JP2001083351A - 高比屈折率差を有する光導波路及びその製造方法 - Google Patents

高比屈折率差を有する光導波路及びその製造方法

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JP2001083351A
JP2001083351A JP26235699A JP26235699A JP2001083351A JP 2001083351 A JP2001083351 A JP 2001083351A JP 26235699 A JP26235699 A JP 26235699A JP 26235699 A JP26235699 A JP 26235699A JP 2001083351 A JP2001083351 A JP 2001083351A
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fluorine
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Akihiro Hori
彰弘 堀
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Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低損失、小形、低コストの高比屈折率差を有
する光導波路及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 基板1上に高屈折率のコア3を形成し、
そのコア3の周囲をSiO2 にフッ素を添加した低屈折
率のクラッド層2、4で覆い、1250℃〜1300℃
の温度で熱処理を行いクラッド層4の表面のフッ素を拡
散させSiO2 保護膜5を形成した後800℃〜120
0℃の温度で熱処理を行いクラッド層4の内部のフッ素
の拡散を防止させながらアニールすることにより、クラ
ッド層4の屈折率の上昇の防止が可能となり、コア3と
クラッド層4との比屈折率差を大きくすることができ
る。この結果、光の閉じ込めを強くすることができ、容
易に石英系ガラス導波路の低損失化、小形化、低コスト
化を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光導波路及びその
製造方法に関し、特に高比屈折率差を有する光導波路及
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の高比屈折率差を有する石英
系ガラス導波路の断面図である。
【0003】コア11にはSiO2 にGeO2 、TiO
2 等の屈折率向上成分を加えたものが用いられ、クラッ
ド層10、12にはSiO2 にフッ素を添加した低屈折
率のクラッド層が用いられる。コアとクラッドとの比屈
折率差は、コアに添加される屈折率向上成分の量で調整
されている。
【0004】次に従来の高比屈折率差を有する石英系ガ
ラス導波路の製造方法について説明する。
【0005】図7(a)〜図7(g)は高比屈折率差を
有する石英系ガラス導波路の製造方法の従来例を示す工
程図である。
【0006】SiO2 (あるいはSi)からなる基板9
の上に、プラズマCVD法、スパッタ法あるいはイオン
ビーム法によりSiO2 からなるクラッド層10を成膜
する(図7(a))。
【0007】SiO2 にGeO2 やTiO2 等の屈折率
向上成分を添加し、プラズマCVD法、スパッタ法、イ
オンビーム法等により高屈折率を有する石英系ガラス材
料のコア膜13を成膜する(図7(b))。
【0008】コア膜13の上にスパッタ法によりWSi
膜14を成膜する(図7(c))。
【0009】フォトリソグラフィ工程、ドライエッチン
グ工程によりコアとなる部分を覆うWSiマスクパター
ン15を形成する(図7(d))。
【0010】ドライエッチング工程により石英系ガラス
材料のコア11を形成する(図7(e))。
【0011】ドライエッチング工程によりWSiマスク
パターン15を剥離する(図7(f))。
【0012】SiO2 にフッ素を添加した低屈折率のク
ラッド層12で覆いアニールすることにより、高比屈折
率差を有する石英系ガラス導波路が得られる(図7
(g))。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】石英系ガラス導波路の
応用範囲を広めて行くためには、低損失化、小形化、低
コスト化が必要である。そこで導波路のコアとクラッド
層との比屈折率差を大きくして、コア内への光の閉じ込
めを強くすることで対応している。
【0014】従来の構造の石英系ガラス導波路を製造す
る際に、この比屈折率差を大きくする場合、屈折率向上
成分の添加量を多くすることでコアの屈折率を高くし、
さらにSiO2 にフッ素を添加しクラッド層の屈折率を
低くすることが一般的である。
【0015】しかしながら、従来の製造方法では、クラ
ッド層形成後のアニール時にクラッド層内部のフッ素が
拡散によりクラッド層外部へ放出されてしまい、クラッ
ド層の屈折率が向上してしまう。このため、コアとクラ
ッド層との比屈折率差を大きくすることが困難となり、
コア内への光の閉じ込めを強くすることができず、低損
失、小形化、低コスト化を実現するのが困難であるとい
う問題があった。
【0016】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、低損失、小形、低コストの高比屈折率差を有する光
導波路及びその製造方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の高比屈折率差を有する光導波路は、基板と、
基板上に形成されたコアと、コアを覆うと共にコアより
屈折率が低いクラッド層とを備えた光導波路において、
コアがTiO2 やGeO2 等の屈折率向上成分添加Si
2 系ガラスか、あるいはSiOxNyHz系ガラスか
らなり、クラッド層がフッ素を拡散させたSiO2 保護
膜で覆われているものである。
【0018】本発明の光導波路の製造方法は、基板上に
コアを形成し、コアをコアより屈折率の低いクラッドで
覆う光導波路の製造方法において、基板上に、SiO2
にフッ素を添加した低屈折率のクラッド層を形成し、そ
のクラッド層の上に、高屈折率を有するTiO2 やGe
2 等の屈折率向上成分添加SiO2 系ガラスやSiO
xNyHz系ガラスのコアを形成し、そのコアの周囲
を、SiO2 にフッ素を添加した低屈折率のクラッド層
で覆った後、1250℃〜1300℃の温度で熱処理を
行うことによりクラッド層の表面のフッ素を拡散させて
SiO2 保護膜を形成した後、800℃〜1200℃の
温度でアニールするものである。
【0019】本発明の光導波路の製造方法は、基板上に
コアを形成し、コアをコアより屈折率の低いクラッドで
覆う光導波路の製造方法において、(a)SiO2 基板
か、あるいはSi基板の上に、SiO2 にフッ素を添加
した低屈折率のクラッド層を形成する工程と、(b)高
屈折率を有するTiO2 やGeO2 等の屈折率向上成分
添加SiO2 系ガラスやSiOxNyHz系ガラスのコ
アを形成し、そのコアの上にWSi膜を形成した後、フ
ォトリソグラフィ工程及びドライエッチング工程を経て
コアを形成するためのWSiマスクパターンを形成する
工程と、(c)WSiマスクパターンを用いて、ドライ
エッチング工程によりコアを形成し、そのコアの上にプ
ラズマCVD法により、SiO2 にフッ素を添加した低
屈折率のクラッド層を成膜する工程と、(d)1250
℃〜1300℃の温度で熱処理を行うことによりクラッ
ド層の表面のフッ素を拡散させSiO2 保護膜を形成す
る工程と、(e)800℃〜1200℃の温度で熱処理
を行うことにより上記のクラッド層の内部のフッ素の拡
散を防止させアニールする工程と、を備えたものであ
る。
【0020】本発明によれば、高屈折率のコアの周囲を
SiO2 にフッ素を添加した低屈折率のクラッド層で覆
い、1250℃〜1300℃の温度で熱処理を行いクラ
ッド層の表面のフッ素を拡散させてSiO2 保護膜を形
成した後800℃〜1200℃の温度で熱処理を行いク
ラッド層の内部のフッ素の拡散を防止させながらアニー
ルすることにより、クラッド層の屈折率の上昇の防止が
可能となり、コアとクラッド層との比屈折率差を大きく
することができる。この結果、光の閉じ込めを強くする
ことができ、容易に石英系ガラス導波路の低損失化、小
形化、低コスト化を実現することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。
【0022】図1は本発明の高比屈折率差を有する光導
波路の一実施の形態を示す断面図である。
【0023】同図に示す基板1上に導波路が形成されて
いる。導波路は高屈折率を有するTiO2 やGeO2
の屈折率向上成分添加SiO2 系ガラス(あるいはSi
OxNyHz系ガラス)からなるコア3の周囲を、Si
2 にフッ素を添加することで低屈折率とした、所望の
厚さのクラッド層2、4で覆い、図4に示した温度プロ
ファイルで1270℃で1時間熱処理を行うことによ
り、クラッド層4の表面のフッ素を拡散させてSiO2
保護膜5を形成し、ついで温度を下げ1200℃の温度
で2時間熱処理を行ったものである。
【0024】なお、図4は図1に示した光導波路を製造
する際の熱処理の温度プロファイルを示す図であり、横
軸が時間軸であり、縦軸が温度軸である。
【0025】図3(a)〜図3(h)は図1に示した光
導波路の製造方法を示す工程図である。
【0026】SiO2 (あるいはSi)からなる基板1
上に、SiO2 にフッ素を添加することで低屈折率とし
たクラッド層2をプラズマCVD法により形成する。プ
ラズマCVDの材料ガスとしてはSiH4 及びTEOS
を用い、フッ素原料としてはフッ化炭素(CF4 、C2
6 等)を用い、酸化性ガスとしてはO2 やN2 Oを用
いる(図3(a))。
【0027】TiO2 やGeO2 等の屈折率向上成分添
加SiO2 系ガラスやSiOxNyHz系ガラスの高屈
折率を有するコア膜6を、プラズマCVD法(あるいは
スパッタ法、イオンビーム法等)により成膜する(図3
(b))。
【0028】このコア膜6の上にWSi膜7をスパッタ
法により成膜する(図3(c))。
【0029】フォトリソグラフィ工程、ドライエッチン
グ工程により、コアとなる部分を覆うWSiマスクパタ
ーン8を形成する(図3(d))。
【0030】ドライエッチング工程によりコア3を形成
する(図3(e))。
【0031】ドライエッチング工程によりWSiマスク
パターン8を除去する(図3(f))。
【0032】プラズマCVD法により、SiO2 にフッ
素を添加することで低屈折率としたクラッド層4でコア
3を覆う。プラズマCVDの材料ガスとしてはSiH4
やTEOSを用い、フッ素原料としてはフッ化炭素(C
4 、C2 6 等)を用い、酸化性ガスとしてはO2
2 Oを用いて成膜する(図3(g))。
【0033】1250℃〜1300℃の温度で熱処理を
行うことにより、クラッド層の表面のフッ素を拡散させ
SiO2 保護膜5を形成し、800℃〜1200℃の温
度でアニールを行うことにより高比屈折率差を有する光
導波路が得られる(図5(h))。
【0034】
【実施例】(実施例)次に図3(a)〜図3(h)に示
した方法で試作した直線導波路の結果について具体的な
数値を挙げて説明するが、限定されるものではない。
【0035】図2は図1に示した光導波路の屈折率分布
を示す図であり、横軸が位置軸であり、縦軸が屈折率軸
である。
【0036】コア3の寸法は、シングルモードとなるよ
うに幅4μmとし、高さ2.5μmとした。コアの周囲
を覆うクラッド層2、4の厚さは8μmとした。SiO
2 保護膜5の厚さは、図4に示した温度プロファイルで
1270℃で1時間熱処理することにより1μmとし
た。1μmよりもSiO2 膜の厚さが薄いとクラッド層
内部のフッ素が拡散により外部に放出しやすくなってし
まうためである。
【0037】このSiO2 保護膜を形成した後温度を下
げ1200℃で2時間アニールを行った。アニール時の
導波路長は50mmである。成膜後の比屈折率差は図2
に示したようにSiOxNyHz系ガラスを使用し、コ
アの比屈折率差が+1.8%となるように調整した。さ
らにSiO2 に添加するフッ素の量を調整することでク
ラッド層の比屈折率差を−0.7%となるようにし、全
体で2.5%となるようにした。
【0038】本方法では、アニール後もクラッド層内部
からのフッ素の拡散による外部への放出が発生せず、比
屈折率差は2.5%のままで保たれている。
【0039】表1は本発明による光導波路と従来の光導
波路とを比較した表である。
【0040】
【表1】
【0041】表1に示したように本発明の製造方法で石
英系ガラス導波路を製造すると、1.39μm帯におけ
る損失は0.10dB/cmであった。
【0042】(比較例)図7(a)〜図7(g)に示し
た従来の製造方法で石英系ガラス導波路を製造する(図
5)。図6は図5に示した石英系ガラス導波路の屈折率
分布を示す図であり、横軸が位置軸であり、縦軸が屈折
率軸である。
【0043】コア11の寸法は、シングルモードとなる
よう幅4μm、高さ2.5μmとした。クラッド層1
0、12の厚さは8μmである。熱処理は図8に示した
温度プロファイルで1200℃で3時間行った。導波路
長は50mmである。成膜後の比屈折率差は、図6に示
したようなSiOxNyHz系ガラスを使用し、コアの
比屈折率差が+1.8%となるように調整した。さらに
SiO2 に添加するフッ素の量を調整することでクラッ
ド層の比屈折率差を−0.7%となるようにし、全体で
2.5%となるようにした。
【0044】なお、図8は図5に示した石英系ガラス導
波路を製造する際の熱処理の温度プロファイルである。
【0045】しかし、アニールを図8に示した温度プロ
ファイルで1200℃で3時間行ったため、SiO2
護膜の形成ができずに、クラッド層内部のフッ素が拡散
により外部へ放出されてしまい、クラッド層の比屈折率
差が−0.1%となり、アニール後の比屈折率差は全体
で1.9%となった。このため、従来方法で製造した石
英系ガラス導波路の1.39μm帯における損失は、表
1に示したように0.52dB/cmであった。
【0046】これは、クラッド層に添加したフッ素が拡
散により外部へ放出されてしまい、クラッド層の屈折率
が上昇して光の伝搬がマルチモードとなったためである
と考えられる。
【0047】以上のように本発明によれば、高比屈折率
差、低損失な石英系ガラス導波路を容易に得られること
が分った。
【0048】すなわち、本発明によれば、TiO2 やG
eO2 等の屈折率向上成分添加SiO2 系ガラスやSi
OxNyHz系ガラスの高屈折率を有するコアの周囲
を、SiO2 にフッ素を添加することで低屈折率とした
クラッド層で覆い、1250℃〜1300℃の温度で熱
処理を行うことにより、クラッド層の表面のフッ素を拡
散させSiO2 保護膜を形成し、その後800℃〜12
00℃の温度で熱処理を行うことで、クラッド層の内部
のフッ素の拡散を防止させながらアニールすることによ
り、クラッド層中のフッ素の拡散による外部への放出を
防止し、コアとクラッド層との比屈折率差を大きくする
ことができ、光の閉じ込めを強くすることができる。従
って、容易に石英系ガラス導波路の低損失化、小形化、
低コスト化を実現することができる。
【0049】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0050】低損失、小形、低コストの高比屈折率差を
有する光導波路及びその製造方法の提供を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高比屈折率差を有する光導波路の一実
施の形態を示す断面図である。
【図2】図1に示した光導波路の屈折率分布を示す図で
ある。
【図3】(a)〜(h)は図1に示した光導波路の製造
方法を示す工程図である。
【図4】図1に示した光導波路を製造する際の熱処理の
温度プロファイルを示す図である。
【図5】従来の高比屈折率差を有する石英系ガラス導波
路の断面図である。
【図6】図5に示した石英系ガラス導波路の屈折率分布
を示す図である。
【図7】(a)〜(g)は高比屈折率差を有する石英系
ガラス導波路の製造方法の従来例を示す工程図である。
【図8】図5に示した石英系ガラス導波路を製造する際
の熱処理の温度プロファイルである。
【符号の説明】
1 基板 2、4 クラッド層 3 コア 5 SiO2 保護膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、該基板上に形成されたコアと、
    該コアを覆うと共に該コアより屈折率が低いクラッド層
    とを備えた光導波路において、上記コアがTiO2 やG
    eO2 等の屈折率向上成分添加SiO2 系ガラスか、あ
    るいはSiOxNyHz系ガラスからなり、上記クラッ
    ド層がフッ素を拡散させたSiO2 保護膜で覆われてい
    ることを特徴とする高比屈折率差を有する光導波路。
  2. 【請求項2】 基板上にコアを形成し、該コアを該コア
    より屈折率の低いクラッドで覆う光導波路の製造方法に
    おいて、基板上に、SiO2 にフッ素を添加した低屈折
    率のクラッド層を形成し、そのクラッド層の上に、高屈
    折率を有するTiO2 やGeO2 等の屈折率向上成分添
    加SiO2 系ガラスやSiOxNyHz系ガラスのコア
    を形成し、そのコアの周囲を、SiO2 にフッ素を添加
    した低屈折率のクラッド層で覆った後、1250℃〜1
    300℃の温度で熱処理を行うことにより上記クラッド
    層の表面のフッ素を拡散させてSiO2 保護膜を形成し
    た後、800℃〜1200℃の温度でアニールすること
    を特徴とする高比屈折率差を有する光導波路の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 基板上にコアを形成し、該コアを該コア
    より屈折率の低いクラッドで覆う光導波路の製造方法に
    おいて、(a)SiO2 基板か、あるいはSi基板の上
    に、SiO2 にフッ素を添加した低屈折率のクラッド層
    を形成する工程と、(b)高屈折率を有するTiO2
    GeO2 等の屈折率向上成分添加SiO2 系ガラスやS
    iOxNyHz系ガラスのコアを形成し、そのコアの上
    にWSi膜を形成した後、フォトリソグラフィ工程及び
    ドライエッチング工程を経てコアを形成するためのWS
    iマスクパターンを形成する工程と、(c)上記WSi
    マスクパターンを用いて、ドライエッチング工程により
    コアを形成し、そのコアの上にプラズマCVD法によ
    り、SiO2 にフッ素を添加した低屈折率のクラッド層
    を成膜する工程と、(d)1250℃〜1300℃の温
    度で熱処理を行うことによりクラッド層の表面のフッ素
    を拡散させSiO2 保護膜を形成する工程と、(e)8
    00℃〜1200℃の温度で熱処理を行うことにより上
    記のクラッド層の内部のフッ素の拡散を防止させアニー
    ルする工程と、を備えたことを特徴とする高比屈折率差
    を有する光導波路の製造方法。
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