JP2001082632A - 真空比例開閉弁 - Google Patents

真空比例開閉弁

Info

Publication number
JP2001082632A
JP2001082632A JP26154799A JP26154799A JP2001082632A JP 2001082632 A JP2001082632 A JP 2001082632A JP 26154799 A JP26154799 A JP 26154799A JP 26154799 A JP26154799 A JP 26154799A JP 2001082632 A JP2001082632 A JP 2001082632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
tapered
valve seat
vacuum
seat surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26154799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3854433B2 (ja
Inventor
Masayuki Koketsu
雅之 纐纈
Tetsujiro Kono
哲兒郎 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CKD Corp filed Critical CKD Corp
Priority to JP26154799A priority Critical patent/JP3854433B2/ja
Publication of JP2001082632A publication Critical patent/JP2001082632A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3854433B2 publication Critical patent/JP3854433B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lift Valve (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ドレン溜まりができず、流量ゼロから流量を精
度良く制御することができる真空比例開閉弁を提供する
こと。 【解決手段】 弁本体2内に上流側から下流側に向かっ
て小径となるテーパ弁座面24を形成し、テーパ弁座面
24び当接または離間する弁体24の下端面外周に形成
されたテーパ弁体面34aにOリング35を嵌合する。
そして、テーパ弁体面34aとテーパ弁座面24との隙
間量を変化させることにより、Oリング35の弾性変形
量を変位させ、意図的にOリング35から流体の漏れを
発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造工程で
使用される真空容器内の真空圧力を微減圧する真空比例
開閉弁に関し、更に詳細には、ドレン溜まりができず、
流量ゼロから流量を精度良く制御することができる真空
比例開閉弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、真空比例開閉弁として、金属製の
バタフライ弁が使用されていた。バタフライ弁は、配管
の内径と略同径の円板に対して配管に固定される支柱を
中心部を通るよう直径方向に貫通させたものである。円
板が支柱に回転可能に保持されるため、円板の外周面と
配管の内壁との間には、約0.2〜0.5mmの隙間が
確保されている。
【0003】しかし、上記バタフライ弁は、構造的に完
全遮断を行うことができないため、別個にパイロット式
開閉弁のような第1遮断弁を直列に接続していた。ま
た、円板が支柱を中心として配管内で回転するので、排
気ダクトの能力が高い場合には、円板が振動し、微減圧
を行うことができない場合があった。そのため、第1遮
断弁と並列にバイパスを形成し、バイパス上にバイパス
弁と第2遮断弁を接続していた。すなわち、バイパス弁
を狭い開度で設定した後、第1遮断弁を閉じて、バタフ
ライ弁及び第2遮断弁を開くことによって、排気ダクト
と真空容器とを狭い開度で接続し、真空容器内の流体を
ゆっくりと吸引していた。しかし、このようにバイパス
を形成すると、真空圧力制御システムを大型化し、真空
圧力のわずかな変化に対応できないという問題があっ
た。また、第1、第2遮断弁等の接続部が多く、パーテ
ィクル混入の可能性が高いという問題があった。
【0004】そこで、上記問題を解決するものとして、
本出願人が提案した特開平9−72458号公報があ
る。これは、真空圧力を精度良く保持するために、ポペ
ット弁を使用している。図6は、従来の真空比例開閉弁
の概略構成図である。図6に示すように、真空比例開閉
弁100には、弁部130と駆動部131とが備えられ
ている。駆動部131には、ピストンロッド141を駆
動させるレギュレータ150が備えられている。
【0005】一方、弁部130は、中空円筒状のカバー
153がピストンロッド141を挿通するようにアダプ
タ142を介して駆動部131に連結されている。カバ
ー153には、入力ポート154と出力ポート155と
が垂直に形成されている。出力ポート155の開口部
は、弁座124としての役割を果たしている。ピストン
ロッド141の端部にはポペット弁体133が付設され
ており、ポペット弁体133の上端面には、ベローズ1
52が周回して取り付けられている。また、ポペット弁
体133の下端面には、弁座124と当接又は離間する
ステンレス弁体134がネジ止めされている。
【0006】真空比例開閉弁100の弁付近の構造につ
いて説明する。図7は、従来の真空比例開閉弁の全閉時
の弁付近の構成を示す図であり、図8は、従来の真空比
例開閉弁の全開時の弁付近の構成を示す図である。ポペ
ット弁体133は、図7及び図8に示すように、ピスト
ンロッド141に連結される本体133aを備えてい
る。また、ポペット弁体133には、Oリング135を
固定するためのOリング取付部133bが下端面外縁に
沿って形成されている。ここで、Oリング135は、弁
が全閉したときに流体の漏れを防止するために設けられ
るものである。また、ポペット弁体133の下端面に
は、ステンレス弁体134を取り付けるためのステンレ
ス弁体取付部133cが形成されている。ステンレス弁
体134の外周面下端部には、テーパ面134aが形成
されている。テーパ面134aと弁座124とがなす角
度θは、3度である。そして、テーパ面134aの上部
には、ストレート部134bが形成されている。
【0007】このような従来の真空比例開閉弁100
は、流体を遮断する場合には、図7に示すように、ステ
ンレス弁体134が弁座124に挿通されると共に、ポ
ペット弁体133が弁座124の上端面124aに当接
し、Oリング135が押圧されてシールする。一方、流
体を制御する場合には、図8に示すように、ポペット弁
体133が弁座124の中心線m’(図6参照)に沿っ
て移動することにより、テーパ面134aと弁座124
とで構成される隙間の面積が変化し、流量調節が行われ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
真空比例開閉弁100には、次のような問題があった。 (1)常温で液化する流体を従来の真空比例開閉弁10
0に使用すると、ドレンがOリング135に当接する弁
座124の上端面124aに付着し、腐食物が生成され
ていた。腐食物は、ポペット弁体133又はOリング1
35が弁座124に当接したときに隙間を形成し、真空
比例開閉弁100が流体を完全に遮断できず、漏れが発
生するという問題があった。そこで、このような問題を
回避するために、図9に示すように、真空比例開閉弁1
00を取り付けることが考えられる。図9は、従来の真
空比例開閉弁の取り付けの一例を示す図である。すなわ
ち、弁本体102に対してストレート状に取り付けられ
た配管103、104の中心線n’に対して、真空比例
開閉弁100の中心線m’が直角となるように、真空比
例開閉弁100を弁本体102に取り付ける。これによ
り、ドレンが重力により下方へ落ち、弁座124にドレ
ンが付着しなくなると考えられる。しかし、このように
真空比例開閉弁100を弁本体102に取り付けても、
弁座124から落ちたドレンが、弁座124の付近にド
レン溜まりを形成するため、弁座124付近が腐食し、
パーティクルが発生するという問題があった。また、真
空比例開閉弁100の入力ポート154と出力ポート1
55とにそれぞれ配管103、104を連通させるため
に、弁本体102内に直角に曲成した流路122、12
3を形成しなければならず、その曲成部分122a、1
23aにドレン溜まりができ、パーティクルが発生する
という問題があった。そこで、風圧によりドレン溜まり
を除去することが考えられるが、流路122の曲成部分
122aには、流体の方向変化による損失が生じて、よ
どみが発生するため、ドレン溜まりを完全に除去するこ
とができなかった。
【0009】(2)上記問題を解決する手段として、弁
座124等の腐食を防止するために、吸水性がなく、耐
薬品性、耐熱性及び耐溶剤性に優れたポリクロロトリフ
ルオロエチレン又はポリテトラフルオロエチレンを用い
ることが考えられる。ところが、ポリクロロトリフルオ
ロエチレン又はポリテトラフルオロエチレンは、ステン
レス鋼等の金属と比べて熱膨張率が大きい。例えば、ポ
リテトラフルオロエチレンとCr14%ステンレス鋼と
の熱膨張率を比較すると、前者は熱膨張率が10*10
-5/℃であるのに対し、後者は熱膨張率が11*10-6
/℃である。従って、ポリテトラフルオロエチレンの熱
膨張率は、Cr14%ステンレス鋼の熱膨張率の約10
倍であることがわかる。ポリクロロトリフルオロエチレ
ンもほぼ同様である。このように熱膨張率が大きいポリ
テトラフルオロエチレン等を真空比例開閉弁100の弁
本体102に使用し、高温の流体を流すと、弁座124
が熱膨張して変形したり、弁座124とステンレス弁体
134の中心がずれるなどして、ステンレス弁体134
が弁座124に嵌合せず、流体を制御することができな
くなる恐れがあった。
【0010】(3)また、ステンレス弁体134が弁座
124に確実に挿通されて、流体を精度良く制御するた
めには、ステンレス弁体134が固定されるポペット弁
体133の中心線が、弁座124の中心線m’に対して
厳密に一致するように、ポペット弁体133を弁座12
4に対して正確に位置決めしなければならなかった。そ
のため、ポペット弁体133の取り付けに手間がかかる
という問題があった。
【0011】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、ドレン溜まりができ
ず、流量ゼロから流量を精度良く制御することができる
真空比例開閉弁を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載する真空
比例開閉弁は、真空容器と真空ポンプとを接続する配管
上にあって開度を変化させることにより真空容器内の真
空圧力を変化させるものであって、弁本体内に、上流側
から下流側に向かって小径となるテーパ弁座面として形
成された弁座を有することを特徴とする。上記構成を有
する請求項1に記載するの真空比例開閉弁は、常温で液
化等する流体を使用し、テーパ弁座面付近にドレンが付
着しても、ドレンは、重力に従って、テーパ弁座面に付
着した他のドレンを集めながらテーパ弁座面上を滑り落
ち、下流側へ流れ落ちて、真空ポンプに吸引されるの
で、テーパ弁座面付近にドレン溜まりが形成されない。
そのため、テーパ弁座面付近が腐食せず、テーパ弁座面
と弁体とが当接したときに腐食物による隙間が形成され
ないので、流体を確実に遮断することができる。また、
弁体は下降するときに、テーパ弁座面上を滑りながら移
動して係止されるので、テーパ弁座面の形状が熱膨張等
により変形したり、弁体の中心線がテーパ弁座面の中心
線に対してずれるなどしても、弁体はテーパ弁座面に当
接し、流体流量を制御することができる。
【0013】また、請求項2に記載する真空比例開閉弁
は、請求項1に記載するものであって、外周に先細りと
なるテーパ弁体面が形成され、前記テーパ弁体面に嵌合
された弾性シール部材が前記テーパ弁座面に当接または
離間する弁体を有することを特徴とする。上記構成を有
する請求項2に記載する真空比例開閉弁は、テーパ弁体
面に嵌合された弾性シール部材が、真空比例開閉弁を全
閉するときには、テーパ弁座面とテーパ弁体面とに挟持
されて弾性変形し、流体の漏れを防止する。また、真空
比例開閉弁が流体を低流量に調節する場合には、テーパ
弁座面に対する弁体の押圧力を全閉時より低減させ、弾
性シール部材の弾性変形量を変位させることにより、弾
性シール部材とテーパ弁座面との間から意図的に流体の
漏れを発生させる。このように、弾性シール部材の弾性
変形量を変化させることにより流量を調節することがで
きるので、僅少な流量であっても精度良く調節すること
ができる。
【0014】また、請求項3に記載する真空比例開閉弁
は、請求項1または請求項2に記載するものであって、
前記テーパ弁座面の中心線が、前記配管の中心線と斜交
することを特徴とする。上記構成を有する請求項3に記
載する真空比例開閉弁は、配管の中心線とテーパ弁座面
の中心線とが斜交しているので、流路が直角に曲がる箇
所が減少し、しかも、流路の曲がり部分の曲がり角を大
きくすることができるので、流路構成が簡素化する。そ
のため、流路内にドレン溜まりができにくく、しかも、
方向変化による損失が流体に生じにくい。よって、パー
ティクルの発生を低減させることができ、流量を正確に
制御することができる。
【0015】また、請求項4に記載する真空比例開閉弁
は、請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載する真
空比例開閉弁であって、前記弁本体又は前記弁体の材質
がポリクロロトリフルオロエチレン又はポリテトラフル
オロエチレンであることを特徴とする。上記構成を有す
る請求項4に記載する真空比例開閉弁は、腐食性の高い
流体を使用しても、弁体や弁座が腐食しにくく、パーテ
ィクルの発生率を低減させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の真空比例開閉弁の第一実
施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図3は、真
空比例開閉弁が利用される真空圧力制御システムの全体
構成を示す図である。真空容器である真空チャンバ11
の内部には、ウエハ15が段状に配置されている。真空
チャンバ11には、入口13と出口14が形成され、入
口13には、流体の供給源及び真空チャンバ11内をパ
ージするための窒素ガスの供給源が接続されている。出
口14には、弁開度比例弁である真空比例開閉弁1の入
口ポートが接続されている。真空比例開閉弁1の出口ポ
ートは、真空ポンプ19に接続されている。また、出口
14には、遮断弁16を介して圧力センサ17が接続さ
れている。本実施の形態では、圧力センサ17として、
キャパシタンス・マノメータが使用されている。
【0017】次に、真空比例開閉弁1の構造を図1及び
図2に基づいて詳細に説明する。図1は、真空比例開閉
弁が閉じられた状態を示している。図2は、真空比例開
閉弁が開放された状態を示している。図1及び図2に示
すように、真空比例開閉弁1は、大きく弁部30と駆動
部31とに分かれている。本実施の形態においては、駆
動部31は、レギュレータ50を使用して、ピストンロ
ッド41を上下方向に駆動させている。
【0018】弁部30は、弁本体2がアダプタ42を介
して駆動部31に連結されている。弁本体2の材料に
は、ポリクロロトリフルオロエチレン又はポリテトラフ
ルオロエチレンが使用されている。弁本体2には、配管
3、4がフランジ5、6を介して同一軸線上に接続され
ている。そして、弁本体2には、配管3に連通する入力
ポート22と、配管4に連通する出力ポート23とが、
略中央部に形成された弁室21を介して連通するように
形成されている。弁室21の下端部には、上流側から下
流側に向かって小径となるテーパ弁座面24が形成され
ている。
【0019】弁室21には、ピストンロッド41の先端
部に螺設されたベローズロッド37が挿通されている。
また、弁室21には、アダプタ42と弁本体2に上端部
を挟持されたベローズ38が配設されている。ベローズ
38の下端部は、ベローズロッド37に螺設される弁体
34により固定されている。弁体34は、耐腐食性に優
れたポリクロロトリフルオロエチレン又はポリテトラフ
ルオロエチレンで形成されている。弁体34の外周面に
は、図2に示すように、先細りとなるテーパ弁体面34
aが形成されている。そして、テーパ弁体面34aに
は、Oリング35が嵌合されている。すなわち、Oリン
グ35は、弾性変形できるように、テーパ弁体面34a
から僅かに突出して、弁体34とベローズ38の下端部
とに挟持されている。
【0020】次に、上記構成を有する第一実施の形態の
真空比例開閉弁の作用について説明する。始めに、真空
比例開閉弁1の全閉状態について説明する。駆動部31
は駆動エアが供給されず、ピストンロッド41が不図示
の復帰バネにより下向きに付勢される。そして、図1に
示すように、テーパ弁体面34aがテーパ弁座面24に
当接する。このとき、テーパ弁体面34aに嵌合された
Oリング35が、テーパ弁体面34aに押圧されて大き
く弾性変形してテーパ弁座面24に密着するので、真空
比例開閉弁1は完全に閉鎖され、流体が漏れない。
【0021】次に、低真空領域及び高真空領域における
弁体34の位置制御動作について説明する。高真空領域
では、図2に示すように、テーパ弁体面34aがテーパ
弁座面24から少し離れた位置に停止する。そして、低
真空領域より大気圧に近い低々真空領域では、完全に遮
断している状態のOリング35(図1参照)の弾性変形
量をレギュレータ50に加えている空気圧を徐々に減少
させて変化させ、Oリング35からの流体漏れを意図的
に発生させて、その微小の漏れ量により低真空圧力を実
現している。すなわち、Oリング35に加える荷重をコ
ントロールし、任意の弾性変形量で流体の微減圧を行
う。
【0022】ところで、半導体製造過程において、ウエ
ハは減圧された真空容器内で高温のプロセスガスを蒸着
されて、薄膜が形成される場合が多い。この場合に、ポ
リクロロトリフルオロエチレン又はポリテトラフルオロ
エチレンからなる弁本体2及び弁体34が熱膨張するた
め、弁体34の中心線とテーパ弁座面24の中心線がず
れて、テーパ弁体面34aとテーパ弁座面24との隙間
の間隔が設計値とずれ、等間隔でなくなる場合が考えら
れる。このような場合には、第一実施の形態の真空比例
開閉弁1は、弁体34がテーパ弁座面24上を滑るよう
に摺動し、テーパ弁座面24のいずれかの位置に係止さ
れる。このとき、Oリング35は、テーパ弁体面34a
とテーパ弁座面24との隙間が最も狭い位置においては
大きく弾性変形し、隙間が広い位置においては小さく弾
性変形して、設計値とのずれを吸収する。従って、テー
パ弁体面34aとテーパ弁座面24との隙間が等間隔で
ない場合においても、真空比例開閉弁1は流体を制御す
ることができる。
【0023】また、プロセスガスとして常温で液化する
流体が使用される場合もある。この場合には、弁本体2
内の温度が常温になると、テーパ弁座面24や弁体34
等にドレンが付着する可能性がある。しかし、第一実施
の形態の真空比例開閉弁1は、弁体34の外周面及びテ
ーパ弁座面24の内周面を上流から下流に向かって小径
となるように形成している。よって、弁体34やテーパ
弁座面34aにドレンが付着しても、ドレンが上流側か
ら下流側へ流れ落ち、流れ落ちたドレンは真空ポンプ1
9に吸引される。
【0024】以上詳細に説明したように、第一実施の形
態の真空比例開閉弁1によれば以下のような効果を奏す
る。 (1)本実施の形態の真空比例開閉弁1は、テーパ弁座
面24が上流側から下流側に向かって小径に形成されて
おり、常温で液化する流体を使用する等してテーパ弁座
面24にドレンが付着しても、ドレンが上流側から下流
側へテーパ面に沿って流れ落ち、真空ポンプ19に吸引
されるので、テーパ弁座面24付近にドレン溜まりがで
きない。そのため、テーパ弁座面24に腐食物が生成さ
れず、全閉時に流体を確実に遮断することができるよう
になった。また、弁体34がテーパ弁座面24上を滑り
ながら下降して係止されるので、弁本体2が熱膨張する
などしてテーパ弁座面2の径が変位したり、また、弁体
34とテーパ弁座面24との中心線がずれるなどして
も、弁体34とテーパ弁座面24とは当接して、流体を
完全に遮断することができるようになった。
【0025】(2)また、弁体34の外周に上流側から
下流側に向かって小径となるテーパ弁体面34aを形成
し、テーパ弁体面34aにOリング35を嵌合している
ため、弁体34とテーパ弁座面24との中心線がずれ、
弁体34とテーパ弁座面24との隙間が等間隔でなくな
っても、Oリング35が設計値とのずれを吸収するの
で、流体を完全に遮断することができるようになった。
また、ピストンロッド41の変位量を調節して、テーパ
弁体面34aとテーパ弁座面24との離間距離を変える
ことにより、Oリング35の弾性変形量を変位させ、意
図的にOリング35から流体の漏れを生じさせることが
できる。このため、第一実施の形態の真空比例開閉弁1
は、僅少な流量でも精度良く調節することができるよう
になった。
【0026】(3)また、弁本体2及び弁体34をポリ
クロロトリフルオロエチレン又はポリテトラフルオロエ
チレンで形成したので、弁室21や弁体34等が腐食し
にくく、パーティクルの発生を低減させることができ
た。ここで、真空比例開閉弁1が高温の流体の流量を制
御すると、弁本体2又は弁体34が熱膨張して、弁体3
4とテーパ弁座面24との中心線がずれる場合がある。
このような場合であっても、第一実施の形態の真空比例
開閉弁1は、弁体34がテーパ弁座面24上を滑るよう
に摺動し、しかも、テーパ弁体面34aに嵌合されたO
リング35が、テーパ弁座面24とテーパ弁体面34a
との隙間の大きさに応じて適度に弾性変形して設計値と
のずれを吸収するので、流体を精度良く制御することが
できるようになった。
【0027】次に、第二実施の形態の真空比例開閉弁に
ついて説明する。図4は、第二実施の形態の真空比例開
閉弁の閉弁時を示す図である。図5は、第二実施の形態
の真空比例開閉弁の開弁時を示す図である。ここで、第
二実施の形態は、配管の中心線に対して真空比例開閉弁
を斜めに取り付けている点で第一実施の形態と異なる。
従って、ここでは、第一実施の形態と相違する構成、作
用及び効果について説明し、重複する点については説明
を省略する。尚、図面の符号は、第一実施の形態と重複
するものについては同一符号を付している。
【0028】図4及び図5に示すように、真空比例開閉
弁10は、弁本体7がアダプタ42を介して駆動部31
に連結されている。弁本体7には、配管8、9がフラン
ジ43、44を介して同一中心線n上に接続されてい
る。弁本体7には、配管8に接続する入力ポート72
と、配管9に接続する出力ポート73とが、弁室71を
介して連通するように形成されている。入力ポート72
は、配管8の中心線nに対して、θ4度傾斜して形成さ
れている。ここで、θ4は90度より大きく形成されて
いる。弁室71の下端部には、上流側から下流側に向か
って小径となる略円錐形状のテーパ弁座面74が形成さ
れている。弁室71は、テーパ弁座面の中心線mが中心
線nに対してθ1度傾斜するように形成されている。
【0029】ここで、θ1は45度以下であることが望
ましい。なぜなら、θ1を45度より大きくすると、テ
ーパ弁座面74の壁面に沿って流れ落ちたドレンが、下
流へ流れ落ちずに、テーパ弁座面74の下端部74a周
辺に、ドレン溜まりをつくる可能性があるからである。
第二実施の形態においては、θ1=43度とする。ま
た、図4に示すように、テーパ弁座面74の下端部74
aは、テーパ弁座面74の中心線mに対してθ2度傾斜
している。θ2は45度以下であることが望ましい。な
ぜなら、θ2が45度より大きいと、ドレンが上流側か
ら下流側へ流れ落ちずに、テーパ弁体面74の下端部7
4aに溜まるからである。第二実施の形態においては、
θ2=45度とする。よって、第二実施の形態におい
て、配管8、9の中心線nとテーパ弁座面74の下端部
74aとがなす角度θ3は、88度である。
【0030】このような構成を有する第二実施の形態の
真空比例開閉弁10は、次のように作用する。真空比例
開閉弁10は、常温で液化する流体を使用すると、ドレ
ンが真空比例開閉弁10内に発生する。ドレンが入力ポ
ート72内に発生した場合には、入力ポート72内に付
着したドレンは、重力により下端部72aに流れ落ち
る。下端部72aは、配管8に対して鈍角状に形成され
ているので、ドレンが上流から下流へ流れ落ちる。ま
た、入力ポート72が鈍角状に形成されているので、ポ
ート72の角部72bに流体の流れ方向の変化による損
失が発生しない。よって、入力ポート72内にドレン溜
まりができない。
【0031】弁室71には入力ポート72からドレンが
流れ落ちると共に、新たなドレンが付着する。このと
き、テーパ弁座面74や弁体34にもドレンが付着す
る。しかし、真空比例開閉弁10は、図1に示すよう
に、テーパ弁座面74の中心線mは配管8、9の中心線
nに対して43度傾斜している。そのため、弁室71に
付着したドレンは、重力に従って、弁室71に付着した
他のドレンを集めながら、テーパ弁座面74の下端部7
4aに集められる。また、テーパ弁座面74に付着した
ドレンも、重力に従って、下端部74aに集められる。
更に、弁体34に付着したドレンも、下端部74aに集
められる。下端部74aは配管8、9の中心線nに対し
て垂直でなく、88度傾斜しているので、下端部74a
に集められたドレンは、出力ポート73へ流れ落ちる。
【0032】出力ポート73には、上流から流れ落ちて
きたドレンと、新たに出力ポート内に発生したドレンが
付着する。しかし、出力ポート73は、真空比例開閉弁
10が、図1に示すように、テーパ弁座面74の中心線
mが配管8、9の中心線nに対して43度傾斜している
ので、曲がり部73aが鈍角状に形成されている。その
ため、出力ポート内に集められたドレンは、下流へ流れ
落ち、真空ポンプ19に吸引され、出力ポート73内に
ドレンたまりができない。また、曲がり部73aが鈍角
状に形成されているので、流体の方向変化による損失が
生じにくく、効率よく流体流量を制御することができ
る。
【0033】よって、第二実施の形態の真空比例開閉弁
10によれば、図1に示すように、テーパ弁座面74の
中心線mが配管8、9の中心線nに対して所定の角度θ
1、すなわち43度傾斜するように配設されているの
で、従来の真空比例開閉弁100を真空比例制御システ
ムに取り付けたとき(図9参照)と比べて流路の曲がり
箇所を低減することができ、流路構成を簡素化すること
ができた。また、曲がり部分の曲がり角が従来の真空比
例開閉弁100の場合(図9参照)と比べて大きいの
で、入力ポート72、出力ポート73内にドレン溜まり
ができにくく、微細加工で問題となるパーティクルの発
生を防止することができ、歩留まり率を向上させること
ができた。また、配管8、9のメンテナンス回数を減少
させることができ、真空比例開閉弁10の管理が容易に
なった。更に、流体が方向変化による損失を生じにくい
ので、効率よく流量制御できるようになった。
【0034】以上、本発明の真空比例開閉弁の実施の形
態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定
されるものではなく、様々な変更が可能である。例え
ば、第二実施の形態において、テーパ弁座面74のテー
パを45度とし、テーパ弁座面74の中心線mを配管
8、9の中心線nに対して43度傾斜させている。これ
を、テーパ弁座面の中心線mと配管8、9の中心線nと
のなす角度θ1を45度として、テーパ弁座面74のテ
ーパの角度を調節することにより、テーパ弁座面74の
下端側面に集められたドレンが下流へ流れ落ちるように
してもよい。即ち、例えば、θ1=45度、θ2=43
度としてもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明の真空比例開閉弁によれば、真空
容器と真空ポンプとを接続する配管上にあって開度を変
化させることにより真空容器内の真空圧力を変化させる
真空比例開閉弁であって、弁本体内に、上流側から下流
側に向かって小径となるテーパ弁座面として形成された
弁座を有するため、テーパ弁座面に付着したドレンが上
流から下流へ流れ落ちて、ドレン溜まりができないの
で、腐食物の生成率を低減させることができ、パーティ
クルの発生率を低減させることができる。また、弁体が
テーパ弁座面上を滑るように下降するので、テーパ弁座
面の形状が熱膨張等により変形したり、弁体がテーパ弁
座面の中心線に対してずれるなどしても、弁体がテーパ
弁座面に当接し、流体を精度良く制御することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第一実施の形態の真空比例開閉
弁の全閉時を示す断面図である。
【図2】本発明における第一実施の形態の真空比例開閉
弁の全開時を示す断面図である。
【図3】本発明の真空比例開閉弁が使用される真空圧力
制御システムの全体構成を示
【図4】本発明における第二実施の形態の真空比例開閉
弁の全閉時を示す断面図である。
【図5】本発明における第二実施の形態の真空比例開閉
弁の全開時を示す断面図である。
【図6】従来の真空比例開閉弁の断面図である。
【図7】従来の真空比例開閉弁の全閉時の弁座付近の構
成を示す図である。
【図8】従来の真空比例開閉弁の全開時の弁座付近の構
成を示す図である。
【図9】従来の真空比例開閉弁の取り付けの一例を示す
図である。
【符号の説明】
11 真空チャンバ 1 真空比例開閉弁 2 弁本体 3、4 配管 19 真空ポンプ 34 弁体 34a テーパ弁体面 35 Oリング 24 テーパ弁座面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空容器と真空ポンプとを接続する配管
    上にあって開度を変化させることにより真空容器内の真
    空圧力を変化させる真空比例開閉弁において、 弁本体内に、上流側から下流側に向かって小径となるテ
    ーパ弁座面として形成された弁座を有することを特徴と
    する真空比例開閉弁。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する真空比例開閉弁にお
    いて、 外周に先細りとなるテーパ弁体面が形成され、前記テー
    パ弁体面に嵌合された弾性シール部材が前記テーパ弁座
    面に当接または離間する弁体を有することを特徴とする
    真空比例開閉弁。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載する真空
    比例開閉弁において、 前記テーパ弁座面の中心線が、前記配管の中心線と斜交
    することを特徴とする真空比例開閉弁。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか一つに
    記載する真空比例開閉弁において、 前記弁本体又は前記弁体の材質がポリクロロトリフルオ
    ロエチレン又はポリテトラフルオロエチレンであること
    を特徴とする真空比例開閉弁。
JP26154799A 1999-09-16 1999-09-16 真空比例開閉弁 Expired - Fee Related JP3854433B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26154799A JP3854433B2 (ja) 1999-09-16 1999-09-16 真空比例開閉弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26154799A JP3854433B2 (ja) 1999-09-16 1999-09-16 真空比例開閉弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001082632A true JP2001082632A (ja) 2001-03-30
JP3854433B2 JP3854433B2 (ja) 2006-12-06

Family

ID=17363422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26154799A Expired - Fee Related JP3854433B2 (ja) 1999-09-16 1999-09-16 真空比例開閉弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3854433B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004526111A (ja) * 2001-05-07 2004-08-26 フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー 高性能流体制御弁
DE102005004987A1 (de) * 2005-02-02 2006-08-03 Vat Holding Ag Vakuumventil
JP2010121752A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Ckd Corp 真空弁
JP2011202780A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Ckd Corp 流体制御弁及び弁部流路構造
JP2020177945A (ja) * 2019-04-15 2020-10-29 ファナック株式会社 レーザ装置
KR102718793B1 (ko) * 2022-10-14 2024-10-17 (주)다다코리아 버큠 씰오프 밸브 오퍼레이팅장치

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101639939B1 (ko) 2014-02-25 2016-07-14 시케이디 가부시키가이샤 진공 압력 비례 제어 밸브, 밸브 보디 및 밸브 보디의 유로 형성 방법

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5751065A (en) * 1980-07-24 1982-03-25 British Nuclear Fuels Ltd Valve and its constitution part
JPS63140181A (ja) * 1986-12-01 1988-06-11 Kitazawa Valve:Kk バルブシ−ト材料
JPH0547630U (ja) * 1991-12-04 1993-06-25 フジ精機株式会社 Y型バルブ
JPH05237361A (ja) * 1992-02-28 1993-09-17 Nippon Steel Corp 真空用バルブ
JPH05240373A (ja) * 1991-11-27 1993-09-17 Ebara Corp 真空弁
JPH061753U (ja) * 1992-06-08 1994-01-14 石川島播磨重工業株式会社 推薬弁
JPH06288493A (ja) * 1993-03-31 1994-10-11 Shibaura Eng Works Co Ltd 真空バルブ
JPH08270832A (ja) * 1986-05-16 1996-10-15 Nupro Co 閉止弁向けのステム先端のシール構造体
JPH0972458A (ja) * 1995-09-01 1997-03-18 Ckd Corp 真空圧力制御システム
JPH09133228A (ja) * 1995-11-06 1997-05-20 Konan Denki Kk サニタリ弁

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5751065A (en) * 1980-07-24 1982-03-25 British Nuclear Fuels Ltd Valve and its constitution part
JPH08270832A (ja) * 1986-05-16 1996-10-15 Nupro Co 閉止弁向けのステム先端のシール構造体
JPS63140181A (ja) * 1986-12-01 1988-06-11 Kitazawa Valve:Kk バルブシ−ト材料
JPH05240373A (ja) * 1991-11-27 1993-09-17 Ebara Corp 真空弁
JPH0547630U (ja) * 1991-12-04 1993-06-25 フジ精機株式会社 Y型バルブ
JPH05237361A (ja) * 1992-02-28 1993-09-17 Nippon Steel Corp 真空用バルブ
JPH061753U (ja) * 1992-06-08 1994-01-14 石川島播磨重工業株式会社 推薬弁
JPH06288493A (ja) * 1993-03-31 1994-10-11 Shibaura Eng Works Co Ltd 真空バルブ
JPH0972458A (ja) * 1995-09-01 1997-03-18 Ckd Corp 真空圧力制御システム
JPH09133228A (ja) * 1995-11-06 1997-05-20 Konan Denki Kk サニタリ弁

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004526111A (ja) * 2001-05-07 2004-08-26 フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー 高性能流体制御弁
JP4688404B2 (ja) * 2001-05-07 2011-05-25 フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー 高性能流体制御弁
DE102005004987A1 (de) * 2005-02-02 2006-08-03 Vat Holding Ag Vakuumventil
US7481417B2 (en) 2005-02-02 2009-01-27 Vat Holding Ag Vacuum valve
DE102005004987B4 (de) * 2005-02-02 2017-08-31 Vat Holding Ag Vakuumventil
DE102005004987B8 (de) * 2005-02-02 2017-12-14 Vat Holding Ag Vakuumventil
JP2010121752A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Ckd Corp 真空弁
JP2011202780A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Ckd Corp 流体制御弁及び弁部流路構造
JP2020177945A (ja) * 2019-04-15 2020-10-29 ファナック株式会社 レーザ装置
US11177625B2 (en) 2019-04-15 2021-11-16 Fanuc Corporation Laser apparatus
KR102718793B1 (ko) * 2022-10-14 2024-10-17 (주)다다코리아 버큠 씰오프 밸브 오퍼레이팅장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP3854433B2 (ja) 2006-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8960644B2 (en) Valve seat structure of fluid control valve
US5501427A (en) Plate valve
CN101253458B (zh) 垫片式节流器及使用了该节流器的压力式流量控制装置
EP1461551B1 (en) Butterfly valve
US20050269545A1 (en) Eccentric type rotary valve
US20110036408A1 (en) Check valve apparatuses and methods
JP2001082632A (ja) 真空比例開閉弁
US6131602A (en) Condensate discharge device
EP0493029A1 (en) Control valve
JPH0457914B2 (ja)
US5312085A (en) Control valve
EP0421713B1 (en) Flow path switching apparatus in automatic regulating valve
US20220349481A1 (en) Globe Valve
CN217003099U (zh) 流量调节装置及气体流量检定系统
JP4444622B2 (ja) 真空排気装置
EP0777259A1 (en) Apparatus for delivering fluid to a point of use location
CN114585838A (zh) 用于真空系统的单向止回阀
US6026835A (en) High Cv bulk process valve, control system and method
KR100813141B1 (ko) 질량 유량계의 유량제어밸브 노즐 고정 구조
Bishop et al. Ease control valve selection
CN220037470U (zh) 一种气动高真空涡轮蝶阀
JP2901354B2 (ja) 調節弁
JP2023037152A (ja) フロート式自動弁及び自動弁におけるフロート着座位置の調整方法
RU2232327C2 (ru) Вентиль запорно-регулирующий
TW202219407A (zh) 用於真空系統之單向止回閥及止回閥裝置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050906

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051104

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060425

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060623

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060705

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060908

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3854433

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090915

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120915

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120915

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130915

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130915

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140915

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees