JP2001084974A - 電池パック - Google Patents
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- JP2001084974A JP2001084974A JP25960599A JP25960599A JP2001084974A JP 2001084974 A JP2001084974 A JP 2001084974A JP 25960599 A JP25960599 A JP 25960599A JP 25960599 A JP25960599 A JP 25960599A JP 2001084974 A JP2001084974 A JP 2001084974A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電池パックケース1内部で発生したガスは防
水通気孔1bの通路1aを通じて外部に抜けるが、外部
からの水はラビリンス構造の通路1aに遮られて浸入し
難い電池パックを提供する。 【解決手段】 通路1aが内部で折れ曲がりラビリンス
構造となった防水通気孔1bを電池パックケース1に設
ける。
水通気孔1bの通路1aを通じて外部に抜けるが、外部
からの水はラビリンス構造の通路1aに遮られて浸入し
難い電池パックを提供する。 【解決手段】 通路1aが内部で折れ曲がりラビリンス
構造となった防水通気孔1bを電池パックケース1に設
ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1個又は2個以上
の電池を電池パックケースに収納し密閉した電池パック
に関する。
の電池を電池パックケースに収納し密閉した電池パック
に関する。
【0002】
【従来の技術】ニッケルカドミウム二次電池を用いた従
来の電池パックの構成例を示す。この電池パックは、図
5に示すようなニッケルカドミウム二次電池4を図6に
示すような電池パックケース1に密閉収納したものであ
る。ニッケルカドミウム二次電池4は、10個の単電池
7を直列接続にし、熱収縮チューブ8で束ねて組電池と
したものである。また、このニッケルカドミウム二次電
池4からは、リード線6が引き出され、このリード線6
の先端にはコネクタ9が接続されている。
来の電池パックの構成例を示す。この電池パックは、図
5に示すようなニッケルカドミウム二次電池4を図6に
示すような電池パックケース1に密閉収納したものであ
る。ニッケルカドミウム二次電池4は、10個の単電池
7を直列接続にし、熱収縮チューブ8で束ねて組電池と
したものである。また、このニッケルカドミウム二次電
池4からは、リード線6が引き出され、このリード線6
の先端にはコネクタ9が接続されている。
【0003】電池パックケース1は、プラスチックを箱
型容器状に成形した下ケース2と上ケース3の開口端縁
面同士を上下に重ね合せて、接合部を超音波溶接により
溶着し密閉したものである。ニッケルカドミウム二次電
池4は、これら下ケース2と上ケース3が接合される前
に内部に収納される。また、このニッケルカドミウム二
次電池4のリード線6は、電池パックケース1の接合部
に開口されたリード線引き出し口を通して外部に引き出
される。この際、電池パックケース1のリード線引き出
し口には、リード線6に外挿された封止材5が嵌まり込
み、これによってリード線6とリード線引き出し口との
間が封止される。
型容器状に成形した下ケース2と上ケース3の開口端縁
面同士を上下に重ね合せて、接合部を超音波溶接により
溶着し密閉したものである。ニッケルカドミウム二次電
池4は、これら下ケース2と上ケース3が接合される前
に内部に収納される。また、このニッケルカドミウム二
次電池4のリード線6は、電池パックケース1の接合部
に開口されたリード線引き出し口を通して外部に引き出
される。この際、電池パックケース1のリード線引き出
し口には、リード線6に外挿された封止材5が嵌まり込
み、これによってリード線6とリード線引き出し口との
間が封止される。
【0004】ここで、ニッケルカドミウム二次電池4
は、過充電時に各単電池7からガスが発生するので、安
全のためにこのガスを電池パックケース1から外部に放
出できるようにしておかなければならない。そこで、従
来は、電池パックケース1の接合部にスリット状の通気
孔10を形成し、この通気孔10から過充電時のガスを
放出するようにしていた。
は、過充電時に各単電池7からガスが発生するので、安
全のためにこのガスを電池パックケース1から外部に放
出できるようにしておかなければならない。そこで、従
来は、電池パックケース1の接合部にスリット状の通気
孔10を形成し、この通気孔10から過充電時のガスを
放出するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、電池パック
は、近年特に用途が広がり、屋外で用いる機器の電源に
も使用されることも多くなって来ている。しかしなが
ら、電池パックをこのように屋外で使用すると、電池パ
ックケース1が雨や水飛沫等にさらされる場合がある。
電池パックケース1の通気孔10は、下ケース2か上ケ
ース3の開口端縁面の一部に溝を設けておき、これらの
開口端縁面同士を重ね合せた際に、接合部にスリット状
に隙間が形成されるようにしたものであるため、このよ
うに雨等がかかると、容易に通気孔10を通して水滴が
電池パックケース1の内部に浸入し、単電池7が濡れて
短絡等の故障を発生するおそれが生じる。
は、近年特に用途が広がり、屋外で用いる機器の電源に
も使用されることも多くなって来ている。しかしなが
ら、電池パックをこのように屋外で使用すると、電池パ
ックケース1が雨や水飛沫等にさらされる場合がある。
電池パックケース1の通気孔10は、下ケース2か上ケ
ース3の開口端縁面の一部に溝を設けておき、これらの
開口端縁面同士を重ね合せた際に、接合部にスリット状
に隙間が形成されるようにしたものであるため、このよ
うに雨等がかかると、容易に通気孔10を通して水滴が
電池パックケース1の内部に浸入し、単電池7が濡れて
短絡等の故障を発生するおそれが生じる。
【0006】このため、従来の電池パックは、屋外で使
用する場合には、設置場所の周囲を囲む等の防水措置を
講ずる必要があり、使用上の制限が厳しくなるという問
題があった。
用する場合には、設置場所の周囲を囲む等の防水措置を
講ずる必要があり、使用上の制限が厳しくなるという問
題があった。
【0007】なお、ニッケルカドミウム二次電池以外の
電池も過充電時等にガスを発生することがあるので、こ
の問題は、他の電池を用いる電池パックにも共通する。
電池も過充電時等にガスを発生することがあるので、こ
の問題は、他の電池を用いる電池パックにも共通する。
【0008】本発明は、かかる事情に対処するためにな
されたものであり、電池パックケースに防水通気孔を形
成することにより、単電池で発生したガスは外部に放出
できるが、外部からの水は浸入し難い電池パックを提供
することを目的としている。
されたものであり、電池パックケースに防水通気孔を形
成することにより、単電池で発生したガスは外部に放出
できるが、外部からの水は浸入し難い電池パックを提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の電池パック
は、1個又は2個以上の電池を収納し密閉した電池パッ
クケースに、この電池パックケースの内外にスリット状
又はピンホール状に開口し、かつ、これらの両開口部を
直線的に結ぶ領域を超えて折れ曲がったラビリンス構造
の通路を有する防水通気孔が形成されたことを特徴とす
る。
は、1個又は2個以上の電池を収納し密閉した電池パッ
クケースに、この電池パックケースの内外にスリット状
又はピンホール状に開口し、かつ、これらの両開口部を
直線的に結ぶ領域を超えて折れ曲がったラビリンス構造
の通路を有する防水通気孔が形成されたことを特徴とす
る。
【0010】請求項1の発明によれば、電池パックケー
ス内に収納された電池からガスが発生した場合には、防
水通気孔の通路を介してこのガスを電池パックケースの
外部に円滑に排出することができる。しかし、電池パッ
クケースの外部から水が浸入しようとした場合には、開
口部がスリット状又はピンホール状であることから、水
の表面張力によって通路内への浸入や電池パックケース
の内部への浸入を阻止することができる。しかも、水が
浸入した場合にも、ラビリンス構造の通路によって、こ
の水が内外の開口部の間を真っ直ぐに通り抜けることを
防ぐことができる。また、このラビリンス構造の通路が
十分に狭かったり、狭い部分や広い部分がある場合に
は、この水の浸入をさらに確実に防止することができ
る。
ス内に収納された電池からガスが発生した場合には、防
水通気孔の通路を介してこのガスを電池パックケースの
外部に円滑に排出することができる。しかし、電池パッ
クケースの外部から水が浸入しようとした場合には、開
口部がスリット状又はピンホール状であることから、水
の表面張力によって通路内への浸入や電池パックケース
の内部への浸入を阻止することができる。しかも、水が
浸入した場合にも、ラビリンス構造の通路によって、こ
の水が内外の開口部の間を真っ直ぐに通り抜けることを
防ぐことができる。また、このラビリンス構造の通路が
十分に狭かったり、狭い部分や広い部分がある場合に
は、この水の浸入をさらに確実に防止することができ
る。
【0011】なお、この防水通気孔は、電池パックケー
スの任意の位置に何箇所形成してもよい。
スの任意の位置に何箇所形成してもよい。
【0012】請求項2の電池パックは、前記防水通気孔
の通路上の一部に、内外に開口する開口部の開口面積よ
りも十分に断面積の広い迂回空間が形成されると共に、
この迂回空間の内部に隙間をあけて突出し、両開口部を
直線的に結ぶ領域を遮蔽する遮蔽突起が形成されたこと
を特徴とする。
の通路上の一部に、内外に開口する開口部の開口面積よ
りも十分に断面積の広い迂回空間が形成されると共に、
この迂回空間の内部に隙間をあけて突出し、両開口部を
直線的に結ぶ領域を遮蔽する遮蔽突起が形成されたこと
を特徴とする。
【0013】請求項2の発明によれば、迂回空間とこの
内部に突出する遮蔽突起との間にラビリンス構造の通路
を容易に形成することができるようになる。
内部に突出する遮蔽突起との間にラビリンス構造の通路
を容易に形成することができるようになる。
【0014】請求項3の電池パックは、前記電池パック
ケースが、2個のケース部品の周囲の端縁面同士を重ね
合せて固着することにより形成されるものであり、か
つ、一方のケース部品の端縁面には、この端縁面にのみ
開口する迂回穴が形成されると共に、他方のケース部品
の端縁面には、一方のケース部品の端縁面の迂回穴に隙
間をあけて嵌入する遮蔽突起が形成され、いずれか一方
又は双方のケース部品の端縁面に、これらのケース部品
を重ね合せた場合に、迂回穴を介して内外に通じる通気
溝が形成されたことを特徴とする。
ケースが、2個のケース部品の周囲の端縁面同士を重ね
合せて固着することにより形成されるものであり、か
つ、一方のケース部品の端縁面には、この端縁面にのみ
開口する迂回穴が形成されると共に、他方のケース部品
の端縁面には、一方のケース部品の端縁面の迂回穴に隙
間をあけて嵌入する遮蔽突起が形成され、いずれか一方
又は双方のケース部品の端縁面に、これらのケース部品
を重ね合せた場合に、迂回穴を介して内外に通じる通気
溝が形成されたことを特徴とする。
【0015】請求項3の発明によれば、迂回穴が形成さ
れたケース部品と遮蔽突起が形成されたケース部品とを
重ね合せて固着することにより、電池パックケースに容
易にラビリンス構造の通路を有する防水通気孔を形成す
ることができるようになる。
れたケース部品と遮蔽突起が形成されたケース部品とを
重ね合せて固着することにより、電池パックケースに容
易にラビリンス構造の通路を有する防水通気孔を形成す
ることができるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0017】図1〜図4は本発明の一実施形態を示すも
のであって、図1は電池パックケースの防水通気孔の構
造を示す部分拡大縦断面図、図2は下ケースの全体斜視
図、図3は上ケースの全体斜視図、図4は電池パックケ
ース1の全体斜視図である。なお、図6に示した従来例
と同様の機能を有する構成部材には同じ番号を付記す
る。
のであって、図1は電池パックケースの防水通気孔の構
造を示す部分拡大縦断面図、図2は下ケースの全体斜視
図、図3は上ケースの全体斜視図、図4は電池パックケ
ース1の全体斜視図である。なお、図6に示した従来例
と同様の機能を有する構成部材には同じ番号を付記す
る。
【0018】本実施形態は、従来例と同様に、ニッケル
カドミウム二次電池を用いた電池パックについて説明す
る。この電池パックの電池パックケース1は、図2に示
すような下ケース2と図3に示すような上ケース3とで
構成される。これらの下ケース2と上ケース3は、共に
プラスチックを箱型容器状に成形したものであり、それ
ぞれの開口端縁部の一方の辺の中央部に、凹状の切欠部
2a,3aが形成されている。下ケース2は、開口端縁
面を内側ほど段状に窪んで形成すると共に、切欠部2a
を形成した辺以外の3辺の中央部には、それぞれこの開
口端縁面から薄い板状の遮蔽突起2bを突設している。
上ケース3は、開口端縁面を内側ほど段状に突出させて
形成すると共に、切欠部3aを形成した辺以外の3辺の
中央部には、それぞれ最も外側の開口端縁面よりもさら
にわずかに窪んだ凹状の通気溝3bと、この通気溝3b
の底面に開口する迂回穴3cとを形成している。通気溝
3bは、次に説明するように上ケース3を下ケース2と
重ね合せた際に、対応する遮蔽突起2bがそれぞれ嵌ま
り込むような位置に形成される。また、この通気溝3b
は、遮蔽突起2bとほぼ同じ幅(開口端縁部の壁面に沿
った方向の長さ)に形成される。このように通気溝3b
を遮蔽突起2bとほぼ同じ幅にするのは、この遮蔽突起
2bが嵌まり込んだ際に、通気溝3bを完全に塞ぐこと
ができるようにするためである。迂回穴3cは、この通
気溝3bの幅いっぱいに形成される。ただし、開口端縁
部の板厚方向には、遮蔽突起2bがこの板厚方向の両側
に隙間をあけて嵌入できるように少し広く形成され、ま
た、迂回穴3cの深さは、遮蔽突起2bの高さよりも十
分に深く形成される。なお、この迂回穴3cは、通気溝
3bの幅を超えて両側に広げて形成することもできる
が、一般的には成形加工が困難になる。
カドミウム二次電池を用いた電池パックについて説明す
る。この電池パックの電池パックケース1は、図2に示
すような下ケース2と図3に示すような上ケース3とで
構成される。これらの下ケース2と上ケース3は、共に
プラスチックを箱型容器状に成形したものであり、それ
ぞれの開口端縁部の一方の辺の中央部に、凹状の切欠部
2a,3aが形成されている。下ケース2は、開口端縁
面を内側ほど段状に窪んで形成すると共に、切欠部2a
を形成した辺以外の3辺の中央部には、それぞれこの開
口端縁面から薄い板状の遮蔽突起2bを突設している。
上ケース3は、開口端縁面を内側ほど段状に突出させて
形成すると共に、切欠部3aを形成した辺以外の3辺の
中央部には、それぞれ最も外側の開口端縁面よりもさら
にわずかに窪んだ凹状の通気溝3bと、この通気溝3b
の底面に開口する迂回穴3cとを形成している。通気溝
3bは、次に説明するように上ケース3を下ケース2と
重ね合せた際に、対応する遮蔽突起2bがそれぞれ嵌ま
り込むような位置に形成される。また、この通気溝3b
は、遮蔽突起2bとほぼ同じ幅(開口端縁部の壁面に沿
った方向の長さ)に形成される。このように通気溝3b
を遮蔽突起2bとほぼ同じ幅にするのは、この遮蔽突起
2bが嵌まり込んだ際に、通気溝3bを完全に塞ぐこと
ができるようにするためである。迂回穴3cは、この通
気溝3bの幅いっぱいに形成される。ただし、開口端縁
部の板厚方向には、遮蔽突起2bがこの板厚方向の両側
に隙間をあけて嵌入できるように少し広く形成され、ま
た、迂回穴3cの深さは、遮蔽突起2bの高さよりも十
分に深く形成される。なお、この迂回穴3cは、通気溝
3bの幅を超えて両側に広げて形成することもできる
が、一般的には成形加工が困難になる。
【0019】上記構成の下ケース2は、内部に図5に示
したニッケルカドミウム二次電池4を収納し、上方から
上ケース3を被せて開口端縁面同士を重ね合せる。する
と、下ケース2の内側ほど段状に窪んだ開口端縁面と上
ケース3の内側ほど段状に突出した開口端縁面とが互い
に嵌まり合う。そして、これらの開口端縁面同士の接合
部を超音波溶接により溶着させて内部を密閉することに
より、図4に示すような電池パックケース1とする。こ
の際、下ケース2と上ケース3の切欠部2a,3aは、
電池パックケース1の内外に貫通するリード線引き出し
口となり、実際には図6に示したように、ここに封止材
5を嵌め込んでリード線6を引き出すようにする。封止
材5は、リード線6に外嵌された比較的柔軟な合成樹脂
材であるため、周囲をリード線引き出し口に圧接される
ことにより、このリード線引き出し口とリード線6との
間を封止することができる。
したニッケルカドミウム二次電池4を収納し、上方から
上ケース3を被せて開口端縁面同士を重ね合せる。する
と、下ケース2の内側ほど段状に窪んだ開口端縁面と上
ケース3の内側ほど段状に突出した開口端縁面とが互い
に嵌まり合う。そして、これらの開口端縁面同士の接合
部を超音波溶接により溶着させて内部を密閉することに
より、図4に示すような電池パックケース1とする。こ
の際、下ケース2と上ケース3の切欠部2a,3aは、
電池パックケース1の内外に貫通するリード線引き出し
口となり、実際には図6に示したように、ここに封止材
5を嵌め込んでリード線6を引き出すようにする。封止
材5は、リード線6に外嵌された比較的柔軟な合成樹脂
材であるため、周囲をリード線引き出し口に圧接される
ことにより、このリード線引き出し口とリード線6との
間を封止することができる。
【0020】上記のようにして内部が密閉された電池パ
ックケース1は、上ケース3の通気溝3bが窪んでいる
ために、図1に示すように、下ケース2の開口端縁面と
の間にスリット状の隙間を生じる。また、下ケース2の
遮蔽突起2bは、上ケース3の通気溝3bの底面(図1
では天井面)に形成された迂回穴3cに隙間をあけて嵌
入する。従って、これらの隙間は、互いにつながってラ
ビリンス構造の通路1aとなり、電池パックケース1の
内外にスリット状に開口する防水通気孔1bを形成す
る。即ち、この防水通気孔1bは、電池パックケース1
の内外に、上ケース3の通気溝3bの内側面と下ケース
2の開口端縁面とで囲まれたスリット状の開口部を有す
るが、これらの両開口部を直線的に結ぶ薄い矩形状の領
域Dは、遮蔽突起2bによって遮蔽される。また、通路
1aは、これらの開口部から通気溝3bに沿って形成さ
れることになるが、遮蔽突起2bに遮られて迂回穴3c
内に屈曲し、この遮蔽突起2bの先端と迂回穴3cの底
面(図1では天井面)との間の空間を介して繋がるの
で、両開口部が直線状に繋がることのないラビリンス構
造となる。
ックケース1は、上ケース3の通気溝3bが窪んでいる
ために、図1に示すように、下ケース2の開口端縁面と
の間にスリット状の隙間を生じる。また、下ケース2の
遮蔽突起2bは、上ケース3の通気溝3bの底面(図1
では天井面)に形成された迂回穴3cに隙間をあけて嵌
入する。従って、これらの隙間は、互いにつながってラ
ビリンス構造の通路1aとなり、電池パックケース1の
内外にスリット状に開口する防水通気孔1bを形成す
る。即ち、この防水通気孔1bは、電池パックケース1
の内外に、上ケース3の通気溝3bの内側面と下ケース
2の開口端縁面とで囲まれたスリット状の開口部を有す
るが、これらの両開口部を直線的に結ぶ薄い矩形状の領
域Dは、遮蔽突起2bによって遮蔽される。また、通路
1aは、これらの開口部から通気溝3bに沿って形成さ
れることになるが、遮蔽突起2bに遮られて迂回穴3c
内に屈曲し、この遮蔽突起2bの先端と迂回穴3cの底
面(図1では天井面)との間の空間を介して繋がるの
で、両開口部が直線状に繋がることのないラビリンス構
造となる。
【0021】上記構成の電池パックによれば、電池パッ
クケース1内部のニッケルカドミウム二次電池4が過充
電時に各単電池7からガスを発生すると、このガスが各
防水通気孔1bのラビリンス構造の通路1aを通り、矢
印Aに示すように遮蔽突起2bを迂回して外部に容易に
排出される。しかし、電池パックケース1の外部に雨等
の水滴がかかったような場合には、この水滴が防水通気
孔1bに浸入しようとしても、水の表面張力によってス
リット状の開口部から通路1aの内部に入り込み難くな
る。特に、防水通気孔1bの開口部を狭くしたり、下ケ
ース2や上ケース3をはっ水性の高い材料で形成すれ
ば、表面張力により水の浸入を確実に防止することがで
きる。また、この水滴が防水通気孔1bの通路1a内に
浸入したとしても、遮蔽突起2bに遮られて真っ直ぐに
進むことはできないので、風等の風圧を受けて防水通気
孔1bを一気に通過するようなおそれもなくなる。さら
に、この水滴が防水通気孔1bの通路1a内を進み、遮
蔽突起2bに沿って迂回穴3cの奥まで達したとして
も、本実施形態の場合には、この迂回穴3cの奥の空間
が広くなっているので、毛細管現象による水の浸入をこ
の部分で止めることができる。なお、本実施形態では、
上ケース3を上向きにして電池パックを用いる場合につ
いて説明しているが、この上下を逆にした場合には、通
路1a内に浸入した水を迂回穴3cの底に溜めることに
より、電池パックケース1の内部まで進むのを防止する
こともできる。また、この迂回穴3cの底に溜まった水
は、上ケース3に形成した別経路の孔を通じて外部に排
出することも可能である。
クケース1内部のニッケルカドミウム二次電池4が過充
電時に各単電池7からガスを発生すると、このガスが各
防水通気孔1bのラビリンス構造の通路1aを通り、矢
印Aに示すように遮蔽突起2bを迂回して外部に容易に
排出される。しかし、電池パックケース1の外部に雨等
の水滴がかかったような場合には、この水滴が防水通気
孔1bに浸入しようとしても、水の表面張力によってス
リット状の開口部から通路1aの内部に入り込み難くな
る。特に、防水通気孔1bの開口部を狭くしたり、下ケ
ース2や上ケース3をはっ水性の高い材料で形成すれ
ば、表面張力により水の浸入を確実に防止することがで
きる。また、この水滴が防水通気孔1bの通路1a内に
浸入したとしても、遮蔽突起2bに遮られて真っ直ぐに
進むことはできないので、風等の風圧を受けて防水通気
孔1bを一気に通過するようなおそれもなくなる。さら
に、この水滴が防水通気孔1bの通路1a内を進み、遮
蔽突起2bに沿って迂回穴3cの奥まで達したとして
も、本実施形態の場合には、この迂回穴3cの奥の空間
が広くなっているので、毛細管現象による水の浸入をこ
の部分で止めることができる。なお、本実施形態では、
上ケース3を上向きにして電池パックを用いる場合につ
いて説明しているが、この上下を逆にした場合には、通
路1a内に浸入した水を迂回穴3cの底に溜めることに
より、電池パックケース1の内部まで進むのを防止する
こともできる。また、この迂回穴3cの底に溜まった水
は、上ケース3に形成した別経路の孔を通じて外部に排
出することも可能である。
【0022】以上説明したように、本実施形態の電池パ
ックによれば、電池パックケース1の内部で発生したガ
スは、3箇所に設けた防水通気孔1bを通して外部に円
滑に排出することができる。また、電池パックケース1
の外部から水が浸入しようとした場合には、ラビリンス
構造の通路1aによって内部に入り込むのを阻止するこ
とができる。
ックによれば、電池パックケース1の内部で発生したガ
スは、3箇所に設けた防水通気孔1bを通して外部に円
滑に排出することができる。また、電池パックケース1
の外部から水が浸入しようとした場合には、ラビリンス
構造の通路1aによって内部に入り込むのを阻止するこ
とができる。
【0023】なお、上記実施形態では、電池パックケー
ス1の側面の3箇所に防水通気孔1bを形成した場合に
ついて説明したが、この防水通気孔1bは1個所以上で
あれば何箇所形成してもよく、任意の位置に形成するこ
とができる。
ス1の側面の3箇所に防水通気孔1bを形成した場合に
ついて説明したが、この防水通気孔1bは1個所以上で
あれば何箇所形成してもよく、任意の位置に形成するこ
とができる。
【0024】また、上記実施形態では、防水通気孔1b
の通路1aが遮蔽突起2bを迂回するラビリンス構造で
ある場合について説明したが、この防水通気孔1bの両
開口部を直線的に結ぶ領域Dを超えて折れ曲がった通路
1aであれば、他の形状のものであってもよい。つま
り、この通路1aが、領域D内以外の部分を通る経路を
一部でも有すればよい。
の通路1aが遮蔽突起2bを迂回するラビリンス構造で
ある場合について説明したが、この防水通気孔1bの両
開口部を直線的に結ぶ領域Dを超えて折れ曲がった通路
1aであれば、他の形状のものであってもよい。つま
り、この通路1aが、領域D内以外の部分を通る経路を
一部でも有すればよい。
【0025】さらに、上記実施形態では、防水通気孔1
bの通路1aが迂回穴3cの奥で一旦広くなるので、毛
細管現象による水の浸入をここで阻止することができる
が、下ケース2や上ケース3にはっ水性の高い材料で形
成すれば、この毛細管現象による水の浸入自体をなくす
ことができるので、通路1aの広さを変化させる必要も
なくなる。
bの通路1aが迂回穴3cの奥で一旦広くなるので、毛
細管現象による水の浸入をここで阻止することができる
が、下ケース2や上ケース3にはっ水性の高い材料で形
成すれば、この毛細管現象による水の浸入自体をなくす
ことができるので、通路1aの広さを変化させる必要も
なくなる。
【0026】さらに、上記実施形態では、ニッケルカド
ミウム二次電池を用いた電池パックについて説明した
が、電池の種類は問わず、一次電池の電池パックにも同
様に実施可能である。
ミウム二次電池を用いた電池パックについて説明した
が、電池の種類は問わず、一次電池の電池パックにも同
様に実施可能である。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電池パックによれば、ラビリンス構造の通路を備えた
防水通気孔を電池パックケースに形成することによっ
て、内部の電池で発生したガスを容易に外部に放出する
と共に、外部からの水の浸入を十分に防止することがで
きるようになる。従って、この電池パックを屋外で使用
する場合等にも、別途防水措置を講じる必要がなくなり
使い易くなる。
の電池パックによれば、ラビリンス構造の通路を備えた
防水通気孔を電池パックケースに形成することによっ
て、内部の電池で発生したガスを容易に外部に放出する
と共に、外部からの水の浸入を十分に防止することがで
きるようになる。従って、この電池パックを屋外で使用
する場合等にも、別途防水措置を講じる必要がなくなり
使い易くなる。
【図1】本発明の一実施形態を示すものであって、電池
パックケースの防水通気孔の構造を示す部分拡大縦断面
図である。
パックケースの防水通気孔の構造を示す部分拡大縦断面
図である。
【図2】本発明の一実施形態を示すものであって、下ケ
ースの全体斜視図である。
ースの全体斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態を示すものであって、上ケ
ースの全体斜視図である。
ースの全体斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態を示すものであって、電池
パックケース1の全体斜視図である。
パックケース1の全体斜視図である。
【図5】従来例を示すものであって、ニッケルカドミウ
ム二次電池の全体斜視図である。
ム二次電池の全体斜視図である。
【図6】従来例を示すものであって、電池パックの全体
斜視図である。
斜視図である。
1 電池パックケース 1a 通路 1b 防水通気孔 2 下ケース 2b 遮蔽突起 3 上ケース 3b 通気溝 3c 迂回穴 4 ニッケルカドミウム二次電池 以上
Claims (3)
- 【請求項1】 1個又は2個以上の電池を収納し密閉し
た電池パックケースに、この電池パックケースの内外に
スリット状又はピンホール状に開口し、かつ、これらの
両開口部を直線的に結ぶ領域を超えて折れ曲がったラビ
リンス構造の通路を有する防水通気孔が形成されたこと
を特徴とする電池パック。 - 【請求項2】 前記防水通気孔の通路上の一部に、内外
に開口する開口部の開口面積よりも十分に断面積の広い
迂回空間が形成されると共に、この迂回空間の内部に隙
間をあけて突出し、両開口部を直線的に結ぶ領域を遮蔽
する遮蔽突起が形成されたことを特徴とする請求項1に
記載の電池パック。 - 【請求項3】 前記電池パックケースが、2個のケース
部品の周囲の端縁面同士を重ね合せて固着することによ
り形成されるものであり、かつ、一方のケース部品の端
縁面には、この端縁面にのみ開口する迂回穴が形成され
ると共に、他方のケース部品の端縁面には、一方のケー
ス部品の端縁面の迂回穴に隙間をあけて嵌入する遮蔽突
起が形成され、いずれか一方又は双方のケース部品の端
縁面に、これらのケース部品を重ね合せた場合に、迂回
穴を介して内外に通じる通気溝が形成されたことを特徴
とする請求項2に記載の電池パック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25960599A JP2001084974A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | 電池パック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25960599A JP2001084974A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | 電池パック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001084974A true JP2001084974A (ja) | 2001-03-30 |
Family
ID=17336422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25960599A Pending JP2001084974A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | 電池パック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001084974A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US11936062B2 (en) | 2018-12-21 | 2024-03-19 | Panasonic Energy Co., Ltd. | Battery pack |
-
1999
- 1999-09-13 JP JP25960599A patent/JP2001084974A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20060119 |