JP2001085099A - 防水栓 - Google Patents

防水栓

Info

Publication number
JP2001085099A
JP2001085099A JP26246999A JP26246999A JP2001085099A JP 2001085099 A JP2001085099 A JP 2001085099A JP 26246999 A JP26246999 A JP 26246999A JP 26246999 A JP26246999 A JP 26246999A JP 2001085099 A JP2001085099 A JP 2001085099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waterproof plug
electric wire
peripheral surface
die
cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP26246999A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Murakami
孝夫 村上
Naoto Taguchi
直人 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP26246999A priority Critical patent/JP2001085099A/ja
Priority to DE10045706A priority patent/DE10045706B4/de
Priority to US09/664,387 priority patent/US6341984B1/en
Publication of JP2001085099A publication Critical patent/JP2001085099A/ja
Priority to US09/847,348 priority patent/US6383021B1/en
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾性応力限界値の低い材料、例えば熱可塑性
エラストマー樹脂で成形した場合にも、型抜き時に塑性
変形が生じにくく、寸法安定性を高めることのできる防
水栓を提供する。 【解決手段】 電線挿通孔12とその周囲を取り囲む筒
状肉部13を有し、電線挿通孔12の貫通方向を型抜き
方向として成形型21,22により成形され、筒状肉部
13の内周面と外周面の少なくとも一方に、型抜き方向
と交差する周方向に沿った環状凸部15が設けられた防
水栓10において、筒状肉部13の内周面と外周面の一
方にのみ環状凸部15を形成し、他方を型抜き方向にス
トレートな面14として構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防水コネクタのハ
ウジングと電線との間に介在されて、コネクタ内部をシ
ールする防水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】防水コネクタにおいては、外部からの水
等の侵入を防止するために、挿入された端子に接続した
電線毎にシール部材を装着して防水構造としている。或
いは、電線毎にシールする部分をマット状のシール部材
に一体的に複数成形し、該マット状のシール部材をコネ
クタハウジングの後部に装着することで、全部の電線に
対する防水構造としている。前者のシール部材はセパレ
ート型の防水栓と呼ばれ、後者のシール部材はマット型
の防水栓と呼ばれている。
【0003】実開昭62−201480号公報には前者
のセパレート型の防水栓が開示されている。図8を用い
てその防水栓1を説明する。
【0004】この防水栓1は、電線挿通孔2と、その周
囲を取り囲む筒状肉部3とを有するもので、中央孔を電
線挿通孔2とし、周壁を筒状肉部3とする独立した円筒
体よりなる。
【0005】この種の防水栓1は、通常シリコンゴムや
NBR等のゴム材により構成され、電線挿通孔2の貫通
方向を型抜き方向として成形型により成形されており、
筒状肉部3の外周面と内周面の両方に、型抜き方向と交
差する周方向に沿った環状凸部4,5が形成されてい
る。
【0006】これらの環状凸部4,5は、図9に示すよ
うに、コネクタハウジング6の挿入孔7の内周壁と電線
Wの外周と間に防水栓1を介在させたとき、挿入孔7の
内周壁と電線Wの外周に防水栓1を強く密着させるため
に設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の防水栓1では、筒状肉部3の内周面と外周面の両方
に環状凸部4,5を設けているが、そうした場合、型抜
きするときに製品に無理な力がかかりやすい。
【0008】したがって、従来のように弾性応力限界値
の高いゴムを材料に使用する場合は特に問題は生じない
が、上記ゴムに比べて弾性応力限界値の低い熱可塑性エ
ラストマー樹脂等(例:TPEE)で成形する場合、型
開き時に製品が塑性変形しやすく、寸法安定性に欠ける
という問題がある。
【0009】本発明は、上記事情を考慮し、弾性応力限
界値の低い材料、例えば熱可塑性エラストマー樹脂で成
形した場合にも、型抜き時に塑性変形が生じにくく、寸
法安定性を高めることのできる防水栓を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電線
挿通孔とその周囲を取り囲む筒状肉部を有し、電線挿通
孔の貫通方向を型抜き方向として成形型により成形さ
れ、筒状肉部の内周面と外周面の少なくとも一方に、前
記型抜き方向と交差する周方向に沿った環状凸部が設け
られた防水栓において、前記筒状肉部の内周面と外周面
の一方にのみ前記環状凸部を形成し、他方を型抜き方向
にストレートな面として構成したことを特徴とする。
【0011】この防水栓では、筒状肉部の内周面と外周
面の一方にのみ環状凸部を設け、他方をストレートな面
としているので、最初にストレートな面の方の成形型を
型抜きし、次に環状凸部のある面の方の成形型を型抜き
する。そうすることで、ストレートな面の型抜きをする
際に、防水栓に無理な力が加わらなくなる。また、環状
凸部のある面の型抜きの際に、反対側の面が解放されて
いることで自由な変形ができるようになり、型抜きによ
る無理な力が防水栓に加わらなくなる。つまり、外周面
の型抜きの際にも内周面の型抜きの際にも無理な力が加
わらなくなる。したがって、弾性応力限界値の低い材料
で成形した場合にも、型抜き時の塑性変形を防止するこ
とができ、寸法安定性を高めることができる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1記載の防水栓
であって、中心孔を前記電線挿通孔とし周壁を前記筒状
肉部とする独立した円筒体よりなることを特徴とする。
【0013】この防水栓は、電線とハウジングの挿通孔
の間にそれぞれ独立して挿入する、いわゆるセパレート
型のものである。この発明では、その種の防水栓におい
て、弾性応力限界値の低い材料で成形した場合にも、型
抜き時の塑性変形を防止することができ、寸法安定性を
高めることができる。
【0014】請求項3の発明は、請求項1記載の防水栓
であって、マット状のシール部材に一体的に前記電線挿
通孔と筒状肉部を複数形成すると共に、各筒状肉部の内
周面にのみ前記環状凸部を形成し、筒状肉部の外周面は
型抜き方向にストレートな面として構成したことを特徴
とする。
【0015】この防水栓は、各電線挿通孔に電線を挿通
させた状態で、コネクタハウジングの後端に装着される
ことで、全部の電線とコネクタハウジングの隙間をシー
ルする、いわゆるマット型のものである。この発明で
は、その種の防水栓において、弾性応力限界値の低い材
料で成形した場合にも、型抜き時の塑性変形を防止する
ことができ、寸法安定性を高めることができる。
【0016】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載の防水栓であって、熱可塑性エラストマー樹脂
を材料として成形されていることを特徴とする。
【0017】熱可塑性エラストマー樹脂は、「熱可塑性
樹脂」と「ゴム」との性質を兼ね備えた材料で、この熱
可塑性エラストマー樹脂で防水栓を成形することによ
り、例えば、従来のゴム材(シリコンゴムやNBR)よ
りも、成形時間を大幅に減らすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0019】図1は、本発明の第1実施形態のセパレー
ト型の防水栓10を示す断面図である。この防水栓10
は、電線挿通孔12とその周囲を取り囲む筒状肉部13
とを有するもので、中央孔を電線挿通孔12とし、周壁
を筒状肉部13とする独立した略円筒体よりなる。
【0020】この防水栓10は、熱可塑性エラストマー
樹脂を材料とし、電線挿通孔12の貫通方向を型抜き方
向として成形型により成形されており、筒状肉部13の
内周面のみに型抜き方向と交差する周方向に沿った環状
凸部15が複数段形成され、外周面は型抜き方向にスト
レートな面14として構成されている。
【0021】内周面の環状凸部15は、従来と同様に電
線に対する密着度を増すため、及び電線の外周とコネク
タハウジングの挿入孔の内周間に防水栓10が圧入され
た際に、自身が圧縮されることで、外周のストレートな
面14をコネクタハウジングの挿入孔の内周壁に強く密
着させるために設けられている。
【0022】この防水栓10を成形する場合は、図2に
示すように、主に外周面を成形する固定型21と、主に
内周面を成形する可動型22とを用いて行う。固定型2
1には、防水栓10の外周形状を形作るための凹状の成
形面21aが設けられ、可動型22には、防水栓10の
内周形状を形作るための凸状の成形ロッド23が突設さ
れている。この成形ロッド23には、環状凸部15を有
した内周面形状を形作るための波形の凹凸面23aが設
けられている。
【0023】可動型22は、背面側の第1可動型22a
と、第1可動型22aに対して前後方向に相対移動し得
る前面側の第2可動型22bとを備えている。前記成形
ロッド23は背面側の第1可動型22aに突設されてお
り、先端部が第2可動型22bの開口22cより前方に
突出している。第2可動型22bには、第1可動型22
aより第2可動型22bを前方に押し出す押し出しロッ
ド25が設けられている。
【0024】固定型21と可動型22を型締めして、熱
可塑性エラストマー樹脂を注入し、防水栓10を成形し
たら、図2(a)に示すように、可動型22を矢印
(イ)方向に開く。
【0025】このとき、防水栓10の筒状肉部13の外
周面はストレートな面14で構成され、内周面は環状凸
部15を有する凹凸面で構成されているので、防水栓1
0は無理な力を受けることなく固定型21から抜け、可
動型22の方に残る。
【0026】次いで、図2(b)に示すように、押し出
しロッド25により第2可動型22bを矢印(ロ)のよ
うに前方に押し出すことで、成形ロッド23の先端部外
周に保持されている防水栓10を成形ロッド23から抜
き落とす。以上により、製品である防水栓10を得るこ
とができる。
【0027】上記の工程において、第1段階で、固定型
21から防水栓10を型抜きする際に、ストレートな面
14に沿って型抜きするので、防水栓10に無理な力が
加わらなくなる。また、第2段階で、成形ロッド23を
備えた可動型22から防水栓10を型抜きする際に、既
に反対側の外周面が解放されており自由な変形を許容す
るようになっているので、型抜きによる無理な力が防水
栓10に加わらなくなる。
【0028】つまり、外周面の型抜きの際にも内周面の
型抜きの際にも無理な力が加わらなくなり、弾性応力限
界値の低い熱可塑性エラストマー樹脂で成形した場合に
も、型抜き時の塑性変形を防止することができて、寸法
安定性を高めることができる。
【0029】次に本発明の第2実施形態を説明する。
【0030】図3は第2実施形態のセパレート型の防水
栓30を示す断面図である。この防水栓30は、電線挿
通孔32とその周囲を取り囲む筒状肉部33とを有する
もので、中央孔を電線挿通孔32とし、周壁を筒状肉部
33とする独立した円筒体よりなる。
【0031】この防水栓30は、熱可塑性エラストマー
樹脂を材料とし、電線挿通孔32の貫通方向を型抜き方
向として成形型により成形されており、筒状肉部33の
外周面のみに型抜き方向と交差する周方向に沿った環状
凸部34が複数段形成され、内周面は型抜き方向にスト
レートな面35として構成されている。
【0032】外周面の環状凸部34は、従来と同様にコ
ネクタハウジングの挿入孔の内周面に対する密着度を増
すため、及び、電線の外周とコネクタハウジングの挿入
孔の内周間に防水栓30が圧入された際に、自身が圧縮
されることで、内周のストレートな面35を電線の外周
に強く密着させるために設けられている。
【0033】この防水栓30を成形する場合は、図4に
示すように、主に内周面を成形する固定型41と、主に
外周面を成形する可動型42とを用いて行う。固定型4
1には、防水栓30の内周形状を形作るための成形ロッ
ド43が突設され、可動型42には、防水栓30の外周
形状を形作るための凹状の成形面42aが形成されてい
る。この成形面42aには、防水栓30の環状凸部34
を有した外周面形状を形作るための波形の凹凸が設けら
れている。また、可動型42には押し出しロッド44が
設けられ、該可動型42内に残った防水栓30を押し出
すことができるようになっている。
【0034】固定型41と可動型42を型締めして、熱
可塑性エラストマー樹脂を注入し、防水栓30を成形し
たら、図4(a)に示すように、可動型42を矢印
(ハ)方向に開く。
【0035】このとき、防水栓30の筒状肉部33の内
周面はストレートな面35で構成され、外周面は環状凸
部34を有する凹凸面で構成されているので、防水栓3
0は無理な力を受けることなく固定型41から抜け、可
動型42の方に残る。
【0036】次いで、図4(b)に示すように、押し出
しロッド44により可動型42内に残った防水栓30を
矢印(ニ)のように前方に押し出すことで、防水栓30
を抜き落とす。以上により、製品である防水栓30を得
ることができる。
【0037】上記の工程において、第1段階で、固定型
41から防水栓30を型抜きする際に、ストレートな面
35に沿って型抜きするので、防水栓30に無理な力が
加わらなくなる。また、第2段階で、可動型42から防
水栓30を型抜きする際に、既に反対側の内周面が解放
されており自由な変形を許容するようになっているの
で、型抜きによる無理な力が防水栓30に加わらなくな
る。
【0038】つまり、内周面の型抜きの際にも外周面の
型抜きの際にも無理な力が加わらなくなり、弾性応力限
界値の低い熱可塑性エラストマー樹脂で成形した場合に
も、型抜き時の塑性変形を防止することができて、寸法
安定性を高めることができる。
【0039】次に本発明の第3実施形態を説明する。
【0040】図5は第3実施形態のマット型の防水栓8
4を使用した防水コネクタMの分解斜視図、図6はその
マット型の防水栓84の断面図、図7はそのマット型の
防水栓84を装着した防水コネクタMの仮組状態を示す
側断面図である。
【0041】まず、防水コネクタMについて説明する
と、この防水コネクタMは、複数の端子収容室811を
有する硬質合成樹脂製の雄型のコネクタハウジング81
と、電線Wの先端に取り付けられてコネクタハウジング
81の各端子収容室811に挿入セットされる雌端子9
00と、コネクタハウジング81の下側に装着されて各
端子収容室811に収容された雌端子900を係止する
硬質合成樹脂製のスペーサ83と、コネクタハウジング
811の正面に下側から装着されて相手コネクタFの雄
端子920の前記雌端子900への接続を案内する硬質
合成樹脂製のフロントカバー82と、各端子収容室81
1に対応した複数の電線挿通孔841を有しコネクタハ
ウジング81の後端面に密着させられるマット型の防水
栓84と、このマット型の防水栓84をコネクタハウジ
ング81の後端面に対して押さえ付ける硬質合成樹脂製
のリヤホルダ85とを備えている。
【0042】また、その他に、相手コネクタFと嵌合し
たときのロック手段を解除操作するためのロック解除ピ
ン86や、コネクタの半嵌合検知用の短絡端子87など
も備えている。
【0043】図7に示すように、コネクタハウジング8
1には、前後方向に貫通する端子収容室811が複数設
けられ、各端子収容室811の下面には、それぞれ挿入
セットされた雌端子900を抜け止め係止するための可
撓性を有した端子係止腕としてのランス812が設けら
れている。また、コネクタハウジング81の端子収容室
811を避けた位置には、リヤホルダ85の係止アーム
854,855(図5参照)を挿入するための係止アー
ム挿入孔814,818が設けられている。また、コネ
クタハウジング81の上面部には、相手コネクタFと嵌
合したときに該相手コネクタFのコネクタハウジングと
相互ロックするロックアーム815が設けられ、コネク
タハウジング81の下面部には、スペーサ83を挿入す
るためのスペーサ挿入凹部813が設けられている。
【0044】ロックアーム815は、先端支点部815
aが片持支持された状態で、後方に自由端部815cを
延ばしており、先端支点部815aを支点にして、自由
端部815c側が定位置から下方に弾性変形するように
なっている。ロックアーム815の先端支点部815a
から自由端部815cに至る途中の上面には、両コネク
タM,Fを正規嵌合位置まで嵌合したときに、相手コネ
クタF側のコネクタハウジングに突設した係止突部(図
示略)と係合する係止突起815bが設けられている。
ロックアーム815の自由端部815cには、U形断面
状の傾斜した解除操作部815dが設けられており、こ
の傾斜した解除操作部815dの傾斜壁に後方からロッ
ク解除ピン86の先端を突き当てることで、傾斜壁面の
作用により、ロックアーム815を解除方向である下方
に撓ませることができるようになっている。
【0045】コネクタハウジング81の後壁面には、ロ
ックアーム815の解除操作部815dに向けて貫通し
たロック解除ピン貫通孔816が設けられており、この
ロック解除ピン貫通孔816に、ロック解除ピン86の
軸部861の先端が挿入されている。ロック解除ピン8
6の軸部861の先端は半球部862となっており、ロ
ックアーム815の傾斜した解除操作部815dにこの
半球部862が当接するようになっている。
【0046】ロックアーム815の下側の空間には、短
絡端子87が収容されている。短絡端子87には、ロッ
クアーム815の撓みに応動するバネ片871が設けら
れており、このバネ片871の上面に接点872が突設
されている。この短絡端子87は、本防水コネクタMを
相手コネクタFに対して嵌合させたときに、その嵌合状
態を電気的に検知するための機構の構成要素である。す
なわち、本防水コネクタMと相手コネクタFとが正常に
嵌合しているときには、相手コネクタF側の2つの嵌合
検知端子(図示略)が接点872に接触して、これら嵌
合検知端子間が短絡する。また、本防水コネクタMが相
手コネクタFと半嵌合状態にあるときは、下方に撓むロ
ックアーム815に押されてバネ片871が下方に押圧
変形させられるので、接点872と嵌合検知端子とが非
接触となり、嵌合検知端子間が短絡状態とならなくな
る。従って、外部から嵌合検知端子間の短絡の有無を確
認することにより、両コネクタが正規の嵌合状態にある
か、半嵌合状態にあるかを検知することができ、短絡端
子87が、そのための機構の構成要素となっているので
ある。
【0047】コネクタハウジング81の正面にはフロン
トカバー82が下方から装着されている。フロントカバ
ー82には、雄端子900の挿入を案内する案内孔82
1が形成されている。また、コネクタハウジング81の
下面部に設けたスペーサ挿入凹部813にはスペーサ8
3が挿入されている。
【0048】このスペーサ83は、端子収容室811に
挿入セットされた端子900を、ランス812と共に二
重係止するためのもので、仮係止位置にあるときには端
子900の挿入を許し、本係止位置まで押し込まれたと
きには、端子900をランス812と共に二重係止す
る。
【0049】このスペーサ83には、コネクタハウジン
グ81の端子収容室811に対応した端子挿通孔831
が設けられている。また、このスペーサ83には、リヤ
ホルダ85の下部係止アーム854の挿入孔832が設
けられており、この下部係止アーム挿入孔832の内周
底面には、スペーサ83を本係止位置まで押し込んだと
きに、下部係止アーム854の係止孔854aと係合し
て、リヤホルダ85を定位置に本係止する係合突起83
3が設けられている。
【0050】また、コネクタハウジング81の後壁面に
はマット型の防水栓84が装着されており、その更に後
側に配されたリヤホルダ85が防水栓84を挟んでい
る。この防水栓84は、熱可塑性エラストマー樹脂によ
り一体成形されたものである。
【0051】図5,図6に示すように、このマット型の
防水栓84には、端子収容室811に対応した複数の電
線挿通孔841が貫通形成されている。また、ロック解
除ピン86を液密シールしながら貫通させるための貫通
孔845、及び、リヤホルダ85の係止アーム854,
855を液密シールしながら貫通させるための貫通孔8
44,848も貫通形成されている。
【0052】防水栓84の後面には、各電線挿通孔84
1の周囲に筒状肉部842を残しながら凹所843が形
成されている。凹所843の外周部は、筒状肉部842
の突出高さと同じ高さの外周壁847によって画成され
ている。筒状肉部842は、隣接するもの同士を複数合
体させることでブロック化されている。
【0053】筒状肉部842によって囲まれた電線挿通
孔841の内周面には、電線Wに対する密着度を高める
ために、電線挿通孔841の貫通方向に2段に並んだ波
形断面の環状凸部841aが設けられている。同様に、
凹所843を画成する外周壁847の外周面にも、相手
コネクタFと嵌合した際に相手コネクタハウジングとの
密着度を高めるために、2段の波形断面の環状凸部84
7aが設けられている。
【0054】また、防水栓84に貫通形成したロック解
除ピン86の貫通孔845の周囲にも円筒状肉部846
が設けられている。この円筒状肉部846は、コネクタ
ハウジング81側のロック解除ピン貫通孔816の内周
に嵌合するように防水栓84の前面に突設されており、
この円筒状肉部846の内周面にも、ロック解除ピン8
6の軸部861の外周との密着度を高めるための環状凸
部845aが2段設けられている。
【0055】この防水栓84は、電線挿通孔841やロ
ック解除ピン貫通孔845の貫通方向を型抜き方向とし
て成形型により成形されており、筒状肉部842や円筒
状肉部846の内周面、あるいは外周壁847の外周面
に形成した前述の環状凸部841a,845a,847
aが、型抜き方向と交差する方向に形成されている。し
たがって、環状凸部841a,845a,847aを形
成した面と反対側の面にも同じような環状凸部を形成す
ると、従来と同じ型抜き時の問題を起こすおそれがあ
る。
【0056】そこで、この防水栓84では、環状凸部8
41a,845a,847aを形成した面と反対側の面
は型抜き方向にストレートな面で構成し、その代わり
に、その面の肉厚を少し増して潰し代842a,846
a,847bを確保している。
【0057】即ち、電線挿通孔841の周囲の筒状肉部
842の外周面の根元側には、凹所843にリヤホルダ
85の押圧凸部852を圧入した際に潰れる潰し代84
2aが設けられている。また、ロック解除ピン貫通孔8
45の周囲の円筒状肉部846の外周面の根元側にも、
コネクタハウジング81のロック解除ピン貫通孔816
に円筒状肉部846を嵌合した状態で内部にロック解除
ピン86を貫通させた際に潰れる潰し代846aが設け
られている。また、外周壁847の内周面の根元側に
は、凹所843にリヤホルダ85の押圧凸部852を圧
入した際に潰れる潰し代847bが設けられている。
【0058】これらの潰し代842a,846a,84
7bを設けた部分は、反対側の面に環状凸部841a,
845a,847aがあるものの、ストレートな面で構
成されているので、型抜きの際に前述の実施形態と同様
に塑性変形しにくくなり、寸法安定性を保てるようにな
る。
【0059】また、上記の防水栓84をコネクタハウジ
ング81に対して押さえ付けるリヤホルダ85には、防
水栓84の電線挿通孔841に対応した電線挿通孔85
1が設けられ、リヤホルダ85の前面には、防水栓84
の凹所843に圧入する押圧凸部852が設けられてい
る。押圧凸部852の筒状肉部842と干渉する壁面
は、防水栓84側の潰し代842a、847bを押し潰
す押圧壁(アシスト壁)852aとなっており、この押
圧壁852aで筒状肉部842の潰し代842aを潰し
ながら、凹所843に押圧凸部852を圧入することに
より、筒状肉部842に電線挿通孔841の径方向の圧
縮力を作用させることができるようになっている。
【0060】また、リヤホルダ85には、ロック解除ピ
ン86を貫通させる貫通孔853が設けられている。ロ
ック解除ピン86は、この貫通孔853に軸部861を
挿入することで、貫通方向にスライド自在に案内され
る。このロック解除ピン86の頭部には、指で押すため
の円板状の操作部863が設けられている。
【0061】また、リヤホルダ85の前面には、下部係
止アーム854と、上部係止アーム855とが突設され
ている。下部係止アーム854は、スペーサ83の係合
突起833と係合する係止孔854aを有しており、上
部係止アーム855は、コネクタハウジング81側の係
合突部817と選択的に係合する第1係止突起855a
と第2係止突起855bとを有している。
【0062】次に、防水コネクタMの組立手順について
説明する。
【0063】まず、コネクタハウジング81の正面に下
側からフロントカバー82を装着し、同じく、コネクタ
ハウジング81の下面部に設けたスペーサ挿入凹部81
3に、下側からスペーサ83を装着する。この段階で
は、スペーサ83はコネクタハウジング81に対して仮
係止しておく。
【0064】また、コネクタハウジング81の後壁面に
防水栓84をセットして、防水栓84の前面に突設して
あるロック解除ピン845の周囲の円筒状肉部846
を、コネクタハウジング81に形成してあるロック解除
ピン貫通孔816に嵌め込む。次に、リヤホルダ85を
防水栓84の後面側に配置し、リヤホルダ85の下部係
止アーム854及び上部係止アーム855を、防水栓8
4の貫通孔844,848を通して、コネクタハウジン
グ81の下部係止アーム挿入孔814及び上部係止アー
ム挿入孔818にそれぞれ挿入する。
【0065】そして、上部係止アーム855により、リ
ヤホルダ85をコネクタハウジング81に仮係止する。
また、ロック解除ピン86は、リヤホルダ85の貫通孔
853を通して、コネクタハウジング81のロック解除
ピン貫通孔816に嵌合した円筒状肉部846のロック
解除ピン貫通孔845に挿入する。
【0066】次に、このようにリヤホルダ85を仮係止
した状態から、電線Wの先端に取り付けた端子900
を、リヤホルダの電線挿通孔851及び防水栓84の電
線挿通孔841を通して、コネクタハウジング81の端
子収容室811に挿入する。この際、リヤホルダ85が
仮係止位置にある状態では、防水栓84の電線挿通孔8
41の周囲の筒状肉部842にリヤホルダ85の押圧凸
部852が干渉していない。つまり、押圧凸部852が
防水栓84の凹所843に圧入されていず筒状肉部84
2が押圧されていないので、筒状肉部842が自由に拡
開できる状態にあり、そのため端子900の挿入が容易
にできる。
【0067】コネクタハウジング81の端子収容室81
1に端子900を挿入すると、端子900の通過に応じ
てランス812が弾性変形して復元することにより、端
子900が抜け止め係止される。
【0068】次に、上記リヤホルダ85を仮係止位置か
ら本係止位置まで押し込む。そうすると、リヤホルダ8
5の押圧凸部852が防水栓84の凹所843に圧入さ
れ、筒状肉部842の外周の潰し代842aや外周壁8
47の潰し代847bが押圧凸部852の押圧壁(アシ
スト壁)852aによって潰されることで、筒状肉部8
42に電線挿通孔841の径方向の圧縮力が作用し、そ
の圧縮力により筒状肉部842が電線Wに強く密着し、
これにより電線Wの貫通部分が確実にシールされる。ま
た、外周壁847については、相手コネクタFと嵌合す
る際の相手コネクタハウジングに対する密着力を増大す
べく、内周側よりバックアップ力が付与される。
【0069】同時に、リヤホルダ85の上部係止アーム
855が前進することで、リヤホルダ85がコネクタハ
ウジング81側に本係止される。また、ロック解除ピン
86も一緒に防水栓84のロック解除ピン貫通孔845
に挿入しておくことで、その部分も確実にシールされ
る。
【0070】最後に、スペーサ83を上に押し上げて本
係止させる。そうすると、スペーサ83の下部係止アー
ム挿入孔832内の係合突起833が、リヤホルダ85
の下部係止アーム854の係止孔854aに進入し、該
係止アーム854がロックされる。これにより、リヤホ
ルダ85が、下部係止アーム854及び上部係止アーム
855により本係止され、防水コネクタMが完成する。
【0071】この防水コネクタMの防水栓84によれ
ば、特にシールをする上で重要な役割を担う電線挿通孔
841の周囲の筒状肉部842、ロック解除ピン貫通孔
845の周囲の円筒状肉部846、及び外周壁847の
寸法安定性を、一方の面にのみ環状凸部841a,84
5a,847aを形成し他方の面をストレートな面とす
ることにより高めているので、確実で高いシール性能を
発揮することができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、電線挿通孔の周囲の筒状肉部の内周面と外周面
の一方にのみ環状凸部を設け、他方をストレートな面と
しているので、最初にストレートな面の方の成形型を型
抜きし、次に環状凸部のある面の方の成形型を型抜きす
ることで、外周面の型抜きの際にも内周面の型抜きの際
にも筒状肉部に無理な力が加わらなくなる。したがっ
て、弾性応力限界値の低い材料、例えば熱可塑性エラス
トマー樹脂で成形した場合にも、型抜き時の塑性変形を
防止することができ、寸法安定性を高めることができ
る。
【0073】請求項2の発明によれば、いわゆるセパレ
ート型の防水栓を弾性応力限界値の低い材料で成形した
場合にも、型抜き時の塑性変形を防止することができ、
寸法安定性を高めることができる。
【0074】請求項3の発明によれば、いわゆるマット
型の防水栓を弾性応力限界値の低い材料で成形した場合
にも、型抜き時の塑性変形を防止することができ、寸法
安定性を高めることができる。
【0075】請求項4の発明によれば、熱可塑性エラス
トマー樹脂で防水栓を成形することにより、従来のゴム
材(シリコンゴムやNBR)よりも、成形時間を大幅に
減らすることができる。例えば、従来のゴム材だと2分
程度かかっていた成形時間を30秒程度に減らすことが
でき、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の防水栓の断面図であ
る。
【図2】本発明の第1実施形態の防水栓の成形後の型抜
き方法の説明図で、(a)は第1段階を示す断面図、
(b)は第2段階を示す断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態の防水栓の断面図であ
る。
【図3】本発明の第2実施形態の防水栓の成形後の型抜
き方法の説明図で、(a)は第1段階を示す断面図、
(b)は第2段階を示す断面図である。
【図5】本発明の第3実施形態のマット型の防水栓を使
用した防水コネクタの分解斜視図である。
【図6】図5のマット型の防水栓の断面図でる。
【図7】図6のマット型の防水栓を装着した防水コネク
タの仮組状態を示す側断面図である。
【図8】従来の防水栓の断面図である。
【図9】従来の防水栓の使用状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 防水栓 12 電線挿通孔 13 筒状肉部 14 ストレートな面 15 環状凸部 21 固定型(成形型) 22 可動型(成形型) 30 防水栓 32 電線挿通孔 33 筒状肉部 34 環状凸部 35 ストレートな面 41 固定型(成形型) 42 可動型(成形型) 84 防水栓 841 電線挿通孔 842 筒状肉部 841a 環状凸部 842a 潰し代(ストレートな面)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月12日(1999.10.
12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の防水栓の断面図であ
る。
【図2】本発明の第1実施形態の防水栓の成形後の型抜
き方法の説明図で、(a)は第1段階を示す断面図、
(b)は第2段階を示す断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態の防水栓の断面図であ
る。
【図】本発明の第2実施形態の防水栓の成形後の型抜
き方法の説明図で、(a)は第1段階を示す断面図、
(b)は第2段階を示す断面図である。
【図5】本発明の第3実施形態のマット型の防水栓を使
用した防水コネクタの分解斜視図である。
【図6】図5のマット型の防水栓の断面図でる。
【図7】図6のマット型の防水栓を装着した防水コネク
タの仮組状態を示す側断面図である。
【図8】従来の防水栓の断面図である。
【図9】従来の防水栓の使用状態を示す断面図である。
【符号の説明】 10 防水栓 12 電線挿通孔 13 筒状肉部 14 ストレートな面 15 環状凸部 21 固定型(成形型) 22 可動型(成形型) 30 防水栓 32 電線挿通孔 33 筒状肉部 34 環状凸部 35 ストレートな面 41 固定型(成形型) 42 可動型(成形型) 84 防水栓 841 電線挿通孔 842 筒状肉部 841a 環状凸部 842a 潰し代(ストレートな面)
フロントページの続き Fターム(参考) 5E087 EE02 EE14 FF06 FF13 GG15 GG26 GG36 HH02 LL03 LL12 MM05 PP09 QQ06 RR12 RR25 RR29

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線挿通孔とその周囲を取り囲む筒状肉
    部を有し、電線挿通孔の貫通方向を型抜き方向として成
    形型により成形され、筒状肉部の内周面と外周面の少な
    くとも一方に、前記型抜き方向と交差する周方向に沿っ
    た環状凸部が設けられた防水栓において、 前記筒状肉部の内周面と外周面の一方にのみ前記環状凸
    部を形成し、他方を型抜き方向にストレートな面として
    構成したことを特徴とする防水栓。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の防水栓であって、 中心孔を前記電線挿通孔とし周壁を前記筒状肉部とする
    独立した円筒体よりなることを特徴とする防水栓。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の防水栓であって、 マット状のシール部材に一体的に前記電線挿通孔と筒状
    肉部を複数形成すると共に、各筒状肉部の内周面にのみ
    前記環状凸部を形成し、筒状肉部の外周面は型抜き方向
    にストレートな面として構成したことを特徴とする防水
    栓。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の防水栓
    であって、 熱可塑性エラストマー樹脂を材料として成形されている
    ことを特徴とする防水栓。
JP26246999A 1999-09-16 1999-09-16 防水栓 Abandoned JP2001085099A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26246999A JP2001085099A (ja) 1999-09-16 1999-09-16 防水栓
DE10045706A DE10045706B4 (de) 1999-09-16 2000-09-15 Wasserdichter Verbinder, Dichtungsteil und Verfahren zum Zusammenbau des wasserdichten Verbinders
US09/664,387 US6341984B1 (en) 1999-09-16 2000-09-18 Waterproof plug and waterproof connector incorporating the same
US09/847,348 US6383021B1 (en) 1999-09-16 2001-05-03 Waterproof plug and waterproof connector incorporating the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26246999A JP2001085099A (ja) 1999-09-16 1999-09-16 防水栓

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001085099A true JP2001085099A (ja) 2001-03-30

Family

ID=17376227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26246999A Abandoned JP2001085099A (ja) 1999-09-16 1999-09-16 防水栓

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001085099A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5725470U (ja) * 1980-07-18 1982-02-09
JPH07335311A (ja) * 1994-06-02 1995-12-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd 防水コネクタ用ゴム栓
JPH08180928A (ja) * 1994-10-24 1996-07-12 Yazaki Corp 防水コネクタ
JPH08315903A (ja) * 1995-05-19 1996-11-29 Toyota Motor Corp シール部材及びシール構造
JPH0945427A (ja) * 1995-08-01 1997-02-14 Sumitomo Wiring Syst Ltd 防水用ゴム栓
JPH10334982A (ja) * 1997-05-30 1998-12-18 Nippon Seiki Co Ltd グロメット

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5725470U (ja) * 1980-07-18 1982-02-09
JPH07335311A (ja) * 1994-06-02 1995-12-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd 防水コネクタ用ゴム栓
JPH08180928A (ja) * 1994-10-24 1996-07-12 Yazaki Corp 防水コネクタ
JPH08315903A (ja) * 1995-05-19 1996-11-29 Toyota Motor Corp シール部材及びシール構造
JPH0945427A (ja) * 1995-08-01 1997-02-14 Sumitomo Wiring Syst Ltd 防水用ゴム栓
JPH10334982A (ja) * 1997-05-30 1998-12-18 Nippon Seiki Co Ltd グロメット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5423233B2 (ja) コネクタ
US6332800B2 (en) Connector assembly having inertia locking mechanism
US6341984B1 (en) Waterproof plug and waterproof connector incorporating the same
US4639061A (en) Environmentally sealed connector
JP2921641B2 (ja) 防水コネクタ
JP4463665B2 (ja) 防水コネクタ
CN106785547B (zh) 连接器及其制造方法以及线束
JP2907373B2 (ja) コネクタのロック結合検知構造
US4648672A (en) Wire seal
KR20040044104A (ko) 스퀴브의 션트
WO2017217061A1 (ja) コネクタの防水構造及びコネクタハウジングの製造方法
US5879178A (en) Waterproof connector housing
JP3194698B2 (ja) 防水コネクタ
EP0884805A2 (en) Connector and method for manufacturing the same
US20100055954A1 (en) Sealed electrical connector
JP2001085099A (ja) 防水栓
JP6438675B2 (ja) コネクタの防水構造
JPS6330140Y2 (ja)
JP5258802B2 (ja) プラグ電気コネクタ及びこれとレセプタクル電気コネクタとを有する電気コネクタ組立体
JP2001110504A (ja) 防水コネクタ
US7201614B2 (en) Method of making micro coaxial connector
JPH0864294A (ja) スキブコネクタハウジング及びその製造方法
JP3136909B2 (ja) コネクタ
JPH0538780U (ja) 防水コネクタ
JP3670532B2 (ja) 防水コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040831

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20041029