JP2001085641A - メモリ回路の設計装置、メモリ回路の設計方法、メモリ回路の実装方法及びメモリ回路 - Google Patents

メモリ回路の設計装置、メモリ回路の設計方法、メモリ回路の実装方法及びメモリ回路

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JP2001085641A JP26449199A JP26449199A JP2001085641A JP 2001085641 A JP2001085641 A JP 2001085641A JP 26449199 A JP26449199 A JP 26449199A JP 26449199 A JP26449199 A JP 26449199A JP 2001085641 A JP2001085641 A JP 2001085641A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、トランスファゲートを介してビ
ット線を分割したメモリ回路におけるトランスファゲー
トの挿入位置と個数を最適化し得ることを課題とする。 【解決手段】この発明は、メモリ回路の各コンポーネン
トを設計生成しレイアウトを出力するメモリ生成サブシ
ステムと、メモリ回路に格納される情報のアクセス頻度
とトランスファーゲートの挿入位置と挿入数に対応した
メモリ回路の消費電力削減率のデータベースに基づい
て、トランスファーゲートの挿入位置と挿入数を決定す
るデータ解析サブシステムとを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トランスファゲ
ートをビット線に挿入してビット線を分割したメモリ回
路の設計装置、メモリ回路の設計方法、メモリ回路の実
装方法及びメモリ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体メモリ回路において、ビッ
ト線の電荷を必要最小限のビット線区間のみで充放電さ
せてメモリ回路全体での消費電力を低減するために、図
21に示すように、同一メモリプレーン内のビット線1
01を複数個に分割し、トランスファーゲート102を
介してそれらを接続する手法がある。トランスファーゲ
ート102の制御はアドレス信号で行われる。
【0003】しかし、この方法では、多くのトランスフ
ァーゲートを介して充放電を行うために、メモリの速度
性能を低下させるという問題がある。また、多くのトラ
ンスファーゲートを介して充放電を行うメモリアクセス
の頻度が大きければ、低消費電力の効果が小さくなると
いう問題がある。そこで、各ビット線に付加するトラン
スファーゲートを、1つあるいはごく少数にすることに
よって、この問題は小さくなる。例えば図22に示すよ
うにトランスファーゲート102を1つとしてビット線
101を2分割した場合を考える。図22において、分
割したメモリセルアレイについて、センスアンプ103
に近い方をアレイ1、センスアンプ103に遠い方のア
レイをアレイ2とする。単にこのようなメモリ回路を使
用しただけでは、アレイ2へのアクセス頻度が大きくな
った場合に、消費電力削減効果が小さくなる、あるいは
消費電力が増大するという問題がある。一方、アクセス
頻度が高いデータをアレイ1に収納することによって、
より大きな消費電力削減効果が得られる。さらに、より
高い消費電力削減効果を得るためには、アクセス頻度と
データ量に基づいて、トランスファーゲートを挿入する
位置と数を決定する必要がある。
【0004】各データへのアクセス頻度を予測し、アク
セス頻度が高いと予測されたデータを、ある一定のメモ
リ空間に移動させる手法がある(International Sympos
iumon Low Power Electronics and Design, pp.70-75,
August 1998)。しかし、アクセス頻度によって、上記
構成においてトランスファーゲートを挿入する位置と数
を決定する手法はなかった。
【0005】また、図23に示すようにトランスファゲ
ート106によりメモリセルアレイを大アレイ104と
小アレイ105に分割した場合に、消費電力が最小にな
るような大アレイ104、小アレイ105の最適分割位
置は、一般にこのメモリ回路に格納されるデータを使用
するアプリケーション毎に異なるため、アプリケーショ
ンが決まってからでないと、トランスファゲート106
の最適挿入位置を決定することができなかった。したが
って、このようなメモリ回路を実際に製造する際に、小
アレイが非常に小さい場合には例えば図23(a)に示
すようなレイアウトを採用し、小アレイが比較的大きい
場合には図23(b)に示すようなレイアウトを採用す
ると、トランスファゲート106の挿入位置を決定し、
その後トランスファゲート106を実現する半導体チッ
プ上の位置にトランスファゲート106を構成するPチ
ャネルトランジスタとNチャネルトランジスタを形成す
る。この手順では、アプリケーションが決まってからで
ないとトランジスタの形成位置が決まらないので、トラ
ンジスタを形成することができない。一方、ゲートアレ
イ(GA)やエンベッデッドアレイ(EA)等ではアプ
リケーションが決まる前に予めトランジスタを形成して
おき、アプリケーションが決まった後メタル配線層のみ
を形成して半導体装置を完成させることにより短TAT
を達成している。このため、上記構成の低消費電力メモ
リをGAやEA等に適用しようとする場合には、大きな
問題となっていた。
【0006】上述した構成のメモリからデータを読み出
す場合に、センスアンプが動作するが、メモリにおける
センスアンプの消費電力はかなりの部分を占めるため、
センスアンプの消費電力を小さくすることは、メモリの
低消費電力につながる。例えば図22において、アレイ
1にアクセスした場合には、トランスファーゲート10
2でビット線101が区切られることになるため、ビッ
ト線101の負荷容量は小さくなっている。したがっ
て、アレイ2をアクセスする場合に比較してセンスアン
プ103の感度はそれほど高くなくても十分である。感
度が低いセンスアンプは、流れる電流が少ないため消費
電力は小さくなる。そこで、各ビット線101毎に、図
24又は図25に示すように感度の高いセンスアンプ
(両図の左側)と感度の低いセンスアンプ(両図の右
側)の2つを用意し、並列に接続することが考えられ
る。アレイ1のアクセス時には感度の低いセンスアンプ
を動作させ、アレイ2のアクセス時には感度の高いセン
スアンプを動作させる。この方式により、アレイ1にア
クセスした時には消費電力を削減できる。ところが、各
ビット線毎に2つのセンスアンプが必要になるので、回
路の面積的オーバーヘッドが大きくなってしまうことが
問題であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
トランスファゲートを介してビット線を分割して低消費
電力を図った従来のメモリ回路においては、消費電力の
削減効果を向上させるためには、トランスファゲートの
挿入位置と個数を最適化する必要があった。しかしなが
ら、従来はこの最適化の手法がなかった。また、トラン
スファゲートの挿入位置は、メモリ回路に記憶されるア
プリケーションプログラムに応じて異なるため、アプリ
ケーションが決まらないとトランスファゲートの挿入位
置や個数が決められなかったので、短TATのASIC
等に適用し難いといった不具合を招いていた。
【0008】一方、上記従来のメモリ回路においては、
読み出し動作時のビット線の長さが異なるので、低消費
電力を図る観点からはビット線の長さに応じて異なる感
度のセンスアンプを用意することが望ましい。しかし、
異なる感度の複数のセンスアンプを用意することは、構
成が大型化するといった不具合を招いていた。
【0009】そこで、この発明は、上記に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、トランスファ
ゲートを介してビット線を分割したメモリ回路における
トランスファゲートの挿入位置と個数を最適化し得るメ
モリ回路の設計装置及びメモリ回路の設計方法、短TA
TのASICに好適なメモリ回路の実装方法ならびに上
記メモリ回路におけるセンスアンプの低消費電力化と小
型化を図ったメモリ回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、課題を解決する第1の手段は、ビット線に複数のト
ランスファゲートが挿入され前記ビット線が複数に分割
されてセルアレイがワード線単位で複数に分割されたメ
モリ回路を設計するメモリ回路の設計装置において、前
記メモリ回路の仕様を入力して前記セルアレイのロウ数
とカラム数を決定し、前記トランスファーゲートの挿入
位置と挿入数を受けて、これらの情報ならびに前記ロウ
数とカラム数に基づいて前記セルアレイを含む前記メモ
リ回路の各コンポーネントを設計生成し、設計生成した
前記各コンポーネントを含む前記メモリ回路のレイアウ
トを出力するメモリ生成サブシステムと、前記メモリ生
成サブシステムで決定されたロウ数とカラム数を受け
て、該ロウ数とカラム数に対してトランスファーゲート
の挿入位置と挿入数に対応した前記メモリ回路の消費電
力削減率のデータベースを備え、前記メモリ回路に格納
される情報を入力して解析し、前記情報のアクセス頻度
と前記データベースに基づいて前記トランスファーゲー
トの挿入位置と挿入数を決定し、該トランスファーゲー
トの挿入位置と挿入数に基づいて前記情報を格納する前
記セルアレイのアドレスを決定し、決定した前記トラン
スファーゲートの挿入位置と挿入数を前記メモリ生成サ
ブシステムに与えるデータ解析サブシステムとを有する
ことを特徴とする。
【0011】第2の手段は、ビット線に複数のトランス
ファゲートが挿入され前記ビット線が複数に分割されて
セルアレイがワード線単位で複数に分割されたメモリ回
路を設計するメモリ回路の設計方法において、前記メモ
リ回路の仕様を入力して前記セルアレイのロウ数とカラ
ム数を決定し、前記メモリ回路に格納される情報を入力
して解析し、前記メモリ回路に格納される情報のアクセ
ス頻度と、前記決定されたロウ数とカラム数を受けて、
該ロウ数とカラム数に対してトランスファーゲートの挿
入位置と挿入数に対応した前記メモリ回路の消費電力削
減率のデータベースとに基づいて、前記トランスファー
ゲートの挿入位置と挿入数を決定し、前記トランスファ
ーゲートの挿入位置と挿入数に基づいて、前記情報を格
納する前記セルアレイのアドレスを決定し、前記トラン
スファーゲートの挿入位置と挿入数ならびに前記ロウ数
とカラム数に基づいて、前記セルアレイを含む前記メモ
リ回路の各コンポーネントを設計生成し、設計生成した
前記各コンポーネントを含む前記メモリ回路のレイアウ
トを出力することを特徴とする。
【0012】第3の手段は、前記第1の手段において、
前記メモリ回路の設計装置は、前記セルアレイをワード
線単位で複数のセルアレイに分割し、少なくとも2種類
のデータを分割されたセルアレイに格納し、前記データ
ベースに基づいて、分割されたそれぞれのセルアレイ間
のビット線に前記トランスファゲートを選択的に挿入し
たすべての組み合わせと挿入しない場合の前記メモリ回
路の消費電力を算出し、算出結果に基づいて前記トラン
スファゲートを挿入するか否かを決定することを特徴と
する。
【0013】第4の手段は、前記第2の手段において、
前記メモリ回路の設計方法は、前記セルアレイをワード
線単位で複数のセルアレイに分割し、少なくとも2種類
のデータを分割されたセルアレイに格納し、前記データ
ベースに基づいて、分割されたそれぞれのセルアレイ間
のビット線に前記トランスファゲートを選択的に挿入し
たすべての組み合わせと挿入しない場合の前記メモリ回
路の消費電力を算出し、算出結果に基づいて前記トラン
スファゲートを挿入するか否かを決定することを特徴と
する。
【0014】第5の手段は、前記第1の手段において、
前記メモリ生成サブシステムは、前記トランスファゲー
トの挿入位置及び挿入数に基づいて、分割されたビット
線の各導通区間に対して要求されるセンスアンプのそれ
ぞれの感度を算出し、算出した感度に応じた複数のセン
スアンプを設計生成してなることを特徴とする。
【0015】第6の手段は、前記第2の手段において、
前記トランスファゲートの挿入位置及び挿入数に基づい
て、分割されたビット線の各導通区間に対して要求され
るセンスアンプのそれぞれの感度を算出し、算出した感
度に応じた複数のセンスアンプを設計生成してなること
を特徴とする。
【0016】第7の手段は、ビット線に複数のトランス
ファゲートが挿入され前記ビット線が複数に分割されて
セルアレイがワード線単位で複数に分割されたメモリ回
路の実装方法において、前記トランスファゲートとなる
並列接続されたトランジスタ対を予め形成し、前記ビッ
ト線を構成する配線層のパターンにより、前記トランジ
スタ対のソース端子とドレイン端子間を短絡又は開放
し、これにより、前記トランスファゲートを機能させる
か否かを制御してメモリ回路を実装することを特徴とす
る。
【0017】第8の手段は、前記第7の手段において、
前記セルアレイは、第1のサブアレイと、該サブアレイ
よりもワード数が小さい又は等しい複数の第2のサブア
レイに分割され、該第2のサブアレイは前記第1のサブ
アレイよりもセンスアンプに近い側に配置され、前記第
1及び第2のそれぞれのサブアレイ間に前記トランスフ
ァゲートが挿入されてなることを特徴とする。
【0018】第9の手段は、前記第8の手段において、
前記第1のサブアレイと前記第2のサブアレイ間に挿入
された前記トランスファゲートのトランジスタサイズ
は、前記第2のサブアレイ間に挿入された前記トランス
ファゲートのトランジスタサイズよりも大きく設定され
てなることを特徴とする。
【0019】第10の手段は、ビット線に読み出された
データをセンス増幅する1つのセンス回路と、前記セン
ス回路に接続され、前記トランスファゲートが導通制御
されることによりデータが読み出されてセンスアンプが
駆動する前記ビット線の長さに応じて、第1の感度で前
記センス回路を活性化制御する第1のトランジスタと、
前記ビット線の長さに応じて、前記第1の感度よりも低
い第2の感度で前記センス回路を活性化制御し、前記第
1のトランジスタに並列接続された第2のトランジスタ
を備え、前記第1のトランジスタと前記第2のトランジ
スタは、何れか一方が選択的に導通制御されてなるセン
スアンプを有することを特徴とする。
【0020】第11の手段は、ビット線に読み出された
データをセンス増幅する1つのセンス回路と、前記セン
ス回路に接続され、センスアンプが活性化される時は常
に前記センス回路を活性化制御する第1のトランジスタ
と、前記第1のトランジスタに並列接続され、前記トラ
ンスファゲートが導通制御されることによりデータが読
み出されてセンスアンプが駆動する前記ビット線の長さ
に応じて、選択的に前記センス回路を活性化制御する第
2のトランジスタを備えたセンスアンプを有することを
特徴とする。
【0021】第12の手段は、前記第10又は11の手
段において、前記センス回路は、カレントミラー型又は
ラッチ型の回路構成からなることを特徴とする。
【0022】第13の手段は、前記第10,11又は1
2の手段において、前記メモリ回路は、ビット線に複数
のトランスファゲートが挿入され前記ビット線が複数に
分割されてセルアレイがワード線単位で複数に分割され
たメモリ回路であることを特徴とする。
【0023】第14の手段は、ビット線に複数のトラン
スファゲートが挿入され前記ビット線が複数に分割され
ており、アクセス頻度に応じて、頻度大なるデータがビ
ット線をセンス増幅するためのセンス回路に近い側の分
割セルアレイに格納され、頻度小なるデータが前記セン
ス回路から遠い側の分割セルアレイに格納されているこ
とを特徴とする。
【0024】第15の手段は、前記第14の手段におい
て、前記センス回路に近い側の分割セルアレイにはフィ
ルタ係数用データが格納され、前記センス回路から遠い
側の分割セルアレイには命令データが格納されているこ
とを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いてこの発明の実
施形態を説明する。
【0026】図1はこの発明の一実施形態に係るメモリ
回路の設計装置の構成を示す図である。図1において、
この実施形態のメモリ回路の設計装置は、メモリ生成サ
ブシステム1と、データ解析サブシステム2からなる。
メモリ生成サブシステム1は、メモリの回路およびレイ
アウトを生成する。データ解析サブシステム2は、メモ
リに格納されるデータを解析して、トランスファーゲー
トの最適な挿入数と挿入位置を決定する。両者が互いに
必要なデータをやり取りすることによって、消費電力が
小さいメモリ回路が設計生成される。
【0027】なお、この実施形態では、この実施形態の
メモリ回路の設計装置を例えば命令メモリの設計生成に
適用する場合について説明する。以下では簡単のため
に、図2に示すように、各ビット線4にトランスファー
ゲート5を2つずつ挿入し、メモリセルアレイを、セン
スアンプ6側からアレイ1、アレイ2、アレイ3の3つ
のセルアレイに分割する場合について述べる。分割数が
固定でない場合も同様に行うことができる。また、アド
レスはアレイ1から順に0番地から割り当てられるもの
とする。
【0028】メモリ生成サブシステム1は、ワード数、
ビット幅、アスペクト比などのメモリの仕様を入力と
し、これらから、メモリセルアレイのロウ数とカラム数
を決定する。このロウ数ならびにカラム数の値は、デー
タ解析サブシステム2に出力される。メモリ生成サブシ
ステム1は、データ解析サブシステム2からトランスフ
ァーゲートの挿入位置と挿入数を受け取ると、これらの
情報ならびに決定したロウ数とカラム数に基づいてメモ
リセルアレイ、アドレスデコーダ、センスアンプ、トラ
ンスファゲートの制御回路などのメモリの各コンポーネ
ントを設計生成して、これらの各コンポーネントを含む
メモリのレイアウトを出力する。
【0029】データ解析サブシステム2は、メモリに格
納されるデータとして、CPUで実行されるプログラム
のアセンブリコードを読み込み、プログラム中のループ
のネスト構造やループの実行回数の解析を行う。また、
プログラムのシミュレーションデータがあればそれも読
み込み、各命令へのアクセス回数を抽出する。これらの
情報に基づいて、プログラムの各命令へのアクセス頻度
を予測する。この予測結果は、トランスファーゲートの
最適な挿入位置と挿入数の決定、ならびにデータを格納
するアドレスの最適化処理に用いられる。なお、例えば
DSPのようにアクセス頻度が既知の場合には、アクセ
ス頻度を予測することなく既知のアクセス頻度を用い
る。
【0030】トランスファーゲートの最適な挿入数と挿
入位置を決定するために、データ解析サブシステム2
は、トランスファーゲートを挿入する位置と数に対応し
た、メモリの消費電力削減率のデータベース3備えてい
る。図3にデータベース3のデータの一例を示す。この
例は、2kワード8ビット、ロウ数が128、カラム数
が16のメモリのデータベースである。$table以下
に、トランスファーゲートの挿入位置と、消費電力の増
加率の関係を示している。例えば、1行目の( 64,
1204)=……の例は、64ワード目と1024ワー
ド目にトランスファーゲートを挿入した場合である。す
なわち、63番地までがアレイ1、64番地から102
3番地がアレイ2、それ以降がアレイ3となる。この1
行目の例では、アレイ1にアクセスする場合は、トラン
スファーゲートを挿入しない場合の46%の消費電力と
なり、アレイ2にアクセスする時は73%、アレイ3に
アクセスする時はトランスファゲートが挿入されている
ので消費電力は逆に増え105%となる。以下同様に、
2行目の(128,1204)=……の例は、128ワ
ード目と1024ワード目にトランスファーゲートを挿
入した場合であり、3行目の(256,1204)=…
…の例は、256ワード目と1024ワード目にトラン
スファーゲートを挿入した場合であり、4行目の(51
2,1204)=……の例は、512ワード目と102
4ワード目にトランスファーゲートを挿入した場合であ
る。
【0031】このデータベース3と、アクセス頻度の予
測結果に基づいて、トランスファーゲートを挿入した時
の消費電力削減率を計算する。例えば、図4に示すよう
なアクセス頻度予測結果が得られたとする。このような
アクセス頻度予測結果においては、図5に示すようにア
クセス頻度が高いデータ順にアレイ1、アレイ2、アレ
イ3の順序でそれぞれのアレイに格納される。したがっ
て、上記のデータベース3を用いて消費電力を計算する
と、
【数1】{0.46×64×1000+0.73×(192×100+768×1
0)+1.05×1024×1}/(64×1000+192×100+768×1
0+1024×1)=0.55 となる。この計算結果は、64ワード目と1024ワー
ド目にトランスファーゲートを挿入した場合には、消費
電力がトランスファーゲートを挿入しなかった場合の5
5%になることを意味する。したがって、同様にして他
のデータについても同様の計算を行い、消費電力が最小
になるものを選択する。このようにして、トランスファ
ゲートの挿入数、挿入位置を決定する。
【0032】データ解析サブシステム2は、上述したよ
うにトランスファーゲートの最適な挿入数、挿入位置を
決定した後、それをメモリ生成サブシステム1に出力す
る。さらに、データを格納するアドレスの最適化処理と
して、アクセス頻度の高いと予測された命令の移動を行
う。例えば、図5に示すアクセス頻度において、64ワ
ード目と1024ワード目にトランスファーゲートを挿
入することを決定したとする。この場合には、アクセス
数が1000である64ワードがアレイ1に、アクセス
数が100と10の192ワードと768ワードがアレ
イ2に、その他がアレイ3に格納されるように命令の移
動を行う。命令の移動を行った後、それをアセンブルし
て機械語を得る。
【0033】上述した命令の移動は、ベーシックブロッ
ク単位で行う。ベーシックブロックとは連続した命令列
からなり、制御は先頭の命令に与えられ、そのあと途中
で停止したり、途中から分岐しないで最後の命令から制
御が離れるものをいう。したがって、同一のベーシック
ブロック内の命令は、同一回数だけ参照される。ベーシ
ックブロックを別のアドレスに移動する場合には、プロ
グラムの動作を保証するために、分岐命令を追加する。
例えば図6に示すように、元のプログラムでベーシック
ブロックBB0,BB1,BB2が連続して格納されて
いる場合に、BB1を別のアドレスに移動させる場合を
考える。このとき、BB0からBB1へシーケンシャル
に制御が移ることがある場合は、BB0の後に無条件分
岐命令を追加する。また、BB1からBB2へシーケン
シャルに制御が移ることがある場合は、BB1の後に無
条件分岐命令を追加する。また、連続したアドレスに格
納されているベーシックブロックは、まとめて移動させ
ることで、追加する分岐命令の数を抑えることができ
る。これによって、プログラムの実行時間、消費エネル
ギーのオーバヘッドを低減することができる。
【0034】ここでは、メモリの消費電力のデータベー
スとして、図3に示すようなトランスファーゲートの挿
入位置、挿入数と消費電力削減率の対応表を用いたが、
これを数式化しても同様の機能が得られる。また、この
実施形態では、図2に示すように各ビット線4にトラン
スファーゲート5を2つずつ挿入する場合について述べ
たが、1つずつ挿入する場合ならびに3つ以上挿入する
場合においても、同様の手法で実施できることは明らか
である。すなわち、セルアレイの分割数に応じてセルア
レイ間のビット線にトランスファゲートを選択的に挿入
したすべての組み合わせと挿入しない場合において消費
電力を算出するようにすればよい。
【0035】次に、この発明の他の実施形態を説明す
る。
【0036】この実施形態は、例えばDSP等のよう
に、メモリ回路に格納されるデータに特徴がある場合の
トランスファゲートの挿入位置の決定手法に関し、この
実施形態の特徴とするところは、ビット線に複数のトラ
ンスファゲートが挿入されビット線が複数に分割されて
おり、アクセス頻度に応じて、頻度大なるデータをセン
スアンプに近い側の分割セルアレイに格納し、頻度小な
るデータをセンスアンプから遠い側の分割セルアレイに
格納したことにあり、またセンスアンプに近い側の分割
セルアレイに例えばDSPのフィルタ係数用データを格
納し、センスアンプから遠い側の分割セルアレイには命
令データを格納したことにある。
【0037】DSPに用いられる命令データとフィルタ
係数データの両方が1つのメモリに格納されることがあ
る。このようなDSPでは、1命令で複数サイクルに渡
りデータ処理を行う仕様になっていることがあり、この
場合は各サイクルではフィルタ係数データにアクセスす
る。このため、メモリに存在する命令データに比べて係
数データの方がアクセス頻度が高いという傾向があり、
アクセス頻度の予測を行うことなく、データのアクセス
傾向がわかる。したがって、このような場合には、メモ
リセルアレイをセンスアンプ側からアレイ1とアレイ2
に分割し、フィルタ係数データをアレイ1に、命令デー
タをアレイ2に格納する。これにより、メモリ消費電力
を削減することができる。
【0038】一方、命令データに比べてフィルタ係数デ
ータが少ない場合には、メモリセルアレイをセンスアン
プ側から小アレイ、大アレイに分割し、小アレイにフィ
ルタ係数データを格納し大アレイに命令データを格納
し、図7のフローチャートに示すように、小アレイと大
アレイの境界部分にトランスファゲートを挿入した場合
の消費電力と挿入しない場合の消費電力の2通りの場合
の消費電力を、例えば先の実施形態のデータベース3
と、命令データ、フィルタ係数データのアクセスの傾向
に基づいて見積もり(ステップS1,S2)、トランス
ファゲートを挿入した方が低消費電力の場合には(ステ
ップS3)、図8に示すようにメモリセルアレイがトラ
ンスファゲートにより分割されたメモリ回路(ROM)
を設計生成し(ステップS4)、一方、トランスファゲ
ートを挿入しない方が低消費電力の場合には(ステップ
S3)、図9に示すようにメモリセルアレイがトランス
ファゲートにより分割されないメモリ回路(ROM)を
設計生成する(ステップS5)。
【0039】このように、この実施形態では、消費電力
削減効果が大きい場合にのみ、ビット線にトランスファ
ゲートを挿入してメモリセルを分割するようにしている
ので、面積的なオーバーヘッドを招くことなく低消費電
力化を図ることができる。
【0040】なお、上記実施形態において、セルアレイ
の分割数や格納するデータの種類は上記実施形態に限る
ことはなく、セルアレイを複数に分割して複数種類のデ
ータを分割されたセルアレイに格納するようにしてもよ
い。
【0041】次に、この発明の更に他の実施形態を説明
する。
【0042】図21に示す構成のメモリ回路において、
同一のセンスアンプを使用した場合には、それに導通す
るビット線101の長さ、すなわちセンスアンプが駆動
する負荷容量によってデータの読み出し速度が変化す
る。つまり、あるビット線区間のみが導通した場合は、
すべてのビット線が導通した場合に比べてデータが出力
される速度が速くなる。一方、データが出力される速度
は、センスアンプの能力に大きく依存する。また、セン
スアンプの感度が高くなれば、言い換えればセンス増幅
速度が速くなるにつれ消費電力も増加することになる。
以上のことから、センスアンプが駆動するビット線区間
が短い場合には、速度が遅い、すなわち消費電力の小さ
いセンスアンプを使用することによって、センスアンプ
での消費電力を低減することができる。
【0043】そこで、この実施形態では、図1に示すメ
モリ生成サブシステム1を図10に示すようなメモリ生
成サブシステム7とし、図1に示すメモリ生成サブシス
テム1と同様にしてロウ数とカラム数が決定され、図1
に示すデータ解析サブシステム2からトランスファーゲ
ートの挿入数、挿入位置を受け取り、受け取った情報に
基づいて導通するビット線区間に対して、センスアンプ
に必要な速度を計算し、要求される速度に応じたセンス
アンプを設計生成する。さらに、その他のメモリの各コ
ンポーネントも設計生成し、設計生成したメモリレイア
ウトを出力する。
【0044】ここで、例えば図11に示すように、各ビ
ット線8に1つのトランスファーゲート9が挿入された
構成において、トランスファーゲート9がオンした時と
オフした時の双方の場合のセンスアンプに必要な速度を
計算し、その要求を満たし全ビット線区間をセンス増幅
するセンスアンプSAon10と、トランスファゲート9
がオフした時にビット線8の一部区間をセンス増幅する
センスアンプSAoff11をそれぞれ設計生成する。セ
ンスアンプSAon10とセンスアンプSAoff11の切
り替え制御は、トランスファーゲート9を導通制御する
のと同様の制御回路から出力される制御信号により行う
ことができる。なお、センスアンプSAoff 11を使用
することによる消費電力削減効果が小さく、面積的オー
バヘッドに見合わなければ、センスアンプSAon10の
みを採用するようにしてもよい。
【0045】次に、この発明の更に他の実施形態を図1
2〜図16を参照して説明する。
【0046】図12に示す実施形態は、トランスファゲ
ートの実装方法に関する実施形態であり、Mワード、N
ビットのメモリアレイを予めp個のサブアレイに分割
し、更に各サブアレイ間にトランスファゲートを形成す
るものであり、図12に示す実施形態はメモリセルアレ
イを(1/4 )Mワードのサブアレイ31、32が2個、
(1/2 )Mワードのサブアレイ33が1個、計3個のサ
ブアレイに予め分割した例である。トランスファゲート
TG1及びTG2は、トランジスタの形成工程で形成し
ておく。アプリケーションが決まると大小アレイの最適
分割位置が決まるので、例えばアレイをセンスアンプに
近い側からのサイズが(1/2 )Mワードの位置で分割す
ると決定された場合には、図13(a)に示すようにメ
タルのマスクパターンを用いてサブアレイ31とサブア
レイ33を貫通してトランスファゲートTG2に接続す
るビット線34aとサブアレイ32内にビット線34b
を形成する。これによって、トランスファゲートTG1
のソース端子及びドレイン端子は短絡され、トランスフ
ァゲートTG2のみを機能させることができる。また、
アレイをセンスアンプに近い側から(1/2 )Mワードの
位置で分割すると決定された場合には、図13(b)に
示すようにメタルのマスクパターンを用いてサブアレイ
31とサブアレイ32を貫通してトランスファゲートT
G1に接続するビット線35aとサブアレイ33内にビ
ット線35bを形成する。これによって、トランスファ
ゲートTG2のソース端子及びドレイン端子は短絡さ
れ、トランスファゲートTG1のみを機能させることが
できる。
【0047】上記実施形態におけるビット線の形成は、
製造プロセスにおける2層目のメタル配線(2AL)、
あるいは1層目のメタル配線(1AL)を用いて実現さ
れる。以下、各々の場合について説明する。
【0048】図14(a)はビット線に2層目のメタル
配線(2AL)を用いた場合の具体的な実施形態を示し
たものである。同図のように、トラスファゲートTG
1、TG2では、いずれもトランジスタ36、コンタク
トホール37、1ALの配線38に加え、トランスファ
ゲートTG1、TG2のソース領域、ドレイン領域にヴ
ィア(VIA)39を予め形成しておく。これにより、
2ALの配線パターンだけを用いてトランスファゲート
TG1、TG2の挿入位置を制御することができる。図
14(b)に示す2ALの配線パターン40は、トラン
スファゲートTG2のみを機能させる場合の配線例であ
る。この2ALの配線パターン40によって、トランス
ファゲートTG1のソース端子及びドレイン端子が短絡
されるため、トランスファゲートTG1はオン状態又は
オフ状態でもビット線への影響はなくなる。このよう
に、2ALの配線パターン40のみでトランスファゲー
トTG2のみを機能させると同時に、トランスファゲー
トTG1を機能させないように制御することができる。
なお、ビット線が3層目以上のメタル配線の場合であっ
ても、上記と同様に容易に実施できることは明らかであ
る。
【0049】図15(a)には、ビット線に1層のメタ
ル(1AL)配線を用いる場合の実施形態を示す。図1
4(a)に示す実施形態とは異なり、ビット線とトラン
スファゲートを接続するVIAは必要ない。図15
(a)に示すように、トランスファゲートTG1、TG
2では、いずれもPチャネルとNチャネルのトランジス
タ41、42及びコンタクトホール43を形成してお
く。これにより、1ALの配線パターンだけを用いてト
ランスファゲートTG1、TG2の挿入位置を制御する
ことができる。図15(b)に示す1ALの配線パター
ン44は、トランスファゲートTG2のみを機能させる
場合の例である。この配線パターン44は、サブアレイ
31、33のビット線となりトランスファゲートTG1
のゲート間を通ってトランスファゲートTG2のPチャ
ネルとNチャネルのトランジスタ41、42のソース端
子同士を接続し、同トランジスタ41、42のドレイン
端子同士を接続しサブアレイ32のビット線となる。こ
の配線パターン44は、トランスファゲートTG1のト
ランジスタは、1ALの配線パターン44と接続されな
いので、トランスファゲートTG1がビット線へ及ぼす
影響はない。このように、1ALの配線パターン44の
みで、トランスファゲートTG2のみを機能させると同
時に、トランスファゲートTG1を機能させないように
制御することができる。
【0050】このように、上記実施形態では、配線層の
マスクパターンだけで、トランスファゲートの挿入位置
を制御することができる。これにより、GAやEA等に
代表される短TATのASICに、上記メモリ回路の搭
載を容易に行うことができる。また、GAやEAのみな
らず、セミカスタムのASICやフルカスタムのLSI
に適用する場合でも効果的である。例えば、LSIの開
発の途中で大アレイ/小アレイの分割比を変える必要が
生じた場合には、配線層のマスクパターンを1枚変える
だけで対応することが可能となり、変更によって生じる
マスクコストを抑えることができる。
【0051】図16に示す実施形態の特徴とするところ
は、図12に示すセルアレイにおいて、トランスファゲ
ートTG1とトランスファゲートTG2のトランジスタ
サイズWを異なるようにしたことにある。図16に示す
ようにメモリアレイは、第1のサブアレイ(同図では
(1/2 )Mワードのサブアレイ)33と、第1のサブア
レイ33よりもワード数の小さい複数個の第2のサブア
レイ(同図では(1/4 )Mワードのサブアレイ)31、
32とに予め分割され、第2のサブアレイ31、32は
第1のサブアレイ33よりもセンスアンプに近い側に配
置されている。以下では、トランスファゲートTG1の
みを機能させる場合には、サブアレイ33を大アレイ、
サブアレイ31、32を小アレイと呼ぶ。また、トラン
スファゲートTG2のみを機能させる場合には、サブア
レイ31、33からなるアレイを大アレイ、サブアレイ
32からなるアレイを小アレイと呼ぶものとする。トラ
ンスファゲートTG1のトランジスタ幅W1(Pチャネ
ルトランジスタとNチャネルトランジスタでトランスフ
ァゲートを形成する場合には、各々のトランジスタサイ
ズ幅の和)が、トランスファゲートTG2のトランジス
タ幅W2より大きくなるように設計する。こうすること
により、図16(a)に示すように図13(a)と同様
にトランスファゲートTG2のみを機能させる場合に
は、サブアレイ31とサブアレイ33からなる大アレイ
の読み出し速度が遅くならずに済む。
【0052】一方、図16(b)では大アレイの読み出
し時にはトランスファゲートTG1をオンさせ、小アレ
イのビット線45上にプリチャージされた電荷を、大ア
レイ側のメモリセルで引き抜かなければならない。図1
6(b)に示す場合には、同図(a)に比べて小アレイ
のサイズが大きい。すなわち、小アレイのビット線45
上の電荷量も大きいので、トランスファゲートTG1の
抵抗をできるだけ小さくして、電荷が大アレイのメモリ
セルから素早く放電するようにする。このため、トラン
スファゲートTG1のトランジスタサイズを大きくして
おく。
【0053】図16(a)に示すようにトランスファゲ
ートTG2のみを機能させる場合には、小アレイのサイ
ズが小さいので、トランスファゲートTG2のトランジ
スタサイズを大きくする必要はない。なお、上記実施形
態では、第2のサブアレイ31、32のワード数が第1
のサブアレイ33のワード数よりも小さい場合について
説明したが、第2のサブアレイ31、32のワード数が
第1のサブアレイ33のワード数と同じ、あるいは大き
い場合であっても容易に実施することができる。このよ
うに、トランスファゲートTG1のトランジスタ幅W1
がトランスファゲートTG2のトランジスタ幅W2より
大きくなるように設計しておくことにより、高速動作を
維持できる。
【0054】次に、この発明の更に他の実施形態を図1
7〜図20を参照して説明する。
【0055】図17に示す実施形態の特徴とするところ
は、図22に示すようにメモリセルアレイがセンスアン
プ103に近いアレイ1とセンスアンプ103から遠い
アレイ2に分割され、アレイ1とアレイ2の間にはビッ
ト線101を分割することができるトランスファーゲー
ト102が挿入され、アレイ1のアクセス時は、トラン
スファーゲート102はオフされ、アレイ2のアクセス
時は、トランスファーゲート102はオンとなるように
制御されるセルアレイを備えたメモリにおいて、センス
アンプ103は、図17に示すようにカレントミラー型
のセンスアンプ構成を基本とし、このセンスアンプにア
レイ2にアクセスする際のアレイ2アクセスセンスアン
プ活性化信号が入力される駆動力が大きなN(チャネ
ル)MOSトランジスタ12と、アレイ1にアクセスす
る際のアレイ1アクセスセンスアンプ活性化信号が入力
される駆動力が小さいNMOSトランジスタ13が並列
に接続された構成を採用したことにある。
【0056】図24に示す従来のセンスアンプでは、感
度の異なるセンスアンプの実現に、2つのセンスアンプ
を並列に接続する方法で行っていた。これに対して、こ
の実施形態では、センスアンプの感度はセンスアンプ活
性化信号が入るNMOSトランジスタの大きさに依存し
ていることに注目し、大きさの異なる(トランジスタの
幅(W)の大きさが異なる)NMOSトランジスタ1
2、13を並列に2個接続することで、感度の異なるセ
ンスアンプを1つのセンスアンプで実現している。2つ
のセンスアンプ活性化信号について、Wが大きなNMO
Sトランジスタ12には、アレイ2をアクセスし、かつ
センスアンプを活性化する制御信号となるアレイ2アク
セスセンスアンプ活性化信号が入力し、Wが小さなNM
OSトランジスタ13には、アレイ1をアクセスし、か
つセンスアンプを活性化する制御信号となるアレイ1ア
クセスセンスアンプ活性化信号が入力される。
【0057】このような構成を採用することにより、従
来のセンスアンプ回路では、センスアンプが2個必要で
あるのに対して、この実施形態では、各ビット線に接続
するセンスアンプは1個で済み、NMOSが1個増える
だけなので、面積のオーバーヘッドは小さいままで、低
電力のメモリを実現できることになる。
【0058】図18に示す実施形態の特徴とするところ
は、ラッチ型のセンスアンプの構成を基本として、この
センスアンプに図17に示す実施形態と同様のNMOS
12、13を設け、図17と同様のセンスアンプ活性化
信号により活性化制御するようにしたことにある。この
ような実施形態においても、図17に示す実施形態と同
様の効果を得ることができる。
【0059】図19に示す実施形態の特徴とするところ
は、図17に示す実施形態と同様の構成において、NM
OS12、13のトランジスタサイズと与えられる活性
化制御信号を変えたことにある。図19において、並列
に接続された2つのNMOS12、13の内NMOS1
2にはセンスアンプ活性化信号が与えられ、NMOS1
3にはアレイ1アクセスセンスアンプ活性化信号が与え
られる。
【0060】図17に示す実施形態では、トランジスタ
サイズWが異なる2つのNMOS12、13には、アレ
イ2アクセスセンスアンプ活性化信号とアレイ1アクセ
スセンスアンプ活性化信号が入力され、それぞれのNM
OS12、13は同時には動作しなかった。しかし、並
列に接続したNMOS12、13を有効に使うことを考
えると、感度が必要なアレイ2をアクセスする時には2
つのNOMS12、13を同時に動作するようにし、感
度が必要でないアレイ1をアクセスする時には1つのN
MOSだけ動作するようにすればよい。そこで、並列に
接続された2つのNMOSの内NMOS12には、アレ
イ1のアクセスでもアレイ2のアクセスでもどちらの場
合であってもセンスアンプを活性化させるセンスアンプ
活性化信号が入力され、NMOS13にはアレイ2にア
クセスし、かつセンスアンプを活性化するアレイ2アク
セスセンスアンプ活性化信号が入力される。トランジス
タサイズWについては、センスアンプ活性化信号が入力
されるNMOS12は、アレイ1のアクセスで動作する
に十分な大きさのもの、アレイ2アクセスセンスアンプ
活性化信号が入力されるNMOS13は、センスアンプ
活性化信号が入力されるNMOS12と同時に動作する
ことを考慮した大きさのものに設定される。
【0061】このような実施形態においては、従来のセ
ンスアンプ回路に比較して、回路的には、各ビット線に
接続するセンスアンプについて、NMOSが1個増える
だけなので面積のオーバーヘッドは小さい。また、効率
良くセンスアンプ回路を動作させるようにしているの
で、図17に示す実施形態に比べて、さらなる低消費電
力のメモリ回路を実現できる。
【0062】図20に示す実施形態の特徴とするところ
は、ラッチ型のセンスアンプの構成を基本として、この
センスアンプに図19に示す実施形態と同様のNMOS
12、13を設け、図19と同様に両NMOS12、1
3を活性化制御するようにしたことにある。このような
実施形態においても、図19に示す実施形態と同様の効
果を得ることができる。
【0063】なお、図17〜図20に示す実施形態のセ
ンスアンプは、メモリ回路のセルアレイを分割した形態
のメモリ回路だけでなく、メモリ回路がハイスピードモ
ードと低電力モードなど複数の動作モードを持つ場合に
も適用できることは明らかである。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、消費電力の小さいメモリ回路を自動設計生成するこ
とが可能になる。また、設計生成するメモリ回路の使用
目的に応じて、メモリ回路の消費電力を削減することが
可能となる。更に、アクセスするアドレスに応じて最適
なセンスアンプの設計生成が可能となり、センスアンプ
の消費電力を削減することが可能となる。
【0065】また、この発明によれば、配線層のマスク
パターンだけでトランスファゲートの挿入位置を制御す
ることが可能となり、短TATのASICに容易に搭載
することができ、セミカスタムのASICやフルカスタ
ムのLSIにも好適である。更に、少量のマスクパター
ンの変更によりセルアレイの分割比を容易に変更するこ
とができる。
【0066】更に、この発明によれば、小型で低消費電
力のセンスアンプを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るメモリ回路の設計
装置の構成を示す図である。
【図2】セルアレイの構成を示す図である。
【図3】図1に示すデータベースの一構成を示す図であ
る。
【図4】データのアクセス回数とメモリ空間との関係を
示す図である。
【図5】データのアクセス回数とメモリ空間との関係を
示す図である。
【図6】プログラムにおけるベーシックブロックの移動
の様子を示す図である。
【図7】この発明の他の実施形態に係るメモリ回路の設
計方法の手順を示す図である。
【図8】トランスファゲートを挿入した場合のセルアレ
イの構成を示す図である。
【図9】トランスファゲートを挿入しない場合のセルア
レイの構成を示す図である。
【図10】メモリ生成サブシステムの構成を示す図であ
る。
【図11】メモリセルアレイとセンスアンプの構成を示
す図である。
【図12】この発明の更に他の実施形態に係るメモリ回
路の実装方法により実装されるメモリセルアレイの一構
成を示す図である。
【図13】この発明の更に他の実施形態に係るメモリ回
路の実装方法により実装されるメモリセルアレイの他の
構成を示す図である。
【図14】この発明の更に他の実施形態に係るメモリ回
路の実装方法により実装されるメモリセルアレイの他の
構成を示す図である。
【図15】この発明の更に他の実施形態に係るメモリ回
路の実装方法により実装されるメモリセルアレイの他の
構成を示す図である。
【図16】この発明の更に他の実施形態に係るメモリ回
路の実装方法により実装されるメモリセルアレイの他の
構成を示す図である。
【図17】この発明の更に他の実施形態に係るメモリ回
路におけるセンスアンプの一構成を示す図である。
【図18】この発明の更に他の実施形態に係るメモリ回
路におけるセンスアンプの他の構成を示す図である。
【図19】この発明の更に他の実施形態に係るメモリ回
路におけるセンスアンプの他の構成を示す図である。
【図20】この発明の更に他の実施形態に係るメモリ回
路におけるセンスアンプの他の構成を示す図である。
【図21】トランスファゲートによりビット線が分割さ
れる従来のメモリ回路のセルアレイの一構成を示す図で
ある。
【図22】トランスファゲートによりビット線が分割さ
れる従来のメモリ回路のセルアレイの他の構成を示す図
である。
【図23】従来のレイアウト方式により実装されるメモ
リ回路のセルアレイの構成を示す図である。
【図24】従来のメモリ回路のセンスアンプの一構成を
示す図である。
【図25】従来のメモリ回路のセンスアンプの他の構成
を示す図である。
【符号の説明】
1,7 メモリ生成サブシステム 2 データ解析サブシステム 3 メモリ回路の消費電力削減率のデータベース 4,8,45 ビット線 5,9,TG1,TG2 トランスファゲート 6,10,11 センスアンプ 12,13,36,41,42 トランジスタ 31,32,33 サブアレイ 34a,34b,35a,35b,40,44 マスク
パターン 37,43 コンタクトホール 38 1ALの配線 39 VIA
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇佐美 公良 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 (72)発明者 北原 健 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 Fターム(参考) 5B015 HH01 JJ03 KA37 KB12 KB14 KB22 PP01 PP02 5B024 AA01 BA05 BA09 CA16 CA21 5F083 GA01 GA05 GA09 GA30 LA03 LA04 LA05 LA12 ZA01

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビット線に複数のトランスファゲートが
    挿入され前記ビット線が複数に分割されてセルアレイが
    ワード線単位で複数に分割されたメモリ回路を設計する
    メモリ回路の設計装置において、 前記メモリ回路の仕様を入力して前記セルアレイのロウ
    数とカラム数を決定し、前記トランスファーゲートの挿
    入位置と挿入数を受けて、これらの情報ならびに前記ロ
    ウ数とカラム数に基づいて前記セルアレイを含む前記メ
    モリ回路の各コンポーネントを設計生成し、設計生成し
    た前記各コンポーネントを含む前記メモリ回路のレイア
    ウトを出力するメモリ生成サブシステムと、 前記メモリ生成サブシステムで決定されたロウ数とカラ
    ム数を受けて、該ロウ数とカラム数に対してトランスフ
    ァーゲートの挿入位置と挿入数に対応した前記メモリ回
    路の消費電力削減率のデータベースを備え、前記メモリ
    回路に格納される情報を入力して解析し、前記情報のア
    クセス頻度と前記データベースに基づいて前記トランス
    ファーゲートの挿入位置と挿入数を決定し、該トランス
    ファーゲートの挿入位置と挿入数に基づいて前記情報を
    格納する前記セルアレイのアドレスを決定し、決定した
    前記トランスファーゲートの挿入位置と挿入数を前記メ
    モリ生成サブシステムに与えるデータ解析サブシステム
    とを有することを特徴とするメモリ回路の設計装置。
  2. 【請求項2】 ビット線に複数のトランスファゲートが
    挿入され前記ビット線が複数に分割されてセルアレイが
    ワード線単位で複数に分割されたメモリ回路を設計する
    メモリ回路の設計方法において、 前記メモリ回路の仕様を入力して前記セルアレイのロウ
    数とカラム数を決定し、 前記メモリ回路に格納される情報を入力して解析し、 前記メモリ回路に格納される情報のアクセス頻度と、前
    記決定されたロウ数とカラム数を受けて、該ロウ数とカ
    ラム数に対してトランスファーゲートの挿入位置と挿入
    数に対応した前記メモリ回路の消費電力削減率のデータ
    ベースとに基づいて、前記トランスファーゲートの挿入
    位置と挿入数を決定し、 前記トランスファーゲートの挿入位置と挿入数に基づい
    て、前記情報を格納する前記セルアレイのアドレスを決
    定し、 前記トランスファーゲートの挿入位置と挿入数ならびに
    前記ロウ数とカラム数に基づいて、前記セルアレイを含
    む前記メモリ回路の各コンポーネントを設計生成し、 設計生成した前記各コンポーネントを含む前記メモリ回
    路のレイアウトを出力することを特徴とするメモリ回路
    の設計方法。
  3. 【請求項3】 前記メモリ回路の設計装置は、前記セル
    アレイをワード線単位で複数のセルアレイに分割し、少
    なくとも2種類のデータを分割されたセルアレイに格納
    し、前記データベースに基づいて、分割されたそれぞれ
    のセルアレイ間のビット線に前記トランスファゲートを
    選択的に挿入したすべての組み合わせと挿入しない場合
    の前記メモリ回路の消費電力を算出し、算出結果に基づ
    いて前記トランスファゲートを挿入するか否かを決定す
    ることを特徴とする請求項1記載のメモリ回路の設計装
    置。
  4. 【請求項4】 前記メモリ回路の設計方法は、前記セル
    アレイをワード線単位で複数のセルアレイに分割し、少
    なくとも2種類のデータを分割されたセルアレイに格納
    し、前記データベースに基づいて、分割されたそれぞれ
    のセルアレイ間のビット線に前記トランスファゲートを
    選択的に挿入したすべての組み合わせと挿入しない場合
    の前記メモリ回路の消費電力を算出し、算出結果に基づ
    いて前記トランスファゲートを挿入するか否かを決定す
    ることを特徴とする請求項2記載のメモリ回路の設計方
    法。
  5. 【請求項5】 前記メモリ生成サブシステムは、前記ト
    ランスファゲートの挿入位置及び挿入数に基づいて、分
    割されたビット線の各導通区間に対して要求されるセン
    スアンプのそれぞれの感度を算出し、算出した感度に応
    じた複数のセンスアンプを設計生成してなることを特徴
    とする請求項1記載のメモリ回路の設計装置。
  6. 【請求項6】 前記トランスファゲートの挿入位置及び
    挿入数に基づいて、分割されたビット線の各導通区間に
    対して要求されるセンスアンプのそれぞれの感度を算出
    し、算出した感度に応じた複数のセンスアンプを設計生
    成してなることを特徴とする請求項2記載のメモリ回路
    の設計方法。
  7. 【請求項7】 ビット線に複数のトランスファゲートが
    挿入され前記ビット線が複数に分割されてセルアレイが
    ワード線単位で複数に分割されたメモリ回路の実装方法
    において、 前記トランスファゲートとなる並列接続されたトランジ
    スタ対を予め形成し、 前記ビット線を構成する配線層のパターンにより、前記
    トランジスタ対のソース端子とドレイン端子間を短絡又
    は開放し、 これにより、前記トランスファゲートを機能させるか否
    かを制御してメモリ回路を実装することを特徴とするメ
    モリ回路の実装方法。
  8. 【請求項8】 前記セルアレイは、第1のサブアレイ
    と、該サブアレイよりもワード数が小さい又は等しい複
    数の第2のサブアレイに分割され、該第2のサブアレイ
    は前記第1のサブアレイよりもセンスアンプに近い側に
    配置され、前記第1及び第2のそれぞれのサブアレイ間
    に前記トランスファゲートが挿入されてなることを特徴
    とする請求項7記載のメモリ回路の実装方法。
  9. 【請求項9】 前記第1のサブアレイと前記第2のサブ
    アレイ間に挿入された前記トランスファゲートのトラン
    ジスタサイズは、前記第2のサブアレイ間に挿入された
    前記トランスファゲートのトランジスタサイズよりも大
    きく設定されてなることを特徴とする請求項8記載のメ
    モリ回路の実装方法。
  10. 【請求項10】 ビット線に読み出されたデータをセン
    ス増幅する1つのセンス回路と、 前記センス回路に接続され、前記トランスファゲートが
    導通制御されることによりデータが読み出されてセンス
    アンプが駆動する前記ビット線の長さに応じて、第1の
    感度で前記センス回路を活性化制御する第1のトランジ
    スタと、 前記ビット線の長さに応じて、前記第1の感度よりも低
    い第2の感度で前記センス回路を活性化制御し、前記第
    1のトランジスタに並列接続された第2のトランジスタ
    を備え、 前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタは、
    何れか一方が選択的に導通制御されてなるセンスアンプ
    を有することを特徴とするメモリ回路。
  11. 【請求項11】 ビット線に読み出されたデータをセン
    ス増幅する1つのセンス回路と、 前記センス回路に接続され、センスアンプが活性化され
    る時は常に前記センス回路を活性化制御する第1のトラ
    ンジスタと、 前記第1のトランジスタに並列接続され、前記トランス
    ファゲートが導通制御されることによりデータが読み出
    されてセンスアンプが駆動する前記ビット線の長さに応
    じて、選択的に前記センス回路を活性化制御する第2の
    トランジスタを備えたセンスアンプを有することを特徴
    とするメモリ回路。
  12. 【請求項12】 前記センス回路は、カレントミラー型
    又はラッチ型の回路構成からなることを特徴とする請求
    項10又は11記載のメモリ回路。
  13. 【請求項13】 前記メモリ回路は、ビット線に複数の
    トランスファゲートが挿入され前記ビット線が複数に分
    割されてセルアレイがワード線単位で複数に分割された
    メモリ回路であることを特徴とする請求項10,11又
    は12記載のメモリ回路。
  14. 【請求項14】 ビット線に複数のトランスファゲート
    が挿入され前記ビット線が複数に分割されており、アク
    セス頻度に応じて、頻度大なるデータがビット線をセン
    ス増幅するためのセンス回路に近い側の分割セルアレイ
    に格納され、頻度小なるデータが前記センス回路から遠
    い側の分割セルアレイに格納されていることを特徴とす
    るメモリ回路。
  15. 【請求項15】 前記センス回路に近い側の分割セルア
    レイにはフィルタ係数用データが格納され、前記センス
    回路から遠い側の分割セルアレイには命令データが格納
    されていることを特徴とする請求項14記載のメモリ回
    路。
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