JP2001083860A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001083860A
JP2001083860A JP25920299A JP25920299A JP2001083860A JP 2001083860 A JP2001083860 A JP 2001083860A JP 25920299 A JP25920299 A JP 25920299A JP 25920299 A JP25920299 A JP 25920299A JP 2001083860 A JP2001083860 A JP 2001083860A
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image forming
element array
light emitting
process cartridge
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JP25920299A
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Kenji Muto
健二 武藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセスカートリッジを装置本体に対して着
脱可能であるという利点を損なうことなく、発光素子ア
レイと結像素子アレイと像担持体とを、簡便かつ高精度
に位置決め可能とする画像形成装置を提供する。 【解決手段】 プロセスカートリッジ80を画像形成装
置内のプロセスカートリッジ装着部60に対して装着
し、固定部位端部保持部材55を画像形成装置側に孔部
62を用いて固定して、ロッドレンズアレイ固定部位5
2を画像形成装置本体に対してZ方向(光軸方向),Y
方向の位置決めを行うことによって、予めロッドレンズ
アレイ固定部位52に精度よく固定されたロッドレンズ
アレイ3の位置決めを達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置本体に対して
着脱自在なプロセスカートリッジを備えた、例えば、モ
ノクロ画像およびカラー画像を形成するプリンタ,ファ
クシミリ,複写機等の画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ,ファクシミリ,デジタ
ル複写機等の画像形成装置の多数は、電子写真方式が用
いられており、その中には、外部コンピュータ、あるい
は画像読み取り系から出力された画像信号に応じた潜像
を感光体上に形成する露光系として発光ダイオード等の
発光素子をアレイ化した光源を用いた露光装置が使用さ
れているものがある。
【0003】このような露光装置は、小型であり、静粛
な画像形成装置を簡単に構成することが可能である。
【0004】ここで、発光素子は発光ダイオードなどで
構成されるが、これらは或る点、あるいは或る面から拡
散光を放射するものであり、感光体上に潜像を形成する
ためには発光素子から発せられた拡散光を各々微小なス
ポットに結像する必要がある。
【0005】そこで、多くの発光素子列を用いる露光装
置には、結像手段としてロッドレンズアレイを設け、良
好なスポットを形成するようにしている。
【0006】このために発光素子と結像素子との相対的
な位置関係を高い位置精度になるように構成している。
【0007】一方で、画像形成装置そのものに対して、
より高精細な画像が形成できるように求められている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0009】上記のようなロッドレンズアレイを結像手
段として用いて高精細な画像を潜像する場合には、個々
のロッドレンズによる像の重ね合わせによって必要光量
を達成させる構成であるため、像の重ね合わせを高精度
に達成するように、発光素子アレイと結像素子と像担持
体との間には十分な位置精度が必要であり、高度な調整
機構や要素単体の高い精度が要求される。
【0010】その一方で、画像形成装置には像担持体や
現像手段などを一体化したプロセスカートリッジを着脱
可能とし、現像材などの消耗によって簡便に交換可能と
してあるものが多い。
【0011】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、プロ
セスカートリッジを装置本体に対して着脱可能であると
いう利点を損なうことなく、発光素子アレイと結像素子
アレイと像担持体とを、簡便かつ高精度に位置決め可能
とする画像形成装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、像担持体と、該像担持体上に潜像
を形成する発光素子を配列した発光素子アレイと、前記
発光素子から発散される光束を前記像担持体上に結像す
る結像素子を配列した結像素子アレイと、を備える画像
形成装置において、装置本体に対して着脱自在に構成し
たプロセスカートリッジに、前記像担持体および発光素
子アレイを含めると共に、幅方向一端側が装置本体に固
定され、前記結像素子アレイを保持する結像素子アレイ
保持体と、前記プロセスカートリッジを装置本体に装着
した後に、前記結像素子アレイ保持体の幅方向他端側と
装置本体とを連結保持して位置決めする位置決め部材
と、を備えることを特徴とする。
【0013】従って、装置本体に対して着脱自在なプロ
セスカートリッジを用いるという利点を有しつつ、プロ
セスカートリッジを装着することで、このプロセスカー
トリッジに備えられた像担持体および発光素子アレイは
装置本体に対して位置決めがなされ、かつ、結像素子ア
レイはその両端が装置本体に対して位置決め支持される
ので、像担持体と発光素子アレイと結像素子アレイとの
間の位置決めがなされる。
【0014】前記位置決め部材によって、前記結像素子
アレイ保持体を前記結像素子の光軸方向に位置規制する
とよい。
【0015】従って、結像するための焦点距離が定めら
れる。
【0016】像担持体と、該像担持体上に潜像を形成す
る発光素子を配列した発光素子アレイと、前記発光素子
から発散される光束を前記像担持体上に結像する結像素
子を配列した結像素子アレイと、を備える画像形成装置
において、装置本体に対して着脱自在に構成したプロセ
スカートリッジに、前記像担持体および発光素子アレイ
を含めると共に、幅方向一端側が装置本体に固定され、
前記結像素子アレイを保持する結像素子アレイ保持体
と、前記プロセスカートリッジ内に設けられ、該プロセ
スカートリッジを装置本体に装着した際に前記結像素子
アレイ保持体の幅方向他端側を保持して位置決めする位
置決め手段と、を備えることを特徴とする。
【0017】従って、装置本体に対して着脱自在なプロ
セスカートリッジを用いるという利点を有しつつ、プロ
セスカートリッジを装着することで、このプロセスカー
トリッジに備えられた像担持体および発光素子アレイは
装置本体に対して位置決めがなされ、かつ、結像素子ア
レイはその一端が装置本体に対して位置決め支持され
て、その他端がプロセスカートリッジを介して装置本体
に対して位置決め支持されるので、像担持体と発光素子
アレイと結像素子アレイとの間の位置決めがなされる。
【0018】前記結像素子アレイ保持体は、該結像素子
アレイ保持体の装置本体に対する変位を許容する変位許
容部材を介して装置本体に固定されるとよい。
【0019】従って、結像素子アレイ保持体は装置本体
に対して変位が許容されるので、プロセスカートリッジ
の着脱が容易となる。
【0020】前記位置決め手段によって、前記結像素子
アレイ保持体を前記結像素子の光軸方向に位置規制する
とよい。
【0021】前記プロセスカートリッジには、前記像担
持体の表面を潜像形成工程前に一様に帯電する帯電器を
含むとよい。
【0022】前記帯電器は帯電ローラから構成されると
よい。
【0023】前記発光素子は発光ダイオードであるとよ
い。
【0024】前記発光素子はエレクトロルミセンスであ
ることも可能である。
【0025】前記発光素子アレイは、複数のエレクトロ
ルミセンスが透明基材上に積層されて構成され、かつ各
エレクトロルミセンスから放射される光束は前記透明基
材を透過して放射されるとよい。
【0026】前記エレクトロルミセンスの積層方向と前
記光束が略垂直となるように配置されるとよい。
【0027】前記結像素子はロッドレンズであり、複数
のロッドレンズを1列以上配列して、前記結像素子アレ
イを構成するとよい。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0029】(第1の実施の形態)図1〜図7を参照し
て、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置につ
いて説明する。
【0030】まず、本実施の形態に係る画像形成装置の
プロセスカートリッジに関して、特に図3および図4を
参照して説明する。
【0031】図3はプロセスカートリッジ装着部付近の
様子を示す模式図(像担持体の回転軸に垂直な断面の様
子を示す模式図)であり、図4は同じくプロセスカート
リッジ装着部付近の様子を示す模式図(像担持体の回転
軸に平行な断面の様子を示す模式図)である。
【0032】図3,図4において、1はエレクトロルミ
センス(以下、ELと称する。)発光素子が図1中X方
向にアレイ状に配列され形成された発光素子アレイとし
てのELアレイであり、2はプロセスカートリッジ内の
像担持体である感光ドラムであり、3はELアレイ2か
ら放射された光束を感光ドラム2の表面上に結像する結
像素子を配列した結像素子アレイとしてのロッドレンズ
アレイである。
【0033】また、5はELアレイ1と不図示のドライ
バー部とを電気的に接続するフレキ基板であり、7はプ
ロセスカートリッジ内の帯電器やクリーナなどを保持す
るフレームであり、8,9は各々が感光ドラム2の端部
を保持し、ELアレイ1の片端が固定されたフレーム7
に固定される保持部材である。
【0034】ここで、ロッドレンズアレイ3は画像形成
装置本体側の結像素子アレイ保持体としてのロッドレン
ズアレイ保持部位52に接着などの方法により固定され
ており、図4中右側においてロッドレンズアレイ保持部
位52は画像形成装置本体側に一体的に設けられるか、
あるいは固定されている。
【0035】また、図4中左側においてロッドレンズア
レイ保持部位52はその端部を位置決め部材としての固
定部位端部保持部材55によって画像形成装置本体に固
定されている。
【0036】この端部保持については後述する。
【0037】像担持体である感光ドラム2はカップリン
グ部を持つフランジ22が固定されることによって画像
形成装置本体の駆動部51の駆動力が伝達されるように
構成されている。
【0038】一方、フランジ22と逆側の感光ドラム2
の端部は、保持部材8のピン8aを受ける孔部が設けら
れたフランジ21によって回動可能に構成されている。
【0039】なお、図3中、10は結像ユニットフレー
ムであり、11は現像ローラであり、12,13は現像
材規制部材であり、14はクリーニングブレードであ
り、15は帯電器としての帯電ローラである。
【0040】これらの動作は画像形成装置本体の動作と
ともに説明する。
【0041】次に、各発光素子の構造について図6およ
び図7を参照して説明する。
【0042】図6はELアレイ1の一部を模式的に示し
た模式図であり、EL素子による発光素子の構成を層積
層方向から見た様子を示しており、図7も同じくELア
レイの一部を模式的に示した模式図であり、層積層方向
に垂直な断面の様子を示している。
【0043】この発光に必要な層を含めた全体が上述の
ELアレイ1である。
【0044】このELアレイ1の構成は、発光波長に対
して透明な透明基材としての透明基板1101上に、I
TO等によって構成されるこれも発光波長に対して透明
なプラス電極が1102a,1102b,1102c,
1102d・・・というように発光素子ごとに分割して
形成されている。
【0045】そして、そのプラス電極の一部の上に有機
物のホール輸送層1103、および有機物のエレクトロ
ン輸送層1104が積層され、ホール輸送層1103,
エレクトロン輸送層1104の上になるように、Mg,
Al等のマイナス電極層1105が積層されている。
【0046】なお、場合によってはこのマイナス電極層
1105の上に図示されない封止層が積層される場合も
ある。
【0047】ここで、プラス電極1102a,1102
b,1102c,1102d・・・とマイナス電極11
05との間に最適な電圧を印加することにより良好な発
光が行え、透明基板1101方向図7中L1に光量が得
られる。
【0048】図7中でプラス電極が並列に電源につなが
れているとしてあるがこれは電圧が印加されることを模
式的に示す図であり、各電極ごとにスイッチングしても
よく、時間ごとに各電極をスイッチングしてもよい。
【0049】また、発光素子の発光部位は、図6中にお
けるプラス電極1102a,1102b,1102c,
1102d・・・とマイナス電極1105の交差した各
々の部分である。
【0050】なお、以上の説明では、エレクトロン輸送
層1104ならびにホール輸送層1103を有機物とし
て限定して説明したが、これらは無機物で構成してもよ
い。
【0051】また、プラス電極であるITOを発光波長
の光を反射する金属膜などで構成することで層積層方向
に垂直な図中L2方向に光量を得る構成としてもよい。
【0052】次に、特に図5を参照して、本発明の実施
の形態に係るプロセスカートリッジが装着される画像形
成装置について説明する。
【0053】以下の説明においては、プロセスカートリ
ッジが組み込まれる画像形成装置としてプリンタを例に
挙げて説明する。
【0054】図5は本発明の実施の形態に係る画像形成
装置の概略構成断面図である。
【0055】不図示のホスト装置から画像データがプリ
ンタ90内部の不図示のコントローラに送られる。
【0056】その一方で、記録材92が本体内の給送ロ
ーラ13あるいは本体外部から給送ローラ15を介して
給送され、レジストローラ16a,16bの位置に達し
た際に不図示のセンサによって記録材92の先端位置が
検知され、あるタイミングでレジストローラ16a,1
6bによって給送される。
【0057】一方、ELアレイ1から画像データに応じ
て、プリンタ90側にある不図示のELアレイドライバ
ー部によって駆動されて発光された光束が、帯電ローラ
15によって帯電が前もって行われている、図中矢印方
向に回転させられる像担持体である感光ドラム2に露光
されて、静電潜像が形成される。
【0058】この静電潜像に応じて、現像ローラ11か
ら現像ユニットフレーム10内に保有する不図示の現像
材が感光ドラム2に付与される。
【0059】そして、転写器19上の位置までに現像材
が付与された感光ドラム2が回転すると同時に、記録材
92も転写器19上に到達して、現像材が記録材92上
に転写器19によって転写される。
【0060】その後、記録材92は、搬送路21を通り
定着器22a,22bまで到達し、転写された現像材が
記録材92に定着され、トレイ部23に排出させられて
画像形成を完了する。
【0061】次に、各構成部の位置決め(前述したロッ
ドレンズアレイ保持部位52が固定部位端部保持部材5
5によって位置決めされること)について、特に図1お
よび図2を参照して説明する。
【0062】図1はプロセスカートリッジ80が画像形
成装置本体内のプロセスカートリッジ装着部60に装着
される前段階を示しており、図2はプロセスカートリッ
ジ80がプロセスカートリッジ装着部60に装着された
後であって、固定部位端部保持部材55が装着される前
段階を示している。
【0063】図1,図2において、55は固定部位端部
保持部材であり、55aはロッドレンズアレイ位置決め
ピンであり、55bは回動防止ピン用孔であり、55c
は固定用孔である。
【0064】また、60はプロセスカートリッジ装着部
であり、61は固定部位端部保持部材回動防止ピンであ
り、62はレンズアレイ位置決め部材固定用孔であり、
52aはロッドレンズアレイ固定部位の位置決めピン挿
入孔である。
【0065】他の符号を付した構成については、既に、
図3,図4を参照して説明済みであるのでその説明は省
略する。
【0066】プロセスカートリッジ80は、画像形成装
置内のプロセスカートリッジ装着部60に対し、ガイド
部60aにフレーム上のガイド部7eを沿わせて挿入さ
せられる。
【0067】この時、ロッドレンズアレイ保持部位52
および、ロッドレンズアレイ3はプロセスカートリッジ
80に設けられた孔部9a,7aを貫通していく。
【0068】そして、図2に示すように完全にプロセス
カートリッジ80が装着部60に装着されると、ロッド
レンズアレイ保持部位52および、ロッドレンズアレイ
3は、プロセスカートリッジのもう一端の孔部8aも貫
通する。
【0069】その後、固定部位端部保持部材55はその
ロッドレンズアレイ位置決めピン55aをロッドレンズ
アレイ固定部位52の孔部52aに挿入しながら、画像
形成装置本体の回動防止ピン61に対応する回動防止ピ
ン用孔部55bに挿入させられる。
【0070】そして、図4の状態となり、螺子56によ
り固定部位端部保持部材55を画像形成装置側に孔部6
2を用いて固定する。
【0071】これにより、位置決めピン55aによって
ロッドレンズアレイ固定部位52の開放側の一端が装置
本体に連結保持されて着実に固定されるとともに画像形
成装置本体に対してZ方向(光軸方向),Y方向の位置
決めが行われる。
【0072】こうして、ロッドレンズアレイ保持部位が
プロセスカートリッジに対してZ方向,Y方向に関して
精度よく位置決めが成されるとともに、ロッドレンズア
レイを予めロッドレンズアレイ固定部位52に精度よく
固定することでロッドレンズアレイの位置決めを達成す
る。
【0073】以上述べたように本実施の形態に係る画像
形成装置においては、プロセスカートリッジの利点を損
なうことなく、結像素子であるロッドレンズアレイの位
置決めを行いつつ、機械的強度を損なわないようにロッ
ドレンズアレイの固定を行うことができ、プロセスカー
トリッジを装置本体に装着することによって、プロセス
カートリッジに備えられたELアレイや感光ドラムを装
置本体に対して位置決めすることができ、結局、ELア
レイと感光ドラムとロッドレンズアレイとの間を精度良
く位置決めすることができる。
【0074】これにより画像形成装置本体内の振動など
の影響が少なく、ELアレイからの光束を像担持体であ
る感光ドラム上に良好なスポットとして結像できる。
【0075】そして、像担持体上に高精細な潜像形成が
行われるため、本実施の形態に係るプロセスカートリッ
ジを用いる画像形成装置においては高精細な画像形成が
実現できるものである。
【0076】なお、上記説明では、発光素子アレイをE
Lアレイとして説明したが、これは発光ダイオード(L
ED)アレイなどでも実施できる。
【0077】(第2の実施の形態)図8〜図10には、
第2の実施の形態が示されている。上記第1の実施の形
態では、一端側が装置本体に固定された結像素子アレイ
の他端側を、別部材として位置決め部材によって装置本
体に位置決め保持する構成を示したが、本実施の形態で
は、プロセスカートリッジ内に位置決め手段を設けて、
結像素子アレイの他端側を位置決め支持する構成を示し
ている。
【0078】その他の構成および作用については第1の
実施の形態と同一なので、同一の構成部分等について
は、適宜その説明は省略する。
【0079】まず、本実施の形態に係る画像形成装置の
プロセスカートリッジに関して、特に図9および図10
を参照して説明する。
【0080】図9はプロセスカートリッジ装着部付近の
様子を示す模式図(像担持体の回転軸に垂直な断面の様
子を示す模式図)であり、図10は同じくプロセスカー
トリッジ装着部付近の様子を示す模式図(像担持体の回
転軸に平行な断面の様子を示す模式図)である。
【0081】図9,図10において、201は、EL発
光素子が図10中X方向にアレイ状に配列され形成され
たELアレイであり、202はプロセスカートリッジ内
の像担持体である感光ドラムであり、203はELアレ
イ202から放射された光束を感光ドラム202の表面
上に結像するロッドレンズアレイである。
【0082】また、205はELアレイ201と不図示
のドライバー部とを電気的に接続するフレキ基板であ
り、207はプロセスカートリッジ内の帯電器やクリー
ナなどを保持するフレームであり、208,209は各
々が感光ドラム202の端部を保持し、ELアレイ20
1の片端が固定されたフレーム207に固定される保持
部材である。
【0083】ここで、ロッドレンズアレイ203は画像
形成装置本体側のロッドレンズアレイ保持部位252に
接着などの方法により固定されており、図10中右側に
おいてロッドレンズアレイ保持部位252は画像形成装
置本体側に対して、ロッドレンズアレイが調整される範
囲において変位可能な変位許容部材としての弾性部材2
70を介して接続されている。
【0084】また、図10中左側においてロッドレンズ
アレイ保持部位252はその左側端部を感光ドラム20
2とともに位置決め手段としての保持部材208によっ
てプロセスカートリッジに固定されている。
【0085】さらに、ロッドレンズアレイ保持部位25
2は、そのガイド部252b,252c,252dがプ
ロセスカートリッジに設けられたガイド部207b,2
07c,207dに沿ってロッドレンズアレイのZ方
向,Y方向の位置決めが行われている。
【0086】この位置決めの詳細に関しては後述する。
【0087】また、像担持体である感光ドラム202は
カップリング部を持つフランジ222が固定されること
によって画像形成装置本体の駆動部251の駆動力が伝
達されるように構成されている。
【0088】一方、フランジ222と逆側の感光ドラム
202の端部は、前述の保持部材208のピン208a
を受ける孔部が設けられたフランジ221により回動可
能に構成されている。
【0089】なお、図9中、210は現像ユニットフレ
ームであり、211は現像ローラであり、212,21
3は現像材規制部材であり、214はクリーニングブレ
ードであり、215は帯電ローラである。
【0090】ここで、各発光素子の構造については上記
第1の実施の形態の場合と同様であるため説明を省略す
る。
【0091】また、画像形成装置の画像形成時の動作に
ついても上述と同様のため、これを省略する。
【0092】次に各構成部の位置決め(ロッドレンズア
レイ保持部位252の一端が保持部材208のピン部2
08aと、フレーム207上のガイド部207b,20
7c,207dによって固定され、ロッドレンズアレイ
203のロッドレンズアレイの位置決めがプロセスカー
トリッジに対して行われること)について説明する。
【0093】図8はプロセスカートリッジ280が画像
形成装置本体内のプロセスカートリッジ装着部260に
装着される前段階を示している。
【0094】図中、260はプロセスカートリッジ装着
部であり、260aはプロセスカートリッジ装着用ガイ
ドであり、207eはプロセスカートリッジ側の装着ガ
イドである。
【0095】その他の符号を付した構成については、既
に、図9,図10を参照して説明済みであるのでその説
明は省略する。
【0096】プロセスカートリッジ280は、画像形成
装置内のプロセスカートリッジ装着部260に対し、ガ
イド部260aにフレーム上のガイド部207eを沿わ
せて挿入させられる。
【0097】この時、ロッドレンズアレイ保持部位25
2および、ロッドレンズアレイ203はプロセスカート
リッジ280に設けられた孔部209a,207aを貫
通していく。
【0098】そして、プロセスカートリッジ280があ
る程度挿入されると、途中からロッドレンズアレイ保持
部位252に設けられた前述のガイド部252b,25
2c,252dが、それぞれフレーム上のガイド部20
7b,207c,207dに沿うようになり、装着部2
60の奥側に関してロッドレンズアレイ保持部位252
はZ方向(ロッドレンズアレイの光軸方向)およびY方
向に関して位置決めされる。
【0099】ここで、ロッドレンズアレイ保持部位25
2は前述の変位を許容する弾性部材270を介して画像
形成装置本体に固定されているため、ロッドレンズアレ
イ保持部位252のガイド部がフレーム207のガイド
部にならうように、各方向に多少変位してもよい。
【0100】そして、図10に示すように完全にプロセ
スカートリッジ280が装着部260に装着されると、
ロッドレンズアレイ保持部位252の孔部252aに、
感光ドラム202の一端をフランジ221を介して回動
自在に保持している保持部材208のピン部208bが
挿入されて、図10中左側のZ方向,Y方向のロッドレ
ンズアレイ保持部位252の位置決めが完了する。
【0101】こうして、ロッドレンズアレイ保持部位2
52がプロセスカートリッジに対してZ方向,Y方向に
関して精度よく位置決めが成されるとともに、ロッドレ
ンズアレイ203をあらかじめロッドレンズアレイ保持
部位252に精度よく固定することでロッドレンズアレ
イ203の位置決めを達成する。
【0102】以上述べたように本実施の形態に係る画像
形成装置においては、プロセスカートリッジの利点を損
なうことなく、結像素子であるロッドレンズアレイのプ
ロセスカートリッジに対する位置決めを行いつつ、機械
的強度を損なわないようなロッドレンズアレイの固定を
行うことができ、ELアレイと感光ドラムとロッドレン
ズアレイとの間を精度良く位置決めすることができる。
【0103】これによりELアレイからの光束を像担持
体上に良好なスポットとして結像できる。
【0104】そして、像担持体上に高精細な潜像形成が
行われるため、本実施の形態に係るプロセスカートリッ
ジを用いる画像形成装置においては高精細な画像形成が
実現できる。
【0105】なお、本実施の形態においても発光素子ア
レイをELアレイとして説明したが、これはLEDアレ
イなどでも実施できる。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、プロセ
スカートリッジを装置本体に対して着脱可能であるとい
う利点を損なうことなく、発光素子アレイと結像素子ア
レイと像担持体とを、簡便かつ高精度に位置決めするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るプロセスカー
トリッジの装置本体への装着を説明する概略斜視図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るプロセスカー
トリッジの装置本体への装着を説明する概略斜視図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るプロセスカー
トリッジ装着部付近の様子を示す模式図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るプロセスカー
トリッジ装着部付近の様子を示す模式図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略
構成断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るELアレイの一部の
模式図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るELアレイの一部の
模式図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るプロセスカー
トリッジの装置本体への装着を説明する概略斜視図であ
る。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係るプロセスカー
トリッジ装着部付近の様子を示す模式図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係るプロセスカ
ートリッジ装着部付近の様子を示す模式図である。
【符号の説明】
1,201 ELアレイ 2,202 感光ドラム 3,203 ロッドレンズアレイ 15,215 帯電ローラ 52,252 ロッドレンズアレイ保持部位 55 固定部位端部保持部材 80,280 プロセスカートリッジ 90 プリンタ 208 保持部材 270 弾性部材 1101 透明基板

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体と、 該像担持体上に潜像を形成する発光素子を配列した発光
    素子アレイと、 前記発光素子から発散される光束を前記像担持体上に結
    像する結像素子を配列した結像素子アレイと、を備える
    画像形成装置において、 装置本体に対して着脱自在に構成したプロセスカートリ
    ッジに、前記像担持体および発光素子アレイを含めると
    共に、 幅方向一端側が装置本体に固定され、前記結像素子アレ
    イを保持する結像素子アレイ保持体と、 前記プロセスカートリッジを装置本体に装着した後に、
    前記結像素子アレイ保持体の幅方向他端側と装置本体と
    を連結保持して位置決めする位置決め部材と、を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記位置決め部材によって、前記結像素子
    アレイ保持体を前記結像素子の光軸方向に位置規制する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】像担持体と、 該像担持体上に潜像を形成する発光素子を配列した発光
    素子アレイと、 前記発光素子から発散される光束を前記像担持体上に結
    像する結像素子を配列した結像素子アレイと、を備える
    画像形成装置において、 装置本体に対して着脱自在に構成したプロセスカートリ
    ッジに、前記像担持体および発光素子アレイを含めると
    共に、 幅方向一端側が装置本体に固定され、前記結像素子アレ
    イを保持する結像素子アレイ保持体と、 前記プロセスカートリッジ内に設けられ、該プロセスカ
    ートリッジを装置本体に装着した際に前記結像素子アレ
    イ保持体の幅方向他端側を保持して位置決めする位置決
    め手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記結像素子アレイ保持体は、該結像素子
    アレイ保持体の装置本体に対する変位を許容する変位許
    容部材を介して装置本体に固定されることを特徴とする
    請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記位置決め手段によって、前記結像素子
    アレイ保持体を前記結像素子の光軸方向に位置規制する
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】前記プロセスカートリッジには、前記像担
    持体の表面を潜像形成工程前に一様に帯電する帯電器を
    含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記
    載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記帯電器は帯電ローラから構成されるこ
    とを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】前記発光素子は発光ダイオードであること
    を特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の画像
    形成装置。
  9. 【請求項9】前記発光素子はエレクトロルミセンスであ
    ることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載
    の画像形成装置。
  10. 【請求項10】前記発光素子アレイは、複数のエレクト
    ロルミセンスが透明基材上に積層されて構成され、かつ
    各エレクトロルミセンスから放射される光束は前記透明
    基材を透過して放射されることを特徴とする請求項9に
    記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】前記エレクトロルミセンスの積層方向と
    前記光束が略垂直となるように配置されることを特徴と
    する請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】前記結像素子はロッドレンズであり、複
    数のロッドレンズを1列以上配列して、前記結像素子ア
    レイを構成することを特徴とする請求項1〜11のいず
    れか一つに記載の画像形成装置。
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