JP2001085202A - Ptc組成物 - Google Patents
Ptc組成物Info
- Publication number
- JP2001085202A JP2001085202A JP26182199A JP26182199A JP2001085202A JP 2001085202 A JP2001085202 A JP 2001085202A JP 26182199 A JP26182199 A JP 26182199A JP 26182199 A JP26182199 A JP 26182199A JP 2001085202 A JP2001085202 A JP 2001085202A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ptc
- composition
- conductive filler
- pts
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Thermistors And Varistors (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 繰り返し使用に対して安定で再現性が良好な
PTC効果を有し、かつ、スイッチング温度以上で高い
抵抗率をもつPTC組成物を提供すること。 【解決手段】 結晶性高分子100重量部に対して金属
系導電性フィラー300〜550重量部、架橋剤0.0
1〜100重量部、フロオロアルキル0.01〜50重
量部を配合する。
PTC効果を有し、かつ、スイッチング温度以上で高い
抵抗率をもつPTC組成物を提供すること。 【解決手段】 結晶性高分子100重量部に対して金属
系導電性フィラー300〜550重量部、架橋剤0.0
1〜100重量部、フロオロアルキル0.01〜50重
量部を配合する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PTC(Positive
Temperature Coefficient;正温度係数)を有する導電
性組成物(以下、PTC組成物という)に関し、詳しく
は、電池、電子機器の異常発生時に流れる過電流を防止
する過電流保護素子に用いられるPTC組成物に関する
ものである。
Temperature Coefficient;正温度係数)を有する導電
性組成物(以下、PTC組成物という)に関し、詳しく
は、電池、電子機器の異常発生時に流れる過電流を防止
する過電流保護素子に用いられるPTC組成物に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、二次電池を使用した携帯電話機を
はじめ、電気機器、電子機器に用いられている過電流保
護素子としては、BaTiO3等の無機導電性組成物及
びカーボン系導電性フィラーや金属系導電性ィラーを結
晶性高分子マトリックスに分散させた有機導電性組成物
が知られている。
はじめ、電気機器、電子機器に用いられている過電流保
護素子としては、BaTiO3等の無機導電性組成物及
びカーボン系導電性フィラーや金属系導電性ィラーを結
晶性高分子マトリックスに分散させた有機導電性組成物
が知られている。
【0003】しかし、無機導電性組成物は、室温ー高温
の繰り返しによる素子動作後の抵抗率の低下はみられな
いが、定常状態での抵抗率が100Ω・cm程度と高い
ために、数A程度の比較的大きな電流を流すことができ
ない。このことは、無機導電性組成物は電子機器等の異
常発生時に流れる過電流を防止する過電流保護素子とし
て用いることができないことを意味している。
の繰り返しによる素子動作後の抵抗率の低下はみられな
いが、定常状態での抵抗率が100Ω・cm程度と高い
ために、数A程度の比較的大きな電流を流すことができ
ない。このことは、無機導電性組成物は電子機器等の異
常発生時に流れる過電流を防止する過電流保護素子とし
て用いることができないことを意味している。
【0004】一方、有機導電性組成物は、結晶性高分子
マトリックスの結晶融点よりも低い温度にある間は、導
電性フィラーが結晶性高分子マトリックスの非結晶領域
のみに存在し、連鎖状構造をとるため、導電性フィラー
を通して電子が移動する導電機構により低い抵抗率を示
す。
マトリックスの結晶融点よりも低い温度にある間は、導
電性フィラーが結晶性高分子マトリックスの非結晶領域
のみに存在し、連鎖状構造をとるため、導電性フィラー
を通して電子が移動する導電機構により低い抵抗率を示
す。
【0005】温度が上昇し、結晶性高分子マトリックス
が融解し始めると、結晶性高分子マトリックスの体積が
増加するため、結晶性高分子マトリックス中の導電性フ
ィラー間の距離が広がり、その結果、導電経路の破壊が
進み抵抗が上昇する。
が融解し始めると、結晶性高分子マトリックスの体積が
増加するため、結晶性高分子マトリックス中の導電性フ
ィラー間の距離が広がり、その結果、導電経路の破壊が
進み抵抗が上昇する。
【0006】以上の動作原理を応用し、室温で低抵抗で
あり、温度上昇とともに抵抗が増大して電流を制限する
素子、特に所望のスイッチング温度(抵抗が急激に上昇
する温度)で急激に抵抗が大きくなるPTC特性を利用
し、過電流保護素子に用いられている。
あり、温度上昇とともに抵抗が増大して電流を制限する
素子、特に所望のスイッチング温度(抵抗が急激に上昇
する温度)で急激に抵抗が大きくなるPTC特性を利用
し、過電流保護素子に用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の有機導
電性組成物には、繰り返しスイッチング動作を行ううち
に室温での抵抗率が大きくなるという問題がある。
電性組成物には、繰り返しスイッチング動作を行ううち
に室温での抵抗率が大きくなるという問題がある。
【0008】この問題を解決するため、有機導電性組成
物中の金属系導電性フィラーの高充填化がはかられる
が、高充填化により、新たにスイッチング温度以上での
抵抗率の低下という問題が生じていた。
物中の金属系導電性フィラーの高充填化がはかられる
が、高充填化により、新たにスイッチング温度以上での
抵抗率の低下という問題が生じていた。
【0009】そこで、本発明の目的は、繰り返し使用に
対して安定で再現性が良好なPTC効果を有し、かつ、
スイッチング温度以上で高い抵抗率をもつPTC組成物
を提供することにある。
対して安定で再現性が良好なPTC効果を有し、かつ、
スイッチング温度以上で高い抵抗率をもつPTC組成物
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、結晶性高分
子、金属系導電性フィラー、架橋剤及びフロオロアルキ
ルからなるPTC組成物であって、20℃における抵抗
率が1Ω・cm以下であり、スイッチング温度以上で1
07Ω・cm以上の抵抗率を示す。金属系導電性フィラ
ーをチタネート化合物カップリング剤で表面処理するこ
とにより、高充填化と結晶性高分子のマトリックス中で
の均一分散をはかり、室温での良好な導電性を維持する
とともに熱履歴による抵抗の上昇を低減している。
子、金属系導電性フィラー、架橋剤及びフロオロアルキ
ルからなるPTC組成物であって、20℃における抵抗
率が1Ω・cm以下であり、スイッチング温度以上で1
07Ω・cm以上の抵抗率を示す。金属系導電性フィラ
ーをチタネート化合物カップリング剤で表面処理するこ
とにより、高充填化と結晶性高分子のマトリックス中で
の均一分散をはかり、室温での良好な導電性を維持する
とともに熱履歴による抵抗の上昇を低減している。
【0011】また、スイッチング温度以上での抵抗率の
低下は、フルオロアルキルの添加により、フルオロアル
キルの高い熱膨張率を利用して抑制している。また、結
晶性高分子を1種類の熱可塑性高分子もしくは2種類以
上の高分子のブレンドした高分子アロイとしたのは、ブ
レンドにより初期抵抗値を下げるためである。
低下は、フルオロアルキルの添加により、フルオロアル
キルの高い熱膨張率を利用して抑制している。また、結
晶性高分子を1種類の熱可塑性高分子もしくは2種類以
上の高分子のブレンドした高分子アロイとしたのは、ブ
レンドにより初期抵抗値を下げるためである。
【0012】即ち、本発明は、結晶性高分子100重量
部に対して金属系導電性フィラー300〜550重量
部、架橋剤0.01〜100重量部、フロオロアルキル
0.01〜50重量部が配合されてなることを特徴とす
るPTC組成物である。
部に対して金属系導電性フィラー300〜550重量
部、架橋剤0.01〜100重量部、フロオロアルキル
0.01〜50重量部が配合されてなることを特徴とす
るPTC組成物である。
【0013】また、本発明は、前記金属系導電性フィラ
ーがチタネート化合物カップリング剤で表面処理されて
いることを特徴とする上記のPTC組成物である。
ーがチタネート化合物カップリング剤で表面処理されて
いることを特徴とする上記のPTC組成物である。
【0014】また、本発明は、前記結晶性高分子が1種
類の熱可塑性高分子もしくは2種類以上の高分子をブレ
ンドした高分子アロイであることを特徴とする上記のP
TC組成物である。
類の熱可塑性高分子もしくは2種類以上の高分子をブレ
ンドした高分子アロイであることを特徴とする上記のP
TC組成物である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、実施の形態について、図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0016】(実施の形態1)高密度ポリエチレン樹脂
100重量部(商品名;HY540)とTiCフィラー
525重量部(日本新金属製)および架橋剤5重量部
(商品名;パーヘキシン25B)を加え、均質に分散さ
せて、その後、さらにフッ化ブタンを1重量部加え、1
50℃で15分混練して本発明のPTC組成物を製造し
た。
100重量部(商品名;HY540)とTiCフィラー
525重量部(日本新金属製)および架橋剤5重量部
(商品名;パーヘキシン25B)を加え、均質に分散さ
せて、その後、さらにフッ化ブタンを1重量部加え、1
50℃で15分混練して本発明のPTC組成物を製造し
た。
【0017】次いで、片面を粗面加工した厚さ25μm
のニッケル箔2枚の粗面間に前記PTC組成物を挟み、
厚さ300μmになるように加圧、延展後、200℃で
15分熱硬化させた。
のニッケル箔2枚の粗面間に前記PTC組成物を挟み、
厚さ300μmになるように加圧、延展後、200℃で
15分熱硬化させた。
【0018】PTC抵抗素子は、ニッケル箔に接合され
た前記PTC組成物を外径10mmφ:内径6mmφの
リング状に切り出し作製した。
た前記PTC組成物を外径10mmφ:内径6mmφの
リング状に切り出し作製した。
【0019】このPTC抵抗素子のスイッチング動作時
の抵抗変化を測定し、その結果を図1に示した。本発明
の室温における抵抗率は0.8Ω・cmで、5A・30
Vを通電すると、4秒でスイッチングし、スイッチング
時の抵抗率は107Ω・cmと従来品(105Ω・c
m)よりも高く、自然冷却して室温まで下がったときの
抵抗値は、初期抵抗率も1.0Ω・cmと従来品(1.5
Ω・cm)よりも安定な繰り返し電流遮断を行えること
が確認された。
の抵抗変化を測定し、その結果を図1に示した。本発明
の室温における抵抗率は0.8Ω・cmで、5A・30
Vを通電すると、4秒でスイッチングし、スイッチング
時の抵抗率は107Ω・cmと従来品(105Ω・c
m)よりも高く、自然冷却して室温まで下がったときの
抵抗値は、初期抵抗率も1.0Ω・cmと従来品(1.5
Ω・cm)よりも安定な繰り返し電流遮断を行えること
が確認された。
【0020】(実施の形態2)高密度ポリエチレン樹脂
100重量部(商品名;HY540)とチタネート系カ
ップリン剤(商品名;KR−TTS)でカップリング処
理を施したTiCフィラー525重量部(日本新金属
製)および架橋剤5重量部(商品名;パーヘキシン25
B)を加え、均質に分散させて、その後、さらにフッ化
ブタンを1重量部加え、150℃で15分混練して本発
明のPTC組成物を製造した。
100重量部(商品名;HY540)とチタネート系カ
ップリン剤(商品名;KR−TTS)でカップリング処
理を施したTiCフィラー525重量部(日本新金属
製)および架橋剤5重量部(商品名;パーヘキシン25
B)を加え、均質に分散させて、その後、さらにフッ化
ブタンを1重量部加え、150℃で15分混練して本発
明のPTC組成物を製造した。
【0021】次いで、片面を粗面加工した厚さ25μm
のニッケル箔2枚の粗面間に前記PTC組成物を挟み、
厚さ300μmになるように加圧、延展後、200℃で
15分熱硬化させた。
のニッケル箔2枚の粗面間に前記PTC組成物を挟み、
厚さ300μmになるように加圧、延展後、200℃で
15分熱硬化させた。
【0022】PTC抵抗素子は、ニッケル箔に接合され
た前記PTC組成物を外径10mmφ:内径6mmφの
リング状に切り出し作製した。
た前記PTC組成物を外径10mmφ:内径6mmφの
リング状に切り出し作製した。
【0023】このPTC抵抗素子のスイッチング動作時
の抵抗変化を測定し、その結果を図2に示した。本発明
の室温における抵抗率は0.8Ω・cmで、5A・30
Vを通電すると、4秒でスイッチングし、スイッチング
時の抵抗率は107Ω・cmと従来品(105Ω・c
m)よりも高く、自然冷却して室温まで下がったときの
抵抗値は初期抵抗率も0.9Ω・cmと従来品(1.5Ω
・cm)よりも安定な繰り返し電流遮断を行えることが
確認された。
の抵抗変化を測定し、その結果を図2に示した。本発明
の室温における抵抗率は0.8Ω・cmで、5A・30
Vを通電すると、4秒でスイッチングし、スイッチング
時の抵抗率は107Ω・cmと従来品(105Ω・c
m)よりも高く、自然冷却して室温まで下がったときの
抵抗値は初期抵抗率も0.9Ω・cmと従来品(1.5Ω
・cm)よりも安定な繰り返し電流遮断を行えることが
確認された。
【0024】(実施の形態3)高密度ポリエチレン樹脂
60重量部(商品名;HY540)とポリプロピレン樹
脂40重量部とTiCフィラー525重量部(日本新金
属製)および架橋剤5重量部(商品名;パーヘキシン2
5B)を加え、均質に分散させて、その後、さらにフッ
化ブタンを1重量部加え、150℃で15分混練して本
発明の導電性組成物を製造した。
60重量部(商品名;HY540)とポリプロピレン樹
脂40重量部とTiCフィラー525重量部(日本新金
属製)および架橋剤5重量部(商品名;パーヘキシン2
5B)を加え、均質に分散させて、その後、さらにフッ
化ブタンを1重量部加え、150℃で15分混練して本
発明の導電性組成物を製造した。
【0025】次いで、片面を粗面加工した厚さ25μm
のニッケル箔2枚の粗面間に前記導電性組成物を挟み、
厚さ300μmになるように加圧、延展後、200℃で
15分熱硬化させた。
のニッケル箔2枚の粗面間に前記導電性組成物を挟み、
厚さ300μmになるように加圧、延展後、200℃で
15分熱硬化させた。
【0026】PTC抵抗素子は、ニッケル箔に接合され
た前記導電性組成物を外径10mmφ:内径6mmφの
リング状に切り出し作製した。
た前記導電性組成物を外径10mmφ:内径6mmφの
リング状に切り出し作製した。
【0027】このPTC抵抗素子の繰り返し電流遮断時
の抵抗変化を測定した。その結果を表1に示す。
の抵抗変化を測定した。その結果を表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】表1より、本発明の室温における抵抗率が
0.6Ω・cmとなり、ポリマーブレンドをしていない
PTC抵抗素子(抵抗率;0.8Ω・cm)よりも抵抗
値を20%低減させることができた。
0.6Ω・cmとなり、ポリマーブレンドをしていない
PTC抵抗素子(抵抗率;0.8Ω・cm)よりも抵抗
値を20%低減させることができた。
【0030】実施の形態1〜3において、高密度ポリエ
チレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、金属系導電性フィラ
ーとしてTiCフィラーを使用したが、特にそれらに限
定するものではない。また、ポリマーとの組み合わせと
して、高密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂を
使用したが、特にそれらに限定するものではない。
チレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、金属系導電性フィラ
ーとしてTiCフィラーを使用したが、特にそれらに限
定するものではない。また、ポリマーとの組み合わせと
して、高密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂を
使用したが、特にそれらに限定するものではない。
【0031】
【発明の効果】以上、説明したごとく、本発明によれ
ば、繰り返し使用に対して安定で再現性が良好なPTC
効果を有し、かつ、スイッチング温度以上で高い抵抗率
をもつPTC組成物が提供できる。
ば、繰り返し使用に対して安定で再現性が良好なPTC
効果を有し、かつ、スイッチング温度以上で高い抵抗率
をもつPTC組成物が提供できる。
【図1】実施の形態1によるスイッチング動作時の抵抗
率の変化を示す図。
率の変化を示す図。
【図2】実施の形態2によるスイッチング動作時の抵抗
率の変化を示す図。
率の変化を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 101/16 C08L 101/00
Claims (3)
- 【請求項1】 結晶性高分子100重量部に対して金属
系導電性フィラー300〜550重量部、架橋剤0.0
1〜100重量部、フロオロアルキル0.01〜50重
量部が配合されてなることを特徴とするPTC組成物。 - 【請求項2】 前記金属系導電性フィラーがチタネート
化合物カップリング剤で表面処理されていることを特徴
とする請求項1記載のPTC組成物。 - 【請求項3】 前記結晶性高分子が1種類の熱可塑性高
分子もしくは2種類以上の高分子をブレンドした高分子
アロイであることを特徴とする請求項1または2記載の
PTC組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26182199A JP2001085202A (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | Ptc組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26182199A JP2001085202A (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | Ptc組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001085202A true JP2001085202A (ja) | 2001-03-30 |
Family
ID=17367206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26182199A Pending JP2001085202A (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | Ptc組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001085202A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8164414B2 (en) | 2004-06-08 | 2012-04-24 | Tyco Electronics Japan G.K. | Polymer PTC element |
-
1999
- 1999-09-16 JP JP26182199A patent/JP2001085202A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8164414B2 (en) | 2004-06-08 | 2012-04-24 | Tyco Electronics Japan G.K. | Polymer PTC element |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4664556B2 (ja) | 導電性ポリマー組成物 | |
JP3930905B2 (ja) | 導電性ポリマー組成物およびデバイス | |
US6090313A (en) | High temperature PTC device and conductive polymer composition | |
JP3785415B2 (ja) | 導電性ポリマー組成物 | |
JP3333913B2 (ja) | 導電性重合体組成物及びptc装置 | |
US6074576A (en) | Conductive polymer materials for high voltage PTC devices | |
EP2592628A1 (en) | Conductive composite material with positive temperature coefficient of resistance and over-current protection component | |
JPH0819174A (ja) | Ptc素子を有する保護回路 | |
JP3813611B2 (ja) | Ptc特性を有する導電性重合体、この重合体のptc特性を制御する方法およびこの重合体を用いた電子デバイス | |
JP2001085203A (ja) | Ptc組成物 | |
TWI269317B (en) | Over-current protection device | |
JP2001085202A (ja) | Ptc組成物 | |
JP2000331804A (ja) | Ptc組成物 | |
JP2002012777A (ja) | フィブリル状繊維を含む導電性高分子組成物およびその素子 | |
JPH08191003A (ja) | Ptc抵抗体の製造方法およびそれで製造された抵抗体 | |
JP2000331803A (ja) | Ptc組成物 | |
JPH11329675A (ja) | Ptc組成物 | |
TWI842778B (zh) | Pptc組成物及具有低熱降額及低製程跳躍的裝置 | |
JP2911530B2 (ja) | 低温型ptc材料を用いたptc素子 | |
JP2002025806A (ja) | Ptc組成物、ptc素子及びptc素子の製造方法 | |
JPH10116702A (ja) | Ptc組成物 | |
JP2000235901A (ja) | Ptc抵抗素子 | |
JPH052961A (ja) | ポリマースイツチ及びその製造方法 | |
TW201712698A (zh) | 過電流保護裝置 | |
JPH1126206A (ja) | Ptc組成物及びptc素子とそれを用いた過電流保護素子 |