JP4661549B2 - ダニ誘導壁システム - Google Patents

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本願発明は、ダニ誘導壁システムに関するものである。
近年、住居の高い密閉性、エアコンの普及及びカーペット類の敷設等により、ダニの生息に適した条件の環境が整えられ、ダニの繁殖を助長している。ダニは特に寝具やカーペット、ソファーに多く生息しており、喘息、皮膚炎等のアレルギー性疾患の原因となることから、ダニ発生の抑制を目的として、光触媒機能と吸放湿性を有する内装用化粧材(たとえば、特許文献1参照)や、防ダニ物質を塗料、顔料および接着剤に混入した建材(たとえば、特許文献2参照)が提案されている。
しかしながら、上記の内装用化粧材や建材はいずれも内装用化粧材および建材自体でのダニ発生の抑制に効果はあるものの、居室内で発生したダニを低減・除去するものではなく、より効果的な駆除が要望されているのが実情である。
ダニを低減・駆除させる方法としては、有機リン系化合物、カーバメイト系化合物、ピレスロイド系化合物等の殺ダニ剤を散布する方法、誘引剤でダニ自体を誘引して物理的に除去する方法、掃除機で物理的に除去する方法等が知られている。誘引剤を用いて物理的に除去する方法としては、たとえば、特許文献3では誘引剤としてフルーツエキスからなるフェロモンフレーバーを用いているが、それ以外に、炭素数14〜18の脂肪酸エステル、食品フレーバー、炭素数4〜18の直鎖脂肪酸、フェロモン等の誘引剤でダニ個体を誘引し、粘着剤等で捕集する方法が提案されている。掃除機を用いて物理的に除去する方法としては、その除去効率を上げるため室内処理用粉末状組成物や食餌性誘引物質をあらかじめ撒く方法が提案されている。また、最近では、ダニのアレルゲンを失活させる掃除機も提案されている。
特開平11−254632号公報 特開2000−160716号公報 特開2002−253103号公報
しかしながら、殺ダニ剤で駆除した場合は、畳、絨毯、布団等に残る薬物自体の安全性の問題や、ダニの死骸より生じるダニアレルゲンの問題があった。また、誘引剤を用いる方法や掃除機で除去する際に食餌性誘引物質を用いて物理的に駆除する方法では、掃除者に大きな負担を与えてしまうという問題があった。
そこで、本願発明は、以上の通りの背景から、掃除者の負担を軽減し、かつ、ダニの死骸やダニの排出物が原因となるダニアレルゲンを低減・除去することができるダニ誘導壁システムを提供することを課題としている。
本願発明のダニ誘導壁システムは、前記の課題を解決するものとして、第1には、ダニ誘引剤が設けられたダニ誘引剤設置面およびダニ死滅化エリアが窓に対向する壁面に設けられ、ダニ忌避剤が床面に設けられている居室からなり、前記ダニ死滅化エリアは、前記壁面のうち前記ダニ誘引剤設置面と前記床面との間に位置する領域であり、前記ダニ誘引剤設置面または前記ダニ死滅化エリアには、ダニアレルゲンを不活性化する光触媒が設けられており、前記ダニ誘引剤および前記ダニ忌避剤により前記ダニ死滅化エリアに誘導したダニを前記壁面に対向する窓からの日光により死滅させることを特徴とする。
そして、第には、上記第の発明のダニ誘導壁システムにおいて、前記居室の壁面のダニ誘引剤設置面には、前記光触媒と、ダニの死骸もしくはダニの排出物を捕捉する吸着剤とからなる不活性化層が前記ダニ誘引剤からなる誘引層の表面に形成されているか、または、前記ダニ誘引剤、前記光触媒および前記吸着剤からなる混合層が形成されていることを特徴とする。
には、上記第の発明のダニ誘導壁システムにおいて、前記光触媒および前記吸着剤が通気孔を有するバインダーで前記居室の壁面に固定され、前記不活性化層または前記混合層が多孔質に形成されていることを特徴とする。
には、上記第の発明のダニ誘導壁システムにおいて、前記ダニ誘引剤が、マイクロカプセル内部に保持されていることを特徴とする。
上記第1の発明によれば、ダニ誘引剤を居室の壁面に設けるとともにダニ忌避剤を居室の床面に設けてダニを壁面に誘導し、ダニを壁面のダニ死滅化エリアで死滅させることにより、掃除者の負担を軽減し、かつ、ダニの死骸やダニの排出物が原因となるダニアレルゲンを低減・除去することができる。また、壁面に光触媒を設けたことにより、半永久的に安全にダニアレルゲンを不活性化することができる。
上記第および第の発明によれば、光触媒の近傍に吸着剤を設けたことにより、効果的にダニの死骸やダニの排出物を捕捉することができ、効率よくダニアレルゲンを不活性化することができる。
上記第4の発明によれば、より効果的にダニを壁面に誘導することができる。
本願発明は上記のとおりの特徴をもつものであるが、以下に、その実施の形態について説明する。
本願発明は、ダニ誘導剤を居室内に設けて、居室内の寝具やカーペット、ソファーに多く生息しているダニや、家具裏等掃除しにくい部位に生息しているダニを壁面に誘導し、ダニを壁面で死滅させることを特徴としている。これによって、掃除者は壁面で死滅したダニの死骸やダニの排出物を用意に掃除することができるため、掃除者に大きな負担をかけることなく、ダニアレルゲンを低減・除去することができるのである。
なお、本願発明でいう壁面とは、壁クロスや腰壁等の壁材はもちろん、壁に配設された巾木や窓枠材等の造作材をも含む、住宅、事務所等のふだん居る部屋である居室内の壁面を指している。
壁面でダニを死滅させる方法としては、たとえば、壁面に日光(室内光を含む)を当てたり、熱乾燥したりするほか、粘着剤等を設けてダニを捕捉して餓死させる等の方法を例示することができ、特に限定するものではなく各種の方法が考慮される。なかでも、日光を利用してダニを死滅させることは、特別な装置を用いることがないのでより好ましい。
図1は、本願発明のダニ誘導壁システムの概要を例示した模式図である。この例では日光でダニを死滅させている。たとえば、左側の窓に対向する位置の右側壁面において、より強く日光が当たり近傍に家具がない場所をダニ死滅化エリアとし、このダニ死滅化エリアで効果的にダニを死滅させている。
本願発明におけるダニ誘導剤は、ダニを壁面に誘導させるものであれば特に限定されるものではなく、たとえば、殺ダニ剤やダニ忌避剤によってダニを壁面に誘導させたり、ダニ誘引剤を壁面に設けてダニを誘導したりすることが考慮される。もちろん、以上の殺ダニ剤、ダニ忌避剤、ダニ誘引剤はそれぞれ単独あるいは併用して用いてもよい。
殺ダニ剤やダニ忌避剤を用いる場合には、たとえば、図1に示すような床面7の殺ダニ剤・ダニ忌避剤設置面5にダニ誘導剤1を構成する殺ダニ剤11またはダニ忌避剤12を設けるようにしてもよい。これによって、床面7のダニは、殺ダニ剤11あるいはダニ忌避剤12を避けるようになり、結果として、ダニを壁面4に誘導させることができる。
殺ダニ剤11またはダニ忌避剤12としては、有機リン系化合物、カーバメイト系化合物、ビレスロイド系化合物等を挙げることができる。具体的には、フェニトロチオン、ダイアジノン、マラソン、ピリダフェンチオン、プロチオホス、ホキシム、クロルピリホス等の有機リン系化合物;カルバリル、プロポクスル、メソミル等のカーバメイト系化合物;天然ピレトリン、ピレトリン、アレスリン、レスメトリン、フラメトリン、フタルスリン、ペルメトリン、フェノトリン、サイパーメスリン、シフェノトリン、フェンバレレート、プラレトリン、エンペントリン、イミプロトリン、トランスフルトリン等のピレスロイド系化合物;メトキサジアゾン等のオキサジアゾール系化合物;フィプロニル等のピラゾール系化合物;ホウ酸、ホウ砂等のホウ素系化合物;IBTA、IBTE等のチオシアノ系化合物;サリチル酸フェニル;安息香酸ベンジル等が挙げられる。これらは1種または2種以上を混合して用いることができる。
壁面4にダニ誘引剤13を用いる場合には、たとえば、図1のように、ダニ死滅化エリアAの上位の位置にダニ誘引剤13を設けたダニ誘引剤設置面6を形成することが考慮される。これによって、ダニ誘引剤13で床面7から誘導したダニをダニ誘引剤13に到達する前にダニ死滅化エリアAで死滅させることができるため、より効果的にダニアレルゲンを低減・除去することができるのである。
ダニ誘引剤13としては、ミリスチン酸エステル、パルミチン酸エステル、オレイン酸エステル、ステアリン酸エステル等の炭素数14〜18の脂肪酸エステル、チョコレートフレーバー、アーモンドフレーバー、チーズフレーバー、バターフレーバー等の食品フレーバー、フェロモン等のダニ誘引物質からなり、一般的に用いられているダニ誘引剤13であってよい。そして、これらのダニ誘引物質を単独あるいは複数を併用したダニ誘引剤13を壁面4に担持させる。なお、以上のダニ誘引剤13を壁面4に担持させる際には、このダニ誘引剤13を溶剤、乳化剤、分散剤、噴射剤、徐放化剤等の各種の液体担体や固体担体に保持させて、水溶液剤、油剤、乳剤、懸濁剤、水和剤、噴射剤、徐放剤として、壁面4に塗布あるいは吸着させて担持させてもよい。
以上のダニ誘引剤13は、5mg/m〜10g/mの範囲で壁面4に担持させることが好ましい。5mg/m未満では十分な誘引効果を得られない場合があり、10g/mを超えると、ダニ誘引剤13の匂いが不快に感じることや壁面4の変色の原因となる場合があるため好ましくない。なお、ダニ誘引剤13は、壁面4に対し濃度勾配をつけて担持させることが好ましい。具体的には、床面7から離れるほど高濃度になるように担持させる。これによって、ダニを効果的に壁面4に誘引させることができる。
本願発明では、ダニ誘引剤13に長期間の徐放性を付与するために、マイクロカプセル内部にダニ誘引剤13を保持するようにしてもよい。このようなマイクロカプセルとしては、無機質の中空多孔質マイクロカプセルや、ポリアクリロニトリル、ポリメタクリル酸等の熱可塑性樹脂製の中空マイクロカプセル、あるいは不飽和ポリエステル、ポリエポキシド等の熱硬化性樹脂製の中空マイクロカプセル等を例示することができる。好ましくは、壁材がシリカやアルミナからなる無機質のマイクロカプセルを用いる。以上のようなマイクロカプセルにダニ誘引剤13を保持することによって、ダニ誘引物質の徐放を必要最小限に制御することができ、長期間のダニ誘引剤13の徐放を実現することができるのである。さらに、後述するように光触媒を用いた場合には、この光触媒の作用によるダニ誘引剤13の分解を防止することができる。また、光触媒でマイクロカプセルを暫時壊していくことで、ダニ誘引剤13の効果をより長期間持続させることができるのである。
マイクロカプセルの粒径としては、特に限定されないが、ダニ誘引剤13を十分に保持し、長期間の徐放を実現するためには、3〜30μmとすることが望ましい。
なお、以上のようにマイクロカプセル内部にダニ誘引剤13を保持した場合でも、ダニ誘引剤13の効果が居室内に及ぶようにマイクロカプセルの種類や大きさ等を設定することが考慮される。
壁面4で死滅させたダニやその排出物は、掃除機等で強制的に除去することもできるが、壁面4に光触媒を設けてダニの死骸や排出物が原因となるダニアレルゲンを不活性化してもよい。光触媒の設置場所は、壁面4であれば特に限定されないが、より好ましくはダニ誘引剤13と同じ場所あるいはダニ死滅化エリアAに配設することが望まれる。さらに、光触媒の近傍に吸着剤を設けてもよい。この吸着剤はダニの死骸やダニの排出物を捕捉することができるため、ダニアレルゲンの低減・除去の効果をより向上させることができるのである。
図2は、光触媒2および吸着剤3を壁面4に配設したときの様子を模式的に例示した断面図である。図2(a)のように、壁面4のダニ誘引剤設置面6においてダニ誘引剤13からなる誘引層の表面に光触媒2および吸着剤3からなる不活性化層を形成してもよいし、図2(b)のように、壁面4上に、ダニ誘引剤13、光触媒2および吸着剤3からなる混合層を形成するようにしてもよい。
光触媒2と吸着材3は、平面的に交互に配設されていてもよい。これは、光触媒2またはその群の近傍に吸着剤3またはその群が配設され、吸着剤3またはその群の近傍に光触媒2またはその群が配設されていればよく、たとえば、光触媒2からなる群と吸着剤3からなる群が誘引層上で縞状に形成されていることが考慮される。これによって、光触媒2近傍でダニの死骸やダニの排出物を捕捉し、効率よくダニアレルゲンを不活性化してダニアレルゲンの低減・除去の効果を向上させることができるのである。なお、図2(a)は、光触媒2からなる群と吸着剤3からなる群が誘引層上で縞状に形成されている例を示している。
本願発明における光触媒2としては、TiO、ZnO、WO、Fe、ZnS、Pt/TiO等を例示することができ、より好ましくは可視光型光触媒である。たとえば、酸化チタンの酸素サイトの一部を窒素原子で置換、あるいは酸化チタン結晶の格子間、結晶粒界に窒素原子またはNOxを配してなる、Ti、O、Nの元素で構成されている窒素ドープ型酸化チタンや、これらに助触媒として白金、パラジウム、ロジウム、ルテニウム等の白金族金属や、NiOx、RuOx、RhOx等を担持させたものが挙げられる。以上の光触媒2は半永久的に安全にダニアレルゲンを不活性化することができる。
また、吸着剤3としては、好ましくは無機系のもので、たとえば、活性アルミナ、ゼオライト、シリカ、アパタイト、珪藻土、多孔質ケイ酸カルシウム、粉状活性炭、ベントナイト等が挙げられる。なかでも、シリカが好ましく用いられる。
光触媒2や吸着剤3は、バインダーで固定されることが好ましい。このようなバインダーとしては、アクリル系、ウレタン系、フッ素系、シリコン系、アクリルシリコン系等の各種の樹脂成分が用いられ、これらの樹脂成分とともに光触媒2や吸着剤3をアルコール等の適当な溶剤に混合・分散させ、たとえば、スプレー、ロールコーター、フローコーター、ディッピング等の一般的な手法で壁面4に塗布して固定している。なかでも、アクリルシリコン系、シリコン系のバインダーは、高強度で均一な塗膜を与えることから好ましい。分散性や安定性の向上、着色等の目的に応じて、分散剤、界面活性剤、レベリング剤、増粘剤、顔料、染料等を含有してもよい。加えて、バインダーに発泡剤を混ぜたり、あるいは通気孔を設けたりなどの処理を施して、不活性化層または混合層に細孔を設けて多孔質にすることが好ましい。このような細孔の存在は、ダニ誘引剤13のダニ誘引物質を居室内に発散させて効果的にダニを誘引するだけではなく、不活性化層または混合層の表面積を大きくして光触媒2や吸着剤3の効果を向上させ、ダニの死骸や排出物の捕捉効率をさらに向上させることができる。
図3は、ダニ誘導壁システムの別の実施形態を参考例として例示した模式図である。この図では、巾木41の居室側の側面に殺ダニ剤11またはダニ忌避剤12を設けており、巾木41の上端面にダニ誘引剤13を設けている。したがって、この実施形態では、床面7近傍のダニが巾木41側面に設けられた殺ダニ剤11またはダニ忌避剤12を避けて、巾木41上端に設けられたダニ誘引剤13の作用によって壁面4に誘導され、各種方法でダニが壁面4で死滅される。
本願発明のダニ誘導壁システムの概要を例示した模式図である。 光触媒および吸着剤を壁面に配設したときの様子を模式的に例示した断面図である。 ニ誘導壁システムの別の実施形態を参考例として例示した模式図である。
符号の説明
1 ダニ誘導剤
11 殺ダニ剤
12 ダニ忌避剤
13 ダニ誘引剤
2 光触媒
3 吸着剤
4 壁面
41 巾木
5 殺ダニ剤・ダニ忌避剤設置面
6 ダニ誘引剤設置面
7 床面
A ダニ死滅化エリア

Claims (4)

  1. ダニ誘引剤が設けられたダニ誘引剤設置面およびダニ死滅化エリアが窓に対向する壁面に設けられ、ダニ忌避剤が床面に設けられている居室からなり、前記ダニ死滅化エリアは、前記壁面のうち前記ダニ誘引剤設置面と前記床面との間に位置する領域であり、前記ダニ誘引剤設置面または前記ダニ死滅化エリアには、ダニアレルゲンを不活性化する光触媒が設けられており、前記ダニ誘引剤および前記ダニ忌避剤により前記ダニ死滅化エリアに誘導したダニを前記壁面に対向する窓からの日光により死滅させることを特徴とするダニ誘導壁システム。
  2. 前記居室の壁面のダニ誘引剤設置面には、前記光触媒と、ダニの死骸もしくはダニの排出物を捕捉する吸着剤とからなる不活性化層が前記ダニ誘引剤からなる誘引層の表面に形成されているか、または、前記ダニ誘引剤、前記光触媒および前記吸着剤からなる混合層が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の記載のダニ誘導壁システム。
  3. 前記光触媒および前記吸着剤が通気孔を有するバインダーで前記居室の壁面に固定され、前記不活性化層または前記混合層が多孔質に形成されていることを特徴とする請求項に記載のダニ誘導壁システム。
  4. 前記ダニ誘引剤が、マイクロカプセル内部に保持されていることを特徴とする請求項に記載のダニ誘導壁システム。
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