JP2001086917A - ダニ捕獲器 - Google Patents

ダニ捕獲器

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JP2001086917A
JP2001086917A JP2000002225A JP2000002225A JP2001086917A JP 2001086917 A JP2001086917 A JP 2001086917A JP 2000002225 A JP2000002225 A JP 2000002225A JP 2000002225 A JP2000002225 A JP 2000002225A JP 2001086917 A JP2001086917 A JP 2001086917A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家屋でのアレルゲン発生源となっているダニ
類を、有効に捕獲することにある。 【解決手段】 ダニを捕獲する捕獲器1を綿やメリヤス
地、布地で座布団状、マット状、シート状、棒状の捕獲
袋4や捕獲マットに形成し、毒性のない殺ダニ物質を含
有したダニ誘引剤2を配設して、居住環境の汚染をとも
なうことなくダニを集めて捕獲できるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、衛生分野における
寄生虫駆除のダニ捕獲器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の住宅環境から、屋内のカーペッ
ト、畳、布団、べッド、じゅうたん、自動車のシート等
にダニが繁殖し、それらがアトビー性皮膚炎、気管支喘
息等を誘引する原因であることがきわめて濃厚と考えら
れている。
【0003】そしてまた、生活様式がサッシュ等の洋式
化するにつれてダニが生息するのに好都合な環境が作り
出され、ダニの繁殖を助長しているとも考えられ、人体
に害を及ぼすダニ対策は大きな問題になりつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、ダニの駆除
方法として、石油製品の化学物質を混合した殺ダニ剤を
散布してダニを殺すことが提案されている。
【0005】しかし、従来の殺ダニ剤は毒性の強いもの
で、この薬剤を散布してダニを殺すことは居住環境の汚
染という副作用をともなうとともに、子供や赤ん坊に悪
影響がある。また、寝具類などに使用できず、ダニ類の
一番多くすむところが野放し状態であった。さらに、ツ
メダニ、ヤケヒョウダニなどは、殺虫剤ではその効果が
ほとんどなく、すべてのいろいろな種類のダニを消滅さ
せることはできないものであった。
【0006】
【議題を解決するための手段】本発明は、上記のような
点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、ダニ
を捕獲する捕獲器を綿やメリヤス地、布地で座布団状、
マット状、シート状、棒状の捕獲袋や捕獲マットに形成
し、上記捕獲器にダニ誘引剤を配設してダニを捕獲する
ようにしたことを特徴とするダニ捕獲器を提供するもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のダニ捕獲器は、ダニを捕
獲する捕獲器を綿やメリヤス地、布地で座布団状、マッ
ト状、シート状、棒状の捕獲袋や捕獲マットに形成し、
上記捕獲器にダニ誘引剤を配設してダニを集めて捕獲す
るようにしたことを特徴としている。
【0008】一般に家屋で検出されるダニは、チリダ
ニ、コナヒョウダニ、ササラダニ、コナダニ、ツメダ
ニ、ニクダニ、ホコリダニ、イエダニなど多種類のもの
が知られている。
【0009】チリダニはカビや植物繊維、不飽和脂肪酸
を含む老廃物、食品くず等を食し、ササラダニはカビや
腐植質を食し、コナダニはチーズや食品くずを好む食品
害虫であり、ツメダニは上記チリダニやコナダニ、他微
小昆虫等を捕食して生息し、ニクダニは食品くず、特に
魚介類の乾燥物や干物類、ペットフードを食し、ホコリ
ダニは塵や貯蔵食品を食して生息し、イエダニはねずみ
や鳥に寄生することが知られている。
【0010】そして、家庭等では、上記したダニ類がじ
ゅうたん、畳などの床表面近く、また布団、ベッドなど
の寝台、室内布製品、布製椅子、壁と家具のすきまなど
に多く生息することから、布地で形成した座布団状やシ
ート状、マット状、棒状のダニ捕獲器1をダニの生息場
所やその近くに設置し、ダニ類を近寄りやすくするよう
にダニ誘引剤2をダニ捕獲器1に配設してダニを集めて
捕獲するようにしている。
【0011】たとえば、図1のようにダニ誘引剤2を均
一状に噴霧したり、塗着したりして付着した芯地等のシ
ート3を、タオル地やニット地等のやや荒目の布地で形
成した捕獲袋4に挿入したり、必要により綿や布5など
を介してシート3を挿入したりして座布団状等のダニ捕
獲器1を形成することができる。
【0012】また、図2のように、綿やメリヤス地、布
5等の三方を封入して一方を開口し、開孔を介してこの
中に上記ダニ誘引剤2を均一状に噴霧したり、塗着した
りして付着して、一端をファスナー6を開閉可能とした
捕獲袋4に挿入してダニ捕獲器1とすることもできる。
本実施例では、ファスナー6で開閉できて布5やシート
3を挿入しやすく、またファスナー6で閉じれてそのま
ま放棄しやすくて好ましい。
【0013】また、図3、図4のように上記ダニ誘引剤
2を均一状に噴霧したり、塗着したりして付着した布や
綿等のシート3や棒状材7を、布の表面にダニ侵入用の
微小孔8を無数に設けた捕獲マットや捕獲筒に挿入した
ダニ捕獲器1とすることができる。
【0014】さらに、図5のように上記ダニ誘引剤2を
均一状に噴霧したり、塗着したりして付着した布や綿等
のシート3の上面にダニ類が侵入可能な綿、布の上シー
ト9を搭載し、下面に粘着シート10を脱着した捕獲マ
ットのダニ捕獲器1とすることもできる。
【0015】特に、図4の棒状のものでは、頭部をたた
いて小さい隙間に挿入できてダニを捕獲することができ
る。なお、その断面は円形、楕円形、偏平状形等とする
ことができる。
【0016】上記したダニ誘引剤2としては、毒性のな
い食餌性誘引物質とするのが好ましく、たとえばビール
等の乾燥酵母等の食品フレーバ、チョコレートやカカオ
の粉末、チーズ、バター、ビスケット、穀物パウダー、
米麹、繊維くず、ペットフード、微小昆虫等やダニの死
骸や糞を、単独またはこれらを適宜組み合わせて、上記
したような多種類のダニ類を誘引するように配合するの
が好ましい。
【0017】また、毒性のない臭香性誘引物質とするこ
ともでき、たとえば動物性や植物性油脂や、これらの脂
肪酸等のエステル、たとえばサラダオイルや胡麻油、天
ぷら油、食品香料添加物用のゲラニルなどのエステル
類、酢酸、酩酸、酒類等のエスラルを、単独またはこれ
らを適宜組み合わせて使用でき、上記と同様に多種類の
ダニ類を誘引するようにするのが好ましい。
【0018】さらにまた、毒性のない殺ダニ物質を配合
することができ、たとえばシリカゲル、活性炭、沸石、
塩化カルシウムなどの多孔質物質、水分吸着物質、吸着
熱発生物質を、単独またはこれらを適宜組み合わせて使
用できる。
【0019】その他に毒性のないフェロモン物質やその
他の誘引物質を添加し、より多くの種類のダニ類を誘引
して集め、殺ダニするようにできる。
【0020】このような食餌性誘引物質と臭香性誘引物
質と殺ダニ物質とその他の誘引物質を混合して微粉末1
〜100μ、好ましくは1〜10μ程度に粉砕して誘引
殺ダニ剤とすることができる。ダニの体長は100〜1
000μなので、上記位の微粉末状が好ましい。これら
の配合比としては、10〜80重量%対5〜20重量%
対10〜50重量%対0〜10重量%とすることができ
る。
【0021】特に、上記食餌性誘引物質を単独またはそ
の他の誘引物質と混合して粉砕処理して臭香性誘引物質
の溶剤で溶解し、これらを殺ダニ物質に含浸処理して乾
燥し、粉砕処理して微粉化するのが好ましい。
【0022】上記の臭香性誘引物質、食餌性誘引物質で
多種類のダニ類を誘引して食餌させると、水の昆虫と表
現されるほどのダニが、エステル類とシリカゲル等の吸
水発熱等で死滅するようである。
【0023】
【実施例】ビール酵母の食品フレーバーにチョコレー
ト、ココア、チーズ、ビスケット等の食品くず、米麹、
飼育ダニの生体や糞を混合して粉砕し、食品香料添加物
用のゲラニルなどのエステル類に酒を少量配合して、食
餌性誘引物質と臭香性誘引物質を混合した。そして、上
記溶解液に多孔質のシリカゲルの殺ダニ剤を投入して含
浸させた。これらの比率は、ほぼ1:0.5:0.5で
ある。
【0024】この混合物を乾燥して粉砕機で1〜100
μ程度に微粉化し、図1のように500×500mmの
不織布のシート2に均一状に噴霧し、ダニ類が侵入可能
なタオル地のやや荒目の布地で形成し、座布団状のダニ
捕獲器1として10m2 の部屋に設置した。
【0025】その結果、約2ケ月で2〜3万匹の多種類
のダニ類を捕獲でき、死滅させることができた。したが
って、毒性がない手段でダニ類を捕獲でき、しかも死滅
できたものであり、ダニ類の死骸、糞などによるアレル
ゲンの源を住居環境を害さずに消滅することができたも
のである。
【0026】また、某開発センターに上記したダニ捕獲
の試験を依頼し、マンションや一戸建住宅のベッド下、
畳とカーペットの間に設置してもらった。その結果、設
置場所によって多数のダニ類を捕獲でき、ダニはその種
類を問わず死滅していた。
【0027】上記ダニの種類は、多数のチリダニやホコ
リダニの他、コナダニやツメダニも捕獲でき、さらにイ
エササラダニ、チャタテダニも捕獲できた。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明にあっては、ダニを
捕獲する捕獲器を綿やメリヤス地、布地で座布団状、マ
ット状、シート状、棒状の捕獲袋や捕獲マットに形成し
たので、ダニが近寄りやすい状態にでき、上記捕獲器に
ダニ誘引剤を配設してダニを捕獲するようにしたので、
居住環境の汚染をともなうことなく、ダニを有効に捕獲
器に誘引できて捕獲することができる。
【0029】また、芯地等のシートにダニ誘引剤を均一
状に噴霧したり、塗着したりして付着し、このシートを
捕獲袋に挿着したり、捕獲マットに挾着したりして捕獲
器を形成することによって、上記のようなダニ捕獲器を
容易につくることができる。
【0030】また、食餌性誘引物質のダニ誘引剤を捕獲
器に配設することによって、多種類のダニ類を多数誘引
して捕獲するようにできる。
【0031】またさらに、ダニ誘引剤が毒性のない殺ダ
ニ物質とすることによって、ダニ類の死骸、糞などによ
るアレルゲンの源を住居環境を害さずに消滅することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の捕獲器の挿入用シート部の
斜視図(a)と、捕獲器の斜視図(b)、およびそのシ
ート部を挿入した捕獲器の断面図(c)、
【図2】同上の他の実施例の図(a)と捕獲器の斜視図
(b)、およびそのシート部を挿入した捕獲器の断面図
(c)、
【図3】同上のさらに他の実施例の捕獲マットの断面
図、
【図4】同上のさらに他の実施例の捕獲棒の断面図、
【図5】同上のさらに他の実施例の捕獲マットの断面
図。
【符号の説明】
1…ダニ捕獲器 2…ダニ誘引剤 3…シ
ート 4…捕獲袋 5…布 6…フ
ァスナー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月8日(2000.6.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【議題を解決するための手段】本発明は、上記のような
点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、ダニ
を捕獲する捕獲器をダニが侵入可能に綿やメリヤス地、
布地で座布団状、マット状、シート状、棒状の捕獲袋や
捕獲マットに形成し、上記捕獲器に毒性のない殺ダニ物
質を含有した毒性のないダニ誘引剤を配設してダニを捕
して死滅させるようにしたことを特徴とするダニ捕獲
器を提供するものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のダニ捕獲器は、ダニを捕
獲する捕獲器をダニが侵入可能に綿やメリヤス地、布地
で座布団状、マット状、シート状、棒状の捕獲袋や捕獲
マットに形成し、上記捕獲器に毒性のない殺ダニ物質を
含有した毒性のないダニ誘引剤を配設してダニを捕獲
て死滅させるようにしたことを特徴としている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明にあっては、ダニを
捕獲する捕獲器をダニが侵入可能に綿やメリヤス地、布
地で座布団状、マット状、シート状、棒状の捕獲袋や捕
獲マットに形成したので、じゅうたん、畳などの床表面
近くや布団、ベッドなどの寝台、室内布製品などのダニ
が一番多く生息する場所に容易に設置で きて、ダニが近
寄りやすい状態にできる。そして、上記捕獲器に毒性の
ない殺ダニ物質を含有した毒性のないダニ誘引剤を配設
してダニを捕獲するようにしたので、上記のように居住
空間に設置するにもかかわらず居住環境の汚染をともな
うことなく、ダニを有効に捕獲器に誘引して捕獲するこ
とができ、捕獲したダニを死滅させることができて、子
供や赤ん坊をアレルゲンの源から保護することができ
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】また、芯地等のシートに毒性のない殺ダニ
物質を含有した毒性のないダニ誘引剤を均一状に噴霧し
たり、塗着したりして付着し、このシートを捕獲袋に挾
着したり、捕獲マットに挾着したりして捕獲器を形成す
ることによって、容易に上記したようなダニ捕獲器を形
成できて、上記のように居住環境の汚 染をともなうこと
なくダニを誘引して捕獲することができ、捕獲したダニ
を死滅させる捕獲器をつくることができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】また、ダニを捕獲する捕獲器をタオル地や
ニット地等のやや荒目の布地で捕獲袋や捕獲マットに形
成したことによって、捕獲器にダニが侵入しやすい状態
にでき、上記捕獲器に毒性のない食餌誘引物質、毒性の
ない臭香性誘引物質、毒性のない殺ダニ物質を配合した
もので、1〜100μの微粉末として形成したダニ誘引
剤を配設することによって、ダニ類を多数誘引して捕獲
してその種類を問わず死滅するようにできる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】またさらに、ダニ誘引剤が、ビール酵母の
食品フレーバーにチョコレート、ココア、チーズ、ビス
ケット等の食品くず、米麹、飼育ダニの生体や糞を混合
して粉砕し、食品香料添加物用のゲラニルなどのエステ
ル類を少量配合して、食餌性誘引物質と臭香性誘引物質
を混合し、上記溶解液に多孔質のシリカゲルの殺ダニ剤
を投入して含浸させたものであり、1〜100μの微粉
末として形成することによって、毒性のない手段で多種
類のダニ類を多数誘引して捕獲してその種類を問わず死
するようにでき、ダニ類の死骸、糞などによるアレル
ゲンの源を住居環境を害さずに消滅することができるも
のである。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月11日(2000.10.
11)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ダニ捕獲器
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、衛生分野における
寄生虫駆除のダニ捕獲器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の住宅環境から、屋内のカーペッ
ト、畳、布団、べッド、じゅうたん、自動車のシート等
にダニが繁殖し、それらがアトビー性皮膚炎、気管支喘
息等を誘引する原因であることがきわめて濃厚と考えら
れている。
【0003】そしてまた、生活様式がサッシュ等の洋式
化するにつれてダニが生息するのに好都合な環境が作り
出され、ダニの繁殖を助長しているとも考えられ、人体
に害を及ぼすダニ対策は大きな問題になりつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、ダニの駆除
方法として、石油製品の化学物質を混合した殺ダニ剤を
散布してダニを殺すことが提案されている。しかし、従
来の殺ダニ剤は毒性の強いもので、この薬剤を散布して
ダニを殺すことは居住環境の汚染という副作用をともな
うとともに、子供や赤ん坊に悪影響がある。また、寝具
類などに使用できず、ダニ類の一番多くすむところが野
放し状態であった。さらに、ツメダニ、ヤケヒョウダニ
などは、殺虫剤ではその効果がほとんどなく、すべての
いろいろな種類のダニを消滅させることはできないもの
であった。
【0005】また、近年毒性のないダニ捕獲具も提案さ
れている。しかし、これらのダニ捕獲具でも、家庭に生
息する多数、多種のダニを捕獲できないとともに、特に
殺虫剤でも死なないといわれ、人を刺したり、噛んだり
して皮膚炎のアレルギーの原因となるツメダニを死滅す
ることができなく、ダニ対策を解消できないものであっ
た。
【0006】
【議題を解決するための手段】本発明は、上記のような
点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、ダニ
を捕獲する捕獲器をダニが生息しやすく、ダニが侵入可
能な綿やメリヤス地、布地で座布団状、マット状の捕
袋や捕獲マットに形成し、チリダニ、ホコリダニ、コナ
ダニ、ツメダニ、イエササラダニ、その他の多数、多種
類のダニ類を誘引して捕獲し死滅させるために、チリダ
ニ、コナダニ、ホコリダニが好む食品くず、繊維くず、
ツメダニが好む微小昆虫等の毒性のない食餌性誘引物質
と、これらのダニおよびその他のダニ類を誘引する食品
香料添加物用のゲラニルなどのエステル類の毒性のない
臭香性誘引物質とを混合した溶解液に、水分吸着、吸着
熱発生物質の多孔質のシリカゲルを含む毒性のない殺ダ
ニ物質を混合して多孔質のシリカゲルの殺ダニ物質に含
浸するとともに微粉末化し、このシリカゲルの殺ダニ物
質に含浸した毒性のないダニ誘引剤を上記捕獲器に内装
して誘引した多数、多種類のダニ類に食餌させ死滅させ
るようにしたことを特徴とするダニ捕獲器を提供するも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のダニ捕獲器は、ダニを捕
獲する捕獲器をダニが生息しやすく、ダニが侵入可能な
綿やメリヤス地、布地で座布団状、マット状の捕獲袋や
捕獲マットに形成し、チリダニ、ホコリダニ、コナダ
ニ、ツメダニ、イエササラダニ、その他の多数、多種類
のダニ類を誘引して捕獲し死滅させるために、チリダ
ニ、コナダニ、ホコリダニが好む食品くず、繊維くず、
ツメダニが好む微小昆虫等の毒性のない食餌性誘引物質
と、これらのダニおよびその他のダニ類を誘引する食品
香料添加物用のゲラニルなどのエステル類の毒性のない
臭香性誘引物質とを混合した溶解液に、水分吸着、吸着
熱発生物質の多孔質のシリカゲルを含む毒性のない殺ダ
ニ物質を混合して多孔質のシリカゲルの殺ダニ物質に含
浸するとともに微粉末化し、このシリカゲルの殺ダニ物
質に含浸した毒性のないダニ誘引剤を上記捕獲器に内装
して誘引した多数、多種類のダニ類に食餌させ死滅させ
るようにしたことを特徴としている。
【0008】一般に家屋で検出されるダニは、チリダ
ニ、コナヒョウダニ、ササラダニ、コナダニ、ツメダ
ニ、ニクダニ、ホコリダニ、イエダニなど多種類のもの
が知られている。
【0009】チリダニはカビや植物繊維、不飽和脂肪酸
を含む老廃物、食品くず等を食し、ササラダニはカビや
腐植質を食し、コナダニはチーズや食品くずを好む食品
害虫であり、ツメダニは上記チリダニやコナダニ、他微
小昆虫等を捕食して生息し、ニクダニは食品くず、特に
魚介類の乾燥物や干物類、ペットフードを食し、ホコリ
ダニは塵や貯蔵食品を食して生息し、イエダニはねずみ
や鳥に寄生することが知られている。
【0010】そして、家庭等では、上記したダニ類がじ
ゅうたん、畳などの床表面近く、また布団、ベッドなど
の寝台、室内布製品、布製椅子、壁と家具のすきまなど
に多く生息することから、布地で形成した座布団状やマ
ット状のダニ捕獲器1をダニの生息場所やその近くに設
置し、ダニ類を近寄りやすくするようにダニ誘引剤2を
ダニ捕獲器1に配設してダニを集めて捕獲するようにし
ている。
【0011】たとえば、図1のようにダニ誘引剤2を均
一状に噴霧したり、塗着したりして付着した芯地等のシ
ート3を、タオル地やニット地等のやや荒目の布地で形
成した捕獲袋4に挿入したり、必要により綿や布5など
を介してシート3を挿入したりして座布団状等のダニ捕
獲器1を形成することができる。
【0012】また、図2のように、綿やメリヤス地、布
5等の三方を封入して一方を開口し、開孔を介してこの
中に上記ダニ誘引剤2を均一状に噴霧したり、塗着した
りして付着して、一端をファスナー6を開閉可能とした
捕獲袋4に挿入してダニ捕獲器1とすることもできる。
本実施例では、ファスナー6で開閉できて布5やシート
3を挿入しやすく、またファスナー6で閉じれてそのま
ま放棄しやすくて好ましい。
【0013】また、図3のように上記ダニ誘引剤2を均
一状に噴霧したり、塗着したりして付着した布や綿等の
シート3を、布の表面にダニ侵入用の微小孔8を無数に
設けた捕獲マットに挿入したダニ捕獲器1とすることが
できる。
【0014】さらに、図4のように上記ダニ誘引剤2を
均一状に噴霧したり、塗着したりして付着した布や綿等
のシート3の上面にダニ類が侵入可能な綿、布の上シー
ト9を搭載し、下面に粘着シート10を脱着した捕獲マ
ットのダニ捕獲器1とすることもできる。
【0015】上記したダニ誘引剤2としては、毒性のな
い食餌性誘引物質とするのが好ましく、たとえばビール
等の乾燥酵母等の食品フレーバ、チョコレートやカカオ
の粉末、チーズ、バター、ビスケット、穀物パウダー、
米麹、繊維くず、ペットフード、微小昆虫等を組み合わ
せて、上記したような多種類のダニ類を誘引するように
配合するのが好ましい。
【0016】また、毒性のない臭香性誘引物質とするこ
ともでき、たとえば動物性や植物性油脂や、これらの脂
肪酸等のエステル、たとえばサラダオイルや胡麻油、天
ぷら油、食品香料添加物用のゲラニルなどのエステル
類、酢酸、酩酸、酒類等のエステルを適宜組み合わせて
使用でき、上記と同様に多種類のダニ類を誘引するよう
にするのが好ましい。
【0017】さらにまた、毒性のないシリカゲルの殺ダ
ニ物質を配合することができ、その他、活性炭、沸石、
塩化カルシウムなどの多孔質物質、水分吸着物質、吸着
熱発生物質を適宜組み合わせて使用できる。
【0018】その他に毒性のないフェロモン物質やその
他の誘引物質を添加し、より多くの種類のダニ類を誘引
して集め、殺ダニするようにできる。
【0019】このような食餌性誘引物質を単独またはそ
の他の誘引物質と混合して粉砕処理して臭香性誘引物質
の溶剤で溶解し、これらを殺ダニ物質に含浸処理して乾
燥し、粉砕処理して1〜100μに微粉化するのが好ま
しい。
【0020】好ましくは1〜10μ程度に粉砕して誘引
殺ダニ剤とすることができる。ダニの体長は100〜1
000μなので、上記位の微粉末状が好ましい。これら
の配合比としては、10〜80重量%対5〜20重量%
対10〜50重量%対0〜10重量%とすることができ
る。
【0021】上記の臭香性誘引物質、食餌性誘引物質で
多種類のダニ類を誘引して食餌させると、水の昆虫と表
現されるほどのダニが、エステル類とシリカゲル等の吸
水発熱等で死滅するようである。
【0022】
【実施例】ビール酵母の食品フレーバーにチョコレー
ト、ココア、チーズ、ビスケット等の食品くず、米麹、
飼育ダニの生体や糞を混合して粉砕し、食品香料添加物
用のゲラニルなどのエステル類に酒を少量配合して、食
餌性誘引物質と臭香性誘引物質を混合した。そして、上
記溶解液に多孔質のシリカゲルの殺ダニ剤を投入して含
浸させた。これらの比率は、ほぼ1:0.5:0.5で
ある。
【0023】この混合物を乾燥して粉砕機で1〜100
μ程度に微粉化し、図1のように500×500mmの
不織布のシート2に均一状に噴霧し、ダニ類が侵入可能
なタオル地のやや荒目の布地で形成し、座布団状のダニ
捕獲器1として10m2 の部屋に設置した。
【0024】その結果、約2ケ月で2〜3万匹の多種類
のダニ類を捕獲でき、死滅させることができた。したが
って、毒性がない手段でダニ類を捕獲でき、しかも死滅
できたものであり、ダニ類の死骸、糞などによるアレル
ゲンの源を住居環境を害さずに消滅することができたも
のである。
【0025】また、某開発センターに上記したダニ捕獲
の試験を依頼し、マンションや一戸建住宅のベッド下、
畳とカーペットの間に設置してもらった。その結果、設
置場所によって多数のダニ類を捕獲でき、ダニはその種
類を問わず死滅していた。
【0026】上記ダニの種類は、多数のチリダニやホコ
リダニの他、コナダニやツメダニも捕獲でき、さらにイ
エササラダニも捕獲できた。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明にあっては、ダニを
捕獲する捕獲器をダニが生息しやすく、ダニが侵入可能
な綿やメリヤス地、布地で座布団状、マット状の捕獲袋
や捕獲マットに形成することによって、ダニ類がじゅう
たん、畳などの床表面近く、また布団、ベッドなどの寝
台、室内布製品、布製椅子、壁と家具のすきまなどに多
く生息することから、そのじゅうたん、畳などの床表面
近くやダニが特に好む布団、ベッドなどの寝台、室内布
製品などのダニが一番多く生息する場所に容易に設置で
きて、ダニが近寄りやすい状態にできる。
【0028】そして、チリダニ、ホコリダニ、コナダ
ニ、ツメダニ、イエササラダニ、その他の多数、多種類
のダニ類を誘引して捕獲し死滅させるために、チリダ
ニ、コナダニ、ホコリダニが好む食品くず、繊維くず、
ツメダニが好む微小昆虫等の毒性のない食餌性誘引物質
と、これらのダニおよびその他のダニ類を誘引する食品
香料添加物用のゲラニルなどのエステル類の毒性のない
臭香性誘引物質とを混合した溶解液に、水分吸着、吸着
熱発生物質の多孔質のシリカゲルを含む毒性のない殺ダ
ニ物質を混合して多孔質のシリカゲルの殺ダニ物質に含
浸するとともに微粉末化し、このシリカゲルの殺ダニ物
質に含浸した毒性のないダニ誘引剤を上記捕獲器に内装
して誘引した多数、多種類のダニ類に食餌させ死滅させ
るようにしたので、居住空間に設置するにもかかわらず
居住環境を害せずに、毒性のない食餌性誘引物質によっ
てチリダニ、ホコリダニ、コナダニ、ツメダニ、イエサ
サラダニや、毒性のない臭香性誘引物質によって上記し
たダニ類およびその他のダニ類を多数誘引することがで
きる。そして、水分吸着、吸着熱発生物質の多孔質のシ
リカゲルを含む毒性のない殺ダニ物質を混合して含浸す
るとともに微粉末化し、この多孔質のシリカゲルの殺ダ
ニ物質に含浸したダニ誘引剤によって、誘引した多数の
ダニ類が食餌し、シリカゲルの水分吸着、吸着熱発生に
よってダニの種類を問わず捕獲して死滅させることがで
き、ダニの死骸、糞などによるアレルゲンの源を消滅さ
せ、人体に害を与えずに、子供や赤ん坊をアレルゲンの
源から保護することができる。特に、殺虫剤でも死なな
いといわれ、人を刺したり、噛んだりして皮膚炎のアレ
ルギー原因となるツメダニまでも駆除することができる
ものである。
【0029】また、食餌性誘引物質がビール酵母の食品
フレーバー、チョコレート、ココア、チーズ、バター、
ビスケット等の食品くず、穀物パウダー、米麹、繊維く
ず、ペットフード、微小昆虫を混合して粉砕したもので
あり、臭香性誘引物質が動物性や植物性油脂であるサラ
ダオイルや胡麻油、天ぷら油、食品香料添加物用のゲラ
ニルなどのエステル類、酢酸、酪酸、酒類等のエステル
を組み合わせて配合した毒性のないものであり、これら
食餌性誘引物質と臭香性誘引物質を混合した溶解液に多
孔質のシリカゲルを含む毒性のないの殺ダニ剤を投入し
て含浸させて1〜100μの微粉末として形成すること
によって、チリダニ、ホコリダニ、コナダニ、ツメダ
ニ、イエササラダニ、その他の多数、多種類のダニ類を
誘引して上記のように捕獲することができて、居住空間
に設置するにもかかわらずダニ類の死骸、糞などによる
アレルゲンの源を住居環境や人体に害を及ばさずに、捕
獲した多種類のダニ類を種類を問わず消滅させることが
できる。
【0030】また、芯地等のシートに上記毒性のない殺
ダニ物質を含有した毒性のないダニ誘引剤を均一状に噴
霧したり、塗着したりして付着し、このシートを捕獲袋
に挿着したり、捕獲マットに挾着したりして捕獲器を形
成することによって、上記殺ダニ剤をシートに付着して
捕獲器に容易に挿入することができ、上記のように多数
のダニ類を誘引してダニを死滅させる捕獲器を容易に形
成できる。
【0031】さらに、ダニを捕獲する捕獲器をタオル地
やニット地等のやや荒目の布地で捕獲袋や捕獲マットに
形成したことによって、捕獲器に多種類のダニをより侵
入しやすい状態にでき、ダニの種類を問わず多数誘引し
て捕獲でき、食餌して死滅させるようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の捕獲器の挿入用シート部の
斜視図(a)と、捕獲器の斜視図(b)、およびそのシ
ート部を挿入した捕獲器の断面図(c)、
【図2】同上の他の実施例の図(a)と捕獲器の斜視図
(b)、およびそのシート部を挿入した捕獲器の断面図
(c)、
【図3】同上のさらに他の実施例の捕獲マットの断面
図、
【図4】同上のさらに他の実施例の捕獲棒の断面図、
【符号の説明】 1…ダニ捕獲器 2…ダニ誘引剤 3…シ
ート 4…捕獲袋 5…布 6…フ
ァスナー
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダニを捕獲する捕獲器を綿やメリヤス
    地、布地で座布団状、マット状、シート状、棒状の捕獲
    袋や捕獲マットに形成し、 上記捕獲器にダニ誘引剤を配設してダニを捕獲するよう
    にしたことを特徴とするダニ捕獲器。
  2. 【請求項2】 芯地等のシートにダニ誘引剤を均一状に
    噴霧したり、塗着したりして付着し、このシートを捕獲
    袋に挿着したり、捕獲マットに挾着したりして捕獲器を
    形成した請求項1に記載のダニ捕獲器。
  3. 【請求項3】 食餌性誘引物質のダニ誘引剤を捕獲器に
    配設した請求項1または2に記載のダニ捕獲器。
  4. 【請求項4】 ダニ誘引剤が毒性のない殺ダニ物質とし
    たものである請求項1または2に記載のダニ捕獲器。
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