JP2001083785A - 画像形成装置にトナーを供給するためのトナーボトル - Google Patents

画像形成装置にトナーを供給するためのトナーボトル

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JP2001083785A
JP2001083785A JP25753699A JP25753699A JP2001083785A JP 2001083785 A JP2001083785 A JP 2001083785A JP 25753699 A JP25753699 A JP 25753699A JP 25753699 A JP25753699 A JP 25753699A JP 2001083785 A JP2001083785 A JP 2001083785A
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toner
bottle
toner bottle
cap
inner cap
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JP25753699A
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Toshio Adachi
俊雄 安達
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置に装着したトナーボトルがトナ
ーを供給する際に、飛散したトナーがボトルの口部の回
りに付着するのを防止するようにしたトナーボトルを提
供する。 【解決手段】 内キャップ118は、蛇腹124が形成
されており、この蛇腹124によって内キャップ118
はその軸線方向に伸縮可能である。内キャップ118
は、その開口端面118aに隣接した周面126がボト
ル口部に密に嵌合されるようになっている。また、内キ
ャップ118の閉塞端面118bに隣接した周面128
には、開口130が形成されており、内キャップ118
をボトル口部から引き出して開口130を外部に露出さ
せることによって、ボトル内のトナーを画像形成装置に
供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンターなどの電子写真法を利用した画像形成
装置に用いられる現像剤つまりトナーを充填するための
トナーボトルに関し、より詳しくは、このトナーボトル
のキャップ部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光導電性感光体に静電潜像を形成し、こ
の潜像を、帯電している着色粒子(トナー)よって現像
し、これを紙に転写する電子写真法を利用した画像形成
装置は、複写機、ファクシミリ、プリンターなどで具体
化され、現在では広く使用されている。トナーは、一般
的には、ボトルの中に収容した状態で画像形成装置に装
着され、このトナーボトルは、空になると、新しいトナ
ーボトルと交換される。
【0003】トナーボトルは、その口部がキャップ部材
によって密封されている。特開平7−20705号公
報、特開平8−220857号公報、特開平9−969
59号公報は、新たに画像形成装置に装着したトナーボ
トルをコレットチャックによって把持して画像形成装置
の中でキャップ部材を引き抜くと共に、トナーボトルが
空になったら、コレットチャックでキャップ部材をトナ
ーボトルに押し込んで施栓することを教示している。
【0004】図9及び図10は、これら特開平7−20
705号公報などに記載の発明の具体例を示すものであ
る。トナーボトル1の口部2は、図9から理解できるよ
うに、円筒状の形状を有し、その開口端の外周面には、
ネジ山3が形成されている。この口部2は、その中に嵌
入される内キャップ4と、口部2のネジ山3と螺合して
口部2を外側から覆う外キャップ5とで施栓される。内
キャップ4には、その中心から外方に向けて軸線に沿っ
て突出するピン6を有し、このピン6は先端部分に拡大
ヘッドを有している。
【0005】図10は、画像形成装置に内蔵した自動開
栓及び施栓メカニズム10の一部を示すものである。自
動開栓及び施栓メカニズム10は、コレットチャック1
1を有し、このコレットチャック11は、トナーボトル
1を装着したとき及び空になったトナーボトル1を交換
するときに、トナーボトル1の軸線に沿って進退動作し
て内キャップ4の着脱が行われる。すなわち、自動開栓
及び施栓メカニズム10は、新しいトナーボトル1が装
着されたときには、このトナーボトル1の内キャップ4
をコレットチャック11で把持して、これを引き抜いて
ボトル1の口部2を開放し、逆に、トナーボトル1が空
になったら、把持している内キャップ4をボトル1の口
部2に押し込んで、空のボトル1の口部2を塞ぐように
作動する。なお、このコレットチャック11を用いた自
動開栓に関連して、従来、図11に示すように内キャッ
プ4からボトル内方側に延びる軸部12とその先端に設
けられた傘部13とで構成された抜け止め防止手段14
を内キャップ4に設けたものが知られている。
【0006】しかしながら、従来のトナーボトル1で
は、画像形成装置が自動開栓及び施栓メカニズム10を
具備しているか否かを問わず、装着したトナーボトル1
が画像形成装置にトナーを供給する際に、飛散したトナ
ーがボトル口部2の回りに付着し易く、このため、トナ
ーボトル1を交換するときに作業者が手を汚すという問
題があった。また、自動開栓及び施栓メカニズム10を
具備した画像形成装置では、空になったトナーボトル1
に対する内キャップ4の装着ミスが発生したときに、こ
れが原因で、新しいトナーボトル1を装着したときに、
コレットチャック11によってボトル内キャップ4を取
り外すことができない、という問題が発生する恐れがあ
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、画
像形成装置に装着したトナーボトルがトナーを供給する
際に、飛散したトナーがボトルの口部の回りに付着する
のを防止するようにしたトナーボトルを提供することを
その課題とする。また、本発明は、上述したボトル口部
の回りへのトナーの付着防止に加えて、自動開栓及び施
栓メカニズムを搭載している画像形成装置におけるボト
ルキャップ部材の施栓又は開栓作業の確実性を向上する
ようにしたトナーボトルを提供することを別の課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題は、本
発明によれば、画像形成装置にトナーを供給するための
トナーボトルの口部の中に嵌入されて、このトナーボト
ルをシールするためのキャップを有し、該キャップが、
トナーボトルの口部に沿って伸縮するための伸縮手段を
有し、該トナーボトルをシールするときには、短縮した
状態でトナーボトルの口部に収容され、トナーボトルの
中のトナーを流出させるときには、該トナーボトルの口
部に固定した状態で伸長して該キャップの一部が外部に
露出し、該キャップの露出する部分には、トナーボトル
の中のトナーを外部に流出させるための開口が形成され
ていることを特徴とするトナーボトルを提供することに
よって達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面に基づいて本
発明の好ましい実施の形態を説明する。図1及び図2
は、本発明の第1の実施形態に係るトナーボトルを示
す。このトナーボトル110は、従来と同様に、プラス
チック成型品からなる有底筒体の本体112を含み、こ
のボトル本体112は、その一端面に形成された筒状の
口部114を有し、この口部114の外周面にはネジ山
116が形成されている。トナーボトル110は、従来
と同様に、ボトル口部114の中に嵌入される内キャッ
プ118と、ボトル口部114を覆うようにして配置さ
れる外キャップ120とで施栓され、この外キャップ1
20の内面には、ボトル口部114のネジ山116と係
合するネジ山122が形成されている。これら内キャッ
プ118と外キャップ120はプラスチック材料からな
る成型品であるのがよい。
【0010】内キャップ118は、ボトル口部114の
内径に適合した外径を有する略円筒体の形状を有し、ボ
トル口部114側の端が開口され、これとは反対側の端
が閉塞された有底筒体の形状を有する。この内キャップ
118には、図2からも理解できるように、その軸線方
向中間の部分に蛇腹124が形成されており、この蛇腹
124によって内キャップ118はその軸線方向に伸縮
可能である。すなわち、内キャップ118は、その軸線
方向の中間部分に蛇腹124を有し、この蛇腹部分12
4を挟んで開口端面118aに隣接した周面126及び
閉塞端面118bに隣接した周面128は、滑らかな円
周面で構成されている。この閉塞端面118b側の周面
128には、円周方向に離間した複数の開口130が形
成されている。なお、図1及び図2の参照符号132
は、先端に拡大ヘッド132aを備えたピンであり、こ
のピン132は、先に説明した従来例と同様に、内キャ
ップ118の閉塞端面118bの中心に設けられてい
る。
【0011】この内キャップ118は、従来と同様に、
ボトル口部114の中に嵌入して使用されるものである
が、内キャップ118の開口端側周面126の外径はボ
トル口部114の内径よりも若干大き目に設定するのが
よく、これにより内キャップ118をボトル口部114
に嵌入したときに容易に抜け出ないようにするのがよ
い。他方、内キャップ118の閉塞端側周面128の外
径は、ボトル口部114の内径とほぼ同じかそれよりも
若干小径に設定するのがよく、これにより内キャップ1
18のピン132を外方に引っ張ったときに、内キャッ
プ118をボトル口部114に固定したままで、蛇腹部
分124が伸長して、内キャップ118の開口130を
外部に露出させることができる。
【0012】また、図1に示すように、ボトル口部11
4の内側面を段付き面に形成して、ボトル口部114の
開口側の内径をボトル口部114の深部側の内径側より
も内キャップ118の肉厚だけ大径に作るのが好まし
い。これにより、ボトル口部114の大径部分114a
に内キャップ118を収容したときに、ボトル口部11
4の深部側内面と内キャップ118との突き合わせ部分
に段差が生じるのを防止し、トナーボトル110の中の
トナーを円滑に外部に流出させることができる。
【0013】次に、本発明に従う内キャップ118及び
外キャップ120で施栓したトナーボトル110は、上
記の従来例で説明した自動開栓及び施栓メカニズムを備
えた画像形成装置に装着される。新しいトナーボトル1
10を装着するときには、先ず、作業者が外キャップ1
20を外した後に画像形成装置に設置する。その後、画
像形成装置の自動開栓及び施栓メカニズムが作動して、
コレットチャックで内キャップ118のピン132を把
持して内キャップ118を引き抜く動作が行われる。こ
れにより、内キャップ118はボトル口部114に固定
された状態のままで、蛇腹部分124が伸長して、内キ
ャップ118の開口130が完全に外部に露出する。機
内ではこの状態が保持され、トナーボトル110の中の
トナーは、外部に露出した内キャップ118の開口13
0を通じて画像形成装置の中に投入される。
【0014】トナーボトル110の中のトナーが空にな
ってこのトナーボトル110を交換する場合には、画像
形成装置の自動開栓及び施栓メカニズムが再び作動し
て、コレットチャックで内キャップ118のピン132
を把持した後にこの内キャップ118をボトル口部11
4の中に押し込む。これにより、蛇腹部分124が短縮
して、内キャップ118の開口端側周面126がボトル
口部114の中に押し込まれる。この状態になった後
に、作業者は、空のトナーボトル110を画像形成装置
から取り外して、新しいトナーボトル110と交換す
る。
【0015】以上の作業工程から理解できるように、ト
ナーボトル110の中のトナーが内キャップ118の開
口130を通じて画像形成装置に供給される際に、内キ
ャップ118の開口130あるいは外部に露出した蛇腹
124の一部分の外周面にトナーが付着していたとして
も、この外部に露出した外周面が画像形成装置の自動開
栓及び施栓メカニズムによって自動的にボトル口部11
4の中に格納されることから、トナーボトル110のボ
トル口部114の外面に付着したトナーの量を従来に比
べて大幅に低減することができる。この際、蛇腹124
の外周面に付着したトナーは、蛇腹124が短縮動作す
るときに、蛇腹124の谷部分の中に収容される状態に
なることから、この外周面から落下するトナーの量を低
減することができる。
【0016】図3〜図8の図面は、本発明の他の実施例
を示すものであるが、これら他の実施例は、上述した第
1実施例で説明した内キャップ118を除いて、他の要
素は共通であるのでその図示を省略してある。また、上
述した第1実施例の内キャップ118と同一の要素には
同一の参照符号を付すことによって適宜その説明を省略
する。
【0017】図3は第2実施例に従う内キャップ200
はテレスコピック構造を有し、これにより伸縮自在とな
るように構成されている。すなわち、内キャップ200
は、径の異なる複数の円筒体202、204、206、
208、210で構成され、これらの円筒体を互いに摺
動自在に嵌合させることによって作られており、最も径
の小さい円筒体210は、平らな頂面210aを備えた
有底筒体からなり、この頂面210aの中心に、先に説
明した拡大ヘッド付きのピン132が形成されている。
この最も径の小さい円筒体210には、その円周面に周
方向に間隔を隔てて配置された開口212が形成されて
いる。この最も径の小さい円筒体210とは反対側に位
置する最も径の大きな円筒体202は、その外径がボト
ル口部114の内径よりも若干大き目に設定するのがよ
く、これにより内キャップ200を、その最も径の大き
な円筒体210側からボトル口部114に嵌入したとき
に、この最も径の大きな円筒体210がボトル口部11
4と係合して内キャップ200がボトル口部114から
容易に抜け出ないようにするのがよい。
【0018】この第2実施例に従う内キャップ200
は、上述した第1実施例と同様に、これを装着したトナ
ーボトル110を画像形成装置に装着した後に、図4に
示すように、この画像形成装置に内蔵されているコレッ
トチャック220で内キャップ200のピン132を把
持して内キャップ200を引き抜く動作が行われる。こ
れにより、内キャップ200は、最も径の大きな円筒体
202がボトル口部114に固定された状態のままで、
他の円筒体204〜210が互いに相対移動して内キャ
ップ200が伸長し、少なくとも最も外側に位置する円
筒体210が完全に外部に露出し、この状態で使用され
る。トナーボトル110の中のトナーTは、外部に露出
した有底円筒体210の開口212の開口212を通じ
て画像形成装置の現像部222の中に投入される。
【0019】トナーボトル110の中のトナーTが空に
なってこのトナーボトルを交換する場合には、画像形成
装置の自動開栓及び施栓メカニズムが再び作動して、コ
レットチャック220で内キャップ200のピン132
を把持した状態から内キャップ200をボトル口部11
4の中に押し込む。これにより、複数の円筒体204〜
210が互いに相対移動して、内キャップ200が短縮
して最も外側に位置する有底円筒体210がボトル口部
114の中に押し込まれる。この状態になった後に、作
業者は、空のトナーボトル110を画像形成装置から取
り外して、新しいトナーボトル110と交換する。
【0020】以上の作業工程から理解できるように、ト
ナーボトル110の中のトナーTが内キャップ118の
開口130を通じて画像形成装置に供給される際に、内
キャップ118の開口端側周面126あるいは外部に露
出した蛇腹124の一部分の外周面にトナーが付着して
いたとしても、この外部に露出した部分が画像形成装置
の自動開栓及び施栓メカニズムによって自動的にボトル
口部114の中に格納されることから、トナーボトル1
10のボトル口部114の外面に付着したトナーの量を
従来に比べて大幅に低減することができる。また、この
第2実施例に従う内キャップ200が、複数の円筒体を
互いに嵌合させたテレスコピック構造を有しているた
め、先に説明した蛇腹式の内キャップ118に比べて、
内キャップ200を伸長させたときの軸線から離れる変
位が少ないため、図4に示すように、伸長した内キャッ
プ200と係合するシール部材224との間の隙間の発
生を低減することができるため、この隙間を通じたトナ
ーの飛散を防止することができる。
【0021】図5及び図6は、第3実施例に従う内キャ
ップ300は、上述した第2実施例の内キャップ200
の変形例でもある。したがって、第2実施例の内キャッ
プ200と同じ要素には同じ参照符号を付すことにより
その説明を省略する。
【0022】この第3実施例の内キャップ300は、テ
レスコピック構造によって伸縮自在とされているが、最
も外側に位置する有底円筒体210の頂面210aの円
周縁から外方に向けて徐々に拡開するスカート部分30
2が形成されており、このスカート部分302の開口縁
には径方向外方に向けて若干延びるフランジ304が形
成されている。また、スカート部分302の外周面に
は、円周方向に延びる環状リブ306が互いに間隔を隔
てて複数設けられている。スカート部分302の長さ寸
法は、ピン132の長さ寸法と同じかこれによりも若干
大きな値に設定するのがよい。この第3実施例の内キャ
ップ300について、テレスコピック構造の第2実施例
の内キャップ200に基づいて説明したが、そのスカー
ト部分302を第1実施例の蛇腹構造の内キャップ11
8に適用するようにしてもよい。
【0023】この第3実施例の内キャップ300によれ
ば、内キャップ300をトナーボトルのボトル口部に嵌
入したときに、スカート部分302がボトル口部の内壁
に密着することから、この内キャップ300によるトナ
ーボトルのシール性を向上することができる。また、ト
ナーボトルのボトル口部に内キャップ300を嵌入した
ときに、ピン132がボトル口部の中に位置して、その
回りがスカート部分302によって囲まれた状態になる
ため、外部からの衝撃などによってピン132が折れる
などの事故の発生を防止することができる。
【0024】図7は、第4実施例に従う内キャップ40
0を示す。この内キャップ400は、ボトル口部114
に装着したときに、ボトル口部114の開口端面114
aと係合するフランジ402を有し、このフランジ40
2はボトル口部114の内面に沿って延びる第1の円筒
部分404の一端に連結されている。この第1の円筒部
分404の他端には、第1の円筒部分404の内側に沿
って延びる蛇腹部分406の一端が連結され、この蛇腹
部分406の他端には、第2の円筒部分408が連結さ
れ、この第2の円筒部分408には、その基端に円形形
状の蓋体410が配設され、また、円筒部分408の周
面にはこれを貫通する開口412が円周方向に間隔を隔
てて複数形成されている。このような内キャップ400
はプラスチック材料から作った一体成型品であるのがよ
い。
【0025】この内キャップ400をボトル口部114
に嵌入した後、フランジ402をボトル口部114の開
口端面114aに溶着することにより、内キャップ40
0はボトル口部114に固着される。この内キャップ4
00は、図7にも示すように、フランジ402に連続し
て径方向内方に若干突出する突起414を備えているの
がよく、この突起414によって、内キャップの内側円
筒部分408が不用意に外部に抜け出るのを防止するこ
とができる。
【0026】この第4実施例に従う内キャップ400
は、先に説明した実施例と同様に、図外のコレットチャ
ックによってピン132を把持してこれを引っ張ること
によって、内側円筒部分408が外部に露出する。トナ
ーボトル110の中のトナーは、外部に露出した内側円
筒部分408の開口412を通じて、画像形成装置の現
像部の中に投入される。この第4実施例に従う内キャッ
プ400は、ボトル口部114に対して溶着つまり固着
されているため、先に従来技術の欄で説明した抜け止め
防止手段14(図11)を設ける必要性を完全に排除す
ることができる。
【0027】図8は、第5実施例の内キャップ500を
示す。前記、図2に示す実施例において、内キャップ開
口端面118bの周面128の開口130の前後に円周
リブ506を形成することにより、図5及び図6に示さ
れる実施例同様に、トナーボトルのシール性を向上する
ことができる。図7の実施例についても、この円周リブ
506で同様の効果を得ることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、キャップをトナーボト
ルのボトル口部に残しながら、このキャップが伸長する
ことにより、このキャップの露出した部分に設けられた
開口を通じてトナーが流出することから、ボトル口部の
外面に付着するトナーの量を低減することができる。ま
た、このキャップに従来から知られている拡大ヘッド付
きピンを設けて、画像形成装置に内蔵した自動開栓及び
施栓メカニズムによってトナーボトルの開栓及び施栓を
行うときには、トナーボトルの口部からキャップを完全
に取り外すものではなく、単にキャップの伸縮動作によ
ってトナーボトルの開栓又は施栓を行うことから、自動
開栓及び施栓メカニズムによる施栓又は開栓作業の確実
性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う第1実施例のトナーボトルの口部
に取り付けられてこれをシールする内キャップと外キャ
ップとを示す説明図である。
【図2】図1のトナーボトルの口部に嵌入される内キャ
ップの斜視図である。
【図3】第2実施例に従う内キャップの斜視図である。
【図4】図3に示す内キャップを取り付けたトナーボト
ルを画像形成装置の中の自動開栓及び施栓メカニズムを
用いて開栓した状態を示す説明図である。
【図5】第3実施例に従う内キャップの斜視図である。
【図6】図5に示す内キャップの縦断面図である。
【図7】第4実施例に従う内キャップの説明図である。
【図8】第5実施例に従う内キャップの説明図である。
【図9】従来のトナーボトルのキャップ構造の説明図で
ある。
【図10】従来のトナーボトルの内キャップを画像形成
装置に内蔵した自動開栓及び施栓メカニズムを用いて開
栓した状態を示す説明図である。
【図11】従来の内キャップに設けられていた抜け止め
手段の説明図である。
【符号の説明】
110 トナーボトル 112 ボトル本体 114 ボトル口部 116 ネジ山 118 第1実施例に従う内キャップ 120 外キャップ 122 外キャップネジ山 124 内キャップの蛇腹部分 130 内キャップのトナー出口を構成する開口 132 拡大ヘッド付きピン 200 第2実施例に従う内キャップ 204〜210 テレスコピック構造の要素としての円
筒体 212 開口212 220 画像形成装置に内蔵されたコレットチャック 300 第3実施例に従う内キャップ 302 スカート部分 304 フランジ 400 第4実施例に従う内キャップ 402 溶着用フランジ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置にトナーを供給するための
    トナーボトルの口部の中に嵌入されて、このトナーボト
    ルをシールするためのキャップを有し、 該キャップが、トナーボトルの口部に沿って伸縮するた
    めの伸縮手段を有し、該トナーボトルをシールするとき
    には、短縮した状態でトナーボトルの口部に収容され、
    トナーボトルの中のトナーを流出させるときには、該ト
    ナーボトルの口部に固定した状態で伸長して該キャップ
    の一部が外部に露出し、該キャップの露出する部分に
    は、トナーボトルの中のトナーを外部に流出させるため
    の開口が形成されていることを特徴とするトナーボト
    ル。
  2. 【請求項2】 前記キャップの伸縮手段が、蛇腹構造に
    よって構成されていることを特徴とする請求項1に記載
    のトナーボトル。
  3. 【請求項3】 前記キャップの伸縮手段が、テレスコピ
    ック構造によって構成されていることを特徴とする請求
    項1に記載のトナーボトル。
  4. 【請求項4】 前記キャップが、画像形成装置に内蔵さ
    れた自動開栓及び施栓メカニズムによって把持されるピ
    ンを有し、また、このピンの回りに位置して、ボトル口
    部の内面と係合するスカート部分を有することを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか一項に記載のトナーボト
    ル。
  5. 【請求項5】 前記スカート部分の外面に円周リブが形
    成されていることを特徴とする請求項4に記載のトナー
    ボトル。
  6. 【請求項6】 前記キャップが、トナーボトルの口部の
    開口端面と係合するフランジを有し、該フランジを前記
    トナーボトルの口部の開口端面に固着されることを特徴
    とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のトナーボト
    ル。
JP25753699A 1999-09-10 1999-09-10 画像形成装置にトナーを供給するためのトナーボトル Pending JP2001083785A (ja)

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