JP2001084076A - ポインタ制御方法およびコンピュータシステム - Google Patents

ポインタ制御方法およびコンピュータシステム

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JP2001084076A
JP2001084076A JP29868699A JP29868699A JP2001084076A JP 2001084076 A JP2001084076 A JP 2001084076A JP 29868699 A JP29868699 A JP 29868699A JP 29868699 A JP29868699 A JP 29868699A JP 2001084076 A JP2001084076 A JP 2001084076A
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Masatoshi Iwamoto
正敏 岩本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーションに依存することなく複
数のポインタを表示させて複数のマウスから指示入力を
行うことできるとともに、福祉の現場等で使用されるこ
とを想定し、操作を行ったマウス使用者を識別するこ
と。 【解決手段】 マウスミキサー201が、ポーリングで
各マウス116の状態を示す情報および各マウス116
識別情報を取得して、それらの情報をマイスマネジャ2
02へ通知し、マイスマネジャ202が、それらの情報
に従って各ポインタについての表示情報および制御情報
を作成しアプリケーション204へ通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポインタ制御方法
およびコンピュータシステムに関し、特にマウス等の入
力指示装置を複数備えるコンピュータシステムおよび複
数ポインタ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マウス等の入力指示装置を複数備
えるコンピュータシステムおよび複数ポインタ制御方法
としては、特開平08−022370号公報に記載され
ているものがある。この発明によれば、いわゆるマルチ
ユーザ編集を可能とするために、コンピュータシステム
は複数のマウスを備え、画像編集画面上にはそれらのマ
ウスに対応したポインタが表示され、複数のマウスは、
同時に各々独立に指示内容を入力し、複数のポインタを
制御できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のコ
ンピュータシステムにおいては、以下の問題がある。す
なわち、上記従来のコンピュータシステムにおいては、
複数のポインタを表示させて複数のマウスから指示入力
を行うことができるのは、特定のアプリケーション(画
像編集プログラム)上においてのみである。このように
アプリケーションに依存した機能であるため、他のアプ
リケーションにおいて当該機能を実現したい場合には、
各々のアプリケーション毎に当該機能を付加する必要が
あり、当該機能は汎用性に欠けたものとなっている。
【0004】また、福祉の現場においては、高齢者・障
害者が単独でコンピュータを操作することは困難である
ため、介助者による操作介助が行えるコンピュータシス
テムの要請がある。しかし、上記従来のコンピュータシ
ステムは、画像編集等の作業現場において使用されるこ
とを想定したものであり、共同作業の効率を高めること
を主な目的としているため、福祉の現場等における他の
用途には適用しにくい。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、アプリケーションに依存することなく複数のポイ
ンタを表示させて複数のマウスから指示入力を行うこと
できるとともに、福祉の現場等で使用されることを想定
し、操作を行ったマウス使用者を識別することができる
ポインタ制御方法およびコンピュータシステムを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のポインタ制御方
法は、複数の入力指示装置の識別情報、接続状態および
動作状態を示すポインタ情報を取得し、前記複数の入力
指示装置の各々に対応して画面表示される複数のポイン
タの動作を、取得した前記識別情報および前記ポインタ
情報に応じて各々独立に制御するようにした。
【0007】本発明のポインタ制御方法は、入力指示装
置に予め定めた識別情報によって、複数のポインタの動
作ついて、複数の入力指示装置のうちの何れの入力指示
によるものかを判別するようにした。
【0008】本発明のポインタ制御方法は、特定の入力
指示を、予め定めた識別情報を有する入力指示装置から
入力指示があった場合にのみ受け付けるようにした。
【0009】本発明のポインタ制御方法は、夫々の入力
指示装置を接続する際に、入力指示装置の識別情報とそ
の識別情報を有する入力指示装置に許可されている入力
指示内容とを対応づけるテーブルを生成し、生成したテ
ーブルに基づいて夫々の入力指示装置からの入力指示を
受け付けるか否かを判定するようにした。
【0010】本発明のポインタ制御方法は、入力指示装
置に予め定めた識別情報によって、ポインタの画面表示
状態および動作を変化させるようにした。
【0011】本発明のポインタ制御方法は、夫々の入力
指示装置を接続する際に、入力指示装置の識別情報とポ
インタの画面表示状態および動作とを対応づけるテーブ
ルを生成し、生成したテーブルに基づいて夫々のポイン
タの画面表示状態および動作を変化させるようにした。
【0012】本発明のポインタ制御方法は、入力指示装
置に予め定めた識別情報に従ってポインタの移動を制御
することによって、1つのポインタが他のポインタを表
示画面上の任意の位置まで誘導するようにした。
【0013】本発明のポインタ制御方法は、ポインタの
移動制御は、1つのポインタについての識別情報と他の
ポインタについての識別情報とを一致させるようにし
た。
【0014】本発明のポインタ制御方法は、識別情報
は、入力指示装置に予め記憶されたID情報であり、夫
々の前記入力指示装置の接続時に読み出されるようにし
た。
【0015】本発明のポインタ制御方法は、識別情報
は、入力指示装置が接続されるポートID情報であり、
夫々の前記入力指示装置の接続時に認識されるようにし
た。
【0016】本発明のコンピュータシステムは、複数の
入力指示装置の識別情報、接続状態および動作状態を示
すポインタ情報を取得する手段と、前記複数の入力指示
装置の各々に対応して画面表示される複数のポインタの
動作を、取得した前記識別情報および前記ポインタ情報
に応じて各々独立に制御する手段と、を具備する構成を
採る。
【0017】本発明のポインタ制御装置は、複数の入力
指示装置の識別情報、接続状態および動作状態を示すポ
インタ情報を順次取得する手段と、前記ポインタ情報に
前記識別情報を付加して画面表示制御手段に各々通知す
る手段と、を具備する構成を採る。
【0018】本発明のソフトウエアの入力指示判別方法
は、入力指示装置に予め定めた識別情報によって、複数
の入力指示装置のうちの何れの入力指示によるものかを
判別するようにした。
【0019】本発明のソフトウエアの入力指示受付方法
は、特定の入力指示を、予め定めた識別情報を有する入
力指示装置から入力指示があった場合にのみ受け付ける
ようにした。
【0020】本発明のソフトウエアのポインタ誘導方法
は、入力指示装置に予め定めた識別情報に従ってポイン
タの移動を制御することによって、1つのポインタが他
のポインタを表示画面上の任意の位置まで誘導するよう
にした。
【0021】本発明の記憶媒体は、複数の入力指示装置
の識別情報、接続状態および動作状態を示すポインタ情
報を取得するステップと、取得した前記識別情報および
前記ポインタ情報を画面表示制御手段に各々通知するス
テップと、をコンピュータに実行させるプログラムを格
納した。
【0022】本発明の記憶媒体は、複数の入力指示装置
の識別情報、接続状態および動作状態を示すポインタ情
報を取得するステップと、前記複数の入力指示装置の各
々に対応して画面表示される複数のポインタの動作を、
取得した前記識別情報および前記ポインタ情報に応じて
各々独立に制御するステップと、をコンピュータに実行
させるプログラムを格納した。
【0023】本発明のコンピュータシステムは、複数の
入力指示装置の識別情報、接続状態および動作状態を示
すポインタ情報を取得するステップと、取得した前記識
別情報および前記ポインタ情報を画面表示制御手段に各
々通知するステップと、をコンピュータに実行させるプ
ログラムを格納する格納手段と、受信側からの要求に応
じて前記プログラムを受信側へ送信する送信手段と、を
具備する構成を採る。
【0024】本発明のコンピュータシステムは、複数の
入力指示装置の識別情報、接続状態および動作状態を示
すポインタ情報を取得するステップと、前記複数の入力
指示装置の各々に対応して画面表示される複数のポイン
タの動作を、取得した前記識別情報および前記ポインタ
情報に応じて各々独立に制御するステップと、をコンピ
ュータに実行させるプログラムを格納する格納手段と、
受信側からの要求に応じて前記プログラムを受信側へ送
信する送信手段と、を具備する構成を採る。
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、複数のマウスか
らの指示入力に従う複数のポインタの制御を、各アプリ
ケーションがそれぞれ独自に行うのではなく、オペレー
ティングシステムと一体となった制御プログラムが、す
べてのアプリケーションに対して一括して行うことであ
る。
【0025】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)本発明の実施の形態1に係るコンピュ
ータシステムは、オペレーティングシステムと一体とな
った複数のポインタの制御を行うプログラムをコンピュ
ータシステムに汎用的に適用し、このプログラムが、複
数のポインタの情報をアプリケーションに通知するよう
なプログラム構成を採るものである。
【0026】以下、本発明の実施の形態1に係るポイン
タ制御方法およびコンピュータシステムについて説明す
る。図1は、本発明の実施の形態1に係るコンピュータ
システムの概略構成を示す要部ブロック図である。
【0027】図1に示すコンピュータシステムは、パー
ソナルコンピュータ等のコンピュータ装置101を中心
にして構成される。コンピュータ装置101において、
CPU102は各種演算処理を行い、CPU102とコ
ンピュータ装置101の各構成部分とは、バス103を
介して接続される。
【0028】ROM104には、コンピュータ装置10
1の各構成部分を制御するプログラム等が記憶されてい
る。RAM105は、プログラムおよびデータを一時的
に記憶する。
【0029】表示制御回路106は、ディスプレイ(C
RT)107を制御し、CD−ROM制御回路108
は、CD−ROM109を制御し、フロッピーディスク
制御回路110は、フロッピーディスク111を制御
し、ハードディスク制御回路112は、ハードディスク
113を制御する。拡張スロット114には、各種拡張
ボードが接続される。
【0030】入出力制御回路115には、複数のマウス
1〜nが接続されたマウス制御装置117が、コンピュ
ータ装置101が有するシリアルポートを介して接続さ
れる。なお、ここではシリアルポートを介した接続を一
例として挙げたが、シリアルポート以外の入出力端子を
介する接続であってもよく、接続方式には限定されな
い。
【0031】マウス制御装置117は、マイクロコント
ローラを備えており、マイクロコントローラの中のRO
Mには各マウス116の状態を取得するためのプログラ
ム(以下、このプログラムのことを「マウスミキサー」
と呼ぶ。)が予め記憶されている。
【0032】次いで上記構成を有するコンピュータシス
テムの動作について図2〜図4を用いて説明する。図2
は、プログラムの構成を示すプログラム構成図であり、
図3はマウスミキサーの動作を示すための動作フロー図
であり、図4は複数のポインタの制御を行うプログラム
(以下、このプログラムのことを「マイスマネジャ:m
ice manager」と呼ぶ。)の動作を示すため
の動作フロー図である。
【0033】まず、各プログラムについて図2を用いて
説明する。なお、図2に示すマウス116は、図1にお
いて示したマウス116と同じマウスである。
【0034】マウスミキサー201は、各マウス116
の状態を取得するためのプログラムであり、各マウス1
16が接続されるマウス制御装置117に備えられたR
OMに予め記憶されている。マウスミキサー201は、
ポーリングで各マウス116の状態を取得し、各マウス
116の状態をマイスマネジャ202へ通知する。
【0035】マイスマネジャ202は、マウスミキサー
201から通知された各マウス116の状態に従って画
面上に複数のポインタを表示させ、複数のポインタの制
御を行うプログラムであり、各ポインタについての表示
情報および制御情報を作成しアプリケーション204へ
通知する。これにより、アプリケーション204におい
て、複数のポインタを使用することが可能となる。な
お、マイスマネジャ202は、マイクロソフト社が提供
しているウィンドウズ等の一般に広く普及しているオペ
レーティングシステム203の一部として組み込まれる
ことを想定したものであり、現在ウィンドウズの一部と
して組み込まれているウィンドウマネジャ等の機能を併
せ持つものである。また、マイスマネジャ202は、C
D−ROM109またはフロッピーディスク111等の
記憶媒体に記憶されて、またはインターネット等のよう
なネットワークを介してオペレーティングシステム20
3と共に提供されるプログラムであり、ハードディスク
113にインストールされることにより使用可能な状態
となる。
【0036】次いで、マウスミキサー201の動作につ
いて、図3に示す動作フロー図を用いて説明する。ま
ず、ステップ(以下「ST」という。)301におい
て、マウスミキサー201は、各マウス116が接続さ
れるマウス制御装置117の各接続ポートを順に選択す
る。今ここでは、マウスミキサー201は、1番目の接
続ポートを選択したものとして説明する。また、1番目
の接続ポート1には、マウス1が接続されているものと
する。
【0037】次いで、ST302において、マウスミキ
サー201は、接続ポート1に接続されたマウス1に対
して、マウス状態を転送するように要求する要求信号を
出力する。なお、接続ポート1にマウスが接続されてい
ない場合にも、マウスミキサー201は、接続ポート1
に対して、上記要求信号を出力する。
【0038】次いで、ST303において、マウスミキ
サー201は、上記要求信号に対してマウス1から返信
されるマウスの状態を示す信号を取得する。マウスの状
態としては、「接続」「切断」「移動」「ボタン押下」
の4状態がある。このうち、「接続」については、「接
続」状態にあることを示す信号とともに、接続ポート1
の番号1が返信される。なお、接続ポートの番号が返信
されるのではなく、接続ポートにマウスが接続された順
に番号を割り当て、その割り当てられた番号が返信され
る構成としてもよい。「切断」については、接続ポート
1にマウスが接続されていないため、マウス状態を示す
信号は返信されない。「移動」については、表示画面上
における座標情報のようなマウスの移動量を示す情報が
返信される。「ボタン押下」については、マウスボタン
の押下の有無を示す情報が返信される。
【0039】次いで、ST304において、マウスミキ
サー201は、上記マウス状態を示す信号に基づいて、
マウスの状態を判別する。ここで、「切断」について
は、マウスミキサー201は、任意の一定時間中にマウ
ス状態を示す信号が返信されない場合に、接続ポート1
のマウスが切断されたものと判別する。
【0040】なお、ST302において、マウスミキサ
ー201は、要求信号を出力する前に、まず「接続」と
「切断」とについて判別し、「接続」状態にあるマウス
に対してのみ「移動」および「ボタン押下」の状態を示
す信号を返信するように要求する要求信号を出力する構
成としてもよい。この構成の場合、ST304におい
て、「接続」および「切断」の状態判別は不要となる。
【0041】次いで、ST305において、マウスミキ
サー201は、各状態に関する情報に接続ポート1の番
号1(または、順次割り当てられた番号)を付加してメ
ッセージを合成し、ST306において、そのメッセー
ジをマイスマネージャ202へ送信する。通常、コンピ
ュータ装置とマウスとの接続方式の1つであるPS2接
続によってマウスが接続されている場合には、マウスの
状態をコンピュータ装置101へ通知する情報を格納す
る領域は3バイト用意されており、その3バイトを使用
してマウスの状態をコンピュータ装置101へ通知す
る。本実施形態では、マウスミキサー201は、その3
バイトの情報に、接続ポートの番号(または、順次割り
当てられた番号)を1バイトの情報として4バイト目に
付加して、マイスマネージャ202へ送信する。なお、
ここでは、接続ポートの番号(または、順次割り当てら
れた番号)を1バイトの情報としたが、2バイト以上の
情報としても構わない。
【0042】その後、ST301に戻り、マウスミキサ
ー201は、2番目の接続ポート2を選択する。
【0043】マウスミキサー201は、以上のような処
理を繰り返し行うことにより、各マウス116の状態を
順次マイスマネジャ202へ通知していく。
【0044】次いで、マイスマネジャ202の動作につ
いて、図4に示す動作フロー図を用いて説明する。ま
ず、ST401において、マイスマネジャ202は、マ
ウスミキサー201から送信されたメッセージを取得す
る。
【0045】次いで、ST402において、マイスマネ
ジャ202は、取得したメッセージの内容を解析し、メ
ッセージの内容が「接続」「切断」「移動」「ボタン押
下」の何れであるかを判定する。そして、マイスマネジ
ャ202は、「接続」の場合には、ST403におい
て、ポインタを表示させる情報を作成し、「切断」の場
合には、ST404において、ポインタを消去させる情
報を作成し、「移動」の場合には、ST405におい
て、ポインタを移動させる情報を作成し、「ボタン押
下」の場合には、ST406において、ポインタをクリ
ックさせる情報を作成する。
【0046】次いで、ST407において、マイスマネ
ジャ202は、ST403〜ST406のいずれかにお
いて作成したポインタに関する情報に接続ポート1の番
号1(または、順次割り当てられた番号)を付加してメ
ッセージを合成し、ST408において、そのメッセー
ジをアプリケーション204へ送信する。その後、ST
401に戻り、マイスマネジャ401は、2番目の接続
ポート2についてのメッセージを取得する。これによ
り、アプリケーション204において、複数のポインタ
をそれぞれ表示、消去、移動、クリックすることが可能
となる。
【0047】なお、現在一般に広く普及しているオペレ
ーティングシステムであるマイクロソフト社が提供する
ウィンドウズ等においては、オペレーティングシステム
の改造等を伴なわなければマイスマネジャ202をオペ
レーティングシステム203に組み込むことはできず、
また、オペレーティングシステムであるウィンドウズ等
を改造することは通常できない。そこで、図5に示すよ
うなプログラム構成をとることにより、ウィンドウズ上
においても、アプリケーション204において、複数の
ポインタをそれぞれ表示、消去、移動、クリックするこ
とが可能となる。
【0048】この場合、マイスマネジャ202は、CD
−ROM109またはフロッピーディスク111等の記
憶媒体に記憶されて、またはインターネット等のような
ネットワークを介して提供されるプログラムであり、ハ
ードディスク113にインストールされることにより使
用可能な状態となる。また、図4のST407におい
て、マイスマネジャ202は、ST403〜ST406
のいずれかにおいて作成したポインタに関する情報に接
続ポート1の番号1(または、順次割り当てられた番
号)を付加してメッセージを合成し、ST408におい
て、そのメッセージをウィンドウマネジャ205へ送信
する。
【0049】ウィンドウマネジャ205は、マイクロソ
フト社が提供しているオペレーティングシステムである
ウィンドウズの一部として備えられているものであり、
マイスマネジャ202から通知された各ポインタについ
てのメッセージをアプリケーション204へ送信する。
なお、ここではオペレーティングシステムの一例として
マイクロソフト社が提供しているウィンドウズを挙げた
が、ウィンドウマネジャの機能と同様の機能は他のオペ
レーティングシステムでも備えているため、ウィンドウ
ズ以外のオペレーティングシステムにマイスマネジャ2
02を適用することも可能である。
【0050】このように、本実施形態のポインタ制御方
法およびコンピュータシステムによれば、オペレーティ
ングシステムと一体となった複数のポインタの制御を行
うプログラムをコンピュータシステムに汎用的に適用
し、このプログラムが、複数のポインタの情報をアプリ
ケーションに通知するようなプログラム構成を採るた
め、アプリケーションに依存することなく、オペレーテ
ィングシステム上で動作するすべてのアプリケーション
プログラム上で複数のポインタを表示させて複数のマウ
スから指示入力を行うことできる。
【0051】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
係るコンピュータシステムは、実施の形態1と略同一の
構成を有し、各マウスに各マウスの使用者に関する情報
を予め記憶し、その使用者に関する情報をアプリケーシ
ョンに通知する点において異なる。
【0052】以下、図6〜図8を用いて、本発明の実施
の形態2に係るポインタ制御方法およびコンピュータシ
ステムについて説明する。図6は本発明の実施の形態2
に係るプログラムの構成を示すプログラム構成図であ
り、図7は本発明の実施の形態2に係るマウスミキサー
の動作を示すための動作フロー図であり、図8は本発明
の実施の形態2にマイスマネジャの動作を示すための動
作フロー図である。但し、実施の形態1と同一の構成ま
たは同一の動作となるものについては同一番号を付し、
詳しい説明を省略する。
【0053】図6において、各マウス116は、ROM
等の記憶装置を備え、その記憶装置には各マウスの使用
者に関する情報(以下、「使用者情報」という。)が予
め記憶される。使用者情報とは、マウスの使用者を識別
するための情報(以下、「使用者識別情報」という。)
と、使用者に応じてアプリケーションの動作を異ならせ
る情報(以下、「動作情報」という。)とからなる情報
である。使用者識別情報とは、マウス使用者個人を区別
するための情報(例えば、氏名、ID番号等)や、マウ
ス使用者の属性を区別するための情報(例えば、「健常
者」−「障害者」、「教師」−「生徒」等)のことであ
る。また、動作情報とは、例えば、操作権限に関する情
報(複数のマウスの操作が競合した場合に優先順位を決
めるための権限レベル等)や、インターフェースに関す
る情報(表示文字・ポインタの大きさ・色、出力音の大
きさ・音質、マウス移動量に対するポインタ移動量等)
のことである。例えば、マウスが視覚障害用のマウスで
あった場合には、使用者情報には「視覚障害者」と登録
され、動作情報には「表示文字・ポインタの大きさを大
きく」等のように登録される。すなわち、これらのマウ
スは、各個人毎またはマウス使用者の属性に応じて使用
または所有されるものであり、これらのマウスを使用す
ることにより、アプリケーション上において使用者個人
を識別したり、使用者毎に自動的に表示文字・ポインタ
の大きさ・色等を変化させたりすることが可能となる。
【0054】次いで、マウスミキサー201の動作につ
いて、図7に示す動作フロー図を用いて説明する。ST
303において、マウスミキサー201は、要求信号に
対してマウス1から返信されるマウスの状態を示す信号
を取得する。また、これと同時に、ST601におい
て、マウスミキサー201は、要求信号に対してマウス
1から返信される使用者情報を取得する。
【0055】次いで、ST304において、マウスミキ
サー201は、上記マウス状態を示す信号に基づいて、
マウスの状態を判別する。
【0056】次いで、ST305において、マウスミキ
サー201は、各状態に関する情報に接続ポート1の番
号1(または、順次割り当てられた番号)を付加してメ
ッセージを合成する。また、ST305において、マウ
スミキサー201は、ST304において状態判別した
結果「接続」である場合には、さらにマウス1に記憶さ
れた使用者情報も付加してメッセージを合成する。そし
て、ST306において、マウスミキサー201は、合
成したメッセージをマイスマネージャ202へ送信す
る。
【0057】次いで、マイスマネジャ202の動作につ
いて、図8に示す動作フロー図を用いて説明する。マイ
スマネジャ202は、ST402におけるメッセージ解
析の結果、「接続」の場合には、ST801において、
マウスが接続された接続ポート番号(または、順次割り
当てられた番号)と、接続されたマウスに記憶された使
用者識別情報および動作情報とを、マイスマネジャ20
2が有する図9に示すような使用者テーブルに登録す
る。使用者テーブルは、接続ポート番号(または、順次
割り当てられた番号)を格納するための項目を先頭に持
ち、その接続ポート番号(または、順次割り当てられた
番号)に付随して、使用者識別情報を格納するための項
目と動作情報を格納するための項目とを待つテーブルで
ある。
【0058】例えば、接続ポート1に接続されたマウス
が教師が使用するマウスであった場合には、接続ポート
番号の項目には「1」と、使用者識別情報の項目には
「教師」と、動作情報の項目には「操作権限レベルA」
と登録されることになる。また、例えば、接続ポート2
に接続されたマウスが健常者である生徒1が使用するマ
ウスであり、接続ポート3に接続されたマウスが視覚障
害者の生徒2が使用するマウスであった場合には、接続
ポート番号が「2」と登録された行には、使用者識別情
報として「生徒1」が、動作情報として「操作権限レベ
ルB」が登録され、接続ポート番号が「3」と登録され
た行には、使用者識別情報として「生徒2(視覚障害
者)」が、動作情報として「操作権限レベルB、表示文
字・ポインタの大きさを大きく」が登録されることにな
る。
【0059】また、マイスマネジャ202は、ST40
2におけるメッセージ解析の結果、「切断」の場合に
は、ST802において、切断されたマウスに対応する
接続ポート番号(または、順次割り当てられた番号)
と、登録されていた切断されたマウスに係る使用者識別
情報および動作情報とを使用者テーブルから削除する。
【0060】次いで、マイスマネジャ202は、ST4
07において、ポインタに関する情報に接続ポート1の
番号1(または、順次割り当てられた番号)を付加して
メッセージを合成し、ST408において、そのメッセ
ージをアプリケーション204へ送信する。そして、S
T803においてアプリケーション204から問い合わ
せがない場合には、ST401に戻り、マイスマネジャ
401は、2番目の接続ポート2についてのメッセージ
を取得する。
【0061】一方、アプリケーション204上において
ポインタのクリックまたは移動が行われる際に、ST8
03においてアプリケーション204から問い合わせが
あった場合には、ST804〜ST807において、マ
イスマネジャ202は、その問い合わせに対して、各情
報をアプリケーション204へ通知する。アプリケーシ
ョン204からの問い合わせに応じて、マイスマネジャ
202は、ST804においてポインタに対応するマウ
スが接続されている接続ポート番号を通知し、ST80
5において使用者テーブルを参照し、接続されているマ
ウスについての使用者識別情報を通知し、ST806に
おいて使用者テーブルを参照し、接続されているマウス
についての動作情報を通知し、ST807において接続
されているマウスについてのマウス情報を通知する。こ
こで、マウス情報とは、マウスのボタンの状態とマウス
の移動距離に関する情報のことである。
【0062】なお、ここでは説明の便宜上、アプリケー
ション204からの問い合わせは、ST408における
メッセージ送信に対応して行われるものとしたが、アプ
リケーション204はマイスマネジャ202に対し適宜
問い合わせを行うことができる。
【0063】アプリケーション204は、ST804〜
ST807における情報をマイスマネジャ202から通
知されると、以下に示すような処理を行うことができ
る。
【0064】すなわち、アプリケーション204が接続
ポート番号と使用者識別情報とを通知されると、アプリ
ケーション204は、使用者Aにより起動されている場
合には、使用者Bにより操作されるとその操作を拒否す
ることができる。また、アプリケーション204が例え
ばワードプロセッサソフトであった場合、使用者Aが作
成した文書につき使用者Bが変更を加えることを禁止す
ることができる。また、アプリケーション204が例え
ば教材ソフトであった場合、正解のボタンをクリックし
たのが、使用者Aか使用者Bかを識別できる。
【0065】また、例えば、使用者Aが「健常者(介助
者)」、使用者Bが「障害者」であり、使用者Aが使用
者Bを介助したい場合には、使用者Aが、使用者Aのポ
インタを使用者Bのポインタに重ねてマウスのボタンを
押すと、使用者Aがボタンを押しつづけている間は、マ
イスマネジャ202が両者の使用者識別情報を一時的に
使用者Aのものに合わせることによって、一時的に使用
者Aのポインタおよび使用者Bのポインタの双方を、使
用者Aの使用するポインタとすることができる。これに
より、使用者Aのポインタが使用者Bのポインタを誘導
して、表示画面上の任意の位置まで移動させることがで
きる。なお、このように、健常者が障害者のポインタ操
作権限を奪い取ることなく健常者のポインタが障害者の
ポインタを誘導することができるため、障害者の自立心
を損ねることなく、障害者と健常者とが互いに独立し、
かつ、協調してポインタ操作を行うことができる。
【0066】また、アプリケーション204が接続ポー
ト番号と動作情報とを通知されると、アプリケーション
204は、操作権限レベルに従って、複数のマウスの操
作が競合した場合に、操作を許可するマウスを決定する
ことができたり、操作権限レベルに従って、操作の許可
/不許可の判断を行うことができる。また、アプリケー
ション204は、インターフェースに関する情報に従っ
て、表示文字・ポインタの大きさ・色、出力音の大きさ
・音質、マウス移動量に対するポインタ移動量等を変化
させることができる。
【0067】具体的には、アプリケーション204が教
材ソフトであった場合には、図9に示す使用者テーブル
に従って以下のように動作する。すなわち、ある問題が
画面表示され、答えとしていくつかの選択肢が用意され
ている場合、各生徒は権限レベルが「B」のため、選択
肢の1つを選ぶようなポインタ操作しかできず解答を表
示するようなポインタ操作はできない。しかし、教師は
操作権限レベルが「A」のため、解答を表示させるよう
なポインタ操作を行うことができる。また、この場合、
アプリケーション204は、使用者識別情報によって、
どの生徒が、どの選択肢を選んだのかを認識することが
できる。さらに、アプリケーション204は、生徒2の
動作情報により、生徒2の操作するポインタの大きさを
大きく表示し、また、生徒2のポインタが指し示す箇所
の文字の大きさを大きく表示する。
【0068】また、アプリケーション204が接続ポー
ト番号と動作情報とを通知されると、アプリケーション
204は、現在のポインタの表示画面上における位置
と、マウスのボタンの状態とを知ることができる。
【0069】なお、現在一般に広く普及しているオペレ
ーティングシステムであるマイクロソフト社が提供する
ウィンドウズ等においては、オペレーティングシステム
の改造等を伴なわなければマイスマネジャ202をオペ
レーティングシステム203に組み込むことはできず、
また、オペレーティングシステムであるウィンドウズを
改造することは通常できない。そこで、図10に示すよ
うなプログラム構成をとることにより、ウィンドウズ上
においても、アプリケーション204において、各マウ
スの使用者を識別し、各使用者ごとに操作範囲を制限し
たり、各使用者ごとに画面表示等を変化させることがで
きる。
【0070】この場合、マイスマネジャ202は、CD
−ROM109またはフロッピーディスク111等の記
憶媒体に記憶されて、またはインターネット等のような
ネットワークを介して提供されるプログラムであり、ハ
ードディスク113にインストールされることにより使
用可能な状態となる。また、マイスマネジャ202は、
ST407においてポインタに関する情報に接続ポート
1の番号1(または、順次割り当てられた番号)を付加
してメッセージを合成し、ST408において、そのメ
ッセージをウィンドウマネジャ205へ送信する。
【0071】ウィンドウマネジャ205は、マイクロソ
フト社が提供しているオペレーティングシステムである
ウィンドウズの一部として備えられているものであり、
マイスマネジャ202から通知された各ポインタについ
てのメッセージをアプリケーション204へ送信する。
なお、ここではオペレーティングシステムの一例として
マイクロソフト社が提供しているウィンドウズを挙げた
が、ウィンドウマネジャの機能と同様の機能は他のオペ
レーティングシステムでも備えているため、ウィンドウ
ズ以外のオペレーティングシステムにマイスマネジャ2
02を適用することも可能である。
【0072】ウィンドウマネジャ205には、使用者情
報をアプリケーション204へ送信する機能は備わって
いないため、ST803において行われる問い合わせ
は、アプリケーション204からマイスマネジャ202
へ行われることになる。マイスマネジャ202は、問い
合わせがあった場合には、その問い合わせに対して、S
T804〜ST807において各情報をアプリケーショ
ン204へ通知する。
【0073】このように、本実施形態のポインタ制御方
法およびコンピュータシステムによれば、各マウスに各
マウスの使用者に関する情報を予め記憶し、その使用者
に関する情報をアプリケーションに通知するため、アプ
リケーションにおいて、各マウスの使用者を識別し、各
使用者ごとに操作範囲を制限したり、各使用者ごとに画
面表示等を変化させることができる。
【0074】なお、上記実施の形態では、各マウスはコ
ード接続とされていたが、赤外線ポート等を介して接続
するコードレス接続としてもよい。また、上記実施の形
態では、入力指示装置としてマウスを用いているが、こ
れに限定されるものでなく、キーボード、トラックボー
ル等のマウス以外の入力指示装置であっても構わない。
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アプリケーションに依存することなく複数のポインタを
表示させて複数のマウスから指示入力を行うことできる
とともに、福祉の現場等で使用されることを想定し、操
作を行ったマウス使用者を識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るコンピュータシス
テムの概略構成を示す要部ブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係るプログラムの構成
を示すプログラム構成図
【図3】本発明の実施の形態1に係るマウスミキサーの
動作を示すための動作フロー図
【図4】本発明の実施の形態1に係るマイスマネジャの
動作を示すための動作フロー図
【図5】本発明の実施の形態1に係るプログラムの構成
を示すプログラム構成図
【図6】本発明の実施の形態2に係るプログラムの構成
を示すプログラム構成図
【図7】本発明の実施の形態2に係るマウスミキサーの
動作を示すための動作フロー図
【図8】本発明の実施の形態2に係るマイスマネジャの
動作を示すための動作フロー図
【図9】本発明の実施の形態2に係る使用者テーブルの
構成を示すテーブル構成図
【図10】本発明の実施の形態2に係るプログラムの構
成を示すプログラム構成図
【符号の説明】
116 マウス 117 マウス制御装置 201 マウスミキサー 202 マイスマネジャ 203 オペレーティングシステム 204 アプリケーション 205 ウィンドウマネジャ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力指示装置の識別情報、接続状
    態および動作状態を示すポインタ情報を取得し、前記複
    数の入力指示装置の各々に対応して画面表示される複数
    のポインタの動作を、取得した前記識別情報および前記
    ポインタ情報に応じて各々独立に制御する、ことを特徴
    とするポインタ制御方法。
  2. 【請求項2】 入力指示装置に予め定めた識別情報によ
    って、複数のポインタの動作ついて、複数の入力指示装
    置のうちの何れの入力指示によるものかを判別する、こ
    とを特徴とする請求項1記載のポインタ制御方法。
  3. 【請求項3】 特定の入力指示を、予め定めた識別情報
    を有する入力指示装置から入力指示があった場合にのみ
    受け付ける、ことを特徴とする請求項1記載のポインタ
    制御方法。
  4. 【請求項4】 夫々の入力指示装置を接続する際に、入
    力指示装置の識別情報とその識別情報を有する入力指示
    装置に許可されている入力指示内容とを対応づけるテー
    ブルを生成し、生成したテーブルに基づいて夫々の入力
    指示装置からの入力指示を受け付けるか否かを判定す
    る、ことを特徴とする請求項3記載のポインタ制御方
    法。
  5. 【請求項5】 入力指示装置に予め定めた識別情報によ
    って、ポインタの画面表示状態および動作を変化させ
    る、ことを特徴とする請求項1記載のポインタ制御方
    法。
  6. 【請求項6】 夫々の入力指示装置を接続する際に、入
    力指示装置の識別情報とポインタの画面表示状態および
    動作とを対応づけるテーブルを生成し、生成したテーブ
    ルに基づいて夫々のポインタの画面表示状態および動作
    を変化させる、ことを特徴とする請求項5記載のポイン
    タ制御方法。
  7. 【請求項7】 入力指示装置に予め定めた識別情報に従
    ってポインタの移動を制御することによって、1つのポ
    インタが他のポインタを表示画面上の任意の位置まで誘
    導する、ことを特徴とする請求項1記載のポインタ制御
    方法。
  8. 【請求項8】 ポインタの移動制御は、1つのポインタ
    についての識別情報と他のポインタについての識別情報
    とを一致させる制御であることを特徴とする請求項7記
    載のポインタ制御方法。
  9. 【請求項9】 識別情報は、入力指示装置に予め記憶さ
    れたID情報であり、夫々の前記入力指示装置の接続時
    に読み出される、ことを特徴とする請求項1から請求項
    8記載のポインタ制御方法。
  10. 【請求項10】 識別情報は、入力指示装置が接続され
    るポートID情報であり、夫々の前記入力指示装置の接
    続時に認識される、ことを特徴とする請求項1から請求
    項8記載のポインタ制御方法。
  11. 【請求項11】 複数の入力指示装置の識別情報、接続
    状態および動作状態を示すポインタ情報を取得する手段
    と、前記複数の入力指示装置の各々に対応して画面表示
    される複数のポインタの動作を、取得した前記識別情報
    および前記ポインタ情報に応じて各々独立に制御する手
    段と、を具備することを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  12. 【請求項12】 複数の入力指示装置の識別情報、接続
    状態および動作状態を示すポインタ情報を順次取得する
    手段と、前記ポインタ情報に前記識別情報を付加して画
    面表示制御手段に各々通知する手段と、を具備すること
    を特徴とするポインタ制御装置。
  13. 【請求項13】 入力指示装置に予め定めた識別情報に
    よって、複数の入力指示装置のうちの何れの入力指示に
    よるものかを判別する、ことを特徴とするソフトウエア
    の入力指示判別方法。
  14. 【請求項14】 特定の入力指示を、予め定めた識別情
    報を有する入力指示装置から入力指示があった場合にの
    み受け付ける、ことを特徴とするソフトウエアの入力指
    示受付方法。
  15. 【請求項15】 入力指示装置に予め定めた識別情報に
    従ってポインタの移動を制御することによって、1つの
    ポインタが他のポインタを表示画面上の任意の位置まで
    誘導する、ことを特徴とするソフトウエアのポインタ誘
    導方法。
  16. 【請求項16】 複数の入力指示装置の識別情報、接続
    状態および動作状態を示すポインタ情報を取得するステ
    ップと、取得した前記識別情報および前記ポインタ情報
    を画面表示制御手段に各々通知するステップと、をコン
    ピュータに実行させるプログラムを格納したことを特徴
    とする記憶媒体。
  17. 【請求項17】 複数の入力指示装置の識別情報、接続
    状態および動作状態を示すポインタ情報を取得するステ
    ップと、前記複数の入力指示装置の各々に対応して画面
    表示される複数のポインタの動作を、取得した前記識別
    情報および前記ポインタ情報に応じて各々独立に制御す
    るステップと、をコンピュータに実行させるプログラム
    を格納したことを特徴とする記憶媒体。
  18. 【請求項18】 複数の入力指示装置の識別情報、接続
    状態および動作状態を示すポインタ情報を取得するステ
    ップと、取得した前記識別情報および前記ポインタ情報
    を画面表示制御手段に各々通知するステップと、をコン
    ピュータに実行させるプログラムを格納する格納手段
    と、受信側からの要求に応じて前記プログラムを受信側
    へ送信する送信手段と、を具備することを特徴とするコ
    ンピュータシステム。
  19. 【請求項19】 複数の入力指示装置の識別情報、接続
    状態および動作状態を示すポインタ情報を取得するステ
    ップと、前記複数の入力指示装置の各々に対応して画面
    表示される複数のポインタの動作を、取得した前記識別
    情報および前記ポインタ情報に応じて各々独立に制御す
    るステップと、をコンピュータに実行させるプログラム
    を格納する格納手段と、受信側からの要求に応じて前記
    プログラムを受信側へ送信する送信手段と、を具備する
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
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CN112799526A (zh) * 2021-01-29 2021-05-14 瑞芯微电子股份有限公司 一种单系统多鼠标同时显示操作的方法和系统

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