
2000個/cc、オゾンは0.03ppm であった。結果
は表2に示す通り表面の一般細菌の増殖を抑制した。
【0017】
【表2】 ──────────────────────────────────── 1日目 2日目 3日目 フ゛ランク 本発明 フ゛ランク 本発明 フ゛ランク 本発明 ──────────────────────────────────── 牛肉 6 ×102 8 ×102 3 ×104 2 ×102 6 ×106 80 (菌数/ml) あじ 6 ×102 7 ×102 7 ×105 1 ×102 2 ×107 50 (菌数/ml) ────────────────────────────────────
【0018】
【発明の効果】本発明における、マイナスイオン風発生
機能を備えた鮮度保持装置は、生鮮食品の鮮度保持能力
が非常に優れ、殺菌消毒機能や脱臭機能も併せ持ち、安
価で効率的で簡易な器具によって、日常の食生活に欠か
すことのできない新鮮な食品を供給することができ、飲
食業界や生鮮食品販売業にとって重要な装置を供与する
ものである。本発明の鮮度保持装置は、放電によりイオ
ン及びオゾン風を発生させることにより、マイナスイオ
ン及びオゾンを含む風を、電動ファンなどを使用するこ
となく、効率よく流出・拡散することができる。特に外
側電極ばかりでなく、外側電極と針状電極の双方の電極
を対置電極として、カセット方式としているので、双方
の電極が分離状態にならないので、一方又は双方の電極
に損傷が生じる可能性も少ない。また、対置電極カセッ
ト全体を洗浄液などによって簡便にクリ−ニングできる
から、外側電極のみのカセット方式のものに比して炭素
埃の除去が容易で、クリ−ニング効率が優れている。さ
らに、本発明の鮮度保持装置では、外側電極と針状電極
との電極間隔を正確に維持した対置電極カセットとして
いるので、随時、対置電極カセットを取外し、同タイプ
の対置電極カセットに取替えることができるばかりでな
く、カセットの取替えによるイオン風の発生量に変化も
なく、従来の外側電極のみのカセットタイプのオゾン発
生器に比してイオン風の発生量も安定である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカセット式鮮度保持装置を装着したシ
ョ−ケ−スの斜視図
【図2】本発明のカセット式鮮度保持装置の横断面図
【図3】本発明のカセット式鮮度保持装置の正面図
【図4】本発明の対置電極カセット自体の斜視図
【図5】本発明の対置電極カセット自体の横断面図
【図6】本発明の対置電極カセットを取り外したときの
鮮度保持装置本体の鳥瞰図
【符号の説明】
1 外側電極 2 針状電極 3 対置電極カセット 4 外側電極間の接続線 5 外側電極取付け板 6 針状電極取付け板 7 針状電極の接続板 8 外側電極の接触板(プラス) 9 針状電極取付け筒 10 縦4対型鮮度保持装置本体 11 鮮度保持装置本体背面板用慴動レ−ル 12 外側電極取付け板慴動用レ−ル 13 本体通電板(マイナス) 14 接触突起 15 対置電極カセット取出しつまみ 16 マイナスイオン風発生器本体の正面板 17 マイナスイオン風発生器本体の側板 18 外側電極と針状電極の結合支柱 19 外側電極開口部 20 マイナスイオン風発生器本体の正面開口 21 ショ−ケ−ス背面板 22 ショ−ケ−ス棚板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 興司 大阪府大阪市東淀川区西淡路6丁目3番41 号 株式会社タイキ淡路工場内 Fターム(参考) 4B022 LN01 LP10 LQ08 LT01 LT06 4G042 CE04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状電極と該筒状電極の一方の開口部に
    対置的に設けられた針状電極の対置電極間に直流の高電
    圧を印加することによって前記筒状電極の他方の開口部
    から、ファンを装備することなく、マイナスイオン及び
    オゾン風を流出して生鮮食品にシャワーすることを特徴
    とする生鮮食品の鮮度保持方法。
  2. 【請求項2】 筒状電極と該筒状電極の一方の開口部に
    対置的に設けられた針状電極とからなる対置電極が本体
    に対して着脱自在のカセット式となっており、該電極間
    に直流の高電圧を印加することによって前記筒状電極の
    他方の開口部から、ファンを装備することなく、マイナ
    スイオン及びオゾン風を流出して生鮮食品にシャワーす
    ることを特徴とするカセット式鮮度保持装置。
  3. 【請求項3】 マイナスイオン10,000個/cc以
    上、オゾン0.1ppm以下である風を1〜10m/sec
    の風速で、前記筒状電極の開口部より生鮮食品にシャワ
    ーすることを特徴とする請求項2に記載の生鮮食品用カ
    セット式鮮度保持装置。
  4. 【請求項4】 常時作動させておくか、又はオゾン濃度
    の制御により間歇的に作動させるかすることを特徴とす
    る請求項2又は3に記載された生鮮食品用カセット式鮮
    度保持装置。
  5. 【請求項5】 酸素ガスと炭酸ガスの相対濃度制御シス
    テムを備え、保存する食品の種類により鮮度保持手段を
    選択することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに
    記載された生鮮食品用カセット式鮮度保持装置。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至5のいずれかに記載の生鮮
    食品用カセット式鮮度保持装置を装備したショ−ケ−
    ス。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009195740A (ja) * 2009-06-04 2009-09-03 Kyoritsu Denki Sangyo Kk 空気清浄活性器
JP2011084434A (ja) * 2009-10-15 2011-04-28 Yoshiaki Nakazawa オゾン発生装置
JP2012139452A (ja) * 2011-01-05 2012-07-26 U-Vix Corp 空気清浄機
KR101227948B1 (ko) * 2011-08-26 2013-01-30 주식회사 홍미 진열장 조립체

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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