JP2001085348A - 縦型熱処理装置 - Google Patents

縦型熱処理装置

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JP2001085348A
JP2001085348A JP26310199A JP26310199A JP2001085348A JP 2001085348 A JP2001085348 A JP 2001085348A JP 26310199 A JP26310199 A JP 26310199A JP 26310199 A JP26310199 A JP 26310199A JP 2001085348 A JP2001085348 A JP 2001085348A
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temperature measuring
pressing
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insulating material
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Kazuteru Obara
一輝 小原
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Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度測定子の破損や位置ずれを防止すると共
に、温度測定子の脱着作業を容易にする。 【解決手段】 被処理体wを収容して熱処理する処理容
器2の周囲に、筒状の断熱材4の内周に発熱抵抗体5を
設けてなるヒータ3を設け、その断熱材4の外側に、絶
縁保護管15の先端に熱電対16を設けてなる温度測定
子17を前記断熱材4に挿通した状態で固定する固定装
置18を備えている。前記固定装置18は温度測定子1
7を挿通する挿通孔19と、この挿通孔19に挿通され
た温度測定子17をバネ20の力で押える押え部21
と、この押え部21の押え状態を解除するための操作部
22とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縦型熱処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体装置の製造においては、被
処理体例えば半導体ウエハに酸化、拡散、アニール、C
VD等の処理を施す半導体製造装置として、例えば一度
に多数枚の半導体ウエハの処理が可能な縦型熱処理装置
が用いられている。この縦型熱処理装置は、多数枚の半
導体ウエハを所定間隔で配列支持した支持具であるボー
トを処理容器内に収容し、この処理容器の周囲に設けた
ヒータにより半導体ウエハを加熱して所定の処理ガス雰
囲気下で所定の熱処理例えばCVDによる成膜処理を施
すように構成されている。
【0003】前記ヒータは、筒状の断熱材の内周に発熱
抵抗体を設けて構成されている。このヒータの温度を管
理する目的で、前記断熱材には絶縁保護管の先端に熱電
対を設けてなる温度測定子が断熱材の外側から内側に向
って挿通(挿入)され、断熱材の外側にはその温度測定
子を固定する固定装置が取付けられている。
【0004】図5は従来の縦型熱処理装置における温度
測定子の固定装置を示す斜視図である。この固定装置
は、温度測定子17を挿通する挿通孔19を有する本体
24を備え、この本体24には挿通孔19に挿通された
温度測定子17を固定するための固定ネジ40が挿通孔
19と交差するように捩じ込まれている。温度測定子1
7を固定する場合には、固定ネジ40を緩めて本体24
の挿通孔19に温度測定子17を挿通(挿入)し、固定
ネジ40を締め込むことにより固定ネジ40の先端で温
度測定子17の絶縁保護管15を締め付けて固定するよ
うになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記固
定装置においては、固定ネジ40で直接温度測定子17
を固定するようになっているため、固定ネジ40を締め
過ぎて温度測定子17の絶縁保護管15を破損すること
があった。また、固定ネジ40の締め付けが緩いと、温
度測定子17の位置がずれて正確な温度測定ないし温度
管理が困難になるという問題があった。また、温度測定
子17の交換等の脱着作業を行う場合、その都度、固定
ネジ40を緩めたり締めたりしなければならず、手間が
かかっていた。
【0006】本発明は、前記事情を考慮してなされたも
ので、温度測定子の破損や位置ずれを防止することがで
きると共に、温度測定子の脱着作業が容易にできる縦型
熱処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のうち、請求項1
に係る発明は、被処理体を収容して熱処理する処理容器
の周囲に、筒状の断熱材の内周に発熱抵抗体を設けてな
るヒータを設け、その断熱材の外側に、絶縁保護管の先
端に熱電対を設けてなる温度測定子を前記断熱材に挿通
した状態で固定する固定装置を備えた縦型熱処理装置に
おいて、前記固定装置は温度測定子を挿通する挿通孔
と、この挿通孔に挿通された温度測定子をバネの力で押
える押え部と、この押え部の押え状態を解除するための
操作部とを備えていることを特徴とする。
【0008】請求項2に係る発明は、請求項1記載の縦
型熱処理装置において、前記押え部には、前記操作部を
押して回動することにより、押え部を解除状態に係止す
るための係止部が設けられていることを特徴とする。
【0009】請求項3に係る発明は、請求項2記載の縦
型熱処理装置において、前記操作部の上面には、手の指
先が収まる操作面が形成されていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基いて詳述する。図1は本発明の実施の形態を
示す縦型熱処理装置の縦断面図、図2は同縦型熱処理装
置における温度測定子の固定装置を示す一部断面正面
図、図3は同固定装置の底面図、図4は同固定装置の斜
視図である。
【0011】半導体製造装置である縦型熱処理装置は、
図1に示すように、多数例えば150枚程度の被処理体
例えば半導体ウエハwを上下方向に所定間隔で配列支持
したボート(支持具)1を収容して所定の処理ガス雰囲
気下で半導体ウエハwに所定の熱処理例えばCVD処理
を施す縦型の熱処理炉を構成する処理容器としての反応
管2を備えている。
【0012】この反応管2の周囲には、炉内を所望の温
度例えば800〜1200℃程度に加熱する加熱手段で
あるヒータ3が設けられている。このヒータ3は、反応
管2の周囲を取り囲む円筒状の断熱材4の内周に線状の
発熱抵抗体5を高さ方向に螺旋状もしくは周方向に蛇行
状に配設して構成されている。前記ヒータ3は、高さ方
向に複数のゾーンに分割され、各ゾーン毎に独立して温
度制御可能に構成されている。断熱材4の外側は、図示
しない水冷ジャケットで覆われている。
【0013】前記ヒータ3は、ベースプレート6上に設
置されている。なお、ヒータ3は、反応管2とヒータ3
との間の空間に冷却空気を送風し、且つ、断熱材4の天
井部に設けられた図示しない強制排気機構により強制排
気することにより、炉を急速に冷却し得るようにした強
制空冷ヒータであってもよい。強制空冷ヒータを採用す
ることにより、縦型熱処理装置を急速昇降温炉として構
成することができる。
【0014】前記反応管2は、耐熱性および耐食性を有
する材料例えば石英からなり、上端が閉塞され、下端が
炉口として開放された縦長円筒状に形成されている。本
実施の形態では、炉内を減圧した熱処理例えば減圧CV
D処理が可能なように炉口を高気密構造とするために、
反応管2の下端部に短円筒状のマニホールド7が取付け
られている。このマニホールド7は、耐熱性および耐食
性を有する材料例えばステンレスからなっている。
【0015】マニホールド7の側壁には、炉内に処理ガ
スや不活性ガスを導入するガス導入管8と、炉内を排気
する排気管9とが設けらている。ガス導入管8には、流
量制御機構を介してガス供給源が接続され、排気管9に
は、圧力制御機構を介して工場排気系が接続されている
(図示省略)。
【0016】前記マニホールド7の上端部はベースプレ
ート6に取付固定され、マニホールド7の下端部は炉口
として開放されている。反応管2の下方には、マニホー
ルド7の下部開口端に図示しない気密材例えばOーリン
グを介して当接されて炉口を気密に閉塞する蓋体10が
昇降機構11により昇降可能に設けられている。この蓋
体10上には前記ボート1が保温筒12を介して載置さ
れている。昇降機構11により、反応管2内へのボート
1の搬入搬出と前記蓋体10の開閉が行われるようにな
っている。また、蓋体10には、ボート1を回転させる
回転機構が設けられている(図示省略)。
【0017】一方、本実施の形態の反応管2は、内管2
aと外管2bからなる二重管構造とされている。前記外
管2bは、上端が閉塞され、下端が開口され、その開口
端にフランジ部2fを有している。この外管2bは、そ
の開口端を前記マニホールド7の上端面(上部開口端)
に図示しない気密部材例えばOリングを介して当接さ
せ、フランジ部2fをフランジ押え13で固定すること
により、マニホールド7上に気密に設置されている。
【0018】前記内管2aは、上端および下端が開口さ
れている。この内管2aは、その下端をマニホールド7
の下端開口部(炉口)側の内周に係合載置することによ
り、外管2bの内側に非接触状態で配置されている。
【0019】そして、前記ヒータ3の温度を管理する目
的で、前記断熱材4には絶縁保護管15の先端に熱電対
16を設けてなる温度測定子(熱電対組立体ともい
う。)17が断熱材4の外側から内側に向って挿通さ
れ、断熱材4の外側にはその温度測定子17を固定する
ための固定装置(固定機構ともいう。)18が取付けら
れている。固定装置18は、図2ないし図3に示すよう
に、温度測定子17をヒータ3の各ゾーン毎に配設する
べく設置されている。固定装置18は、温度測定子17
を挿通する挿通孔19と、この挿通孔19に挿通された
温度測定子17をバネ20の力で押える押え部21と、
この押え部21の押え状態を解除するための操作部22
とを備えている。
【0020】前記絶縁保護管15は、例えばアルミナセ
ラミックにより棒状に形成されていると共に内部に軸方
向に沿って熱電対の素線を挿通する挿通孔が形成されて
いる(図示省略)。絶縁保護管15の先端部には熱電対
(例えばR熱電対)16が一個または二個設けられ、こ
の熱電対16の素線が絶縁保護管15の挿通孔を通って
基端部まで導かれた後、補償導線23を介して図示しな
い制御装置の入力端子に接続されている。図4におい
て、左側の温度測定子17は熱電対を一個備えたシング
ル型であり、右側の温度測定子17は熱電対を二個備え
たダブル型である。
【0021】前記固定装置18は、アルミ製のブロック
状の本体24を有し、この本体24には前記温度測定子
17をヒータ3の断熱材4に向って挿通する挿通孔19
が前後方向に貫通して、図示例では左右に二つ形成され
ている。例えば、一方(右側)の挿通孔19にはヒータ
3の温度制御用の温度測定子17が挿通され、他方(左
側)の挿通孔19にはアラーム用の温度測定子17が挿
通される。
【0022】前記押え部21は横断面円形状でその上端
周縁部にテーパ部25が形成されている。この押え部2
1の上端部には、押え部21よりも径の小さい連結軸2
6を介してこの連結軸26よりも径の大きい前記操作部
22が連結固定されている。前記本体24の底部(下
部)には、前記押え部21を上下動可能および回動可能
に収容する収容部27が前記挿通孔19と交差するよう
に形成されている。収容部27の下端は解放されてお
り、本体24には前記連結軸26を摺動可能に挿通する
軸孔28が形成されている。連結軸26は軸孔28を通
って本体24の上方に突出されている。
【0023】前記バネ20はコイルバネからなり、前記
連結軸26に緩く装着されると共に操作部22と本体2
4との間に介設され、操作部22および押え部21を上
方に付勢している。前記バネ20で押え部21が上方へ
付勢されていることにより、挿通孔19に挿通した温度
測定子17が挿通孔19の内壁と押え部21のテーパ部
25との間でクランプ(挟持)されて固定されるように
なっている。また、操作部22をバネ20の力に抗して
下方に押し下げると、押え部21が挿通孔19から離れ
ることにより、温度測定子17の押え状態(固定状態)
が解除されるようになっている。
【0024】また、前記押え部21をバネ20の力に抗
して下方に押し下げた解除状態に保持可能とするため
に、押え部21には、前記操作部22を押して軸回りに
90度回動することにより、押え部21を解除状態に係
止するための係止部29が設けられている。係止部29
は、押え部21の下端側の対向両側部に突設されてい
る。本体24の底部には、図3にも示すように、係止部
29を逃して(収容して)押え部21を挿通孔19に接
近させた押え状態にするための逃し溝(収容溝)30が
長手方向に沿って形成されている。
【0025】操作部22を押して90度回動させると、
係止部29が本体24の下端部(底部)に係止され、押
え部21が挿通孔19から離反した解除状態に保持され
るようになっている。この解除状態から操作部22を9
0度回動すると、係止部29が再び逃し溝30に位置
し、押え部21の上昇が許容されて押え状態になる。こ
のように、操作部22を押して回動することにより、押
え部21を押え状態から解除状態に、または、解除状態
から押え状態に切替えることができるようになってい
る。
【0026】前記操作部22の上面部には、手の指先が
丁度収まる(指先の内側が係合する)湾曲面状の操作面
31が形成されており、操作部22を一本の指先で押し
て回すことが容易にできるようになっている。前記本体
24の両端部には、本体24をヒータ3の断熱材4の外
側、具体的には図示しない水冷ジャケットに取付けるた
めのブラケット32を取付けるための取付溝33が形成
されている。
【0027】ブラケット32は、水冷ジャケットに取付
ネジ34で固定される垂直板部32aと、本体24を載
せる水平板部32bを有し、この水平板部32bにはネ
ジ軸35が立設されている。このネジ軸35を前記本体
22の取付溝33に通し、ネジ軸35にナット36を螺
合して締め付けることにより、本体24にブラケット3
2が左右方向に位置調整可能に取付けられている。ま
た、前記垂直板部32aには、取付ネジ34を通すため
の長穴37が形成され、水冷ジャケットに対してブラケ
ット32が上下方向に位置調整可能に取付けられるよう
になっている。なお、温度測定子17を挿通するため
に、水冷ジャケットの一部は切除され、断熱材4には挿
通孔が形成されている(図示省略)。
【0028】以上の構成からなる縦型熱処理装置におい
て、例えば定期メンテナンスにより温度測定子17を交
換する場合には、先ず操作部22を押し込んでから90
度回し、押え部21を解除状態とする。この状態で古い
温度測定子17を挿通孔19から引き抜いて取外す。次
に、新しい温度測定子17を挿通孔19に挿入し、前記
操作部22を押し込みながら90度回し、押え部21を
バネ20の力で復帰させて押え状態とする。これによ
り、温度測定子17を一定の適切な力で取付固定するこ
とができる。なお、挿入時の位置決めのために、温度測
定子17には位置決め用のマーキング38を施しておく
ことが好ましい。
【0029】前記縦型熱処理装置によれば、半導体ウエ
ハwを収容して熱処理する反応管2の周囲に、筒状の断
熱材4の内周に発熱抵抗体5を設けてなるヒータ3を設
け、その断熱材4の外側に、絶縁保護管15の先端に熱
電対16を設けてなる温度測定子17を前記断熱材4に
挿通した状態で固定する固定装置18を備えており、こ
の固定装置18は温度測定子17を挿通する挿通孔19
と、この挿通孔19に挿通された温度測定子17をバネ
20の力で押える押え部21と、この押え部21の押え
状態を解除するための操作部22とを備えているため、
温度測定子17を常に一定の適切な力で固定することが
可能となり、ネジで締め付け固定するものと異なり、温
度測定子17の破損および位置ずれを防止することがで
きると共に、温度測定子17の脱着作業を容易に行うこ
とが可能となる。
【0030】また、前記押え部21には、前記操作部2
2を押して回動することにより、押え部21を解除状態
に係止するための係止部29が設けられているため、押
え部21を解除状態に保持した状態で温度測定子17を
本体24の挿通孔19に挿通(挿入)したり、または挿
通孔19から温度測定子17を離脱(抜取)したりする
ことができ、温度測定子17の脱着作業を片手で行うこ
とが可能となり、操作性の向上が図れる。更に、前記操
作部22の上面には、手の指先が収まる操作面31が形
成されているため、操作部22を一本の指先で容易に押
して回動操作することが可能となり、操作性の更なる向
上が図れる。
【0031】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。例えば、処理容器である反応
管としては、二重管構造であることが好ましいが、単一
管構造であってもよい。本発明に係る縦型熱処理装置
は、CVD以外に、例えば酸化、拡散、アニール等の処
理に適するものであってもよい。被処理体としては、半
導体ウエハ以外に、例えばガラス基板やLCD基板等が
適用可能である。本発明は、操作部を押すことにより押
え部の押え状態を解除するように構成されていることが
好ましいが、請求項1の発明においては、操作部を引っ
張ることにより押え部の押え状態を解除するように構成
されていてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な効果を奏することができる。
【0033】(1)請求項1に係る発明によれば、被処
理体を収容して熱処理する処理容器の周囲に、筒状の断
熱材の内周に発熱抵抗体を設けてなるヒータを設け、そ
の断熱材の外側に、絶縁保護管の先端に熱電対を設けて
なる温度測定子を前記断熱材に挿通した状態で固定する
固定装置を備えた縦型熱処理装置において、前記固定装
置は温度測定子を挿通する挿通孔と、この挿通孔に挿通
された温度測定子をバネの力で押える押え部と、この押
え部の押え状態を解除するための操作部とを備えている
ため、温度測定子を常に一定の適切な力で固定すること
が可能となり、温度測定子の破損や位置ずれを防止する
ことができると共に、温度測定子の脱着作業を容易に行
うことができる。
【0034】(2)請求項2に係る発明によれば、前記
押え部には、前記操作部を押して回動することにより、
押え部を解除状態に係止するための係止部が設けられて
いるため、温度測定子の脱着作業を片手で行うことが可
能となり、操作性の向上が図れる。
【0035】(3)請求項3に係る発明によれば、前記
操作部の上面には、手の指先が収まる操作面が形成され
ているため、操作部を一本の指先で容易に押して回動操
作することができ、操作性の更なる向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す縦型熱処理装置の縦
断面図である。
【図2】同縦型熱処理装置における温度測定子の固定装
置を示す一部断面正面図である。
【図3】同固定装置の底面図である。
【図4】同固定装置の斜視図である。
【図5】従来の縦型熱処理装置における温度測定子の固
定装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
w 半導体ウエハ(被処理体) 2 反応管(処理容器) 3 ヒータ 4 断熱材 5 発熱抵抗体 15 絶縁保護管 16 熱電対 17 温度測定子 18 固定装置 19 挿通孔 20 バネ 21 押え部 22 操作部 29 係止部 31 操作面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体を収容して熱処理する処理容器
    の周囲に、筒状の断熱材の内周に発熱抵抗体を設けてな
    るヒータを設け、その断熱材の外側に、絶縁保護管の先
    端に熱電対を設けてなる温度測定子を前記断熱材に挿通
    した状態で固定する固定装置を備えた縦型熱処理装置に
    おいて、前記固定装置は温度測定子を挿通する挿通孔
    と、この挿通孔に挿通された温度測定子をバネの力で押
    える押え部と、この押え部の押え状態を解除するための
    操作部とを備えていることを特徴とする縦型熱処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記押え部には、前記操作部を押して回
    動することにより、押え部を解除状態に係止するための
    係止部が設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の縦型熱処理装置。
  3. 【請求項3】 前記操作部の上面には、手の指先が収ま
    る操作面が形成されていることを特徴とする請求項2記
    載の縦型熱処理装置。
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