JP2001086325A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法

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JP2001086325A JP25623999A JP25623999A JP2001086325A JP 2001086325 A JP2001086325 A JP 2001086325A JP 25623999 A JP25623999 A JP 25623999A JP 25623999 A JP25623999 A JP 25623999A JP 2001086325 A JP2001086325 A JP 2001086325A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録方向の違いによる画質の違いを最小限に
すること。 【解決手段】S161で、入力画像を90度回転したか
どうか判定し、回転していない場合は、S162に進
み、2画素×2画素のパターンを抽出し、S163で4
画素×1画素への解像度変換する。S161で入力画像
を90度回転したと判定された場合は、S165に進
み、2×4のパターンを抽出する。次にS166に進
み、そのパターンが、所定のパターンの場合にはS16
7に進んで、4画素×2画素のパターンへの、S163
とは異なる解像度変換が行なわれる。所定のパターンに
含まれない場合は、抽出した2×4のパターンに対し、
S163と同様の解像度変換を行なう(S169)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置及び
方法に関し、特に解像度変換を行なう画像処理装置及び
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像処理装置としては、
例えばレーザプリンタであって、プリンタ記述言語(P
DL)等で記述された画像情報をホストコンピュータか
ら送信され、制御部においてビットマップデータに変換
し、プリンタエンジンに送り、プリンタエンジンにおい
て記録紙等に転写、定着し所望の印字結果を得るものが
ある。
【0003】このようなレーザプリンタとして、例えば
600ドット/インチ(dpi)の解像度で印字するも
のが存在する。その場合、文字や画像を構成する画素は
600dpiの格子上の位置に印字される。
【0004】一方、主走査方向の解像度を上げる手法は
レーザプリンタの構造上、比較的容易であり、様々な手
法が試みられてはいる。これに対し、副走査方向の解像
度を上げることは、プリンタエンジンの負荷を大きなも
のとし、結果として高価となりまた、印字処理スピード
が犠牲になるという短所を持ち合わせている。
【0005】そこで例えば、主走査方向1200dp
i、副走査方向1200dpiの解像度で画像データを
入力し、主走査方向2400dpi、副走査方向600
dpiの解像度の画像データに変換し印字を行うことで
比較的良好な印字結果を得る手法も考案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例のように、主走査方向と副走査方向の解像度に差を設
けると、入力される画像データが同じデータであって
も、印字する記録紙の向きによって画質が大きく違うと
いう欠点があった。
【0007】例えば、縦置きのA4用紙がなくなると、
自動的に横置きのA4R用紙にプリントを続けるプリン
タにおいては、A4R用紙への変更により、画質が変化
するという問題が起きていた。
【0008】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、記録
方向によらず良好な画質で画像記録できるように画像情
報を変換する画像処理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る画像処理装置にあっては、画像データに
対して、解像度変換を行なうデータ変換手段と、前記画
像データが90度回転されたものであるか否かを判定す
る回転判定手段と、前記回転判定手段によって90度回
転して得られた画像データであると判定された場合に
は、90度回転して得られた画像データではないと判定
された場合とは異なるデータ変換を行なうように前記デ
ータ変換手段を制御する制御手段と、を有することを特
徴とする。
【0010】前記データ変換手段は、主走査方向と、副
走査方向とで、異なる解像度となるように解像度変換を
行なう手段であることを特徴とする。
【0011】前記回転判定手段は、前記画像データを記
録する記録材の方向によって、画像データの回転を判断
することを特徴とする。
【0012】本発明に係る画像処理方法は、画像データ
が90度回転されたものであるか否かを判定する回転判
定工程と、前記回転判定工程によって90度回転して得
られた画像データではないと判定された場合に、前記画
像データに対して解像度変換を行なう第1データ変換工
程と、前記回転判定工程によって90度回転して得られ
た画像データであると判定された場合に、前記第1デー
タ変換工程とは異なるデータ変換を行なう第2データ変
換工程と、を有することを特徴とする。
【0013】前記第1、及び第2データ変換工程は、主
走査方向と、副走査方向とで、異なる解像度となるよう
に解像度変換を行なう工程であることを特徴とする。
【0014】前記回転判定工程は、前記画像データを記
録する記録材の方向によって、画像データの回転を判断
することを特徴とする。
【0015】本発明に係るコンピュータ可読メモリは、
画像データの解像度変換を行なう画像処理プログラムを
格納したコンピュータ可読メモリであって、前記画像処
理プログラムは、画像データが90度回転されたもので
あるか否かを判定する回転判定プログラムと、前記回転
判定プログラムによって90度回転して得られた画像デ
ータではないと判定された場合に、前記画像データに対
して解像度変換を行なう第1データ変換プログラムと、
前記回転判定プログラムによって90度回転して得られ
た画像データであると判定された場合に、前記第1デー
タ変換プログラムとは異なるデータ変換を行なう第2デ
ータ変換プログラムと、を含むことを特徴とする。
【0016】前記第1、及び第2データ変換プログラム
は、主走査方向と、副走査方向とで、異なる解像度とな
るように解像度変換を行なうプログラムであることを特
徴とする。
【0017】前記回転判定プログラムは、前記画像デー
タを記録する記録材の方向によって、画像データの回転
を判断することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成要素の相対配
置、数値等は、特に特定的な記載がない限りは、この発
明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0019】(一実施の形態)以下に、本発明に係る画
像処理装置の一実施の形態としてのレーザプリンタにつ
いて、まず構成を、その後に特徴ある変換処理を説明す
る。
【0020】[構成]図1はレーザプリンタの構成を示
す断面図である。
【0021】図において、1500はLBP本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータから供給
される記録情報(文字コード等)やフォーム情報あるい
はマクロ命令等を入力して記録するとともに、それらの
情報に従って対応する文字パターンやフォームパターン
等を作成し、記録媒体である記録紙等に像を形成する。
1501は操作のためのスイッチおよびLED表示器等
が配されている操作パネル、1000はLBP1500
全体の制御およびホストコンピュータから供給される文
字情報等を解析するプリンタ制御ユニットである。この
プリンタ制御ユニット1000は、主に文字情報を対応
する文字パターンをビデオ信号に変換してレーザドライ
バ1502に出力する。
【0022】レーザドライバ1502は半導体レーザ1
503を駆動するための回路であり、入力されたビデオ
信号に応じて半導体レーザ1503から発射されるレー
ザ光1504をオン・オフ切り換えする。レーザ光15
04は回転多面鏡1505で左右方向に振らされて静電
ドラム1506上を走査露光する。これにより、静電ド
ラム1506上には文字パターンの静電潜像が形成され
ることになる。
【0023】この潜像は、静電ドラム1506周囲に配
設された現像ユニット1507により現像された後、記
録紙に転写される。この記録紙にはカットシートを用
い、カットシート記録紙はLBP1500に装着した用
紙カセット1508に収納され、給紙ローラ1509お
よび搬送ローラ1510と搬送ローラ1511とによ
り、装置内に取り込まれて、静電ドラム1506に供給
される。
【0024】また、LBP本体1500には、図示しな
いカードスロットを少なくとも1個以上備え、内蔵フォ
ントに加えてオプションフォントカード、言語系の異な
る制御カード(エミュレーションカード)を接続できる
ように構成されている。
【0025】図2は本実施の形態としてのレーザプリン
タを含むシステムの構成を示すブロック図である。
【0026】なお、本発明の機能が実行されるのであれ
ば、単体の周辺装置であっても、複数の周辺装置からな
るシステムであっても、LAN等のネットワークを介し
て処理が行われるシステムであっても本発明を適用でき
ることは言うまでもない。
【0027】図において、3000はホストコンピュー
タで、ROM3のプログラム用ROMに記憶された文書
処理プログラム等に基づいて図形、イメージ、文字、表
(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行するC
PU1を備え、システムデバイス4に接続される各デバ
イスをCPU1が総括的に制御する。
【0028】また、このROM3のプログラム用ROM
には、CPU1の制御プログラム、ホストコンピュータ
から入手した情報から記録媒体の記録方向指定情報を認
識するプログラム等を記憶し、ROM3のフォント用R
OMには上記文書処理の際に使用するフォントデータ等
を記憶し、ROM3のデータ用ROMは上記文書処理等
を行う際に使用する各種データを記憶する。
【0029】2はRAMで、CPU1の主メモリ、ワー
クエリア等として機能し、またROM3のプログラムに
より認識した記録方向指定情報を格納するレジスタとし
ても機能する。5はキーボードコントローラ(KBC)
で、キーボード9や不図示のポインティングデバイスか
らのキー入力を制御する。6はCRTコントローラ(C
RTC)で、CRTディスプレイ(CRT)10の表示
を制御する。7はディスクコントローラ(DKC)で、
ブートプログラム、種々のアプリケーション、フォント
データ、ユーザファイル、編集ファイル等を記憶するハ
ードディスク(HD)、フロッピー(登録商標)ディス
ク(FD)等の外部メモリ11とのアクセスを制御す
る。
【0030】8はプリンタコントローラ(PRTC)
で、所定の双方向性のインタフェース21を介してプリ
ンタ1500に接続されて、プリンタ1500との通信
制御処理を実行する。
【0031】なお、CPU1は、例えばRAM2上に設
定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展
開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上へのW
YSIWYGを可能としている。また、CPU1は、C
RT10上の不図示のマウスカーソル等で指示されたコ
マンドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、
種々のデータ処理を実行する。
【0032】プリンタ1500において、12はプリン
タCPUで、ROM13のプログラム用ROMに記憶さ
れた制御プログラム等或いは外部メモリ14に記憶され
た制御プログラム等に基づいてシステムバス15に接続
される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御し、
記録部インタフェース16を介して接続される記録部
(プリンタエンジン)17に出力情報としての画像信号
を出力する。
【0033】また、このROM13のプログラムROM
には、CPU12の制御プログラム等を記憶する。RO
M13のフォント用ROMには上記出力情報を生成する
際に使用するフォントデータ等を記憶し、ROM13の
データ用ROMにはハードディスク等の外部メモリ14
が無いプリンタの場合には、ホストコンピュータ上で利
用される情報等を記憶している。
【0034】CPU12は入力部18を介してホストコ
ンピュータとの通信処理が可能となっており、プリンタ
内の情報処理等をホストコンピュータ3000に通知可
能に構成されている。19はCPU12の主メモリ、ワ
ークエリア等として機能するRAMで、図示しない増設
ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量
を拡張することができるように構成されている。なお、
RAM19は、出力情報展開領域、環境データ格納領
域、NVRAM等に用いられる。
【0035】前述したハードディスク(HD)、ICカ
ード等の外部メモリ14は、ディスクコントローラ(D
KC)20によりアクセスを制御される。外部メモリ1
4は、オプションとして接続され、フォントデータ、エ
ミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶す
る。また、1501は前述した操作パネルで操作のため
のスイッチおよびLED表示器等が配されている。
【0036】また、前述した外部メモリは1個に限ら
ず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオ
プションフォントカード、言語系の異なるプリンタ制御
言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数
接続できるように構成されていても良い。さらに、図示
しないNVRAMを有し、操作パネル1501からのプ
リンタモード設定情報を記憶するようにしても良い。
【0037】図3は上記構成を有するレーザプリンタに
おける原則的な解像度変換処理を説明する図である。
【0038】図3の左側に示すような1200dpi×
1200dpiの解像度を持つ2×2の入力画像情報
は、原則として右側の2400dpi×600dpiの
解像度を持つ4×1の画素パターンに変換される。
【0039】この変換テーブルの(b)を用いて変換さ
れる例を図4に示す。図3(b)のパターンが図4
(a)のように連続的に入力されると変換テーブルに従
い図4(b)の様に変換され印字される。印字結果は図
4(c)に見られる濃度分布となり、原画像のドットパ
ターンと近い、比較的良好な結果を得ることができる。
【0040】次に、同じ図4(a)の画像が紙送り方向
が90度変わって印字される場合(入力画像データを9
0度回転して出力する場合)を図5及び図6に示す。例
えば、A4用紙の紙送り方向が長手方向に給紙する場合
が図4の印字方法だとすると、A4用紙を短手方向に給
紙する場合がこれにあたる。
【0041】図4(a)の画像を90度回転した図5
(a)画像は図3(c)の変換テーブルを原則通り用い
た場合、図5(b)にように変換され印字される。印字
結果は図5(c)に見られる濃度分布となり、図4
(c)の印字結果と大きく異なる結果となってしまう。
【0042】そこで紙送り方向を縦から横(90度回
転)に変更すべき指示が操作部1501から入力される
と、CPU12がそれを認識して記録部I/F16での
解像度処理パターンを変更させる。
【0043】図6は画像回転時の画像情報変更処理の一
例を説明する図である。
【0044】回転後の画像中に図6の(a)に示すよう
な1200dpi×1200dpiの解像度を持つ4×
10のパターンが存在すれば、2400dpi×600
dpiの解像度に変換する際、図6(b)のような、8
×5の画素パターンに置換える。これにより、実際の印
字結果は図6(c)のようになる。図5(c)と比較す
れば、このような変換方法により、元の印字結果(図4
(c))を90度回転したものに、より近似した結果が
得られることが分かる。
【0045】図7、図8及び図9に、画像回転時の画像
情報変換処理の他の例を示す。
【0046】図7(a)に示す入力画像情報は、図3に
示した変換テーブルを用いると、図7(b)のようにな
り、印字結果は図7(c)のようになる。
【0047】この画像情報を90度回転した場合、入力
画像情報は図8(a)のようになるが、これに対して、
図3に示した変換テーブルをそのまま用いたのでは、図
8(b)のような画素パターンに置換えられ、印字結果
は図8(c)のようになる。これでは、図7(c)を9
0度回転したものとは言えない。
【0048】そこで、図9(a)の入力画像情報の場合
には、図9(b)のような画素パターンに置換えること
とする。これにより図9(c)のような印字結果とな
り、図7(c)を90度回転したものに、より近似した
結果が得られる。
【0049】更に、オリジナルの入力画像情報が図10
(a)である場合には、図3の変換テーブルにより図1
0(b)に変換されるが、これを90度回転した図11
(a)の画像情報についてそのまま図3の変換テーブル
を用いると図11(b)のようになって、図10(b)
の90度回転したものとはかけ離れたものとなるため、
図11(c)のように変換する。
【0050】更にまた、オリジナルの入力画像情報が図
12(a)である場合には、図3の変換テーブルにより
図12(b)に変換されるが、これを90度回転した図
123a)の画像情報についてそのまま図3の変換テー
ブルを用いると図13(b)のようになって、図12
(b)の90度回転したものとはかけ離れたものとなる
ため、図13(c)のように変換する。
【0051】図14に、このような変換処理を実現でき
る解像度変換回路を示す。
【0052】上記図6には4×10のパターンから、8
×5のパターンへの解像度変換を、図9、図11、図1
3には、4×8のパターンから8×4のパターンへの解
像度変換を示したが、これに限るものではなく、図15
(a)〜(d)のように、最低で2×4のパターンから
4×2のパターンへの解像度変換を行なえばよい。
【0053】このため、図14には、2画素×4画素の
パターンからルックアップテーブル(LUT)を用いて
4画素×2画素のパターンへ変換する回路を示す。
【0054】1200dpi×1200dpiでのペー
ジメモリ141から抽出回路142により2画素×2画
素のマトリクスで計4ビットづつ画像データが読出され
る。次に、パック回路143により、2×2の領域から
2ライン遅延させた2×2の領域の画像データとパック
して2×4の画素領域の計8ビットの画像データが抽出
される。この8ビットのデータをLUT144で、図1
5(a)〜(d)にように2×4のデータに変換し、2
400dpi×600dpiのページメモリ145に格
納する。なお、抽出回路142は、2×2の画素領域
を、主走査方向にも副走査方向にも2画素づつすすめ
て、抽出すればよい。
【0055】解像度変換方法を実現する回路は、図14
に示すものに限られず、その他のパターンマッチング回
路及びLUTを用いることによっても実現できる。
【0056】なお、この変換を行うためには副走査方向
に主走査Nライン分の画像を貯えるメモリが必要であ
る。また、図15に示した変換は上下左右を逆にしたも
のにも応用される。即ち、(a)、(b)を上下左右に
逆転させたもの、それぞれ4パターンと、(c)、
(d)を上下に逆転させたもの、それぞれ2パターンの
計12パターンの変換が行なわれることになる。
【0057】上記実施の形態では、紙送り方向を縦から
横(90度回転)に変更すべき指示が操作部1501か
ら入力された場合に、図15のような、図3とは異なる
データ変換を行なうこととしている。しかし本発明はこ
れに限定されるものではなく、入力した画像データを9
0度回転して記録する場合には、紙の方向に関係なく図
3と異なるデータ変換を行なうこととしてよい。
【0058】(他の実施の形態)なお、本発明は、複数
の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機
器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、レーザ
プリンタの他、複写機、ファクシミリ装置など)に適用
してもよい。
【0059】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0060】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0061】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0062】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0063】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0064】本実施の形態に示した解像度変換をプログ
ラムによって行なう場合のフローチャートを図16に示
す。
【0065】先ず、S161で、入力画像を90度回転
したかどうか判定し、回転していない場合は、S162
に進み、2画素×2画素のパターンを抽出し、S163
で図3に従って解像度変換する。更にS164で他に2
×2のパターンがある場合には、S162に戻って、次
の2×2のパターンを図3に従って解像度変換し、入力
画像データ全てについて、解像度変換が行なわれるまで
繰り返す。
【0066】次にS161で入力画像を90度回転した
場合は、S165に進み、2×4のパターンを抽出す
る。次にS166に進み、そのパターンが、図13のパ
ターンにあてはまる場合にはS167に進んで、図13
に従って解像度変換が行なわれる。図13のいずれのパ
ターンにも含まれない場合は、抽出した2×4のパター
ンから2×2のパターンを更に抽出し(S168)、図
3に従って解像度変換を行なう(S169)。更にS1
70に進み他に2×2のパターンが存在する場合には、
その4画素を含む2×4のパターンを抽出し、S166
〜S169の処理を繰り返す。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、記録方向の違いによる
画質の違いを最小限にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態としてのレーザプリンタ
の構成を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態としてのレーザプリンタ
を含むプリンタ制御システムの構成を示すブロック図で
ある。
【図3】本発明の一実施の形態における解像度変換を説
明する変換テーブルを示す図である。
【図4】本発明の一実施の形態における解像度変換のパ
ターンを示す図である。
【図5】従来の解像度変換のパターンを示す図である。
【図6】本発明の実施の形態を説明する解像度変換のパ
ターンを示す図である。
【図7】本発明の一実施の形態における解像度変換のパ
ターンを示す図である。
【図8】従来の解像度変換のパターンを示す図である。
【図9】本発明の実施の形態を説明する解像度変換のパ
ターンを示す図である。
【図10】本発明の一実施の形態における解像度変換の
パターンを示す図である。
【図11】従来の解像度変換のパターンと本発明の一実
施の形態における解像度変換のパターンを比較する図で
ある。
【図12】本発明の一実施の形態における解像度変換の
パターンを示す図である。
【図13】従来の解像度変換のパターンと本発明の一実
施の形態における解像度変換のパターンを比較する図で
ある。
【図14】本発明の一実施の形態における解像度変換回
路を示す図である。
【図15】本発明の一実施の形態における解像度変換の
パターンを示す図である。
【図16】本発明の一実施の形態における解像度変換処
理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
12 CPU 13 ROM 15 システムバス 16 記録部I/F 17 記録部 18 入力部 19 RAM 21 ホストインターフェース

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データに対して、解像度変換を行なう
    データ変換手段と、 前記画像データが90度回転されたものであるか否かを
    判定する回転判定手段と、 前記回転判定手段によって90度回転して得られた画像
    データであると判定された場合には、90度回転して得
    られた画像データではないと判定された場合とは異なる
    データ変換を行なうように前記データ変換手段を制御す
    る制御手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記データ変換手段は、 主走査方向と、副走査方向とで、異なる解像度となるよ
    うに解像度変換を行なう手段であることを特徴とする請
    求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記回転判定手段は、前記画像データを記
    録する記録材の方向によって、画像データの回転を判断
    することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】画像データが90度回転されたものである
    か否かを判定する回転判定工程と、 前記回転判定工程によって90度回転して得られた画像
    データではないと判定された場合に、前記画像データに
    対して解像度変換を行なう第1データ変換工程と、 前記回転判定工程によって90度回転して得られた画像
    データであると判定された場合に、前記第1データ変換
    工程とは異なるデータ変換を行なう第2データ変換工程
    と、 を有することを特徴とする画像処理方法。
  5. 【請求項5】前記第1、及び第2データ変換工程は、 主走査方向と、副走査方向とで、異なる解像度となるよ
    うに解像度変換を行なう工程であることを特徴とする請
    求項4に記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】前記回転判定工程は、前記画像データを記
    録する記録材の方向によって、画像データの回転を判断
    することを特徴とする請求項4に記載の画像処理方法。
  7. 【請求項7】画像データの解像度変換を行なう画像処理
    プログラムを格納したコンピュータ可読メモリであっ
    て、 前記画像処理プログラムは、 画像データが90度回転されたものであるか否かを判定
    する回転判定プログラムと、 前記回転判定プログラムによって90度回転して得られ
    た画像データではないと判定された場合に、前記画像デ
    ータに対して解像度変換を行なう第1データ変換プログ
    ラムと、 前記回転判定プログラムによって90度回転して得られ
    た画像データであると判定された場合に、前記第1デー
    タ変換プログラムとは異なるデータ変換を行なう第2デ
    ータ変換プログラムと、 を含むことを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
  8. 【請求項8】前記第1、及び第2データ変換プログラム
    は、 主走査方向と、副走査方向とで、異なる解像度となるよ
    うに解像度変換を行なうプログラムであることを特徴と
    する請求項7に記載のコンピュータ可読メモリ。
  9. 【請求項9】前記回転判定プログラムは、前記画像デー
    タを記録する記録材の方向によって、画像データの回転
    を判断することを特徴とする請求項7に記載のコンピュ
    ータ可読メモリ。
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